JP2003179773A - 電子機器、動作制御方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

電子機器、動作制御方法、記録媒体、並びにプログラム

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JP2003179773A
JP2003179773A JP2001377669A JP2001377669A JP2003179773A JP 2003179773 A JP2003179773 A JP 2003179773A JP 2001377669 A JP2001377669 A JP 2001377669A JP 2001377669 A JP2001377669 A JP 2001377669A JP 2003179773 A JP2003179773 A JP 2003179773A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭内ネットワークを、コストを押さえて容
易に構築することができるようにする。 【解決手段】 近距離無線通信インターフェース23
は、無線ネットワークを構成する他の電子機器との近距
離無線通信を行う。非接触ICデバイス21は、同様の
非接触ICデバイスが備えられている他の電子機器との
間において、互いの非接触ICデバイスが近づけられた
とき、相互認証処理を行う。各電子機器には、固有のI
DおよびアクセスするURLなどのプロファイル情報が
記録されている。相互認証処理は、非接触ICデバイス
を介して、相互の電子機器に固有のプロファイル情報を
交換、記録することにより行われ、相互認証処理を行う
ことにより、近距離無線通信インターフェース23を介
して通信が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器、動作制
御方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、家
庭内ネットワークをコストを押さえて容易に構築するこ
とができるようにした電子機器、動作制御方法、記録媒
体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来のテレビジョン受像機の構
成例を示すブロック図である。TV(television)/デ
ータ放送受信部2には、内部バス9を介して、デコーダ
3、HDD(Hard Disk Drive)4、表示部5、CPU
(Central Processing Unit)6、受光部7、HAVi
(Home Audio Video Interoperability)インターフェ
ース8が接続されている。
【0003】CPU6は、ユーザの操作に基づいて、図
示せぬリモートコントローラから赤外線信号が受光部7
に入力されると、TV/データ放送受信部2に図示せぬ
放送局からの放送データを受信させ、デコーダ3にデコ
ードさせる。デコード3は、デコードした放送データ
を、内部バス9を介して表示部5に出力する。表示部5
は、放送データを表示する。
【0004】また、HAViインターフェース8は、図
示せぬ複数の他の電子機器と、IEEE(Institute of
Electrical and Electronics Engineers)1394高速
シリアルバスにより接続されており、その規格に基づい
て、相互認証処理や情報の授受を行う。
【0005】HDD4は、CPU6が実行するプログラ
ムを格納し、またTV/データ放送受信部2およびHA
Viインターフェース8から受信した情報を記憶する。
また、ユーザからの操作が、受光部7またはHAViイ
ンターフェース8から取り込まれると、CPU6は、H
DD4から指示に基づく情報を読み出し、表示部5に表
示させる。
【0006】このようにHAViインターフェース8を
介することにより、他の電子機器からテレビジョン受像
機1を制御し、例えば、図示せぬVCR(Video Casset
te Recorder)からのビデオデータを家庭内ネットワー
クを通して受信し、表示部5に表示させることができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、家庭内ネットワークを構築させるため
に、全ての電子機器に、HAViインターフェースを実
装しなければならず、コストが高くなるという課題があ
った。
【0008】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、家庭内ネットワークを、コストを押さえて
容易に構築することができるようにするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電子機器は、固
有の識別情報を保持する保持手段と、保持手段により保
持されている識別情報に基づいて、他の電子機器との間
で、電磁誘導を利用して相互認証処理を行う認証手段
と、所定のネットワークプロトコルを利用して、他の電
子機器との間で通信する通信手段と、通信手段により他
の電子機器から入力された情報に基づいて、所定の処理
を実行する実行手段とを備えることを特徴とする。
【0010】本発明の電子機器は、テレビジョン受像
機、VCR、PDA、オーディオ機器、チューナ、電話
機、プリンタ、携帯型オーディオ再生装置、冷蔵庫、ま
たはクーラのいずれかであることを特徴とする。
【0011】本発明の電子機器は、VCRであり、前記
実行手段は、前記他の電子機器からの情報に基づいて、
ビデオ信号を録画するか、または、録画されているビデ
オ信号を再生するようにすることができる。
【0012】本発明の動作制御方法は、固有の識別情報
を取得する取得ステップと、取得ステップの処理により
取得された前記識別情報に基づいて、前記他の電子機器
との間で、電磁誘導を利用して相互認証処理を行う認証
ステップと、所定のネットワークプロトコルを利用し
て、前記他の電子機器との間で通信する通信ステップ
と、通信ステップの処理により前記他の電子機器から入
力された情報に基づいて、所定の処理を実行する実行ス
テップとを含むことを特徴とする。
【0013】本発明の記録媒体に記録されているプログ
ラムは、固有の識別情報を取得する取得ステップと、取
得ステップの処理により取得された前記識別情報に基づ
いて、前記他の電子機器との間で、電磁誘導を利用して
相互認証処理を行う認証ステップと、所定のネットワー
クプロトコルを利用して、他の電子機器との間で通信す
る通信ステップと、通信ステップの処理により前記他の
電子機器から入力された情報に基づいて、所定の処理を
実行する実行ステップとを含むことを特徴とする。
【0014】本発明のプログラムは、固有の識別情報を
取得する取得ステップと、取得ステップの処理により取
得された前記識別情報に基づいて、前記他の電子機器と
の間で、電磁誘導を利用して相互認証処理を行う認証ス
テップと、所定のネットワークプロトコルを利用して、
前記他の電子機器との間で通信する通信ステップと、通
信ステップの処理により前記他の電子機器から入力され
た情報に基づいて、所定の処理を実行する実行ステップ
とをコンピュータに実行させる。
【0015】本発明の電子機器、動作制御方法、記録媒
体、並びにプログラムにおいては、識別情報に基づい
て、他の電子機器との間で、電磁誘導を利用して相互認
証処理が行なわれ、所定のネットワークプロトコルを利
用して、通信がされ、通信により他の電子機器から入力
された情報に基づいて、所定の処理が実行される。
【0016】
【発明の実施の形態】図2は、本発明を適用したテレビ
ジョン受像機20、VCR30、およびモデム50の構
成例を示す図である。図中、図1と対応する部分につい
ては、同一の符号を付してあり、その説明は、繰り返し
になるので省略する。
【0017】テレビジョン受像機20の受光部7は、後
述する図4に示されるような専用のリモートコントロー
ラ80などの子機から出射された赤外線信号を受光す
る。また、表示部5は、ユーザの指令に基づく操作情
報、テレビジョン受像機20の状態、または放送局から
放送された放送データに基づく画像を表示する。
【0018】VCR30は、ユーザの指令に基づいて、
カセット投入口32から投入されたビデオテープカセッ
ト(図示せず)に収容されている磁気テープを再生した
り、受信したビデオ信号とオーディオ信号を記録する。
また、表示部31は、ユーザの指令に基づく操作および
VCR30の状態を表示する。
【0019】テレビジョン受像機20とVCR30は、
後述する図5の近距離無線通信インターフェース23お
よび図7の近距離無線通信インターフェース39によ
り、無線ネットワークを構成し、Bluetooth(商標)の
規格に基づいて、例えば、半径10mの範囲で、近距離
無線通信を行うことが可能である。さらに、モデム50
における近距離無線通信インターフェース51が、ネッ
トワークインターフェース52を介してインターネット
に接続することが可能となる。これにより、VCR30
にあらかじめ録画しておいたビデオデータをテレビジョ
ン受像機20に送信し、表示部5に表示させること、あ
るいはインターネット上のホームページの画像などをテ
レビジョン受像機20の表示部5に表示させることが可
能である。近距離無線通信のネットワークプロトコルと
しては、TCP(Transmission Control Protocol)/
IP(Internet Protocol)が用いられる。このプロト
コルは、インターネットにおいて用いられており、専用
のプロトコルを開発する必要がないので、安価なネット
ワークを構築することができる。
【0020】本発明の各装置は、インターネットを介し
て通信するのに用いられるブラウザとWebサーバ機能
を有する必要があるが、これらは、例えば、ネットスケ
ープナビゲータやアパッチ(いずれも商標)といったソ
フトウエアをそのまま用いることで実現できる。従っ
て、この点からも安価なシステムを実現できる。
【0021】図3は、本発明を適用したPDA60の構
成例を示す図である。表示部61は、所定の情報を表示
したり、ユーザの指令を入力するのに使用される。ま
た、PDA60は、後述する図8の近距離無線通信イン
ターフェース66を介して、無線ネットワークによる無
線通信を行うことが可能なため、リモートコントローラ
として、テレビジョン受像機20およびVCR30を遠
隔操作することもできる。
【0022】図4は、テレビジョン受像機20の遠隔操
作を行うための子機として、テレビジョン受像機20に
あらかじめ備えられているリモートコントローラ80の
構成例を示すブロック図である。操作検出部83は、ユ
ーザの操作を検出し、その検出結果を制御部82に出力
する。制御部82は、検出した結果に対応する赤外線信
号を発光部81に発光させる。テレビジョン受像機20
は、発光部81からの赤外線信号を受光し、その信号に
基づく処理を実行する。
【0023】図5は、テレビジョン受像機20の詳細な
構成例を示すブロック図である。図中、図1と対応する
部分については、同一の符号を付してあり、その説明
は、図5における説明としてここで引用する。
【0024】このテレビジョン受像機20においては、
TV/データ放送受信部2、デコーダ3、HDD4、表
示部5、CPU6、および受光部7が、内部バス9によ
り相互に接続されている他、非接触IC(Integrated C
ircuit)デバイス21、RAM(Random Access Memory)
22、近距離無線インターフェース23、およびドライ
ブ70がさらに接続されている。
【0025】近距離無線通信インターフェース23は、
例えば、Bluetoothなどの無線通信規格に基づいて、他
の電子機器との近距離無線通信を行う。
【0026】RAM(Random Access Memory)22は、H
DD4から読み出された、CPU6が実行するOS(Op
erating Systems)や各種アプリケーションプログラム
の他、その実行において適宜変化するパラメータなどを
適宜記憶する。HDD4は、CPU6が実行するOSや
アプリケーションプログラムを格納する他、TV/デー
タ放送受信部2または近距離無線通信インターフェース
23から受信した情報を記憶する。
【0027】非接触ICデバイス21は、同様の非接触
ICデバイスが備えられている他の電子機器との間にお
いて、互いの非接触ICデバイスが近づけられたとき、
相互認証処理を行う。これらの全ての電子機器には、固
有のID(識別情報)およびアクセスするURLなどの
プロファイル情報(後述する図7)が、その記録部(図
5のテレビジョン受像機20の場合、HDD4)に記録
されている。相互認証処理は、非接触ICデバイスを介
して、相互の電子機器に固有のプロファイル情報を交
換、記録することにより行われ、相互認証処理を行うこ
とにより、近距離無線通信インターフェース23を介し
て情報の授受が可能となる。
【0028】内部バス9は、必要に応じてドライブ70
に接続され、磁気ディスク81、光ディスク82、光磁
気ディスク83、または半導体メモリ84に記憶されて
いる制御用プログラムを読み出し、読み出した制御用プ
ログラムをHDD4に供給し、記録させる。
【0029】図6にテレビジョン受像機20(図6
A)、VCR30(図6B)、およびPDA60(図6
C)のプロファイル情報の例を示す。
【0030】この例の場合、プロファイル情報は、プロ
ファイルバージョン、ID、デコーダ、エンコーダ、デ
ィスプレイ、ネットワーク、ブラウザ、アクセス用UR
L、および動画記録装置に関する情報とされる。図6A
の例は、テレビジョン受像機20のプロファイル情報で
あり、プロファイルバージョンは1.0、IDは11
1.111.111.111とされている。デコータは
MPEG2の規格に基づくものとされ、エンコーダは有
していないものとされている。ディスプレイは480×
680のサイズとされている。ネットワークは802.
11bが用いられている。ブラウザはA社製Ver1.
1、アクセス用URLはhttp://www.abcとされ、動画記
憶装置は2GBの容量とされている。図6Bおよび図6
Cのプロファイル情報も、同様の情報であり、その説明
は省略する。これらのプロファイル情報を利用して、相
互認証処理が行なわれる。また、近距離無線通信インタ
ーフェースを介して情報を授受する場合、プロファイル
情報に基づいて、処理が実行される。
【0031】図7は、VCR30の詳細な構成例を示す
ブロック図である。
【0032】CPU37、表示部31、エンコーダ3
3、デコーダ34、HDD35、RAM36、受光部3
8、近距離無線インターフェース39、非接触ICデバ
イス40、記録再生部41、およびドライブ90は、内
部バス42を介して相互に接続されている。
【0033】CPU37は、装着されたビデオカセット
の磁気テープから記録再生部41で再生されたデータ
を、内部バス42を介してエンコーダ33に出力する。
エンコーダ33は、再生データをエンコードし、近距離
無線通信インターフェース39に出力する。また、CP
U37は、HDD35またはRAM36に記録されてい
るデータを、ユーザの指示に基づいて読み出させ、表示
部31に表示させる。ユーザの指示に対応する信号は、
リモートコントローラ80の発光部81またはPDA6
0の発光部68(図9)、もしくは近距離無線通信イン
ターフェース66から出力され、受光部38または近距
離無線インターフェース39から取りこまれる。
【0034】HDD35には、VCR30に固有のID
およびアクセスするURLなどのプロファイル情報が記
録されており、CPU37は、VCR30に固有のプロ
ファイル情報をHDD35から読み出した後、非接触I
Cデバイス40を介して、近づけられた電子機器に送信
し、記録させる。また、近づけられた電子機器のプロフ
ァイル情報は、非接触ICデバイス40を介して受信さ
れ、RAM36に記憶される。
【0035】内部バス42は、必要に応じてドライブ9
0に接続され、磁気ディスク101、光ディスク10
2、光磁気ディスク103、または半導体メモリ104
に記憶されている制御用プログラムを読み出し、読み出
した制御用プログラムをHDD35に供給し、記録させ
る。図8は、PDA60の詳細な構成例を示すブロック
図である。
【0036】表示部61、デコーダ62、半導体メモリ
63、RAM64、CPU65、近距離無線通信インタ
ーフェース66、非接触ICデバイス67、発光部6
8、およびドライブ110は、内部バス69を介して相
互に接続されている。
【0037】表示部61に表示された操作アイコンをユ
ーザが操作すると、CPU65は、発光部68または近
距離無線通信インターフェース66を制御し、ユーザの
操作に基づく信号を、対象とする電子機器に出力する。
【0038】CPU65は、RAM64、または半導体
メモリ(例えば、メモリスティック(商標)など)63
に記録されている情報を、ユーザの指示に基づいて、近
距離無線通信インターフェース66または非接触ICデ
バイス67に出力する。
【0039】CPU65はまた、半導体メモリ63また
はRAM64に記録されているデータを、ユーザの指示
に基づいて読み出し、表示部61に出力し、表示させ
る。
【0040】また、近距離無線通信インターフェース6
6は、他の電子機器の近距離無線通信インターフェース
を介して、データを取り込む。取り込んだデータは、C
PU65により、内部バス69を介してデコーダ62へ
供給される。デコーダ62は、供給されたデータをデコ
ードし、内部バス69を介して表示部61に出力し、表
示させる。
【0041】非接触ICデバイス67は、半導体メモリ
63にあらかじめ記録されているPDA60に固有のI
DおよびアクセスするURLなどのプロファイル情報
を、認証したい電子機器に出力し、認証したい電子機器
に固有のプロファイル情報を記録することで相互認証処
理を行う。
【0042】また、PDA60とテレビジョン受像機2
0の相互認証処理を行った後、PDA60とVCR30
において、相互認証処理を行った場合、VCR30に
は、PDA60およびテレビジョン受像機20に固有の
プロファイル情報が記録される。さらに、PDA60と
テレビジョン受像機20の相互認証処理を再度行った
際、テレビジョン受像機20には、VCR30に固有の
プロファイル情報が記録される。
【0043】内部バス69は、必要に応じてドライブ1
10に接続され、磁気ディスク121、光ディスク12
2、光磁気ディスク123、または半導体メモリ124
に記憶されている制御用プログラムを読み出し、読み出
した制御用プログラムを半導体メモリ63に供給し、記
録させる。
【0044】次に、図9を参照して、テレビジョン受像
機20におけるパスワード登録処理について説明する。
テレビジョン受像機20の購入時(使用開始時)にパス
ワードを登録させることにより、相互認証処理におい
て、認証を行っているユーザがテレビジョン受像機20
の所有者であることを確認できるようになる。テレビジ
ョン受像機の主電源を切ると、保存されたパスワード
は、消去される。これにより、廃棄、あるいは、リサイ
クルの場合に、そのテレビジョン受像機のパスワードが
判らないため、使用不能になってしまうことが防止され
る。なお、この処理は、ユーザがテレビジョン受像機2
0に付属のリモートコントローラ80を操作して主電源
を入れたとき開始される。
【0045】ステップS11において、CPU6は、R
AM22に以前の認証情報が記録されていた場合、認証
情報を初期化(認証情報の消去)する。主電源が切られ
た場合、それまで記録されていた認証情報を消去するこ
とにより、ユーザがパスワードを忘れてしまったような
ときでも、新たに登録し直すことで、使用ができなくな
ってしまうことが防止される。
【0046】ステップS12において、CPU6は、内
部バス9を介して表示部5にパスワード入力画面を表示
させる。この処理における表示部5の表示例を図10に
示す。この例では、「パスワードを入力して下さい」と
いうメッセージが表示されている。ユーザは、このメッ
セージに従ってリモートコントローラ80を操作してパ
スワードを入力する。このとき、操作検出部83が操作
を検出し、その操作に対応する信号を制御部82に出力
する。制御部82は、入力に対応する赤外線信号を発光
部81に発光させる。発光された赤外線信号は、テレビ
ジョン受像機20の受光部7に受光される。CPU6
は、受光部7の出力から、パスワード情報(例えば、4
桁の数字)を取得する。
【0047】ステップS13において、CPU6は、入
力されたパスワード情報が正しく入力されたか否か(桁
数および決められた文字の範囲内であるか否か)を判定
する。パスワードが正しく入力されていないと判定され
た場合、ステップS14において、CPU6は、表示部
5にエラーメッセージ(例えば、「パスワードは4桁の
数字です」のようなメッセージ)を表示させる。その
後、ステップS12に戻り、それ以降の処理が繰り返さ
れる。
【0048】ステップS13において、パスワードが正
しく入力されたと判定された場合、ステップ15に進
み、CPU6はRAM22に、入力されたパスワードを
記録させる。
【0049】以上の処理は、VCR30およびPDA6
0など、無線ネットワーク(ホームネットワーク)を構
成するすべての電子機器においても、同様に実行され
る。各装置のパスワードは同一でも異なってもよい。こ
のように、全ての電子機器において、主電源を入れた際
にパスワードを設定することで、他のユーザ(パスワー
ドを知らないユーザ)に装置が不正に使用されるといっ
たトラブルを避けることができる。
【0050】次に、図11と図12を参照して、VCR
30およびPDA60における認証情報登録処理につい
て説明する。なお、この処理は、VCR30およびPD
A60に、それぞれパスワードが設定登録された後に行
なわれる処理であり、ユーザがPDA60をVCR30
に近づけることにより開始される。
【0051】最初に、図11を参照して、VCR30に
おける認証情報登録処理について説明する。ユーザの操
作によりPDA60がVCR30に近づけられると、非
接触ICデバイス40は非接触ICデバイス67が近傍
(例えば、数センチメートルの距離)に配置されたこと
を検出し、その検出信号をCPU37に出力する。この
とき、CPU37は、ステップS31において、認証モ
ードを設定する。
【0052】ステップS32において、CPU37は、
内部バス42を介して非接触ICデバイス40に、PD
A60に固有のプロファイル情報の送信を要求する信号
を出力させる。
【0053】この要求に基づいて、PDA60の非接触
ICデバイス67は、そのプロファイル情報を送信して
くる(後述する図12のステップS63)。そこで、ス
テップS33において、非接触ICデバイス40は、P
DA60から送信されてきたプロファイル情報を受け取
り、CPU37に供給する。このプロファイル情報に
は、PDA60に固有のIDおよびアクセスするURL
などの情報が含まれている。また、プロファイル情報
は、インターオペラビリティ確保のために、XML(eX
tensible Markup Language)で記述されている。
【0054】ステップS34において、CPU37は、
受け取ったプロファイル情報が適正か否か(プロファイ
ル情報が破損していないか、または正しく受信されたか
否か)を判定する。プロファイル情報が適正でないと判
定された場合、ステップS35において、CPU37
は、非接触ICデバイス40を介して、PDA60にエ
ラーを通知する。ステップS36において、CPU37
は処理を終了する。
【0055】ステップS34において、プロファイル情
報が適正であると判定された場合、ステップS37に進
み、CPU37は、RAM36にPDA60のプロファ
イル情報を保存させる。このとき、PDA60のプロフ
ァイル情報は、RAM36に記録させるため、電源を切
ると消去される。これは、先に説明したパスワード情報
と同様、廃棄の場合を考慮したものである。
【0056】ステップS38において、CPU37は、
非接触ICデバイス40を介して、PDA60に、プロ
ファイル情報が適正に保存されたことを表すOK通知を
送信する。
【0057】ステップS39において、CPU37は、
HDD35に記録されているVCR30のプロファイル
情報を読み出し、非接触ICデバイス40を介して、P
DA60に送信させる。この場合、VCR30に既に相
互認証処理を行った他の機器が存在するとき(相互認証
処理を行った他の機器のプロファイル情報がRAM36
に記録されているとき)、CPU37は、その他の機器
のプロファイル情報も送信する。また、VCR30のプ
ロファイル情報は、HDD35にあらかじめ記録されて
いるものであり、電源を切ることによっても消去される
ことはない。
【0058】PDA60にプロファイル情報が送信され
ると、PDA60からエラー(後述する図12のステッ
プS69)またはOK通知(後述する図12のステップ
S72)が送信されてくる。そこで、ステップS40に
おいて、CPU37は、非接触ICデバイス40を介し
て、PDA60からエラーの通知を受けたか否かを判定
する。エラーの通知を受けた場合、ステップS41にお
いて、CPU37は処理を終了する。
【0059】ステップS40において、CPU37は、
エラーの通知を受けていないと判定した場合、ステップ
S42に進み、PDA60からのOK通知を、非接触I
Cデバイス40を介して受け取る。
【0060】ステップS43において、CPU37は、
表示部31にパスワード入力画面を表示させる。ユーザ
は、この表示に従って図示せぬ専用(VCR30専用)
のリモートコントローラ(またはPDA60)を操作し
てVCR30に設定されている(VCR30を使用する
のに必要な)パスワードを入力する。CPU37は、こ
のとき入力されたパスワードを取得する。
【0061】ステップS44において、CPU37は入
力されたパスワードが適正か否か(主電源を入れた際
に、RAM36に設定登録されているパスワードと同一
であるか否か)を判定する。パスワードが適正でないと
判定された場合、ステップS45において、CPU37
は、非接触ICデバイス40を介してPDA60にエラ
ーを通知する。ステップS46において、CPU37は
処理を終了する。
【0062】ステップS44において、パスワードが適
正であると判定された場合、CPU37は非接触ICデ
バイス40を介して、PDA60にOK通知を送信す
る。このOK通知は、パスワードが適正であることをP
DA60に通知するものである。
【0063】ユーザはPDA60に対しても、同様にパ
スワードを入力する。このときPDA60からエラー
(後述する図12のステップS78)またはOK通知
(後述する図12のステップS58)が送信されてく
る。そこで、ステップS48において、CPU37は、
PDA60から非接触ICデバイス40を介してエラー
の通知を受けたか否かを判定する。エラーの通知を受け
たと判定された場合、ステップS49において、CPU
37は、処理を終了する。
【0064】ステップS48において、エラーの通知を
受けていないと判定された場合、ステップS50に進
み、CPU37は、非接触ICデバイス40を介して、
PDA60からOK通知を受け取る。このOK通知は、
PDA60に対して入力されたパスワードが適正である
ことをVCR30が確認するものである。
【0065】次に、図12を参照して、図11のVCR
30の認証情報登録処理に対応して実行されるPDA6
0における認証情報登録処理について説明する。ユーザ
の操作によりPDA60がVCR30に近づけられる
と、非接触ICデバイス67が非接触ICデバイス40
が近傍に配置されたことを検出する。この検出信号が入
力されると、ステップS61において、CPU37は、
認証モードを設定する。
【0066】ステップS62において、CPU65は、
内部バス69を介して非接触ICデバイス67から、V
CR30からのプロファイル情報送信の要求(ステップ
S32)を受け取る。
【0067】ステップS63において、CPU65は、
半導体メモリ63にあらかじめ記録されているPDA6
0に固有のIDおよびアクセスするURLなどのプロフ
ァイル情報を読み出し、非接触ICデバイス67を介し
てVCR30に送信させる。このプロファイル情報は、
上述したようにステップS33で、VCR30により取
得される。PDA60に既に相互認証処理を行った他の
機器が存在する場合(相互認証処理を行った他の機器の
プロファイル情報がRAM64に記録されている場
合)、CPU65は、この他の機器のプロファイル情報
も送信する。また、PDA60に固有のプロファイル情
報は、半導体メモリ63にあらかじめ記録されているも
のであり、電源を切ることによっても消去されることは
ない。
【0068】ステップS64において、CPU65は、
非接触ICデバイス67を介してVCR30からエラー
の通知(ステップS35の処理で送信された通知)を受
けたか否かを判定する。エラーの通知を受けた場合、ス
テップS65において、CPU65は処理を終了する。
【0069】ステップS64において、CPU65は、
エラーの通知を受けていないと判定した場合、ステップ
S66に進み、VCR30からのOK通知(ステップS
S38の処理で送信された通知)を、非接触ICデバイ
ス67を介して受け取る。このOK通知は、PDA60
のプロファイル情報が、VCR30のRAM36に適正
に保存されたことをVCR30に通知するものである。
【0070】ステップS67において、非接触ICデバ
イス67は、VCR30からのプロファイル情報(ステ
ップS39の処理で送信されたプロファイル情報)を受
け取る。このとき、受け取ったプロファイル情報には、
VCR30に固有のIDおよびアクセスするURLなど
の情報が含まれている。また、VCR30が相互認証し
た他の機器のプロファイル情報も含まれている。
【0071】ステップS68において、CPU65は、
受け取ったプロファイル情報が適正か否か(プロファイ
ル情報が破損していないか、または正しく受信されたか
否か)を判定する。適正でないと判定された場合、ステ
ップS69において、CPU65は、非接触ICデバイ
ス67を介して、VCR30にエラーを通知する。ステ
ップS70において、CPU65は処理を終了する。
【0072】ステップS68において、プロファイル情
報が適正であると判定された場合、ステップS71に進
み、CPU65は、RAM64にVCR30におけるプ
ロファイル情報を保存させる。
【0073】ステップS72において、CPU65は、
非接触ICデバイス67を介して、VCR30にOK通
知を送信させる。このOK通知は、PDA60におい
て、VCR30のプロファイル情報が保存されたことを
通知するものである。
【0074】ステップS73において、CPU65は、
VCR30から非接触ICデバイス67を介してエラー
の通知(ステップS45の処理で送信された通知)を受
けたか否かを判定する。エラーの通知を受けたと判定さ
れた場合、ステップS74において、CPU65は、処
理を終了する。
【0075】ステップS73において、エラーの通知を
受けていないと判定された場合、ステップS75に進
み、CPU65は、非接触ICデバイス67を介して、
VCR30からOK通知(ステップS47の処理で送信
された通知)を受け取る。このOK通知は、VCR30
において、パスワードが適正であることをPDA60が
確認するものである。
【0076】ステップS76において、CPU65は、
表示部61にパスワード入力画面を表示させ、ユーザ
に、PDA60に設定登録されているパスワード(PD
A60えお使用するのに必要なパスワード)を入力させ
る。ユーザは、この入力画面に基づいて、表示部61
(タッチパネル)を操作して、PDA60のパスワード
を入力する。CPU65は、この入力されたパスワード
を取得する。
【0077】ステップS77において、CPU65は入
力されたパスワードが適正か否か(主電源を入れた際
に、RAM64に設定登録されているしたパスワードと
同一であるか否か)を判定する。入力されたパスワード
が適正ではないと判定された場合、ステップS78にお
いて、CPU65は、非接触ICデバイス67を介して
VCR30にエラーを通知する。ステップS79におい
て、CPU65は処理を終了する。
【0078】ステップS77において、パスワードが適
正であると判定された場合、ステップS80に進み、C
PU65は非接触ICデバイス67を介して、VCR3
0にOK通知を送信する。このOK通知は、PDA60
において、パスワードが適正であることをVCR30に
通知するものであり、ステップS50で、VCR30に
より受信される。
【0079】以上の図11と図12の処理によって、V
CR30およびPDA60の間で、認証情報登録処理が
行われ、VCR30には、PDA60に固有のプロファ
イル情報とPDA60が相互認証した他の機器のプロフ
ァイル情報が、また、PDA60には、VCR30に固
有のプロファイル情報とVCR30が相互認証した他の
機器のプロファイル情報が記録される。この相互認証情
報登録を行うことによって、PDA60は、VCR30
に対して、リモートコントローラとしての役割を果たす
ことが可能となる。具体的には、ユーザの指令に基づい
て、PDA60のCPU65が、近距離無線通信インタ
ーフェース66を介して、VCR30の近距離無線通信
インターフェース39にユーザの指令に基づく信号を送
信する。VCR30のCPU37は、近距離無線通信イ
ンターフェース39を介して受信した信号に基づいて、
各部を制御して、指令に基づく処理を実行する。
【0080】図11と図12に示されるような認証情報
登録処理は、PDA60およびテレビジョン受像機20
との間においても同様に行われる。さらに、PDA60
およびVCR30との間において認証情報登録処理が行
なわれた後、PDA60およびテレビジョン受像機20
との間において認証情報登録処理が行なわれた場合、P
DA60には、VCR30に固有の認証情報も記録され
ているため、テレビジョン受像機20には、PDA60
およびVCR30の2つの認証情報が登録される。さら
に、PDA60においても、VCR30とテレビジョン
受像機20の認証情報が登録される。また、この処理の
後、PDA60およびVCR30を再度近づけることに
より、VCR30には、新たに、PDA60の認証情報
に含まれているテレビジョン受像機20に固有の認証情
報が記録される。
【0081】このような処理を行うことにより、テレビ
ジョン受像機20およびVCR30のような、比較的大
型で重い電子機器を移動させることなく、小型で軽量の
PDA60を介して、それらの間の相互認証処理を行う
ことが可能となる。相互認証処理が完了した書く機器
は、無線ネットワークを構成し、それぞれの近距離無線
通信インターフェースを用いて、相互に通信し、一方が
他方を制御することが可能となる。
【0082】次に、図13と図14を参照して、テレビ
ジョン受像機20をPDA60で操作する処理について
説明する。なお、この処理は、ユーザがPDA60を操
作して、PDA60登録されている認証済み機器一覧の
表示を求めたときに開始される。
【0083】最初に、図13を参照して、PDA60の
処理について説明する。
【0084】ステップS91において、ユーザからの指
令に基づいて、CPU65は、認証済み機器(無線ネッ
トワークを構成する機器として登録されている機器)の
情報を、RAM64から読み出し、表示部61に表示さ
せる。このときの表示画面例を図15に示す。図15の
例では、表示部61に、認証済み機器の一覧が表示され
ている。この例の場合、ビデオデッキ(VCR30)お
よびテレビ(テレビジョン受像機20)が登録されてい
るので、ユーザは、そのいずれかを選択することが可能
である。
【0085】ステップS92において、CPU65は、
ユーザの指令に基づく選択を受け付ける。
【0086】ステップS93において、CPU65は、
ユーザにより選択された機器(例えば、テレビジョン受
像機20)のプロファイル情報をRAM64から検索す
る。
【0087】ステップS94において、CPU65は、
RAM64に記録されている、選択された機器のプロフ
ァイル情報から機器のURLを読み出し、近距離無線通
信インターフェース66を介して機器のURLにアクセ
スするとともに、半導体メモリ63からPDA60に固
有のID情報を読み出し、送信する。
【0088】テレビジョン受像機20にPDA60に固
有のID情報が送信されると、テレビジョン受像機20
からエラー(後述する図14のステップS113)また
は、URLのファイル(後述する図14のステップS1
15)が送信されてくる。そこで、ステップS95にお
いて、CPU65は、近距離無線通信インターフェース
66を介して、エラーの通知を受けたか否かを判定す
る。例えば、PDA60がアクセスしたテレビジョン受
像機20に認証済みでない場合、エラーの通知を受け
る。エラーの通知を受けたと判定された場合、ステップ
S96において、CPU65は処理を終了する。
【0089】ステップS95において、エラーの通知を
受けなかったと判定された場合、ステップS97に進
み、CPU65は、近距離無線通信インターフェース6
6を介して、アクセスしたURLのファイルを受け取
り、表示部61に表示させる。このときの表示画面例を
図16に示す。図16の例では、表示部61に、テレビ
ジョン受像機20の操作選択画面一覧が表示されてい
る。この例の場合、チャンネル操作、画面操作、予約、
および入力切換が表示されているので、ユーザは、その
いずれかを選択することが可能である。
【0090】ステップS98において、CPU65は、
ユーザの指令に基づく選択を受け付ける。
【0091】ステップS99において、CPU65は、
指令に対応する信号(例えば、チャンネル操作に対応す
る信号)を近距離無線通信インターフェース66を介し
て、テレビジョン受像機20に出力する。
【0092】次に、図14を参照して、図13のPDA
60の処理に対応して実行されるテレビジョン受像機2
0の処理について説明する。
【0093】ステップS111において、テレビジョン
受像機20のCPU6は、近距離無線通信インターフェ
ース23を介して、PDA60に固有のID情報(ステ
ップS94の処理で送信されたID情報)を受信する
と、ステップS112において、RAM22に記録され
ている認証情報を読み出し、アクセスしてきたPDA6
0が認証済みであるか否かを判定する。認証済みでない
と判定された場合、ステップS113において、CPU
6は、近距離無線通信インターフェース23を介して、
PDA60にエラーを通知する。ステップS114にお
いて、CPU6は、処理を終了する。
【0094】ステップ112において、アクセスしてき
たPDA60が認証済みであると判定された場合、ステ
ップS115に進み、CPU6は、CGI(Common Gat
ewayInterface)を利用してXML(または、HTML
(Hyper Text Markup Language)のファイルを作成し、
PDA60がアクセスしたURLのファイルとして送信
する。
【0095】ステップS116において、CPU6は近
距離無線通信インターフェース23を介して、ユーザに
より入力された指令に対応する信号(ステップS99の
処理で出力された信号)をPDA60から受信する。C
PU6は入力された信号に基づいて、CGIを起動し、
入力された信号に対応する処理を実行する。
【0096】このような処理を繰り返すことで、PDA
60の表示部61には、処理に対応する表示がなされ
る。例えば、図16の表示部61において、ユーザによ
り「チャンネル操作」の選択がなされた場合、近距離無
線通信インターフェース66は、操作に対応する信号を
テレビジョン受像機20に送信する。その後、テレビジ
ョン受像機から送信されてきた対応するチャンネルの番
組を受信すると、CPU65は、表示部61にその番組
を表示させる。
【0097】次に、図17と図18を参照して、VCR
30の録画済みテレビ番組をPDA60で再生する処理
について説明する。なお、この処理は、ユーザがPDA
60を操作して、PDA60における認証済み機器一覧
の表示を求めたときに開始される。
【0098】最初に、図17を参照して、PDA60の
処理について説明する。
【0099】ステップS121において、ユーザからの
操作に基づいて、CPU65は、認証済み機器の情報
を、RAM64から読み出し、表示部61に表示させ
る。このとき、表示部61には、図15に示されるよう
に、認証済み機器の一覧が表示される。
【0100】ステップS122において、CPU65
は、ユーザの指令に基づく選択を受け付ける。
【0101】ステップS123において、CPU65
は、選択された機器(例えば、VCR30)のプロファ
イル情報をRAM64から検索する。
【0102】ステップS124において、CPU65
は、RAM64に記録されている選択された機器のプロ
ファイル情報から機器のURLを読み出し、近距離無線
通信インターフェース66を介して機器のURLにアク
セスするとともに、半導体メモリ63からPDA60に
固有のID情報を読み出し、送信する。
【0103】VCR30にPDA60に固有のID情報
が送信されると、VCR30からエラー(後述する図1
8のステップS153)または、URLのファイル(後
述する図18のステップS155)が送信されてくる。
そこで、ステップS125において、CPU65は、近
距離無線通信インターフェース66を介して、エラーの
通知を受けたか否かを判定する。例えば、PDA60が
アクセスしたVCR30に認証済みでない場合、エラー
の通知を受ける。エラーの通知を受けたと判定された場
合、ステップS126において、CPU65は処理を終
了する。
【0104】ステップS125において、エラーの通知
を受けなかったと判定された場合、ステップS127に
進み、CPU65は、近距離無線通信インターフェース
66を介して、アクセスしたURLのファイルを受け取
り、表示部61に表示させる。このときの表示画面例を
図19に示す。図19の例では、表示部61に、VCR
30の操作選択画面一覧が表示されている。この例の場
合、録画予約、録画済番組一覧、およびその他設定が表
示されており、ユーザは、そのいずれかを選択すること
が可能である。
【0105】ステップS128において、CPU65
は、ユーザの操作に基づく選択を受け付ける。いまの場
合、「録画済み番組一覧」の選択をが受け付けられる。
【0106】ステップS129において、CPU65
は、操作に対応する信号を近距離無線通信インターフェ
ース66を介して、VCR30に送信する。
【0107】VCR30に操作に対応する信号が送信さ
れると、VCR30からエラー(図18のステップS1
58)または、URLのファイル(図18のステップS
160)が送信されてくる。そこで、ステップS130
において、CPU65は、近距離無線通信インターフェ
ース66を介してVCR30からエラーの通知を受けた
か否かを判定する。エラーの通知を受けたと判定された
場合、ステップS131に進み、CPU65は、処理を
終了する。
【0108】ステップS130において、エラーの通知
を受けていないと判定された場合、処理はステップS1
32に進み、CPU65は、VCR30から送信された
URLのファイルを近距離無線通信インターフェース6
6を介して受信し、表示部61に表示させる。このとき
の表示画面例を図20に示す。図20の例では、表示部
61に、録画済み番組一覧として、スポーツニュース、
午後のニュース、および朝のドラマという番組のタイト
ルが表示されている。ユーザは、この中から番組を選択
することが可能である。
【0109】ステップS133において、ユーザの指示
により、CPU65は、「午後のニュース」の選択を受
け付ける。
【0110】ステップS134において、CPU65
は、ユーザの指示に対応する信号(この場合、「午後の
ニュース」の選択)を近距離無線通信インターフェース
66に送信させる。
【0111】VCR30に操作に対応する信号が送信さ
れると、VCR30から「午後のニュース」の画像デー
タと音声データが送信されてくる。そこで、ステップS
135において、CPU65は、VCR30からの「午
後のニュース」の画像データと音声データを、近距離無
線通信インターフェースを介して受信し、表示部61に
画像を表示させるとともに、対応する音声を、図示せぬ
スピーカから出力させる。このときの表示画面例を図2
1に示す。図21の表示部61には、「午後のニュー
ス」の画像が表示されている。
【0112】次に、図18を参照して、図17のPDA
60の処理に対応して実行されるVCR30の処理につ
いて説明する。
【0113】ステップS151において、VCR30の
CPU37は、近距離無線通信インターフェース39を
介して、PDA60に固有のID情報(ステップS12
4の処理で送信されたID情報)を受信する。
【0114】ステップS152において、CPU37
は、RAM36に記録されている認証情報を読み出し、
アクセスしてきたPDA60が認証済みであるか否かを
判定する。認証済みでないと判定された場合、ステップ
S153において、CPU37は、近距離無線通信イン
ターフェース39を介して、PDA60にエラーを通知
する。ステップS154において、CPU37は、処理
を終了する。
【0115】ステップ152において、アクセスしてき
たPDA60が認証済みであると判定された場合、ステ
ップS155に進み、CPUは、CGIを利用してXM
L(または、HTML)のファイルを作成し、PDA6
0がアクセスしたURLのファイルとして送信する。
【0116】ステップS156において、CPU37は
近距離無線通信インターフェース39を介して、ユーザ
により入力された操作に対応する信号(ステップS12
9の処理で出力された信号)をPDA60から受信す
る。CPU37は入力された信号に基づいて、CGIを
起動し、入力された信号に対応する処理を実行する。こ
の例の場合、CPU37は、PDA60からの、「録画
済み番組一覧」の選択に対応する信号を受信し、CGI
を起動する。
【0117】ステップS157において、CPU37
は、記録再生部41に記録されている番組についての情
報を読み出し、録画済み番組があるか否かを判定する。
録画済み番組がないと判定された場合、ステップS15
8において、CPU37は、近距離無線通信インターフ
ェース39を介してPDA60にエラーを通知する。ス
テップS154において、CPU37は処理を終了す
る。
【0118】ステップS157で録画済み番組があると
判定された場合、ステップS160に進み、CPU37
は、CGIを起動し、録画番組情報についてHTML
(XML)のファイルを作成し、アクセスしたURLの
ファイルとして近距離無線通信インターフェース39を
介してPDA60に送信する。
【0119】ステップS161において、CPU37
は、近距離無線通信インターフェース39を介して、ユ
ーザにより入力された操作(「午後のニュース」の選
択)に対応する信号(ステップS134の処理で出力さ
れた信号)をPDA60から受信する。CPU37は入
力された信号に基づいて、HDD35からCGIを起動
する。
【0120】ステップS162において、CPU37
は、ユーザにより入力された操作(「午後のニュース」
の選択)に対応する信号、およびアクセスしてきた機器
のID情報(ステップS151で受信した、アクセスし
てきた機器に固有のID)から、その機器がデコード可
能なエンコード方式および表示部61の表示能力を確認
し、「午後のニュース」のデータを記録再生部41から
読み出し、エンコーダ33にエンコードさせる。CPU
37は、エンコーダ33による「午後のニュース」のデ
ータのエンコードが終了すると、近距離無線通信インタ
ーフェース39を介してPDA60に送信する。
【0121】このような処理を繰り返すことで、PDA
60の表示部61に、処理に対応する表示がなされる。
また、PDA60をリモートコントローラとして使用
し、VCR30に記録されている録画済番組などの情報
を、テレビジョン受像機20で再生することも可能であ
る。この場合、テレビジョン受像機20のCPU6が、
近距離無線通信インターフェース23を介して、VCR
30のURLにアクセスすることによりVCR30の操
作を行うことが可能となる。また、このときの操作は、
リモートコントローラ80でも可能である。
【0122】以上のように、テレビジョン受像機20、
VCR30およびPDA60において、近距離無線通信
インターフェースおよび非接触ICデバイスを設けるこ
とにより、家庭内ネットワークが容易に構築することが
可能となる。
【0123】また、例えば、携帯電話機を無線ネットワ
ークを構成するように登録しておけば、その携帯電話機
を用いて外出先から、自宅にあるビデオのURLにアク
セスし、録画済み番組を手軽に鑑賞することが可能とな
る。
【0124】さらに、有料番組をVCR30に録画し、
外出先で再生することも可能である。この場合、番組提
供側は、例えば、この番組を見ることができる機器の個
数や回数を制限し、衛星放送の有料番組配信を行う。指
定したURLのアクセスを制限することにより、無断コ
ピーなどを防ぐことも可能である。
【0125】また、非接触ICカードの技術を基本とし
ているため、セキュリティの高い、および容易な相互認
証処理を行うことが可能となる。
【0126】なお、無線ネットワークを構成する電子機
器としては、テレビジョン受像機、VCR、PDA、携
帯電話機の他、オーディオ機器、チューナ、プリンタ、
ウオークマン(商標)に代表される携帯型オーディオ再
生機器、冷蔵庫、クーラーといった各種の家庭用の電子
機器を採用することができる。
【0127】上述した一連の処理は、ハードウエアによ
り実行させることもできるが、ソフトウエアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより
実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば
汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からイ
ンストールされる。
【0128】この記録媒体は、図5に示されるように、
コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供する
ために配布される、プログラムが記録されている磁気デ
ィスク81(フロッピディスクを含む)、光ディスク8
2(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD
(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク
83(MD(Mini Disc)を含む)、半導体メモリ84な
どによりなるパッケージメディアにより構成されるだけ
でなく、コンピュータに予め組み込まれた状態でユーザ
に提供される、プログラムが記録されているHDD4な
どで構成される。また、図7および図8においてもその
構成は同様のため、説明を省略する。
【0129】なお、本明細書において、コンピュータプ
ログラムを記述するステップは、記載された順序に従っ
て時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列
的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行され
る処理をも含むものである。
【0130】
【発明の効果】以上の如く、本発明の電子機器、動作制
御方法、記録媒体、並びにプログラムによれば、家庭内
ネットワークをコストを押さえて容易に構築することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のテレビジョン受像機の構成例を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明を適用した電子機器の外観の構成例を示
す図である。
【図3】本発明を適用したPDAの外観の構成例を示す
図である。
【図4】図2のテレビジョン受像機を操作するためのリ
モートコントローラの構成例を示すブロック図である。
【図5】図2のテレビジョン受像機の内部の構成例を示
すブロック図である。
【図6】図2のテレビジョン受像機、VCRおよび図3
のPDAのプロファイル情報の例を示す図である。
【図7】図2のVCRの内部の構成例を示すブロック図
である。
【図8】図3のPDAの内部の構成例を示すブロック図
である。
【図9】図2のテレビジョン受像機におけるパスワード
登録処理を説明するフローチャートである。
【図10】図2のテレビジョン受像機の表示画面例を示
す図である。
【図11】図2のVCRの認証情報登録処理を説明する
フローチャートである。
【図12】図3のPDAの認証情報登録処理を説明する
フローチャートである。
【図13】図2のPDAのテレビジョン受像機を操作す
る処理を説明するフローチャートである。
【図14】図2のPDAにより操作されるテレビジョン
受像機の処理を説明するフローチャートである。
【図15】図3のPDAの表示画面例を示す図である。
【図16】図3のPDAの表示画面例を示す図である。
【図17】図3のPDAの図2のVCRの録画済み番組
テレビ番組を再生する処理を説明するフローチャートで
ある。
【図18】図3のPDAにより操作される図2のVCR
の録画済み番組テレビ番組を再生する処理を説明するフ
ローチャートである。
【図19】図3のPDAの表示画面例を示す図である。
【図20】図3のPDAの表示画面例を示す図である。
【図21】図3のPDAの表示画面例を示す図である。
【符号の説明】
4 HDD, 5 表示部, 6 CPU, 7 受光
部, 20 テレビジョン受像機, 21 非接触IC
デバイス, 22 RAM, 23 近距離無線通信イ
ンターフェース, 31 表示部, 35 HDD,
36 RAM,37 CPU, 38 受光部, 39
近距離無線通信インターフェース,40 非接触IC
デバイス, 50 モデム, 51 近距離無線通信イ
ンターフェース, 52 ネットワークインターフェー
ス, 63 半導体メモリ,64 RAM, 65 C
PU, 66 近距離無線通信インターフェース,67
非接触ICデバイス, 68 発光部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固有の識別情報を保持する保持手段と、 前記保持手段により保持されている前記識別情報に基づ
    いて、他の電子機器との間で、電磁誘導を利用して相互
    認証処理を行う認証手段と、 所定のネットワークプロトコルを利用して、前記他の電
    子機器との間で通信する通信手段と、 前記通信手段により前記他の電子機器から入力された情
    報に基づいて、所定の処理を実行する実行手段とを備え
    ることを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記電子機器は、テレビジョン受像機、
    VCR、PDA、オーディオ機器、チューナ、電話機、
    プリンタ、携帯型オーディオ再生装置、冷蔵庫、または
    クーラのいずれかであることを特徴とする請求項1に記
    載の電子機器。
  3. 【請求項3】 前記電子機器は、VCRであり、 前記実行手段は、前記他の電子機器からの情報に基づい
    て、ビデオ信号を録画するか、または、録画されている
    ビデオ信号を再生することを特徴とする請求項1に記載
    の電子機器。
  4. 【請求項4】 他の電子機器と通信する機能を有する電
    子機器の動作制御方法において、 固有の識別情報を取得する取得ステップと、 前記取得ステップの処理により取得された前記識別情報
    に基づいて、前記他の電子機器との間で、電磁誘導を利
    用して相互認証処理を行い認証し、 所定のネットワークプロトコルを利用して、前記他の電
    子機器との間で通信する通信ステップと、 前記通信ステップの処理により前記他の電子機器から入
    力された情報に基づいて、所定の処理を実行する実行ス
    テップとを含むことを特徴とする動作制御方法。
  5. 【請求項5】 他の電子機器と通信する機能を有する電
    子機器を制御するプログラムであって、 固有の識別情報を取得する取得ステップと、 前記取得ステップの処理により取得された前記識別情報
    に基づいて、前記他の電子機器との間で、電磁誘導を利
    用して相互認証処理を行う認証ステップと、 所定のネットワークプロトコルを利用して、前記他の電
    子機器との間で通信する通信ステップと、 前記通信ステップの処理により前記他の電子機器から入
    力された情報に基づいて、所定の処理を実行する実行ス
    テップとを含むことを特徴とするコンピュータが読み取
    り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  6. 【請求項6】 他の電子機器と通信する機能を有する電
    子機器を制御するコンピュータに、 固有の識別情報を取得する取得ステップと、 前記取得ステップの処理により取得された前記識別情報
    に基づいて、前記他の電子機器との間で、電磁誘導を利
    用して相互認証処理を行う認証ステップと、 所定のネットワークプロトコルを利用して、前記他の電
    子機器との間で通信する通信ステップと、 前記通信ステップの処理により前記他の電子機器から入
    力された情報に基づいて、所定の処理を実行する実行ス
    テップとを含む処理を実行させることを特徴とするプロ
    グラム。
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