JP2007179549A5 - - Google Patents

Claims (18)

1. ホストと記憶装置システム内の任意のポイントとの間のリンクを介して補足メッセージを伝達するための通信装置であって、
   該通信装置が、
   標準化されたプロトコルに従って前記リンクを通過するデータ・ストリームにアクセスするための、前記通信装置を該リンクに通信可能に結合するように構成されたリンク・インターフェースと、
   補足メッセージを前記データ・ストリームと交換し、前記リンク内に隠し通信チャネルを確立するように構成された補足メッセージ・インターフェースと、
   を備え、
   前記補足メッセージは前記標準化されたプロトコルを補足するものであり、
   前記補足リンク・インターフェースが、前記データ・ストリーム内の補足ダウンリンク・メッセージを特定するように構成された補足メッセージ・オブザーバを含んでおり、該補足メッセージ・オブザーバが、前記補足ダウンリンク・メッセージの一部を特定し、かつ該補足ダウンリンクメッセージの一部を取得するように構成され、第一のプロトコル・コンプライアント・メッセージに応答するようになったダウンリンク・レシーバと、
   前記補足ダウンリンク・メッセージの多数の部分から前記補足ダウンリンク・メッセージを構築するように構成された補足メッセージ構築バッファとを含んでいる、ことを特徴とする通信装置。
2. 前記隠し通信チャネルが前記補足メッセージを前記データ・ストリーム内に導入し、前記リンクが前記標準化されたプロトコルへの準拠を維持するようになったことを特徴とする請求項１に記載の通信装置。
3. 前記隠し通信チャネルは、前記データ・ストリームのプロトコル準拠データを変更すること又は前記記憶装置システムにアクセスして内部に格納されたデータを変更することのいずれか一方又は両方を行わずに、前記補足メッセージを該データ・ストリーム内に組み込むことを特徴とする請求項２に記載の通信装置。
4. 前記補足メッセージは、前記記憶装置システム内の任意のポイントにおいて格納関連機能を実行するように構成された補足コマンドを備え、前記ホストの下流で前記格納関連機能を行うようになったことを特徴とする請求項１に記載の通信装置。
5. 前記リンクがシリアル・リンクであることを特徴とする請求項１に記載の通信装置。
6. 前記補足メッセージ・インターフェースは、前記補足メッセージを前記データ・ストリーム内に挿置するための補足メッセージ・インターポーザを備えることを特徴とする請求項１に記載の通信装置。
7. 前記補足メッセージ・インターポーザは、前記データ・ストリームの部分と共に前記補足メッセージの部分を挿置するように構成されることを特徴とする請求項６に記載の通信装置。
8. 前記補足メッセージ・インターポーザは、
   補足アップリンク・メッセージの部分を伝送するように構成され、第１のプロトコル準拠メッセージに応答するアップリンク・トランスミッタを備えることを特徴とする請求項６に記載の通信装置。
9. 前記第１のプロトコル準拠メッセージは、応答メッセージを戻す非書き込みコマンドを含むことを特徴とする請求項８に記載の通信装置。
10. 前記第２のプロトコル準拠メッセージが読み取りコマンドを含むことを特徴とする請求項１に記載の通信装置。
11. 前記補足メッセージ・インターフェースは前記補足メッセージの前記複数の部分から構築された前記補足ダウンリンク・メッセージが有効メッセージであるかどうかを判断する補足メッセージ・バリデーション・ユニットをさらに備えることを特徴とする請求項１に記載の通信装置。
12. 前記バリデーション・ユニットは、前記補足ダウンリンク・メッセージ非に含まれるサイクリック重複チェック(ＣＲＣ）値を用いて前記補足バリデーション・メッセージが有効であることを判断することを特徴とする請求項１１に記載の通信装置。
13. 前記標準化されたプロトコルがシリアル・アドバンスト・テクノロジー・アタッチメント（「ＳＡＴＡ」）プロトコルであることを特徴とする請求項１−１２のいずれか１つの請求項に記載の通信装置。
14. データ・ストリームが、プロトコルに従って前記ホスト・コンピューティング装置とストレージ関連装置との間を通るプロトコル遵守リンクを介して隠しチャネルを確立するための、ホスト・コンピューティング装置に用いるための補足メッセージ・オリジネータであって、
    前記プロトコルによって定義されていない第１のメッセージをフォーマットし、前記プロトコル準拠リンク上での伝送のためにフォーマットされた第１のメッセージを生成するように構成されたメッセージ・コントローラと、
    前記フォーマットされた第１のメッセージを前記データ・ストリーム内に統合し、前記プロトコル準拠リンクを介して前記フォーマットされたメッセージを伝達するための隠し通信チャネルの少なくとも部分が確立されるように構成されたホスト・ダウンリンク・トランスミッタと、
    前記プロトコルによって定義されていない第２のフォーマットされたメッセージを獲得するように構成されたホスト・アップリンク・レシーバであって、前記隠し通信チャネルの少なくとも第２の部分が確立されるようになったホスト・アップリンク・レシーバとを備え、
    前記隠し通信チャネルは、前記プロトコルに従った前記プロトコル準拠リンク上の非準拠メッセージの伝送を容易にし、
    前記メッセージ・コントローラは、
    前記隠し通信チャネルの前記第２の部分から他のパケットを検出し、該他の部分のパケットにおける前記第２のフォーマットされたメッセージから第２のメッセージを再構築するようにさらに構成されたことを特徴とする補足メッセージ・オリジネータ。
15. 前記メッセージ・コントローラは、
    前記第１のメッセージを前記第１のメッセージの部分に分解し、
    前記第１のメッセージの前記部分についてのオフセットを求め、該第１のメッセージの該部分と前記オフセットがフォーマットされた前記第１のメッセージを構成しており、
    前記隠し通信チャネルの前記部分のパケット内の前記第１のメッセージの部分及びオフセットを含む、
    ようにさらに構成されたことを特徴とする請求項１４に記載の補足メッセージ・オリジネータ。
16. 前記パケットは、前記プロトコルに準拠したＲＥＡＤコマンドをさらに含むことを特徴とする請求項１５に記載の補足メッセージ・オリジネータ。
17. 第２のパケットは、前記プロトコルに準拠したＩＤＥＮＴＩＦＹ ＤＥＶＩＣＥコマンドへの応答をさらに含むことを特徴とする請求項１６に記載の補足メッセージ・オリジネータ。
18. 前記プロトコルがシリアル・アドバンスト・テクノロジー・アタッチメント（「ＳＡＴＡ」）プロトコルであることを特徴とする請求項１４ないし１７のいずれか１つの請求項に記載の補足メッセージ・オリジネータ。