JP2007179704A - ハードディスクドライブ用ホルダーを備えるコネクタ - Google Patents

ハードディスクドライブ用ホルダーを備えるコネクタ Download PDF

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Abstract

【課題】ハードディスクドライブが電子機器内に組み込まれた場合、電子機器に作用する不所望な衝撃力がハードディスクドライブの損傷につながる程度にまでハードディスクドライブに作用することを回避できること。
【解決手段】コネクタ本体部10内に収容されるハードディスクドライブ用ホルダー14が、ハードディスクドライブ16を宙吊り状態で保持する複数のフロートバネ片14a〜14e,フロートバネ片14Da〜14Df,フロートバネ片14Ua〜14Ufを収容部14A周縁に備えるもの。
【選択図】図8

Description

本発明は、ハードディスクドライブ用ホルダーを備えるコネクタに関する。
パーソナルコンピュータ等の電子機器に内蔵されるハードディスクドライブは、一般に外部から作用した不所望な衝撃力に起因した損傷を回避するために緩衝部材を備えたケース内に配置された状態で電子機器の筐体内に配されている。このような緩衝部材を備えたケースが利用される理由としては、ハードディスクドライブは、保証規格として例えば、動作時、1000G,非動作時、2000G〜3000Gの衝撃力に耐えることが必要とされるからである。
そのようなケースは、例えば、特許文献1にも示されるように、ハードディスクドライブ、プリント回路基板、およびハードディスクドライブを所定の方向に移動可能に支持する一対の緩衝部材(ダンパ)を収容するものとされる。このような構成により、外部からケースに作用した衝撃力は、一対の緩衝部材により吸収されるのでハードディスクドライブの損傷が回避されることとなる。
また、小型化された電子機器、例えば、携帯電話機、および携帯型記録再生装置等の内部にハードディスクドライブを組み込むために例えば、0.85インチのハードディスクドライブも開発されている。
特開2004−014032号公報
しかしながら、上述のような小型化されたハードディスクドライブを携帯電話機等の電子機器内に組み込む場合、緩衝部材の厚さを十分に確保できないので上述したような緩衝部材およびハードディスクドライブを収容するケースの大きさを単に小さくすることによって同様な緩衝効果が得られない場合がある。
以上の問題点を考慮し、本発明は、ハードディスクドライブ用ホルダーを備えるコネクタであって、ハードディスクドライブが電子機器内に組み込まれた場合、電子機器に作用する不所望な衝撃力がハードディスクドライブの損傷につながる程度にまでハードディスクドライブに作用することを回避できるハードディスクドライブ用ホルダーを備えるコネクタを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係るハードディスクドライブ用ホルダーを備えるコネクタは、入出力信号の授受を行なうコンタクトパッドを外表面に有するハードディスクドライブを収容する収容部を有するとともに、収容部を形成する外殻部にハードディスクドライブを収容部内に宙吊り状態となるように付勢する複数の弾性片を有するハードディスクドライブ用ホルダーと、ハードディスクドライブとともにハードディスクドライブ用ホルダーを収容する収容部と、収容部に配されハードディスクドライブのコンタクトパッドを電気的に外部信号送出部に接続するコンタクト端子とを有するコネクタ本体部と、を備えて構成される。
以上の説明から明らかなように、本発明に係るハードディスクドライブ用ホルダーを備えるコネクタによれば、ハードディスクドライブ用ホルダーが、収容部を形成する外殻部にハードディスクドライブを収容部内に宙吊り状態となるように付勢する複数の弾性片を有するのでハードディスクドライブが電子機器内に組み込まれた場合、電子機器に作用する不所望な衝撃力がハードディスクドライブの損傷につながる程度にまでハードディスクドライブに作用することを回避できる。
図2は、本発明に係るハードディスクドライブ用ホルダーを備えるコネクタの一例を示す。
図2に示されるコネクタは、電子機器、例えば、携帯電話機、PDA、携帯型記録再生装置等の内部に設けられる配線基板上に配置される。
コネクタは、上述の配線基板上に配置され後述のハードディスクドライブ用ホルダー14を収容するコネクタ本体部10と、ハードディスクドライブ16を収容空間に宙吊り状態で収容するハードディスクドライブ用ホルダー14とを主な要素として含んで構成されている。
例えば、0.85インチサイズのハードディスクドライブ16の筐体は、図10に示されるように、長さ約32mm、幅約24mm、厚さ約3mm〜5mm程度の外形寸法を有している。また、ハードディスクドライブ16の外面における一方の端部16Fの近傍には、内部のハードディスクに電気的に接続されるコンタクトパッド16ai(i=1〜n,nは正の整数)が複数個、所定の間隔で一列に形成されている。各コンタクトパッド16aiは、後述するコンタクト端子12aiを通じて供給される電力、データ、制御信号等の授受を行なう。
樹脂製のコネクタ本体部10は、図3および図4に示されるように、ハードディスクドライブ16とともにハードディスクドライブ用ホルダー14を収容する収容部10Aを有している。収容部10Aにおける相対向する端部には、それぞれ、収容されるハードディスクドライブ16の一方の端部を押圧する押圧片10SAおよび10SBを有する金属製の固定壁10WFと,収容されるハードディスクドライブ16の他方の端部を押圧する押圧片10SCおよび10SDを有する金属製の固定壁10WRとが設けられている。
一端が弾性変位可能な押圧片10SAおよび10SBは、それぞれ、所定の間隔をもって互いに略平行に固定壁10WFに一体に形成されている。また、一端が弾性変位可能な押圧片10SCおよび10SDは、それぞれ、所定の間隔をもって互いに略平行に固定壁10WRに一体に形成されている。押圧片10SAおよび10SBは、それぞれ、押圧片10SCおよび10SDに相対向している。
なお、後述するように、衝撃力がコネクタ本体部10に作用した場合、押圧片10SA、10SB、10SC、および、10SDは、それぞれ、その衝撃力を吸収するばねとして機能するものである。
固定壁10WFにおいて、押圧片10SAおよび10SBから離隔した角には、それぞれ、後述するハードディスクホルダー14のロック片14LFが係合されるスリット10SLFが形成されている。また、固定壁10WRにおいて、押圧片10SCおよび10SDから離隔した角には、それぞれ、後述するハードディスクホルダー14のロック片14LRが係合されるスリット10SLRが形成されている。
固定壁10WRの内側には、図3に示されるように、ハードディスクドライブ16の一方の端部に形成される一対の角の位置決めを行なう位置決め部材10Lがその内面から所定の距離、離隔して形成されている。また、固定壁10WLの内側にも、ハードディスクドライブ16の他方の端部に形成される一対の角の位置決めを行なう同様な位置決め部材が形成されている。
収容部10Aの底部を形成する底壁の外側には、図4に示されるように、互いに直交する二つの仕切部10bおよび10dにより区画された4つの凹部10aが形成されている。
固定壁10WF近くに形成される二つの凹部10a内には、それぞれ、額縁状の段差部10Dが設けられている。また、各段差部10Dの内側の開口には、フロートバネ片10Eが設けられている。金属製のフロートバネ片10Eは、後述するハードディスクドライブ用ホルダー14により保持されたハードディスクドライブ16の外周面に当接し付勢する可動片部と、可動片部に連なり配線基板の接地部に半田付け固定される固定端子部10efとから構成されている。固定端子部10efは、収容部10Aの底壁に形成される溝10gに圧入されている。これにより、フロートバネ片10Eが底壁に固定されることとなる。可動片部の先端部は、段差部10Dの内側の開口から所定の角度をもって上方に向けて突出している。
また、収容部10Aの底壁において、固定壁10WR近くには、スリット10si(i=1〜n,nは正の整数)が互いに平行に形成されている。各スリット10si内には、上述のハードディスクドライブ16のコンタクトパッド16aiと電気的接続を行うコンタクト端子12ai(i=1〜n,nは正の整数)が設けられている。
コンタクト端子12aiは、例えば、衝撃による瞬断が発生しにくい二点接触式であり、コンタクトパッド16aiに当接する接点部を有する可動片部と、図示が省略される配線基板の電極部に半田付け固定される固定端子部と、可動片部と固定端子部とを連結する連結部とを含んで構成されている。可動片部は、例えば、二つに分岐した接点部を有している。コンタクト端子12aiは、その固定端子部が収容部10Aの底壁に形成される溝(不図示)に圧入されることにより底壁に固定されている。なお、コンタクト端子12aiは、後述するように衝撃力がコネクタ本体部10に作用する場合、衝撃を吸収するばねとしても機能することとなる。
ハードディスクドライブ用ホルダー14は、図5および図6に示されるように、例えば、薄板金属材料で作られ、内側にハードディスクドライブ16を収容する収容部14Aを有している。収容部14Aは、側壁部14WLおよび14WRと、天井部14Uと、底壁部14Dとにより囲まれて形成されている。収容部14Aにおける長手方向の両端部には、ハードディスクドライブ16が通過する開口部が形成されている。
これにより、ハードディスクドライブ16は、例えば、その端部16Fを進行方向に向けて図6に示される矢印の示す方向に沿って収容部14A内に装着される。また、収容部14A内に収容されたハードディスクドライブ16がその端部16Fに対向する端部を図6に示される矢印の示す方向に沿って引き出されることにより、ハードディスクドライブ16が収容部14Aから取り出される。
側壁部14WLおよび14WRには、それぞれ、弾性片としてのフロートバネ片14a,14b,14c,14d,および14eが所定の間隔で長手方向に沿って一列に形成されている。フロートバネ片14a,14b,14c,14d,および14eは、互いに同一の構造を有しているのでフロートバネ片14eについて説明し、他のフロートバネ片14a〜14dについての説明を省略する。
帯状のフロートバネ片14eは、例えば、プレス加工により収容部40Aの内方に向けて打ち抜かれて側壁部14WLおよび14WRにそれぞれ相対向して形成されている。これにより、フロートバネ片14eの周囲には、開口が形成されている。
フロートバネ片14eの基端部は、側壁部14WLと一体に形成されている。フロートバネ片14eの先端部は、上述のハードディスクドライブ16の挿入方向に向けて突出している。
さらに、側壁部14WLにおける長手方向の両端には、それぞれ、ハードディスクドライブ用ホルダー14を上述のコネクタ本体10に固定するロック片14LR、14LFが一体に形成されている。ロック片14LR、14LFは、それぞれ、同一構造を有するのでロック片14LFについて説明し、ロック片14LRについての説明を省略する。
矩形状のロック片14LFは、側壁部14WLと共通の平面上に開口端から突出するように形成されており、また、上述のコネクタ本体部10のスリット10SLFの長さおよび幅よりも若干小なる幅および厚さを有している。さらに、ロック片14LFは、スリット10SLFの周縁に選択的に係合する突起14Pを有している。
これにより、ロック片14LFは、図2に示されるように、コネクタ本体部10のスリット10SLFに挿入された後、ハードディスクドライブ用ホルダー14がフロートバネ片10Eおよびコンタクト端子12aiにより天井部14Uに向けて付勢されることにより、その突起14Pがスリット10SLFの周縁の一端に係合されることとなる。従って、ハードディスクドライブ用ホルダー14がコネクタ本体部10に保持されることとなる。
天井部14Uには、比較的大きな開口部14Uhが中央部に形成されている。また、開口部14Uhの周縁における側壁部14WL近傍には、弾性片としてのフロートバネ片14Ua,14Ub,14Ucが所定の間隔で長手方向に沿って一列に形成されている。
また、側壁部14WR近傍には、フロートバネ片14Ud,14Ue、および14Ufが所定の間隔で長手方向に沿って一列に形成されている。
フロートバネ片14Ua〜14Ufは、互いに同一の構造を有しているのでフロートバネ片14Udについて説明し、他のフロートバネ片についての説明を省略する。
帯状のフロートバネ片14Udは、図7に拡大されて示されるように、例えば、プレス加工により収容部40Aの内方に向けて打ち抜かれて底壁部14Dに相対向して形成されている。これにより、フロートバネ片14Udの周囲には、開口が形成されている。
フロートバネ片14Udの基端部は、天井部14Uと一体に形成されている。フロートバネ片14Udの先端部は、上述のハードディスクドライブ16の挿入方向に向けて突出している。また、フロートバネ片14Udの先端部は、その開口から収容部14A内に向けて傾斜している。
底壁部14Dには、図5に拡大されて示されるように、開口部14Dhが4箇所に互いに離隔して形成されている。また、底壁部14Dにおけるロック片14LR側には、すべてのコンタクト端子12aiの接点部が底壁部14Dを貫通するように切欠部14Dgが形成されている。
さらに、底壁部14Dの開口部14Dhの周縁における側壁部14WL近傍には、弾性片としてのフロートバネ片14Da,14Db,14Dcが所定の間隔で長手方向に沿って一列に形成されている。フロートバネ片14Da,14Db,14Dcは、それぞれ、上述のフロートバネ片14Ua,14Ub,14Ucに対向している。
また、開口部14Dhの周縁における側壁部14WR近傍には、フロートバネ片14Dd,14De、および14Dfが所定の間隔で長手方向に沿って一列に形成されている。フロートバネ片14Dd,14De、および14Dfは、それぞれ、上述のフロートバネ片14Ud,14Ue、および14Ufに対向している。
フロートバネ片14Da〜14Dfは、互いに同一の構造を有しているのでフロートバネ片14Ddについて説明し、他のフロートバネ片についての説明を省略する。
帯状のフロートバネ片14Ddは、図7に拡大されて示されるように、例えば、プレス加工により収容部40Aの内方に向けて打ち抜かれて天井部14Uに相対向して形成されている。これにより、フロートバネ片14Ddの周囲には、開口が形成されている。
フロートバネ片14Ddの基端部は、底壁部14Dと一体に形成されている。フロートバネ片14Ddの先端部は、上述のハードディスクドライブ16の挿入方向に向けて突出している。また、フロートバネ片14Ddの先端部は、その開口から収容部14A内に向けて傾斜している。
なお、上述の例においては、ハードディスクドライブ用ホルダー14は、天井部、側壁部、底壁部にそれぞれ、5個、または6個のフロートバネ片が形成されているが、しかし、ハードディスクドライブ用ホルダー14におけるフロートバネ片は、ハードディスクドライブ16の各面に対向する面に、少なくとも3個以上、好ましくは、各面に点対称に4個以上設ければよい。
また、上述の例においては、フロートバネ片は、そのばね定数が同一となるような互いに同一の形状とされるが、斯かる例に限られることなく、例えば、図7において、フロートバネ片14Ue、14Deに代えて、第2の弾性片としてのフロートバネ片14Udのばね定数よりも小なるフロートバネ片14’Ueおよび、フロートバネ片14’Deが第1の弾性片として形成されてもよい。
上述の第1の弾性片の個数は、例えば、第2の弾性片の個数の1/2程度とされてもよい。また、フロートバネ片相互間において、フロートバネ片のばね定数を異ならせるにあたっては、その全長が一定の場合、フロートバネ片の幅を大または小とするか、あるいは、その幅が一定の場合、その全長を短くするか長いものに設定すればよい。
斯かる構成により、ハードディスクドライブ16がハードディスクドライブ用ホルダー14の収容部14Aに収容された場合、複数のフロートバネ片14’Ueおよび、フロートバネ片14’Deにより、ハードディスクドライブ16が保持されることとなる。また、ハードディスクドライブ用ホルダー14に対し所定値以下の衝撃力が作用した場合、その衝撃力は複数のフロートバネ片14’Ueおよび、フロートバネ片14’Deにより、吸収されることとなる。一方、ハードディスクドライブ用ホルダー14に対し所定値以上の衝撃力が作用した場合、その衝撃力は、ハードディスクドライブ16が収容部14Aの内面に当接しないように複数のフロートバネ片14Udにより吸収されることとなる。
ハードディスクドライブ16をハードディスクドライブ用ホルダー14を利用してコネクタ本体部10に装着するにあたっては、先ず、ハードディスクドライブ16が図6に示されるように、その端部16Fを進行方向側として図7に示される矢印の示す方向に沿って収容部14A内に挿入される。その際、ハードディスクドライブ16の端部16Fが図8に示されるように、他方の開口端から露出するまでハードディスクドライブ16が収容部14A内に挿入される。これにより、ハードディスクドライブ16は、フロートバネ片14a〜14e,14Ua〜14Uf,14Da〜14Dfの付勢力により、宙吊り状態で保持されることとなる。その結果、落下等による外部からの衝撃力がハードディスクドライブ16およびハードディスクドライブ用ホルダー14に作用された場合、ハードディスクドライブ16がハードディスクドライブ用ホルダー14の各面に対し均一に移動され、その衝撃力が吸収されることとなる。
次に、ハードディスクドライブ16が収容されたハードディスクドライブ用ホルダー14は、例えば、その一対のロック片14LFがコネクタ本体部10のスリット10SLFに挿入されるようにフロートバネ片10Eの付勢力に抗して押圧されつつ傾けられた後、その一対のロック片14LRがスリット10SLRに挿入される。
これにより、図1に示されるように、ハードディスクドライブ用ホルダー14およびハードディスクドライブ16がフロートバネ片10Eおよびコンタクト端子12aiの付勢力により上方に向けて付勢されることにより、ロック片14LFおよび14LRの突起14Pがスリット10SLRおよび10SLFの周縁に係合されるのでハードディスクドライブ16がコネクタ本体部10に固定されることとなる。その際、コンタクト端子12aiの接点部が切欠部14Dgを介してハードディスクドライブ16のコンタクトパッド16aiに当接し電気的に接続されることとなる。また、図9に拡大されて示されるように、ハードディスクドライブ16の両端部は、それぞれ、押圧片10SA〜10SDの弾性力により収容部14Aの内方に向けて付勢される。
一方、ハードディスクドライブ用ホルダー14およびハードディスクドライブ16をコネクタ本体部10から取り外すにあたっては、先ず、ハードディスクドライブ用ホルダー14およびハードディスクドライブ16が図1に示される矢印の示す方向にフロートバネ片10Eおよびコンタクト端子12aiの付勢力に抗して所定量、押圧された後、押圧された状態で図1において左右いずれかの方向にハードディスクドライブ用ホルダー14が移動される。これにより、ロック片14LFまたはロック片14LRの突起14Pが、スリット10SLFまたはスリット10SLRの周縁に対しアンロック状態となるのでハードディスクドライブ用ホルダー14の何れか一方の端部を引き上げることによって、ハードディスクドライブ用ホルダー14およびハードディスクドライブ16がコネクタ本体部10から取り外されることとなる。
なお、上述の例においては、本発明に係るハードディスクドライブ用ホルダーを備えるコネクタの一例が0.85インチサイズのハードディスクドライブに適用されているが、斯かる例に限られることなく、例えば、他のサイズのハードディスクドライブに適用されてもよいことは勿論である。
本発明に係るハードディスクドライブ用ホルダーを備えるコネクタの一例の構成を示す断面図である。 本発明に係るハードディスクドライブ用ホルダーを備えるコネクタの一例の外観を示す斜視図である。 図2に示される例におけるコネクタ本体部を示す斜視図である。 図3に示される例をその底部側から見た斜視図である。 図2に示される例に用いられるハードディスクドライブ用ホルダーの外観を示す斜視図である。 図5に示されるハードディスクドライブ用ホルダーを、ハードディスクドライブとともに示す斜視図である。 図5に示されるハードディスクドライブ用ホルダー内にハードディスクドライブが挿入される状態を拡大して示す部分断面図である。 図5に示されるハードディスクドライブ用ホルダー内にハードディスクドライブが挿入された状態を示す斜視図である。 図1に示される例における一部を拡大して示す部分断面図である。 ハードディスクドライブの外観を示す斜視図である。
符号の説明
10 コネクタ本体部
14 ハードディスクドライブ用ホルダー
14a,14Ua,14Da フロートバネ片
16 ハードディスクドライブ
10SA,10SB,10SC,10SD 押圧片

Claims (3)

  1. 入出力信号の授受を行なうコンタクトパッドを外表面に有するハードディスクドライブを収容する収容部を有するとともに、該収容部を形成する外殻部に該ハードディスクドライブを収容部内に宙吊り状態となるように付勢する複数の弾性片を有するハードディスクドライブ用ホルダーと、
    前記ハードディスクドライブとともに前記ハードディスクドライブ用ホルダーを収容する収容部と、該収容部に配され該ハードディスクドライブのコンタクトパッドを電気的に外部信号送出部に接続するコンタクト端子とを有するコネクタ本体部と、
    を具備して構成されるハードディスクドライブ用ホルダーを備えるコネクタ。
  2. 前記複数の弾性片のうち第1の弾性片のばね定数と第2の弾性片のばね定数とが互いに異なることを特徴とする請求項1記載のハードディスクドライブ用ホルダーを備えるコネクタ。
  3. 前記コネクタ本体部が前記ハードディスクドライブとともに前記ハードディスクドライブ用ホルダーを収容した場合、該ハードディスクドライブの両端部をそれぞれ付勢する押圧片を備えることを特徴とする請求項1記載のハードディスクドライブ用ホルダーを備えるコネクタ。
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