JP2007179770A - 面状照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】薄型・軽量で、且つ、出射する光にパターンを形成し、デザイン性を有する面状照明装置を提供することにある。
【解決手段】光源と、前記光源の光を光射出面から射出する導光板と、前記導光板の光射出面上に配置され、規則的な明度変化を有する光を生成するためのパターン形成部材とを有し、前記パターン形成部材は、光透過性を有するシート状の光学部材の表面に規則性のあるパターンで網点が形成された網点パターン形成部材を少なくとも2つ備え、少なくとも2つの前記網点パターン形成部材が積層されていることにより、前記課題を解決する。
【選択図】図6

Description

本発明は、光源から射出された光を拡散して光射出面から照明光を射出する導光板を有し、屋内外を照明する面状照明装置、もしくは液晶表示パネルや広告パネルや広告塔や看板などのバックライトとして用いられる面状照明装置に関する。
従来、液晶表示装置には、液晶パネル(LCD)の裏面側から光を照射し、液晶パネルを照明するバックライトユニットが用いられている。バックライトユニットは、通常、照明用の光源、この光源から出射した光を拡散して液晶パネルを照射する導光板、導光板から放射される光を均一化するプリズムシートや拡散シート等の部品を用いて構成される。
近年、このバックライトユニットは、上記のようにして、液晶表示装置に用いられるだけではなく、屋内外を照明する、もしくは液晶表示パネルや公告パネルや公告塔や看板などを裏面側から照射する、面状照明装置としても用いられている。
この面状照明装置も同様であるが、近年の液晶表示装置は、薄型化や低消費電力化が要望されており、それを実現するために種々の形状の導光板が提案されている。(特許文献1、特許文献2、特許文献3および特許文献4)
図10は、特許文献1に示される導光板を用いた液晶表示装置の概略断面図である。
同図に示すバックライト(バックライトユニット)は、液晶表示パネル122と、蛍光管112,導光板111および拡散板123とで構成されている。
特許文献1では、このバックライト100の照射量を減らすことなく、液晶表示装置の小型軽量化や薄型化及びコスト・消費電力の低減化を実現することができる液晶表示装置のバックライトを得るために、長方形の照射面と、短辺の中央部に長辺と平行にくり抜かれた、光源を嵌挿する矩形断面の溝114と、この溝114を挟んで長辺の両側面方向に向って板厚が次第に薄くなるように形成された背面とを有する導光板111が開示されている。
また、特許文献2には、液晶表示装置の額縁を狭くし、厚みを薄くすることができ、光利用効率がよく明るいバックライトユニットを得るために、光源を配置するための凹部の幅方向に平行な断面の形状が、深さ方向を主軸とする放物線形状である導光体(導光板)が開示されている。
また、特許文献3には、表示パネルの面内の明るさを均一に保ち、高輝度な照明をするために、ハの字状の高反射層上に、順次屈折率が高くなるように複数の板状光導破層を積層し、その各光出射端面から出射する光で光拡散層を明るくする導光板が開示されている。ここで、光源を設置するための凹部は、三角形形状である。
また、特許文献4では、液晶バックライトを壁掛けテレビの大型液晶表示面用に改良するために、複数の導光板を並列に配置し、導光板間に所定数の線状光源を配置して高輝度にて好均一の大型の背面照明を実現している。
しかしながら、特許文献1〜4に開示される導光板は、いずれも出射面から出射される光にむらが生じてしまい、均一で、高輝度な光を出射面から出射することができないという問題点を有する。
特開平08−062426号公報 特開平10−133027号公報 特開平05−249320号公報 特開2001−42327号公報
そこで、本発明者は、特願2004‐170425号公報に示されるように、棒状光源の直径Rに対する導光板ユニットの肉厚部の最大厚みDと棒状光源の中心を通り光射出面に対して垂直な面から隣接する導光板ユニットとの接合部である薄肉端部の端面までの距離Lを1.6R≦L及び0.6R≦Dとすることにより、薄型・軽量で、より大サイズの光出射面を実現することができ、かつ、光源から出射された光に対する光出射面からの光の出射効率が高くなる形状の導光板、これを用いる面状照明装置および液晶表示装置を提供している。特に、この面状照明装置は、前述したように、薄型・軽量であるため、建物の平らな部分に直接埋め込むような形をとる天井照明、床照明、壁面照明等に有効である。
上記のような面状照明装置に、さらに、デザイン性を追及する場合には、従来の照明装置と同様に、例えば、光源(ランプ)の周辺の部材にアクセントを持たせる方法が挙げられるが、薄型・軽量を実現する上記面状照明装置において、デザイン性を付与するために、光源の周辺の部材にアクセントを持たせる方法を用いると、面状照明装置の重量や厚みを増加させてしまい、薄型・軽量に対し相反する結果となってしまうという問題が生じる。
本発明の目的は、前記従来技術に基づく問題点を解消し、薄型・軽量で、且つ、出射する光にパターンを形成し、規則的な明度変化を有する光を生成する、すなわち、デザイン性を有する面状照明装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、光源と、前記光源の光を光射出面から射出する導光板と、前記導光板の光射出面上に配置され、規則的な明度変化を有する光を生成するためのパターン形成部材とを有し、前記パターン形成部材は、光透過性を有するシート状の光学部材の表面に規則性のあるパターンで網点が形成された網点パターン形成部材を少なくとも2つ備え、少なくとも2つの前記網点パターン形成部材が積層されていることを特徴とする面状照明装置を提供するものである。
本発明においては、前記パターン形成部材は、前記網点パターン形成部材に形成されている網点のパターンとは異なるパターンの規則的な明度変化を有する光を生成するのが好ましい。
また、本発明においては、前記網点は、基本単位の配置パターンを繰り返したパターンで形成されているのが好ましい。
また、本発明においては、前記光学部材は、透明樹脂からなるフィルムまたはシートであり、前記網点は、印刷によって形成されるのが好ましい。
また、本発明においては、前記網点が、シアン、イエロー、マゼンタ、およびこれらを混合した色のいずれかの色のインクを用いて形成されるのが好ましい。
また、本発明においては、前記光学部材の前記網点を形成する面の面積に対する前記網点の占有面積が、5%〜95%であるのが好ましい。
また、本発明においては、前記網点は、四角形、円形、長方形、三角形、ひし形、星型、楕円または三日月型の形状を有するドットの集合体であるのが好ましい。
また、本発明においては、前記網点は、縞状または格子状のパターンで形成されているのが好ましい。
また、本発明においては、前記パターン形成部材は、幾何学的な明度変化を有する光を生成するのが好ましい。
また、上記目的を達成するために、本発明は、光源と、前記光源の光を光射出面から射出する導光板と、前記導光板の光射出面上に配置され、規則的な明度変化を有する光を生成するためのパターン形成部材とを有し、前記パターン形成部材は、光透過性を有するシート状の光学部材の表裏面に規則性のあるパターンで網点が形成された網点パターン形成部材を少なくとも1つ備えることを特徴とする面状照明装置を提供するものである。
さらに、また、上記目的を達成するために、本発明は、光源と、前記光源の光を光射出面から射出し、且つ、この光出射面に規則性のあるパターンで網点が形成された導光板と、前記導光板の光射出面上に配置され、規則的な明度変化を有する光を生成するためのパターン形成部材とを有し、前記パターン形成部材は、光透過性を有するシート状の光学部材の表面に規則性のあるパターンで網点が形成された網点パターン形成部材を少なくとも1つ備え、この網点パターン形成部材が積層されていることを特徴とする面状照明装置を提供するものである。
本発明の面状照明装置は、薄型・軽量であり、且つ、出射する出射光にパターンを形成し、規則的な明度変化を有する光を生成することができ、デザイン性を発揮することができる。
以下に、本発明の面状照明装置について説明する。
図1は、本発明の面状照明装置の一実施形態を示し、光出射面側から見た外観を示す概略斜視図である。図2(a)、(b)、(c)および(d)は、それぞれ図1に示す面状照明装置の正面図、底面図、側面図および背面図である。図3は、図1に示す面状照明装置の一実施形態の部分断面図である。なお、これらの図も含め、以下の図においては、理解を容易にするために、面状照明装置の厚みの方向に、拡大して示されている。
図1および図2(a)〜(d)に示すように、面状照明装置10は、複数の線状光源12を含み、矩形状の光出射面14aから均一な光を出射する照明装置本体14と、内部に照明装置本体14を収納し、光出射面14aの側(表面側)に矩形状の開口部16aが形成された筐体16と、筐体16の、光出射面14aと逆側(裏面側)に取り付けられ、複数の線状光源12をそれぞれ点灯するのに用いられる複数のインバータユニット18を収納するインバータ収納部20と、インバータ収納部20に収納される複数のインバータユニット18に接続され、それぞれ複数の線状光源12を点灯するための電源38(図8参照)とを有する。
ここで、照明装置本体14は、矩形状の光出射面14aから均一な光を出射するためのものであって、図3、図4および図5(a)に示すように、基本的に、複数の線状光源12と、光出射面14aの側に矩形状の光出面22aが形成され、その裏側に複数の線状光源12をそれぞれ収納する複数の平行溝22bが形成され、隣接する平行溝22bの間に光出面22a側からその裏側に向かう厚みが最も薄い最薄部22cが形成される導光板22と、導光板22の光出面22a側に配置され、矩形状の光出射面を形成する矩形状の平面を持つ光学部材ユニット24と、光学部材ユニット24の光出面側に配置され、矩形状の光出面14aを形成する矩形状の平面を持つ本発明の特徴部分であるパターン形成ユニット40と、導光板22の裏面22dに沿って配置される反射部材26とを備える。
なお、図4に示す照明装置本体14は、導光板22を構成する1つの単位となる1つの平行溝22bを持つ単位導光板23についてのみについて示したものであるが、図3に示すように、照明装置本体14は、複数の単位導光板23からなる導光板22によるものであり、導光板22の上部に配置される光学部材ユニット24も、光学部材ユニット24の上部に配置されるパターン形成ユニット40も、導光板22の光出射面22aと略同一のサイズ(面積)を持つものであることは言うまでもない。
線状光源12は、導光板22の複数の平行溝22b内に配置され、それぞれインバータユニット18と接続されている。本発明に用いられる線状光源12は、線状、すなわち細径の棒状の冷陰極管(CCFL:図8参照)であり、面状に照明するために用いられる。ここでは、線状光源12として冷陰極管を用いたが、本発明はこれに限定されず、線状光源12としては、棒状光源(線状光源)であれば、どのようなものでもよく、冷陰極管(CCFL)の他、例えば、通常の蛍光管(熱陰極管;HCFL)、外部電極管(EEFL)、発光ダイオード(LED)、半導体レーザ等の光源を用いることができる。なお、線状光源12として、LEDを用いる場合には、導光板22の平行溝22bと同等の長さを有する円柱状または角柱状の透明な導光体を用い、その導光体の上面および底面にLEDを配置し、LEDの光を導光体の上面および底面から入射し、導光体の側面から出射するLED光源を用いても良い。
なお、複数の線状光源12の点灯および消灯を行うインバータユニット18および電源38(図8参照)については、後述する。
導光板22は、図5(a)に示すように、複数の単位導光板23から構成される。
単位導光板23は、透明樹脂により形成され、図5(b)に示すように、矩形状の個別光射出面23aと、その一辺に平行な厚肉部23bと、この厚肉部23bの両側に一辺に平行に形成される薄肉端部23cと、厚肉部23bから一辺に直交する方向に両側の薄肉端部23cに向かって肉厚が薄くなり、導光板22の裏面22dを構成し、曲面状の傾斜面23dを形成する傾斜背面部23eと、肉厚部23bに一辺に平行に形成される、光源12を収納するための平行溝22bとを有する。すなわち、単位導光板23は、1つの平行溝22bを備え、この平行溝22bに平行な方向には、導光板22の光出射面14aと同じ長さの個別光射出面23aを持つものである。
単位導光板23および導光板22の構造や材質については、本出願人の出願に係る特開2005−234397号公報の[0029]〜[0030]に開示されているものを適用することができる。
なお、平行溝22bは、図示例の如く、交差する2つの双曲線形状でも良いが、このほか、3角形状、U字状、放物線状などの輝度均一化効果のある形状であればどのようなものでも良く、本出願人の出願に係る特開2005−234397号公報の[0032]〜[0033]に開示されているものを適用することができる。
また、傾斜面23dは、図示例の如く、曲面から形成されていてもよく、また、個別光出射面23aに対する傾斜角度が一定の平面であっても良いし、傾斜角度が徐々に変化する複数の平面から構成されていても良いが、これらの曲面や平面は平行溝22bには平行である必要がある。
なお、平行溝22bおよび傾斜面23dの、平行溝22bと直交する断面のプロファイルは、特に制限的ではないが、個別光出射面23aから出射される照明光の輝度の均一性が高く、また、輝度の低下が少なければ、特に制限的ではないが、本出願人の出願に係る特願2004−325251号に開示されているものを適用することができる。
単位導光板23は、平行溝22bに収納された線状光源12から出射された照明光を入射させ、厚肉部23bから薄肉端部23cに向かって個別光射出面23aに平行な方向に傾斜背面部23e内を伝播させた照明光、および裏面を構成する傾斜面23dに向かい、傾斜面23dおよびこれに沿って配置される反射部材26で反射された照明光を個別光射出面23aから均一な照明光として射出させる。
こうして、複数の単位導光板23が連結された導光板22の光射出面22aから均一な照明光が射出される。
導光板22は、図5(a)に示すように、平行溝22bと直交する方向に隣接する単位導光板23同士が各薄肉端部23cで連結された構造を有し、薄肉端部23cの連結部分が導光板22の最薄部22を形成する。この場合には、複数の単位導光板23の光出射面23aは、面一に連結され、導光板22では、均一な平面の光出射面22aが形成されるのはいうまでもない。
なお、導光板22は、図5(a)に示すように、複数の単位導光板23を連結した状態で一体成形した1枚の導光板連結体であっても良いが、低コスト化や歩留まりの向上や製造の容易性を考慮し、一体成形された複数の単位導光板23の導光板連結体を複数個連結して大面積の光出射面22aを持つ大型の導光板としても良い。この場合には、導光板連結体は、隣接する導光板連結体の単位導光板23の薄肉端部23c同士を連結して、平行溝22bと直交する方向に連結して、大型化し、光射出面22aを大面積化しても良いし、隣接する導光板連結体の薄肉端部23cと直交する端部同士を連結して、平行溝22bと平行な方向に連結して、大型化し、光射出面22aを大面積化しても良いし、これらを同時に行って、平行溝22bと平行な方向および直交する方向に連結して、さらに、大型化し、光射出面22aを大面積化しても良い。なお、このとき、複数の導光板連結体の均一な平面状の光出射面は、面一に連結され、導光板22では、均一な平面の光出射面22aが形成されるのはいうまでもない。この場合には、線状光源12は、導光板連結体を連結した導光板22の平行溝22bの長さを持つ線状光源とするのが好ましく、また、導光板22の上部に配置される光学部材ユニット24は、導光板22の光出射面22aと略同一のサイズ(面積)を持つものであるのが好ましい。
光学部材ユニット24は、導光板22の光出射面22aから出射された均一な照明光をより均一にして、照明装置本体14の光出射面14aから均一性がさらに向上した照明光を出射するためのものであると共に、パターン形成ユニット40に出射するためのもので、図3および図4に示すように、導光板22の平行溝22bと平行なマイクロプリズム列が形成され、導光板22の光出射面22aから出射された照明光の集光性を高めて輝度を改善するプリズムシート24aと、導光板22の光射出面22aから出射する照明光を拡散して均一化する拡散シート24bと、導光板22の光射出面22aから射出された照明光の輝度むらを低減させるために用いられるもので、透明フィルム25aおよびこの表面に輝度むらに応じて配置され、拡散反射体からなる多数の透過率調整体25bを備える透過率調整部材24cとを有する。
なお、透過率調整部材24cは、導光板22の光射出面22aに近い側に設けられるのが好ましいが、プリズムシート24aおよび拡散シート24bの配置順序や配置数は限定的ではなく、また、光学部材ユニット24に用いられるプリズムシート24a、拡散シート24bおよび透過率調整部材24cは、上述したものに限定されず、導光板22の光出射面22aから出射された照明光をより均一にすることができるものであれば、どのような光学部材を用いても良い。なお、プリズムシート24aは、導光板22の裏面22d側の反射部材26との間に配置しても良いし、導光板22の裏面22d自体にプリズム列を形成しても良い。
プリズムシート24a、拡散シート24bおよび透過率調整部材24cからなる光学部材ユニット24に用いられる光学部材については、本出願人の出願に係る特開2005−234397号公報の[0038]〜[0039]に開示されているものを適用することができる。
本発明の特徴部分であるパターン形成ユニット40は、光学部材ユニット24から出射された均一な照明光にパターンを形成し、照明装置本体14の光出射面14aから、後に詳述する網点パターン形成部材46および52のパターンとは異なるパターンの規則的な明度変化を有する照明光を生成し、幾何学的な明度変化を有する照明光、すなわち、デザイン性を有する照明光を出射するものである。
パターン形成ユニット40は、図3および図4に示すように、本実施形態においては、第1網点パターン形成部材46と第2網点パターン形成部材52とで構成され、第2網点パターン形成部材52が第1網点パターン形成部材46よりも光入射側に配置される。第1網点パターン形成部材46および第2網点パターン形成部材52は、互いに密着されて配置されていてもよいし、所定間隔離間して配置されてもよい。
このような第1網点パターン形成部材46は、図4に示すように、透明フィルム42と、透明フィルム42の表面に配置される多数の網点44とを有する。他方、第2網点パターン形成部材52は、図4に示すように、透明フィルム48と、透明フィルム48の表面に配置される多数の網点50とを有する。
このような第1網点パターン形成部材46および第2網点パターン形成部材52は、網点44によって形成されるパターン(第1網点パターン形成部材46のパターン)と網点50によって形成されるパターン(第2網点パターン形成部材52のパターン)以外は、基本的に、同様の構成を有するので、以下の説明は、第1網点パターン形成部材46を代表例として行う。なお、第1網点パターン形成部材46に形成されるパターンと第2網点パターン形成部材52に形成されるパターンについては、後に詳述する。
透明フィルム42(48)は、フィルム状の形状を有し、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)、PC(ポリカーボネート)、PMMA(ポリメチルメタクリレート)、ベンジルメタクリレートやMS樹脂、その他のアクリル系樹脂、あるいはCOP(シクロオレフィンポリマー)等の光学的な部材で形成されている。
網点44(50)は、所定の透過率、及び、四角形、円形、長方形、三角形、ひし形、星型、楕円、三日月型等の形状を有するドットであり、印刷等によって、透明フィルム42の光学ユニット側の表面全体に配置され、透明フィルム42の表面に規則性のあるパターン(網点パターン)を形成するものである。
例えば、図6(a)(図6(b))に示す例では、網点44は、正方形の形状を有するドットであり、透明フィルム42の表面全体に形成するパターンのうち、点線で囲っている部分をパターンの基本単位46a(52a)とし、このような基本単位46a(52a)が透明フィルム42の表面全体に繰り返し形成されることによって、規則性のあるパターンを形成している。
ここで、図6(a)は、第1網点パターン形成部材46の網点44の配置パターンの一例を示す図であり、図6(b)は、第2網点パターン形成部材52の網点50の配置パターンの一例を示す図である。また、これらが、図4に示す照明装置本体14に組み込まれる場合には、図6中左上の角が、図4中手前の角と一致するように、組み込まれるものとする。
なお、網点44は、第1網点パターン形成部材46(透明フィルム42)の表面積に対する占有面積が5%〜95%になるように配置される。第1網点パターン形成部材46に対する網点44の占有面積を的確にコントロールできるのは、5%が下限であり、また、網点の占有面積が、95%を超えるとパターン形成ユニット40から出射する照明光に充分なパターンを形成することができない。
また、網点44の色は、特に限定は無いが、印刷によって形成される場合には、一般的な印刷に用いられるシアン、マゼンタ、イエロー、およびこれらを混合した色のインクうち、いずれかの色のインクを用いて形成されることが好ましい。これにより、網点44は、パターン形成ユニット40より各種の色光を出射することを可能にする。
ここで、上述したように、第1網点パターン形成部材46に形成されるパターンと第2網点パターン形成部材52に形成されるパターンとの違いについて、図6を用いて説明する。
図6(a)に示すように、第1網点パターン形成部材46に形成されるパターン、すなわち、網点44が透明フィルム42の表面全体に配置されることにより形成されるパターンは、基本単位46aが繰り返し配置される規則性のあるパターンである。
これに対して、第2網点パターン形成部材52に形成されるパターン、すなわち、網点50が透明フィルム48の表面全体に配置されることにより形成されるパターンも、パターン第1網点パターン形成部材46のパターンと同様に、図6(b)に示すように、基本単位52aが繰り返し配置される規則性のあるパターンであるが、第2網点パターン形成部材52のパターンは、第1網点パターン形成部材46のパターンと比較して、図中右側に向かって基本単位の幅aの半分ずれた形、すなわち、ピッチをずらして配置されている。
すなわち、本発明においては、第1網点パターン形成部材46のパターンおよび第2網点パターン形成部材52のパターン同士は、図4に示す矢印方向、すなわち、照明装置本体14の光出射面14aに平行に重ね合わせた際に、一致しない関係にある。
第1網点パターン形成部材46および第2網点パターン形成部材52をこのように配置することにより、すなわち、規則パターンを共に有する2つの網点パターン形成部材を、それぞれの規則パターンが互いにずれるように配置することにより、網点パターン形成部材の規則パターンとも異なる干渉縞(モワレ)が生じ、これにより、パターン形成ユニット40より規則的な明度変化を有する照明光を生成することができる。
なお、本発明において、網点パターン形成部材のパターンは、上記例に限定されず、規則性を有するものであり、網点パターン形成部材同士を照明装置本体14の光出射面14aに平行に重ね合わせた際に各々が一致しないパターンであれば、どのようなパターンでもよい。すなわち、一方の網点パターン形成部材に形成されるパターンと、他方の網点パターン形成部材に形成されるパターンが、全く異なるパターンでもよいし、網点のサイズやピッチ、形状が互いに異なるパターンでもよい。すなわち、それぞれの網点パターン形成部材に形成されるパターンの空間周波数が異なるようにパターンを作成しても良い。
また、一方の網点パターン形成部材に形成されるパターンと、他方の網点パターン形成部材に形成されるパターンは、全く同一のパターンでもよいが、この場合は、それぞれの網点パターン形成部材同士を重ね合わせた際に、それぞれのパターンが一致しないように、一方に対して他方を平行にずらしたり回転させたりして、それぞれの網点パターン形成部材を配置すれば良い。
より具体的には、例えば、図7(a)に示すような三角形を基本単位として規則的に配置したパターン60でも良いし、図7(b)に示すような対になる星型を基本単位として規則的に配置したパターン62でも良い。なお、パターン60に用いられる三角形及びパターン62に用いられる星型は、共に、1つの網点であっても良いし、複数の網点によって形成されているものでもよい。
さらに、網点パターン形成部材のパターンは、図7(c)に示すような縞模様のパターン64であっても良いし、図7(c)に示すような格子模様のパターン66であっても良い。なお、パターン64および66は、共に、複数の網点が連続的に隙間無く配置されることにより形成されていてもよい。すなわち、本発明においては、複数の網点を直線的に連続的に隙間無く配置することにより、パターン64やパターン66のようなライン形状を用いたパターンを形成することも可能である。
また、上記図示例においては、上述したように、第2網点パターン形成部材52のパターンを、第1網点パターン部材46のパターンに対してピッチをずらした形で配置することにより、網点パターン形成部材同士を光出射面に平行に重ね合わせた際に、網点パターン形成部材同士のパターンが一致しないようにしているが、本発明においては、網点パターン形成部材同士を光出射面に平行に重ね合わせた際に、網点パターン形成部材同士のパターンが一致しないようにパターンを配置する方法は、この方法に限定されない。例えば、2枚の網点パターン形成部材を用いるとした場合に、1枚の網点パターン形成部材に形成されるパターンを基準パターンとし、この基準パターンをこのパターン内のいずれかの位置を中心として回転させることにより生じるパターンを、他方の網点パターン形成部材に形成する方法、すなわち、1枚の網点パターン形成部材に形成されるパターンを、他方の網点パターン形成部材に対して、回転させた形で配置する方法が挙げられる。
また、上記図示例においては、2枚の網点パターン形成部材が用いられているが、本発明においては、これに限定されず、網点パターン形成部材同士を14の光出射面14aに平行に重ね合わせた際に、網点パターン形成部材同士のパターンが一致しなければ、必要に応じて3枚以上の網点パターン形成部材を用いても良い。
照明装置本体14に用いられる反射部材26は、導光板22の裏面22dに沿って配置され、線状光源12から射出された照明光の利用効率を向上させるためのもので、導光板22の平行溝22bが形成される裏側に平行溝22bを除く導光板22の裏面22dに沿って配置され、導光板22の背面から漏洩する光を反射して、再び導光板22に入射させる反射シート26aと、隣接する反射シート26a間の、導光板22の各平行溝22bを塞ぐように線状光源12の背面に配置され、線状光源12の下面から光を反射して、導光板22の平行溝22bの側壁面から反射光を入射させるリフレクタ26bとを備える。
照明装置本体14は、基本的に、以上のように構成される。
一方、筐体16は、図3に示すように、照明装置本体14を収納して支持し、かつその光射出面14a側と反射部材26側とから挟み込み、固定するものであり、上面が開放され、上方から導光板組立体14を収納して支持すると共に、その4方の側面を覆う下部筐体30と、照明装置本体14の矩形状の光出射面14aより小さい、上面に開口部16aとなる矩形状の開口が形成され、下面が開放され、導光板組立体14およびこれが収納された下部筐体30をその4方の側面も含め覆うように、これらの上方から被せられる上部筐体32と、下部筐体30の側壁と上部筐体32の側壁との間に嵌挿される凹(U字)型の折返部材34と、下部筐体30の底部に配置され、導光板22の裏面22dを反射部材26を介して支持して、面状照明装置本体14全体をも支持する導光板支持部材36とを有する。なお、図3には、図示しないが、下部筐体30の裏側には、複数のインバータユニット18を収納するインバータ収納部20(図2参照)が取付られている。
ここで、下部筐体30と折返部材34との接合方法、折返部材34と上部筐体32との接合方法としては、ボルトおよびナット等を用いる方法、接着剤を用いる方法等種々の公知の方法を用いることができる。
上部筐体32は、下部筐体30よりも大きく、少なくとも、照明装置本体14の導光板22の平行溝22bまたはこれに収納された線状光源12に平行な下部筐体30の両端の外側壁面とこれに対向する上部筐体32の両内側壁面との各間隙には、折返部材34が配置される必要があるが、折返部材34は、筐体16の4方の側面において下部筐体30の側壁と上部筐体32の側壁との間に配置されても良い。また、凹状の折返部材34の凹部を補強する補強部材を取り付けることが好ましい。
このように折返部材34を配置することで、筐体16の剛性を高くすることができ、光を均一に効率よく射出させることができる反面、平行溝22bの存在により反りが生じ易い導光板22であっても、反りを矯正し、または、導光板22に反りが生じることを防止でき、輝度むら等を生じさせることなく、良好な光学特性を得ることができる。また、折返部材34の凹部を補強する補強部材を取り付けることで、筐体16の剛性をより高くすることができ、連結導光板22に反りが生じることをより好適に防止することができる。これにより、より良好な光学特性を得ることができる。
また、導光板支持部36は、ポリカーボネート等の樹脂により形成され、図示例では、導光板22の最薄部22cの部分の裏面22dの形状を反転した形状を有する凸状の部材であって、下部筐体30の底部に導光板22の裏面22dに沿って導光板22の最薄部22c毎に所定の間隔をおいて配置されているが、本発明は、これに限定されず、導光板22の裏面22dの形状を反転した形状を有する凸状の部分が所定の間隔をおいて設けられている連続した部材であっても良い。
なお、筐体16には、その4つの隅部を接合するL字金具などの止め金具や、面状装置本体14のプリズムシート24aと上部筐体30の開口部14aの周縁部との間にゴムなどの弾性材料からなる弾性部材や、面状装置本体14のプリズムシート24aの上面全体を保護する保護部材などが設けられていても良い。
筐体16は、基本的に以上のように構成される。
次に、面状装置本体14の導光板22の平行溝22bに収納される複数の線状光源12の駆動装置について説明する。
図8(a)および(b)に示す駆動装置37は、複数のCCFLなどの線状光源12を駆動する、すなわち点灯および消灯を行い、面状照明装置10の照明の駆動を行なうものであり、複数のCCFLなどの線状光源12にそれぞれ接続される複数のインバータユニット18と、この複数のインバータユニット18が接続される電源38とを備えるものである。なお、図8(b)には、インバータユニット18の詳細な構成を示すために、1本のCCFLなどの線状光源12を点灯するための駆動装置37としてそのブロック図が示されている。
電源38は、直流電圧、例えばDC24Vの直流電圧を出力する直流電源である。この直流電圧は、電源38に接続された複数のインバータユニット18の各々に供給される。
インバータユニット18は、電源38から供給された直流電圧から所定電圧(例えば、650Vp−p)の所定周波数の1次側交流信号を生成する駆動回路18aと、線状光源12に接続され、駆動回路18aで生成された1次側交流信号をCCFL等の線状光源12を点灯させるために必要な高電圧の2次側交流信号(例えば、6500Vp−p、1000〜2400Vrms)に昇圧するトランス18bと、CCFL等の線状光源12に接続され、その管電流を検出する管電流検出回路18cと、管電流検出回路18cから出力される管電流がフィードバックされ、駆動回路18aにおいて1次側交流信号を生成するための所定周波数のクロック(基本波)をフィードバックされた管電流に応じて発振する電圧制御発振回路18dとを備える。
本発明においては、線状光源12の駆動装置37をこのように構成することにより、効率よく、安定して、しかも安全に複数の線状光源12を同時かつ均一に点灯し、均一な輝度で発光させることができる。
なお、本発明においては、複数の線状光源12を同時に点灯しているが、インバータユニット18によって一部のみを点灯するようにしても良いし、これらを切り換えるようにしても良い。
線状光源の駆動装置および面状照明装置は、基本的に、以上のように構成される。
上述した実施形態の面状照明装置10は、筐体16の裏側にインバータ収納部20を設け、複数のインバータユニット18を収納するものであったが、本発明の面状照明装置はこれに限定されず、図9に示す面状照明装置11のように、線状光源12と直交する側の筐体16の開口部16aの周辺部において、下部筐体30と上部筐体32との間に空間を設けてインバータ収納部20とし、複数のインバータユニット18を収納するようにしても良い。こうすることにより、面状照明装置11の裏面、すなわち、筐体16の裏面を平坦にすることができ、天井や壁面への取り付けを容易にすることができる。
上記のように、網点パターン形成部材同士を14の光出射面14aに平行に重ね合わせた際に、規則性のあるパターン同士が一致しない網点パターン形成部材を用いて、面状照明装置を実現することにより、パターン形成ユニットから出射する光に、各種の照明パターンを付与することができ、これにより、薄型・軽量で、且つ、デザイン性を有する面状照明装置を提供することができる。
なお、上記図示例においては、いずれかの表面に規則性のあるパターンが形成されている2枚の網点パターン形成部材を用いているが、本発明は、これに限定されず、一方向から見た際に、網点で形成される規則性のあるパターン同士が一致しないように、透明フィルムの表裏面に規則性にあるパターンが形成されている網点パターン形成部材を用いてもよい。これにより、1枚の網点パターン形成部材で、照明装置本体14の光出射面14aから出射する光にパターンを付与することができ、低価格・薄型・軽量で、且つ、デザイン性を有する面状照明装置を提供することができる。
また、上記図示例においては、面状照明装置10は、光学ユニット24を有しているが、本発明においては、これに限定されず、用途やコストパフォーマンスに合わせて、光学ユニットを省略してもよい。
さらに、このときに、本発明においては、導光板の表面に網点を配置し、導光板23表面全体に規則性のあるパターンを形成した導光板と、この導光板の表面に平行に重ね合わせた際にパターンが一致せず、且つ、規則性のあるパターンを有する網点パターン形成部材とを用いて、面状照明装置を実現することができる。これにより、最小限の部材によって、薄型・軽量で、且つ、デザイン性を有する面状照明装置を提供することができる。
なお、上述の面状照明装置は、いずれも、網点パターン形成部材が固定されている構成であるが、本発明においては、これに限定されない。例えば、網点パターン形成部材を2枚以上用いる場合には、一方を固定し、他方を、移動装置を用いて連続的に又は断続的に自動で移動させる構成としても良い。また、全ての網点パターン形成部材を移動装置で自動的に移動させる構成としてもよい。また、網点パターン形成部材を手動により移動させるように構成することもできる。これにより、流動的なパターンを有する照明光を生成するデザイン性の高い面状照明装置を提供することができる。
以上、本発明の面状照明装置および液晶表示装置について詳細に説明したが、本発明は上記実施態様に限定はされず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
本発明の面状照明装置の一実施形態の光出射面側から見た外観を示す概略斜視図である。 (a)、(b)、(c)および(d)は、それぞれ図1に示す面状照明装置の正面図、長手方向の側面図、短手方向の側面図および背面図である。 図1に示す面状照明装置の一実施形態の部分断面図である。 図3に示す面状照明装置に用いられる1つの単位導光板に対応する面状照明装置本体の概略斜視図である。 (a)は、図3に示す面状照明装置に用いられる導光板の概略斜視図であり、(b)は、図4に示す面状照明装置本体の1つの単位導光板の断面形状を示す線図である。 (a)は、第1網点パターン形成部材の網点の配置パターンの一例を示す図であり、(b)は、第2網点パターン形成部材の網点の配置パターンの一例を示す図である。 (a)〜(d) 網点パターン形成部材に形成されるパターンの一例を示す図である。 (a)は、図2に示す面状照明装置に用いられる線状光源の駆動装置の一実施形態の配線図であり、(b)は、(a)に示す線状光源の駆動装置のブロック図である。 本発明の面状照明装置の他の実施形態を示す概略構成図である。 従来の導光板を用いた液晶表示装置の概略断面図である。
符号の説明
10、11 面状照明装置
12 線状光源
14 照明装置本体
14a 光出射面
16 筐体
16a 開口部
18 インバータユニット
18a 駆動回路
18b トランス
18c 管電流検出回路
18d 電圧制御発振回路
20 インバータ収納部
22 導光板
22a 光出面
22b 平行溝
22c 最薄部
22d 裏面
23 単位導光板
23a 個別光射出面
23b 厚肉部
23c 薄肉端部
23d 傾斜面
23e 傾斜背面部
24 光学部材ユニット
24a プリズムシート
24b 拡散フィルム
24c 透過率調整部材
25a 透明シート
25b 透過率調整体
26 反射部材
26a 反射フィルム
26b リフレクタ
30 下部筐体
32 上部筐体
34 折返部材
36 導光板支持部材
37 駆動装置
38 電源
40 パターン形成ユニット
42,48 透明フィルム
44,50 網点
46 第1網点パターン形成部材
52 第2網点パターン形成部材
46a,52a 基本単位
60,62,64,66 パターン
100 バックライト
111 導光板
112 蛍光管
114 溝
122 液晶表示パネル
123 拡散板

Claims (11)

  1. 光源と、
    前記光源の光を光射出面から射出する導光板と、
    前記導光板の光射出面上に配置され、規則的な明度変化を有する光を生成するためのパターン形成部材とを有し、
    前記パターン形成部材は、光透過性を有するシート状の光学部材の表面に規則性のあるパターンで網点が形成された網点パターン形成部材を少なくとも2つ備え、少なくとも2つの前記網点パターン形成部材が積層されていることを特徴とする面状照明装置。
  2. 前記パターン形成部材は、前記網点パターン形成部材に形成されている網点のパターンとは異なるパターンの規則的な明度変化を有する光を生成する請求項1に記載の面状照明装置。
  3. 前記網点は、基本単位の配置パターンを繰り返したパターンで形成されている請求項1または2に記載の面状照明装置。
  4. 前記光学部材は、透明樹脂からなるフィルムまたはシートであり、前記網点は、印刷によって形成される請求項1〜3のいずれかに記載の面状照明装置。
  5. 前記網点が、シアン、イエロー、マゼンタ、およびこれらを混合した色のいずれかの色のインクを用いて形成される請求項1〜4のいずれかに記載の面状照明装置。
  6. 前記光学部材の前記網点を形成する面の面積に対する前記網点の占有面積が、5%〜95%である請求項1〜5のいずれかに記載の面状照明装置。
  7. 前記網点は、四角形、円形、長方形、三角形、ひし形、星型、楕円または三日月型の形状を有するドットの集合体である請求項1〜6のいずれかに記載の面状照明装置。
  8. 前記網点は、縞状または格子状のパターンで形成されている請求項1〜7のいずれかに記載の面状照明装置。
  9. 前記パターン形成部材は、幾何学的な明度変化を有する光を生成する請求項1〜8のいずれかに記載の面状照明装置。
  10. 光源と、
    前記光源の光を光射出面から射出する導光板と、
    前記導光板の光射出面上に配置され、規則的な明度変化を有する光を生成するためのパターン形成部材とを有し、
    前記パターン形成部材は、光透過性を有するシート状の光学部材の表裏面に規則性のあるパターンで網点が形成された網点パターン形成部材を少なくとも1つ備えることを特徴とする面状照明装置。
  11. 光源と、
    前記光源の光を光射出面から射出し、且つ、この光出射面に規則性のあるパターンで網点が形成された導光板と、
    前記導光板の光射出面上に配置され、規則的な明度変化を有する光を生成するためのパターン形成部材とを有し、
    前記パターン形成部材は、光透過性を有するシート状の光学部材の表面に規則性のあるパターンで網点が形成された網点パターン形成部材を少なくとも1つ備え、この網点パターン形成部材が積層されていることを特徴とする面状照明装置。
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