JP2007179055A - 可変テキスト・データの差光沢フォント・イメージ・セットを生成するための方法 - Google Patents

可変テキスト・データの差光沢フォント・イメージ・セットを生成するための方法 Download PDF

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Abstract

【課題】可変テキスト・データの差光沢フォント・イメージ・セットを生成するための方法を提供する。
【解決手段】可変テキスト・データの差光沢フォント・イメージ・セットを生成するための方法であって、該方法は、各フォント要素を2つのエリアにセグメント化すること、および2つのエリアのそれぞれに非等方性構造を組み込むことを含む方法が提供される。ここで、これら2つの非等方性構造は、主として互いに直交するように構成される。
【選択図】図8

Description

本発明は、種々の実施態様において、概して、ハードコピー・テキストまたはテキスト類似オブジェクトに内在する光沢に関する。より詳細に述べれば、本発明は、ハーフトーン・イメージ・データ、およびそのハーフトーン・イメージ・データがハードコピーにプリントされたときの差光沢のコントロールに関する。さらに本発明は、文字、記号、およびそのほかのフォント要素が主として光沢の差異によって認識される場合のフォントの設計に関する。
ドキュメントのコピーに対する保護の方法を有することは望ましい。もっとも望ましくは、コンテントの部分を人間である読み手が見ることは容易に可能であるが、コピアのスキャナにとってはそうではないという形でそれが行われることである。その種の解決策が、ディジタル処理オーバーヘッド要件に有する影響が最小であることをはじめ、あらゆるストレージ要件を最小化することも望ましい。それに加えて、この解決策が、プリンティング・デバイスに対する物理的な修正を伴うことなく、また特殊な材料ならびに媒体を必要とすることなく獲得可能であることが特に望ましい。
読むことはできるがコピーはできないページをプリンタによってプリントできることが必要とされてきた。1つのアプローチにおいては、クリア・トナーもしくはインクを使用してテキスト文字列がプリントされ、反射光と散乱光に差異を作り出し、人間の読み手はその用紙を所定角度で保持することによってそれが識別可能であるが、ページに対して一定の角度に読み取りが拘束されているコピアのスキャナによる検出は一般に可能でない。その種のアプローチは、フォント文字列の光沢イメージを提供する。残念ながらこのアプローチは、クリア・トナーもしくはインクを必要とする。
シェン・ジェ・ワング(Shen‐ge Wang)、ベイレイ・フー(Beilei Xu)、およびチュー‐ヘング・リウ(Chu‐heng Liu)を発明者とする『ハーフトーン・イメージ・グロス・コントロール・フォア・グロスマークス(HALFTONE IMAGE GLOSS CONTROL FOR GLOSSMARKS)』と題された特許文献1に開示されている通り、グロスマーク(GlossmarkTM)差光沢イメージのための光沢をコントロールし、操作を可能にする装置および方法が提供されており、それにおいては特殊なトナー/インクもしくは用紙/下地が必要とされることもなく、また見ることを可能にするために追加のプリントの重合が必要とされることもない。しかしながら、その種の装置および方法を用いた場合、通常に必要とされるものを超えた追加の電子処理が本質的に必要となる。また、必要なストレージの増加も要求されることがある。可変データに関する一般的なシナリオは、ドキュメントがハードコピーにプリントされるときにそのドキュメント内に提供されたフィールド内に可変データが挿入されて、『オン・ザ・フライ』でメール・フライヤがパーソナライズされるマス・メーリングの分野である。当業者によって良好に理解されることになろうが、あらゆるアンドゥ・イメージ・データ処理のオーバーヘッドは、プリンティング処理に許容不能な影響を与える。したがって、本質的な差光沢を操作するためのさらに改善された方法を提供する変形を用いて、その種の必要な追加の電子処理の影響を最小化することが望ましい。
さらに、シェン‐ジェ・ワング(Shen‐ge Wang)、ベイレイ・フー(Beilei Xu)、およびチュー‐ヘング・リウ(Chu‐heng Liu)を発明者とする『バリアブル・グロスマーク(VARIABLE GLOSSMARK)』と題された特許文献2に開示されている通り、可変グロスマーク(GlossmarkTM)差光沢イメージ・データの提供のためのメイン・エリアおよびイメージ・セグメントへのイメージのセグメント化に関連する装置および方法が提供されている。イメージ・セグメントに対する濃度においては同一性を残しつつ、配向において有意に異なる非等方性構造の特徴を選択的にハーフトーンに適用することによって、必要な処理ならびにストレージを低減して、可変グロスマーク(GlossmarkTM)差光沢イメージをイメージ内に重合することができる。しかしながらハードコピーのページ内における可変データのグロスマーク(GlossmarkTM)差光沢イメージ・エリア(ならびに、一般的には相関マーク)の基本的な作成は、プライマリ・イメージと、バイナリ・マスク・データとしてグロスマーク(GlossmarkTM)差光沢イメージ・シナリオにおいて要求される通りに提供される所望の可変イメージ・データの結合によって開始されなければならない。バイナリ・マスク・データによって選択されるイメージの部分内では1つのハーフトーン・スクリーンが使用される。イメージの別の部分では、他方のハーフトーン・スクリーンが使用される。したがって、2つのデータ・チャンネルの結合が必要となり、それにおいては1つのデータ・チャンネルがハーフトーンの微細構造をコントロールし、他方のデータ・チャンネルがイメージのコンテントを引き渡す。標準的なDFE(ディジタル・フロント・エンド)においては、コピア、プリンタ、多機能デバイス、あるいはディジタル印刷機内に提供されているように、これらのチャンネルがまったく利用可能でなく(ハーフトーン処理のためのIOT(イメージ出力端末)アクセスもまた、このレベルにおいて一般にアクセス可能でなく)その結果、完全なグロスマーク(GlossmarkTM)差光沢イメージもしくはそのほかの相関マークがオフ・ラインで作成されて挿入されなければならない。これは、すべてのイメージが外部的に計算されなければならないことから、事実上、可変データ・グロスマーク(GlossmarkTM)差光沢イメージの作成のための能力、特にディジタル印刷マス・メーリング・シナリオにおけるオン・ザ・フライの能力を妨げる。これは、データの流れ、データの取り扱い、およびデータの帯域幅、特に可変データ・システムのためのそれらにおいていくつかの問題を生じさせる。
米国特許公開第2003/0231349号 米国特許公開第2004/0000786号
本発明は、可変テキスト・データの差光沢フォント・イメージ・セットを生成するための方法を提供する。
本発明の一態様は、可変データ差光沢フォント・コントロールのための方法である。この方法は、各フォント要素を2つのエリアにセグメント化すること、および2つのエリアのそれぞれに非等方性構造を組み込むことを包含し、それにおいて、これら2つの非等方性構造は、主として互いに直交する。
また本発明の一態様は、可変データ差光沢フォントのためのフォント記述および方法であり、当該フォント記述および方法は、光沢を変化することによって主として認識可能になる要素を有するフォントの設計、記述された態様でのすべての文字/記号のレンダリング、およびレンダリング済み要素の新しい派生的光沢フォントへのカプセル化を包含する。フォント・フォーマットは、ドキュSP(DocuSP(登録商標))等のDFE(ディジタル・フロント・エンド)によって効率的に扱われ、当該フォントをVIPP(登録商標)(バリアブル・データ・インテリジェンス・ポストスクリプト・プリントウェア(Variable Data Intelligence PostScript Printware))等の可変データ・アプリケーション内において使用している。
さらにここに示している実施態様には、可変データ差光沢イメージのコントロールのための方法が開示されており、当該方法は、主として光沢の差異として異なる文字/記号をカプセル化するフォントの作成を区分することを包含する。この方法は、あらかじめ決定済みのグレイ・レベルを使用し、2つの非等方性ハーフトーン構造の1つを用いて矩形フィールド・エリアのレンダリングを行うこと、この矩形に、同一のグレイ・レベルにおいて、第1の構造と異なる角度の第2のハーフトーン構造を使用して文字/記号のレンダリングを行うことを包含する。さらにこの方法は、レンダリング後の矩形を、新しい光沢フォントの部品としてカプセル化することを包含する。この方法は、最後に、このようにして作成された光沢フォントをドキュメント生成システム、好ましくは可変データ・ドキュメント生成システム内のフォントとして使用することを包含する。
さらにここに示している実施態様には、可変データの差光沢フォント・イメージのための方法が開示されており、当該方法は、フォント文字を選択すること、その選択したフォント文字をサブ−サンプル結果にサブ−サンプリングすること、およびサブ−サンプル結果のアップ−スケーリングを行って希望されたフルサイズ結果に戻すことを包含する。第1の非等方性光沢構造の配向を有する第1のハーフトーン・セルの選択、および第2の非等方性光沢構造の配向を有する第2のハーフトーン・セルの選択が行われる。第1のハーフトーン・セルが上記の希望されたフルサイズ結果に適用され、第2のハーフトーン・セルが上記の希望されたフルサイズ結果の背景フィールドに適用されて、可変データ差光沢フォント・イメージが生成される。
さらにここに示している実施態様には、可変テキスト・データの差光沢フォント・イメージ・セットを生成するための方法が開示されており、当該方法は、フォント文字を選択すること、およびその選択したフォント文字をビットマップ化されたサブ−サンプル結果にラスタライズすることを包含する。このサブ−サンプル結果は、アップ−スケーリングが行われて希望されたフルサイズの、定義されたビット・パターンを中に有するビットマップ結果に戻される。第1の非等方性光沢構造の配向を有する第1のハーフトーン・セルの選択、および第2の非等方性光沢構造の配向を有する第2のハーフトーン・セルの選択が行われる。また、選択したフォント文字を取り囲むために適した背景フィールド・エリアが選択される。この選択した背景フィールド・エリアに、上記の選択した第1のハーフトーン・セルおよび第2のハーフトーン・セルが、上記の希望されたフルサイズのビットマップ結果内のビット・パターンによって指示されるとおりに選択した第1のハーフトーン・セルおよび第2のハーフトーン・セルをトグルしつつ適用され、差光沢フォント文字イメージが生成される。このようにして作成された差光沢フォント文字イメージは、システム・フォントとしての使用のためにストアされる。
ここでは、モニタもしくはそのほかの、差光沢イメージのレンダリングができないデバイス上に表示されたとき、単純に基本的なカラー・パッチをもたらすが、ハードコピー内において適切にレンダリングされると、そのハードコピーの反射された光沢の中に識別可能なテキストが現れる特殊なフォントの設計を包含する可変データ差光沢イメージ・コントロールのための方法を開示する。ここで、またこれに続く説明においては「フォント」という表現が、フォントのページ記述言語(PDL)概念を示すために使用されており、それにおいてフォントは、標準のASCII(アスキー)文字を含むだけでなく、そのほかの文字、たとえば漢字、記号、小アイコン、ライン、バー・コード、およびそのほかの、バイナリ状態モードで一般的に表現される要素を含むことができる。このフォントを使用して作成された文字列というときには、連結された記号およびそのほかの要素もまた明確に含まれる。図11に、フォント・セット記述に標準として一般的に含められる要素のセットを示す。また、結果として得られるテキスト内のカラーもしくはシンプル・カラーと言うときには、そのフォントが、関連付けされたフォント・カラーを有することを前提とし、それに対して標準的なカラー操作を実行することができる。このことは、多くの場合において、フォントが単一カラーを有するに過ぎないが、フォントがいくつかのカラーを有することもしばしばあり、いくつかの場合にはイメージ・フィールドのカラー等の複雑なカラー・パターンを有することを意味している。
種々の非等方性ハーフトーン・ドット構造の間に内在する知覚される差光沢の適正な使用によって、知覚される光沢の望ましい操作、および光沢の差異を介したグロスマーク(GlossmarkTM)差光沢テキスト・イメージの生成を、特殊な用紙または特殊なトナーもしくはインクを必要とすることなしに達成することができる。さらに、以下に説明するフォント表現テクニックを適用することによって、これらの差光沢テキスト・イメージを、種々のデータ・システム内において、それらのシステムのスループットに対するアンドゥの影響を伴うことなく差光沢フォントとして採用することができる。
図1は、どのようにすればページ上の光沢を人間の目1に読めて、スキャナに読めないようにできるかについて示している。3つの光沢のあるエリア14が示されている。光源2からの1つの光線10が、光沢トナー14の存在しないポイントにおいて用紙に当たり、反射光13が散乱される結果、人間の目1に向かう方向を含むすべての方向には少量の光しか存在しない。等しい強度の別の光線11は、光沢トナー14が存在するポイントにおいて用紙に当たる。この場合、示された方向に大量の反射光12が存在する。人間の目1が図示のポジションにあれば、光沢ありおよび光沢なしのトナー・エリアの間の大きな差を人間の目1によって容易に見ることができる。しかしながらスキャナ3は用紙に対して垂直の入射光を読み取る。その場合には、光沢ありおよび光沢なし両方のドットから到来するわずかな量の散乱光しか存在せず、スキャナは差を検出することができない。これは、従来のコピアおよびスキャナによるスキャンが不可能な光沢イメージを作成するための1つの方法である。
これまでのところ、ハーフトーンの本来的な反射および散乱特性を操作し、本来的な光沢が本質的に非等方性であるハーフトーン構造の使用によって方位角について入射光の方向を指定できるという事実に対する認識がほとんどなされていない。ミラーは、ミラーの平面に関する光源の方位角とは無関係に等しく光を反射する。同様に、通常の白紙の用紙は光源の方位角とは無関係に等しく光を反射し、散乱する。しかしながら、しばしば印刷物は、ハーフトーンの構造的配向に対する光源の原点の方位角に応じて異なる反射ならびに散乱特性を示すことが可能であり、それを示すことになる。その種の反射特性は、最大化されると本質的に非等方性の構造を伴うハーフトーン内に現れる。言い換えると、ハーフトーン・ドットから散乱されるか、あるいは反射される光の説明に使用される屈折率楕円体が、そのハーフトーンが非等方性の構造を有するとき、光源に対するハーフトーン・ドットの配向の方位角に応じて最大に変化することになる。図2は、非等方性構造が何を意味するかについての説明を提供する。
図2には、本質的に非等方性の単純なライン・スクリーン・ハーフトーンが、入射光200に対して相対的な2つの向き、すなわち平行な向き210および垂直な向き220で示されている。これらのハーフトーン・ドットの配向は、いずれも、紙面と直交する角度において散乱光と入射光が等しくなるように類似の濃度で選択される。このようにすれば、スキャナ3、もしくはまっすぐからの人間の目がそれらから得ることのできる光は同じになる。しかしながら、鏡面反射光12は、非等方性平行配向210について有意に大きくなる。210の平行配向のハーフトーンが、220の垂直配向のハーフトーンの塊の直近に密着してプリントされた場合には、それらの間に反射光の差が生じることになり、所定角度からそれらを眺めたとき、光沢の差異におけるシフト、すなわちグロスマーク(GlossmarkTM)差光沢イメージとして知覚されることになる。この光沢の差異の知覚可能性は、ハーフトーンの非等方性の配向が図2に示されている通り90°離されるとき最大化される。
図3は、本発明の教示を採用する1つの可能な実施態様において当業者が使用するに適したハーフトーン・セルの例を示している。しかしながらこれらは、当業者にとって明らかな通り、1つの有用な例に過ぎない。ここでは各ハーフトーン・セルが、例示的な教示のための単純な例として選択された3×6のピクセル・アレイ(そのほかの例に8×4、8×8、および32×4がある)として構成されている。好ましい実施態様においては、セル構造が、DFE内におけるその後に続く処理ステップによって影響されることになる。たとえば、データ通信にブロック・ベースの圧縮を使用するDFEは、その種のブロック構造を反映するセル構造を用いる場合にもっとも好ましく機能するであろう。その種のシステムにおいては、好ましいセル構造が、ブロック・ベースの圧縮に一般的に使用される8×8のブロック・サイズに対する単純な関係を支持することができる。この単純な例についてのオン/オフ・シーケンスが、図3に数字的に示されている。ピクセル番号の対角配向に注意する必要がある。タイプAのサブ・セル310およびタイプBのサブ・セル320はともに45度の配向を、一方は右に、他方は左に向かって有する。この配向は、より明確に図4の濃度スイープ410および420の中に見ることができる。光沢の差異の知覚可能性を最大化するために、サブ・セルのタイプAとタイプBの配向が、互いに対して90度離して整えられている。角度差をより小さくすれば、光沢の差異が低減され、いくつかの応用においてはそれが望ましいこともある。
図5は、上記のハーフトーン・セルを使用して達成可能なグロスマーク(GlossmarkTM)差光沢イメージ500を略図的に示している。スクリーンA 510は、一方のハーフトーン・セル・タイプを使用し、スクリーンB 520は他方を使用する。円501は、イメージ・スクリーン500、510、および520にわたる視覚的補助として提供されている。ここで望まれているグロスマーク(GlossmarkTM)差光沢イメージは、イメージ500の中で知覚されることになる球502のためのものである。スクリーンA 510は、右斜め配向の非等方性ハーフトーンのフィールドを提供し、スクリーン520は左斜め配向の非等方性ハーフトーン・セルの球形エリアを提供する。このようにして、2つのスクリーン・タイプの選択のパッチ・ワークが行われてグロスマーク(GlossmarkTM)差光沢イメージ500が作られる。
グロスマーク(GlossmarkTM)差光沢イメージを組み立てるための別のアプローチを図6に示す。これにおいてプライマリ・イメージ600が、通常の場合と同様に入力データとしてディジタル・フロント・エンド(DFE)610に入力される。しかしながらグロスマーク(GlossmarkTM)差光沢イメージ・データ620もまた、DFE 610に対する入力データとして受け取られる。イメージ出力端末(IOT)630に送られるときの処理済みイメージは、通常の場合と同様にプライマリ・イメージ600のデータのハーフトーン処理によるバイナリ・イメージである。しかしながら、ハーフトーン・タイプの選択が、マルチプレクサ・スイッチ640に対する入力として意図されたグロスマーク(GlossmarkTM)イメージ・データ620によって駆動される。意図されたグロスマーク(GlossmarkTM)イメージ・データ620は、プライマリ・イメージ600の一部に第1の非等方性構造化ハーフトーンを使用させ、残りのプライマリ・イメージ600に別のハーフトーンを使用させるべく機能する。当業者によって理解されることになろうが、意図されたグロスマーク(GlossmarkTM)イメージ・データ620は、DFE 610内において必要とされる場合には単純なゼロおよび1のピクセル・データ表現に単調化することができる。このゼロと1のパターンが、続いてマルチプレクサ640を一方もしくは他方のハーフトーンの非等方性構造の配向タイプにトグルするために使用される。したがってマルチプレクサ640は、スクリーン1のタイプのハーフトーン650とスクリーン2のタイプのハーフトーン660の間を、所望のグロスマーク(GlossmarkTM)データ620によって指示される通りにトグルして、IOT 630に渡されるときのラスタ入力処理済み(RIP)イメージ・データの合成された結果を生成する。このようにして、パターン620の重合がプライマリ・イメージ600に埋め込まれ、光沢に差異のあるグロスマーク(GlossmarkTM)差光沢イメージとしてのみ知覚可能となる。
可変グロスマーク(GlossmarkTM)イメージ生成について前述したシナリオにおいては、前述の説明から当業者が理解する通り、大きな演算負荷がDFEに掛かる。図7には、関心のあるイメージ700の小さいセグメントだけを可変グロスマーク(GlossmarkTM)差光沢イメージ・セグメント710と交換することが描かれている。与えられた関心のあるイメージ700の小さいエリアだけがグロスマーク(GlossmarkTM)差光沢イメージングの希望を満たすために必要になる場合には、グロスマーク(GlossmarkTM)差光沢イメージの適応において増加する処理時間およびメモリ・ストレージのオーバーヘッドの問題を、大きく改善することが可能である。イメージ700の小さいエリアだけがグロスマーク(GlossmarkTM)イメージングのためのターゲットとなる情況は少なくない。たとえば日付/時刻スタンプは、非常に一般的であり、好んで用いられるイメージ追加物である。所望の関心のあるイメージを眺める間は視覚的にあまり進入的(intrusive)でない方法で利用可能なその種の情報を有することは好ましく、グロスマーク(GlossmarkTM)イメージングを時刻/日付スタンプ情報に使用することによって容易に達成される。可変グロスマーク(GlossmarkTM)イメージ・セグメント710の使用は、そこに含められるデータが本質的に短命であるか、頻繁に変更される場合に特に魅力的である。その種の使用の別のシナリオは、チケットもしくはクーポンのためのグロスマーク(GlossmarkTM)差光沢イメージとしてのシリアル番号の適応;マス・メーリングにおける個人情報にあり、ジョブ処理/完全性番号、バー・コード、会社の商標またはロゴを含めることもできる。その種の用途に適用されるグロスマーキングは、変造または不正行為をくじく一方、シリアル番号もしくはそのほかの変化する表示が追跡を可能にする。概して言えば、この直前に提供したようなその種の利用シナリオは、当業者によって包括的に『可変データ』と呼ばれている。
図7に示した通り、関心のあるイメージ・データ700は、メイン・エリア705とイメージ・セグメント・エリア710にセグメント化される。メイン・エリア705は、第1の非等方性構造の配向を有する第1のハーフトーンを用いて従来的なハーフトーン処理が行われる。しかしながら、イメージ・セグメント710については、図5および6について行った説明に従ってハーフトーン処理が行われる。可変グロスマーク(GlossmarkTM)イメージ・セグメント710は、そのセグメント・エリアに対応するイメージ700からの入力データを使用する。これは、DFEに対するプライマリ・イメージ610として使用される。到来する単調なバイナリ可変グロスマーク(GlossmarkTM)差光沢イメージ・データ、たとえばAの『October 4, 2001』(すなわち2001年10月4日)720が、マルチプレクサ・スイッチ640に対する入力として使用される。このようにして、可変グロスマーク(GlossmarkTM)イメージ・セグメント710が、第1の非等方性構造の配向を有する第1のハーフトーンおよび第2の非等方性構造の配向を有する第2のハーフトーンの両方を用いてハーフトーン処理される。この例の場合は、可変グロスマーク(GlossmarkTM)差光沢イメージ・データ740が結果としてもたらされる。一実施態様においては、グロスマーク(GlossmarkTM)データによってオーバーレイされないセグメント710のエリア、すなわち背景が、メイン・イメージ・エリア700のために使用されるものと同じ第1のハーフトーン・タイプを用いてハーフトーン処理される。代替実施態様においては、背景が、第2の非等方性光沢構造の配向を有する第2のハーフトーンを用いてハーフトーン処理される。
第2の例『B』においては、図7に示されている通り、同一の関心のあるイメージ・データ700およびイメージ・セグメント710が採用される。しかしながら可変グロスマーク(GlossmarkTM)データ730は、『October 5, 2001』(すなわち2001年10月5日)である。この直前に述べた方法と同一の方法が再び採用されて、この例のための可変グロスマーク(GlossmarkTM)データ750が結果としてもたらされる。これらの例『A』および『B』の両方について、可変グロスマーク(GlossmarkTM)イメージ740および750がそれぞれ独立に、ハーフトーン処理されたメインのイメージ・データ705と併合されて、それぞれの連続イメージ760および770が作成される。したがって、図7には2つのグロスマーク(GlossmarkTM)イメージの日付スタンプだけが例によって示されているが、当業者に明らかである通り、このテクニックは、希望ならびに適応に利用可能なストレージのある限り、多くの可変グロスマーク(GlossmarkTM)差光沢イメージ・セグメントのために適用することができる。
しかしながら、それにもかかわらず可変データ・シナリオについて直前に述べたテクニックには1つの無視できない欠点が存在し、それは、グロスマーク(GlossmarkTM)イメージがオン・ザ・フライで計算されなければならないか、あらかじめ計算済みのグロスマーク(GlossmarkTM)イメージのためのイメージ・データがプリント時にドキュメント内に挿入されなければならないということである。高速で動作する可変データ応用においては、たとえば100ppmのプロダクション・カラープリンタにおいては、この種のアプローチのためのパフォーマンスの影響が問題になる。それに加えて、通常の可変データ応用においても、大量のデータを効率的にあらかじめストアしておくことができないという追加の制約がある。たとえば、カスタマの口座番号を単一のエンティティとしてエンコードすることは、DFEレベルにおいて大量のストレージを必要とすることになる。
これまでのところ、ハードコピーのページ内における可変データのグロスマーク(GlossmarkTM)差光沢イメージ・エリア(ならびに、一般的に相関マーク)の基本的な作成のためには、プライマリ・イメージと、グロスマーク(GlossmarkTM)差光沢イメージ・シナリオにおいて要求される通り、バイナリ・マスク・データとして提供される所望の可変イメージ・データを結合することによって開始する必要があった。イメージのいくつかの部分においては、バイナリ・マスク・データによって選択される通り、一方のハーフトーン・スクリーンが使用され、そのイメージの別の部分においては他方のハーフトーン・スクリーンが使用される。したがって2つのデータ・チャンネルが結合される必要があることが理解され、それにおいては一方のデータ・チャンネルがハーフトーン・セル構造をコントロールし、他方のデータ・チャンネルがイメージ・コンテントを引き渡す。標準的なDFE(ディジタル・フロント・エンド)においては、コピア、プリンタ、多機能デバイス、あるいはディジタル印刷機内に提供されているように、これらのチャンネルはまったく利用可能でなく(ハーフトーン処理のためのIOT(イメージ出力端末)アクセスもまた、このレベルにおいて一般にアクセス可能でなく)その結果、完全なグロスマーク(GlossmarkTM)差光沢イメージもしくはそのほかの相関マークがオフ・ラインで作成されて挿入されなければならない。これは、すべてのイメージがDFEの外部で計算され、レンダリングの間にEPS(カプセル化されたポストスクリプト(PostScript))等として含められなければならないことから、事実上、グロスマーク(GlossmarkTM)差光沢イメージを使用する可変データ作成のための能力を妨げる。これはデータの流れ、データの取り扱い、およびデータの帯域幅においていくつかの問題を生じさせる。以下の説明では、この問題を、可変データのコンテントをフォント文字列(任意的に成形された単一値が与えられたオブジェクト)に制限し、その結果として可変データ・グロスマーク(Glossmark)差光沢フォントの実装のための代替方法としてパターン色空間の使用を可能にすることによって解決するためのアプローチについて述べる。
本発明においては、実際の従来的なハーフトーン処理を伴わないが、標準的なフォント記述の設計の内側に2つの必須の実質的に直交する非等方性構造が結合される。このフォント記述は、その後アプリケーション内において使用され、標準PDLカラー・レンダリング・ツールに従ったカラーを用いてレンダリングされる。この場合、記述されている構成は、それがVIPP(R)(バリアブル・データ・インテリジェンス・ポストスクリプト・プリントウェア(Variable Data Intelligence Postscript Printware))等の標準的な可変データ・ソフトウエアおよびそのほかの種々のドキュメント管理ソフトウエア、たとえばフリーフロー(FreeFlowTM)およびドキュSP(DocuSP(R))等を使用して実装可能であることから例示的である。
前述した通り、可変データ・グロスマーク(GlossmarkTM)差光沢イメージの作成においては、正確に同一のカラーまたはグレイ・トーンを採用する2つの異なるハーフトーンが使用される。カラー・フォント要素については、このことが、その要素、たとえば文字『β』とするが、それが第1の非等方性ハーフトーン構造を使用してレンダリングされ、かつその文字の周囲の直近の背景エリアが第2の非等方性ハーフトーン構造を使用してレンダリングされ、かつ両方の構造が、文字『β』によってフォント参照内の単一エントリとして同時にカプセル化されることを意味する。
図8は、ここに提供されている教示に調和した1つのプロシージャおよび方法の一般的な概要を与える。最初のステップ800においては、入力フォントが選択される。これは、グロスマーク(GlossmarkTM)差光沢フォント・イメージ・データの全体的な形状を決定することになるフォントである。ここで注意が必要であるが、散乱光においてはいずれの文字も可視的でなく、むしろ単一の『塗りつぶされた』カラー・エリアだけが可視的となる。顕微鏡もしくはそのほかの光学的補助を使用すれば、2つの非等方性エリアを分けている線が可視化され、追跡することが可能になる。光沢フォントのための選択メカニズムの一部は、当然のことながら、当業者が理解する通り、最終的な光沢フォントが、ドット・マトリクス・プリンタ等を用いた初期のフォント・ワークに使用されていたようなビット精度パターンによって記述されることになるため、望ましいフォント・サイズの適正な選択となる。このことは、現在一般的に採用されている、いわゆるアウトライン・フォントを組み込み、それによってデバイス間におけるフォントの書き換えをよりポータブルにするテクノロジと明確に区別される。グロスマーク(GlossmarkTM)差光沢フォント設計におけるこの最初のステップは、したがって、特定に入力フォントのビットマップ表現を特定サイズで作成する。当業者によって理解される通り、初期のフォント・ワークにおいてなされていたように、それに代えて完成したビットマップ設計を使用してもよい。しかしながら、このビットマップ表現へのアウトライン・フォントの変換は、グロスマーク(GlossmarkTM)フォントの作成に求められる必須のフォント設計ステップから『美しさ』のためのフォント設計を分離することから、最初のステップとして好ましい。
次のステップ810においては、フォント選択のサブ・サンプリングが行われる。これは、好ましい一実施態様の例においては、フォントをバイナリ・ビットマップ形式に低減された解像度でラスタライズすることによって達成される。この低減された解像度は、非等方性構造の周期性と直接関連する。ここで、また以下の説明において、周期性を8、低減を4とする。したがって、たとえば600dpiのターゲット出力システムの場合には、事実上、バイナリの150dpiでテキストのレンダリングが行われなければならないことになる。結果として得られるビットマップ820は、希望されたフルサイズまで戻すスケーリングが行われ、この実施態様ではそれが、因数4によってアップ・スケーリングされて正しいサイズ、すなわちこの場合は600dpiに戻す必要があることを意味する。このサブ・サンプリングおよびそれに続くアップ・スケーリングは、フォントのすべての微細な詳細を除去してそのフォントのより粗い表現を作り出すが、このようにしてすべての文字の輪郭を、続く非等方性構造の配置と整列させることを可能にする。
図9は、完全なレンダリング後のサブ・サンプリングされたフォントの文字900を、スケーリングされた文字910と比較して示している。ここで注意を要するが、これらの非等方性ハーフトーン・セルの間の整列および遷移は、以前にリストし、すでに参照により援用されている出願の中で述べられている通り、グロスマーク(GlossmarkTM)ハーフトーン・セル設計の共通要件である。この1/4の解像度は、実際の好ましいグロスマーク(GlossmarkTM)ハーフトーン・スクリーン・パラメータを基礎としており、1つの代表的な好ましい実施態様においてはそれが『4』の周期性を有する。別のスクリーン設計が、たとえば『3』の周期性のグロスマーク(GlossmarkTM)差光沢ハーフトーン・スクリーンの場合の1/3対3のスケーリングのように、異なるサブ・サンプリング低減スケーリング操作を必要とすることもある。
図9の右側の文字900は、グロスマーク(GlossmarkTM)差光沢プロセス内に採用されている通り、新しいビットマップを作り出すために使用される。図8に図示されている方法のフローチャートに戻るが、830においてベースの非等方性パターンが選択され、続いてラスタライズ・ステップ840が、バイナリ・ラスタライズされた入力フォント記号900に従って一方のパターンから他方へ遷移する2つの実質的に相互に直交する非等方性パターンの複合パターンを作り出す。
代表的な実施態様の結果100を図10に略図的に図示する。差光沢フォントが従来のフォント表現と明確に異なる点は、ここでの教示の通り、フォント文字の形状をはじめその背景フィールド・エリアの両方のレンダリングが行われることである。従来のフォント表現は、フォント文字形状のレンダリングだけを提供し、それを取り囲む背景フィールドのレンダリングはなかった。ここで注意が必要であるが、この図10の例の実施態様に提供されている通り、背景フィールド・エリア101の外側境界は矩形であるが、当業者によって理解されるように、この外側境界は、卵形、楕円、あるいは角に丸みのある実質的な矩形を含めた任意の多くの異なる形状またはサイズとすることができる。バイナリ・ラスタ入力フォント記号900によって提供されるビットマップに従って、この背景フィールド・エリア101内に第1の非等方性パターンがトグルされ、フォント文字本体形状102内に第2の非等方性パターンがトグルされる。このビットマップ100は、文字『A』に等価のカプセル化可能な新しいフォントとして、たとえばタイプ3ポストスクリプト(PostScriptTM)フォントとして850においてストアされる。同一のプロシージャが、要求された、あるいは希望された入力フォント定義のほかの文字要素のそれぞれについて実行され、それによって入力フォントの直接マッピングである新しい出力光沢フォントが作られる。ここで注意を要するが、実際の解像度においてレンダリングまたはプリント行われたとき、この文字は、人間の目による通常の読み取り可能文字ではなく、有向性の光内の光沢の変動としてのみ実質的に現れる。しかしながらすでに述べた通り、顕微鏡もしくは等価の視覚的補助を使用してこのフォント文字の輪郭を追跡することは可能である。また、このレンダリングが事実上、フォントの解像度サイズを固定することにも注意が必要である。このことは、たとえば、20ポイントでレンダリングされたアリエル(Arial)フォントは、整数ピクセル要件およびピクセル精度に起因して、21.35ポイント・サイズの光沢フォントを提供し得ることを意味する。また、たとえば12、14、または15ポイント等の任意サイズにスケーリング可能な標準のアリエル(Arial)フォントとは異なり、結果として得られる光沢フォントは、この作成において指定された通りの解像度およびサイズにおいて使用されなければならない。
結果として得られる新しいフォント(1ないしは複数)は、一実施態様の方法においては標準のタイプ3フォントとして任意のアプリケーション内、好ましくはVIPP等の任意の可変イメージング・アプリケーション内で使用することが可能になる。バイナリ・ビットマップ・フォントであることによって、例示のRIPキャッシングの利点を得ることができる。このキャッシングは、カラー定義を含むフォントのために一般にイネーブルされない。しかしながら当業者によって理解される通り、より一般的なフォント表現とは異なり、このフォントはスケーリングできない。このことは、所望のフォント・サイズごとに新しいフォント・タイプ定義が作られなければならないことを意味する。しかしながら従来のフォントと同様に、このフォントは、ビットマップに流し込まれることになる、変化する、またはパターン化されたカラーを含め、ユーザが恣意的に選択した標準カラー記述とともに使用することができる。また、この方法によって例示されることは、それが、ほかのアプローチに対して約5倍の処理速度を提供することである。しかしながら結果として、フォント変形(スケーリング、回転等)の適応はない。
以上の方法は、可変データ差光沢イメージ・ハードコピーを作成する効率的かつ好都合な方法である。この方法はさらに、既存のワークフローおよびハードウエアと互換性があることから規範的である。また、この方法がDFEに追加の負担を掛けることがなく、したがってマシンまたはプリント・システムの完全な速度における動作を可能にすることからも規範的である。しかしながら当業者によって認識される通り、パターン構造に関する可変データのオブジェクト・データの整列に注意しなければならない(ここで述べられている整列が、セルの境界と整列されるべき2つの異なるスクリーンの間の遷移エリアを指していることに注意する‐前景と背景のパターン整列は、前述した通り自動的に達成される)。したがって、以上の教示の通りDFEにダウンロードされるビットマップ・フォントを使用してイメージのアーティファクトを回避することが望ましい。このようにすれば、文字列のポジションがより容易にセル・パターン境界と整列される。ここで提供したこのアプローチは、達成することができるフォント内の細かい詳細構造(セリフ)のいくつかを制限する。しかしながらこれらの微細構造は、いずれにしても人間の視覚システムに内在する限界に起因して、グロスマーク(GlossmarkTM)差光沢イメージのハードコピー内において、一般に視覚的に知覚されない。
どのようにすればページ上の光沢部分の間の大きな差異が人間の目に検出可能となり、スキャナ検出器に不可能となるかについて示した説明図である。 単純なライン−スクリーン・ハーフトーン内に見られる差光沢を図示した説明図である。 本発明を実施するための識別可能な光沢の差異を作り出す非等方性構造に適した2つの3×6ハーフトーン・パターンを図示した説明図である。 図3のハーフトーン・パターンの濃度スイープを図示した説明図である。 グロスマーク(Glossmark(登録商標))差光沢イメージが達成されるように図3のハーフトーン・パターンを交番させたパッチワークを図示した説明図である。 図3のハーフトーン・パターンを使用する、図5に示されているようなグロスマーク(Glossmark(登録商標))差光沢イメージのためのイメージに従って交番するハーフトーン・パターンを達成するための一実施態様を示したブロック図である。 適切な可変グロスマーク・イメージ・セグメントについて行う関心イメージの小部分の交換を視覚化した説明図である。 ここに提供されている教示を表したプロセス・フローチャートである。 フォント文字およびその1/4の解像度スケールのバージョンを示した説明図である。 ここに提供されている教示の結果を、フォント文字に採用された場合について図式的に示した説明図である。 フォント文字として定義されるアイテムの「ウィング・ディング(wing−ding」セット内にあると見られる文字を図示した説明図である。

Claims (4)

  1. 可変テキスト・データの差光沢フォント・イメージ・セットを生成するための方法であって、
    フォント文字を選択すること、
    前記選択したフォント文字をビットマップ化されたサブ−サンプル結果にラスタライズすること、
    前記サブ−サンプル結果のアップ−スケーリングを行って希望されたフルサイズの、定義されたビット・パターンを中に有するビットマップ結果に戻すこと、
    第1の非等方性光沢構造の配向を有する第1のハーフトーン・セルを選択すること、
    第2の非等方性光沢構造の配向を有する第2のハーフトーン・セルを選択すること、
    前記選択したフォント文字を取り囲むために適した背景フィールド・エリアを選択すること、
    前記選択した第1のハーフトーン・セルおよび第2のハーフトーン・セルを、前記選択した背景フィールド・エリアに、前記選択した第1および第2のハーフトーン・セルを、前記希望されたフルサイズのビットマップ結果内の前記ビット・パターンによって指示されるとおりにトグルすることによって適用し、差光沢フォント文字イメージを作成すること、および、
    前記作成した差光沢フォント文字イメージをシステム・フォントとしての使用のためにストアすること、
    を含む方法。
  2. 前記選択したフォント文字を取り囲むために適した前記背景フィールド・エリアは矩形である、請求項1に記載の方法。
  3. さらに、完全な光沢フォント・セットを生成することを包含し、それにおいては、請求項20に列挙されている種々のステップが、それぞれの希望された派生フォント文字について、それぞれの希望された派生フォント・イメージが生成され、新しい完全な光沢フォント・セットに組み立てられるまで反復される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記新しい光沢フォントは、ドキュメント文字列および記号のレンダリングのためのDFEを用いてストアされる、請求項3に記載の方法。
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