JP2007181013A - テレコントロール装置、テレコントロールシステム及びテレコントロール制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】テレコントロール装置に対する第三者の不正アクセスを防止することができない。
【解決手段】電話回線2と接続する電話親機3と、この電話親機と接続して、家電機器7を制御するテレコン機能を備えたドアホン親機5とを有し、電話親機は、外線着信に関わる宅外電話機6の発信者番号を検出する発信者番号検出部31Cと、PB信号を暗証入力番号として検出するPB信号検出部31Bと、発信者番号が記憶中のテレコン認証用発信者番号に合致するか否かを判定し、同発信者番号がテレコン認証用発信者番号に合致していないと判定されると、テレコン機能の禁止をドアホン親機に通知する電話親機側制御部40とを有している。
【選択図】図3
【解決手段】電話回線2と接続する電話親機3と、この電話親機と接続して、家電機器7を制御するテレコン機能を備えたドアホン親機5とを有し、電話親機は、外線着信に関わる宅外電話機6の発信者番号を検出する発信者番号検出部31Cと、PB信号を暗証入力番号として検出するPB信号検出部31Bと、発信者番号が記憶中のテレコン認証用発信者番号に合致するか否かを判定し、同発信者番号がテレコン認証用発信者番号に合致していないと判定されると、テレコン機能の禁止をドアホン親機に通知する電話親機側制御部40とを有している。
【選択図】図3
Description
本発明は、電話回線を通じて、宅外電話機から、例えば家電機器等の電子機器への遠隔制御を可能にするテレコントロール装置、テレコントロールシステム及びテレコントロール制御方法に関する。
従来、このようなテレコントロール装置としては、宅外電話機から電話回線を通じて通信アクセスし、同宅外電話機からの暗証入力番号を受信し、この受信した暗証入力番号が記憶中の所定の暗証番号に合致すると、例えば家電機器等の電子機器に対して遠隔制御を可能にした技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
この特許文献1のテレコントロール装置によれば、暗証入力番号の誤入力が規定回数に到達すると、宅外電話機との通信を切断すると共に、誤入力に関わる電話回線の切断回数が所定切断回数に到達すると、テレコントロール機能を停止するようにしたので、第三者による不正アクセスを防止することができる。
特開昭62−298264号公報(実施例及び図3参照)
しかしながら、上記従来のテレコントロール装置によれば、暗証入力番号の誤入力が規定回数に到達すると、宅外電話機との通信を切断すると共に、誤入力に関わる電話回線の切断回数が所定切断回数に到達すると、テレコントロール機能を停止するようにしたが、例えば暗証番号が4桁の場合、3334回で暗証番号を解読することができるため、テレコントロール装置に対する第三者の不正アクセスを防止することができない。
本発明は上記点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、第三者による不正アクセスを確実に遮断することができるセキュリティ性に優れたテレコントロール装置、テレコントロールシステム及びテレコントロール制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明のテレコントロール装置は、電話回線を通じて、宅外電話機から電子機器への遠隔制御を可能にするテレコントロール装置であって、所定の発信者情報を予め記憶した発信者情報記憶手段と、前記電話回線を通じて前記宅外電話機からの外線着信を検出する着信検出手段と、この着信検出手段にて前記外線着信を検出すると、前記電話回線を通じて前記宅外電話機の発信者情報を検出する発信者情報検出手段と、この発信者情報検出手段にて前記発信者情報を検出すると、この検出した発信者情報が前記発信者情報記憶手段に記憶中の所定の発信者情報に合致しているか否かを判定する発信者情報照合手段と、この発信者情報照合手段にて前記発信者情報が前記所定の発信者情報に合致していないと判定されると、前記宅外電話機から前記電子機器への遠隔制御を禁止する制御手段とを有するようにした。
また、上記目的を達成するために本発明のテレコントロールシステムは、電話回線に通信接続する電話親機と、電話親機と通信接続すると共に、前記電話回線を通じて前記電話親機経由で、宅外電話機から電子機器への遠隔制御を可能にするテレコントロール装置とを有するテレコントロールシステムであって、前記電話親機は、前記電話回線を通じて前記宅外電話機から外線着信を検出する着信検出手段と、この着信検出手段にて前記外線着信を検出すると、前記電話回線を通じて前記宅外電話機の発信者情報を検出する発信者情報検出手段と、この発信者情報検出手段にて検出した発信者情報を前記テレコントロール装置に伝送する電話親機側伝送手段とを有し、前記テレコントロール装置は、所定の発信者情報を予め記憶した発信者情報記憶手段と、前記電話親機側伝送手段にて前記発信者情報を受信すると、この受信した発信者情報が前記発信者情報記憶手段に記憶中の所定の発信者情報に合致するか否かを判定する発信者情報照合手段と、この発信者情報照合手段にて前記発信者情報が前記所定の発信者情報に合致していないと判定されると、前記宅外電話機から前記電子機器への遠隔制御を禁止する制御手段とを有するようにした。
上記目的を達成するために本発明のテレコントロール制御方法は、電話回線を通じて、宅外電話機から電子機器への遠隔制御を可能にするテレコントロール制御方法であって、所定の発信者情報を予め記憶するステップと、前記電話回線を通じて前記宅外電話機からの外線着信を検出するステップと、前記外線着信を検出すると、前記電話回線を通じて前記宅外電話機の発信者情報を検出するステップと、前記発信者情報を検出すると、この検出した発信者情報が前記所定の発信者情報に合致しているか否かを判定するステップと、前記発信者情報が前記所定の発信者情報に合致していないと判定されると、前記宅外電話機から前記電子機器への遠隔制御を禁止するステップとを有するようにした。
上記のように構成された本発明のテレコントロール装置によれば、電話回線を通じて外線着信に関わる宅外電話機の発信者情報を検出すると、この検出した発信者情報が記憶中の所定の発信者情報に合致しているか否かを判定し、前記発信者情報が前記所定の発信者情報に合致していないと判定されると、前記宅外電話機から前記電子機器への遠隔制御を禁止するようにしたので、発信者番号等の発信者情報で正当ユーザを特定することができるため、第三者による不正アクセスを防止してセキュリティの向上を図ることができる。
また、上記のように構成された本発明のテレコントロールシステムによれば、テレコントロール装置側にて、電話親機から外線着信に関わる宅外電話機の発信者情報を受信すると、この発信者情報が記憶中の所定の発信者情報に合致しているか否かを判定し、前記発信者情報が記憶中の所定の発信者情報に合致していないと判定されると、前記宅外電話機から前記電子機器への遠隔制御を禁止するようにしたので、電話親機側に特別な認証機能を備えるのではなく、テレコントロール装置側で発信者情報を認証する機能を備え、発信者番号等の発信者情報で正当ユーザを特定することができるため、第三者による不正アクセスを防止してセキュリティの向上を図ることができる。
また、上記のように構成された本発明のテレコントロール制御方法によれば、電話回線を通じて外線着信に関わる宅外電話機の発信者情報を検出すると、この検出した発信者情報が記憶中の所定の発信者情報に合致しているか否かを判定し、前記発信者情報が前記所定の発信者情報に合致していないと判定されると、前記宅外電話機から前記電子機器への遠隔制御を禁止するようにしたので、発信者番号等の発信者情報で正当ユーザを特定することができるため、第三者による不正アクセスを防止してセキュリティの向上を図ることができる。
本願請求項1記載のテレコントロール装置は、電話回線を通じて、宅外電話機から電子機器への遠隔制御を可能にするテレコントロール装置であって、所定の発信者情報を予め記憶した発信者情報記憶手段と、前記電話回線を通じて前記宅外電話機からの外線着信を検出する着信検出手段と、この着信検出手段にて前記外線着信を検出すると、前記電話回線を通じて前記宅外電話機の発信者情報を検出する発信者情報検出手段と、この発信者情報検出手段にて前記発信者情報を検出すると、この検出した発信者情報が前記発信者情報記憶手段に記憶中の所定の発信者情報に合致しているか否かを判定する発信者情報照合手段と、この発信者情報照合手段にて前記発信者情報が前記所定の発信者情報に合致していないと判定されると、前記宅外電話機から前記電子機器への遠隔制御を禁止する制御手段とを有するようにした。
従って、本願請求項1記載のテレコントロール装置によれば、電話回線を通じて外線着信に関わる宅外電話機の発信者情報を検出すると、この検出した発信者情報が記憶中の所定の発信者情報に合致しているか否かを判定し、前記発信者情報が前記所定の発信者情報に合致していないと判定されると、前記宅外電話機から前記電子機器への遠隔制御を禁止するようにしたので、発信者番号等の発信者情報で正当ユーザを特定することができるため、第三者による不正アクセスを防止してセキュリティの向上を図ることができる。
また、本願請求項2記載のテレコントロール装置は、本願請求項1記載の構成に加えて、前記制御手段は、外線着信時に前記発信者情報照合手段にて前記発信者情報が前記所定の発信者情報に合致していると判定されると、前記外線着信に対する応答動作が所定時間内にあるか否かを判定し、前記外線着信に対する応答動作が所定時間内にないと判定されると、この外線着信に応答して、前記電子機器を遠隔制御するテレコントロール動作を開始するようにした。
従って、本願請求項2記載のテレコントロール装置によれば、本願請求項1記載の効果に加えて、前記外線着信時に前記発信者情報が前記所定の発信者情報に合致していると判定されると、前記外線着信に対する応答動作が所定時間内にないと判定されると、この外線着信に応答して、前記電子機器を遠隔制御するテレコントロール動作を開始するようにしたので、正当ユーザは、例えばテレコンモードの設定を忘れたとしても、外出先から電子機器を遠隔制御することができる。
本願請求項3記載のテレコントロール装置は、本願請求項1記載の構成に加えて、前記制御手段は、前記発信者情報照合手段にて前記発信者情報が前記所定の発信者情報に合致していると判定されると、前記宅外電話機から前記電子機器への遠隔制御を許可するようにした。
従って、本願請求項3記載のテレコントロール装置によれば、本願請求項1記載の効果に加えて、前記発信者情報照合手段にて前記発信者情報が前記所定の発信者情報に合致していると判定されると、前記宅外電話機から前記電子機器への遠隔制御を許可するようにしたので、発信者番号等の発信者情報で正当ユーザを特定することができるため、第三者による不正アクセスを防止してセキュリティの向上を図ることができる。
本願請求項4記載のテレコントロール装置は、本願請求項1記載の構成に加えて、所定の暗証番号を予め記憶した暗証番号記憶手段と、前記電話回線を通じて前記宅外電話機からの暗証入力番号を受信する暗証入力番号受信手段と、前記暗証入力番号受信手段にて前記暗証入力番号を受信すると、この暗証入力番号が前記暗証番号記憶手段に記憶中の暗証番号に合致しているか否かを判定する暗証番号照合手段とを有し、前記制御手段は、前記発信者情報照合手段にて前記発信者情報が前記所定の発信者情報に合致していると判定されると、前記暗証番号照合手段にて前記暗証入力番号が前記所定の暗証番号に合致しているか否かを判定し、前記暗証入力番号が前記所定の暗証番号に合致していると判定されると、前記宅外電話機から前記電子機器への遠隔制御を許可するようにした。
従って、本願請求項4記載のテレコントロール装置によれば、本願請求項1記載の効果に加えて、前記発信者情報照合手段にて前記発信者情報が前記所定の発信者情報に合致していると判定されると、前記暗証番号照合手段にて前記暗証入力番号が前記所定の暗証番号に合致しているか否かを判定し、前記暗証入力番号が前記所定の暗証番号に合致していると判定されると、前記宅外電話機から前記電子機器への遠隔制御を許可するようにしたので、発信者情報及び暗証番号で正当ユーザを特定することができるため、第三者による不正アクセスを確実に防止してセキュリティの向上を図ることができる。
また、本願請求項5記載のテレコントロール装置は、本願請求項4記載の構成に加えて、前記暗証番号照合手段にて前記暗証入力番号が前記暗証番号記憶手段に記憶中の暗証番号に合致していないと判定されると、暗証番号エラー回数をカウントするエラー回数カウント手段と、このエラー回数カウント手段にて暗証番号エラー回数が所定回数に到達したか否かを判定するエラー回数判定手段と、このエラー回数判定手段にて前記暗証番号エラー回数が所定回数に到達したと判定されると、前記暗証番号記憶手段に記憶中の暗証番号を消去する暗証番号消去手段とを有するようにした。
従って、本願請求項5記載のテレコントロール装置によれば、本願請求項4記載の効果に加えて、暗証番号エラー回数が所定回数に到達したと判定されると、前記暗証番号記憶手段に記憶中の暗証番号を消去するようにしたので、暗証番号記憶手段に記憶中の暗証番号がないことから、暗証番号照合動作を実行しないことになるため、その結果、宅外電話機から電子機器への遠隔制御が禁止されることで、第三者の不正アクセスを確実に防止することでセキュリティの大幅向上を図ることができる。
本願請求項6記載のテレコントロールシステムは、電話回線に通信接続する電話親機と、電話親機と通信接続すると共に、前記電話回線を通じて前記電話親機経由で、宅外電話機から電子機器への遠隔制御を可能にするテレコントロール装置とを有するテレコントロールシステムであって、前記電話親機は、所定の発信者情報を予め記憶した発信者情報記憶手段と、前記電話回線を通じて前記宅外電話機から外線着信を検出する着信検出手段と、この着信検出手段にて前記外線着信を検出すると、前記電話回線を通じて前記宅外電話機の発信者情報を検出する発信者情報検出手段と、この発信者情報検出手段にて前記発信者情報を検出すると、この検出した発信者情報が前記発信者情報記憶手段に記憶中の所定の発信者情報に合致しているか否かを判定する発信者情報照合手段と、この発信者情報照合手段にて前記発信者情報が前記所定の発信者情報に合致していないと判定されると、遠隔制御禁止コマンドを前記テレコントロール装置に伝送する電話親機側伝送手段とを有し、前記テレコントロール装置は、前記電話親機から前記遠隔制御禁止コマンドを受信すると、前記宅外電話機から前記電子機器への遠隔制御を禁止する制御手段を有するようにした。
従って、本願請求項6記載のテレコントロールシステムによれば、電話親機側にて外線着信に関わる宅外電話機の発信者情報を検出すると、この発信者情報が記憶中の所定の発信者情報に合致しているか否かを判定し、前記発信者情報が記憶中の所定の発信者情報に合致していないと判定されると、遠隔制御禁止コマンドを前記テレコントロール装置に通知すると共に、前記テレコントロール装置側では、前記遠隔制御禁止コマンドを受信すると、前記宅外電話機から前記電子機器への遠隔制御を禁止するようにしたので、発信者番号等の発信者情報で正当ユーザを特定することができるため、第三者による不正アクセスを防止してセキュリティの向上を図ることができる。
本願請求項7記載のテレコントロールシステムは、電話回線に通信接続する電話親機と、電話親機と通信接続すると共に、前記電話回線を通じて前記電話親機経由で、宅外電話機から電子機器への遠隔制御を可能にするテレコントロール装置とを有するテレコントロールシステムであって、前記電話親機は、前記電話回線を通じて前記宅外電話機から外線着信を検出する着信検出手段と、この着信検出手段にて前記外線着信を検出すると、前記電話回線を通じて前記宅外電話機の発信者情報を検出する発信者情報検出手段と、この発信者情報検出手段にて検出した発信者情報を前記テレコントロール装置に伝送する電話親機側伝送手段とを有し、前記テレコントロール装置は、所定の発信者情報を予め記憶した発信者情報記憶手段と、前記電話親機側伝送手段にて前記発信者情報を受信すると、この受信した発信者情報が前記発信者情報記憶手段に記憶中の所定の発信者情報に合致するか否かを判定する発信者情報照合手段と、この発信者情報照合手段にて前記発信者情報が前記所定の発信者情報に合致していないと判定されると、前記宅外電話機から前記電子機器への遠隔制御を禁止する制御手段とを有するようにした。
従って、本願請求項7記載のテレコントロールシステムによれば、テレコントロール装置側にて、電話親機側から外線着信に関わる宅外電話機の発信者情報を受信すると、この発信者情報が記憶中の所定の発信者情報に合致しているか否かを判定し、前記発信者情報が記憶中の所定の発信者情報に合致していないと判定されると、前記宅外電話機から前記電子機器への遠隔制御を禁止するようにしたので、電話親機側に特別な認証機能を備えるのではなく、テレコントロール装置側で発信者情報を認証する機能を備え、発信者番号等の発信者情報で正当ユーザを特定することができるため、第三者による不正アクセスを防止してセキュリティの向上を図ることができる。
本願請求項8記載のテレコントロール制御方法は、電話回線を通じて、宅外電話機から電子機器への遠隔制御を可能にするテレコントロール制御方法であって、所定の発信者情報を予め記憶するステップと、前記電話回線を通じて前記宅外電話機からの外線着信を検出するステップと、前記外線着信を検出すると、前記電話回線を通じて前記宅外電話機の発信者情報を検出するステップと、前記発信者情報を検出すると、この検出した発信者情報が前記所定の発信者情報に合致しているか否かを判定するステップと、前記発信者情報が前記所定の発信者情報に合致していないと判定されると、前記宅外電話機から前記電子機器への遠隔制御を禁止するステップとを有するようにした。
従って、本願請求項8記載のテレコントロール制御方法によれば、電話回線を通じて外線着信に関わる宅外電話機の発信者情報を検出すると、この検出した発信者情報が記憶中の所定の発信者情報に合致しているか否かを判定し、前記発信者情報が前記所定の発信者情報に合致していないと判定されると、前記宅外電話機から前記電子機器への遠隔制御を禁止するようにしたので、発信者番号等の発信者情報で正当ユーザを特定することができるため、第三者による不正アクセスを防止してセキュリティの向上を図ることができる。
また、本願請求項9記載のテレコントロール制御方法は、本願請求項8記載の方法に加えて、所定の暗証番号を予め記憶するステップと、前記電話回線を通じて前記宅外電話機からの暗証入力番号を受信するステップと、前記暗証入力番号を受信すると、この暗証入力番号が前記所定の暗証番号に合致しているか否かを判定するステップと、前記暗証入力番号が前記所定の暗証番号に合致していないと判定されると、暗証番号エラー回数をカウントするステップと、前記暗証番号エラー回数が所定回数に到達したか否かを判定するステップと、前記暗証番号エラー回数が所定回数に到達したと判定されると、前記記憶中の所定の暗証番号を消去するステップとを有するようにした。
従って、本願請求項9記載のテレコントロール制御方法によれば、本願請求項8記載の効果に加えて、前記電話回線を通じて前記宅外電話機からの暗証入力番号を受信すると、この暗証入力番号が所定の暗証番号に合致しているか否かを判定し、前記暗証入力番号が前記所定の暗証番号に合致していないと判定されると、暗証番号エラー回数をカウントし、この暗号番号エラー回数が所定回数に到達したと判定されると、記憶中の所定の暗証番号を消去するようにしたので、記憶中の暗証番号がないことから、暗証番号照合動作を実行しないことになるため、その結果、宅外電話機から電子機器への遠隔制御が禁止されることで、第三者の不正アクセスを確実に防止することでセキュリティの大幅向上を図ることができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を示すテレコントロールシステムについて説明する。
(実施の形態1)
図1は第1の実施の形態を示すテレコントロールシステム内部の概略構成を示すブロック図である。
図1は第1の実施の形態を示すテレコントロールシステム内部の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すテレコントロールシステム(以下、単にテレコンシステムと称する)1は、電話回線2と通信接続する電話親機3と、この電話親機3を無線接続すると共に、玄関口の玄関子機4を収容接続する宅内のドアホン親機5とを有し、ドアホン親機5は、電話回線2及び電話親機3経由での宅外電話機6からの遠隔操作に応じて、例えば有線通信や赤外線通信を利用して住宅内の照明器具やエアコン機器等の家電機器7を制御するテレコン機能を備えている。尚、ドアホン親機5は、赤外線通信を利用して制御する場合、赤外線リモコン8と無線接続し、この赤外線リモコン8を通じて家電機器7を制御するものである。
図2はドアホン親機5内部の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すドアホン親機5は、ドアホン側アンテナ11を通じて電話親機3との無線通信インタフェースを司るドアホン側無線通信インタフェース12と、玄関子機4との通信インタフェースを司る親機通信インタフェース13と、この親機通信インタフェース13を通じて玄関子機4からの呼出着信に応答する応答ボタン14と、宅内ユーザの通話に使用する親機側スピーカ15及び親機側マイク16と、例えば玄関子機4側のカメラ部にて撮像した映像信号をモニタ表示する表示部17と、家電機器7の機器状態を検出する機器状態検出部18と、家電機器7を制御する機器制御部19と、様々な情報を記憶するドアホン側メモリ20と、このドアホン親機5全体を制御する親機側制御部21とを有している。
図3は電話親機3内部の概略構成を示すブロック図である。
図3に示す電話親機3は、電話回線2と通信接続する電話回線インタフェース31と、無線アンテナ32を通じてドアホン親機5との無線通信インタフェースを司る無線通信インタフェース33と、電話親機ユーザの通話に使用するマイク34及びスピーカ35と、様々なタイマ計時動作を司る電話機側タイマ36と、様々な情報を表示する表示部37と、例えばダイヤル番号等の様々な情報を入力するボタン38と、様々な情報を記憶する電話機側メモリ39と、この電話親機3全体を制御する電話親機側制御部40とを有している。
電話回線インタフェース31は、電話回線2を通じて外線着信を検出する着信検出部31Aと、電話回線2を通じてPB信号を監視するPB信号検出部31Bと、電話回線2を通じて外線着信の発信者番号を検出する発信者番号検出部31Cと、電話回線2を通じて相手先への呼出動作に対する相手先の応答動作を監視制御する応答制御部31Dとを有している。
電話機側メモリ39は、テレコン認証用発信者番号を予め記憶したテレコン認証用発信者番号メモリ51と、テレコン認証用暗証番号を予め記憶したテレコン認証用暗証番号メモリ52と、暗証番号のエラー回数を記憶する暗証番号エラー回数メモリ53と、PB信号検出部31Bにて検出したPB信号を一時記憶するPB信号入力バッファ54と、テレコン認証に必要な設定内容を記憶した認証設定メモリ55とを有している。
認証設定メモリ55は、テレコン認証用発信者番号を使用してユーザ確認を実行するか否かを設定する発信者番号確認設定と、暗証番号エラー回数が規定値を超えた場合に、テレコン認証用暗証番号メモリ52に記憶中のテレコン認証用暗証番号を初期化するか否かを設定する暗証番号初期化設定等の各種設定内容を管理するものである。
尚、請求項記載のテレコントロール装置は電話親機3及びドアホン親機5、電子機器は家電機器7、発信者情報記憶手段はテレコン認証用発信者番号メモリ51、着信検出手段は着信検出部31A、発信者情報検出手段は発信者番号検出部31C、発信者情報照合手段は電話親機側制御部40、制御手段は電話親機側制御部40及び親機側制御部21、暗証番号記憶手段はテレコン認証用暗証番号メモリ52、暗証入力番号受信手段はPB信号検出部31B、暗証番号照合手段は電話親機側制御部40、エラー回数カウント手段は暗証番号エラー回数メモリ53、エラー回数判定手段及び暗証番号消去手段は電話親機側制御部40に相当するものである。
次に第1の実施の形態を示すテレコンシステム1の動作について説明する。図4は第1の実施の形態に関わる電話親機側テレコン認証処理に関わる電話親機3内部の電話親機側制御部40の処理動作を示すフロー図である。
図4に示す電話親機側テレコン認証処理とは、電話回線2を通じて外線着信を検出すると、外線着信に関わる発信者番号及び暗証番号を使用して、同外線着信のユーザが家電機器7の遠隔制御可能な正当ユーザであるか否かを認証する処理である。
図4において電話親機側制御部40は、着信検出部31Aを通じて電話回線2から外線着信を検出したか否かを判定する(ステップS11)。
電話親機側制御部40は、外線着信を検出したのであれば、発信者番号検出部31Cを通じて外線着信に関わる宅外電話機6の発信者番号を検出したか否かを判定する(ステップS12)。
電話親機側制御部40は、外線着信に関わる発信者番号を検出したのであれば、この発信者番号を一時記憶する(ステップS13)。また、電話親機側制御部40は、外線着信に関わる発信者番号を検出したのでなければ、無効値として一時記憶する(ステップS14)。
電話親機側制御部40は、現在の設定が外出モード(テレコンモード)中であるか否かを判定する(ステップS15)。尚、外出モードは、電話親機5のユーザ操作で設定するものである。
電話親機側制御部40は、現在の設定が外出モード中であると判定されると、この外線着信に対する自動着信応答、すなわち留守着信応答動作を実行し(ステップS16)、暗証番号エラー回数メモリ53及びPB信号入力バッファ54の記憶内容をクリアする(ステップS17)。
電話親機側制御部40は、認証設定メモリ55に記憶中の発信者番号確認設定に基づき、発信者番号確認設定ありか否かを判定する(ステップS18)。
電話親機側制御部40は、発信者番号確認設定ありであると判定されると、ステップS12にて検出した発信者番号がテレコン認証用発信者番号に合致するか否かを判定する(ステップS19)。
電話親機側制御部40は、発信者番号がテレコン認証用発信者番号に合致すると判定されると、テレコン認証用暗証番号メモリ52に記憶中のテレコン認証用暗証番号があるか否かを判定する(ステップS20)。
電話親機側制御部40は、テレコン認証用暗証番号があると判定されると、図5に示すM1に移行する。
また、電話親機側制御部40は、ステップS15にて現在設定が外出モード中でないと判定されると、ステップS12にて検出した発信者番号がテレコン認証用発信者番号に合致するか否かを判定する(ステップS21)。
電話親機側制御部40は、発信者番号がテレコン認証用発信者番号に合致すると判定されると、外線着信検出から所定時間を経過したか否かを判定する(ステップS22)。電話親機側制御部40は、外線着信検出から所定時間を経過したと判定されると、まだ外線着信中であるか否かを判定する(ステップS23)。電話親機側制御部40は、まだ外線着信中であると判定されると、留守着信応答動作を実行すべく、ステップS16に移行する。
また、電話親機側制御部40は、ステップS18にて発信者番号確認設定なしと判定されると、テレコン認証用発信者番号の照合動作を実行することなく、ステップS20に移行する。
また、電話親機側制御部40は、ステップS19にて発信者番号がテレコン認証用発信者番号に合致しないと判定された場合、又はステップS20にてテレコン認証用暗証番号メモリにテレコン認証用暗証番号がないと判定された場合、外線着信の電話を強制的に切断すべく、図5に示すM2に移行する。
また、電話親機側制御部40は、ステップS11にて外線着信を検出しなかった場合、又はステップS21にて発信者番号がテレコン認証用発信者番号に合致しないと判定された場合、さらにステップS23にて電話機の応答操作等で外線着信中でなかった場合、この処理動作を終了する。
図5に示すM1にて電話親機側制御部40は、電話受話器のオフフック操作を検出したか否かを判定する(ステップS31)。
電話親機側制御部40は、電話受話器のオフフック操作を検出したのでなければ、PB信号検出部31Bを通じて電話回線2を通じてPB信号の入力を監視し(ステップS32)、PB信号を検出したか否かを判定する(ステップS33)。
電話親機側制御部40は、PB信号を検出したのであれば、このPB信号をPB信号入力バッファ54に順次書き込み(ステップS34)、PB信号入力バッファ54に記憶中のPB信号が規定桁数に到達したか否かを判定する(ステップS35)。尚、規定桁数は、例えばテレコン認証用暗証番号が4桁の場合、4桁に相当するものである。
電話親機側制御部40は、PB信号が規定桁数に到達したのであれば、同PB信号を暗証入力番号とし、この暗証入力番号がテレコン認証用暗証番号に合致したか否かを判定する(ステップS36)。電話親機側制御部40は、暗証入力番号がテレコン認証用暗証番号に合致したのであれば、ドアホン親機5に対してテレコン制御の動作開始を伝えるべく、テレコン制御許可を通知する(ステップS37)。尚、ドアホン親機5は、電話親機3からのテレコン制御許可を検出すると、電子機器7に対するテレコン制御を受け付けるものである。
電話親機側制御部40は、ステップS36にて暗証入力番号はテレコン認証用暗証番号に合致したのでなければ、暗証番号エラー回数を+1インクリメントして同暗証番号エラー回数を暗証番号エラー回数メモリ53に記憶更新する(ステップS38)。
電話親機側制御部40は、暗証番号エラー回数メモリ53に記憶中の暗証番号エラー回数が規定値以下であるか否かを判定する(ステップS39)。尚、規定値は、暗証番号のエラー許容回数、例えば3回に相当するものである。
電話親機側制御部40は、暗証番号エラー回数が規定値以下であると判定されると、PB信号入力バッファ54に書き込んだPB信号をクリアし(ステップS40)、再度、PB信号の入力を監視すべく、ステップS31に移行する。
また、電話親機側制御部40は、ステップS39にて暗証番号エラー回数メモリ53に記憶中の暗証番号エラー回数が規定値以下でないと判定されると、暗証番号エラー回数が規定値を超えたものと判断し、認証設定メモリ55内の暗証番号初期化設定があるか否かを判定する(ステップS41)。
電話親機側制御部40は、ステップS41にて暗証番号初期化設定があると判定されると、テレコン認証用暗証番号メモリ52に記憶中のテレコン認証用暗証番号を初期化し(ステップS42)、外線着信に関わる電話を強制的に切断して(ステップS43)、この処理動作を終了する。尚、ステップS43にて外線着信に関わる電話を強制的に切断するようにしたが、例えばテレコン動作に移行することなく、通常の電話着信動作に移行するようにしても良く、設定変更可能である。
また、電話親機側制御部40は、ステップS31にて電話受話器のオフフック操作を検出したのであれば、通常の電話応答処理に移行し(ステップS44)、図中のM3に移行して、この処理動作を終了する。
また、電話親機側制御部40は、ステップS33にてPB信号を検出したのでなければ、PB信号入力待ち時間がタイムアウトか否かを判定する(ステップS45)。電話親機側制御部40は、PB信号入力待ち時間がタイムアウトしたのであれば、外線着信に関わる電話を切断して(ステップS46)、この処理動作を終了する。
また、電話親機側制御部40は、ステップS45にてPB信号入力待ち時間がタイムアウトしたのでなければ、ステップS31に移行する。
図4及び図5に示す電話親機側テレコン認証処理によれば、電話回線2を通じて宅外電話機6からの外線着信を検出すると、この宅外電話機6の発信者番号を検出し、この発信者番号がテレコン認証用発信者番号に合致するか否かを判定し、この発信者番号がテレコン認証用発信者番号に合致すると判定されると、同宅外電話機6からのPB信号を暗証入力番号として検出し、暗証入力番号がテレコン認証用暗証番号に合致するか否かを判定し、暗証入力番号がテレコン認証用暗証番号に合致すると判定されると、正当ユーザであると判断し、テレコン制御許可をドアホン親機5に通知するようにしたので、電話親機3は、発信者番号及び暗証番号を使用して、テレコン制御可能な正当ユーザであるか否かを認証することができる。
第1の実施の形態によれば、電話回線2を通じて宅外電話機6からの外線着信を検出すると、この宅外電話機6の発信者番号を検出し、この発信者番号がテレコン認証用発信者番号に合致するか否かを判定し、この発信者番号がテレコン認証用発信者番号に合致すると判定されると、同宅外電話機6からのPB信号を暗証入力番号として検出し、暗証入力番号がテレコン認証用暗証番号に合致するか否かを判定し、暗証入力番号がテレコン認証用暗証番号に合致すると判定されると、正当ユーザであると判断し、テレコン制御許可をドアホン親機5に通知するようにしたので、電話親機3は、発信者番号及び暗証番号を使用して、テレコン制御可能な正当ユーザであるか否かを認証することができ、その結果、第三者による不正アクセスを防止してセキュリティの向上を図ることができる。
第1の実施の形態によれば、発信者番号がテレコン認証用発信者番号に合致しないと判定されると、又は暗証入力番号がテレコン認証用暗証番号に合致しないと判定されると、不当アクセスであると判断し、宅外電話機6から家電機器7への遠隔制御を禁止するようにしたので、第三者による不正アクセスを確実に防止することができる。
第1の実施の形態によれば、外出モード以外の通常着信モード中に発信者番号がテレコン認証用発信者番号に合致していると判定されると、外線着信に対する応答動作が所定時間内にないと判定されると、外線着信に応答して、家電機器7を遠隔制御するテレコン動作を開始するようにしたので、正当ユーザは、例えば外出モードの設定を忘れたとしても、外出先から家電機器7を遠隔制御することができる。
第1の実施の形態によれば、暗証番号エラー回数が規定値以下でないと判定されると、テレコン認証用暗証番号メモリ52に記憶中のテレコン認証用暗証番号を消去するようにしたので、テレコン認証用暗証番号がないため、暗証番号照合動作が実行されないことで、その結果、宅外電話機6から家電機器7への遠隔制御が禁止されることで、第三者の不正アクセスを確実に防止することでセキュリティの大幅向上を図ることができる。
尚、上記第1の実施の形態においては、発信者番号及び暗証番号のテレコン認証処理を電話親機3側で実行するようにしたが、発信者番号及び暗証番号のテレコン認証処理をドアホン親機5側で実行するようにしても良く、この場合の実施の形態を第2の実施の形態として説明する。
(実施の形態2)
図6は第2の実施の形態に関わるドアホン親機5内部の概略構成を示すブロック図である。尚、第1の実施の形態を示すテレコンシステム1と同一の構成については同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
図6は第2の実施の形態に関わるドアホン親機5内部の概略構成を示すブロック図である。尚、第1の実施の形態を示すテレコンシステム1と同一の構成については同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
第2の実施の形態を示すテレコンシステム1と第1の実施の形態を示すテレコンシステム1とが異なるところは、テレコン認証用発信者番号メモリ51、テレコン認証用暗証番号メモリ52、暗証番号エラー回数メモリ53、PB信号入力バッファ54及び認証設定メモリ55を電話親機3側の電話機側メモリ39に保持させるのではなく、ドアホン親機5側のドアホン側メモリ20に保持させ、電話親機3は、電話回線2経由の発信者番号及びPB信号を検出すると、これら発信者番号及びPB信号をドアホン親機5に通知すると共に、ドアホン親機5は、発信者番号及びPB信号(暗証入力番号)を受信すると、これら発信者番号及び暗証入力番号のテレコン認証動作を実行するようにした点にある。
尚、請求項記載の発信者情報記憶手段はテレコン認証用発信者番号メモリ51、着信検出手段は着信検出部31A、発信者情報検出手段は発信者番号検出部31C、発信者情報照合手段は親機側制御部21、制御手段は親機側制御部21、暗証番号記憶手段はテレコン認証用暗証番号メモリ52、暗証入力番号受信手段はPB信号検出部31B、暗証番号照合手段は親機側制御部21、エラー回数カウント手段は暗証番号エラー回数メモリ53、エラー回数判定手段及び暗証番号消去手段は親機側制御部21に相当するものである。
次に第2の実施の形態を示すテレコンシステム1の動作について説明する。図7は電話親機側テレコン認証通知処理に関わる電話親機3内部の電話親機側制御部40の処理動作を示すフロー図である。
図7に示す電話親機側テレコン認証通知処理とは、電話回線2を通じて宅外電話機6からの外線着信を検出すると、テレコン認証に必要な発信者番号及び暗証入力番号をドアホン親機5側に通知する処理である。
図7において電話親機側制御部40は、着信検出部31Aを通じて電話回線2から外線着信を検出したか否かを判定する(ステップS51)。
電話親機側制御部40は、外線着信を検出したのであれば、無線通信インタフェース33を通じて外線着信開始をドアホン親機5に通知する(ステップS52)。尚、ドアホン親機5は、外線着信開始を受信すると、電話親機3側の外線着信を認識することになる。
電話親機側制御部40は、外線着信開始を通知すると、発信者番号検出部31Cを通じて外線着信に関わる宅外電話機6の発信者番号を検出したか否かを判定する(ステップS53)。
電話親機側制御部40は、外線着信に関わる発信者番号を検出したのであれば、無線通信インタフェース33を通じて同発信者番号をドアホン親機5に通知する(ステップS54)。また、電話親機側制御部40は、ステップS53にて外線着信に関わる発信者番号を検出したのでなければ、無線通信インタフェース33を通じて無効値をドアホン親機5に通知する(ステップS55)。尚、ドアホン親機5は、発信者番号又は無効値を受信すると、外線着信に関わる宅外電話機6の発信者番号又は無効値を認識することになる。
さらに、電話親機側制御部40は、外線着信に対して留守着信応答動作を実行すると(ステップS56)、無線通信インタフェース33を通じてドアホン親機5からテレコン中止通知を受信したか否かを判定する(ステップS57)。尚、テレコン中止通知とは、ドアホン親機5側から電話親機3側にテレコン認証の中止を通知するものである。
電話親機側制御部40は、ドアホン親機5からテレコン中止通知を受信したのでなければ、電話受話器のオフフック操作を検出したか否かを判定する(ステップS58)。
電話親機側制御部40は、電話受話器のオフフック操作を検出したのでなければ、PB信号検出部31Bを通じて電話回線2からのPB信号入力を監視し(ステップS59)、PB信号を検出したか否かを判定する(ステップS60)。
電話親機側制御部40は、PB信号を検出したのであれば、無線通信インタフェース33を通じて同PB信号をドアホン親機5に通知し(ステップS61)、ドアホン親機5からテレコン中止通知を受信したか否かを判定すべく、ステップS57に移行する。尚、ドアホン親機5は、ステップS61にて電話親機3からPB信号を受信すると、所定桁数のPB信号で宅外電話機6からの暗証入力番号を認識することになる。
また、電話親機側制御部40は、ステップS58にて電話受話器のオフフック操作を検出したのであれば、無線通信インタフェース33を通じてテレコン認証中止をドアホン親機5に通知し(ステップS62)、通常の電話応答処理に移行し(ステップS63)、図中のM4に移行して、この処理動作を終了する。
また、電話親機側制御部40は、ステップS60にてPB信号を検出したのでなければ、電話機側タイマ36を通じてPB信号入力待ち時間がタイムアウトか否かを判定する(ステップS64)。
電話親機側制御部40は、PB信号入力待ち時間がタイムアウトしたのであれば、無線通信インタフェース33を通じてテレコン認証中止をドアホン親機5に通知して(ステップS65)、電話回線2を切断し(ステップS66)、この処理動作を終了する。
また、電話親機側制御部40は、ステップS64にてPB信号入力待ち時間がタイムアウトしたのでなければ、ステップS57に移行する。
また、電話親機側制御部40は、ステップS57にてドアホン親機5からテレコン中止通知を受信したのであれば、外線着信に関わる電話を強制的に切断すべく、ステップS66に移行する。
図7に示す電話親機側テレコン認証通知処理によれば、電話回線2を通じて外線着信を検出すると、テレコン認証に必要な宅外電話機6の発信者番号及び暗証入力番号をドアホン親機5側に通知するようにしたので、電話親機3側のテレコン認証に要する制御負担を大幅に軽減することができる。
図8はドアホン親機側テレコン認証処理に関わるドアホン親機5内部の親機側制御部21の処理動作を示すフロー図である。
図8に示すドアホン親機側テレコン認証処理は、電話親機3側から受信した外線着信の発信者番号及びPB信号(暗証入力番号)を使用して、同外線着信の宅外電話機6が家電機器7の遠隔制御可能な正当ユーザであるか否かを認証する処理である。
図8においてドアホン親機5の親機側制御部21は、ドアホン側無線通信インタフェース12を通じて、電話親機3から外線着信開始を検出したか否かを判定する(ステップS71)。
親機側制御部21は、電話親機3から外線着信開始を検出したのであれば、テレコン認証用暗証番号メモリ52に記憶中のテレコン認証用暗証番号があるか否かを判定する(ステップS72)。
親機側制御部21は、テレコン認証用暗証番号メモリ52にテレコン認証用暗証番号があるのであれば、ドアホン側無線通信インタフェース12を通じて、電話親機3から外線着信に関わる発信者番号を受信したか否かを判定する(ステップS73)。
親機側制御部21は、外線着信に関わる発信者番号を受信したのであれば、同発信者番号を一時記憶する(ステップS74)。また、親機側制御部21は、ステップS73にて外線着信に関わる発信者番号を受信したのでなければ、無効値を一時記憶する(ステップS75)。
親機側制御部21は、暗証番号エラー回数メモリ53及びPB信号入力バッファ54の記憶内容をクリアする(ステップS76)。
親機側制御部21は、認証設定メモリ55に記憶中の発信者番号確認設定に基づき、発信者番号確認設定ありか否かを判定する(ステップS77)。
親機側制御部21は、発信者番号確認設定ありであると判定されると、ステップS73にて受信した発信者番号がテレコン認証用発信者番号に合致するか否かを判定する(ステップS78)。
親機側制御部21は、発信者番号がテレコン認証用発信者番号に合致すると判定されると、図9に示すM5に移行する。
また、親機側制御部21は、ステップS71にて電話親機3から外線着信開始を受信したのでなければ、この処理動作を終了する。
また、親機側制御部21は、ステップS72にてテレコン認証用暗証番号がテレコン認証用暗証番号メモリ52内になければ、又はステップS78にて発信者番号がテレコン認証用発信者番号と合致しなければ、ドアホン側無線通信インタフェース12を通じて電話親機3にテレコン中止を通知して(ステップS79)、この処理動作を終了する。尚、電話機親機3は、テレコン中止を受信すると、ドアホン親機5側のテレコン中止を認識することになる。
また、図9に示すM5において親機側制御部21は、ドアホン側無線通信インタフェース12を通じて電話親機3からテレコン認証中止を受信したか否かを判定する(ステップS81)。
親機側制御部21は、電話親機3からテレコン認証中止を受信したのであれば、この処理動作を終了すべく、図中のM6に移行する。
また、親機側制御部21は、ステップS81にて電話親機3からテレコン認証中止を受信したのでなければ、ドアホン側無線通信インタフェース12を通じて電話親機3からのPB信号の受信を監視し(ステップS82)、PB信号を受信したか否かを判定する(ステップS83)。
親機側制御部21は、PB信号を受信したのであれば、このPB信号をPB信号入力バッファ54に順次書き込み(ステップS84)、PB信号入力バッファ54に記憶中のPB信号が規定桁数に到達したか否かを判定する(ステップS85)。尚、規定桁数は、例えばテレコン認証用暗証番号が4桁の場合、4桁に相当するものである。
親機側制御部21は、PB信号が規定桁数に到達したのであれば、同PB信号を暗証入力番号とし、この暗証入力番号がテレコン認証用暗証番号に合致したか否かを判定する(ステップS86)。親機側制御部21は、暗証入力番号がテレコン認証用暗証番号に合致したのであれば、テレコン制御の動作を開始し(ステップS87)、この処理動作を終了する。
親機側制御部21は、ステップS86にて暗証入力番号はテレコン認証用暗証番号に合致したのでなければ、暗証番号エラー回数を+1インクリメントして同暗証番号エラー回数を暗証番号エラー回数メモリ53に記憶更新する(ステップS88)。
親機側制御部21は、暗証番号エラー回数メモリ53に記憶中の暗証番号エラー回数が規定値以下であるか否かを判定する(ステップS89)。尚、規定値は、暗証番号のエラー許容回数、例えば3回に相当するものである。
親機側制御部21は、暗証番号エラー回数が規定値以下であると判定されると、PB信号入力バッファ54に書き込んだPB信号をクリアし(ステップS90)、再度、PB信号の入力を監視すべく、ステップS81に移行する。
また、親機側制御部21は、ステップS89にて暗証番号エラー回数メモリ53に記憶中の暗証番号エラー回数が規定値以下でないと判定されると、暗証番号エラー回数が規定値を超えたものと判断し、認証設定メモリ55内の暗証番号初期化設定があるか否かを判定する(ステップS91)。
親機側制御部21は、ステップS91にて暗証番号初期化設定があると判定されると、テレコン認証用暗証番号メモリ52に記憶中のテレコン認証用暗証番号を初期化し(ステップS92)、ドアホン側無線通信インタフェース12を通じて電話親機3にテレコン中止を通知して(ステップS93)、この処理動作を終了する。
また、親機側制御部21は、ステップS83にてPB信号を電話親機3から受信したのでなければ、又はステップS85にてPB桁数が規定値に到達したのでなければ、電話親機3から新たなPB信号を受信監視すべく、ステップS81に移行する。
図8及び図9に示すドアホン親機側テレコン認証処理によれば、電話親機3から外線着信に関わる発信者番号及びPB信号(暗証入力番号)を受信すると、発信者番号がテレコン認証用発信者番号に合致するか否かを判定し、発信者番号がテレコン認証用発信者番号に合致すると判定されると、暗証入力番号がテレコン認証用暗証番号に合致するか否かを判定し、暗証入力番号がテレコン認証用暗証番号に合致すると判定されると、正当ユーザであると判断し、テレコン制御動作を許可するようにしたので、ドアホン親機5は、発信者番号及び暗証番号を使用して、テレコン制御可能な正当ユーザであるか否かを認証することができ、その結果、テレコン認証に要する電話親機3の制御負担を大幅に軽減することができる。
第2の実施の形態によれば、電話親機3から外線着信に関わる宅外電話機6の発信者番号及びPB信号(暗証入力番号)を受信すると、発信者番号がテレコン認証用発信者番号に合致するか否かを判定し、発信者番号がテレコン認証用発信者番号に合致すると判定されると、暗証入力番号がテレコン認証用暗証番号に合致するか否かを判定し、暗証入力番号がテレコン認証用暗証番号に合致すると判定されると、正当ユーザであると判断し、テレコン制御動作を許可するようにしたので、ドアホン親機5は、発信者番号及び暗証番号を使用して、テレコン制御可能な正当ユーザであるか否かを認証することができ、その結果、テレコン認証に要する電話親機3の制御負担を大幅に軽減することができる。
第2の実施の形態によれば、発信者番号がテレコン認証用発信者番号に合致せず、又は暗証番号がテレコン認証用暗証番号に合致しないと判定されると、宅外電話機6から家電機器7への遠隔制御を禁止するようにしたので、電話親機3側に特別な認証機能を備えるのではなく、ドアホン親機5側で発信者番号及び暗証番号を認証する機能を備え、発信者番号及び暗証番号で正当ユーザを特定することができるため、第三者による不正アクセスを防止してセキュリティの向上を図ることができる。
また、上記第1及び第2の実施の形態においては、電話親機3及びドアホン親機5で構成するテレコンシステム1について説明したが、図10に示すように、電話親機3Aに、家電機器7を制御するテレコン機能を持たせるようにしても良く、同様の効果が得られることは言うまでもない。
また、上記第1及び第2の実施の形態においては、宅外電話機6の発信者番号に基づきテレコン認証を実行するようにしたが、例えば宅外電話機6がIP電話機の場合、宅外電話機6のIPアドレスに基づきテレコン認証を実行するようにしても、同様の効果が得られることは言うまでもない。
本発明のテレコントロール装置によれば、電話回線を通じて外線着信に関わる宅外電話機の発信者情報を検出すると、この検出した発信者情報が記憶中の所定の発信者情報に合致しているか否かを判定し、前記発信者情報が前記所定の発信者情報に合致していないと判定されると、前記宅外電話機から前記電子機器への遠隔制御を禁止するようにしたので、発信者番号等の発信者情報で正当ユーザを特定し、第三者による不正アクセスを防止してセキュリティの向上を図ることができるため、例えば一般家庭等のテレコントロールシステムに有用である。
1 テレコントロールシステム
2 電話回線
3 電話親機(テレコントロール装置)
5 ドアホン親機(テレコントロール装置)
7 家電機器(電子機器)
21 親機側制御部(制御手段、発信者情報照合手段、暗証番号照合手段、エラー回数判定手段、暗証番号消去手段)
31A 着信検出部(着信検出手段)
31B PB信号検出部(暗証入力番号受信手段)
31C 発信者番号検出部(発信者情報検出手段)
40 電話親機側制御部(制御手段、発信者情報照合手段、暗証番号照合手段、エラー回数判定手段、暗証番号消去手段)
51 テレコン認証用発信者番号メモリ(発信者情報記憶手段)
52 テレコン認証用暗証番号メモリ(暗証番号記憶手段)
53 暗証番号エラー回数メモリ(エラー回数カウント手段)
2 電話回線
3 電話親機(テレコントロール装置)
5 ドアホン親機(テレコントロール装置)
7 家電機器(電子機器)
21 親機側制御部(制御手段、発信者情報照合手段、暗証番号照合手段、エラー回数判定手段、暗証番号消去手段)
31A 着信検出部(着信検出手段)
31B PB信号検出部(暗証入力番号受信手段)
31C 発信者番号検出部(発信者情報検出手段)
40 電話親機側制御部(制御手段、発信者情報照合手段、暗証番号照合手段、エラー回数判定手段、暗証番号消去手段)
51 テレコン認証用発信者番号メモリ(発信者情報記憶手段)
52 テレコン認証用暗証番号メモリ(暗証番号記憶手段)
53 暗証番号エラー回数メモリ(エラー回数カウント手段)
Claims (9)
- 電話回線を通じて、宅外電話機から電子機器への遠隔制御を可能にするテレコントロール装置であって、
所定の発信者情報を予め記憶した発信者情報記憶手段と、
前記電話回線を通じて前記宅外電話機からの外線着信を検出する着信検出手段と、
この着信検出手段にて前記外線着信を検出すると、前記電話回線を通じて前記宅外電話機の発信者情報を検出する発信者情報検出手段と、
この発信者情報検出手段にて前記発信者情報を検出すると、この検出した発信者情報が前記発信者情報記憶手段に記憶中の所定の発信者情報に合致しているか否かを判定する発信者情報照合手段と、
この発信者情報照合手段にて前記発信者情報が前記所定の発信者情報に合致していないと判定されると、前記宅外電話機から前記電子機器への遠隔制御を禁止する制御手段とを有することを特徴とするテレコントロール装置。 - 前記制御手段は、
外線着信時に前記発信者情報照合手段にて前記発信者情報が前記所定の発信者情報に合致していると判定されると、前記外線着信に対する応答動作が所定時間内にあるか否かを判定し、前記外線着信に対する応答動作が所定時間内にないと判定されると、この外線着信に応答して、前記電子機器を遠隔制御するテレコントロール動作を開始することを特徴とする請求項1記載のテレコントロール装置。 - 前記制御手段は、
前記発信者情報照合手段にて前記発信者情報が前記所定の発信者情報に合致していると判定されると、前記宅外電話機から前記電子機器への遠隔制御を許可することを特徴とする請求項1記載のテレコントロール装置。 - 所定の暗証番号を予め記憶した暗証番号記憶手段と、
前記電話回線を通じて前記宅外電話機からの暗証入力番号を受信する暗証入力番号受信手段と、
前記暗証入力番号受信手段にて前記暗証入力番号を受信すると、この暗証入力番号が前記暗証番号記憶手段に記憶中の暗証番号に合致しているか否かを判定する暗証番号照合手段とを有し、
前記制御手段は、
前記発信者情報照合手段にて前記発信者情報が前記所定の発信者情報に合致していると判定されると、前記暗証番号照合手段にて前記暗証入力番号が前記所定の暗証番号に合致しているか否かを判定し、前記暗証入力番号が前記所定の暗証番号に合致していると判定されると、前記宅外電話機から前記電子機器への遠隔制御を許可することを特徴とする請求項1記載のテレコントロール装置。 - 前記暗証番号照合手段にて前記暗証入力番号が前記暗証番号記憶手段に記憶中の暗証番号に合致していないと判定されると、暗証番号エラー回数をカウントするエラー回数カウント手段と、
このエラー回数カウント手段にて暗証番号エラー回数が所定回数に到達したか否かを判定するエラー回数判定手段と、
このエラー回数判定手段にて前記暗証番号エラー回数が所定回数に到達したと判定されると、前記暗証番号記憶手段に記憶中の暗証番号を消去する暗証番号消去手段とを有することを特徴とする請求項4記載のテレコントロール装置。 - 電話回線に通信接続する電話親機と、電話親機と通信接続すると共に、前記電話回線を通じて前記電話親機経由で、宅外電話機から電子機器への遠隔制御を可能にするテレコントロール装置とを有するテレコントロールシステムであって、
前記電話親機は、
所定の発信者情報を予め記憶した発信者情報記憶手段と、
前記電話回線を通じて前記宅外電話機から外線着信を検出する着信検出手段と、
この着信検出手段にて前記外線着信を検出すると、前記電話回線を通じて前記宅外電話機の発信者情報を検出する発信者情報検出手段と、
この発信者情報検出手段にて前記発信者情報を検出すると、この検出した発信者情報が前記発信者情報記憶手段に記憶中の所定の発信者情報に合致しているか否かを判定する発信者情報照合手段と、
この発信者情報照合手段にて前記発信者情報が前記所定の発信者情報に合致していないと判定されると、遠隔制御禁止コマンドを前記テレコントロール装置に伝送する電話親機側伝送手段とを有し、
前記テレコントロール装置は、
前記電話親機から前記遠隔制御禁止コマンドを受信すると、前記宅外電話機から前記電子機器への遠隔制御を禁止する制御手段を有することを特徴とするテレコントロールシステム。 - 電話回線に通信接続する電話親機と、電話親機と通信接続すると共に、前記電話回線を通じて前記電話親機経由で、宅外電話機から電子機器への遠隔制御を可能にするテレコントロール装置とを有するテレコントロールシステムであって、
前記電話親機は、
前記電話回線を通じて前記宅外電話機から外線着信を検出する着信検出手段と、
この着信検出手段にて前記外線着信を検出すると、前記電話回線を通じて前記宅外電話機の発信者情報を検出する発信者情報検出手段と、
この発信者情報検出手段にて検出した発信者情報を前記テレコントロール装置に伝送する電話親機側伝送手段とを有し、
前記テレコントロール装置は、
所定の発信者情報を予め記憶した発信者情報記憶手段と、
前記電話親機側伝送手段にて前記発信者情報を受信すると、この受信した発信者情報が前記発信者情報記憶手段に記憶中の所定の発信者情報に合致するか否かを判定する発信者情報照合手段と、
この発信者情報照合手段にて前記発信者情報が前記所定の発信者情報に合致していないと判定されると、前記宅外電話機から前記電子機器への遠隔制御を禁止する制御手段とを有することを特徴とするテレコントロールシステム。 - 電話回線を通じて、宅外電話機から電子機器への遠隔制御を可能にするテレコントロール制御方法であって、
所定の発信者情報を予め記憶するステップと、
前記電話回線を通じて前記宅外電話機からの外線着信を検出するステップと、
前記外線着信を検出すると、前記電話回線を通じて前記宅外電話機の発信者情報を検出するステップと、
前記発信者情報を検出すると、この検出した発信者情報が前記所定の発信者情報に合致しているか否かを判定するステップと、
前記発信者情報が前記所定の発信者情報に合致していないと判定されると、前記宅外電話機から前記電子機器への遠隔制御を禁止するステップとを有することを特徴とするテレコントロール制御方法。 - 所定の暗証番号を予め記憶するステップと、
前記電話回線を通じて前記宅外電話機からの暗証入力番号を受信するステップと、
前記暗証入力番号を受信すると、この暗証入力番号が前記所定の暗証番号に合致しているか否かを判定するステップと、
前記暗証入力番号が前記所定の暗証番号に合致していないと判定されると、暗証番号エラー回数をカウントするステップと、
前記暗証番号エラー回数が所定回数に到達したか否かを判定するステップと、
前記暗証番号エラー回数が所定回数に到達したと判定されると、前記記憶中の所定の暗証番号を消去するステップとを有することを特徴とする請求項7記載のテレコントロール制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005378387A JP2007181013A (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | テレコントロール装置、テレコントロールシステム及びテレコントロール制御方法 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013114516A (ja) * | 2011-11-29 | 2013-06-10 | Ricoh Co Ltd | 利用管理システム、利用管理方法、情報端末、及び利用管理プログラム |
JP2016105300A (ja) * | 2016-01-20 | 2016-06-09 | 株式会社リコー | 利用制御システム及び利用制御方法 |
JP7474084B2 (ja) | 2020-03-17 | 2024-04-24 | アイホン株式会社 | インターホンシステム |
-
2005
- 2005-12-28 JP JP2005378387A patent/JP2007181013A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013114516A (ja) * | 2011-11-29 | 2013-06-10 | Ricoh Co Ltd | 利用管理システム、利用管理方法、情報端末、及び利用管理プログラム |
JP2016105300A (ja) * | 2016-01-20 | 2016-06-09 | 株式会社リコー | 利用制御システム及び利用制御方法 |
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