JP2007175001A - 捕捉殺蜂具 - Google Patents

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英男 山路
Kazuya Nishimura
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Abstract

【課題】スズメバチの捕捉殺蜂具の形状・構造を、作られた巣の場所・状態によく合わせて安全確実に捕捉、殺蜂することができる捕捉殺蜂具を提供する。
【解決手段】複数段にスライド伸縮するロッド11と、先段のロッド11aの先端に設けられた殺虫剤噴霧のノズル13と、この先段のロッド11aと二段目ロッド11b間のスライドをロックするロックナット12の両側に固定されU字状に延びる支持線19と、この支持線19の先端に固着した板材を断面U字状に形成したブラケット21と、このブラケット21の対向面間に渡し設けたピン23と、このピン23に揺動可能に装填したトーションスプリング22と、このトーションスプリング22の各端部から延長してU字状に湾曲させたバタフライ状の枠体24と、このバタフライ状の枠体24に巡らせて取付けた捕捉網25とからなり、上記バタフライ状の枠体の開き角を、120〜330度の範囲で自在に変化可能で、上記バタフライ状の枠体24の大きさを変えている。
【選択図】図1

Description

この発明は、蜂および蜂の巣を捕捉し殺蜂する治具に関する。
蜂とりわけスズメバチは、集団で人を襲い、ときには人命に係わる事故が発生し、その対策として保健所などでスズメバチの巣を捕捉・殺蜂する活動も展開されており、この蜂の巣を捕捉・殺蜂するための治具として特許文献1および2に示すものがある。
特開平10−276653号公報(要約および選択図面)
特開2004−222696号公報(要約および選択図面)
上記特許文献1は、外筒の中に嵌められた内筒がスライド伸縮可能になり、そのロッドの先端に殺虫剤を噴霧するノズルを設けたものであり、特許文献2は、ロッドの先端に拡縮可能の骨組みを設け、この骨組みに捕捉網を取付けたもので、離れたところから蜂の巣を捕捉、または殺蜂しようとするものである。
上記特許文献1では、殺虫剤を噴霧する前にスズメバチの攻撃を受ける恐れがあり、噴霧したとしても全体が開放されているので、殺虫剤の噴霧から逃れたスズメバチがおそってくる可能性が十分にある。
また、特許文献2は、拡・縮可能の骨組みは、遠心的・求心的に拡縮するものである。実際、スズメバチが営巣する場所は図6に示すように軒下のスミ部、さらに詳しくは軒裏と壁が突き合うコーナーであるから、特許文献2のものでは軒下のスミ部に沿うように拡縮しないので蜂の巣を安全、確実に捕捉できるものとはいえない。
さらにまた、上記先行技術では蜂の巣を捕捉することと、殺虫剤の噴霧ノズルを蜂の巣に刺し込み殺蜂することとを、それぞれ別個に行わねばならず、上記操作を同時に行うには二人での作業になる。
上記状況に鑑みこの発明は、スズメバチを捕捉する網と枠体の形状・構造を、スズメバチが営巣する場所・形態によく沿うようにしたもので、安全確実に捕捉、殺蜂することができ、上記捕捉、殺蜂操作を一人で行い得る捕捉殺蜂具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためにこの発明は、複数段にスライド伸縮するロッド11と、先段のロッド11aの先端に設けられた殺虫剤噴霧のノズル13と、この先段のロッド11aと二段目ロッド11b間のスライドをロックするロックナット12aの両側に固定されU字状に延びる支持線19と、この支持線19の先端に固着した板材を断面U字状に形成したブラケット21と、このブラケット21の対向面間に渡し設けたピン23と、このピン23に揺動可能に装填したトーションスプリング22と、このトーションスプリング22の各端部から延長してU字状に湾曲させたバタフライ状の枠体24と、このバタフライ状の枠体24に巡らせて取付けた捕捉網25とからなり、上記バタフライ状の枠体24の開き角を、120から330度の範囲で自在に変化可能で、上記バタフライ状の枠体24の揺動軸から端までの寸法比を1:1〜1:1.3としたものである。
上記の如く構成するこの発明によれば、捕捉網を取付けた枠体が支持線の先端に設けたブラケットにトーションスプリングを介して揺動可能に取付けられているので、スズメバチの営巣の状態・形態によく沿うことができ、蜂の巣を安全・確実に覆うことができ、その状態で殺虫剤噴霧のノズルを突き刺して殺虫剤を噴霧するので安全・確実に蜂の巣を捕捉・殺蜂することができ、上記捕捉、殺蜂操作を一人で行うことができる。
次にこの発明の実施の形態を、図1〜4を参照しながら説明する。先段、中段、下段の三段(三段に限るものではない)のロッド11a、11b,11cは、それぞれパイプ状で微小ギャップをあけ、差し込まれてスライド(伸縮)可能になり、各段のパイプの上端に軸方向の割り26が入り、この割り26の部分に対して内面テーパーTのロックナット12(ロックカラーでもよい)が嵌められて任意の位置でスライド状態をロックできるようになっている。
先段のロッド11aの先端には殺虫剤噴霧のノズル13が取付けられ、殺虫剤供給用チューブ14は各段のロッド11c,11b,11aに沿って延び、下段ロッド11cのグリップ部15に取付けた殺虫剤のボンベ16に繋がっている。なおロッド11b,11cにはチューブ14の案内リング17が設けられ(ロッド11aにも案内リング17を設けることができる)下段のロッド11cの手元部分には殺虫剤のボンベ16のホルダ18が設けられている。
上記中段ロッド11bのロックナット12bには支持線19を保持する部材(支持線の保持部材20)が固着され、この支持線の保持部材20の両側に、両方合わせてU字状に湾曲させた支持線19が取付けられ、この支持線19が上方に延びた先端は互いに向き合うように90度曲げられ、この部分に板材をU字状に折り曲げたブラケット21が一体に取付けられている。
なお、上記支持線19を90度折り曲げた部分は、トーションスプリング22を揺動状態で支持するピン23となる。ここで、トーションスプリング22を揺動状態で支持するのは、蜂の巣に対して作業者が立つ位置が近いときは、ロッド11は垂直に近くなり、遠いときはロッド11が斜めになることを考慮したものである。
上記トーションスプリング22は、開放状態で両端から延びるバネ線22wのなす角度θがほぼ120度になり、トーションスプリング22が絞られて上記バネ線22wのなす角度θ’が最大330度になるようバネ線の太さと巻回し数を選定する。要するにバタフライ状の枠体24の開き角が、最も窄んだ状態で120度、最も開いた状態で330度になり、この範囲でスムースに操作できるトーションスプリング22の強さにする。
上記板材をU字状に折り曲げたブラケット21の懐内にはトーションスプリング22が装填され、上記ピン23(支持線を90度折り曲げた部分)により揺動状態で支持され、このように支持されたトーションスプリング22の各先端には、パイプ材をU字状に湾曲させたバタフライ状の枠体24の端が被嵌・固定され、このバタフライ状の枠体24の周りに袋状の捕捉網25が巡るように取付けられる。なお、ここでパイプ材をU字状に湾曲させたバタフライ状の枠体24に代えてバネ線22wを延長して枠体を形成してもよい。
トーションスプリング22の各先端に被嵌・固定された上記バタフライ状の枠体24は、左右同じ大きさでもよいが、蜂の巣が作られる場所が軒下の角部分に上下均等に作られるとは限らず、多くは角部分からどちらかに偏っている。このことを考慮してバタフライ状の枠体24の片方を大きくし他方を小さくしている。
上記の如く形成した枠体には蜂が通り抜けない編み目2〜10メッシュの袋状の捕捉網25がバタフライ状の枠体24を巡るように取付けられる。なお、支持線19,バタフライ状の枠体24、捕捉網25は捕捉対象の蜂の巣の大きさに応じ寸法の違うものが用意され、図4、図5で分かるように中段のロックナット12aに保持部材20を差し替え、ビスネジ27で固定するだけで大小寸法の異なる捕捉網25を取り替えることができるようになっている。
次にこの実施例に係る捕捉殺蜂具10の使用について図1,4,6を参照しながら説明する。図1のように、ロッド11cの基部に設けたホルダ18に殺虫剤のボンベ16をセットし、ボンベ16の薬剤吐出口にチューブ14を繋ぐ。次に、図4のようにスズメバチの巣の位置・大きさを黙視で確認(図6参照)し、中段のロックナット12bを緩めて殺虫剤噴霧のノズル13が蜂の巣に突き刺さる程度に先段のロッド11aを引き出しロックナット12aを締めて固定し、下段のロックナット12bを操作して捕捉網25が蜂の巣に届くよう調整する。
最後にロッド11のグリップ部15を握り、軒下に作られている蜂の巣29に向けてバタフライ状の枠体24と共に捕捉網25を押し当てて蜂が逃げられない状態にし、ノズル13を蜂の巣に向けて突き刺し殺虫剤のボンベ16から薬液を送り噴霧する。
ここで、蜂の巣29が軒裏に多く伸びているときはバタフライ状の枠体24の大きい方を上側にし、壁面に多く伸びているときはバタフライ状の枠体24の大きい方を下側にする。こうすることにより軒下に作られている蜂の巣29の状態に合わせて確実に捕捉できる。
以上説明したようにこの発明によれば、スズメバチの営巣場所および状態に合わせて蜂の巣を覆うことができ、その状態でノズルを突き刺して殺虫剤を噴霧することができ、このことにより、蜂の巣の捕捉と殺蜂作業が一人で同時に行うことができるようになり、スズメバチ等が繁殖する時期に保健所など管轄する役所で好適に使用できるものである。
本発明に係る捕捉殺蜂具の斜視図 同(a)支持線、保持部材、枠体の取付け関係の平面図、(b)枠体の拡がり具合の説明図 同トーションスプリングをブラケットに装填した状態の一部切り欠き斜視図 同ロットとロックナットと保持部材の構造図 同ロックナットと保持部材との組合せ説明図 (a)(b)本発明に係る捕捉殺蜂具の使用状態説明図
符号の説明
10 捕捉殺蜂具
11 ロッド
11a,11b,11c 先・中・下段のロッド
12 ロックナット
12a,12b 中段・下段のロックナット
13 ノズル
14 チューブ
15 グリップ部
16 ボンベ
17 案内リング
18 ホルダ
19 支持線
20 保持部材
21 ブラケット
22 トーションスプリング
22w バネ線
23 ピン
24 枠体
25 捕捉網
26 割り
27 ビスネジ
28 フランジ
29 蜂の巣
T テーパー

Claims (3)

  1. 複数段にスライド伸縮するロッド(11)と、先段のロッド(11a)の先端に設けられた殺虫剤噴霧のノズル(13)と、この先段のロッド(11a)と二段目のロッド(11b)間のスライドをロックするロック部材(12)の両側に固定されU字状に延びる支持線(19)と、この支持線(19)の先端に固着した板材を断面U字状に形成したブラケット(21)と、このブラケット(21)の対向面間に渡し設けたピン(23)と、このピン(23)に揺動可能に装填したトーションスプリング(22)と、このトーションスプリング(22)の各端部から延長してU字状に湾曲させたバタフライ状の枠体(24)と、このバタフライ状の枠体(24)に巡らせて取付けた捕捉網(25)とからなる捕捉殺蜂具。
  2. 上記バタフライ状の枠体(24)の開き角を、120から330度の範囲で自在に変化できるようにした請求項1に記載の捕捉殺蜂具。
  3. 上記バタフライ状の枠体(24)の揺動軸(23)から端までの寸法比を1:1〜1:1.3としてなる請求項1または2に記載の捕捉殺蜂具。
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