JP2007175311A - 貸出機の開錠管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】貸出機からの情報により取得した金額と、実際に回収した金額とに食い違いがあった場合に、少なくとも、紛失のきっかけとなった貸出機の特定と、当該特定された開閉蓋の開放時刻との履歴情報を記憶しておくことで、金銭の紛失の経緯を特定する。
【解決手段】既存の貸出機18の開閉蓋26に管理装置30を取り付けることで、開閉蓋26を開放した従業員とその時刻を履歴として管理することができ、回収した紙幣の紛失に関する追跡調査が可能となる。この管理装置30は、遮蔽扉34が開放しているときにしか、開閉蓋26からの着脱ができない構造となっているため、不正に取り外されるようなことはない。
【選択図】図3

Description

本発明は、パチンコ機やパチスロ機が多数設置される遊技店に設定され、当該パチンコ機に用いるパチンコ球や、パチスロ機に用いるメダル等の遊技媒体を貸し出すための貸出機に用いられ、遊技媒体を貸し出したときの対価を回収するときに開放する開閉蓋の開錠状態を管理するための貸出機の開錠管理装置に関するものである。
一般に、パチンコ機やパチスロ機等の遊技台を設置する遊技店では、遊技者が着座したままパチンコ球やメダル等の遊技媒体を貸し出し可能なように、並設される遊技台の間に貸出機を設置している。この貸出機は、遊技台に挟まれた状態で設置されるため、通称「サンド」と称される場合がある。
このような貸出機は、プリペイドカードはもちろん、現金(主として紙幣)にも対応可能であり、紙幣が投入されると、それに見合う遊技媒体を払い出す(貸し出す)ことができる。
この場合、投入された紙幣は、束ねられるように貸出機を所定の領域に保存されることになる。
基本的に、貸出機はその外観が幅細であり、容積的にも小さいため、紙幣の保存スペースも小さい。このため、保存した紙幣は、1日数回の単位で回収する必要があり、貸出機の前面には、前記紙幣の保存スペースに対応して、単純な施錠機構がついた開閉蓋が取り付けられている。
従業員は、ほとんど全てに共通の鍵によって開閉蓋を開放し、保存されている紙幣を回収することになる。
一方、ホールコンピュータには、それぞれの貸出機から、ネットワークを介して、投入された紙幣の数(金額)の情報が入力されており、この情報に基づく金額と、実際に回収した紙幣に基づく金額とを照合している。
しかしながら、この照合の際、金額があわないと、何時、どの貸出機の紙幣が紛失しているかまでは把握できず、紛失の経緯をたどることができない。また、会周した従業員も業務管理日誌等にたよるしかなく、正確な情報とは言えない。
本発明は上記事実を考慮し、貸出機からの情報により取得した金額と、実際に回収した金額とに食い違いがあった場合に、少なくとも、紛失のきっかけとなった貸出機の特定と、当該特定された開閉蓋の開放時刻との履歴情報を記憶しておくことで、金銭の紛失の経緯を特定することができる貸出機の開錠管理装置を得ることが目的である。
本発明は、パチンコ球やメダルを含む遊技媒体を貸し出すための貸出機による貸出しによって蓄積される回収するための開閉蓋を遮蔽する遮蔽板と、前記遮蔽板を開錠する開錠手段と、個人情報が入力する入力インタフェースを備え、当該入力インタフェースを介して予め登録された個人情報が入力された場合に、前記開錠手段を作動させる開錠制御手段と、前記開錠制御手段が作動したときの個人情報と時刻情報とを管理する管理制御手段と、少なくとも個人情報が登録された記憶部を備え、前記入力インタフェースとの電気的接続可能とされた個人情報記録媒体と、を有している。
本発明によれば、入力インタフェースに対して、個人情報記録媒体が電気的接続されると、この個人情報記録媒体の記憶部に記憶された個人情報が開錠制御手段に入力され、予め登録された個人情報との照合の結果合致すると、開錠手段を制御して、遮蔽板を開放可能とする(あるいは開放する)。
これにより、開閉蓋が露出し、開閉蓋を所定の鍵で開放することができる。
ところで、管理制御手段では、開錠制御手段が作動したときの個人情報と時刻情報とを管理する。この個人情報と時刻情報とは、例えば開錠制御手段自身で記憶しておいてもよいし、ホールコンピュータへネットワークを介して送信するようにしてもよい。
基本的に遮蔽板が開放可能(あるいは開放する)ということは、開閉蓋が開放されたと判断でき、この開閉蓋の開放時刻と個人情報とによって、何時、誰が開閉蓋を開放したかを確実な情報として認識することができる。
また、本発明において、前記入力インタフェースが、無線通信によって情報を取得するRFIDシステムであり、前記個人情報記録媒体が、記憶部としてのICチップを備えたICタグが埋設されたICカードであることを特徴としている。
RFIDシステムを用いることで、物理的に非接触でICカードと入力インタフェースとを電気的接続状態とすることができる。言い換えれば、例えば、JRの「Suica」(登録商標)の如く、ICカードをかざすことで、個人情報を入力インタフェース側へ送信することができる。
また、本発明において、前記入力インタフェースが、磁気読取ヘッドを備えた磁気情報読取装置であり、前記個人情報記録媒体が、帯状の磁気記録媒体を前記記憶部として設けられた磁気カードであることを特徴としている。
入力インタフェースとの電気的な接続の実施態様として、磁気カードを用いることができる。例えば、磁気カードを遮蔽板に直接、あるいは別の場所(近傍)に設けたカードスロットに装填する(差し込んだり、スリット内でスライドさせる動作)ことで、磁気カード上の個人情報を入力インタフェースで読み取ることができる。
さらに、本発明において、前記遮蔽板が前記開閉蓋であり、前記開錠手段の作動による開閉蓋が開放することを特徴としている。
一般的に開閉蓋は、既存の貸出機における構成部品の一部であり、これに追加して本発明の開錠管理装置を取り付けることが前提であるが、貸出機を新たに設計する場合には、開閉蓋そのものを遮蔽板とする、言い換えれば、個人情報の受け渡しの下で開閉蓋を開放するようにする。このような構成であっても、開閉蓋の開錠管理を確実に行うことができる。
以上説明した如く本発明では、貸出機からの情報により取得した金額と、実際に回収した金額とに食い違いがあった場合に、少なくとも、紛失のきっかけとなった貸出機の特定と、当該特定された開閉蓋の開放時刻との履歴情報を記憶しておくことで、金銭の紛失の経緯を特定することができるという優れた効果を有する。
図1には、遊技店(以下、「ホール」という)における、各遊技機10の稼動情報を管理するネットワークシステム12が示されている。
遊技機10には、それぞれ図示しないインタフェースが取り付けられており、遊技機用ネットワーク14を介して、ホールコンピュータ16と接続されている。この遊技機用ネットワーク14により、各遊技機10における所謂遊技媒体の収支の情報(パチンコ機の場合はパチンコ球の払出数と回収数との比率をいい、パチスロ機の場合はメダルの払出数と回収数との比率をいう。以下、総称して「出球率情報」という)がホールコンピュータ16へ送出されるようになっている。
これにより、ホールコンピュータ16では、ホール内の全ての遊技機10の出球率情報を一括管理することができ、例えば、次営業時の遊技機の調整の基準とする。
図2に示される如く、遊技機10と遊技機10との間には、貸出機18が配設されている。構成上、遊技機10の間に挟まれているため、この貸出機18は「サンド」と呼称する場合がある。
貸出機18は、遊技機10がパチンコ機の場合はパチンコ球を貸し出し、遊技機10がパチスロ機の場合にはメダルを貸し出す。以下、パチンコ球やメダルを総称して、「遊技媒体」という。
貸出機18の上部には、プリペイドカード挿入口20が設けられており、予めプリペイドカードを購入した遊技者は、当該プリペイドカードをプリペイドカード挿入口20に挿入し、所定の操作をすることで、残数に応じた遊技媒体が貸し出されるようになっている。なお、貸出機18が遊技機10と1:1で対応している場合は、貸出機18から対応する遊技機10に球貸信号を送出することで、遊技機10に設けられた払出装置が作動して遊技媒体を払い出す。
一方、貸出機18が遊技機10と連動していない場合は、貸出機18に設けられた遊技媒体の払出口から遊技媒体が払い出されるようになっている。
前記プリペイドカード挿入口20の下部には、紙幣挿入口22が設けられている。この紙幣挿入口22を設けることにより、プリペイドカードを持っていない遊技者、あるいはプリペイドカードの残数がなくなってしまった遊技者が、プリペイドカードを購入するために離席することなく、着座したまま紙幣を投入することで遊技媒体の貸し出しを可能としている。
投入された紙幣は、貸出機18内に回収され、貸出機18の下部の回収領域(図示省略)に回収されるようになっている。
また、貸出機18は、図1に示される如く、それぞれ貸出機用ネットワーク24を介してホールコンピュータ16に接続されている。これにより、ホールコンピュータ16には、遊技媒体の貸し出し数や、紙幣の回収数等の貸出情報が集約され、一括管理されるようになっている。
ところで、貸出機18は、構造上、容積が小さいため、蓄積する紙幣の数にも限度がある。このため、一般的には、1日数回の単位で、蓄積した紙幣を回収する必要がある。この回収は、人手により実行される。
図3に示される如く、貸出機18の下部には、紙幣が蓄積された回収領域と連通する開口部を閉塞する開閉蓋26が設けられている。開閉蓋26には、鍵前(図3では、鍵穴部28を図示)が設けられ、所定の鍵によって開放可能となっている。紙幣の回収時には、例えば、従業員が所定の鍵(一般には、全ての貸出機18の鍵穴に共通の鍵)を持参して、1台ずつ開閉蓋26を開放して回収していく。
回収された紙幣の枚数は、予め前記貸出機用ネットワーク24(図1参照)を介してホールコンピュータ16に貸出情報の一部として集約された情報に基づく金額と照合する。
ここで、従来の管理体制では、この照合の結果が不一致の場合、追跡調査ができなかった。そこで、本実施の形態では、前記開閉蓋26の開放時の時刻や開放した従業員を特定する管理装置30を設けた。
図3に示される如く、管理装置30は、前記開閉蓋26の前面に取り付けられている。
管理装置30は、その外形が、矩形の箱状で、四辺に壁部が形成された本体32と、この本体32の開口部32Aを遮蔽する板状の遮蔽扉34とで構成されている。
遮蔽扉34は、本体32の一方の長辺に図示しない蝶番を介して取り付けられ、当該蝶番を介して回転することで、本体32の開口部32Aを遮蔽する位置、並びに開放する位置の少なくとも2位置を取り得る構成となっている。
本体32には、ロック機構部36が配設されており、このロック機構部36によって、通常は遮蔽扉34は、開口部32Aを遮蔽する位置に保持されており、後述する開錠指示によって、保持が解除されるようになっている。保持が解除されているときは、例えば、手動により開放が可能となり、その後、再度遮蔽すると、自動的に保持が再開し、次の開錠指示まで開放しない。
なお、ロック機構部36は、単純にソレノイドのオン・オフによってフックを掛け止め、あるいは掛け止めを解除するような単純は構成であってもよい。
本体32の底板には、前記開閉蓋26に設けられた鍵穴部28に対向する位置に円孔32Bが設けられている。また、この底板には、3箇所にビス38が通過する小孔32Cが設けられ、本体32と開閉蓋26を密着させた状態で、ビス38をこの小孔32Cを貫通させ、開閉蓋26に螺合することで、管理装置30を開閉蓋26へ固定することができる構成となっている。この固定時に、前記円孔32Bから鍵穴部28が露出することになる。
なお、開口部32Aが遮蔽扉34によって閉塞されているときは、ビス38も隠れるため、取り外しが不可能な状態となる。
また、本体32の内部には、RFIDシステム40(図4参照)が搭載されたID管理部42と、照合したIDを管理する管理制御部44とが設けられている。前記ロック機構部36は、ID管理部42から出力される開錠指示信号に基づいて動作(開錠)するようになっている。
この開錠動作によって、遮蔽扉34が開放すると、前記鍵穴部28が露出するため、従業員は所定の鍵を用いて開閉蓋26を開放し、内部の紙幣を回収することが可能となる。
図4には、前記ID管理部42と管理制御部44との制御を機能的に示したブロック図が示されている。
ID管理部42には、前述の如くRFIDシステム40が搭載されている。RFIDシステム40は、送信部46と受信部48と設けられ、送信部46には、発振器50が接続されている。このため、送信部46は、発振器50によって発振した所定の周波数の電波を生成し、アンテナ52を介して所定の領域に電波を発信する。
この所定の領域内に前記所定の周波数の電波によって起動する無線タグ54が存在することで、無線タグ54に設けられたメモリ56に予め記憶された個人情報(ID情報)に関する電波が送信され、これをアンテナ52を介して受信部48で受信する構成となっている。
無線タグ54は、ICカード58に埋め込まれており、予め所持するホールの従業員を特定する個人情報(ID情報)が前記メモリ56に記憶されるようになっている。
受信部48によって受信した電波は、ID取得部60に送出され、ID情報に解析された後、照合部62へ送られる。
照合部62には、登録IDメモリ64が接続されており、ID取得部60から入力されたID情報が、予め登録されているID情報と一致するか否かを判断する。すなわち、複数の従業員のそれぞれを特定するID情報を登録IDメモリ64に登録しておくことで、ICカード58の所持者として適性か否かが判断される。
照合部62は、開錠指示部66、及び管理制御部44の管理情報生成部68に接続されている。ここで、照合部62での照合の結果、ID情報が一致した場合には、開錠指示部66に開錠許可信号が送出され、並びに管理情報生成部62に、照合部62で一致したID情報が送出されるようになっている。
開錠指示部66では、開錠許可信号の入力に基づき、前述したようにロック機構部36へ開錠指示信号を出力する。
一方、管理情報生成部68には、クロック70が接続されている。この管理情報生成部68にID情報が入力されると、当該ID情報と、ID情報が管理情報性精部に入力した時刻とで構成される紙幣管理情報が生成され、管理情報出力部72へ送出する。
管理情報出力部72では、I/F74を介して、貸出機用ネットワーク24を通じてホールコンピュータ16へ紙幣管理情報(ID情報と時刻)を送出する。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
図5は、貸出機18に取り付けられた管理装置30における遮蔽扉34の開錠制御の流れを示すフローチャートである。
ステップ100では、送信部46において、所定の周波数の電波の発信を開始し、次いでステップ102へ移行して受信部48で返信電波を受信したか否かが判断される。
このステップ102で肯定判定、すなわち電波を受信すると、ステップ104へ移行して受信した電波からID情報を抽出する。また、ステップ102で否定判定された場合には、後述するステップ120へ移行する。
次のステップ104での処理の後、ステップ106では、登録IDメモリ64から登録されているID情報を読み出し、次いでステップ108へ移行して、抽出したID情報が登録しているID情報の中に存在するか否かの照合を行い、ステップ110へ移行する。
ステップ110では、前記照合の結果、一致したか否かが判断され、肯定判定されるとステップ112へ移行する。また、ステップ110で否定判定された場合には、後述するステップ120へ移行する。
ステップ112では、ロック機構部36に対して開錠信号を出力する。これにより、ロック機構部36では、遮蔽扉34を開放する(あるいは開放を可能とする)。
遮蔽扉34が開放すると、貸出機18の開閉蓋26に取り付けられている鍵穴部28が露出するため、この鍵穴部28へ所定の鍵を挿入し回転操作等を行うことで、開閉蓋26を開放することができる。この結果、紙幣の回収が可能となる。
前記ステップ112で開錠信号を出力した後、次のステップ114では、このときの時刻を取り込み、次いでステップ116へ移行してIDと時刻とをセットにして紙幣管理情報を生成する。
次のステップ118では、生成された紙幣管理情報をホールコンピュータ16へ送信し、ステップ120へ移行する。
ステップ120には、前記ステップ102で否定判定、あるいはステップ110で否定判定した場合にも移行し、このステップ120では営業が終了(例えば、1日の営業が終了)したか否かが判断され、否定判定された場合には、ステップ102へ戻り、上記工程を繰り返す。すなわち、営業時間中は常に継続されることになる。なお、営業が終了とは、ホールの閉店のみならず、メイン電源をオフしたときを含む。従って、回収が閉店後、相当の時間が経過した後であっても、電源が投入されている限りこの処理は有効である。
また、ステップ120で肯定判定された場合には、ステップ122へ移行して電波の発信を停止して、このルーチンは終了する。
次に、図6はホールコンピュータ16における貸出機管理制御の流れを示しており、ステップ150では従業員IDを登録する。すなわち、従業員は時間毎に交代する場合があり、この交代に応じてIDの登録を更新する必要がある。
次のステップ152では、各貸出機18へ登録したIDを送信する。貸出機18では、このID情報を登録IDメモリ64に逐次更新記憶する。
次のステップ154では、貸出情報(この中に、紙幣管理情報も含まれる)が入力したか否かが判断され、肯定判定された場合には、ステップ156へ移行してデータベース化処理後、ステップ158へ移行する。また、ステップ154で否定判定された場合は、ステップ158へ移行する。
ステップ158では、従業員の交代があったか否かが判断され、肯定判定されると、ステップ150へ戻り、ID情報の登録を実行する。
また、ステップ158で否定判定の場合には、ステップ160へ移行して営業終了か(1日の営業時間の終了か)否かが判断される。このステップ160で否定判定の場合には、ステップ154へ戻り、上記工程を繰り返す。すなわち、営業時間中は常に継続されることになる。なお、営業が終了とは、ホールの閉店のみならず、メイン電源をオフしたときを含む。従って、回収が閉店後、相当の時間が経過した後であっても、電源が投入されている限りこの処理は有効である。
また、ステップ160で肯定判定されると、ステップ162へ移行してデータベースの集計管理を実行する。
次のステップ164では、集計管理したデータベースから紙幣枚数情報を読み出し、次いでステップ166へ移行して紙幣枚数を出力(表示)する。なお、出力は、プリントアウトであってもよい。
次のステップ168では、その他の情報(所謂出球管理)処理を実行し、このルーチンは終了する。
ここで、紙幣枚数の出力により、管理者は、ホール内の貸出機18から回収されてくる紙幣との照合を図ることになるが、このとき、情報に基づく枚数と、実際に回収された紙幣枚数とに差があった場合、従来は、その追跡調査が全く行うことができず、いつどこで紛失したかの特定ができなかった。
しかし、本実施の形態では、各貸出機18の開閉蓋26を開放する際に、ICカード58をかざして遮蔽扉34を開放しなければ開閉蓋26の開放ができないため、開閉蓋26の開放時のID情報と時刻が認識できている。従って、例えば、貸出機18毎の紙幣の枚数を個別に照合することで、紛失した貸出機を特定することができ、かつかなりの高い確率で開閉蓋26を開放した従業員と特定することができるため、紛失の追跡調査が可能となる。
このように本実施の形態では、既存の貸出機18の開閉蓋26に管理装置30を取り付けることで、開閉蓋26を開放した従業員とその時刻を履歴として管理することができ、回収した紙幣の紛失に関する追跡調査が可能となる。
この管理装置30は、遮蔽扉34が開放しているときにしか、開閉蓋26からの着脱ができない構造となっているため、不正に取り外されるようなことはない。
なお、本実施の形態では、管理装置30を既存の貸出機18に取り付けることを前提としたが、貸出機18を新たに設計、製造する場合には、開閉蓋26自体をICカード58で開放する構成とすれば、さらに構成部品を簡略化することができる。
また、本実施の形態では、入力インタフェースとしてRFIDシステムを用いたが、磁気カードを用いたID情報の伝達手段を用いてもよい。また、キーワードや暗証番号の入力であってもよい。
さらに、ホールコンピュータ16によって紙幣枚数を一括管理するようにしたが、個々の貸出機18毎に投入枚数を記憶しておき、その場で照合するようにしてもよい。
また、図7に示される如く、ホール内の島90の単位で、各遊技機10間に設けた貸出機18に入金した紙幣をベルトコンベア92等によって、島端まで搬送し、一括して回収する島金庫94が存在する場合は、この島金庫94に対して、上記管理装置30を設けるようにしてもよい。
本実施の形態に係るホール内のネットワークシステム構築図である。 ホール内に設置される遊技機と貸出機との関係を示す正面図である。 貸出機に取り付けられる管理装置の斜視図である。 管理装置による制御を機能的に示したブロック図である。 本実施の形態に係る管理装置の動作の流れを示す制御フローチャートである。 本実施の形態に係るホールコンピュータの動作の流れを示す制御フローチャートである。 遊技機の島単位で島金庫が設けられている場合に、島金庫に管理装置の設置した場合の平面図である。
符号の説明
10 遊技機
12 ネットワークシステム
14 遊技機用ネットワーク
16 ホールコンピュータ
18 貸出機
20 プリペイドカード挿入口
22 紙幣挿入口
24 貸出機用ネットワーク
26 開閉蓋
28 鍵穴部
30 管理装置
32 本体
32A 開口部
34 遮蔽扉(遮蔽板)
36 ロック機構部(開錠手段)
32B 円孔
38 ビス
32C 小孔
40 RFIDシステム(入力インタフェース)
42 ID管理部(開錠制御手段)
44 管理制御部(管理制御手段)
46 送信部
48 受信部
50 発振器
52 アンテナ
54 無線タグ(個人情報記録媒体)
56 メモリ(個人情報記録媒体)
58 ICカード(個人情報記録媒体)
60 ID取得部
62 照合部
64 登録IDメモリ
66 開錠指示部
68 管理情報生成部
70 クロック
72 管理情報出力部
74 I/F

Claims (4)

  1. パチンコ球やメダルを含む遊技媒体を貸し出すための貸出機による貸出しによって蓄積される回収するための開閉蓋を遮蔽する遮蔽板と、
    前記遮蔽板を開錠する開錠手段と、
    個人情報が入力する入力インタフェースを備え、当該入力インタフェースを介して予め登録された個人情報が入力された場合に、前記開錠手段を作動させる開錠制御手段と、
    前記開錠制御手段が作動したときの個人情報と時刻情報とを管理する管理制御手段と、
    少なくとも個人情報が登録された記憶部を備え、前記入力インタフェースとの電気的接続可能とされた個人情報記憶媒体と、
    を有する貸出機の開錠管理装置。
  2. 前記入力インタフェースが、無線通信によって情報を取得するRFIDシステムであり、
    前記個人情報記録媒体が、記憶部としてのICチップを備えたICタグが埋設されたICカードであることを特徴とする請求項1記載の貸出機の開錠管理装置。
  3. 前記入力インタフェースが、磁気読取ヘッドを備えた磁気情報読取装置であり、
    前記個人情報記録媒体が、帯状の磁気記録媒体を前記記憶部として設けられた磁気カードであることを特徴とする請求項1記載の貸出機の開錠管理装置。
  4. 前記遮蔽板が前記開閉蓋であり、前記開錠手段の作動による開閉蓋が開放することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の貸出機の開錠管理装置。

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