JP2007180770A - 情報再生装置、情報再生制御方法および情報再生制御プログラム - Google Patents
情報再生装置、情報再生制御方法および情報再生制御プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】ユーザの意志を正確に反映して情報の再生状況を正確に更新し、かつその情報毎のお気に入り度合を容易に把握する。
【解決手段】CPU1−1は、ユーザによる対象ファイルの再生開始指示、一時停止指示、停止指示に従って、楽音再生部1−7による再生動作を制御するとともに、無線通信部1−2での着信割込みチェック、電源1−11の残量のチェックなどを行う。CPU1−1は、ユーザにより任意に選択された音楽データの再生途中において再生停止した際には、その再生停止がユーザ操作により行われたのか、あるいは、無線通信部1−2での着信や、電源1−11の残量が所定値以下となるなどの理由によって停止されたのかに応じて、その情報の再生状況(再生回数、累積再生時間)の更新を制御する。
【選択図】図1
【解決手段】CPU1−1は、ユーザによる対象ファイルの再生開始指示、一時停止指示、停止指示に従って、楽音再生部1−7による再生動作を制御するとともに、無線通信部1−2での着信割込みチェック、電源1−11の残量のチェックなどを行う。CPU1−1は、ユーザにより任意に選択された音楽データの再生途中において再生停止した際には、その再生停止がユーザ操作により行われたのか、あるいは、無線通信部1−2での着信や、電源1−11の残量が所定値以下となるなどの理由によって停止されたのかに応じて、その情報の再生状況(再生回数、累積再生時間)の更新を制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報再生装置、情報再生制御方法および情報再生制御プログラムに関する。
従来より、保存した曲の再生回数に基づいてお気に入り度を判別できるようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。該従来技術では、曲再生が終了した場合に再生回数を更新するものの、再生途中で停止(中止)した場合には再生回数を更新しないようになっている。
しかしながら、上記従来技術は、再生途中での停止(中止)がユーザによる意志、つまり、聞きたくなくなったなどの意志であれば、更新しないことは妥当であるが、その再生装置が携帯電話等の場合には、再生途中での電話着信があったことにより、再生停止(中止)を余儀なくされたり、あるいは携帯ゆえの電池切れにより再生停止を余儀なくされる場合がある。従来技術では、その再生停止が余儀なく停止したものか否かに拘らず、再生自体がなかったものとして再生回数を更新しないため、その曲に対するお気に入り度が正確に反映することができないという問題があった。
そこで本発明は、ユーザの意志を正確に反映して情報の再生状況を正確に更新することができ、かつその情報毎のお気に入り度合を容易に把握することができる情報再生装置、情報再生制御方法および情報再生制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1、11、12記載の発明は、情報の再生途中における再生停止を検出し、再生停止が検出されると、情報の再生を停止するとともに、該再生停止がユーザ操作による指示であるか否かを判別し、該判別結果に基づいて、上記情報に対する再生状況情報の更新を制御することを特徴とする。
また、好ましい態様として、例えば請求項2記載のように、請求項1記載の情報再生装置において、前記更新制御手段は、前記指示判別手段により、前記再生停止がユーザ操作による指示ではないと判別された場合には、前記再生状況情報の更新を実行する一方、前記再生停止がユーザ操作による指示であると判別された場合には、前記再生状況情報の更新を中止するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項3記載のように、請求項2記載の情報再生装置において、前記指示判別手段によって前記再生停止がユーザ操作による指示であると判別された場合、その情報の再生割合を判別する再生割合判別手段を具備し、前記更新制御手段は、前記再生割合判別手段により判別された再生割合が所定値を超えていれば、前記再生状況情報の更新を実行する一方、再生割合が所定値を超えていなければ、前記再生状況情報の更新を中止するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項4記載のように、請求項1記載の情報再生装置において、電話あるいはメールによる着信を検出する着信検出手段を具備し、前記指示判別手段は、前記着信検出手段によって着信が検出された際に、前記再生停止検出手段によって再生停止が検出された場合、該再生停止がユーザ操作による指示でないと判別するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項5記載のように、請求項1記載の情報再生装置において、前記再生停止手段は、前記着信手段による着信があった場合、着信による呼出し直後に前記再生手段による情報の再生出力を停止するか、あるいは着信による呼出し後のユーザによるオフフック操作があった際に前記再生手段による情報の再生出力を停止するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項6記載のように、請求項1記載の情報再生装置において、当該装置の各部を駆動する電池の残量を検出する電池残量検出手段を具備し、前記指示判別手段は、前記電池残量検出手段によって電池残量が所定値以下であると検出された際に、前記再生停止検出手段によって再生停止が検出された場合、該再生停止がユーザ操作による指示でないと判別するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項7記載のように、請求項1記載の情報再生装置において、前記再生状況情報記憶手段は、前記複数の情報に対する再生状況情報として、前記複数の情報の各々の再生回数を記憶し、前記更新制御手段は、前記情報の再生終了時に正規終了として前記再生回数を所定値だけカウントアップするようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項8記載のように、請求項7記載の情報再生装置において、前記更新制御手段は、前記再生停止がユーザ操作による指示ではないと判別された場合には、前記正規終了時におけるカウントアップ値よりも小さな値だけカウントアップするようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項9記載のように、請求項1記載の情報再生装置するにおいて、前記再生状況情報記憶手段は、前記複数の情報に対する再生状況情報として、前記複数の情報の各々の再生回数を記憶し、前記更新制御手段は、前記情報の再生開始時に前記再生回数をカウントアップし、前記再生停止がユーザ操作による指示であると判別された場合には、前記再生回数をカウントダウンするようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項10記載のように、請求項1記載の情報再生装置において、前記再生状況情報記憶手段は、前記複数の情報に対する再生状況情報として、これまでに再生した累積再生時間を記憶し、前記更新制御手段は、前記情報の再生終了時に正規終了として現時点までに再生した再生時間を前記累積再生時間に加算するようにしてもよい。
請求項1、11、12記載の発明によれば、情報の再生途中における再生停止を検出し、再生停止が検出されると、情報の再生を停止するとともに、該再生停止がユーザ操作による指示であるか否かを判別し、該判別結果に基づいて、上記情報に対する再生状況情報の更新を制御するようにしたので、ユーザの意志を正確に反映して情報の再生状況を正確に更新することができ、かつその情報毎のお気に入り度合を容易に把握することができるという利点が得られる。
また、請求項2記載の発明によれば、指示判別手段により再生停止がユーザ操作による指示ではないと判別された場合には、更新制御手段により、再生状況情報の更新を実行する一方、再生停止がユーザ操作による指示であると判別された場合には、更新制御手段により、再生状況情報の更新を中止するようにしたので、ユーザの意志を正確に反映して情報の再生状況を正確に更新することができ、かつその情報毎のお気に入り度合を容易に把握することができるという利点が得られる。
また、請求項3記載の発明によれば、指示判別手段によって再生停止がユーザ操作による指示であると判別された場合、再生割合判別手段により、その情報の再生割合を判別し、更新制御手段により、再生割合が所定値を超えていれば、再生状況情報の更新を実行する一方、再生割合が所定値を超えていなければ、再生状況情報の更新を中止するようにしたので、再生途中で停止した場合であっても、ユーザの意志を正確に反映して情報の再生状況を正確に更新することができ、かつその情報毎のお気に入り度合を容易に把握することができるという利点が得られる。
また、請求項4記載の発明によれば、着信検出手段によって電話あるいはメールによる着信が検出された際に、再生停止検出手段によって再生停止が検出された場合、指示判別手段により、該再生停止がユーザ操作による指示でないと判別するようにしたので、電話やメールによる着信があった際に再生が停止された場合であっても、ユーザの意志を正確に反映して情報の再生状況を正確に更新することができ、かつその情報毎のお気に入り度合を容易に把握することができるという利点が得られる。
また、請求項5記載の発明によれば、着信手段による着信があった場合、再生停止手段により、着信による呼出し直後に再生手段による情報の再生出力を停止するか、あるいは着信による呼出し後のユーザによるオフフック操作があった際に再生手段による情報の再生出力を停止するようにしたので、電話やメールによる着信があった際に再生が停止された場合であっても、ユーザの意志を正確に反映して情報の再生状況を正確に更新することができ、かつその情報毎のお気に入り度合を容易に把握することができるという利点が得られる。
また、請求項6記載の発明によれば、電池残量検出手段によって電池残量が所定値以下であると検出された際に、再生停止検出手段によって再生停止が検出された場合、指示判別手段により、該再生停止がユーザ操作による指示でないと判別するようにしたので、電池残量が低下して強制的に再生が停止された場合であっても、ユーザの意志を正確に反映して情報の再生状況を正確に更新することができ、かつその情報毎のお気に入り度合を容易に把握することができるという利点が得られる。
また、請求項7記載の発明によれば、複数の情報に対する再生状況情報として、複数の情報の各々の再生回数を再生状況情報記憶手段に記憶し、更新制御手段により、情報の再生終了時に正規終了として上記再生回数を所定値だけカウントアップするようにしたので、ユーザの意志を正確に反映して情報の再生状況を正確に更新することができ、かつその情報毎のお気に入り度合を容易に把握することができるという利点が得られる。
また、請求項8記載の発明によれば、再生停止がユーザ操作による指示ではないと判別された場合、更新制御手段により、正規終了時におけるカウントアップ値よりも小さな値だけカウントアップするようにしたので、装置側の事情により再生が停止されたとしても、ユーザの意志を正確に反映して情報の再生状況を正確に更新することができ、かつその情報毎のお気に入り度合を容易に把握することができるという利点が得られる。
また、請求項9記載の発明によれば、複数の情報に対する再生状況情報として、複数の情報の各々の再生回数を再生状況情報記憶手段に記憶し、更新制御手段により、情報の再生開始時に上記再生回数をカウントアップし、再生停止がユーザ操作による指示であると判別された場合には、再生回数をカウントダウンするようにしたので、ユーザの意志を正確に反映して情報の再生状況を正確に更新することができ、かつその情報毎のお気に入り度合を容易に把握することができるという利点が得られる。
また、請求項10記載の発明によれば、複数の情報に対する再生状況情報として、これまでに再生した累積再生時間を再生状況情報記憶手段に記憶し、更新制御手段により、情報の再生終了時に正規終了として現時点までに再生した再生時間を累積再生時間に加算するようにしたので、ユーザの意志を正確に反映して情報の再生状況を正確に更新することができ、かつその情報毎のお気に入り度合を容易に把握することができるという利点が得られる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
A.実施形態の構成
図1は、本発明の実施形態による携帯電話の略構成を示すブロック図である。図において、CPU1−1は、携帯電話1の動作を所定のプログラムに従って制御する。特に、本実施形態では、CPU1−1は、ユーザによる対象ファイルの再生開始指示、一時停止指示、停止指示に従って、後述する楽音再生部1−7による再生動作を制御するとともに、無線通信部1−2での着信割込みチェック、電源(バッテリ)1−11の残量のチェックなどを行う。
図1は、本発明の実施形態による携帯電話の略構成を示すブロック図である。図において、CPU1−1は、携帯電話1の動作を所定のプログラムに従って制御する。特に、本実施形態では、CPU1−1は、ユーザによる対象ファイルの再生開始指示、一時停止指示、停止指示に従って、後述する楽音再生部1−7による再生動作を制御するとともに、無線通信部1−2での着信割込みチェック、電源(バッテリ)1−11の残量のチェックなどを行う。
また、CPU1−1は、ユーザにより任意に選択された音楽データの再生に際して、その選択情報に対する再生状況(再生回数、累積再生時間)を更新するが、その再生途中において再生停止した際には、その再生停止がユーザ操作により行われたのか、あるいは、無線通信部1−2での着信時や、電源(バッテリ)1−11の残量が所定値以下となるなどの理由によって停止されたのかを判別し、該判別結果に基づいてその情報の再生状況(再生回数、累積再生時間)の更新を制御する。より具体的には、着信時や電池残量が所定値以下となるなど、携帯電話1側の機能上の理由によって停止した場合にはその情報の再生状況を更新し、ユーザ操作により情報の再生が停止された場合には、基本的には再生状況を更新せず、所定以上の再生がなされた場合にのみ、再生状況を更新するようになっている。
上記情報の再生状況は、図2に示す情報再生状況テーブル2に記憶されている。該情報再生状況テーブル2には、音楽データのファイル名毎に、その再生回数、累積再生時間が記録されており、該再生回数、累積再生時間に基づいてお気に入り度が判別される。すなわち、本実施形態では、再生途中での電話またはメールの着信があったことにより、再生停止(中止)を余儀なくされたり、あるいは携帯ゆえの電池切れにより再生停止を余儀なくされた場合であっても、その情報に対するお気に入り度を正確に反映することができるようになっている。
無線通信部1−2は、図示しない無線基地局を介して、通話、データ通信などを行う。ROM1−3は、上記所定のプログラムや各種パラメータなどを記憶する。メモリ1−4は、各種データ、特に本実施形態では、音楽データなどの情報を記憶する。該音楽データなどの情報は、図示しない無線基地局を介して、所定のサービスサーバよりダウンロードされたものであってもよいし、パーソナルコンピュータなどからメモリ1−4に転送されたものであってもよい。また、上記音楽データなどの情報は、メモリ1−4以外に外部記録媒体1−10に記憶されていてもよい。
表示部1−5は、液晶表示器などからなり、アドレス帳や電話番号などの情報や各種設定画面などを表示する。入力部1−6は、電話番号や各種データ、動作指示、特に、音楽データなどの情報に対する再生指示、一時停止指示、停止指示などを入力する。楽音再生部1−7は、CPU1−1の制御の下、メモリ1−4に記憶されている音楽データをデコードしてスピーカ1−8から再生出力する。外部I/F1−9は、外部記録媒体(例えばminiSDカードなど)1−10を装着する。また、電源(バッテリ)1−11は、充電可能な二次電池からなり、各部へ駆動電流を供給する。
なお、上述した構成では、再生の対象ファイルとして音楽データのみについて説明したが、これに限らず、動画データなども可能である。
B.実施形態の動作
次に、上述した実施形態の動作について説明する。ここで、図3および図4は、本実施形態による携帯電話1の動作を説明するためのフローチャートである。まず、対象ファイル(音楽、動画など)に対しての再生開始指示があったか否かを判断する(ステップS10)。そして、再生開始指示があると、再生開始指示のあった対象ファイル(音楽、動画など)の再生を開始する(ステップS12)。該再生中に、停止指示があったか否かを判断し(ステップS14)、停止指示があった場合には、再生を停止する(ステップS16)。
次に、上述した実施形態の動作について説明する。ここで、図3および図4は、本実施形態による携帯電話1の動作を説明するためのフローチャートである。まず、対象ファイル(音楽、動画など)に対しての再生開始指示があったか否かを判断する(ステップS10)。そして、再生開始指示があると、再生開始指示のあった対象ファイル(音楽、動画など)の再生を開始する(ステップS12)。該再生中に、停止指示があったか否かを判断し(ステップS14)、停止指示があった場合には、再生を停止する(ステップS16)。
次に、対象ファイルの全再生時間を取得し(ステップS18)、該全再生時間に対する、今回の再生時間の再生割合を算出する(ステップS20)。そして、該再生割合が全体の8割以上であるかを判断し(ステップS22)、今回、8割以上再生した場合には、情報再生状況テーブル2に対して、対象ファイルの再生回数として0.5だけカウントアップし(ステップS24)、累積再生時間を更新する(ステップS26)。一方、今回の再生時間の割合が全体の8割に満たなかった場合には、再生回数、累積再生時間を更新することなく、当該処理を終了する。
また、対象ファイルの再生中に停止指示がなかった場合には、一時停止の指示があったか否かを判断する(ステップS28)。そして、一時停止の指示があった場合には、対象ファイルの再生を一時停止する(ステップS30)。次に、再び、再生指示があったか否かを判断し(ステップS32)、再生指示があるまで待機し、再生指示があると、ステップS14に戻り、上述した処理を繰り返す。したがって、この場合、再生回数、累積再生時間は更新されない。
一方、対象ファイルの再生中に停止指示、一時停止指示がない場合には、電話やメールによる着信割込みがあったか否かを判断する(ステップS34)。そして、着信割込みがあった場合には、対象ファイルの再生に対して一時停止指示があったか否かを判断する(ステップS36)。ここで、一時停止指示がなかった場合には、停止指示があったか否かを判断し(ステップS38)、停止指示があった場合には、対象ファイルの再生を停止し(ステップS44)、再生回数を1つだけカウントアップし(ステップS46)、該対象ファイルの全再生時間を、情報再生状況テーブル2の累積再生時間に加算することで累積再生時間を更新する(ステップS50)。そして、当該処理を終了する。
一方、対象ファイルの再生中に電話やメールによる着信割込みがあった際に、一時停止指示があった場合には、対象ファイルの再生を一時停止し(ステップS30)、再生指示があるまで待機し(ステップS32)、再生指示があると、ステップS14に戻り、対象ファイルの再生を継続する。したがって、この場合、再生回数、累積再生時間は更新されない。
また、対象ファイルの再生中に着信割込みがあった際に、一時停止指示も停止指示もなかった場合には、着信に対する呼出しが終わったか否かを判断し(ステップS40)、呼出しが終わっていない場合には、ステップS36に戻り、現在再生中の対象ファイルに対する、一時停止指示、または停止指示を待つ。一時停止指示があった場合には、上述したステップS30以降へ進み、停止指示が合った場合には、上述したステップS44以降へ進む。
一方、対象ファイルの再生中に電話やメールによる着信割込みがあった際に、一時停止指示も停止指示もなく、着信に対する呼出しが終わってしまった場合には、上述したステップS14に戻り、対象ファイルの再生を継続する。
また、対象ファイルの再生中に停止指示、一時停止指示もなく、さらに着信割込みもない場合には、電源(バッテリ)1−11の電池残量が所定値より小さくなっているか否かを判断する(ステップS42)。そして、電源(バッテリ)1−11の電池残量が所定値より小さくなっている場合には、対象ファイルの再生を停止し(ステップS44)、対象ファイルに対応する、情報再生状況テーブル2の再生回数を1つだけカウントアップし(ステップS46)、該対象ファイルの全再生時間を、情報再生状況テーブル2の累積再生時間に加算することで該累積再生時間を更新する(ステップS50)。そして、当該処理を終了する。
一方、電源(バッテリ)1−11の電池残量が所定値より小さくなっていない場合には、対象ファイルの再生が終了したか否かを判断し(ステップS48)、再生が終了していなければ、ステップS14に戻り、対象ファイルの再生を継続する。
また、対象ファイルの再生中に停止指示、一時停止指示もなく、さらに着信割込みもなく、電源(バッテリ)1−11の電池残量も所定値より小さくなっていない場合に、再生が終了していなければ、該対象ファイルの全再生時間を、情報再生状況テーブル2の累積再生時間に加算することで該累積再生時間を更新し(ステップS50)、当該処理を終了する。
上述した実施形態では、ユーザにより任意に選択された情報の再生が行われた際、その選択情報に対する再生状況として更新を行うが、その再生途中において再生停止した際には、その再生停止がユーザ操作により行われたのか、あるいは、電話やメールによる着信時や電池残量が所定値以下となるなどの理由によって停止されたのかを判別し、該判別結果に基づいてその再生状況の更新を制御するようにしたので、ユーザの意志を正確に反映して情報の再生状況を更新することができ、かつその情報毎のお気に入り度合を容易に把握することができる。
なお、上述した実施形態では、再生終了時に再生回数をカウントアップするようにしたが、再生開始時に再生回数をカウントアップし、再生停止がユーザ操作による指示であると判別された場合には、再生回数をカウントダウンするようにしてもよい。また、上述した実施形態においては、携帯電話についてのみ説明したが、これに限らず、音楽データや動画データなどを再生可能な機器であれば適用可能であることは言うまでもない。
1 携帯電話
1−1 CPU(再生停止検出手段、再生停止手段、指示判別手段、更新制御手段、再生割合判別手段、着信検出手段、電池残量検出手段)
1−2 無線通信部
1−3 ROM
1−4 メモリ(情報記憶手段、再生状況情報記憶手段)
1−5 表示部
1−6 入力部
1−7 楽音再生部(再生手段)
1−8 スピーカ
1−9 外部I/F
1−10 外部記録媒体(情報記憶手段、再生状況情報記憶手段)
1−11 電源
1−1 CPU(再生停止検出手段、再生停止手段、指示判別手段、更新制御手段、再生割合判別手段、着信検出手段、電池残量検出手段)
1−2 無線通信部
1−3 ROM
1−4 メモリ(情報記憶手段、再生状況情報記憶手段)
1−5 表示部
1−6 入力部
1−7 楽音再生部(再生手段)
1−8 スピーカ
1−9 外部I/F
1−10 外部記録媒体(情報記憶手段、再生状況情報記憶手段)
1−11 電源
Claims (12)
- 情報の再生機能を有する情報再生装置であって、
再生対象となる複数の情報を記憶する情報記憶手段と、
前記複数の情報に対する再生状況情報を記憶する再生状況情報記憶手段と、
前記情報記憶手段に記憶されている複数の情報のいずれかを再生出力する再生手段と、
前記再生手段による情報の再生途中における再生停止を検出する再生停止検出手段と、
前記再生停止検出手段によって再生停止が検出されると、前記再生手段による情報の再生を停止する再生停止手段と、
前記再生停止検出手段によって再生停止が検出された場合、該再生停止がユーザ操作による指示であるか否かを判別する指示判別手段と、
前記指示判別手段による判別結果に基づいて、前記再生状況記憶手段に記憶されている再生状況情報の更新を制御する更新制御手段と
を具備することを特徴とする情報再生装置。 - 前記更新制御手段は、前記指示判別手段により、前記再生停止がユーザ操作による指示ではないと判別された場合には、前記再生状況情報の更新を実行する一方、前記再生停止がユーザ操作による指示であると判別された場合には、前記再生状況情報の更新を中止することを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。
- 前記指示判別手段によって前記再生停止がユーザ操作による指示であると判別された場合、その情報の再生割合を判別する再生割合判別手段を具備し、
前記更新制御手段は、前記再生割合判別手段により判別された再生割合が所定値を超えていれば、前記再生状況情報の更新を実行する一方、再生割合が所定値を超えていなければ、前記再生状況情報の更新を中止することを特徴とする請求項2記載の情報再生装置。 - 電話あるいはメールによる着信を検出する着信検出手段を具備し、
前記指示判別手段は、前記着信検出手段によって着信が検出された際に、前記再生停止検出手段によって再生停止が検出された場合、該再生停止がユーザ操作による指示でないと判別することを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。 - 前記再生停止手段は、前記着信手段による着信があった場合、着信による呼出し直後に前記再生手段による情報の再生出力を停止するか、あるいは着信による呼出し後のユーザによるオフフック操作があった際に前記再生手段による情報の再生出力を停止することを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。
- 当該装置の各部を駆動する電池の残量を検出する電池残量検出手段を具備し、
前記指示判別手段は、前記電池残量検出手段によって電池残量が所定値以下であると検出された際に、前記再生停止検出手段によって再生停止が検出された場合、該再生停止がユーザ操作による指示でないと判別することを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。 - 前記再生状況情報記憶手段は、前記複数の情報に対する再生状況情報として、前記複数の情報の各々の再生回数を記憶し、
前記更新制御手段は、前記情報の再生終了時に正規終了として前記再生回数を所定値だけカウントアップすることを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。 - 前記更新制御手段は、前記再生停止がユーザ操作による指示ではないと判別された場合には、前記正規終了時におけるカウントアップ値よりも小さな値だけカウントアップすることを特徴とする請求項7記載の情報再生装置。
- 前記再生状況情報記憶手段は、前記複数の情報に対する再生状況情報として、前記複数の情報の各々の再生回数を記憶し、
前記更新制御手段は、前記情報の再生開始時に前記再生回数をカウントアップし、前記再生停止がユーザ操作による指示であると判別された場合には、前記再生回数をカウントダウンすることを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。 - 前記再生状況情報記憶手段は、前記複数の情報に対する再生状況情報として、これまでに再生した累積再生時間を記憶し、
前記更新制御手段は、前記情報の再生終了時に正規終了として現時点までに再生した再生時間を前記累積再生時間に加算することを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。 - 記憶されている複数の情報のうち選択された情報を再生する情報再生方法であって、
情報の再生途中における再生停止を検出するステップと、
再生停止が検出されると、情報の再生を停止するステップと、
前記再生停止が検出された場合、該再生停止がユーザ操作による指示であるか否かを判別するステップと、
前記判別結果に基づいて、前記情報に対する再生状況情報の更新を制御するステップと
を含むことを特徴とする情報再生制御方法。 - コンピュータに、
記憶されている複数の情報のうち選択された情報を再生する再生機能、
情報の再生途中における再生停止を検出する再生停止検出機能、
再生停止が検出されると、情報の再生を停止する再生停止機能、
前記再生停止が検出された場合、該再生停止がユーザ操作による指示であるか否かを判別する指示判別機能、
前記判別結果に基づいて、前記情報に対する再生状況情報の更新を制御する更新制御機能を実現させることを特徴とする情報再生制御プログラム。
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