JP2007174388A - 通信システム、マスタ端末機、スレーブ端末機及び通信方法。 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが、サーバに登録されるコンテンツを閲覧する際の手間を低減しつつ、かつ第三者に閲覧される可能性を低減する通信システム、マスタ端末機、スレーブ端末機及び通信方法を提供する。
【解決手段】マスタ端末機と、スレーブ端末機との間において所定の範囲内で無線回線により直接通信し、マスタ端末機が、デジタルコンテンツの保存先を示す保存先アドレスを生成する保存先アドレス生成部と、保存先アドレスが示す保存先へのアクセスを許可するか否かの判定に用いられる認証情報を生成する認証情報生成部と、スレーブ端末機へ保存先アドレス及び認証情報を含むアクセス情報を送信する送信部とを具備し、スレーブ端末機が、マスタ端末機から送信されたアクセス情報を受信する受信部と、受信したアクセス情報とリンク付けされ、スレーブ端末機の利用者によって選択可能に表示部に表示されるリンク情報を生成するリンク情報生成部とを具備する。
【選択図】図1
【解決手段】マスタ端末機と、スレーブ端末機との間において所定の範囲内で無線回線により直接通信し、マスタ端末機が、デジタルコンテンツの保存先を示す保存先アドレスを生成する保存先アドレス生成部と、保存先アドレスが示す保存先へのアクセスを許可するか否かの判定に用いられる認証情報を生成する認証情報生成部と、スレーブ端末機へ保存先アドレス及び認証情報を含むアクセス情報を送信する送信部とを具備し、スレーブ端末機が、マスタ端末機から送信されたアクセス情報を受信する受信部と、受信したアクセス情報とリンク付けされ、スレーブ端末機の利用者によって選択可能に表示部に表示されるリンク情報を生成するリンク情報生成部とを具備する。
【選択図】図1
Description
本発明は、マスタ端末機と、表示部を有する一つ又は複数のスレーブ端末機との間において所定の範囲内で無線回線により直接通信する通信システム、マスタ端末機、スレーブ端末機及び通信方法に関する。
近年、通信インフラの整備及び情報通信技術の発展により、インターネット等のネットワークを利用した様々な情報提供サービスが普及している。
具体的には、ユーザが、ユーザ自身の保有する画像データ等のコンテンツを特定のサーバに登録し、登録した当該サーバを、インターネットを介して他のユーザに公開するサービスなどがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示される技術は、サーバのURL(Uniform Resource Locator)や、ユーザID及びパスワード等の認証情報を、電子メールを使用して特定のユーザに通知するように構成されている。
また、特許文献1で開示される技術では、当該通知を受けたユーザが、当該電子メールに含まれる当該サーバのURL及び認証情報に基づいて、ブラウザを起動した後、認証情報を入力することで当該サーバに接続し、登録される画像データ等のコンテンツを閲覧するように構成されている。
上述するような従来技術を使用することで、当該電子メールを友人等の特定のユーザに限定して送信し、旅行先等で撮影した画像データなどのコンテンツを、友人等のグループ内で閲覧して楽しむことが出来る。
特開2003−331047号公報
また、ユーザの画像データ等のコンテンツは、グループ内のユーザのみに限定して公開することが望ましい。
しかしながら、上述した特許文献1に係る技術は、サーバのURLや認証情報を、電子メールを使用して友人等の他のユーザに通知している。
電子メールによるサーバのURL及び認証情報の通知は、グループメンバー以外の第三者が管理するメールサーバ等を経由するため、第三者にサーバに接続されてコンテンツを閲覧される可能性がある。
また、特許文献1に係る技術では、電子メールによる通知を受けたユーザが、受信した電子メールに含まれるサーバのURL及び認証情報に基づいて、ブラウザを起動し、認証情報を入力する必要があり、手間がかかった。
そこで、本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、ユーザが、サーバに登録されるコンテンツを閲覧する際の手間を低減しつつ、かつ第三者に閲覧される可能性を低減する通信システム、マスタ端末機及びスレーブ端末機、通信方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、マスタ端末機と、表示部を有する一つ又は複数のスレーブ端末機との間において所定の範囲内で無線回線により直接通信する通信システムであって、前記マスタ端末機が、デジタルコンテンツの保存先を示す保存先アドレスを生成する保存先アドレス生成部と、前記保存先アドレスが示す保存先へのアクセスを許可するか否かの判定に用いられる認証情報を生成する認証情報生成部と、前記スレーブ端末機へ前記保存先アドレス及び前記認証情報を含むアクセス情報を送信する送信部とを具備し、前記スレーブ端末機が、前記マスタ端末機から送信された前記アクセス情報を受信する受信部と、受信した前記アクセス情報とリンク付けされ、スレーブ端末機利用者によって選択可能に前記表示部に表示されるリンク情報を生成するリンク情報生成部とを具備することを要旨とするものである。
かかる発明によれば、所定の範囲内で、マスタ端末機及びスレーブ端末機を、無線回線により直接通信できるので、マスタ端末機とスレーブ端末機とが近接して、相手を確認しながら通信することが可能になる。よって、マスタ端末機から、スレーブ端末機へ保存先アドレスと認証情報とを送信する際、第三者に取得されることを低減できる。
また、保存先アドレスと認証情報とを含むアクセス情報にリンク付けされるリンク情報を生成できるので、スレーブ端末機において、当該リンク情報を使用すれば、容易に保存先アドレスと、認証情報を使用したデジタルコンテンツへのアクセスをすることが可能になる。
本発明の第1の特徴において、前記マスタ端末機は、各前記スレーブ端末機から、前記スレーブ端末機に対応付けられている通知先を示す通知先アドレスを受信するアドレス受信部と、前記デジタルコンテンツと前記認証情報とを前記保存先へアップロードするアップロード処理部と、前記通知先アドレスに基づいて、前記デジタルコンテンツと前記認証情報とをアップロードしたことを、前記スレーブ端末機へ通知する通知部とを具備し、前記スレーブ端末機は、自機器に対応付けられている通知先を示す通知先アドレスを前記マスタ端末機へ送信するアドレス送信部と、前記マスタ端末機の前記通知部からの通知を受けたことをスレーブ端末機利用者に報知する報知部とを具備してもよい。
かかる発明によれば、マスタ端末機が、デジタルコンテンツをアップロードした後、すぐにスレーブ端末機へ、通知することが出来るとともに、スレーブ端末機が、当該通知を受けたことをスレーブ端末機利用者に報知できる。よって、スレーブ端末機利用者は、デジタルコンテンツがアップロードされるとすぐに確認することができる。
本発明の第1の特徴において、前記アドレス受信部は、前記スレーブ端末機との通信により前記スレーブ端末機利用者のユーザ名を取得し、前記送信部は、マスタ端末機利用者のユーザ名を含むアクセス情報を前記スレーブ端末機へ送信してもよい。
本発明の第1の特徴において、前記スレーブ端末機は、前記表示部に表示される前記リンク情報が選択された場合、前記リンク情報にリンク付けされる前記アクセス情報を用いて、前記デジタルコンテンツの前記保存先にアクセスする許可を取得して、前記保存先にアクセスするアクセス処理部をさらに具備してもよい。
本発明の第1の特徴において、前記スレーブ端末機は、前記アクセス情報を識別する識別子を生成する識別子生成部をさらに具備してもよい。
本発明の第1の特徴において、前記スレーブ端末機は、前記識別子と、前記アクセス情報とを他の機器へ転送する転送部をさらに具備してもよい。
本発明の第1の特徴において、前記報知部は、前記マスタ端末機の前記通知部からアップロードの通知を受けた場合、アップロードされていない前記識別子よりも、アップロードされた前記識別子を前記表示部の表示領域に優先して表示してもよい。
本発明の第2の特徴は、表示部を有する一つ又は複数のスレーブ端末機との間において所定の範囲内で無線回線により直接通信するマスタ端末機であって、デジタルコンテンツの保存先を示す保存先アドレスを生成する保存先アドレス生成部と、前記保存先アドレスが示す保存先へのアクセスを許可するか否かの判定に用いられる認証情報を生成する認証情報生成部と、前記スレーブ端末機へ前記保存先アドレス及び前記認証情報を含むアクセス情報を送信する送信部とを具備することを要旨とする。
本発明の第2の特徴において、各前記スレーブ端末機から、前記スレーブ端末機に対応付けられている通知先を示す通知先アドレスを受信するアドレス受信部と、前記デジタルコンテンツと前記認証情報とを前記保存先へアップロードするアップロード処理部と、前記通知先アドレスに基づいて、前記デジタルコンテンツと前記認証情報とをアップロードしたことを、前記スレーブ端末機へ通知する通知部とをさらに具備してもよい。
本発明の第2の特徴において、前記アドレス受信部は、前記スレーブ端末機との通信によりスレーブ端末機利用者のユーザ名を取得し、前記送信部は、マスタ端末機利用者のユーザ名を含むアクセス情報を前記スレーブ端末機へ送信してもよい。
本発明の第3の特徴は、マスタ端末機との間において所定の範囲内で無線回線により直接通信し、表示部を有する一つ又は複数のスレーブ端末機通信であって、デジタルコンテンツの保存先を示す保存先アドレスと前記保存先アドレスが示す保存先へのアクセスを許可するか否かの判定に用いられる認証情報とを含むアクセス情報を受信する受信部と、
受信した前記アクセス情報とリンク付けされ、スレーブ端末機利用者によって選択可能に前記表示部に表示されるリンク情報を生成するリンク情報生成部とを具備することを要旨とするものである。
受信した前記アクセス情報とリンク付けされ、スレーブ端末機利用者によって選択可能に前記表示部に表示されるリンク情報を生成するリンク情報生成部とを具備することを要旨とするものである。
本発明の第3の特徴において、前記スレーブ端末機は、自分に対応付けられている通知先を示す通知先アドレスを前記マスタ端末機へ送信するアドレス送信部と、前記マスタ端末機の前記通知部からの通知を受けたことをスレーブ端末機利用者に報知する報知部とを具備してもよい。
本発明の第3の特徴において、前記スレーブ端末機は、前記表示部に表示される前記リンク情報が選択された場合、前記リンク情報にリンク付けされる前記アクセス情報を用いて、前記デジタルコンテンツの前記保存先にアクセスする許可を取得して、前記保存先にアクセスするアクセス処理部をさらに具備してもよい。
本発明の第3の特徴において、前記スレーブ端末機は、前記アクセス情報を識別する識別子を生成する識別子生成部をさらに具備してもよい。
本発明の第3の特徴において、前記スレーブ端末機は、前記識別子と、前記アクセス情報とを他の機器へ転送する転送部をさらに具備してもよい。
本発明の第3の特徴において、前記報知部は、前記マスタ端末機の前記通知部からアップロードの通知を受けた場合、アップロードされていない前記識別子よりも、アップロードされた前記識別子を前記表示部の表示領域に優先して表示してもよい。
以上説明したように、本発明によれば、携帯端末機のユーザが、サーバに登録されるコンテンツを閲覧する際の手間を低減しつつ、かつ第三者に閲覧される可能性を低減する通信システム、マスタ端末機及びスレーブ端末機、通信方法を提供することを目的とする。
(本発明の第1実施形態に係る通信システムの構成)
本発明の第1実施形態に係る通信システムの構成について、図1乃至図6を参照して説明する。
本発明の第1実施形態に係る通信システムの構成について、図1乃至図6を参照して説明する。
図1は、かかる通信システムの全体図を示す全体構成図である。
図1において、インターネット1と移動通信ネットワーク2とは、ゲートウェイ3を介して接続されている。
ここで、本実施形態では、移動通信ネットワーク2は、携帯電話、PHS、無線LAN等の通信ネットワークを想定している。
また、コンテンツサーバ20は、インターネット1と接続し、文字情報、画像情報、音楽情報等のコンテンツを保存するように構成されている。また、コンテンツサーバ20には、外部の機器から、インターネット1を介してアクセスする場合、許可するか否かを判定する認証機能を備える。
具体的に、コンテンツサーバ20は、認証情報を記憶する。そして、コンテンツサーバ20は、外部の機器からコンテンツの保存先へのアクセスがあった際、記憶される認証情報と、当該外部の機器から送信される認証情報(例えばパスワード等)とを比較し、一致する場合のみ、アクセスを許可する。
また、本実施形態に係る通信システムは、複数の携帯端末機10(携帯端末機10aと、携帯端末機10b〜n)によって構成されている。
また、本実施形態に係る携帯端末機10は、動画や静止画を撮像する機能及び表示する機能を有しており、携帯電話や、デジタルカメラ、PDAなどを想定している。
また、各携帯端末機10は、無線回線を通じて所定の範囲内で他の携帯端末機10と直接近距離無線通信を行うように構成されている。なお、当該近距離無線通信を行う際に使用される通信技術には、ブルートゥース(BLUETOOTH、商標登録)や、IrDAや、IEEE802.11、UWB(Ultra Wide Band)、Zigbee、NFC(Near Field Communication)等が使用されている。
また、携帯端末機10は、無線回線を通じて移動通信ネットワーク2を介して他の携帯端末機10と通信するように構成されている。
なお、本実施形態における携帯端末機10aは、マスタ端末機として機能し、携帯端末機10b〜nは、スレーブ端末機として機能する場合を例に説明する。
次に、図2を参照して、マスタ端末機である携帯端末機10aの構成について説明する。
図2に示すように、携帯端末機10aは、通信部101と、制御部102と、アクセス情報生成部103と、識別子生成部104と、リンク情報生成部105と、記憶部106と、アップロード処理部107と、表示部108とを具備している。
通信部101は、無線回線を通じて移動通信ネットワーク2を介して、携帯端末機10b〜nと通信するように構成されている。
通信部101は、スレーブ端末機である他の携帯端末機10b〜nとの間で上述する近距離無線通信を行うように構成されている。
また、通信部101は、コンテンツサーバ20との間で通信を行うように構成されている。
ここで、通信部101とコンテンツサーバ20との間における通信技術は、上述した近距離無線通信であってもよいし、USB等の有線回線技術を使用した通信であってもよい。
制御部102は、携帯端末機10aの各種機能を制御するように構成される。
また、本実施形態において、制御部102は、「グループID(例えば、G001)」を生成するように構成されている。
また、制御部102は、スレーブ端末機である他の携帯端末機10b〜nに対応付けられている通知先を示す通知先アドレスを受信するように構成されている。
具体的に、制御部102は、携帯端末機10a及び携帯端末機10b〜nの各利用者によるボタンの押下に基づいて、携帯端末機10b〜nとの間で、通信部101を介して、「ユーザ情報」を送受信するように構成されている。
ここで、「ユーザ情報」には、携帯端末機10の利用者の「ユーザ名」と、「通知先アドレス」とが含まれている。
また、上述する「ユーザ名」は、携帯端末機10のユーザ名であり、「通知先アドレス」は、例えば電子メールアドレスやIPアドレス等である。なお、上述する「ユーザ情報」には、携帯端末機10のID(例えば、MACアドレスやシリアル番号)を含んでいても良い。
また、制御部102では、上述する「ユーザ情報」の送受信を行う際に、各携帯端末機10の利用者によるボタンの押下時刻に基づいて、当該押下時刻が最も早い携帯端末機10が、グループにおけるマスタ端末機とし、その他をスレーブ端末機として決定するように構成されている。
そして、制御部102は、受信した「ユーザ情報」に含まれる「ユーザ名」と、「通知先アドレス」と、押下時刻に基づいて決定した「マスタ/スレーブ」とを含むグループ情報を生成するように構成されている。なお、当該「グループ情報」のイメージを図5(a)に示す。
また、制御部102は、携帯端末機10aの利用者の操作に基づいて、「グループ画像情報」と「画像数」とを生成するように構成されている。
具体的に、制御部102は、記憶部106に記憶される画像情報を、後述する表示部112に画像として表示させ、携帯端末機10aの利用者の操作に基づいて、表示された画像を選択するように構成されている。
ここで、画像情報とは、撮像する機能で撮像したデジタルコンテンツ(例えば、静止画像)である。
そして、制御部102は、選択された画像の画像情報のファイル名(例えば、画像1〜n)を含む、「グループ画像情報」を生成するとともに、選択された「画像数」を生成するように構成されている。なお、当該「グループ画像情報」のイメージを図5(b)に示す。
さらに、制御部102は、生成した「グループID」と、後述するアクセス情報生成部103で生成される「アクセス情報」とを関連付けて、通信部101を介して、スレーブ端末機である携帯端末機10b〜nへ送信するように構成されている。
なお、この時、制御部102は、当該「アクセス情報」及び当該「グループID」と共に、生成した「画像数」と、後述する「サムネイル」とを、携帯端末機10b〜nへ送信するように構成されていてもよい。
アクセス情報生成部103は、図3に示すように、URL情報生成部1031と、認証情報生成部1032とを具備している。
URL情報生成部1031は、デジタルコンテンツの保存先を示す保存先アドレスを生成するように構成される。
具体的に、URL情報生成部1031は、乱数を発生させる機能とカレンダー機能とを有しており、予め記憶するコンテンツサーバ20のアドレスと、携帯端末機10aの利用者によってボタンが押下された年月日と、発生させた乱数とに基づいて、後述するコンテンツサーバ20におけるデジタルコンテンツの保存先として、「URL情報」(Universal Resource Locator)を生成するように構成されている。下記にその一例を示す。
http://abc.com/20051201ab?1c2d5ef(サーバ名/年月日/乱数)
認証情報生成部1032では、コンテンツサーバ20が、URL情報に示される保存先へのアクセスを許可するか否かの判定に用いられる認証情報を生成するように構成されている。
認証情報生成部1032では、コンテンツサーバ20が、URL情報に示される保存先へのアクセスを許可するか否かの判定に用いられる認証情報を生成するように構成されている。
具体的に、認証情報生成部1032は、乱数を発生させる機能を有しており、発生させた乱数に基づいて、例えばパスワード等の認証情報を生成するように構成されている。かかる認証情報は、文字、数字、記号等により、数桁〜数十桁で生成される。
そして、URL情報生成部1031と認証情報生成部1032とを具備するアクセス情報生成部103は、URL情報生成部1031で生成された「URL情報」と、認証情報生成部1032で生成された「認証情報」とを含む「アクセス情報」を生成するように構成されている。なお、当該アクセス情報のイメージを図5(c)に示す。
識別子生成部104は、「アクセス情報」を識別する識別子をとして、「ラベル情報」を生成するように構成されている。
具体的に、識別子生成部104は、カレンダー機能を有しており、当該ラベル情報を、アクセス情報生成部103において「アクセス情報」が生成された“年月日”で生成するように構成されている。また、かかるラベル情報は、携帯端末機10にGPS機能がある場合、“緯度-経度”などの位置で生成されても良いし、他の携帯端末機10(例えば、携帯端末機10b)の利用者のユーザ名などで生成されてもよい。なお、当該ラベル情報のイメージを図5(d)に示す。
なお、識別子生成部104は、携帯端末機10aの利用者の操作に基づいて、ラベル情報の内容を、例えば“沖縄”等に変更できるように構成されている。
リンク情報生成部105は、アクセス情報生成部103で生成されたアクセス情報とリンク付けされ、携帯端末機10aの利用者によって選択可能に後述する表示部108に表示されるリンク情報を生成するように構成されている。
具体的に、リンク情報生成部105は、アクセス情報生成部103で生成されたアクセス情報に関連付けられる「グループID」に基づいて、当該「グループID」と関連付けられる「アイコン情報」を「リンク情報」として生成するように構成されている。また、かかるアイコン情報は、後述する表示部108でアイコンとして表示される。
また、リンク情報生成部105は、「サムネイル」と、「アクセス可/不可情報」とを生成するように構成されている。
ここで、サムネイルとは、制御部102で生成されたグループ画像情報に含まれる「ファイル名」が示す「画像情報」の中の一つを縮小化した情報である。
また、「アクセス可/不可情報」とは、コンテンツサーバ20における保存先アドレス(URL情報)へのアクセスが可能か否かを判別する情報である。また、リンク情報生成部105は、生成時において、当該「アクセス可/不可情報」を “アクセス不可”として生成し、後述するアップロード処理が完了した場合、“アクセス可”に変換する。
当該「アクセス可/不可情報」のイメージを図5(e)に示す。なお、具体的な表示は、後述する表示部108で説明する。
記憶部106は、携帯端末機10aで撮像されたデジタルコンテンツ(動画や静止画等)を記憶するように構成されている。
本実施形態において、記憶部106に記憶されるデジタルコンテンツは静止画像である場合を例に説明する。
また、記憶部106は、制御部102で生成された「グループ情報」と、「グループ画像情報」と、「画像数」と、アクセス情報生成部103で生成された「アクセス情報」と、識別子生成部104で生成された「ラベル情報」と、リンク情報生成部105で生成された「アイコン情報」と、「サムネイル」と、「アクセス可/不可情報」とを、「グループID」に関連づけて記憶するように構成されている。
アップロード処理部107は、保存先アドレスが示す保存先であるコンテンツサーバ20へデジタルコンテンツと認証情報とをアップロードするように構成されている。
具体的に、アップロード処理部107は、携帯端末機10aの利用者により、後述する表示部108に表示されるアイコンが選択された場合、当該アイコンの「アイコン情報」に関連付けられている「グループID」に基づいて、当該「グループID」に関連付けられている「アクセス情報」を選択する。
そして、アップロード処理部107は、選択したアクセス情報に含まれる「認証情報」を、コンテンツサーバ20の認証機能へ保存するように構成されている。
また、アップロード処理部107は、選択したアクセス情報に含まれる「URL情報」に示されるディレクトリを、コンテンツサーバ20に作成するように構成されている。
また、アップロード処理部107は、「アイコン情報」に関連付けられている「グループID」に基づいて、当該「グループID」に関連付けられている「グループ画像情報」を選択するように構成されている。
そして、アップロード処理部107は、かかる「グループ画像情報」に含まれる「ファイル名」に基づいて、記憶部106に記憶される「画像情報」を選択し、選択した「画像情報」をコンテンツサーバ20に作成したディレクトリへ保存するように構成されている。
上述するアップロード処理によって、コンテンツサーバ20では、外部の機器がインターネット1を介して当該URL情報に示されるディレクトリへアクセスしても、保存された認証情報と同じ認証情報を送信しない外部の機器に対しては、当該ディレクトリへのアクセスが許可されない。
また、アップロード処理部107は、アップロード処理が完了すると、通知先アドレスに基づいて、デジタルコンテンツと認証情報とをコンテンツサーバ20へアップロードしたことを携帯端末機10b〜nへ通知するように構成されている。
具体的に、アップロード処理部107は、上述したアップロード処理が完了した場合、「グループID」と携帯端末機10a(マスタ)の利用者の「ユーザ名」と、アクセスが可能になったことを通知する「アクセス可」の情報とを含む「アップロード情報」を生成する。
そして、アップロード処理部107は、記憶部106に記憶される「通知先アドレス(例えば電子メールアドレス)」を使用して、生成した「アップロード情報」を携帯端末機10b〜nへ送信するように構成されている。当該「アップロード情報」のイメージを図5(f)に示す。
表示部108は、記憶部106に記憶される「画像情報」を画像として表示するように構成されている。
また、表示部108は、記憶部106に記憶される「アイコン情報」を携帯端末機10aの利用者に選択可能なアイコンとして表示するように構成されている。
具体的に、表示部108は、「アイコン情報」と「サムネイル」と、「ラベル情報」と、「画像数」とを、アイコン、サムネイル画像、ラベル、画像数として表示するように構成されている。
図6には、表示部108に表示されるリンク情報の一例が示されている。
図6に示すように、アイコンI10は、画像数I11と、サムネイル画像I12と共に表示部108で表示される。
また、表示部108は、「アクセス可/不可情報」が“アクセス不可”である場合、上述するサムネイル画像I12を、例えば、グレー画像で表示し、“アクセス可”である場合、上述するサムネイル画像I12をカラー画像で表示するように構成されている。
すなわち、表示部108は、上述するサムネイル画像I12をカラー画像で表示することで、携帯端末機10aの利用者に、アップロードが完了したことを報知するように構成されている。
次にスレーブ端末機である携帯端末機10b〜nの構成について図4を参照して説明する。なお、携帯端末機10b〜nの構成は同様であるため、携帯端末機10bの構成について説明する。
図4に示すように、携帯端末機10bは、通信部201と、制御部202と、識別子生成部203と、リンク情報生成部204と、記憶部205と、アクセス処理部206と、表示部207とを具備する。
通信部201は、マスタ端末機である携帯端末機10aとの間で近距離無線通信を行うように構成されている。
また、通信部201は、移動通信ネットワーク2との間で無線通信を行うように構成されている。
また、通信部201は、移動通信ネットワーク2と、ゲートウェイ3と、インターネット1とを介して、コンテンツサーバ20へアクセスするように構成されている。
また、通信部201は、マスタ端末機である携帯端末機10aから送信され、「グループID」に関連付けられている「アクセス情報」を受信するように構成されている。
また、通信部201は、マスタ端末機である携帯端末機10aから送信される「アップロード情報」を受信するように構成されている。
制御部202は、携帯端末機10bの各種機能を制御するように構成される。
また、本実施形態において、制御部202は、携帯端末機10bの利用者によるボタンの押下に基づいて、携帯端末機10a(マスタ)及び他の携帯端末機10c〜n(スレーブ)との間で、通信部201を介して、「ユーザ情報」を送受信するように構成されている。
そして、制御部202は、受信したユーザ情報に含まれる「ユーザ名」と「通知先アドレス」と、生成した「マスタ/スレーブ情報」とを含む「グループ情報」を生成するように構成されている。
なお、制御部202は、上述する「ユーザ情報」の送受信を行う際に、各携帯端末機10の利用者によるボタンの押下時刻に基づいて、当該押下時刻が最も早い携帯端末機10が、グループにおけるマスタ端末機とし、その他をスレーブ端末機として決定するように構成されている。
識別子生成部203は、「アクセス情報」を識別する識別子として、「ラベル情報」を生成するように構成されている。
具体的に、識別子生成部203は、カレンダー機能を有しており、かかる「ラベル情報」を、通信部201において「アクセス情報」が受信された“年月日”で生成するように構成されている。また、かかる「ラベル情報」は、携帯端末機10にGPS機能がある場合、“緯度-経度”などの位置情報で生成されても良いし、携帯端末機10a(マスタ)の利用者の“ユーザ名”などで生成されても良い。
なお、識別子生成部203は、携帯端末機10aの利用者の操作に基づいて、「ラベル情報」の内容を変更できるように構成されている。
リンク情報生成部204は、受信した「アクセス情報」とリンク付けされ、スレーブ端末機の利用者によって選択可能に、後述する表示部207に表示される「リンク情報」を生成するように構成されている。
具体的に、リンク情報生成部204は、通信部201で受信された「アクセス情報」に含まれる「グループID」に基づいて、当該「グループID」と関連付けられる「アイコン情報」を生成するように構成されている。また、かかる「アイコン情報」は、後述する表示部207でアイコンとして表示される。
また、リンク情報生成部204は、「アクセス可/不可情報」を生成するように構成されている。
また、リンク情報生成部204は、初回の生成時において、「アクセス可/不可情報」を“アクセス不可”として生成し、通信部201で「アップロード情報」が受信された場合、当該「アップロード情報」に含まれる「アクセス可」の情報に基づいて、“アクセス可”に変換する。
記憶部205は、制御部202で生成された「グループ情報」と、受信した「アクセス情報」と、識別子生成部203で生成された「ラベル情報」と、リンク情報生成部204で生成された「アイコン情報」と、「アクセス可/不可情報」とを、受信した「アクセス情報」に含まれる「グループID」に関連づけて記憶するように構成されている。
なお、記憶部205は、携帯端末機10aから「サムネイル」や「画像数」が送信された場合、当該「サムネイル」や「画像数」も、「グループID」に関連付けて記憶する。
アクセス処理部206は、Webブラウザの機能を有している。
また、アクセス処理部206は、後述する表示部207に表示されるアイコンが選択された場合、アイコンのアイコン情報にリンク付けされるアクセス情報を用いて、デジタルコンテンツの保存先にアクセスする許可を取得して、保存先にアクセスするように構成されている。
具体的に、アクセス処理部206は、携帯端末機10bの利用者の操作により、表示部207に表示されるアイコンが選択された場合、当該アイコンの「アイコン情報」に関連付けられている「グループID」に基づいて、当該「グループID」に関連付けられている「アクセス情報」を選択する。
また、アクセス処理部206は、選択した「アクセス情報」に含まれる「URL情報」に基づいて、移動通信ネットワーク2と、ゲートウェイ3と、インターネット1とを介して、コンテンツサーバ20のディレクトリにアクセスするように構成されている。
また、この時、アクセス処理部206は、選択した「アクセス情報」に含まれる「認証情報」を、コンテンツサーバ20の認証機能へ送信するように構成されている。
上述したコンテンツサーバ20の認証機能では、アクセス処理部206が、「認証情報」を送信することによって、当該「URL情報」に示されるディレクトリへアクセスすることが許可される。
表示部207は、記憶部205に記憶される「画像情報」を画像として表示するように構成されている。
また、表示部207は、記憶部205に記憶される「アイコン情報」を携帯端末機10bの利用者に選択可能に表示する。
具体的に、表示部207は、「アイコン情報」と、「サムネイル」と、「ラベル情報」とを、アイコンI10、サムネイル画像I12、ラベルI13として表示するように構成されている。
また、表示部207では、リンク情報に含まれる「アクセス可/不可情報」が“アクセス不可”である場合は、上述するサムネイル画像I12を、例えば、グレー画像で表示し、“アクセス可”である場合は、上述するサムネイル画像I12をカラー画像で表示するように構成されている。
具体的に、表示部207では、携帯端末機10a(マスタ)から送信される「アップロード情報」を携帯端末機10b(スレーブ)が受信した場合、リンク情報生成部204が、「アクセス可/不可情報」を、“アクセス不可”から“アクセス可”に変換するので、サムネイル画像I12をカラー画像で表示する。
したがって、表示部207は、上述するサムネイル画像I12をカラー画像で表示することで、携帯端末機10bの利用者に、アップロードが完了したことを報知している。
なお、携帯端末機10bは、アップロードが完了したことを、例えばベル音を発する機能や、バイブレーション振動を発生させる機能等で、携帯端末機10bの利用者に、報知するように構成されていてもよい。
また、上述する携帯端末機10a(マスタ)が、携帯端末機10b(スレーブ)の構成を含むように構成されていてもよい。
(本実施形態に係る通信システムの動作)
上記の構成を具備する通信システムの動作について、図7乃至図14を参照して説明する。
上記の構成を具備する通信システムの動作について、図7乃至図14を参照して説明する。
図7は、本実施形態に係る通信システムにおける動作の概略を示すフローチャートである。
図7に示すように、本実施形態に係る通信システムでは、グループ化処理ステップS1000と、アップロード処理ステップ2000と、アクセス処理ステップS3000とが実施される。以下に、各処理ステップにおける具体的動作について説明する。
初めに、かかる通信システムの携帯端末機10a(マスタ)及び携帯端末機10b(スレーブ)におけるグループ化処理ステップS1000について説明する。
まず、図8を参照しながら、携帯端末機10a(マスタ)におけるグループ化処理ステップS1000の動作について説明する。
(グループ化処理の動作)
図8に示すステップS1011において、携帯端末機10a(マスタ)の利用者による所定の操作(例えば、ボタンの押下)に基づいて、携帯端末機10aは、近距離無線通信を用いて、携帯端末機10b〜n(スレーブ)を検索し、携帯端末機10b〜nが存在すると判断した場合、ステップS1012の動作を行い、存在しないと判断した場合、動作を終了する。
図8に示すステップS1011において、携帯端末機10a(マスタ)の利用者による所定の操作(例えば、ボタンの押下)に基づいて、携帯端末機10aは、近距離無線通信を用いて、携帯端末機10b〜n(スレーブ)を検索し、携帯端末機10b〜nが存在すると判断した場合、ステップS1012の動作を行い、存在しないと判断した場合、動作を終了する。
ステップS1012において、携帯端末機10aは、例えば、携帯端末機10bが存在すると判断し、グループ化処理を実行する。
そして、携帯端末機10aの制御部102は、携帯端末機10bの制御部202と「ユーザ情報」を送受信し、「グループ情報」を生成する。
また、この時、制御部102は、「グループID」を生成する。
ステップS1013において、携帯端末機10aの利用者は、記憶部106に記憶される「画像情報」を画像として表示部108に表示しながら、コンテンツとして公開する画像を選択する。
そして、制御部102は、ユーザに選択された画像の画像情報に基づいて、「グループ画像情報」と「画像数」とを生成する。
なお、携帯端末機10aでは、後述するアップロード処理を行うまでは、ステップS1013の動作をいつでも実施することが可能である。
ステップS1014において、URL情報生成部1031は、予め記憶されるサーバアドレスと、カレンダー機能と、乱数発生機能とに基づいて、「URL情報」を生成する。
ステップS1015において、認証情報成部1032は、乱数発生機能に基づいて、「認証情報」を生成する。
また、アクセス情報生成部103は、「URL情報」と「認証情報」とを含む「アクセス情報」を生成する。
ステップS1016において、リンク情報生成部105は、アクセス情報生成部103で生成された「アクセス情報」にリンク付けられたリンク情報として、「アイコン情報」を生成する、また、リンク情報生成部105は、「サムネイル」と、「アクセス可/不可情報(アクセス不可)」を生成する。
また、識別子生成部104は、カレンダー機能に基づいて、「ラベル情報」を生成する。
ステップS1017において、制御部102は、「グループID」と「アクセス情報」とを携帯端末機10b(スレーブ)へ送信する。
なお、この時、制御部102は、「アクセス情報」と共に、「サムネイル」と「画像数」とを送信してもよい。
ここで、本実施形態では、制御部102は、「アクセス情報」と共に、「サムネイル」と「画像数」とを送信する場合を例に以後の動作を説明する。
次に、図9を参照しながら、携帯端末機10b(スレーブ)におけるグループ化処理ステップS1000の動作について説明する。
図9に示すステップS1021において、携帯端末機10b(スレーブ)の利用者による所定の操作(ボタンの押下等)に基づいて、携帯端末機10bは、近距離無線通信を用いて、携帯端末機10a(マスタ)を検索し、携帯端末機10aが存在すると判断した場合、ステップS1022の動作を行い、存在しないと判断した場合動作を終了する。
ステップS1022において、携帯端末機10bは、例えば、携帯端末機10aが存在すると判断し、グループ化処理を実行する。
そして、携帯端末機10bの制御部202は、通信部201を介して、携帯端末機10aの制御部102と「ユーザ情報」を送受信し、「グループ情報」を生成する。
ステップS1023において、携帯端末機10bの通信部201は、図8のステップS1017において、携帯端末機10aから送信された「グループID」と、「アクセス情報」と、「サムネイル」と、「画像数」とを受信する。
ステップS1024において、リンク情報生成部204は、ステップS1023で受信した「アクセス情報」にリンク付けられる「アイコン情報」を生成する。
また、リンク情報生成部204は、「アクセス可/不可情報(アクセス不可)」を生成する。
また、識別子生成部203は、カレンダー機能により、「ラベル情報」を生成する。
また、記憶部205は、上述する「アイコン情報」と、「アクセス可/不可情報」と、「ラベル情報」とを、受信した「グループID」と関連付けて記憶する。
ここで、携帯端末機10bの表示部207で表示されるアイコン及びサムネイル画像について、図10を参照して説明する。
図10に示すように、この時、記憶部205で記憶される「アクセス可/不可情報」は、“アクセス不可”であるため、表示部207は、サムネイル画像I100aをグレー画像で表示する。
なお、ステップS1023において、携帯端末機10aからサムネイルが送信されていない場合、表示部207は、図10に示すように、サムネイル画像I100bの領域に例えば“×”のマークを表示するように構成されていてもよい。
(アップロード処理の動作)
次に、かかる通信システムの携帯端末機10a(マスタ)及び携帯端末機10b(スレーブ)におけるアップロード処理ステップS2000について説明する。
次に、かかる通信システムの携帯端末機10a(マスタ)及び携帯端末機10b(スレーブ)におけるアップロード処理ステップS2000について説明する。
まず、図11を参照しながら、携帯端末機10a(マスタ)におけるアップロード処理ステップS2000の動作について説明する。
また、図11のフローチャートは、コンテンツサーバ20と通信を行う携帯端末機10a(マスタ)の動作を示している。
図11に示すステップS2011において、携帯端末機10a(マスタ)の利用者による所定の操作(例えば、ボタンの押下)に基づいて、表示部108に表示されるアイコンが選択される。
ステップS2012において、携帯端末機10aのアップロード処理部107は、選択されたアイコンの「アイコン情報」に関連付けられている「グループID」に基づいて、当該「グループID」に関連付けられている「アクセス情報」を選択する。
そして、アップロード処理部107は、選択した「アクセス情報」に含まれる「認証情報」を、コンテンツサーバ20の認証機能へ保存する。
また、アップロード処理部107は、かかるアクセス情報に含まれる「URL情報」に示されるディレクトリを、コンテンツサーバ20に作成する。
また、アップロード処理部107は、「アイコン情報」に関連付けられている「グループID」に基づいて、当該「グループID」に関連付けてられている「グループ画像情報」を選択する。
そして、アップロード処理部107は、選択した「グループ画像情報」に含まれるファイル名に基づいて、記憶部106に記憶される「画像情報」を選択し、選択した「画像情報」をコンテンツサーバ20に作成したディレクトリへ保存する。
ステップS2013において、アップロード処理部107は、アップロード処理が完了すると、「グループID」と、携帯端末機10a(マスタ)の利用者の「ユーザ名」と、アクセスが可能になったことを知らせる「アクセス可」の情報とを含む「アップロード情報」を生成する。
そして、アップロード処理部107は、記憶部106に記憶される「グループ情報」に含まれる通知先アドレス(例えば電子メールアドレス)を使用して、生成した「アップロード情報」を携帯端末機10b(スレーブ)へ送信する。
また、この時、リンク情報生成部105は、「アクセス可/不可情報」を“アクセス不可”から“アクセス可”に変換する。
また、表示部108は、「アクセス可/不可情報」が“アクセス可”に変換されると、サムネイル画像I12の表示を、グレー画像からカラー画像へ変更して表示する。
次に、図12を参照しながら、携帯端末機10b(スレーブ)におけるアップロード処理ステップS2000の動作について説明する。
図12に示すステップS2021において、携帯端末機10b(スレーブ)の通信部201は、図11のステップS2013で携帯端末機10aから送信された「アップロード情報」を受信する。
そして、リンク情報生成部204は、「アップロード情報」に含まれる「アクセス可」の情報に基づいて、「アクセス可/不可情報」を“アクセス不可”から“アクセス可”に変換する。
ステップS2022において、表示部207は、「アクセス可/不可情報」が“アクセス可”に変換されたため、サムネイル画像I12の表示を、グレー画像からカラー画像へ変更して表示し、携帯端末機10bの利用者に、アップロードが完了したことを報知する。
なお、携帯端末機10bは、アップロードが完了したことを、例えばベル音を発する機能や、バイブレーション振動を発生させる機能等で、携帯端末機10bの利用者に、報知するように構成されていてもよい。
(アクセス処理の動作)
次に、かかる通信システムの携帯端末機10b(スレーブ)におけるアクセス処理ステップS3000について説明する。
次に、かかる通信システムの携帯端末機10b(スレーブ)におけるアクセス処理ステップS3000について説明する。
なお、アクセス処理ステップS3000の動作は、携帯端末機10a(マスタ)でも行うことが可能である。
本実施形態においては、携帯端末機10bでの動作を例に説明する。
図13のステップS3021において、携帯端末機10b(スレーブ)のの利用者は、表示部207に表示されるサムネイル画像がカラー画像のアイコン(アップロード処理が完了されたアイコン)を選択する。
ステップS3022において、アクセス処理部206は、選択されたアイコンの「アイコン情報」に関連付けられている「グループID」に基づいて、当該「グループID」に関連付けられている「アクセス情報」を選択する。
また、アクセス処理部206は、選択した「アクセス情報」に含まれる「URL情報」に基づいて、移動通信ネットワーク2と、ゲートウェイ3と、インターネット1とを介して、コンテンツサーバ20のディレクトリにアクセスする。
また、この時、アクセス処理部206は、選択した「アクセス情報」に含まれる「認証情報」を、コンテンツサーバ20の認証機能へ送信する。
ステップS3023において、アクセス処理部206は、コンテンツサーバ20の認証機能から、当該「URL情報」に示されるディレクトリへのアクセスが許可され、コンテンツサーバ20に保存されるコンテンツを、表示部207に表示する。
(本実施形態に係る通信システムの作用・効果)
本実施形態に係る通信システムによれば、URL情報及び認証情報等の重要な情報は、携帯端末機10a(マスタ)と携帯端末機10b〜n(スレーブ)との間で、近距離無線通信で互いに近接しながら通信するので、第三者にURL情報及び認証情報を取得され、公開したコンテンツが閲覧されることを低減できる。
本実施形態に係る通信システムによれば、URL情報及び認証情報等の重要な情報は、携帯端末機10a(マスタ)と携帯端末機10b〜n(スレーブ)との間で、近距離無線通信で互いに近接しながら通信するので、第三者にURL情報及び認証情報を取得され、公開したコンテンツが閲覧されることを低減できる。
また、かかる通信システムによれば、URL情報と認証情報とを含むアクセス情報にリンク付けされるリンク情報を生成するので、携帯端末機10の利用者が、当該リンク情報を選択するだけでアップロード処理及びアクセス処理を行うことが可能になり、従来行っていたURL情報の入力作業や認証情報の入力作業が、不要になる。従って、機器の操作が苦手なユーザでも、サーバへコンテンツをアップロードするアップロード処理と、アップロードされたコンテンツを閲覧するアクセス処理とを容易に行うことが出来る。
(変更例1)
なお、携帯端末機10b(スレーブ)は、ラベル情報と、アクセス情報とを他の機器へ転送する転送部をさらに具備していてもよい。
なお、携帯端末機10b(スレーブ)は、ラベル情報と、アクセス情報とを他の機器へ転送する転送部をさらに具備していてもよい。
具体的に、携帯端末機10bの転送部は、通信部201を介して、「グループID」と「アクセス情報」と「ラベル情報」とを、例えば、パソコンやテレビ等の他の機器へ、転送するように構成されていてもよい。
ここで、通信部201と他の機器との間における通信技術は、上述した近距離無線通信であってもよいし、USB等の有線回線技術を使用した通信であってもよい。かかる変更例によれば、ラベル情報でどのようなコンテンツを示すアクセス情報であるかを識別しながら、携帯端末機10よりも画面が大きいパソコンやテレビ等で、保存されるコンテンツを多く友人たちと閲覧して楽しむことができる。
また、携帯端末機10に比べ、通信回線の容量が大きいので、大容量の静止画像や動画像を閲覧して楽しむことが出来る。
(変更例2)
なお、表示部207は、携帯端末機10b(スレーブ)が携帯端末機10a(マスタ)からアップロードの通知を受けた場合、アップロードされていない識別子よりも、アップロードされた識別子を表示部207の表示領域に優先して表示するように構成されていてもよい。
なお、表示部207は、携帯端末機10b(スレーブ)が携帯端末機10a(マスタ)からアップロードの通知を受けた場合、アップロードされていない識別子よりも、アップロードされた識別子を表示部207の表示領域に優先して表示するように構成されていてもよい。
具体的に、表示部207は、図14に示すように、複数のラベルを表示するように構成されている。
また、リンク情報生成部204は、カレンダー機能を有しており、携帯端末機10b(スレーブ)が、携帯端末機10a(マスタ)から「アップロード情報」を受信した際、「アップロード情報」に含まれる「グループID」に関連付けて「アップロード年月日情報(図示せず)」を生成するように構成されている。
また、当該「アップロード情報」に含まれる「グループID」と「ユーザ名」と「アクセス可」とに基づいて、「アクセス可/不可情報」を、「アクセス可」に変更するように構成されている。
そして、表示部207は、「ラベル情報」と「アップロード年月日情報」を対応させ、新しい「アップロード年月日情報」に対応する「ラベル情報」を、図14に示すように、ラベルとして、例えば表示領域の上部に優先して表示するように構成されている。
かかる変更例によれば、携帯端末機10の利用者は、コンテンツがアップロードされたことをすぐに判別することができる。また、アイコンが時系列で並べられるので、視覚的に、新しいコンテンツか古いコンテンツかをすぐに判断できる。
I10…アイコン、I100a…サムネイル画像、I100b…サムネイル画像、I11…画像数、I12…サムネイル画像、I13…ラベル、ID…グループ、ID…ユーザ、1…インターネット、1〜n…画像、2…移動通信ネットワーク、3…ゲートウェイ、10…携帯端末機、10a…携帯端末機、10b…携帯端末機、10b〜n…携帯端末機、20…コンテンツサーバ、101…通信部、102…制御部、103…アクセス情報生成部、104…識別子生成部、105…リンク情報生成部、106…記憶部、107…アップロード処理部、108…表示部、112…表示部、201…通信部、202…制御部、203…識別子生成部、 204…リンク情報生成部、205…記憶部、206…アクセス処理部、 207…表示部、1031…URL情報生成部、1032…認証情報成部、2000…アップロード処理ステップ、
Claims (11)
- マスタ端末機と、表示部を有する一つ又は複数のスレーブ端末機との間において所定の範囲内で無線回線により直接通信する通信システムであって、
前記マスタ端末機が、
デジタルコンテンツの保存先を示す保存先アドレスを生成する保存先アドレス生成部と、
前記保存先アドレスが示す保存先へのアクセスを許可するか否かの判定に用いられる認証情報を生成する認証情報生成部と、
前記スレーブ端末機へ前記保存先アドレス及び前記認証情報を含むアクセス情報を送信する送信部とを具備し、
前記スレーブ端末機が、
前記マスタ端末機から送信された前記アクセス情報を受信する受信部と、
受信した前記アクセス情報とリンク付けされ、スレーブ端末機利用者によって選択可能に前記表示部に表示されるリンク情報を生成するリンク情報生成部と
を具備することを特徴とする通信システム。 - 表示部を有する一つ又は複数のスレーブ端末機との間において所定の範囲内で無線回線により直接通信するマスタ端末機であって、
デジタルコンテンツの保存先を示す保存先アドレスを生成する保存先アドレス生成部と、
前記保存先アドレスが示す保存先へのアクセスを許可するか否かの判定に用いられる認証情報を生成する認証情報生成部と、
前記スレーブ端末機へ前記保存先アドレス及び前記認証情報を含むアクセス情報を送信する送信部とを具備することを特徴とするマスタ端末機。 - 各前記スレーブ端末機から、前記スレーブ端末機に対応付けられている通知先を示す通知先アドレスを受信するアドレス受信部と、
前記デジタルコンテンツと前記認証情報とを前記保存先へアップロードするアップロード処理部と、
前記通知先アドレスに基づいて、前記デジタルコンテンツと前記認証情報とをアップロードしたことを、前記スレーブ端末機へ通知する通知部とをさらに具備することを特徴とする請求項2に記載のマスタ端末機。 - 前記アドレス受信部は、前記スレーブ端末機との通信によりスレーブ端末機利用者のユーザ名を取得し、
前記送信部は、マスタ端末機利用者のユーザ名を含むアクセス情報を前記スレーブ端末機へ送信することを特徴とする請求項3に記載のマスタ端末機。 - マスタ端末機との間において所定の範囲内で無線回線により直接通信し、表示部を有する一つ又は複数のスレーブ端末機通信であって、
デジタルコンテンツの保存先を示す保存先アドレスと前記保存先アドレスが示す保存先へのアクセスを許可するか否かの判定に用いられる認証情報とを含むアクセス情報を受信する受信部と、
受信した前記アクセス情報とリンク付けされ、スレーブ端末機利用者によって選択可能に前記表示部に表示されるリンク情報を生成するリンク情報生成部と
を具備することを特徴とするスレーブ端末機。 - 前記スレーブ端末機は、
自分に対応付けられている通知先を示す通知先アドレスを前記マスタ端末機へ送信するアドレス送信部と、
前記マスタ端末機の前記通知部からの通知を受けたことを前記スレーブ端末機利用者に報知する報知部と
を具備することを特徴とする請求項5に記載のスレーブ端末機。 - 前記スレーブ端末機は、
前記表示部に表示される前記リンク情報が選択された場合、前記リンク情報にリンク付けされる前記アクセス情報を用いて、前記デジタルコンテンツの前記保存先にアクセスする許可を取得して、前記保存先にアクセスするアクセス処理部をさらに具備することを特徴とする請求項6に記載のスレーブ端末機。 - 前記スレーブ端末機は、
前記アクセス情報を識別する識別子を生成する識別子生成部をさらに具備することを特徴とする請求項6に記載のスレーブ端末機。 - 前記スレーブ端末機は、
前記識別子と、前記アクセス情報とを他の機器へ転送する転送部をさらに具備することを特徴とする請求項8に記載のスレーブ端末機。 - 前記報知部は、前記マスタ端末機の前記通知部からアップロードの通知を受けた場合、
アップロードされていない前記識別子よりも、アップロードされた前記識別子を前記表示部の表示領域に優先して表示することを特徴とする請求項8に記載のスレーブ端末機。 - マスタ端末機と、表示部を有する一つ又は複数のスレーブ端末機との間において所定の範囲内で無線回線により直接通信する通信方法であって、
前記マスタ端末機が、
デジタルコンテンツの保存先を示す保存先アドレスを生成する保存先アドレス生成ステップと、
前記保存先アドレスが示す保存先へのアクセスを許可するか否かの判定に用いられる認証情報を生成する認証情報生成ステップと、
前記スレーブ端末機へ前記保存先アドレス及び前記認証情報を含むアクセス情報を送信する送信ステップとを具備し、
前記スレーブ端末機が、
前記マスタ端末機から送信された前記アクセス情報を受信する受信ステップと、
受信した前記アクセス情報とリンク付けされ、スレーブ端末機利用者によって選択可能に前記表示部に表示されるリンク情報を生成するリンク情報生成ステップと
を具備することを特徴とする通信方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005370872A JP2007174388A (ja) | 2005-12-22 | 2005-12-22 | 通信システム、マスタ端末機、スレーブ端末機及び通信方法。 |
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JP2005370872A JP2007174388A (ja) | 2005-12-22 | 2005-12-22 | 通信システム、マスタ端末機、スレーブ端末機及び通信方法。 |
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (2)
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JP2011211546A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Fujifilm Corp | データ通信システムおよびその動作制御方法 |
JP2017508317A (ja) * | 2013-12-16 | 2017-03-23 | ノキア テクノロジーズ オサケユイチア | データ共有の方法および装置 |
-
2005
- 2005-12-22 JP JP2005370872A patent/JP2007174388A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
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