JP2007174961A - 釣り用仕掛けケース - Google Patents

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【課題】 本発明は釣り用仕掛けケースに係り、仕掛けの収納,取出し等の際に仕掛けが絡まず、収納や取出しが容易で作業性に優れた釣り用仕掛けケースを提供することを目的とする。
【解決手段】 請求項1に係る仕掛けケースは、収納ケース内に、仕掛けの釣針保持部を有する仕掛け取付用ベース体と、当該仕掛け取付用ベース体の上面に対し起伏可能な仕掛け押さえ片を設けたことを特徴とする。そして、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の仕掛けケースに於て、前記仕掛け押さえ片は、仕掛け取付用ベース体の上面に伏せた状態で、その先端が当該仕掛け取付用ベース体から離間する方向に屈曲していることを特徴とし、請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の仕掛けケースに於て、前記仕掛け押さえ片は、対向して起伏可能に配置されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、釣り用の仕掛けを収納,携帯する釣り用仕掛けケースに関する。
釣針に比較的短い釣糸(ハリス)が取り付いた釣り用の仕掛けを収納,携帯する釣り用仕掛けケース(以下、「仕掛けケース」という)として、従来、特許文献1に開示されるものが知られている。
図4及び図5は特許文献1に開示された仕掛けケースを示し、図中、1は皮や織物等で形成された縦長な可撓性シートで、その内面にパイル織物の如く多数のループ3a・・・群からなるパイル面3が設けられている。
また、可撓性シート1の上端部は、仕掛け5の釣針7を係合させる釣針係合部9が切り欠かれ、更に可撓性シート1の上端裏面には、携帯時に釣針係合部9を覆う可撓性を有する蓋片11が取り付けられている。
そして、可撓性シート1の一側縁に、パイル面3のループ3a・・群に係止可能なキノコ形合成樹脂成形体からなる係止部13が内面に形成された帯片15が取り付けられており、この仕掛けケース17は、釣針係合部9に釣針7を係合し、仕掛け5の釣糸19を可撓性シート1のパイル面3に沿わせて帯片15をパイル面3に重ね合わせれば、係止部13がループ3a・・群に係止して可撓性シート1と帯片15とで釣糸19が挟持できるようになっている。
実公昭50−15989号公報
しかし乍ら、前記仕掛けケース17は、例えば1本の仕掛け5を取り出すために帯片15をパイル面3から引き剥がすと、帯片15に設けた係止部13に他の仕掛け5の釣糸19が張り付いてきてしまい、これらを剥がす際に釣糸19が絡まってしまう欠点があった。
また、反対に複数本の仕掛け5が仕掛けケース17に収納されている場合に、更に仕掛けを収納しようと帯片15をパイル面3から引き剥がした場合にも、同様に帯片15の係止部13に、仕掛けケース17に既に収納されていた仕掛け5の釣糸19が張り付いてきてしまう煩わしさがあった。
更に、帯片15をパイル面3に重ね合わせる際に、帯片15を可撓性シート1の一側縁側から閉じると、釣糸19が他方側へ逃げて抑え込むことができない場合もあるため、帯片15を閉じる際には他方の手で釣糸19をパイル面3に抑えておかなければならない煩わしさもあった。
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、仕掛けの収納,取出し等の際に仕掛け(釣糸)が絡まず、収納や取出しが容易で作業性に優れた仕掛けケースを提供することを目的とする。
斯かる目的を達成するため、請求項1に係る仕掛けケースは、収納ケース内に、仕掛けの釣針保持部を有する仕掛け取付用ベース体と、当該仕掛け取付用ベース体の上面に対し起伏可能な仕掛け押さえ片を設けたことを特徴とする。
そして、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の仕掛けケースに於て、前記仕掛け押さえ片は、仕掛け取付用ベース体の上面に伏せた状態で、その先端が当該仕掛け取付用ベース体から離間する方向に屈曲していることを特徴とし、請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の仕掛けケースに於て、前記仕掛け押さえ片は、対向して起伏可能に配置されていることを特徴とする。
更に、請求項4に係る発明は、請求項3に記載の仕掛けケースに於て、前記仕掛け押さえ片は、仕掛け取付用ベース体の上面に伏せた状態で、対向する仕掛け押さえ片と重合しないように並設されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、仕掛け取付用ベース体の釣針保持部に取り付けた仕掛けを仕掛け押さえ片が押圧,保持するため、仕掛けの移動が規制されて仕掛けが絡まることがなくなる利点を有する。
そして、請求項2に係る発明によれば、仕掛け押さえ片を伏せたままで、他の仕掛けを仕掛け押さえ片の下方に差し込むことができ、請求項3及び請求項4に係る発明によれば、両仕掛け押さえ片が仕掛け取付用ベース体の左右両側から中央側に倒れて閉じるため、一方の仕掛け押さえ片を閉じる際に仕掛けが逃げても、他方の仕掛け押さえ片でこれを確実に押さえ込むことができ、仕掛けの押さえ損ねが防止できる利点を有する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2は請求項1乃至請求項4に係る仕掛けケースの第一実施形態を示し、図中、21は硬質の合成樹脂で形成された平面視矩形状の縦長な収納ケースで、収納ケース21は、周縁部に側壁23が立設されて上部が開口する浅底な皿状に形成され、この開口を開閉可能に閉塞する蓋体25を有している。
そして、収納ケース21の長手方向の一端側側壁23に収納ケース21と同一材料で形成された蓋体25は、収納ケース21,蓋体25間に差し込んだ軸によりヒンジ部27を介して回動自在に連結されており、蓋体25の周縁部には、当該蓋体25を収納ケース21に被せた際に前記側壁23の先端(上面)29に当接する側壁31が設けられている。
尚、図示しないが、側壁23の先端29に当接する側壁31の先端(下面)33には、水の浸入を防ぐ防水ゴムや合成樹脂からなるパッキングが貼着されている。そして、側壁31の高さは側壁23の高さ(図2中、H)よりも短寸に設定されている。
また、図1に示すように収納ケース21の長手方向の他端側側壁23には、先端に鉤状の係合部35が形成された可撓性を有する帯状の蓋止め部材37が回動自在に軸で支持されており、収納ケース21に被せた蓋体25の上部角部に上記係合部35が係合して、蓋体25の不要な開きを防止している。
そして、収納ケース21内に、釣針保持部39を有する仕掛け取付用ベース体41が装着されている。
図1及び図2に示すように仕掛け取付用ベース体41は、硬質の合成樹脂を材料として収納ケース21内に密に収納可能な大きさに形成されており、その周縁部に収納ケース21の内底部43に当接する脚部突片45が一体成形されている。そして、脚部突片45によって収納ケース21内に支持された仕掛け取付用ベース体41は、その上面41aが前記側壁23よりも低くなるように設計されており、斯かる構造によって、収納ケース21内の仕掛け取付用ベース体41上に仕掛け47の収納空間Aが設けられている。
そして、仕掛け取付用ベース体41の上面41aには、収納ケース21の長手方向に沿って断面コ字状の溝49が等間隔に複数形成されて、各溝49内にスポンジ(発泡合成樹脂)51が嵌合されており、これらは、溝49とスポンジ51で仕掛け47の釣針53を挟持したり、また、釣針53を直接スポンジ51に刺して仕掛け取付用ベース体41に保持する釣針保持部39を構成している。
尚、釣針保持部は、例えばスポンジに代えて釣針53を吸着して保持する磁石等、他の構造を用いてもよい。
更に、仕掛け取付用ベース体41の長手方向の略中間に、収納ケース21と同一材料で形成された左右一対の平板状の仕掛け押さえ片55,57が取り付けられている。
図示するように仕掛け押さえ片55,57は、仕掛け取付用ベース体41の長手方向の略中間の左右上面41aに回動可能に枢着されて、中央側に対向する方向に倒れるが、両者は真正面に対向して設けられており、左右両側から仕掛け取付用ベース体41の上面41aに対し起伏可能となっている。
そして、上述したように両仕掛け押さえ片55,57は真正面に対向して設けられているが、図1に示すように両仕掛け押さえ片55,57は、仕掛け取付用ベース体41の上面41aに伏せた状態で、対向する他方の仕掛け押さえ片57,55と重合しないように、夫々、略中央から先端に亘り平面視L字状に切り欠かれて突片55a,57aがクランク状に屈曲した僅かな間隔S1を空けて収納ケース21の長手方向に並設されており、両仕掛け押さえ片55,57で押さえた釣糸59は脱出し難く、両仕掛け押さえ片55,57を左右両側から仕掛け取付用ベース体41の上面41aに伏せると、仕掛け取付用ベース体41上に、恰も両仕掛け押さえ片55,57からなる1本の帯体が配置された形態を醸し出している。
このため、図1及び図2に示すように溝49とスポンジ51で仕掛け47の釣針53を挟持し、或いは釣針53を直接スポンジ51に刺して仕掛け47を蓋体25近傍の釣針保持部39に取り付けると、釣針53に結びつけられた釣糸(ハリス)59が仕掛け取付用ベース体41の上面41aを這うように乗せられることとなるが、両仕掛け押さえ片55,57を仕掛け取付用ベース体41の上面41aに伏せることで、釣糸59が仕掛け取付用ベース体41の上面41aに押圧されて動きが規制され、仕掛け47の絡みやほつれが防止される。
そして、両仕掛け押さえ片55,57は左右両側から中央側に閉じるため、一方の仕掛け押さえ片55を閉じる際に釣糸59が逃げても、他方の仕掛け押さえ片57で押さえ込まれることとなる。
尚、両仕掛け押さえ片55,57は自重で仕掛け取付用ベース体41上に倒れて、釣糸59を押さえるようになっており、仕掛け押さえ片55,57は倒れる際に湾曲しない程度の剛性を有している。
そして、仕掛け47を取り出す時は、仕掛け押さえ片55,57を倒したまま、釣針53を釣針保持部39から外し、釣糸59の長手方向に引いて釣糸59を仕掛け押さえ片55,57の下から引き抜けばよい。
更に、図2に示すように前記突片55a,57aの先端は、仕掛け押さえ片55,57を仕掛け取付用ベース体41の上面41aに伏せた状態で、当該上面41aから離間する斜め上方へ屈曲形成されて上面41aとの間に間隙S2が形成されている。そして、斯かる間隙S2が釣糸59の差込口となって、両仕掛け押さえ片55,57を伏せたままこの間隙S2から仕掛け押さえ片55,57の下に釣糸59を差し入れることができるようになっている。
而して、仕掛け押さえ片55,57の下面は、仕掛け取付用ベース体41の上面41aに貼着されたり釣糸59が引っ掛からないような平面状に形成されているが、更に、釣糸59の差し入れがし易いように下面を滑面状に形成してもよい。
そして、斯様に突片55a,57aの先端は斜め上方へ屈曲形成されているが、図2に示すように例えば一方の突片55aの先端に間隙S2が空いても、他方側の突片57aによって釣糸59が押さえ込まれるようになっている。
尚、本実施形態では、仕掛け押さえ片55,57を仕掛け取付用ベース体41の上面41aに回動可能に取り付けたが、収納ケース21の内側側に取り付けてもよいし、仕掛け取付用ベース体41の上面41aに伏せた状態で、釣糸59を当該上面41aとの間で挟持するように仕掛け取付用ベース体41側へ付勢されるようにしてもよい。
本実施形態に係る仕掛けケース61はこのように構成されているから、釣行に当たり、仕掛け47を仕掛けケース61に収納するには、先ず、図2の二点鎖線で示すように仕掛け押さえ片55,57を起こして仕掛け取付用ベース体41の上面41aを開放して、溝49とスポンジ51で仕掛け47の釣針53を挟持し、或いは釣針53を直接スポンジ51に刺して仕掛け47を釣針保持部39に取り付け、釣糸59を仕掛け取付用ベース体41の上面41aに這わる。
このようにして複数の仕掛け47を仕掛け取付用ベース体41上に取り付けた後、両仕掛け押さえ片55,57を仕掛け取付用ベース体41の左右方向から上面41aへ倒せば、両仕掛け押さえ片55,57は、夫々、自重で仕掛け取付用ベース体41上に倒れて仕掛け47の釣糸59を押さえるため、釣糸59は動きが規制されて携帯時等での絡みやほつれが防止される。
而して、このとき、両仕掛け押さえ片55,57は左右両側から中央側に閉じるため、一方の仕掛け押さえ片55を閉じる際に釣糸59が逃げても、他方の仕掛け押さえ片57で確実に押さえ込まれることとなる。
また、図2に示すように仕掛け押さえ片55,57を仕掛け取付用ベース体41上に伏せた際に、突片55a,57aの先端と上面41aとの間に間隙S2が形成されるため、両仕掛け押さえ片55,57を伏せて仕掛け47を保持している状態で、新たな仕掛け47の釣針53を釣針保持部39に取り付けて釣糸59を間隙S2から仕掛け押さえ片55,57の下に差し入れれば、新たな仕掛け47を仕掛けケース61に収納することができる。
また反対に、仕掛けケース61に収納された数個の仕掛け47の中から、突片55a,57aに最も近い仕掛け47の釣針53を釣針保持部39から外して、その釣糸59を両突片55a,57aの先端から引き抜くこともでき、この時、間隙S1は屈曲して形成されているため、他の仕掛け47の釣糸59を引き出すことが防止される。
更に特許文献1の仕掛けケース17と異なり、両仕掛け押さえ片55,57を伏せて仕掛け47を保持している際に、仕掛け47の収納,取出しのために仕掛け押さえ片55,57を引き上げても、他の仕掛け47の釣糸59が仕掛け押さえ片55,57に引っかかってしまうこともない。
以上述べたように、本実施形態によれば、釣針保持部39に釣針53が取り付く仕掛け47の釣糸59を両仕掛け押さえ片55,57が押圧,保持するため、仕掛け47の移動が規制されて仕掛け47が絡まることがなくなるが、両仕掛け押さえ片55,57は仕掛け取付用ベース体41の左右両側から中央側に倒れて閉じるため、一方の仕掛け押さえ片55を閉じる際に釣糸59が逃げても、他方の仕掛け押さえ片57でこれを確実に押さえ込むことができ、仕掛け47の押さえ損ねが防止できる利点を有する。
更に、仕掛け押さえ片55,57は倒れる際に湾曲しない程度の剛性を有していることも、押さえ損ねを防止する。
また、既述したように仕掛け押さえ片55,57を仕掛け取付用ベース体41上に伏せた際に、突片55a,57aの先端と上面41aとの間に間隙S2が形成されるため、両仕掛け押さえ片55,57を伏せて仕掛け47を保持している際に、新たな仕掛け47の釣針53を釣針保持部39に取り付けて釣糸59を間隙S2から仕掛け押さえ片55,57の下に差し入れることで、新たな仕掛け47を仕掛けケース61に収納することができ、また反対に、仕掛けケース61に収納された数個の仕掛け47の中から、突片55a,57aに最も近い仕掛け47の釣針53を釣針保持部39から外して、その釣糸59を両突片55a,57aの先端から引き抜くこともできる。
更に、特許文献1の仕掛けケース17と異なり、両仕掛け押さえ片55,57を伏せて仕掛け47を保持している際に、仕掛け47の収納,取出しのために仕掛け押さえ片55,57を引き上げても、他の仕掛け47の釣糸59が仕掛け押さえ片55,57に引っかかってしまうことがない等、本実施形態によれば、仕掛け47の収納や取出しが容易で作業性に優れた作用効果を有する。
図3は請求項1乃至請求項4に係る仕掛けケースの第二実施形態を示し、本実施形態は、前記仕掛け押さえ片55,57に代え、収納ケース21と同一材料からなる左右一対の短冊状に形成された平板状の仕掛け押さえ片63,65を、仕掛け取付用ベース体41の対向する左右の略中間に重ならないように長手方向に僅かな間隙S3を空けて位置をずらせて対向させ、左右両側から仕掛け取付用ベース体41の上面41aに対し起伏可能としたもので、両仕掛け押さえ片63,65の先端63a,65a側は、仕掛け押さえ片63,65を仕掛け取付用ベース体41の上面41aに伏せた状態で、当該上面41aから離間する斜め上方へ屈曲形成されて上面41aとの間に間隙が形成されている。
そして、本実施形態に於ても、斯かる間隙が釣糸59の差込口となって、両仕掛け押さえ片55,57を伏せたままこの間隙から仕掛け押さえ片63,65の下に釣糸59を差し入れることができるようになっている。
尚、その他の構成は図1の実施形態と同様であるので、同一のものには同一符号を付してそれらの説明は省略する。
本実施形態に係る仕掛けケース67はこのように構成されており、本実施形態によっても、図1の仕掛けケース61と同様、釣針保持部39に釣針53が取り付く仕掛け47の釣糸59を両仕掛け押さえ片63,65が押圧,保持するため、仕掛け47の移動が規制されて仕掛け47が絡まることがなくなると共に、両仕掛け押さえ片63,65が仕掛け取付用ベース体41の左右両側から中央側に対向する方向に倒れて閉じるため、一方の仕掛け押さえ片63を閉じる際に釣糸59が逃げても、他方の仕掛け押さえ片65でこれを確実に押さえ込むことができ、仕掛け47の押さえ損ねが防止できる利点を有する。
また、仕掛け押さえ片63,65を仕掛け取付用ベース体41上に伏せた際に、互いに重合しないように並設し、夫々の先端63a,65a側と上面41aとの間に間隙が形成されるため、両仕掛け押さえ片63,65を伏せて仕掛け47を保持している際に、新たな仕掛け47の釣針53を釣針保持部39に取り付けて釣糸59を間隙から仕掛け押さえ片63,65の下に差し入れることで、新たな仕掛け47を仕掛けケース67に収納することができ、また反対に、仕掛けケース67に収納された数個の仕掛け47の中から、先端63a,65a側に近い仕掛け47の釣針53を釣針保持部39から外して、その釣糸59を両先端63a,65a側から引き抜くこともできる。
更に、本実施形態にあっても、特許文献1の仕掛けケース17と異なり、両仕掛け押さえ片63,65を伏せて仕掛け47を保持している際に、仕掛け47の収納,取出しのために仕掛け押さえ片63,65を引き上げても、他の仕掛け47の釣糸59が仕掛け押さえ片63,65に引っかかってしまうことがない等、仕掛け47の収納や取出しが容易で作業性に優れた作用効果を有する。
尚、上述した各実施形態では、仕掛け押さえ片55,57,63,65を平板状に形成したが、仕掛け押さえ片は例えば棒体であってもよいし、或いは線材を平面視U字状に屈曲させた構造でもよく、斯かる仕掛け押さえ片を用いても、既述した各実施形態と同様、所期の目的を達成することが可能である。
請求項1乃至請求項4の第一実施形態に係る仕掛けケースの平面図である。 図1に示す仕掛けケースの断面図である。 請求項1乃至請求項4の第二実施形態に係る仕掛けケースの平面図である。 従来の仕掛けケースの平面図である。 図4に示す仕掛けケースの側面図である。
符号の説明
21 収納ケース
23,31 側壁
25 蓋体
27 ヒンジ部材
37 蓋止め部材
39 釣針保持部
41 仕掛け取付用ベース体
45 脚部突片
47 仕掛け
49 溝
51 スポンジ
53 釣針
55,57,63,65 仕掛け押さえ片
55a,57a 突片
59 釣糸
61,67 仕掛けケース

Claims (4)

  1. 収納ケース内に、仕掛けの釣針保持部を有する仕掛け取付用ベース体と、当該仕掛け取付用ベース体の上面に対し起伏可能な仕掛け押さえ片を設けたことを特徴とする釣り用仕掛けケース。
  2. 前記仕掛け押さえ片は、仕掛け取付用ベース体の上面に伏せた状態で、その先端が当該仕掛け取付用ベース体から離間する方向に屈曲していることを特徴とする請求項1に記載の釣り用仕掛けケース。
  3. 前記仕掛け押さえ片は、対向して起伏可能に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の釣り用仕掛けケース。
  4. 前記仕掛け押さえ片は、仕掛け取付用ベース体の上面に伏せた状態で、対向する仕掛け押さえ片と重合しないように並設されていることを特徴とする請求項3に記載の釣り用仕掛けケース。
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