JP2007175812A - 工作機械の主軸装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】主軸13の内部に収容されたプルロッド21にミスト供給路21aを設け、該ミスト供給路21aの下流側に開閉弁31を配設する。開閉弁31の本体31aに弾性変形可能な弁体31bを一体に形成する。弁体31bを主軸13の回転時の遠心力又は前記供給路21a内のミストの圧力が所定圧力以上となった場合に開放されるように構成する。主軸13が回転されるとほぼ同時に開閉弁31の弁体31bが開弁状態となりミスト供給路21a内のミストが工具ホルダ16のミスト供給路16bから工具の中心部に形成したミスト供給路を通してワークの加工部に供給され、加工部の潤滑と冷却が適時に行われる。
【選択図】図1
Description
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3において、前記開閉弁の本体の後端部外周には、主軸の内部に該開閉弁を装着するためのフランジ部が一体に形成されていることを要旨とする。
最初に、主軸装置の構成を図5に基づいて説明する。
図1及び図5に示すように、前記プルロッド21の先端部には、開閉弁31が装着されている。前記プルロッド21は、本体32と、その先端部に形成されたネジ孔32aに螺合された雄ネジ部33aを有する作動筒33とにより分割形成されている。前記作動筒33には、前記クランプ機構Kの鋼球22を係合するための係合孔33bが形成されている。図1に示すように前記主軸13の軸孔13aの先端部には、前記鋼球22と対応するように段差部13dが形成されている。図3に示すように前記本体32及び作動筒33が皿バネ24(図5参照)の弾性力に抗して前方へ移動された状態では、前記鋼球22が段差部13dに落ち込み、工具ホルダ16(図1参照)のプルスタッド16aが作動筒33の内部に進入可能に構成されている。そして、図3において、作動筒33内に工具ホルダ16のプルスタッド16aを挿入した状態で、前記本体32及び作動筒33が前記皿バネ24によって後方に移動されると、図1に示すように前記鋼球22によりプルスタッド16aが引き込まれて工具ホルダ16が所定の位置にクランプされるようになっている。
図5に示すように、主軸装置の主軸13が停止され、開閉弁31が閉弁された状態において、前記ミスト発生装置29が作動されて電磁開閉弁30が開弁位置に切り換えられると、ミストが配管28及び回転継手27を介して開閉弁31の上流側のミスト供給路21a内に供給される。この状態で、ワークの加工を開始するため、主軸装置の主軸13がビルトインモータ14によって回転されると、開閉弁31もプルロッド21とともに一体に回転される。この開閉弁31が回転されると、弁体31bに遠心力が作用され、ミストの圧力が所定圧以上になっているため、弁体31bが閉弁状態から開弁状態に変形され、ミスト供給路21a内のミストが工具ホルダ16のミスト供給路16b及び工具15のミスト供給路15aから外部に噴射され、工具15によるワークの加工部にミストが供給され、加工部の冷却と潤滑が行われる。
(1)上記実施形態では、前記プルロッド21の内部に形成した一系統のミスト供給路21aの先端部に開閉弁31を収容したので、開閉弁31の通路断面積を大きく設定することができ、ミスト供給路21aのミストの流路抵抗を低減してミストを効率良く加工部に供給することができる。又、開閉弁31の弁体31bが主軸13の回転による遠心力又はミスト発生装置29により供給されるミストの圧力が所定圧力以上となった場合に弾性復元力に抗して閉弁状態から開弁状態に変形されるようにした。このため、主軸13を回転するとほぼ同時に、又はミスト発生装置29により供給されるミストの圧力が所定圧力以上となった場合に開閉弁31を開弁状態にすることができ、ワークの加工部に適時にミストを供給することができ、加工開始後の潤滑不足を解消して工具15の破損やワークの加工精度の不具合を防止でき、ワークの加工作業を適正に行うことができる。
・ 図6に示すように、開閉弁31の弁体31bにウエイト34を埋設してもよい。この実施形態では、弁体31bが開弁状態のとき弁体31bの外周面が作動筒33の内周面に接触する位置まで変形されるので、弁体31bの通路断面積を増大することができる。
・ 図示しないが、前記開閉弁31の弁体31bの形状は、実施形態のような扁平形状のものに限らず、開閉できる他の形状や、他の構成にしてもよい。
・ 開閉弁31の弁体31bが圧力と無関係に開閉弁31に作用する遠心力によってのみ開弁状態となるように構成してもよい。
Claims (4)
- ハウジングの内部に軸受を介して工具ホルダを装着する嵌合孔を有する主軸を回転可能に支持し、該主軸の内部に対し前記嵌合孔に開口するミストの供給路を一系統設け、該供給路の下流側に開閉弁を配設し、該開閉弁を主軸の回転時の遠心力又は前記供給路内のミストの圧力が所定圧力以上となった場合に開放可能に構成したことを特徴とする工作機械の主軸装置。
- 請求項1において、前記開閉弁は弾性材料により形成された筒状の本体と、該本体の先端部に開閉可能に一体に形成され、かつ常には弾性復元力により閉弁状態に保持され、主軸の回転時の遠心力又は前記供給路内のミストの圧力が所定圧力以上となった場合に閉弁状態から弾性復元力に抗して開弁状態に変形する弁体とにより構成されていることを特徴とする工作機械の主軸装置。
- 請求項2において、前記弁体には、主軸の回転時の遠心力により該弁体の開弁動作を促進するウエイトが設けられていることを特徴とする工作機械の主軸装置。
- 請求項2又は3において、前記開閉弁の本体の後端部外周には、主軸の内部に該開閉弁を装着するためのフランジ部が一体に形成されていることを特徴とする工作機械の主軸装置。
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JP2005376612A JP4820166B2 (ja) | 2005-12-27 | 2005-12-27 | 工作機械の主軸装置 |
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CN114833601A (zh) * | 2022-06-15 | 2022-08-02 | 广东仕兴鸿智能装备有限公司 | 一种快速更换刀具的多主轴数控机床 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000000736A (ja) * | 1998-06-12 | 2000-01-07 | Nissan Motor Co Ltd | クーラント供給装置および供給方法 |
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- 2005-12-27 JP JP2005376612A patent/JP4820166B2/ja not_active Expired - Fee Related
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