JP2007178945A - 投影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】近接投影や広角投影の機能を有するDLP投影装置において、コンパクト化を実現すること。
【解決手段】2次元的に配置された多数の微小ミラーの傾きをそれぞれ変化させて反射光の出射角度を変化させる画像表示素子を用いて画像を投影する投影装置において、画像表示素子へ照明光を投射するための照明光学系と、照明光学系から入射した照明光を画像表示素子へ出射するとともに、画像表示素子によって反射した光を入射し、この光を屈曲して出射するプリズム系と、プリズム系から出射した光を投影する投射光学系とを備え、投射光学系は、投射光学系の光路を屈曲する光学素子を有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、投影装置の技術に関する。詳細には、2次元的に配置された多数の微小ミラーの傾きをそれぞれ変化させて反射光の出射角度を変化させる画像表示素子(たとえば、デジタルミラーデバイス)を用いて画像を投影する投影装置に関する。
従来より、映像信号に基づいて光源の光を画素毎に変調し、変調した光をスクリーンなどに投影する投影装置が知られている。
画素毎の変調として、液晶表示素子(以下、「LCD」と呼ぶ。)などの透過型素子により光源からの光をこのLCDに透過させて変調するものやデジタルミラーデバイス(以下、「DMD」と呼ぶ。)などの反射率変調素子により光源からの光をこのDMDに反射させて変調するものがある(たとえば、特許文献1参照。)。
DMDを用いた投影装置(以下、「DLP(Digital Light Processing)投影装置」と呼ぶ。)は、回転カラーホイールを通した光源からの光を反射し投射する構成であるため、LCDを用いた投影装置のように3原色それぞれにLCDを設けてLCDを透過した光をプリズムで合成して投射する構成に比べ、小型化及び軽量化が可能となる。
従来の特許文献1に示すようなDLP投影装置を更に小型化するために、全反射(TIR)プリズム方式のDLP投影装置が用いられるようになってきている。この全反射方式のDLP投影装置は、光源からの照射光をDMDに導くとともに、DMDによる反射光を投射光学系へ導くためのTIRプリズム系を用いることにより、光学系のサイズを小さくしてDLP投影装置の小型化を図っている(たとえば、特許文献2参照)。
たとえば、特許文献2に開示された全反射プリズム方式のDLP投影装置は、TIRプリズム系を入射プリズムと出射プリズムとから構成し、照明光学系からの光を入射プリズムに入射後全反射して、出射プリズムに入射し、出射プリズムの一面に取り付けられたDMDへ出射する。そして、DMDで反射された光は、出射プリズムを透過して投射光学系により投影される。
このようにDMDがTIRプリズム系に取り付けられているために、DLP投影装置の小型化を図ることができる。また、全反射を出射プリズムで行うため、光エネルギー損失の低減を図ることができる。
特開平11−239359号公報 特開2002−156602号公報
ところで、投影装置においては、机上投射などのように近接した面に画像を投影することができる投影装置が求められている。
しかしながら、従来のDLP投影装置では、投射光学系を出射プリズムからの出射光の光軸に沿って配置していたため、近接投影や広角投影を行おうとすると、投射光学系の全長が大きくなり、しかもレンズ径も大きくなる。
したがって、従来のDLP投影装置において近接投影や広角投影の機能を実現しようとすると、DLP投影装置が大きくなってしまうという問題があった。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、2次元的に配置された多数の微小ミラーの傾きをそれぞれ変化させて反射光の出射角度を変化させる画像表示素子を用いて画像を投影する投影装置において、前記画像表示素子へ照明光を投射するための照明光学系と、前記照明光学系から入射した照明光を前記画像表示素子へ出射するとともに、前記画像表示素子によって反射した光を入射し、この光を屈曲して出射するプリズム系と、前記プリズム系から出射した光を投影する投射光学系とを備え、前記投射光学系は、前記投射光学系の光路を屈曲する光学素子を有することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記照明光学系及び前記投射光学系は、前記画像表示素子における微小ミラーの前方側に配置されたことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記プリズム系は、前記照明光学系から入射した照明光を透過させた後、所定の出射面から出射する第1プリズムと、前記第1プリズムから出射した照明光を取り込むとともに、この照明光を前記画像表示素子へ出射し、さらに前記画像表示素子で反射した光を入射し、この光を内部反射面で反射して、前記投射光学系に向けて出射する第2プリズムとを有することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明において、前記照明光学系の光路と前記投射光学系の光路とが同一平面上とならないように配置したことを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明において、前記照明光学系は、前記画像表示素子によって反射した光を90°以上で屈曲し、前記投射光学系の前記光学素子は、前記投射光学系の光路を90°以上で屈曲することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記照明光学系は、前記照明光学系の光路を屈曲する光学素子を有し、前記投射光学系からの投影方向を水平方向としたときに、鉛直方向から見て前記照明光学系と前記投射光学系とが一部重なるように配置された構成としたことを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記照明光学系における前記画像表示素子への入射光路と前記投射光学系の光路とを、それぞれ前記画像表示素子における前記多数の微小ミラーの回転軸に対して略垂直に配置したことを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項6又は請求項7に記載の発明において、前記照明光学系、前記プリズム系、前記画像表示素子及び前記投射光学系を収納する筐体と、
前記照明光学系における前記屈曲位置よりも前の光路であって前記照明光学系における光源の光路と略平行の軸に対して前記筐体を回転可能に支持する支持部とを備えたことを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記多数の微小ミラーは、前記画像表示素子における長方形状のミラー領域に配置され、前記ミラー領域の長辺と前記支持部の設置面とを略平行になるように構成したことを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明において、前記投射光学系から投影される画像面と前記画像表示素子とが略平行になるように構成したことを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項8〜10のいずれか1項に記載の発明において、前記筐体の回転軸方向と前記投射光学系の投影方向とが略垂直となるように構成し、前記筐体の回転軸と前記投射光学系の投影方向中心との交差位置を基準として前記筐体の回転軸方向の一方に前記照明光学系の光源を配置するとともに、前記筐体の回転軸方向の他方に前記画像表示素子を配置したことを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、請求項1〜11のいずれか1項に記載の発明において、前記投射光学系の最終段の投射レンズ又はその近傍の投射レンズにプラスチック製レンズを用いたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、画像表示素子(たとえば、デジタルミラーデバイス)へ照明光を投射するための照明光学系と、この照明光学系から入射した照明光を画像表示素子へ出射するとともに、この画像表示素子によって反射した光を入射し、この光を屈曲して出射するプリズム系と、このプリズム系から出射した光を投影する投射光学系とを備えており、しかも、この投射光学系は、投射光学系の光路を屈曲する光学素子(たとえば、反射ミラー)を有しているので、従来のように投射光学系をプリズム系からの出射光の光軸に沿って配置するのに比べ、投射光学系の全長が長くなることを抑えることができ、投影装置のコンパクト化を図ることができる。したがって、近接投影や広角投影が可能な投影装置を小型化が可能となる。
また、請求項2に記載の発明によれば、照明光学系及び投射光学系を、画像表示素子における微小ミラーの前方側に配置しているので、微小ミラーの前方に光学系部品を寄せて配置することができ、光学系の光路を微小ミラーの後方にも配置するのに比べ、光学系をコンパクトに配置することができる。また、画像表示素子の後方に光学系の光路がないため、画像表示素子を筐体の内部壁面に取り付けることができ、画像表示素子の取り付け構造が複雑にならないですむ。
また、請求項3に記載の発明によれば、プリズム系は、照明光学系から入射した照明光を透過させた後、所定の出射面から出射する第1プリズムと、この第1プリズムから出射した照明光を取り込むとともに、この照明光を画像表示素子へ出射し、さらに画像表示素子で反射した光を入射し、この光を内部反射面で反射して、投射光学系に向けて出射する第2プリズムとを有しているので、ミラー等を使用した場合に比べ、光エネルギーの低下を防止することができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、照明光学系の光路と投射光学系の光路とが同一平面上とならないように配置したので、光学系の光路を交差もしくは近接するように配置することができ、光学系全体をコンパクトに配置することができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、照明光学系は、画像表示素子によって反射した光を90°以上で屈曲し、投射光学系の光学素子は、投射光学系の光路を90°以上で屈曲するようにしているので、光路を密集させることができ、光学系全体をさらにコンパクトに配置することができる。
また、請求項6に記載の発明によれば、照明光学系は、照明光学系の光路を屈曲する光学素子を有し、前記投射光学系からの投影方向を水平方向としたときに、鉛直方向から見て前記照明光学系と前記投射光学系とが一部重なるように配置するようにしたので、光学系全体を効率よくコンパクトに配置することができる。
また、請求項7に記載の発明によれば、照明光学系における画像表示素子への入射光路と投射光学系の光路とを、画像表示素子における多数の微小ミラーの回転軸に対して略垂直に配置したので、プリズム系の形状(微小ミラーの軸方向の厚み)を可及的に小さくすることができる。
また、請求項8に記載の発明によれば、照明光学系、プリズム系、画像表示素子及び投射光学系を収納する筐体と、照明光学系における屈曲位置よりも前の光路であっ照明光学系における光源の光路と略平行の軸に対して前記筐体を回転可能に支持する支持部とを備えたので、投影装置を回転軸中心に回転した場合であっても、光源の傾きを定格内に保つことができる。したがって、ランプの故障の可能性を低減することができる。
また、請求項9に記載の発明によれば、多数の微小ミラーは、画像表示素子における長方形状のミラー領域に配置され、ミラー領域の長辺と支持部の設置面とを略平行になるように構成したので、ミラー領域4で反射された画像光をスクリーンに投射するための投射光学系の設計が容易になる。
また、請求項10に記載の発明によれば、投射光学系から投影される画像面と画像表示素子とが略平行になるように構成したので、ミラー領域によって画像光の中心が設置面と垂直となるように投射光学系を設計すればよく、投射光学系の設計がさらに容易になる。
また、請求項11に記載の発明によれば、筐体の回転軸方向と投射光学系の投影方向とが略垂直となるように構成し、筐体の回転軸と投射光学系の投影方向中心との交差位置を基準として筐体の回転軸方向の一方に照明光学系の光源を配置するとともに、筐体の回転軸方向の他方に画像表示素子を配置したので、回転軸と投影光軸との交差位置を基準として左右にバランスよく光源や画像表示素子などを配置しているため、投影装置本の重心をこの交差位置或いはこの交差位置周辺に配置することができる。したがって、支持部との連結部がその交差位置或いはその近傍に配置することにより、投影装置を回転させるための力を低減させることができ、一方で支持部の設置面への設置面積を小さくすることができる。また、交差位置中心に光学系を配置しているため、コンパクト化が可能となる。
また、請求項12に記載の発明によれば、投射光学系の最終段の投射レンズ又はその近傍の投射レンズにプラスチック製レンズを用いたので、投影装置の軽量化を図ることができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。本発明に係る実施形態における投影装置は、壁面などのスクリーンへの画像の投射によって利用者から見た視覚的な投影面(スクリーン)Sに2次元画像を表示する装置であり、画像表示素子であるデジタルミラーデバイス(DMD)を用いて画像を投影するDLP投影装置Aである。以下、このDLP投影装置Aについて、図面を参照して具体的に説明する。
まず、DLP投影装置Aの外観構成について、図1を用いて説明する。図1は本発明の実施形態におけるDLP投影装置Aの外観構成図であり、設置面である机上Bに設定されている状態を示している。なお、図1(a)は正面斜め上方から見たDLP投影装置Aの斜視図であり、図1(b)は後方斜め上方から見たDLP投影装置Aの斜視図である。
DLP投影装置Aは、投影装置本体1と、この投影装置本体1を回動可能に支持する支持部2とを備えている。投影装置本体1はその後部側面に支持部2の先端の連結部13と回動可能に連結するための連結部12を設けており、この連結部12,13の中心を回転軸Zの中心として投影装置本体1が回動し、後述のようにその投影方向Yを切り替えるようにしている。
投影装置本体1は、後述の投影部Lや制御ユニットUなどを筐体10内部に収納している。また、図1(a)に示すように、各種制御を行うための制御パネルPや、後述の投影部Lからの投影光を出射する出射口11などが筐体10から露出している。
ここで、DLP投影装置Aは、図2に示すように投影装置本体1の回動方向によって机上投射、側壁面投射、天井投射できるように投影装置本体1が支持部2と連結されている。すなわち、図2(a)は、投影装置本体1を机上投射の位置に設定し、机上の投影面S1に画像を投射した様子を示す図であり、出射口11は下方を向き、机上の投影面S1に画像光が投射される。また、図2(b)は投影装置本体1を側壁面投射の位置に設定し、側壁の投影面S2に画像を投射した様子を示す図であり、出射口11は側方を向き、側壁の投影面S2に画像光が投射される。図2(c)は投影装置本体1を天井投射の位置に設定し、天井の投影面S3に画像を投射した様子を示す図であり、出射口11は上方を向き、天井の投影面S3に画像光が投射される。
このようにDLP投影装置Aは、複数の方向に切り替えて投射可能に構成されている。なお、複数の方向に切り替えて投射可能とする構成としては、上述のように回転させる構造ではなく、投影装置本体1と支持部2とにそれぞれ嵌合部を設け、これらの嵌合部の嵌合方向によって複数の方向に投射可能に構成するようにしてもよい。この点、本出願人が出願した特願2005−164445に詳細に記載しており、ここでは説明を省略する。また、本願における回転機構についても同様に、本出願人が出願した特願2004−378858に詳細に記載しており、ここでは詳細な説明を省略している。
次に、DLP投影装置Aの内部概略構成を、図3を用いて説明する。図3は本実施形態に係るDLP投影装置Aの内部概略構成を示す図である。
図3に示すように、DLP投影装置Aは、制御パネルPと、マイクロコンピュータ39を有する制御ユニットUと、光源としてのランプ30と、照明光学系31と、マイクロミラーデバイス32(以下、「DMD32」とする。)と、投射光学系(結像光学系)33と、映像信号入力回路34と、画像処理回路35と、DMD駆動回路36と、ランプ駆動回路37とを有する投影部Lを備えており、これらは筐体10に内蔵されている。なお、ランプ30と照明光学系31とで照明光学系31という場合があるものとする。
制御ユニットUは上述のようにマイクロコンピュータ39と制御パネルPとから構成されている。制御パネルPは、DLP投影装置Aにおいて使用者が操作可能な箇所、すなわち筐体10の外壁面の適所に設けられている。また、マイクロコンピュータ39は、画像処理回路35やランプ駆動回路37と接続されており、利用者の制御パネルPの操作に応じて投影の作動制御や作動停止制御などの処理を行う。たとえば、利用者が制御パネルPを操作して、画像表示を選択すると、マイクロコンピュータ39は投影部Lの画像処理回路35やランプ駆動回路37を制御して、投射光学系33から画像光をスクリーンSへ投影する。
ランプ30と照明光学系31との間には、図示しない回転カラーホイール(カラーフィルタ)が配置されており、この回転カラーホイールを回転させることにより、カラー画像をスクリーン(投影面)Sに投影可能にしている。また、照明光学系31とDMD32との間、DMD32と投射光学系33との間には、後述のように全反射(TIR)プリズム系38が配置されている
ランプ30は、制御ユニットUによって制御されたランプ駆動回路37から出力される信号に基づいて、点灯駆動されて発光する。ランプ30で発光された光は、回転カラーホイール(カラーフィルタ)を通し、照明光学系31によって照明光として、全反射プリズム系38を透過してDMD32に出射(照射)される。
映像信号入力回路34は、DLP投影装置A外から入力された映像信号を画像処理回路35に入力する。画像処理回路35は、マイクロコンピュータ39による制御に基づいて、入力された映像信号に対し、信号の付加や変更などの加工を行う。このように加工された映像信号は、DMD駆動回路36に入力される。
DMD駆動回路36は、DMD32へ制御信号を出力し、DMD32の表面に配置された多数の微小ミラー41を駆動する。照明光学系31からの照明光は、DMD32の微小ミラー41によって反射され、プリズム系38へ入射される。プリズム系38では、DMD32によって反射した光を入射し、この光を屈曲して出射する。プリズム系38からの出射光は、投射光学系33を通って、投影面であるスクリーンSに投影される。このように、DMD32による反射を用いて映像がスクリーンSに投影される構成となっている。
ところで、本実施形態におけるDMD32は、図4(a)に示すように、DMD32表面上中央に配置された長方形状のミラー領域40に2次元的に多数の微小ミラー41が配置されている。微小ミラー41は、図4(b)に示すように、それぞれDMD32表面32aの平面を基準として±12°の間で傾斜可能に形成されており、DMD駆動回路36によって微小ミラー41毎に駆動される。すなわち、DMD駆動回路36は各微小ミラー41を輝度階調に応じた回数分のオン(+12°の傾斜角)、オフ(−12°の傾斜角)を3原色毎に行い画像1フレームを表現する。なお、微小ミラーはそれぞれ回転軸Xを中心に±12°の傾斜角に移動するように構成されている。
次に、投影装置本体1の筐体10内部に投影部Lの光学系の配置について説明する。図5及び図6は、ランプ30、照明光学系31、DMD32、投射光学系33、プリズム系38の配置関係を説明するための図である。
図5(a)は、DLP投影装置Aを机上Bに設置し、投影装置本体1を机上投射の位置に設定したときに、この投影装置本体1を上方(天井側)から見た場合の平面断面図であり、各光学部分を模式的に表したものである。この図5(a)に示すように、ランプ30は連結部12側右方に、照明光学系31は連結部12側中央に、DMD32及びプリズム系38は連結部12側左方に、投射光学系33は照明光学系31から見て連結部12に対して反対側に配置されている。
このように、本実施形態におけるDLP投影装置Aは、光学系をバランスよく配置しており、また光学系をコンパクトに筐体10内に収納している。以下、さらに詳しく投影部Lの光学系の配置を説明する。図5(b)は、図5(a)において投影部LをAの矢印方向から見たときの投影部Lの断面図、図5(c)は、図5(a)において投影部LをBの矢印方向から見たときの投影部Lの断面図、図6(a)は投影装置本体1が机上投射の位置に設定されているときの投影装置本体1の正面透視図、図6(b)は投影装置本体1が机上投射位置に設定されているときの投影装置本体1の側面透視図である。
図6(a)に示すように、投影装置本体1は、筐体10の回転軸Z方向と投射光学系33の投影方向Yとが略垂直となるように構成している。したがって、投影装置本体1を回転させることによって、回転軸Zの回転方向に沿ってスクリーンSに画像を投影することができる。
また、筐体10の回転軸Zと投射光学系33の投影方向(投影光軸)Y中心との交差位置Wを基準として筐体10の回転軸Z方向の一方(図5(a)における右側,図6(a)における左側)に照明光学系31のランプ30を配置するとともに、筐体10の回転軸Z方向の他方(図5(a)における左側,図6(a)における右側)にDMD32やプリズム系38などを配置している。
このように、回転軸Zと投影光軸Yとの交差位置Wを基準として左右にバランスよくランプ30やDMD32などを配置しているため、投影装置本体1の重心をこの交差位置W或いはこの交差位置W周辺に配置することができる。したがって、支持部2の連結部13をその交差位置W或いはその近傍に配置することにより、投影装置本体1を回転させるための力を低減させることができ、一方で支持部2の設置面への設置面積を小さくすることができる。また、交差位置W中心に光学系を配置しているため、コンパクト化が可能となる。
また、図5(a)に示すように、DMD32におけるミラー領域40の少なくとも長辺を、支持部2の設置面Bとほぼ平行になるように配置している。したがって、ミラー領域40で反射された画像光をスクリーンSに投射するための投射光学系33の設計が容易になる。特に、たとえば、机上投影のときに、ミラー領域40と設置面Bとを平行にするように構成すれば、ミラー領域40によって画像光の中心が設置面Bと垂直となるように投射光学系33を設計すればよく、投射光学系33の設計がさらに容易になる。特に、投影装置Aを机上投影専用とした場合に、ミラー領域40と設置面Bとを平行にするように構成すれば、投射距離が一定になるため、投射光学系33の設計がさらに容易になる。
ここで、照明光学系31は、ランプ30から出射し、カラーフィルタ(図示せず)を透過した照明光を中途部にて屈曲する光学素子としての第1反射ミラー50を設けている。すなわち、照明光学系31は、ランプ30からの照明光を入射ためのライトパイプ51、このライトパイプ51から出射された照明光を集光するために設けられるフレネルレンズなどのコンデンサレンズ52、コンデンサレンズ52で集光された照明光を中継するリレーレンズ53、このリレーレンズ53から出射される照明光を反射することにより屈曲させてDMD32へ出射する光学素子としての第1反射ミラー50などから構成される。
そして、照明光学系31における屈曲位置、すなわち第1反射ミラー50よりも前の光路であって照明光学系31におけるランプ30の光路a1と、光学投射系33の最終段の投射レンズ58の光路b2とを略直交に交差するような配置としている。すなわち、投影装置本体1を机上投射の位置に設定し、この投影装置本体1を上方(天井側)から見た場合に、投影装置本体1における光学系の光路が輪を描くように配置するのである(図5(c),図6(a)において、a1,a2,b1,b2からなる光路)。
言い換えれば、投射光学系33からの投影方向Yを水平方向となるように筐体10を位置させたとき(すなわち、壁面投射の状態のとき)、鉛直方向から見て照明光学系31と投射光学系33とが一部重なるように配置しており、このように配置するために照明光学系31の光路a1,a2と投射光学系33の光路b1,b2とが同一平面上とならないようにしている。したがって、光路を交差もしくは近接するように配置することができ、光学系全体をコンパクトに配置することができる。しかも、照明光学系31の光路における一部の光路a1と光学投射系33の光路における一部の光路b2とを略直交に交差するように配置しているために、光学系全体をさらに効率よくコンパクトに配置することができる。
また、図5及び図6に示すように、照明光学系31における屈曲位置よりも前の光路であって照明光学系31におけるランプ30の光路a1が回転軸Zと略平行な光路となるように光路a1を配置している。
したがって、投影装置本体1を回転軸Zを中心として回転した場合であっても、光路a1を略水平に保つことができる。DLP投影装置のランプ30は、一般にランプ光出射方向に対して平行に保つ必要がある。たとえば、±15°以内の傾斜に抑える必要があるランプがある。このようなランプをランプ30として用いる場合、ランプ30の光路a1と回転軸Zとの交差角を15°以内とすることにより、投影装置本体1を回転させた場合であっても、ランプ30の傾きを定格内(±15°の範囲)に保つことができる。
従来のDLP投影装置における光学系の配置で机上投影から壁面投影などへ投影面を切り替えようとした場合、ランプ30の故障の可能性が大きかった。しかしながら、本実施形態における投影装置Aでは、このように投影面を切り替えた場合であっても、ランプ30は略水平に保たれるため、故障の可能性を低減することができる。
また、投射光学系33は、投射光学系33の光路を屈曲する光学素子としての第2反射ミラー54を有している。すなわち、投射光学系33は、DMD32により反射された光をプリズム系38を介して入射する第2リレーレンズ55と、第2反射ミラー54と、投射レンズ56,57,58とが順に配置されており、DMD32により反射された光が第2反射ミラー54により反射されてその光路が屈曲するように構成されている。
このように、第2反射ミラー54により投射光学系33の中途部での光路を屈曲させているため、従来のように投射光学系を出射プリズムからの出射光軸に沿って配置するのに比べ、投射光学系の全長が長くなることを抑えることができ、投影装置本体1のコンパクト化を図ることができる。したがって、近接投影や広角投影が可能な投影装置を小型化することが可能となる。
ここで、投射光学系33における最終段の投射レンズ58とその近傍の投射レンズ57には、プラスチック製レンズの広角レンズを採用している。このようにプラスチック製レンズを採用することにより投影装置本体1の軽量化を図ることができる。すなわち、投射レンズの最終段近傍の広角レンズはサイズ的に大きくなるためガラス製レンズを用いると重くなるが、投射レンズの最終段近傍は熱的に安定していることから重量が軽いプラスチック製レンズを用いることができ、これにより投影装置本体1の軽量化を図ることができるのである。
また、DMD32における微小ミラー41の前方(DMD32におけるミラー領域40配置側)には、照明光学系31、プリズム系38及び投射光学系33が、DMD32における微小ミラー41の前方側に配置されている。すなわち、光学系の光路が微小ミラー41の後側とならないように、照明光学系31、プリズム系38及び投射光学系33を配置している。このように微小ミラー41の前方に光学系部品を配置しているため、光学系の光路を微小ミラー41の後方にも配置するのに比べ、光学系をコンパクトに配置することができる。また、DMD32の後方に光学系の光路がないため、DMD32を筐体10の内部壁面に取り付けることができ、DMD32の取り付け構造が複雑にならないですむ。
ところで、プリズム系38は、R−TIRプリズムとも呼ばれ、第1プリズム60と第2プリズム61とから構成される。図7に示すように、第1プリズム60は、照明光学系31から入射した照明光を透過させた後、所定の出射面から出射するプリズムであり、第2プリズム61は、第1プリズム60から出射した照明光を取り込むとともに、この照明光をDMD32へ出射し、さらにDMD32で反射した光を入射し、この光を内部反射面61aで反射して、投射光学系33に向けて出射するプリズムである。また、第1プリズム60と第2プリズム61との間にエアギャップを設けている。
図7に示すように、照明光学系31からの照明光が第1プリズム60における入射臨界角よりも小さい角度で入射するように、第1プリズム60の入射面を形成しており、また第1プリズム60における出射臨界角よりも小さい角度で出射するように、第1プリズム60の出射面が形成されている。したがって、照明光学系31からの照明光は、第1プリズム60の入射面から入射して出射面に出射する。すなわち、照明光は、第1プリズム60を透過して出射する。
第1プリズム60を透過した照明光は第2プリズム61における入射臨界角よりも小さい角度で入射するように、第2プリズム61の入射面を形成しており、また第2プリズム61における出射臨界角よりも小さい角度で出射するように、第2プリズム61の出射面が形成されている。したがって、第1プリズム60を透過した照明光は、第2プリズム61の入射面から入射して出射面に出射する。
このように、照明光学系31からの照明光は、第1プリズム60及び第2プリズム61を透過してDMD32のミラー領域40を照射する。DMD32のミラー領域40の微小ミラー41は照明光を反射して、この反射光を第2プリズム61へ再度入射させる。第2プリズム61は、+12°に傾斜(オン)させた微小ミラー41からの光を全反射面61aにより反射して、投射光学系33への方向に出射する。一方、−12°に傾斜(オフ)させた微小ミラー41からの光は、全反射面61aへ向かうことなく、投射光学系33への方向とは異なる方向へ出射される。
このように、プリズム系38において、照明光学系31から入射した照明光をDMD32へ出射するとともに、DMD32によって反射した光を入射し、この光を全反射により屈曲して出射するように構成しているため、金属ミラーや誘電体多層膜によるミラーに比べ、光エネルギーの損失の低下を防止することできる。
また、照明光学系31におけるDMD32への入射光路a2と投射光学系33の光路b0とを、DMD32における多数の微小ミラー41の回転軸に対して略垂直に配置している。したがって、プリズム系の形状(微小ミラー41の軸方向の厚み)を可及的に小さくすることができる。その結果、投射光学系と照明光学系とをより近づけることができ、光学系をコンパクトにすることができる。
また、図8に示すように、第2プリズム61の全反射面61aによって屈曲するDMD32からの出射光の屈曲角度を90°以上(光路の角度が90°以下)に設定することにより、また、第2反射ミラー54による投射光学系33の光路の屈曲角度を90°以上(光路の角度が90°以下)に設定することにより、光路を密集させることができるので光学系全体をさらにコンパクトに配置することができる。なお、他の部品との関係から、屈曲は90°から120°(光路の角度が60°から90°)の範囲にすることが望ましい。
ここで、DLP投影装置Aの内部概略構成を示す透視斜視図を図9に示す。図9(a)は上部前側方から見た場合の投影装置本体1の透視斜視図であり、図9(b)は下部後側方から見た場合の投影装置本体1の透視斜視図である。これらの図からもわかるように、本実施形態におけるDLP投影装置Aは、省スペースで光学系をまとまりよく収納することができる。
以上のように、本実施形態におけるDLP投影装置Aは、DMD32へ照明光を投射するための照明光学系31と、この照明光学系から入射した照明光をDMD32へ出射するとともに、このDMD32によって反射した光を入射し、この光を屈曲して出射するプリズム系38と、このプリズム系38から出射した光を投影する投射光学系33とを備えており、しかも、この投射光学系33は、投射光学系33の光路を屈曲する第2反射ミラー54を有しているので、従来のように投射光学系をプリズム系からの出射光の光軸に沿って配置するのに比べ、投射光学系の全長が長くなることを抑えることができ、DLP投影装置Aのコンパクト化を図ることができる。したがって、近接投影や広角投影が可能なDLP投影装置を小型化することが可能となる。
以上、本発明の実施の形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例
示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変
形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。たとえば、照明光学系31における光路の屈曲の回数を2回以上行うようにしたり、或いは投射光学系33における光路の屈曲の回数を2回以上行うようにしてもよい。また、屈曲を行う光学素子として反射ミラーではなく、プリズムを用いることともできる。
本発明の一実施形態におけるDLP投影装置の外観構成図である。 DLP投影装置の投射方向を説明するための図である。 DLP投影装置の内部概略構成を示す図である。 DLP投影装置におけるDMDの構成を示す図である。 DLP投影装置における光学系の配置関係を説明するための図である。 DLP投影装置における光学系の配置関係を説明するための図である。 DLP投影装置におけるプリズム系とDMDとの関係を説明するための図である。 DLP投影装置におけるDMDと投射光学系との間の光路を説明するための図である。 DLP投影装置の内部概略構成を示す透視斜視図である。
符号の説明
1 投影装置本体
2 支持部
10 投影装置本体の筐体
11 出射口
12 投影装置本体の連結部
13 支持部の連結部
30 ランプ
31 照明光学系
32 マイクロミラーデバイス(DMD)
33 投射光学系
34 映像信号入力回路
35 画像処理回路
36 DMD駆動回路
37 ランプ駆動回路
38 全反射プリズム系
40 DMDのミラー領域
41 微小ミラー
50 第1反射ミラー
54 第2反射ミラー
56,57,58 投射レンズ
60 第1プリズム
61 第2プリズム
A DLP投影装置
L 投影部
P 操作パネル
U 制御ユニット

Claims (12)

  1. 2次元的に配置された多数の微小ミラーの傾きをそれぞれ変化させて反射光の出射角度を変化させる画像表示素子を用いて画像を投影する投影装置において、
    前記画像表示素子へ照明光を投射するための照明光学系と、
    前記照明光学系から入射した照明光を前記画像表示素子へ出射するとともに、前記画像表示素子によって反射した光を入射し、この光を屈曲して出射するプリズム系と、
    前記プリズム系から出射した光を投影する投射光学系と、を備え、
    前記投射光学系は、前記投射光学系の光路を屈曲する光学素子を有することを特徴とする投影装置。
  2. 前記照明光学系及び前記投射光学系は、前記画像表示素子における微小ミラーの前方側に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
  3. 前記プリズム系は、
    前記照明光学系から入射した照明光を透過させた後、所定の出射面から出射する第1プリズムと、
    前記第1プリズムから出射した照明光を取り込むとともに、この照明光を前記画像表示素子へ出射し、さらに前記画像表示素子で反射した光を入射し、この光を内部反射面で反射して、前記投射光学系に向けて出射する第2プリズムと、
    を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の投影装置。
  4. 前記照明光学系の光路と前記投射光学系の光路とが同一平面上とならないように配置したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の投影装置。
  5. 前記照明光学系は、前記画像表示素子によって反射した光を90°以上で屈曲し、
    前記投射光学系の前記光学素子は、前記投射光学系の光路を90°以上で屈曲することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の投影装置。
  6. 前記照明光学系は、前記照明光学系の光路を屈曲する光学素子を有し、
    前記投射光学系からの投影方向を水平方向としたときに、鉛直方向から見て前記照明光学系と前記投射光学系とが一部重なるように配置された構成としたことを特徴とする請求項5に記載の投影装置。
  7. 前記照明光学系における前記画像表示素子への入射光路と前記投射光学系の光路とを、それぞれ前記画像表示素子における前記多数の微小ミラーの回転軸に対して略垂直に配置したことを特徴とする請求項6に記載の投影装置。
  8. 前記照明光学系、前記プリズム系、前記画像表示素子及び前記投射光学系を収納する筐体と、
    前記照明光学系における前記屈曲位置よりも前の光路であって前記照明光学系における光源の光路と略平行の軸に対して前記筐体を回転可能に支持する支持部と、
    を備えたことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の投影装置。
  9. 前記多数の微小ミラーは、前記画像表示素子における長方形状のミラー領域に配置され、
    前記ミラー領域の長辺と前記支持部の設置面とを略平行になるように構成したことを特徴とする請求項8に記載の投影装置。
  10. 前記投射光学系から投影される画像面と前記画像表示素子とが略平行になるように構成したことを特徴とする請求項9に記載の投影装置。
  11. 前記筐体の回転軸方向と前記投射光学系の投影方向とが略垂直となるように構成し、前記筐体の回転軸と前記投射光学系の投影方向中心との交差位置を基準として前記筐体の回転軸方向の一方に前記照明光学系の光源を配置するとともに、前記筐体の回転軸方向の他方に前記画像表示素子を配置したことを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の投影装置。
  12. 前記投射光学系の最終段の投射レンズ又はその近傍の投射レンズにプラスチック製レンズを用いたことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の投影装置。
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