JP2007178910A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】中間転写ベルト41の伸縮による転写性能の不安定化を抑えつつ、画像に発生するピンホール状の白抜け及び転写チリの発生をも抑えることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 感光体3Y,C,M,K上の各色トナー像を無端状の中間転写ベルト41に重ね合わせて1次転写した後、中間転写ベルト41と2次転写ローラ50との当接によって形成した2次転写ニップに挟み込んだ記録紙Pに、中間転写ベルト41上の重ね合わせトナー像を2次転写する転写ユニット40を備える画像形成装置において、中間転写ベルト41として、ポリイミドからなるものを用いるとともに、2次転写ローラ50として、表面が発泡体からなり且つAsker−C硬度が50[°]以下であるものを用いたことにより、2次転写ニップにおける中間転写ベルト41と2次転写ローラ50との間の局所的な放電を抑えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、感光体等の像担持体の表面に形成した可視像を中間転写ベルトに1次転写した後、中間転写ベルトと2次転写部材との当接によって形成した2次転写ニップで記録紙等の記録部材に2次転写する画像形成装置に関するものである。
従来、この種の画像形成装置として、特許文献1に記載のものが知られている。この画像形成装置は、像担持体としての感光体の周囲に、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック用の4つの現像装置を有している。また、感光体に当接して1次転写ニップを形成しながら無端移動せしめられる無端状の中間転写ベルトも有している。プリント動作を開始すると、感光体にイエロー(Y),シアン(C),マゼンタ(M),ブラック(K)用の潜像を順次形成しながら、それらを対応する現像装置によって順次現像してY、C,M,Kトナー像を得る。そして、可視像としてのこれらY、C,M,Kトナー像を上述の1次転写ニップで中間転写ベルトのおもて面に順次重ね合わせて転写していくことで、中間転写ベルト上に4色重ね合わせトナー像を形成する。この4色重ね合わせトナー像については、中間転写ベルトのおもて面と2次転写ローラとの当接によって形成した2次転写ニップ内で、記録紙の表面に一括2次転写する。中間転写ベルトのループ内側には、2次転写対向ローラがベルト裏面に当接するように配設されており、中間転写ベルトを2次転写ローラに向けて押圧している。2次転写対向ローラと2次転写ローラとのうち、何れか一方は接地されており、他方には2次転写バイアスが印加されている。これにより、2次転写対向ローラと2次転写ローラとの間に2次転写電界が形成され、この2次転写電界やニップ圧の影響により、中間転写ベルト上の4色重ね合わせトナー像が記録紙に2次転写される。
中間転写ベルトを用いる画像形成装置としては、このように1つの感光体に各色トナー像を順次形成していく方式のものの他、いわゆるタンデム方式のものも知られている。タンデム方式では、各色用の感光体をそれぞれ設け、それらにそれぞれ形成したトナー像を中間転写ベルトに重ね合わせて1次転写していく。
何れの方式においても、中間転写ベルトとして、PVDF(ポリビニリデンフルオライド)からなるものを用いると、中間転写ベルトの伸縮が比較的大きくなることから、安定した転写性能を得ることが困難になってしまう。そこで、近年においては、中間転写ベルトとして、伸縮が比較的小さいPI(ポリイミド)からなるものを用いることが多くなっている。
特開平11−344871号公報
しかしながら、PIからなる中間転写ベルトを用いると、画像にピンホール状の白抜けを発生させ易くなってしまう。具体的には、中間転写ベルトと2次転写ローラとの間で記録紙を介した局所的な放電を引き起こし、その放電跡が画像にピンホール状の白抜けとなって現れてしまうのである。前述の局所的な放電は2次転写バイアスの値が大きくなるほど発生し易くなる。このため、2次転写バイアスの値を小さくすればピンホール状の白抜けの発生を抑えることができるが、そうすると、ベタ画像部にトナーがチリ状に付着する転写チリという現象を発生させ易くなってしまう。
本発明は、以上の背景に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、次のような画像形成装置を提供することである。即ち、中間転写ベルトの伸縮による転写性能の不安定化を抑えつつ、画像に発生するピンホール状の白抜け及び転写チリの発生をも抑えることができる画像形成装置である。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、像担持体に可視像を形成する可視像形成手段と、該像担持体の可視像を無端状の中間転写ベルトに1次転写した後、記録部材に2次転写する転写手段とを備え、且つ、該転写手段が、該中間転写ベルトと2次転写部材との当接によって形成した2次転写ニップに挟み込んだ該記録部材に、該中間転写ベルト上の可視像を2次転写するものである画像形成装置において、上記中間転写ベルトとして、ポリイミドからなるものを用いるとともに、上記2次転写部材として、表面が発泡体からなり且つAsker−C硬度が50[°]以下であるものを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記2次転写部材として、表面が導電性発泡ゴムからなるものを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の画像形成装置において、上記2次転写ニップにおける上記中間転写ベルトと上記2次転写部材との当接圧を0.01〜0.2[N/mm]に設定したことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかの画像形成装置において、上記中間転写ベルトとして、体積抵抗率が107.5〜1010.0[Ω・cm]であるものを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかの画像形成装置であって、上記中間転写ベルトのループ内側に配設されて該中間転写ベルトを上記2次転写部材との間に挟み込む内側部材を有し、該内側部材と該2次転写部材との合成抵抗が、106.5〜109.0[Ω]であることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかの画像形成装置であって、上記中間転写ベルトのループ内側に配設されて該中間転写ベルトを上記2次転写部材との間に挟み込む内側ローラを有し、該2次転写部材が2次転写ローラであり、該内側ローラの中心と該2次転写ローラの中心とを結ぶ仮想直線と、両ローラとの接触位置に進入する直前の該中間転写ベルトの進行方向延長線とのなす角度θが、90[°]未満であることを特徴とするものである。
これらの発明においては、中間転写ベルトとして、ポリイミドからなる伸縮の比較的小さいものを用いることで、中間転写ベルトの伸縮による転写性能の不安定化を抑えることができる。
また、本発明者らは実験により、2次転写ローラ等の2次転写部材として、表面が発泡体からなり且つAsker−C硬度が50[°]以下であるものを用いることで、転写チリの発生を抑えつつ、ピンホール状の白抜けの発生を抑えるような2次転写バイアスの設定が可能になることを見出した。よって、これらの発明においては、ポリイミドからなる中間転写ベルトを用いた場合に発生し易くなるピンホール状の白抜け、転写不良及び転写チリを抑えることができる。
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式のプリンタ(以下、単にプリンタという)の一実施形態について説明する。
まず、本実施形態に係るプリンタの基本的な構成について説明する。図1は、本実施形態に係るプリンタを示す概略構成図である。同図のプリンタは、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック(以下、Y、C、M、Kと記す)のトナー像を生成するための4つのプロセスユニット1Y,C,M,Kを備えている。これらは、画像を形成する画像形成物質として、互いに異なる色のY,C,M,Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっている。Yトナー像を生成するためのプロセスユニット1Yを例にすると、これは図2に示すように、感光体ユニット2Yと現像ユニット7Yとを有している。これら感光体ユニット2Y及び現像ユニット7Yは、図3に示すようにプロセスユニット1Yとして一体的にプリンタ本体に対して着脱される。但し、プリンタ本体から取り外した状態では、図4に示すように現像手段たる現像ユニット7Yを図示しない感光体ユニットに対して着脱することができる。
先に示した図2において、感光体ユニット2Yは、像担持体たるドラム状の感光体3Y、ドラムクリーニング装置4Y、図示しない除電装置、帯電装置5Yなどを有している。
帯電手段たる帯電装置5Yは、図示しない駆動手段によって図中時計回り方向に回転駆動せしめられる感光体3Yの表面を一様帯電せしめる。同図においては、図示しない電源によって帯電バイアスが印加されながら、図中反時計回りに回転駆動される帯電部材としての帯電ローラ6Yを感光体3Yに近接させることで、感光体3Yを一様帯電せしめる方式の帯電装置5Yを示した。帯電ローラ6Yの代わりに、帯電ブラシを当接させるものを用いてもよい。また、スコロトロンチャージャーのように、チャージャー方式によって感光体3Yを一様帯電せしめるものを用いてもよい。帯電装置5Yによって一様帯電せしめられた感光体3Yの表面は、後述する光書込ユニットから発せられるレーザ光によって露光走査されてY用の静電潜像を担持する。
現像手段たる現像ユニット7Yは、第1搬送スクリュウ8Yが配設された第1剤収容部9Yを有している。また、透磁率センサからなるトナー濃度センサ(以下、トナー濃度センサという)10Y、第2搬送スクリュウ11Y、現像ロール12Y、ドクターブレード13Yなどが配設された第2剤収容部14Yも有している。これら2つの剤収容部内には、磁性キャリアとマイナス帯電性のYトナーとからなる図示しないY現像剤が内包されている。第1搬送スクリュウ8Yは、図示しない駆動手段によって回転駆動せしめられることで、第1剤収容部9Y内のY現像剤を図紙面に直交する方向における手前側から奥側へと搬送する。そして、第1剤収容部9Yと第2剤収容部14Yとの間の仕切壁に設けられた図示しない連通口を経て、第2剤収容部14Y内に進入する。
第2剤収容部14Y内の第2搬送スクリュウ11Yは、図示しない駆動手段によって回転駆動せしめられることで、Y現像剤を図中奥側から手前側へと搬送する。搬送途中のY現像剤は、第1剤収容部14Yの底部に固定されたトナー濃度センサ10Yによってそのトナー濃度が検知される。このようにしてY現像剤を搬送する第2搬送スクリュウ11Yの図中上方には、現像部材としての現像ロール12Yが第2搬送スクリュウ11Yと平行な姿勢で配設されている。この現像ロール12Yは、図中反時計回り方向に回転駆動せしめられる非磁性パイプからなる現像スリーブ15Y内にマグネットローラ16Yを内包している。第2搬送スクリュウ11Yによって搬送されるY現像剤の一部は、マグネットローラ16Yの発する磁力によって現像スリーブ15Y表面に汲み上げられる。そして、現像スリーブ15Yと所定の間隙を保持するように配設されたドクターブレード13Yによってその層厚が規制された後、感光体3Yと対向する現像領域まで搬送され、感光体3Y上のY用の静電潜像にYトナーを付着させる。この付着により、感光体3Y上にYトナー像が形成される。現像によってYトナーを消費したY現像剤は、現像ロール12Yの現像スリーブ15Yの回転に伴って第2搬送スクリュウ11Y上に戻される。そして、図中手前端まで搬送されると、図示しない連通口を経て第1剤収容部9Y内に戻る。
トナー濃度センサ10YによるY現像剤の透磁率の検知結果は、電圧信号として図示しない制御部に送られる。Y現像剤の透磁率は、Y現像剤のYトナー濃度と相関を示すため、トナー濃度センサ10YはYトナー濃度に応じた値の電圧を出力することになる。上記制御部はRAMを備えており、この中にトナー濃度センサ10Yからの出力電圧の目標値であるY用Vtrefや、他の現像ユニットに搭載されたC,M,K用のトナー濃度センサからの出力電圧の目標値であるC用Vtref、M用Vtref、K用Vtrefのデータを格納している。Y用の現像ユニット7Yについては、トナー濃度センサ10Yからの出力電圧の値とY用Vtrefを比較し、図示しないY用のトナー供給装置を比較結果に応じた時間だけ駆動させる。この駆動により、現像に伴ってYトナーを消費してYトナー濃度を低下させたY現像剤に対して第1剤収容部9Yで適量のYトナーが供給される。このため、第2剤収容部14Y内のY現像剤のYトナー濃度が所定の範囲内に維持される。他色用のプロセスユニット(1C,M,K)内における現像剤についても、同様のトナー供給制御が実施される。
感光体3Y上に形成されたYトナー像は、後述する中間転写ベルトに1次転写される。感光体ユニット2Yのドラムクリーニング装置4Yは、1次転写工程を経た後の感光体3Y表面に残留したトナーを除去する。これによってクリーニング処理が施された感光体3Y表面は、図示しない除電装置によって除電される。この除電により、感光体3Yの表面が初期化されて次の画像形成に備えられる。先に示した図1において、他色用のプロセスユニット1C,M,Kにおいても、同様にして感光体3C,M,K上にC,M,Kトナー像が形成されて、中間転写ベルト上に中間転写される。
プロセスユニット1Y,C,M,Kの図中下方には、光書込ユニット20が配設されている。潜像形成手段たる光書込ユニット20は、画像情報に基づいて発したレーザ光Lを、各プロセスユニット1Y,C,M,Kの感光体3Y,C,M,Kに照射する。これにより、感光体3Y,C,M,K上にY,C,M,K用の静電潜像が形成される。なお、光書込ユニット20は、光源から発したレーザ光Lを、モータによって回転駆動されるポリゴンミラー21によって偏向せしめながら、複数の光学レンズやミラーを介して感光体3Y,C,M,Kに照射するものである。かかる構成のものに代えて、LDEアレイによる光走査を行うものを採用することもできる。
光書込ユニット20の下方には、第1給紙カセット31、第2給紙カセット32が鉛直方向に重なるように配設されている。これら給紙カセット内には、それぞれ、記録部材たる記録紙Pが複数枚重ねられた記録紙束の状態で収容されており、一番上の記録紙Pには、第1給紙ローラ31a、第2給紙ローラ32aがそれぞれ当接している。第1給紙ローラ31aが図示しない駆動手段によって図中反時計回りに回転駆動せしめられると、第1給紙カセット31内の一番上の記録紙Pが、カセットの図中右側方において鉛直方向に延在するように配設された給紙路33に向けて排出される。また、第2給紙ローラ32aが図示しない駆動手段によって図中反時計回りに回転駆動せしめられると、第2給紙カセット32内の一番上の記録紙Pが、給紙路33に向けて排出される。給紙路33内には、複数の搬送ローラ対34が配設されており、給紙路33に送り込まれた記録紙Pは、これら搬送ローラ対34のローラ間に挟み込まれながら、給紙路33内を図中下側から上側に向けて搬送される。
給紙路33の末端には、レジストローラ対35が配設されている。レジストローラ対35は、記録紙Pを搬送ローラ対34から送られてくる記録紙Pをローラ間に挟み込むとすぐに、両ローラの回転を一旦停止させる。そして、記録紙Pを適切なタイミングで後述の2次転写ニップに向けて送り出す。
各プロセスユニット1Y,C,M,Kの図中上方には、無端移動体たる中間転写ベルト41を張架しながら図中反時計回りに無端移動せしめる転写ユニット40が配設されている。転写手段たる転写ユニット40は、中間転写ベルト41の他、ベルトクリーニングユニット42、第1ブラケット43、第2ブラケット44などを備えている。また、4つの1次転写ローラ45Y,C,M,K、2次転写バックアップローラ46、クリーニングバックアップローラ47、補助ローラ48、テンションローラ49なども備えている。中間転写ベルト41は、これら8つのローラに張架されながら、クリーニングバックアップローラ47の回転駆動によって図中反時計回りに無端移動せしめられる。4つの1次転写ローラ45Y,C,M,Kは、このように無端移動せしめられる中間転写ベルト41を感光体3Y,C,M,Kとの間に挟み込んでそれぞれ1次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト41の裏面(ループ内周面)にトナーとは逆極性(例えばプラス)の転写バイアスを印加する。中間転写ベルト41は、その無端移動に伴ってY,C,M,K用の1次転写ニップを順次通過していく過程で、そのおもて面に感光体3Y,C,M,K上のY,C,M,Kトナー像が重ね合わせて1次転写される。これにより、中間転写ベルト41上に4色重ね合わせトナー像(以下、4色トナー像という)が形成される。
2次転写バックアップローラ46は、中間転写ベルト41のループ外側に配設された2次転写部材たる2次転写ローラ50との間に中間転写ベルト41を挟み込んで2次転写ニップを形成している。先に説明したレジストローラ対35は、ローラ間に挟み込んだ記録紙Pを、中間転写ベルト41上の4色トナー像に同期させ得るタイミングで、2次転写ニップに向けて送り出す。中間転写ベルト41上の4色トナー像は、2次転写ローラ50と、内側ローラたる2次転写バックアップローラ46との間に形成される2次転写電界や、ニップ圧の影響により、2次転写ニップ内で記録紙Pに一括2次転写される。そして、記録紙Pの白色と相まって、フルカラートナー像となる。
2次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト41には、記録紙Pに転写されなかった転写残トナーが付着している。これは、ベルトクリーニングユニット42によってクリーニングされる。なお、ベルトクリーニングユニット42は、クリーニングブレード42aを中間転写ベルト41のおもて面に当接させており、これによってベルト上の転写残トナーを掻き取って除去するものである。
2次転写ニップの図中上方には、定着ユニット60が配設されている。この定着ユニット60は、図5に示すように、ハロゲンランプ等の発熱源61aを内包する加圧加熱ローラ61と、定着ベルトユニット62とを備えている。定着ベルトユニット62は、定着部材たる定着ベルト64、ハロゲンランプ等の発熱源63aを内包する加熱ローラ63、テンションローラ65、クリーニングバックアップローラ66、温度センサ67等を有している。そして、無端状の定着ベルト64を加熱ローラ63、テンションローラ65及びクリーニングバックアップローラ66によって張架しながら、図中反時計回り方向に無端移動せしめる。この無端移動の過程で、定着ベルト64は加熱ローラ63によって裏面側から加熱される。このようにして加熱される定着ベルト64の加熱ローラ63掛け回し箇所には、図中時計回り方向に回転駆動される加圧加熱ローラ61がおもて面側から当接している。これにより、加圧加熱ローラ61と定着ベルト64とが当接する定着ニップが形成されている。
定着ベルト64のループ外側には、温度センサ67が定着ベルト64のおもて面と所定の間隙を介して対向するように配設されており、定着ニップに進入する直前の定着ベルト64の表面温度を検知する。この検知結果は、図示しない定着電源回路に送られる。定着電源回路は、温度センサ67による検知結果に基づいて、加熱ローラ63に内包される発熱源63aや、加圧加熱ローラ61に内包される発熱源61aに対する電源の供給をオンオフ制御する。これにより、定着ベルト64の表面温度が約140[°]に維持される。
先に示した図1において、2次転写ニップを通過した記録紙Pは、中間転写ベルト41から分離した後、定着ユニット60内に送られる。そして、定着ユニット60内の定着ニップに挟まれながら図中下側から上側に向けて搬送される過程で、定着ベルト64によって加熱されたり、押圧されたりして、フルカラートナー像が定着せしめられる。
このようにして定着処理が施された記録紙Pは、排紙ローラ対67のローラ間を経た後、機外へと排出される。プリンタ本体の筺体の上面には、スタック部68が形成されており、排紙ローラ対67によって機外に排出された記録紙Pは、このスタック部68に順次スタックされる。
転写手段たる転写ユニット40の上方には、Y,C,M,Kトナーを収容する4つのトナーカートリッジ100Y,C,M,Kが配設されている。トナーカートリッジ100Y,C,M,K内のY,C,M,Kトナーは、プロセスユニット1Y,C,M,Kの現像ユニット7Y,C,M,Kに適宜供給される。これらトナーカートリッジ100Y,C,M,Kは、プロセスユニット1Y,C,M,Kとは独立してプリンタ本体に脱着可能である。
以上の基本的な構成を備える本プリンタでは、各プロセスユニット1Y,C,M,Kと、光書込ユニット20とにより、像担持体たる感光体3Y,C,M,Kに可視像たるトナー像を形成する可視像形成手段が構成されている。
次に、本発明者らが行った実験について説明する。本発明者らは、実施形態に係るプリンタと同様の構成のプリンタ試験機を用意した。図6は、プリンタ試験機の転写ユニットにおける2次転写ニップ及びその周囲を示す拡大構成図である。同図において、2次転写バックアップローラ46は、図示しない駆動手段によって図中反時計回り方向に回転駆動せしめられることで、中間転写ベルト41を無端移動せしめる駆動ローラとしての役割も担っている。このため、摩擦係数の比較的高いEPゴムからなる表面層46aが0.5[mm]の厚みでローラ表面に設けられている。この表面層46aの表面摩擦係数は0.3以上である。表面層46aの下には、導電性発泡体からなる中間層46bが形成されており、その下に、中空アルミ管46cが位置している。2次転写バックアップローラ46の直径は17.45[mm]である。
かかる構成の2次転写バックアップローラ46の中空アルミ管46cに、図示しない高電圧回路から2次転写バイアスを印加した。2次転写バックアップローラ46との間に中間転写ベルト41を挟み込みながら図中時計回り方向に回転する2次転写ローラ50は、芯金50aの上に導電性発泡ゴムからなるローラ層50bが被覆されており、芯金50aは接地されている。2次転写ローラ50の直径は17.5[mm]であり、その芯金50aの直径は12[mm]である。ローラ層50bを構成する導電性発泡ゴムとしては、導電性の発泡ウレタンゴムを用いている。発泡構造であることから、容易に圧縮変形して幅広い2次転写ニップを形成することが可能である。
プリンタ試験機の中間転写ベルト41としては、ポリイミド樹脂からなる単層構造のものであって、その厚みが80[μm]であるものを用いている。かかる構成の中間転写ベルト41を用いた場合に発生する上述のピンホール状の白抜けは、2次転写バイアスの値が大きくなるほど発生し易くなる。このため、2次転写バイアスの値を小さく留めることでピンホール状の白抜けの発生を抑えることが可能であるが、そうすると、ベタ画像部の周囲に転写チリが発生してしまう。
ピンホール状の白抜けは、上述したように、中間転写ベルト41から記録紙Pを介した2次転写ローラ50への局所的な放電によるものである。そして、この局所的な放電は、特に、記録紙Pとして電気抵抗値の比較的高いものを用いたり、定着ユニットを通過させた記録紙Pをスイッチバックさせて再び2次転写ニップに通したりするときに発生し易くなる。これは、2次転写ニップ内で記録紙Pの絶縁破壊が起こることに起因していると考えられる。中間転写ベルト41として、PVDFからなるものを用いると、局所的な放電は殆ど起こらないが、伸縮性が高いために転写性能を不安定にしてしまう。
なお、中間転写ベルト41や2次転写ローラ50に高抵抗の材料からなる高抵抗表面層を設ければ、上述の局所的な放電を抑えることが可能である。しかしながら、かかる構成では、コスト高になってしまう。摩擦係数と耐磨耗性と抵抗値とを同時にコントロールし得る材料や製法を用いなければならなくなるからである。
2次転写バックアップローラ46に高抵抗表面層を設けても、上述の局所的な放電を抑えることが可能になる。しかし、この場合、実施形態のプリンタのように2次転写バックアップローラ46を駆動ローラとして兼用していると、抵抗値と表面摩擦係数と耐磨耗性とを同時にコントロールし得る材料や製法を用いなければならなくなり、やはりコスト高になってしまう。
本発明者らは、プリンタ試験機に搭載する2次転写ローラ50として、ローラ層50bの導電性発泡ウレタンゴムにおける無数の発泡セルの平均径が互いに異なる3種類のものを用意した。発泡セルの平均径が大きくなるほど、ローラ層50bのAsker−C硬度は小さくなる。
2次転写ニップにおいて、上述の局所的な放電は、中間転写ベルト41から記録紙Pを介して2次転写ローラ50の芯金50aに向けて起こる。このため、2次転写ローラ50のローラ層50bの導電性発泡ウレタンゴムにおける発泡セルの平均径が大きくなる、即ち、芯金50aとローラ表面との間に介在する空気量が多くなるほど、局所的な放電は発生し難くなると考えられる。
本発明者らが用意した3種類の2次転写ローラ50は、その発泡セルの平均径の違いにより、Asker−C硬度が60[°]、50[°]、40[°]になっている。本発明者らは、これら3種類の2次転写ローラ50についてそれぞれ、2次転写バイアスの値と、ピンホール状の白抜けの発生と、転写チリとの発生との関係を調べる実験を行った。なお、2次転写バイアスとしては、DCバイアスを2次転写バックアップローラ46に印加した。
この実験においては、所定のテスト画像を1枚の記録紙Pにプリントアウトし、そのテスト画像を目視にて観察して、白抜けや転写チリの度合いをランク1〜5の5段階で評価した。ランク5は、白抜け又は転写チリが全くないレベルである。また、ランク4は、白抜け又は転写チリが認められるものの目視確認をするのが難しいレベルである。また、ランク3は、白抜け又は転写チリがその発生箇所を注視することで確認することができるレベルである。また、ランク2は、白抜け又は転写チリが注視しなくても確認できるレベルである。また、ランク1は、白抜け又は転写チリが一見して容易に目視し得るレベルである。ランク4以上であれば、実機において問題ないレベルと言える。よって、白抜け及び転写チリをそれぞれランク4以上にすることが求められる。
図7は、2次転写ローラ50として、Asker−C硬度が60[°]であるものを用いた場合における白抜け(ピンホール)及び転写チリの評価ランクと、2次転写バイアスの電圧値との関係を示すグラフである。図示のように、ピンホール状の白抜けを許容範囲のランク4以上に留めつつ、転写チリを許容範囲のランク4以上に留め得る2次転写バイアスの電圧値が存在しないことがわかる。
図8は、2次転写ローラ50として、Asker−C硬度が50[°]であるものを用いた場合における白抜け(ピンホール)及び転写チリの評価ランクと、2次転写バイアスの電圧値との関係を示すグラフである。図示のように、2次転写バイアスの電圧値が2〜2.5[kV]の範囲内である場合には、ピンホール状の白抜けを許容範囲のランク4以上に留めつつ、転写チリを許容範囲のランク4に留めることができている。
図9は、2次転写ローラ50として、Asker−C硬度が40[°]であるものを用いた場合における白抜け(ピンホール)及び転写チリの評価ランクと、2次転写バイアスの電圧値との関係を示すグラフである。図示のように、2次転写バイアスの電圧値が1.5〜3[kV]の範囲内である場合には、ピンホール状の白抜けを許容範囲のランク4以上に留めつつ、転写チリを許容範囲のランク4に留めることができている。かかる2次転写バイアスの電圧値の範囲は、図8の態様の場合よりも拡大している。これは、Asker−C硬度が低くなるほど、即ち、導電性発泡ウレタンゴムの発泡セルの平均径が大きくなるほど、局所的な放電が起こり難くなるからだと考えられる。
よって、導電性発泡ウレタンゴムの発泡セルの平均径を所定の大きさ以上に規定することで、ピンホール状の白抜けの発生と、転写チリの発生との両方を抑えることが可能になる。但し、発泡セルの平均径を測定することは非常に困難であり、その測定法も確立されていないのが実情である。そこで、発泡セルの平均径の代替特性として、Asker−C硬度を採用すればよい。
次に、実施形態に係るプリンタの特徴的な構成について説明する。
本プリンタにおいては、中間転写ベルト41として、上述のプリンタ試験機と同じものを有している。また、2次転写ローラ50として、上述のプリンタ試験機のものと同様に、芯金50aと、弾性発泡ウレタンゴムからなるローラ層50bとを有するものであって、ローラ層50bのAsker−C硬度が50[°]以下であるものを有している。かかる構成では、上述した実験から明かなように、ピンホール状の白抜けの発生と、転写チリの発生との両方を抑えることができる。
中間転写ベルト41と2次転写ローラ50との当接圧力については、0.01〜0.2[N/mm]に設定している。当接圧力を0.01[N/mm]以上にすることで、ベタ部の転写不良の発生を抑えることができる。また、当接圧力を0.2[N/mm]以下にすることで、ニップ圧が高すぎることによる文字画像の部分抜けの発生を抑えることができる。
中間転写ベルト41としては、体積抵抗率が107.5〜1010.0[Ω・cm]であるものを用いている。体積抵抗率を107.5[Ω・cm]以上にすることで、転写電流を過剰に流すことによるコストアップや電界強度不足を抑えることができる。また、体積抵抗率を1010.0[Ω・cm]以下にすることで、中間転写ベルト41のチャージアップによる画像劣化の発生を抑えることができる。
なお、中間転写ベルト41の体積抵抗率については、次のようにして測定する。即ち、油化電子社製の「Hiresta−UP」にて、測定電圧=100[V]、測定時間=10[sec]の条件で測定する。この際、ベースやURSプローブについては、それぞれ導電ゴム製のものを使用する。
2次転写ローラ50と2次転写バックアップローラ46との組み合わせとしては、次の条件を具備するものを用いている。即ち、両ローラの合成抵抗が106.5〜109.0[Ω]になる組み合わせである。合成抵抗を106.5[Ω]以上にすることで、幅狭媒体の2次転写の際に、2次転写ローラ50と中間転写ベルト41との直接接触領域が大きくなり過ぎて転写電流が漏洩することによるコストアップや電界強度不足を抑えることができる。また、合成抵抗を109.0[Ω]以下にすることで、比較的低い値の2次転写バイアスでの2次転写を可能にして、放電による画像劣化やコストアップを抑えることができる。
なお、上述の合成抵抗については、次のようにして測定することが可能である。
即ち、図10に示すように、2次転写ローラ50と2次転写バックアップローラ46とを1[kg]の加重で直接当接させる。そして、DC電源によって両ローラ間に1000[V]の電圧をかけ、その間に流れる電流を測定し、出力電圧値(1000V)と電流値とから合成抵抗を求める。なお、電流値としては、電圧印加後から5秒後における読取値を採用する。
先に示した図6において、一点鎖線は、2次転写バックアップローラ46の中心と2次転写ローラ50の中心とを結ぶ仮想直線を示している。本プリンタでは、中間転写ベルト41が2次転写ニップの直前において、2次転写バックアップローラ46と2次転写ローラ50とのうち、2次転写ローラ50に先に接触する。そして、2次転写ローラ50との接触位置に進入する直前の中間転写ベルト41の進行方向延長線と、上述の仮想直線とのなす角度θを、90[°]未満に設定している。かかる設定により、2次転写ローラ46を中間転写ベルト41に良好に密着せしめて、2次転写ニップの長さを大きく確保することが可能になる。そして、2次転写ニップ内で記録紙Pを良好に搬送することができる。
これまで、2次転写バックアップローラ46に2次転写バイアスを印加するようにしたプリンタの例について説明したが、2次転写ローラ50に2次転写バイアスを印加してもよい。
以上、実施形態に係るプリンタにおいては、2次転写部材たる2次転写ローラ50として、表面が導電性発泡ゴムからなるものを用いているので、2次転写ニップ内で2次転写ローラ50を良好に弾性変形させて、良好な転写性と良好な以紙搬送性とを得ることができる。
また、2次転写ニップにおける中間転写ベルト41と2次転写ローラ50との当接圧を0.01〜0.2[N/mm2]に設定しているので、上述したように、ベタ部の転写不良の発生を抑えつつ、ニップ圧が高すぎることによる文字画像の部分抜けの発生を抑えることができる。
また、中間転写ベルト41として、体積抵抗率が107.5〜1010.0[Ω・cm]であるものを用いているので、上述したように、転写電流を過剰に流すことによるコストアップや電界強度不足を抑えつつ、中間転写ベルト41のチャージアップによる画像劣化の発生を抑えることができる。
また、中間転写ベルト41のループ内側に配設されて中間転写ベルト41を2次転写ローラ50との間に挟み込む内側部材たる2次転写バックアップローラ46を設け、これと2次転写ローラ50との合成抵抗を106.5〜109.0[Ω]に調整している。かかる構成では、上述したように、幅狭媒体の2次転写の際に、2次転写ローラ50と中間転写ベルト41との直接接触領域が大きくなり過ぎて転写電流が漏洩することによるコストアップや電界強度不足を抑えることができる。更には、比較的低い値の2次転写バイアスでの2次転写を可能にして、放電による画像劣化やコストアップを抑えることもできる。
また、内側ローラたる2次転写バックアップローラ46の中心と、2次転写ローラ50の中心とを結ぶ仮想直線と、両ローラとの接触位置に進入する直前の中間転写ベルト41の進行方向延長線とのなす角度θを、90[°]未満にしているので、上述したように、2次転写ニップ内で記録紙Pを良好に搬送することができる。
実施形態に係るプリンタを示す概略構成図。 同プリンタのY用のプロセスユニットを示す拡大構成図。 同プロセスユニットを示す斜視図。 同プロセスユニットの現像ユニットを示す斜視図。 同プリンタの定着装置を示す拡大構成図。 プリンタ試験機の転写ユニットにおける2次転写バックアップローラを示す横断面図。 2次転写ローラとして、Asker−C硬度が60[°]であるものを用いた場合における白抜け(ピンホール)及び転写チリの評価ランクと、2次転写バイアスの電圧値との関係を示すグラフ。 2次転写ローラとして、Asker−C硬度が50[°]であるものを用いた場合における白抜け(ピンホール)及び転写チリの評価ランクと、2次転写バイアスの電圧値との関係を示すグラフ。 2次転写ローラとして、Asker−C硬度が40[°]であるものを用いた場合における白抜け(ピンホール)及び転写チリの評価ランクと、2次転写バイアスの電圧値との関係を示すグラフ。 2次転写ローラと2次転写バックアップローラとの合成抵抗の測定法を説明するための模式図。
符号の説明
1Y,C,M,K:プロセスユニット(可視像形成手段の一部)
3Y,C,M,K:感光体(像担持体)
20:光書込ユニット(可視像形成手段の一部)
40:転写ユニット(転写手段)
41:中間転写ベルト
46:2次転写バックアップローラ(内側ローラ)
50:2次転写ローラ(2次転写部材)
P:記録紙(記録部材)

Claims (6)

  1. 像担持体に可視像を形成する可視像形成手段と、該像担持体の可視像を無端状の中間転写ベルトに1次転写した後、記録部材に2次転写する転写手段とを備え、且つ、該転写手段が、該中間転写ベルトと2次転写部材との当接によって形成した2次転写ニップに挟み込んだ該記録部材に、該中間転写ベルト上の可視像を2次転写するものである画像形成装置において、
    上記中間転写ベルトとして、ポリイミドからなるものを用いるとともに、上記2次転写部材として、表面が発泡体からなり且つAsker−C硬度が50[°]以下であるものを用いたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、
    上記2次転写部材として、表面が導電性発泡ゴムからなるものを用いたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2の画像形成装置において、
    上記2次転写ニップにおける上記中間転写ベルトと上記2次転写部材との当接圧を0.01〜0.2[N/mm]に設定したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3の何れかの画像形成装置において、
    上記中間転写ベルトとして、体積抵抗率が107.5〜1010.0[Ω・cm]であるものを用いたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1乃至4の何れかの画像形成装置であって、
    上記中間転写ベルトのループ内側に配設されて該中間転写ベルトを上記2次転写部材との間に挟み込む内側部材を有し、該内側部材と該2次転写部材との合成抵抗が、106.5〜109.0[Ω]であることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1乃至5の何れかの画像形成装置であって、
    上記中間転写ベルトのループ内側に配設されて該中間転写ベルトを上記2次転写部材との間に挟み込む内側ローラを有し、該2次転写部材が2次転写ローラであり、該内側ローラの中心と該2次転写ローラの中心とを結ぶ仮想直線と、両ローラとの接触位置に進入する直前の該中間転写ベルトの進行方向延長線とのなす角度θが、90[°]未満であることを特徴とする画像形成装置。
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