JP2007175360A - 平衡感覚運動具 - Google Patents

Abstract

【課題】安全にトレーニングを行うことができる簡便な平衡感覚運動具を得る。
【解決手段】合成樹脂から成る基盤１の上に４個の金属製コイルスプリング２を介して合成樹脂材の踏板３が水平に取り付けられている。使用者は踏板３上に乗って、踏板３の端にコイルスプリング２の弾性力に抗して体重を交互に掛けて踏板３を踏み込み、コイルスプリング２の反発力により身体の平衡をとるように体重移動を行う。
【選択図】図１

Description

本発明は、運動機能の平衡感覚を養成する平衡感覚運動具に関するものである。

使用者が踏板に乗ってバランスを取る運動具は、例えば特許文献１のように種々知られている。

バランス感覚と足腰の強化は、各種スポーツの基本的な問題である。例えば、サーフィン、スノーボード、スキー、体操等のスポーツは、特にバランス感覚や反射神経が要求される。しかし、これらのスポーツだけでなく、他の球技を扱うスポーツでも、強い足腰や機敏な動作が要求される。また、一般人においても、平衡感覚を養成することは、体力養成や老化予防などの観点からも必要である。

特開２００１−３２７６２６号公報

このような運動機能の平衡感覚を養成する運動具は、特許文献１以外にも、半球の断面に板を張りその板の上に乗る運動具、ボールの上に乗りバランスをとるもの、平均台等がある。

しかし、従来のこれらの運動具は老人等への安全性の配慮が、稍々欠けている等の問題がある。

本発明の目的は、安全にトレーニングを行い得る簡便な平衡感覚運動具を提供することにある。

上述の目的を達成するための本発明に係る平衡感覚運動具の技術的特徴は、基盤上に複数個のコイルスプリングを取り付け、これらのコイルスプリング上に踏板を水平に取り付けたことにある。

本発明に係る平衡感覚運動具によれば、老若男女を問わず、バランス感覚、反射神経、柔軟性を養うことができ、腰痛などに効果があり、更には老化防止効果がある。

本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図１は斜視図、図２は平面図を示し、例えば合成樹脂から成る円板状の基盤１の上に弾発性を有する４個のコイルスプリング２が固定されている。そして、これらのコイルスプリング２に支えられて合成樹脂材の円板状の踏板３が水平に取り付けられている。コイルスプリング２は金属製で踏板３の中心に対し等角度で配置されている。

コイルスプリング２は大人の使用者が踏板３に乗っても押し潰されることはなく、また１個又は２個のコイルスプリング２に体重を掛けても、押し潰されて弾性を失うことはない程度の強度を有している。

なお、基盤１、踏板３は木製であっても、勿論支障はない。また、コイルスプリング２の数も４個に限定されることはない。

使用に際しては、使用者は踏板３上に乗って、コイルスプリング２の弾性力に抗して踏板３の端に体重を交互に掛けて踏板３を踏み込み、コイルスプリング２の反発力に対し身体の平衡をとるように体重移動を行う。これにより平衡感覚が養われる。

また、左右の足で交互に踏板３を踏み込むことを繰り返せば、足腰の鍛錬にもなる。

斜視図である。 平面図である。

符号の説明

１ 基盤
２ コイルスプリング
３ 踏板

Claims (3)

1. 基盤上に複数個のコイルスプリングを取り付け、これらのコイルスプリング上に踏板を水平に取り付けたことを特徴とする平衡感覚運動具。
2. 前記コイルスプリングは等角度に４個配置したことを特徴とする請求項１に記載の平衡感覚運動具。
3. 前記基盤及び踏板は円板としたことを特徴とする請求項１又は２に記載の平衡感覚運動具。

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