JP2007178075A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】扉を開くとき、部品点数を増やすことなく、かつガスケットを特別な形状にすることなく、小さな力で開けることができ、使い勝手の良い冷蔵庫を提供する。
【解決手段】ハンドル20と連動した押下げレバー24がガスケット23のマグネット挿入部26を押し下げ、そのマグネット挿入部26を押えることでガスケット23を変形させ、マグネット挿入部26がねじられながら変形してマグネット22が上部端面から徐々に斜めに引っ張られ、ガスケット23と冷蔵庫本体7の間に隙間が形成される。これにより、貯蔵室内に空気を侵入させ、開扉力を減少させるものであり、ガスケットを複雑な形状にすることなく、扉を開ける際に、庫外の空気を庫内に侵入させて、庫内の圧力を上昇させ、扉を小さな力で開けることができる。
【選択図】図2
【解決手段】ハンドル20と連動した押下げレバー24がガスケット23のマグネット挿入部26を押し下げ、そのマグネット挿入部26を押えることでガスケット23を変形させ、マグネット挿入部26がねじられながら変形してマグネット22が上部端面から徐々に斜めに引っ張られ、ガスケット23と冷蔵庫本体7の間に隙間が形成される。これにより、貯蔵室内に空気を侵入させ、開扉力を減少させるものであり、ガスケットを複雑な形状にすることなく、扉を開ける際に、庫外の空気を庫内に侵入させて、庫内の圧力を上昇させ、扉を小さな力で開けることができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、冷蔵庫の扉の開扉力低減に関するものである。
従来、この種の冷蔵庫は冷蔵庫本体の前面開口部は回転自在な扉または引き出し式の扉で開閉自在に使用されている。このような冷蔵庫において扉を開いた後閉じると、冷蔵庫本体に侵入した暖かい空気が急激に冷却され、庫内の圧力が低下し、負圧となる。そして、再度この扉を開けようとしても、大気圧が扉にかかっているので、開けるのに非常に大きな力を要したり、また開かなかったりする。
そこで、ハンドルとガスケットを連結部材により連動可能に連結させて、扉を開ける際に庫外の空気を庫内に侵入させて、庫内の圧力を上昇させ、扉を小さな力で開けることができる構造としていた(例えば、特許文献1参照)。
図5は特許文献1に記載された従来の冷蔵庫のハンドル部の平面断面図を示すものである。図5に示すように,扉1は扉枠2と扉外板3とハンドル4とガスケット5と連結部材6とで構成されている。ガスケット5は空気クッション室5aと冷蔵庫本体7に当接している当接部8を備えている。
本構成により、扉1を開ける際に、ハンドル4を手前に引っ張るとその変位量にともなって連結部材6を介してガスケット5の当接部8が扉枠2側に引っ張られ、ガスケット5が変形し、冷蔵庫本体7との間に隙間ができる。その結果扉1を小さな力で開けることができるというものである。
特開平9−257360号公報
しかしながら、上記従来の構成ではガスケットとハンドルを連動可能に連結させるには部品構成が複雑になるという課題を有していた。また、ガスケットの形状も複雑になり今の成型方法では作成できず、部分的な専用化や後加工による工数増加等によりコストが高くなるという課題も有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、扉を開ける際に、庫外の空気を庫内に侵入させて、庫内の圧力を上昇させ、扉を小さな力で開けることができる冷蔵庫を提供するものである。また、マグネットの引き付け力を徐々に解除することで扉を小さな力で開けることができる冷蔵庫を提供するものである。さらに、引き出し扉に本機構を設けることで、開扉時に運動量の少ない冷蔵庫を提供するものである。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、ハンドルと連動可能に連結させた押下げレバーを設け、前記ハンドルを可動可能とするとともに、開扉時に前記ハンドルの可動と連動する押下げレバーが前記扉の周縁に備えたガスケットを部分的に変形させることで、貯蔵室内に空気を侵入させ、開扉力を減少させるものである。
これによって、ガスケットを複雑な形状にすることなく、扉を開ける際に、庫外の空気を庫内に侵入させることができ、庫内の圧力を上昇させることができる。
本発明の冷蔵庫はガスケットを複雑な形状にすることなく、扉を開ける際に、庫外の空気を庫内に侵入させることができ、庫内の圧力を上昇させることで扉を小さな力で開けることができる。
請求項1に記載の発明は、貯蔵室の前面に断熱扉を有する冷蔵庫において、前記扉のハンドルに前記ハンドルと連動可能に連結させた押下げレバーを設け、前記ハンドルを可動可能とするとともに、開扉時に前記ハンドルの可動と連動する前記押下げレバーが前記扉の周縁に備えたガスケットを部分的に変形させることで、貯蔵室内に空気を侵入させ、開扉力を減少させるものであり、前記ガスケットを複雑な形状にすることなく、前記扉を開ける際に、庫外の空気を庫内に侵入させて、庫内の圧力を上昇させ、扉を小さな力で開けることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、ガスケットは袋部とマグネットを備え、前記押下げレバーは扉開放時に前記ガスケットの袋部を引っ掛け、前記ガスケットを変形させると同時に、マグネットをねじりながら本体側から離すものであり、前記マグネットの引き付け力を徐々に解除することができ、前記扉を小さな力で開けることができる。その結果前記マグネットが本体から離れるまでの引っ張る距離も少なくすることができる。さらに、運動量も少なくすることができ、軽く感じることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図、図2は同実施の形態の冷蔵庫のハンドル機構の断面斜視図を示すものである。図3は同実施の形態の冷蔵庫のハンドル機構の断面図、図4は同実施の形態の冷蔵庫のハンドルを引っ張った状態におけるハンドル機構の断面図を示すものである。
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図、図2は同実施の形態の冷蔵庫のハンドル機構の断面斜視図を示すものである。図3は同実施の形態の冷蔵庫のハンドル機構の断面図、図4は同実施の形態の冷蔵庫のハンドルを引っ張った状態におけるハンドル機構の断面図を示すものである。
図1において、冷蔵庫本体7は上から冷蔵室9、野菜室10、切替室11、冷凍室12により構成されている。それぞれの庫内は外箱と内箱とで構成される箱体空間を冷蔵室扉15、引き出し式扉16a,16b,16cにより密閉されることで食品を冷やす部屋を構成している。扉1は外板扉3を2つの横扉枠2により挟み込んで外観形状を形成している。また、外板扉3の中央部にコの字状に切り欠きをいれ、その切り欠き部に、ベースハンドル17を設置し、扉1の裏側に扉内箱18を設置して扉1を箱状にシールし、その間の空間に発泡断熱材19を充填している。可動式のハンドル20とハンドルカバー21をベースハンドル17に設置することによりハンドル機構を構成している。扉内箱18には冷蔵庫本体7とのシール性を上げる為に、マグネット22を内部に備えたガスケット23を設置し、冷蔵庫本体7と扉1を密閉している。
また、前後に可動可能な可動式のハンドル20の後方(貯蔵室側)には押下げレバー24を形成し、押下げレバー24は前後に可動可能な可動式のハンドル20と連動している。またガスケット23の先端には一体にマグネット挿入部26が形成され内部にマグネット22を備えている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
まず、冷蔵庫の扉を開ける際に可動式のハンドル20を手前に引くと図4に示すように、ハンドル20の変位に伴ってハンドル20と連動した押下げレバー24がガスケット23のマグネット挿入部26を押し下げ、そのマグネット挿入部26を押えることでガスケット23を変形させ、マグネット挿入部26がねじられながら変形する。それに伴いマグネット22が上部端面から徐々に斜めに引っ張られ、ガスケット23と冷蔵庫本体7の間に隙間が形成される。この隙間はガスケット23の上辺の全幅で同時に形成されず、部分的に形成される。これにより、貯蔵室内に空気を侵入させ、開扉力を減少させるものであり、ガスケットを複雑な形状にすることなく、扉を開ける際に、庫外の空気を庫内に侵入させて、庫内の圧力を上昇させ、扉を小さな力で開けることができる。
その結果マグネットが本体から離れるまでの押し下げる距離を少なくすることができる。さらに、運動量も少なくすることができ、軽く操作することができる。
なお、押下げレバー24によるガスケット23の変形部分に対応してマグネット22を省略してもよい。この場合、ガスケット23の変形部分の磁力をなくすことで、さらに確実に押下げレバー24によるガスケット23の変形が可能となる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、ガスケットを複雑な形状にすることなく、扉を開ける際に、庫外の空気を庫内に侵入させて扉を小さな力で開けることができるものであり、ガスケットを有する冷却貯蔵庫等の用途にも適用できる。
1 扉
7 冷蔵庫本体
15 冷蔵室扉
16a,16b,16c 引き出し式扉
20 ハンドル
22 マグネット
23 ガスケット
24 押下げレバー
7 冷蔵庫本体
15 冷蔵室扉
16a,16b,16c 引き出し式扉
20 ハンドル
22 マグネット
23 ガスケット
24 押下げレバー
Claims (2)
- 貯蔵室の前面に断熱扉を有する冷蔵庫において、前記扉のハンドルに前記ハンドルと連結した押下げレバーを設け、前記ハンドルを可動可能とするとともに、開扉時に前記ハンドルの可動と連動する前記押下げレバーが前記扉の周縁に備えたガスケットを部分的に変形させることで、貯蔵室内に空気を侵入させ、開扉力を減少させることを特徴とする冷蔵庫。
- ガスケットは袋部とマグネットを備え、前記押下げレバーは扉開放時に前記ガスケットの袋部を引っ掛け、前記ガスケットを変形させると同時に、前記マグネットをねじりながら本体側から離すことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005377969A JP2007178075A (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005377969A JP2007178075A (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007178075A true JP2007178075A (ja) | 2007-07-12 |
Family
ID=38303440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005377969A Pending JP2007178075A (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007178075A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106705544A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-05-24 | 青岛海尔特种电冰柜有限公司 | 制冷设备用保温箱及制冷设备 |
US9841223B2 (en) | 2014-12-01 | 2017-12-12 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Refrigerator |
CN107830682A (zh) * | 2016-12-30 | 2018-03-23 | 青岛海尔特种电冰柜有限公司 | 具有气压平衡功能的门体及制冷设备 |
-
2005
- 2005-12-28 JP JP2005377969A patent/JP2007178075A/ja active Pending
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