JP2007177883A - ターミナル構造 - Google Patents

ターミナル構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2007177883A
JP2007177883A JP2005376770A JP2005376770A JP2007177883A JP 2007177883 A JP2007177883 A JP 2007177883A JP 2005376770 A JP2005376770 A JP 2005376770A JP 2005376770 A JP2005376770 A JP 2005376770A JP 2007177883 A JP2007177883 A JP 2007177883A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
cover
fusing
caulked
end side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005376770A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Asaba
毅 浅場
Masaya Kishi
正弥 岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Powertrain Systems Corp
Original Assignee
Nidec Tosok Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Tosok Corp filed Critical Nidec Tosok Corp
Priority to JP2005376770A priority Critical patent/JP2007177883A/ja
Publication of JP2007177883A publication Critical patent/JP2007177883A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Electromagnets (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Abstract

【課題】カシメ時の荷重がターミナルに加えられた際に、ワイヤに生ずる引っ張り荷重を抑えることができるターミナル構造を提供する。
【解決手段】ターミナル62の本体構成部71の一方の長辺に足部81を設け、この足部81の先端構成部85にヒュージング部92を形成する。ヒュージング部92にコイル23の巻き線を構成するマグネットワイヤ93の一端を挟持してヒュージングする。本体構成部71の他方の長辺より延出した舌片を折曲してカシメ部101を形成し、このカシメ部101を、電磁弁1のカバー12の内側面に沿って起立する。カバー12の上縁部64をカシメる際に、該上縁部64と共にカシメ部101をカシメ、ターミナル62のカシメ部101をカバー12に電気的に接続する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電磁弁のソレノイドに接続されるターミナル構造に関する。
従来、自動車の自動変速機を構成する油圧経路には、図3に示すように、電磁弁801が使用されている。
この電磁弁801の電磁弁本体811を構成するカバー812内には、ソレノイド813が収容されており、該ソレノイド813の端面には、ターミナル814が配置されている。
このターミナル814には、図3の(b)に示すように、前記ソレノイド813の端面に沿って配置される本体構成部821と、該本体構成部821より延出する足部822とが形成されており、該足部822の先端には、折返し形状のヒュージング部823が設けられている。このヒュージング部823から前記本体構成部821までの距離は、長めに設定されており、当該ヒュージング部823には、前記ソレノイド813に巻回されたマグネットワイヤの一端がヒュージングされるように構成されている。
このターミナル814は、前記足部822が前記ソレノイド813の端面に圧入されるよう構成されており、前記本体構成部821上には、プレート831が配置されるように構成されている。また、前記本体構成部821には、カシメ部832が設けられており、該カシメ部832は、前記カバー812に沿って起立するように構成されている。
これにより、当該カバー812の上縁を、前記プレート831上にカシメて該プレート831を前記カバー812に固定する際には、前記カシメ部832が前記カバー812上縁と共にカシメられるように構成されており、前記マグネットワイヤの一端は、前記ターミナル814を介して、前記カバー812に電気的に接続されるように構成されている。
しかしながら、このようなターミナル構造にあっては、ターミナル814がソレノイド813の端面に圧入されるよう構成されているが、寸法バラツキ等によってターミナル814にガタが生じる場合がある。
この状態において、前記ターミナル814の本体構成部821に設けられたカシメ部832をカバー812上縁と共にカシメると、前記本体構成部821が上方から荷重を受けることとなる。すると、梃子の原理によって足部822先端のヒュージング部823が上動し、該ヒュージング部823にヒュージングされたマグネットワイヤに引っ張り荷重が加えられる。これにより、該マグネットワイヤが断線する恐れがあった。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、カシメ時の荷重がターミナルに加えられた際に、ワイヤに生ずる引っ張り荷重を抑えることができるターミナル構造を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために本発明のターミナル構造にあっては、カバー内の内蔵部品の端部に配置されるターミナルの一端側に、ワイヤがヒュージングされるヒュージング部が設けられる一方、前記ターミナルの他端側に、前記カバーの縁部と共にカシメられるカシメ部が設けられたターミナル構造において、前記ターミナルの前記カシメ部と前記ヒュージング部との間に、スリットを設けて荷重の伝達を抑制する伝達抑制部を形成した。
すなわち、ターミナルの他端側に設けられたカシメ部をカバーの縁部と共にカシメる際には、梃子の原理によって、前記ターミナルの他端側に加えられた荷重が、ヒュージング部が設けられた当該ターミナルの一端側を変位させる力として作用する。
このとき、前記ターミナルの前記カシメ部と前記ヒュージング部との間には、スリットが設けられており、このスリットによって伝達抑制部が形成されている。このため、前記カシメ時に前記ターミナルの他端側に加えられた荷重は、前記伝達抑制部で吸収分散されることによって一端側への伝達が抑制される。
以上説明したように本発明のターミナル構造にあっては、ターミナルの他端側に設けられたカシメ部をカバーの縁部と共にカシメる際に、ターミナルの他端側に加えられた荷重を、当該ターミナルに形成された伝達抑制部で吸収分散することによって一端側への伝達を抑制することができる。
したがって、カシメ時の荷重がターミナルの一端側を変位させる力として働き、この一端側のヒュージング部にヒュージングされたワイヤの引っ張り荷重として作用する従来と比較して、ワイヤに生ずる引っ張り荷重を抑制することができる。
これにより、前記ヒュージング部にヒュージングされたワイヤが断線するといった不具合を確実に防止することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に従って説明する。図1は、本実施の形態にかかるターミナル構造を備えた電磁弁1を示す図であり、該電磁弁1は、例えばオートマチックトランスミッションの油圧回路で油圧を制御するものである。
この電磁弁1を構成する電磁弁本体11は、円筒状のカバー12を備えており、該カバー12の内側には、内蔵部品としての樹脂成型品13が収容されている。該樹脂成型品13には、リング板14がインサート成型されており、該リング板14の周縁部は、前記カバー12の底部15に載置された状態で支持されている。
前記樹脂成型品13には、前記リング板14より下部側に前記カバー12より下方に延出したノズル部21が形成されており、前記リング板14より上部側に前記カバー12内に収容されるボビン22が形成されている。該ボビン22には、コイル23が巻回されており、ソレノイド24が形成されている。
前記ボビン22内には、前記ソレノイド24で励磁されるコア31が下部に収容されており、該コア31上には、円筒状のガイド32を介して、円筒状のヨーク33が収容されている。該ヨーク33と前記ガイド32の内側には、プランジャ34が上下動自在に収容されており、該プランジャ34の中心部には、作動軸35が固定されている。
該作動軸35は、前記リング板14の下部に設けられたドレン室41及び出力室42を挿通して弁室43に達するように形成されており、該弁室43に収容されたボール弁44を作動できるように構成されている。また、前記作動軸35先端側の中途部には、テーパー弁45が形成されており、該テーパー弁45は、前記ドレン室41と前記出力室42とを連通する上部連通路46を開閉できるように構成されている。
これにより、ソレノイド24非通電時には、前記ノズル部21に形成された入力ポート51から油圧を受けた前記ボール弁44が上動することによって、当該ボール弁44が前記出力室42と前記弁室43とを連通する下部連通路52を閉鎖して、前記入力ポート51から出力ポート53への油圧を遮断するように構成されており、前記ボール弁44の上動に伴って前記作動軸35が押し上げられることによって、該作動軸35に形成された前記テーパー弁45が前記上部連通路46を開放し、前記出力ポート53からの油圧がドレンポート54から排出されるように構成されている。
また、ソレノイド24非通電時には、前記プランジャ34が前記コア31に吸引されることによって、前記作動軸35の前記テーパー弁45が前記上部連通路46を閉鎖するとともに、当該作動軸35が前記ボール弁44を下方へ移動するように構成されており、前記入力ポート51から油圧が前記出力ポート53から出力されるように構成されている。
前記樹脂成型品13の上端面61には、前記コイル23の巻き線を構成するマグネットワイヤの一端側をボディアースする為のターミナル62が設けられており、該ターミナル62の上部には、リング板状のプレート63が配置されている。該プレート63は、その周縁が前記カバー12の内側面に達する大きさに形成されており、該カバー12の上縁部64が内側にカシメられた状態で固定されている。
前記ターミナル62は、図2にも示すように、金属板が打ち抜かれて形成されており、該ターミナル62には、横長矩形状の本体構成部71が形成されている。該本体構成部71は、前記樹脂成型品13の前記上端面61に載置された状態で配置されるように構成されており、当該本体構成部71の中央部には、位置決め用の位置決め穴72が開設されている。
前記本体構成部71の一方の長辺側の縁部は、裏面側に折曲されることによって足部81が形成されており、該足部81は、前記樹脂成型品13の上端面61に形成された溝部82に圧入されるように構成されている(図1参照)。この足部81は、中途部が前記本体構成部71と逆側に折曲されており、その先端部は、図中右方に折曲されている。これにより、この足部81には、前記本体構成部71の長辺に沿って延在する延在部83と、該延在部83より図中上方に延出して中途部を構成する中途構成部84と、該中途構成部84より図中右方に延出して先端部を構成する先端構成部85とによってクランク状に形成されている。
前記中途構成部84の内側面には、プロジェクション突起91が設けられており、前記溝部82に圧入された状態で、当該プロジェクション突起91が溝部82壁面に圧接され抜け止めとして機能するように構成されている。前記先端構成部85の先端部には、ヒュージング部92が形成されている。このヒュージング部92は、当該先端構成部85の先端が折り返されてなる折返し形状に形成されており、当該ヒュージング部92に前記コイル23の巻き線を構成するマグネットワイヤ93の一端が挟持された状態でヒュージングされるように構成されている。
一方、前記本体構成部71の他方の長辺には、その中央部より延出した舌片が上面側に折曲されて形成されたカシメ部101が設けられており、このカシメ部101は、当該ターミナル62が前記樹脂成型品13の上端面61にセットされた状態で、前記カバー12の内側面に沿って起立するように構成されている。
このカシメ部101は、図1に示したように、前記カバー12の上縁部64を内側にカシメて固定する際に、前記上縁部64と共にカシメされるように構成されており、このカシメられた状態において、前記カシメ部101が前記プレート63と前記カバー12の上縁部64との間に挟持されるとともに、該カバー12に電気的に接続されるように構成されている。
これにより、図2に示したように、前記ターミナル62の一端側には、前記マグネットワイヤ93がヒュージングされる前記ヒュージング部92が設けられる一方、当該ターミナル62の他端側には、前記カバー12の上縁部64と共にカシメられる前記カシメ部101が設けられている。
そして、前記本体構成部71の前記一方の長辺には、その両端に開口するスリット111,111が形成されており、両スリット111,111間には、剛性が低下された伝達抑制部112が形成されている。これにより、前記本体構成部71と前記足部81とは、前記伝達抑制部112を介して連設されており、前記本体構成部71に設けられた前記カシメ部101と前記足部81の先端に設けられた前記ヒュージング部92との間に形成された前記伝達抑制部112によって、カシメ時に前記カシメ部101に加えられた荷重の前記ヒュージング部92への伝達が抑制されるように構成されている。
以上の構成にかかる本実施の形態において、前記ターミナル62の他端側に設けられたカシメ部101を前記カバー12の上縁部64と共にカシメる際には、梃子の原理によって、前記ターミナル62の他端側に加えられた荷重が、ヒュージング部92が設けられた当該ターミナル62の一端側を上動させる力として作用する。
このとき、前記ターミナル62の前記カシメ部101と前記ヒュージング部92との間には、スリット111,111が設けられており、このスリット111,111によって伝達抑制部112が形成されている。このため、前記カシメ時に前記ターミナル62の他端側に加えられた荷重は、前記伝達抑制部112が変形することで吸収分散され、当該ターミナル62の一端側への伝達を抑制することができる。
したがって、カシメ時の荷重がターミナル62の一端側を上動させる力として働き、この一端側のヒュージング部92にヒュージングされたマグネットワイヤ93の引っ張り荷重として作用する従来と比較して、マグネットワイヤ93に生ずる引っ張り荷重を抑制することができる。
これにより、前記ヒュージング部92にヒュージングされた前記マグネットワイヤ93が断線するといった不具合を確実に防止することができる。
本発明の一実施の形態を示す断面図ある。 同実施の形態のターミナルを拡大図である。 (a)は従来の電磁弁を示す断面図であり、(b)は同従来例のターミナルを示す拡大図である。
符号の説明
1 電磁弁
12 カバー
13 樹脂成型品
24 ソレノイド
61 上端面
62 ターミナル
92 ヒュージング部
93 マグネットワイヤ
101 カシメ部
111 スリット
112 伝達抑制部

Claims (1)

  1. カバー内の内蔵部品の端部に配置されるターミナルの一端側に、ワイヤがヒュージングされるヒュージング部が設けられる一方、前記ターミナルの他端側に、前記カバーの縁部と共にカシメられるカシメ部が設けられたターミナル構造において、
    前記ターミナルの前記カシメ部と前記ヒュージング部との間に、スリットを設けて荷重の伝達を抑制する伝達抑制部を形成したことを特徴とするターミナル構造。
JP2005376770A 2005-12-28 2005-12-28 ターミナル構造 Withdrawn JP2007177883A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005376770A JP2007177883A (ja) 2005-12-28 2005-12-28 ターミナル構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005376770A JP2007177883A (ja) 2005-12-28 2005-12-28 ターミナル構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007177883A true JP2007177883A (ja) 2007-07-12

Family

ID=38303282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005376770A Withdrawn JP2007177883A (ja) 2005-12-28 2005-12-28 ターミナル構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007177883A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009093962A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Denso Corp マグネットスイッチ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009093962A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Denso Corp マグネットスイッチ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6701823B2 (ja) 電磁弁装置
JP2007335117A (ja) 電磁スイッチ
KR101900587B1 (ko) 폴 피스와 플럭스 슬리브의 정렬불량에 강한 솔레노이드
JP2007078048A (ja) 電磁弁
TW554366B (en) Solenoid for electromagnetic valve
JP3770081B2 (ja) スタータ用マグネットスイッチ
JP3781948B2 (ja) 電磁弁
JP6081807B2 (ja) 電磁弁
JP3822667B2 (ja) 圧力切換弁
JP2007177883A (ja) ターミナル構造
US11289257B2 (en) Solenoid device
JP5891733B2 (ja) 電磁弁
JP2009203991A (ja) 電磁弁
JP2009174623A (ja) 電磁弁
JP2014190447A (ja) 電磁弁駆動装置の製造方法及び電磁弁駆動装置
JP2001141098A (ja) 電磁弁
JP5065153B2 (ja) 電磁弁
JPH1038126A (ja) 電磁弁
JP2008303961A (ja) 電磁弁
JP2006207664A (ja) 電磁弁
JP2011185313A (ja) 油圧ユニット
JP4425761B2 (ja) 電磁弁
JP4998366B2 (ja) 電磁弁
CN217177611U (zh) 螺线管装置
JP2013108573A (ja) 電磁弁

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080723

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20100327