JP2007176278A - 車両用ドア - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の側面からの衝突荷重に対する強度を強化することができる車両用ドアを提供する。
【解決手段】車両用ドア1は、アウターパネル2の内面側に設けられているインナーパネル5と、アウターパネル2とインナーパネル5との間に設けられているサイドインパクトビーム6と、インナーパネル5とサイドインパクトビーム6との間に設けられており、インナーパネル5およびサイドインパクトビーム6のうち少なくともどちらか一方に結合されている支持部材7と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用ドアに関するものである。
車両用ドアには、他車両が側面衝突する際に、この他車両から乗員を守ることを目的として、サイドインパクトビームが設けられている。サイドインパクトビームは、他車両が側面衝突する際に加えられる衝突荷重をピラーなどの車両骨格に伝達することによって、側面衝突時に受けるエネルギーを吸収、分散する。一般に、サイドインパクトビームは、車両の前後方向に延びる筒状のパイプと、このパイプの両端に設けられて車両用ドアに結合されるブラケットとを有している。特許文献1には、ブラケット部分の長さがパイプの全長に対して略2分の1以上とされたサイドインパクトビームが記載されている。
特開2000−94963号公報
しかしながら、サイドインパクトビームは側面衝突時に両端部で衝突荷重を支えるので、サイドインパクトビームに曲げモーメントが発生し、サイドインパクトビームが折れ曲がる可能性がある。サイドインパクトビームは、折れ曲がると、支えることができる衝突荷重の大きさが極端に低下してしまう。
そこで、本発明は、車両の側面からの衝突荷重に対する強度を強化することができる車両用ドアを提供することを目的としている。
本発明の第1の車両用ドアは、(a)アウターパネルと、(b)アウターパネルの内面側に設けられているインナーパネルと、(c)アウターパネルとインナーパネルとの間に設けられているサイドインパクトビームと、(d)インナーパネルとサイドインパクトビームとの間に設けられており、インナーパネルおよびサイドインパクトビームのうち少なくともいずれか一方に結合されている支持部材と、を備えている。
この第1の車両用ドアによれば、支持部材がインナーパネルとサイドインパクトビームとの間に設けられているので、インナーパネルに発生する引張荷重が支持部材を介してサイドインパクトビームに伝えられる。したがって、サイドインパクトビームに発生する曲げモーメントの大きさが、インナーパネルの引張荷重分低減され、サイドインパクトビームが折れ曲がることを抑制することができる。故に、この第1の車両用ドアによれば、車両の側面衝突などの際にアウターパネルに加えられる衝突荷重に対する強度を強化することが可能となる。
支持部材は、車幅方向に隣り合う第1の部分と第2の部分とを有しており、第1の部分がサイドインパクトビームと隣り合うと共に、第2の部分の上端が第1の部分の上端より車高方向に低い位置となるように構成されていることが好ましい。この構成によれば、支持部材における第2の部分の上端が第1の部分の上端より車高方向に低いので、第2の部分の上方に、窓を開けた状態においてドアガラスを収納する領域を確保することができる。
本発明の第2の車両用ドアは、(a)アウターパネルと、(b)アウターパネルの内面側に設けられているインナーパネルと、(c)アウターパネルとインナーパネルとの間に設けられているサイドインパクトビームと、(d)インナーパネルとサイドインパクトビームとの間にインナーパネルと離間して設けられており、その両端部がインナーパネルおよびサイドインパクトビームのうち少なくともいずれか一方に結合されている荷重受け部材と、(e)荷重受け部材とサイドインパクトビームとの間に設けられており、荷重受け部材およびサイドインパクトビームのうち少なくともいずれか一方に結合されている支持部材と、を備えている。
この第2の車両用ドアによれば、支持部材が荷重受け部材とサイドインパクトビームとの間に設けられており、荷重受け部材の両端部がインナーパネルおよびサイドインパクトビームのうち少なくともいずれか一方に結合されているので、荷重受け部材に発生する引張荷重が支持部材を介してサイドインパクトビームに伝えられる。したがって、サイドインパクトビームに発生する曲げモーメントの大きさが、荷重受け部材の引張荷重分低減され、サイドインパクトビームが折れ曲がることを抑制することができる。故に、この第2の車両用ドアによれば、車両の側面衝突などの際にアウターパネルに加えられる衝突荷重に対する強度を強化することが可能となる。
また、この第2の車両用ドアによれば、荷重受け部材がインナーパネルと離間して設けられているので、荷重受け部材とインナーパネルとの間に、窓を開けた状態においてドアガラスを収納する領域を確保することができる。
本発明によれば、サイドインパクトビームとインナーパネルとの間に支持部材を備えることによって、車両の側面からの衝突荷重に対する強度を強化することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附すこととする。
(第1の実施形態)
まず、図1〜3を併せて参照しながら、本発明の第1の実施形態に係る車両用ドアの構造を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る車両用ドアを内面側から見た図である。図1では、本実施形態の特徴部分を見易くするために、インナーパネルの記載が省略されている。また、図2は、図1におけるII−II線に沿う車両用ドアの端面図であり、図3は、図1におけるIII−III線に沿う車両用ドアの端面図である。
図1〜図3に示す車両用ドア1は、アウターパネル2、ドアフレーム3、ドアガラス4、インナーパネル5、サイドインパクトビーム6、および、支持部材7を備えている。
アウターパネル2は、車両用ドア1の外面を形成しており、車両のボディの一部を構成している。アウターパネル2の上部には、ドアフレーム3が設けられている。アウターパネル2とドアフレーム3とは、窓が閉じている状態においてドアガラス4の外縁部を覆う。
また、アウターパネル2の内面側には、インナーパネル5が設けられている。インナーパネル5の外縁部はアウターパネル2に結合されており、インナーパネル5の外縁部以外の部分はアウターパネル2と離間している。アウターパネル2とインナーパネル5との間には、サイドインパクトビーム6が設けられている。
サイドインパクトビーム6は車両の前後方向に延びており、例えば、その両端部がインナーパネル5に結合されている。具体的には、サイドインパクトビーム6は、パイプ6aとブラケット6b、6cとから構成されている。パイプ6aは筒状をなしており、車両の前後方向に延びている。パイプ6aの一端にはブラケット6bが結合されており、ブラケット6bは例えばインナーパネル5に結合されている。パイプ6aの他端にはブラケット6cが結合されており、ブラケット6cは例えばインナーパネル5に結合されている。これらの結合方法は、例えば溶接であればよい。サイドインパクトビーム6のパイプ6aとインナーパネル5との間には、支持部材7が設けられている。
支持部材7は、断面ハット状の部材である。支持部材7は、サイドインパクトビーム6の長手方向に沿う平板部分7aと、インナーパネル5に沿う平板部分7b,7cと、平板部分7aの一端と平板部分7bとを連結する平板部分7dと、平板部分7aの他端と平板部分7cとを連結する平板部分7eとから構成されている。支持部材7の平板部分7b、7cは、例えば溶接によってインナーパネル5に結合されている。
支持部材7は、サイドインパクトビーム6の長手方向における中央部に設けられることが好ましい。これは、サイドインパクトビーム6の両端部のみが結合されているので、サイドインパクトビーム6に発生する曲げモーメントの大きさは、サイドインパクトビーム6の長手方向における中央部が最も大きいことによる。支持部材7には、例えばインナーパネル5と同一な材料が用いられる。
次に、第1の実施形態に係る車両用ドア1の側面衝突時における動作について説明する。図4は、図2に示す車両用ドアに入力される衝突荷重および車両用ドアに発生する引張荷重を説明するための図であり、図5は、図4に対応する従来の車両用ドアに入力される衝突荷重および従来の車両用ドアに発生する引張荷重を説明するための図である。
まず、図5を参照して、支持部材7を有さない従来の車両用ドア10について説明する。車両の側面衝突などの際に、従来の車両用ドア10のアウターパネル2に衝突荷重Faが加えられると、衝突荷重Faはアウターパネル2を介してサイドインパクトビーム6に伝えられる。サイドインパクトビーム6のブラケット6b,6cがインナーパネル5に結合されているので、すなわち、サイドインパクトビーム6の両端部がインナーパネル5に結合されているので、サイドインパクトビーム6には引張荷重Fbが発生する。サイドインパクトビーム6は、この引張荷重Fbによって衝突荷重Faを支える。
ここで、サイドインパクトビーム6の両端部がインナーパネル5に結合されているので、サイドインパクトビーム6には、衝突荷重Faの大きさに応じた大きさを有する曲げモーメントが発生する。図5に示すように、この曲げモーメントの大きさは、サイドインパクトビーム6の長手方向における中央部が最大となり、サイドインパクトビーム6の両端部に向けて小さくなる。
したがって、衝突荷重Faの大きさおよび曲げモーメントの大きさが大きくなると、サイドインパクトビーム6の引張荷重Fbでは支えられなくなり、サイドインパクトビーム6の長手方向における中央付近が折れ曲がってしまう。サイドインパクトビーム6は、折れ曲がってしまうと引張荷重Fbの大きさが低下してしまい、支えることができる衝突荷重Faの大きさが極端に低下してしまう。
次に、図4を参照して、本実施形態に係る車両用ドア1について説明する。従来の車両用ドア10と同様に、車両の側面衝突などの際に、車両用ドア1のアウターパネル2に衝突荷重Faが加えられると、衝突荷重Faはアウターパネル2を介してサイドインパクトビーム6に伝えられ、サイドインパクトビーム6には引張荷重Fbが発生する。更に、衝突荷重Faは支持部材7を介してインナーパネル5に伝えられ、インナーパネル5にも引張荷重Fcが発生する。すると、この引張荷重Fcの大きさに応じた大きさを有する反力Fdが、支持部材7を介してサイドインパクトビーム6に伝えられる。
その結果、図4に示すように、サイドインパクトビーム6に発生する曲げモーメントの大きさは、点線から実線に、この反力Fdの大きさ分低減される。したがって、衝突荷重Faの大きさおよび曲げモーメントの大きさが更に大きくなっても、サイドインパクトビーム6が折れ曲がることが抑制される。
故に、本実施形態の車両用ドア1によれば、車両の側面衝突などの際にアウターパネル2に加えられる衝突荷重Faに対する強度を強化することが可能となる。
(第2の実施形態)
次に、図6〜8を併せて参照しながら、本発明の第2の実施形態に係る車両用ドアの構造を説明する。図6は、本発明の第2の実施形態に係る車両用ドアを内面側から見た図である。図6では、本実施形態の特徴部分を見易くするために、インナーパネルの記載が省略されている。また、図7は、図6におけるVII−VII線に沿う車両用ドアの端面図であり、図8は、図6におけるVIII−VIII線に沿う車両用ドアの端面図である。
図6〜8に示す車両用ドア1Aは、第1の実施形態の車両用ドア1において、支持部材7の代わりに支持部材7Aを備えている。車両用ドア1Aのその他の構成は、車両用ドア1と同一であるので、ここでは説明を省略する。
図7および図8に示すように、支持部材7Aは、支持部材7において、平板部分7d,7eの代わりにL字状をなす平板部分7Ad,7Aeを有しており、平板部分7b,7cの代わりに平板部分7b,7cの車高方向における長さが短い平板部分7Ab,7Acを有している。
換言すれば、支持部材7Aは、車幅方向に隣り合う第1の部分7Afと第2の部分7Agとを有している。第1の部分7Afは、平板部分7aと平板部分7Ad,7Aeの車高方向における長さが長い部分とを含んでおり、第2の部分7Agは、平板部分7Ad,7Aeの車高方向における長さが短い部分と平板部分7Ab,7Acとを含んでいる。すなわち、第1の部分7Afは、サイドインパクトビーム6と隣り合うように設けられており、第2の部分7Agの上端は、第1の部分7Afの上端より車高方向に低くなっている。
このように、本実施形態の車両用ドア1Aでは、第1の実施形態における支持部材7の代わりに支持部材7Aが設けられており、インナーパネル5に発生する引張荷重Fcが支持部材7Aを介してサイドインパクトビーム6に伝えられるので、第1の実施形態の車両用ドア1と同様な利点が得られる。
更に、本実施形態の車両用ドア1Aによれば、図8に示すように、支持部材7Aにおける第2の部分7Agの上端が第1の部分7Afの上端より車高方向に低いので、第2の部分7Agの上方に、窓を開けた状態においてドアガラス4を収納する領域を確保することができる。したがって、本実施形態の車両用ドア1Aによれば、サイドインパクトビーム6の車高方向における設置位置の自由度を有しながら、車両の側面衝突などの際にアウターパネル2に加えられる衝突荷重Faに対する強度を強化することが可能である。
(第3の実施形態)
次に、図9〜11を併せて参照しながら、本発明の第3の実施形態に係る車両用ドアの構造を説明する。図9は、本発明の第3の実施形態に係る車両用ドアを内面側から見た図である。図9では、本実施形態の特徴部分を見易くするために、インナーパネルの記載が省略されている。また、図10は、図9におけるX−X線に沿う車両用ドアの端面図であり、図11は、図9におけるXI−XI線に沿う車両用ドアの端面図である。
図9〜11に示す車両用ドア1Bは、第1の実施形態の車両用ドア1において、荷重受け部材8を更に備えており、支持部材7の代わりに支持部材7Bを備えている。車両用ドア1Bのその他の構成は、車両用ドア1と同一であるので、ここでは説明を省略する。
荷重受け部材8は、車両の前後方向に延びる平板である。荷重受け部材8は、サイドインパクトビーム6とインナーパネル5との間に設けられており、例えばその両端部がインナーパネルに結合されている。具体的には、荷重受け部材8の一端はサイドインパクトビーム6のブラケット6bに結合されており、荷重受け部材8の他端はサイドインパクトビーム6のブラケット6cに結合されている。上記したように、サイドインパクトビーム6のブラケット6b,6cはインナーパネル5に結合されているので、荷重受け部材8の両端部はインナーパネル5に結合されることとなる。
荷重受け部材8の両端部以外の部分は、サイドインパクトビーム6およびインナーパネル5と離間している。荷重受け部材8には、例えばインナーパネル5と同一な材料が用いられる。荷重受け部材8とサイドインパクトビーム6との間には、支持部材7Bが設けられている。
図10および図11に示すように、支持部材7Bは、支持部材7において、平板部分7d,7eの代わりに車幅方向における長さが短い平板部分7Bd,7Beを有している。平板部分7aはサイドインパクトビーム6の長手方向に沿っている。また、平板部分7b,7cは荷重受け部材8に沿っており、例えば溶接によって荷重受け部材8に結合されている。
次に、第3の実施形態に係る車両用ドア1Bの側面衝突時における動作について説明する。図12は、図10に示す車両用ドアに入力される衝突荷重および車両用ドアに発生する引張荷重を説明するための図である。
上記した従来の車両用ドア10と同様に、車両の側面衝突などの際に、車両用ドア1Bのアウターパネル2に衝突荷重Faが加えられると、衝突荷重Faはアウターパネル2を介してサイドインパクトビーム6に伝えられ、サイドインパクトビーム6には引張荷重Fbが発生する。更に、衝突荷重Faは支持部材7Bを介して荷重受け部材8に伝えられ、荷重受け部材8にも引張荷重Fcが発生する。すると、この引張荷重Fcの大きさに応じた大きさを有する反力Fdが、支持部材7Bを介してサイドインパクトビーム6に伝えられる。
その結果、図12に示すように、サイドインパクトビーム6に発生する曲げモーメントの大きさは、点線から実線に、この反力Fdの大きさ分低減される。したがって、衝突荷重Faの大きさおよび曲げモーメントの大きさが更に大きくなっても、サイドインパクトビーム6が折れ曲がることが抑制される。
故に、本実施形態の車両用ドア1Bによれば、車両の側面衝突などの際にアウターパネル2に加えられる衝突荷重Faに対する強度を強化することが可能となる。
なお、荷重受け部材8の引張荷重Fcから反力Fdを発生させるためには、荷重受け部材8はサイドインパクトビーム6から離間していることが好ましい。
また、本実施形態の車両用ドア1Bによれば、図11に示すように、荷重受け部材8がインナーパネル5と離間して設けられているので、荷重受け部材8とインナーパネル5との間に、窓を開けた状態においてドアガラス4を収納する領域を確保することができる。したがって、本実施形態の車両用ドア1Bによれば、サイドインパクトビーム6の車高方向における設置位置の自由度を有しながら、車両の側面衝突などの際にアウターパネル2に加えられる衝突荷重Faに対する強度を強化することが可能である。
また、本実施形態の車両用ドア1Bによれば、荷重受け部材8とインナーパネル5との間に空間を有しているので、この車両用ドア1Bの組立て作業が容易である。
(第4の実施形態)
次に、図13〜15を併せて参照しながら、本発明の第4の実施形態に係る車両用ドアの構造を説明する。図13は、本発明の第4の実施形態に係る車両用ドアを内面側から見た図である。図13では、本実施形態の特徴部分を見易くするために、インナーパネルの記載が省略されている。また、図14は、図13におけるXIV−XIV線に沿う車両用ドアの端面図であり、図15は、図13におけるXV−XV線に沿う車両用ドアの端面図である。
図13〜15に示す車両用ドア1Cは、第3の実施形態の車両用ドア1Bにおいて、荷重受け部材8の代わりに荷重受け部材9を備えており、支持部材7Bの代わりに支持部材7Cを備えている。車両用ドア1Cのその他の構成は、車両用ドア1Bと同一であるので、ここでは説明を省略する。
荷重受け部材9は、車両の前後方向に延びるワイヤである。荷重受け部材9は、サイドインパクトビーム6とインナーパネル5との間に設けられており、例えばその両端部がインナーパネルに結合されている。荷重受け部材9の両端部以外の部分は、サイドインパクトビーム6およびインナーパネル5と離間している。荷重受け部材9には、例えば金属製のワイヤが適用可能である。荷重受け部材8とサイドインパクトビーム6との間には、支持部材7Cが設けられている。
支持部材7Cは、クリップ型の部材である。支持部材7Cの面7Caは、サイドインパクトビーム6と隣り合っており、支持部材7Cに対して面7Caと反対側には、突出部7Cbが設けられている。突出部7Cbは、荷重受け部材9に沿う内面7Ccを有すると共に、この荷重受け部材9を内面7Ccに導くための開口7Cdを有している。この開口7Cdの幅は、荷重受け部材9の直径より小さい。突出部7Cbの内面7Ccで荷重受け部材9をホールドすることによって、支持部材7Cと荷重受け部材9とが結合される。支持部材7Cには、例えば樹脂材料などの弾性を有する材料が用いられる。
このように、本実施形態の車両用ドア1Cでは、第3の実施形態における支持部材7Bおよび荷重受け部材8の代わりにそれぞれ支持部材7Cおよび荷重受け部材9が設けられており、荷重受け部材9に発生する引張荷重Fcが支持部材7Cを介してサイドインパクトビーム6に伝えられるので、第3の実施形態の車両用ドア1Cと同様な利点が得られる。
なお、本発明は上記した本実施形態に限定されることなく種々の変形が可能である。
図16は、支持部材とサイドインパクトビームとをインナーパネル側から見た斜視図である。図16に示すように、第1および第3の実施形態では、支持部材7,7Bが車両の側面に対して水平方向に90度回転していてもよい。
また、第1および第2の実施形態では、支持部材7,7Aを一つ設ける車両用ドア1,1Aを例示したが、支持部材7,7Aは、サイドインパクトビーム6とインナーパネル5との間に、サイドインパクトビーム6における長手方向に複数設けられていてもよい。この構成によれば、車両の前後方向における車両用ドア1,1Aの強度を強化することが可能となる。
同様に、第3および第4の実施形態では、支持部材7B,7Cを一つ設ける車両用ドア1B,1Cを例示したが、支持部材7B,7Cは、サイドインパクトビーム6と荷重受け部材8,9との間に、サイドインパクトビーム6における長手方向に複数設けられていてもよい。この構成によれば、車両の前後方向における車両用ドア1B,1Cの強度を強化することが可能となる。
また、第1および第2の実施形態では、支持部材7,7Aがインナーパネル5に結合された車両用ドア1,1Aを例示したが、支持部材7,7Aはサイドインパクトビーム6に結合されていてもよく、また支持部材7,7Aはインナーパネル5およびサイドインパクトビーム6の両方に結合されていてもよい。
同様に、第3および第4の実施形態では、支持部材7B,7Cが荷重受け部材8,9に結合された車両用ドア1B,1Cを例示したが、支持部材7B,7Cはサイドインパクトビーム6に結合されていてもよく、また支持部材7B,7Cは荷重受け部材8,9およびサイドインパクトビーム6の両方に結合されていてもよい。
また、本実施の形態では、サイドインパクトビーム6の両端部がインナーパネル5に結合された車両用ドア1,1A,1B,1Cを例示したが、側面衝突時に受けるエネルギーを吸収、分散するために、衝突荷重Faをピラーなどの車両骨格に伝達することが可能であれば、サイドインパクトビーム6の結合対象物は、インナーパネル5に限られるものではない。
同様に、第3および第4の実施形態では、荷重受け部材8,9の両端部がインナーパネル5に結合された車両用ドア1B,1Cを例示したが、側面衝突時に引張荷重Fcを発生させることが可能であれば、荷重受け部材8,9の結合対象物は、インナーパネル5に限られるものではない。
また、本実施形態における支持部材7,7A,7B,7Cは、インナーパネル5または荷重受け部材8,9の引張荷重をサイドインパクトビーム6に伝えることによって、サイドインパクトビーム6に発生する曲げモーメントの大きさを低減可能であればよく、様々な形態をとりうることが可能である。以下に、本発明に係る支持部材7,7A,7B,7Cの変形例の一部を示す。
(変形例1)
図17は、変形例1に係る支持部材をインナーパネル側から見た斜視図である。図17に示す支持部材7Dは、第1の実施形態の支持部材7において、更にバルク7hを有している。バルク7hは、支持部材7Dの内側に設けられており、平板部分7a,7d,7eに直交する平板部分と平板部分7a,7d,7eに沿って断面コの字状に整形された平板部分から成っている。
この変形例1の支持部材7Dによれば、バルク7hによって補強されているので、変形し難い利点が得られる。したがって、支持部材7Dにおける平板部分の厚さを薄くすることができ、その結果、支持部材7Dの軽量化が可能となる。特に、図16に示すように、支持部材が車両の側面に対して水平方向に90度回転して設けられたときに、上記の効果が大きい。
(変形例2)
図18は、変形例2に係る支持部材をサイドインパクトビーム側から見た斜視図である。図18に示す支持部材7Eは、絞り型形状をなしている。具体的には、支持部材7Eは、プレス加工における絞り成形によって、カップ状をなしている。支持部材7Eは、サイドインパクトビーム6に沿う平板部分7Eaと、インナーパネル5に結合される平板部分7Eb,7Ec,7Ed,7Eeと、平板部分7Eaに交差するように平板部分7Eaと平板部分7Eb,7Ec,7Ed,7Eeとにそれぞれ連続している平板部分7Ef,7Eg,7Eh,7Eiとから構成されている。
この変形例2の支持部材7Eによれば、平板部分7Ef,7Eg,7Eh,7Eiによって平板部分7Eaの4辺が支持されているので、変形し難い利点が得られる。したがって、支持部材7Eにおける平板部分の厚さを薄くすることができ、その結果、支持部材7Eの軽量化が可能となる。
(変形例3)
図19は、変形例3に係る支持部材をサイドインパクトビーム側から見た斜視図である。図19に示す支持部材7Fは、第1の実施形態の支持部材7において、平板部分7d,7eの代わりに平板部分7Fd,7Feを有している。平板部分7Fdには、断面コの字状のビード部7Ffが設けられている。ビード部7Ffは、支持部材7Fに対して内側に窪むように成形されている。同様に、平板部分7Feにも、ビード部7Ffが設けられている。
この変形例3の支持部材7Fによれば、ビード部7Ffによって補強されているので、変形し難い利点が得られる。したがって、支持部材7Fにおける平板部分の厚さを薄くすることができ、その結果、支持部材7Fの軽量化が可能となる。特に、図16に示すように、支持部材が車両の側面に対して水平方向に90度回転して設けられたときに、上記の効果が大きい。
(変形例4)
図20(a)は、変形例4に係る支持部材をサイドインパクトビーム側から見た斜視図であり、図20(b)は、図20(a)における軸線X方向から見た支持部材を示す図である。図20には、図16に示すように、車両の側面に対して水平方向に90度回転した支持部材が示されている。図20に示す支持部材7Gは、第1の実施形態の支持部材7において、更にビード部7Gfを有している。ビード部7Gfは、断面コの字状をなしており、支持部材7Gに対して外側に設けられている。また、ビード部7Gfは、平板部分7aに対してサイドインパクトビーム6側に突出している。同様に、平板部分7eにも、ビード部7Gfが設けられている。
この変形例4の支持部材7Gによれば、ビード部7Gfによって補強されているので、変形し難い利点が得られる。したがって、支持部材7Gにおける平板部分の厚さを薄くすることができ、その結果、支持部材7Gの軽量化が可能となる。
また、この変形例4の支持部材7Gによれば、ビード部7Gfが突出しているので、サイドインパクトビームを支持部材7Gに接するように導くことができる。
(変形例5)
図21は、変形例5に係る支持部材をサイドインパクトビーム側から見た斜視図である。図21に示す支持部材7Hは、サイドインパクトビーム6に結合可能な構成となっている。支持部材7Hは、インナーパネル5に沿う平板部分7Haと、平板部分7Haに交差するように平板部分7Haと連続している平板部分7Hbと、平板部分7Haに交差するように平板部分7Hbとは反対側において平板部分7Haと連続している平板部分7Hcとから構成されている。平板部分7Hbの一縁7Hdと平板部分7Hcの一縁7Heとは、サイドインパクトビーム6に沿った円弧状をなしており、例えば溶接によって、サイドインパクトビーム6の長手方向に垂直になるようにサイドインパクトビームに結合される。
(変形例6)
図22は、変形例6に係る支持部材をサイドインパクトビーム側から見た斜視図である。図22に示す支持部材7Iは、サイドインパクトビーム6に結合可能な構成となっている。支持部材7Iは、インナーパネル5に沿う平板部分7Iaと、平板部分7Iaに交差するように平板部分7Iaと連続している平板部分7Ibと、平板部分7Iaに交差するように平板部分7Ibとは反対側において平板部分7Iaと連続している平板部分7Icとから構成されている。平板部分7Ibの一縁7Idと平板部分7Icの一縁7Ieとは、例えば溶接によって、サイドインパクトビーム6の長手方向に平行になるようにサイドインパクトビーム6に結合される。
(変形例7)
図23は、変形例7に係る支持部材をサイドインパクトビーム側から見た斜視図である。図23に示す支持部材7Jは、変形例6の支持部材7Iにおいて、更にバルク7Jhを有している。バルク7Jhは、変形例1におけるバルク7hと同様に、支持部材7Jの内側に設けられており、平板部分7Ia,7Ib,7Icに直交する平板部分と平板部分7Ia,7Ib,7Icに沿って断面コの字状に整形された平板部分から成っている。
この変形例7の支持部材7Jによれば、バルク7Jhによって補強されているので、変形例1と同様な利点が得られる。
(変形例8)
図24は、変形例8に係る支持部材をサイドインパクトビーム側から見た斜視図である。図24に示す支持部材7Kは、サイドインパクトビーム6に結合可能な構成となっている。図24に示す支持部材7Kは、変形例2の支持部材7Eと同様に、絞り型形状をなしている。具体的には、支持部材7Kは、プレス加工における絞り成形によって、カップ状をなしている。支持部材7Kは、インナーパネル5に沿う平板部分7Kaと、平板部分7Kaに交差するように平板部分7Kaの四辺の縁とそれぞれ連続している平板部分7Kb,7Kc,7Kd,7Keとから構成されている。平板部分7Kbの一縁7Kfと平板部分7Kdの一縁7Khとは、サイドインパクトビーム6に沿った円弧状をなしており、例えば溶接によって、サイドインパクトビーム6の長手方向に垂直になるようにサイドインパクトビーム6に結合される。また、平板部分7Kcの一縁7Kgと平板部分7Keの一縁7Kiとは、例えば溶接によって、サイドインパクトビーム6の長手方向に平行になるようにサイドインパクトビーム6に結合される。
この変形例8の支持部材7Kによれば、4つの平板部分7Kb,7Kc,7Kd,7Keによってサイドインパクトビーム6が支持されるので、変形例2と同様な利点が得られる。
(変形例9)
図25は、変形例9に係る支持部材をサイドインパクトビーム側から見た斜視図である。図25に示す支持部材7Lは、変形例6の支持部材7Iにおいて、平板部分7Ib,7Icの代わりに平板部分7Lb,7Lcを有している。平板部分7Kbには、断面コの字状のビード部7Lfが設けられている。ビード部7Lfは、支持部材7Lに対して内側に窪むように成形されている。同様に、平板部分7Lcにも、ビード部7Lfが設けられている。
この変形例9の支持部材7Lによれば、ビード部7Lfによって補強されているので、変形例3と同様な利点が得られる。
(変形例10)
図26は、変形例10に係る支持部材をサイドインパクトビーム側から見た斜視図である。図26に示す支持部材7Mは、樹脂材料からなるブロック状をなしている。支持部材7Mの面7Maはサイドインパクトビーム6に沿い、支持部材7Mに対して面7Maと反対側の面7Mbは例えば接着剤、ねじ止め、溶接によってインナーパネル5に結合される。
(変形例11)
図27は、変形例11に係る支持部材をサイドインパクトビーム側から見た斜視図である。図27に示す支持部材7Nは、樹脂材料からなる略ブロック状をなしている。支持部材7Nの面7Naは、サイドインパクトビーム6に沿いように円弧状をなしており、例えば接着剤、ねじ止め、溶接によってサイドインパクトビーム6に結合される。支持部材7Nに対して面7Naと反対側の面7Nbはインナーパネルに沿う。
なお、上記した変形例1〜11の支持部材の態様は、第3の実施形態の支持部材にも適用可能である。
(変形例12)
図28は、変形例12に係る支持部材をサイドインパクトビーム面から見た斜視図である。図28に示す支持部材7Oは、第1の実施形態における支持部材7において、平板部分7d,7eの代わりにコの字状をなす平板部分7Od,7Oeを有している。
換言すれば、支持部材7Oは、車幅方向に隣り合う第1の部分7Of、第2の部分7Og、および第3の部分7Ohを有している。第1の部分7Ofは、平板部分7aと、平板部分7Od,7Oeの車高方向における長さが長い部分のうち、平板部分7a側の部分とを含んでいる。第2の部分7Ogは、平板部分7Od,7Oeの車高方向における長さが短い部分を含んでいる。また、第3の部分7Ohは、平板部分7Od,7Oeの車高方向における長さが長い部分のうち、平板部分7b,7c側の部分と、平板部分7b,7cとを含んでいる。すなわち、第1の部分7Ofは、サイドインパクトビーム6と隣り合うように設けられており、第2の部分7Ogの上端は、第1の部分7Ofおよび第3の部分7Ohの上端より車高方向に低くなっている。
この変形例12の支持部材7Oによれば、第2の部分7Ogの上端は、第1の部分7Ofおよび第3の部分7Ohの上端より車幅方向に低いので、第2の部分7Ogの上方に、窓を開けた状態においてドアガラス4を収納する領域を確保することができる。したがって、この変形例12の支持部材7Oを、第2の実施形態における支持部材7Aに代えて用いることが可能である。
なお、第2の実施形態の支持部材7Aおよび変形例12の支持部材7Oは、上記したようにバルク、絞り成形、およびビード部などによって補強されてもよく、上記したようにサイドインパクトビーム6に取り付けてもよい。また、第2の実施形態の支持部材7Aおよび変形例12の支持部材7Oには、樹脂材料が用いられてもよい。
(変形例13)
図29は、変形例13に係る支持部材を車両の前後方向から見た図である。図29に示す支持部材7Pは、第4の実施形態における支持部材7Cと同様に、クリップ型の部材であり、サイドインパクトビーム6に結合可能な構成となっている。支持部材7Pには、突出部7Paが設けられている。突出部7Paは、サイドインパクトビーム6に沿う円弧状の内面7Pbを有すると共に、このサイドインパクトビーム6を内面7Pbに導くための開口7Pcを有している。この開口7Pcの幅は、サイドインパクトビーム6の直径より小さい。突出部7Paの内面7Pbでサイドインパクトビーム6をホールドすることによって、支持部材7Pとサイドインパクトビーム6とが結合される。また、支持部材7Pに対して突出部7Paと反対側には、荷重受け部材9を導くための窪み7Pdが設けられている。支持部材7Pには、例えば樹脂材料などの弾性を有する材料が用いられる。
(変形例14)
図30は、変形例14に係る支持部材を車両の前後方向から見た図である。図30に示す支持部材7Qは、第4の実施形態における支持部材7Cおよび変形例13の支持部材7Pと同様に、クリップ型の部材であり、インナーパネル5およびサイドインパクトビーム6の両方に結合可能な構成となっている。そのために、支持部材7Qは、支持部材7Cにおける突出部7Cbと支持部材7Pにおける突出部7Paと有している。支持部材7Qには、例えば樹脂材料などの弾性を有する材料が用いられる。
(変形例15)
図31は、変形例15に係る支持部材を車両の前後方向から見た図である。図31に示す支持部材7Rは、第3の実施形態における支持部材7Bの代わりに用いることが可能である。支持部材7Rは、サイドインパクトビーム6に隣り合う面7Raを有している。支持部材7Rに対して面7Raと反対側には、突出部7Rbが設けられている。突出部7Rbは、支持部材7Rに対して面7Raと反対側に延びる柱状をなしており、その先端の直径はその他の部分の直径より大きい。支持部材7Rには、例えば樹脂材料が用いられる。
この変形例15の支持部材7Rによれば、荷重受け部材8に突出部7Rbの先端の直径より小さい孔を設け、この荷重受け部材8の孔に支持部材7Rの突出部7Rbを挿入することによって、支持部材7Rと荷重受け部材8とを簡易に結合可能である。
(変形例16)
図32は、変形例16に係る支持部材を車両の前後方向から見た図である。図32に示す支持部材7Sは、第3の実施形態における支持部材7Bの代わりに用いることが可能である。支持部材7Sは、支持部材7Rにおける突出部7Rbと支持部材7Pにおける突出部7Paとを有している。支持部材7Sには、例えば樹脂材料が用いられる。
この変形例16の支持部材7Sによれば、支持部材7Sと荷重受け部材8とを簡易に結合可能であり、かつ、支持部材7Sとサイドインパクトビーム6とを簡易に結合可能である。
本発明の第1の実施形態に係る車両用ドアを内面側から見た図である。 図1におけるII−II線に沿う車両用ドアの端面図である。 図1におけるIII−III線に沿う車両用ドアの端面図である。 図2に示す車両用ドアに入力される衝突荷重および車両用ドアに発生する引張荷重を説明するための図である。 図4に対応する従来の車両用ドアに入力される衝突荷重および従来の車両用ドアに発生する引張荷重を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る車両用ドアを内面側から見た図である。 図6におけるVII−VII線に沿う車両用ドアの端面図である。 図6におけるVIII−VIII線に沿う車両用ドアの端面図である。 本発明の第3の実施形態に係る車両用ドアを内面側から見た図である。 図9におけるX−X線に沿う車両用ドアの端面図である。 図9におけるXI−XI線に沿う車両用ドアの端面図である。 図10に示す車両用ドアに入力される衝突荷重および車両用ドアに発生する引張荷重を説明するための図である。 本発明の第4の実施形態に係る車両用ドアを内面側から見た図である。 図13におけるXIV−XIV線に沿う車両用ドアの端面図である。 図13におけるXV−XV線に沿う車両用ドアの端面図である。 支持部材とサイドインパクトビームとをインナーパネル側から見た斜視図である。 変形例1に係る支持部材をインナーパネル側から見た斜視図である。 変形例2に係る支持部材をサイドインパクトビーム側から見た斜視図である。 変形例3に係る支持部材をサイドインパクトビーム側から見た斜視図である。 図20(a)は、変形例4に係る支持部材をサイドインパクトビーム側から見た斜視図であり、図20(b)は、図20(a)における軸線X方向から見た支持部材を示す図である。 変形例5に係る支持部材をサイドインパクトビーム側から見た斜視図である。 変形例6に係る支持部材をサイドインパクトビーム側から見た斜視図である。 変形例7に係る支持部材をサイドインパクトビーム側から見た斜視図である。 変形例8に係る支持部材をサイドインパクトビーム側から見た斜視図である。 変形例9に係る支持部材をサイドインパクトビーム側から見た斜視図である。 変形例10に係る支持部材をサイドインパクトビーム側から見た斜視図である。 変形例11に係る支持部材をサイドインパクトビーム側から見た斜視図である。 変形例12に係る支持部材をサイドインパクトビーム側から見た斜視図である。 変形例13に係る支持部材を車両の前後方向から見た図である。 変形例14に係る支持部材を車両の前後方向から見た図である。 変形例15に係る支持部材を車両の前後方向から見た図である。 変形例16に係る支持部材を車両の前後方向から見た図である。
符号の説明
1,1A,1B,1C…車両用ドア、2…アウターパネル、3…ドアフレーム、4…ドアガラス、5…インナーパネル、6…サイドインパクトビーム、6a…パイプ、6b,6c…ブラケット、7,7A,7B,7C…支持部材、8,9…荷重受け部材、Fa…衝突荷重、Fb,Fc…引張荷重、Fd…反力。

Claims (3)

  1. アウターパネルと、
    前記アウターパネルの内面側に設けられているインナーパネルと、
    前記アウターパネルと前記インナーパネルとの間に設けられているサイドインパクトビームと、
    前記インナーパネルと前記サイドインパクトビームとの間に設けられており、前記インナーパネルおよび前記サイドインパクトビームのうち少なくともいずれか一方に結合されている支持部材と、
    を備える、車両用ドア。
  2. 前記支持部材は、車幅方向に隣り合う第1の部分と第2の部分とを有しており、前記第1の部分が前記サイドインパクトビームと隣り合うと共に、前記第2の部分の上端が前記第1の部分の上端より車高方向に低い位置となるように構成されていることを特徴とする、
    請求項1に記載の車両用ドア。
  3. アウターパネルと、
    前記アウターパネルの内面側に設けられているインナーパネルと、
    前記アウターパネルと前記インナーパネルとの間に設けられているサイドインパクトビームと、
    前記インナーパネルと前記サイドインパクトビームとの間に前記インナーパネルと離間して設けられており、その両端部が前記インナーパネルおよび前記サイドインパクトビームのうち少なくともいずれか一方に結合されている荷重受け部材と、
    前記荷重受け部材と前記サイドインパクトビームとの間に設けられており、前記荷重受け部材および前記サイドインパクトビームのうち少なくともいずれか一方に結合されている支持部材と、
    を備える、車両用ドア。

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