JP2007173578A - 屋外設置機器の放熱構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 屋外設置機器の過剰な大型化や高重量化、更には、無駄な電力の消費を伴わずに、基板に実装された電気部品が発生させる熱を効率よく外部に排出する。
【解決手段】 本体部3から外側に突出する基板の部分を熱伝導性と耐候性を有する外装体2で密封し、基板自体を本体部3から外側に突出させた状態で装着する構成とすることで、基板に実装された電気部品からの発熱を効率よく大気中に排出する。これにより熱交換器やファン等の強制冷却手段を不要とし、屋外通信機器(屋外設置機器)1の大型化や高重量化、更には、ファンの駆動に要する無駄な電力の消費を防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、衛星通信あるいは携帯電話の中継基地局で利用される屋外通信機器等を始めとする各種の屋外設置機器の放熱構造の改良に関する。
屋外設置機器のうち、例えば、衛星通信あるいは携帯電話の中継基地局等で利用される屋外通信機器の放熱構造としては、図12に示されるような熱交換器方式と図13に示されるようなヒートシンク方式が公知である。
このうち、図12に示される熱交換器方式は、筐体構造を有する屋外通信機器100の本体部101にダクト102を併設し、本体部101とダクト102との間の隔壁に冷却用の流体を充填した熱交換器103を配置し、本体部101内に設けられたファン104を駆動して本体部101内の空気を循環させることにより本体部101内に配設された複数の基板105に実装されている電気部品から発生した熱を熱交換器103の流体に一旦吸収させ、更に、ダクト102側のファン106を駆動して熱交換器103の流体を外気で強制冷却することで、基板105の電気部品から発生する熱を外部に逃がすようにしている。
しかしながら、このような構成を適用した場合には、ダクト102,熱交換器103,ファン104,106の装着により屋外通信機器100が大型化し、重量が増大する欠点がある。しかも、基板105に実装されている電気部品から発生した熱は、本体部101内に密閉された空気と熱交換器103内の流体および熱交換器103を冷却する外気を介して間接的に外部に排出されるので、熱の排出効率が低く、特に、基板105に実装されている電気部品のうち表面熱密度が高くなる電気部品を効果的に冷却することが難しく、また、2台のファン104,106を駆動するための電力の消費もばかにならない。
図13に示されるヒートシンク方式は、多数のフィン107を併設して表面積を増大させたヒートシンク108を筐体構造からなる本体部101の外側に取り付け、このヒートシンク108に電気部品109を直付けする構成であるため、特定の電気部品109の放熱効果は向上するが、ヒートシンク108に接続できる電気部品に制限が生じる欠点がある。例えば、基板105の裏面側に配置された電気部品を直接的にヒートシンク108に接続することは困難であり、また、基板105の同一面側に複数の電気部品が配置されていたとしても、その突出高さが必ずしも同一であるとは限らないので、ヒートシンク108と各電気部品との間に熱伝導性のよいスペーサを介装するとか、あるいは、ヒートシンク108自体の形状を工夫する等の必要に迫られる。
なお、単独の電気部品からの発熱を外部に逃がすための一般的な技術としては、表面に凹凸を形成した熱伝導性ゴムからなる外装体に電気部品を収納した電気化学デバイスが特許文献1として、また、熱伝導率の高い粉末を混入したゲルで半導体チップを包囲するようにした半導体装置が特許文献2として既に提案されている。
特開2003−288863号公報 特開昭61−75550号公報
本発明の課題は、屋外設置機器の放熱構造に関わる前記不都合を改善し、屋外設置機器の過剰な大型化や高重量化、更には、無駄な電力の消費を伴わずに、基板に実装された電気部品が発生させる熱を効率よく外部に排出することのできる屋外設置機器の放熱構造を提供することにある。
本発明による屋外設置機器の放熱構造は、電気部品を実装した基板と、前記基板を装着する本体部とを備えた屋外設置機器の放熱構造であり、前記課題を達成するため、特に、
前記基板を前記本体部から外側に突出させた状態で本体部に装着する構成とし、少なくとも、前記本体部から外側に突出する前記基板の部分を、熱伝導性と耐候性を有する外装体で密封したことを特徴とする構成を有する。
本体部から外側に突出する基板の部分を熱伝導性と耐候性を有する外装体で密封し、基板自体を本体部から外側に突出させた状態で装着する構成としたので、密閉式の筐体からなる本体部の内側に基板を装着する従来型の構成と比べ、基板に実装された電気部品からの発熱を効率よく大気中に排出することができる。
このため、熱交換器やファン等の強制冷却手段が不要となり、屋外設置機器の大型化や高重量化、更には、ファンの駆動に要する無駄な電力の消費を伴わずに、基板に実装された電気部品が発生させる熱を確実に外部に排出することが可能となった。
基板を密封する外装体が熱伝導性を有しているので電気部品からの発熱を効率よく大気中に放出することができ、また、この外装体が耐候性を備えているので、基板を本体部から外側に突出させた状態で装着しても、風雨や紫外線その他の自然環境によって基板や電気部品に損傷が生じる恐れがない。
外装体の内壁と基板との間に形成される空間には、熱伝導性と電気絶縁性を有するグリースを隙間なく充填することが望ましい。
様々な形状および大きさの電気部品が基板に実装されている場合であっても、これらの電気部品と隙間なく密接するグリースと当該グリースに隙間なく密接する外装体とを介して各電気部品からの発熱を効率よく大気中に放出することができる。
また、基板に実装された電気部品のうち、少なくとも、基板からの突出高さが最も高い電気部品の表面が、前記外装体の内壁に密着するように前記外装体の寸法が決められていることが望ましい。
外装体の内壁に密着した電気部品からの発熱を外装体を介して確実に大気中に放出することができる。
より望ましくは、基板に実装された電気部品のうち、少なくとも、基板からの突出高さが最も高い電気部品の表面が、外装体の内壁に密着するように外装体の寸法を決め、更に、外装体の内壁と前記基板との間に形成される空間に、熱伝導性と電気絶縁性を有するグリースを隙間なく充填するようにする。
外装体の内壁に密着した電気部品からの発熱は外装体を介して確実に大気中に放出され、また、突出高さが相対的に低い電気部品からの発熱は、当該電気部品と隙間なく密接するグリースと当該グリースに隙間なく密接する外装体を介して効率よく大気中に放出される。
また、前記基板に実装された電気部品のうち、他の電気部品と比べて表面熱密度が高くなる電気部品と他の電気部品との間に熱遮蔽板を配設し、表面熱密度が高くなる電気部品から他の電気部品への熱の伝導を軽減するようにしてもよい。
表面熱密度が高くなる電気部品からの発熱が他の電気部品に不用意に伝達するのを防止することができるので、過熱による電気部品の損傷を抑制することができる。
また、この熱遮蔽板は、表面熱密度が高くなる電気部品と他の電気部品との間を仕切るようにして基板上に略直角に立設された第一壁部と、該第一壁部の先端から屈曲して外装体の内壁に沿って表面熱密度が高くなる電気部品から離間する方向に延出する第二壁部とによって形成されていることが望ましい。
このような構成を適用した場合、結果的に、表面熱密度が高くなる電気部品の周囲に位置する電気部品が基板と熱遮蔽板の第一壁部および第二壁部によって三方から包囲されるかたちとなるので、表面熱密度が高くなる電気部品から周囲の電気部品に至る熱伝導経路が効果的に遮断され、表面熱密度が高くなる電気部品から周囲の電気部品への熱の伝導を効果的に防止することができる。
この際、表面熱密度が高くなる電気部品からの発熱は、外装体、もしくは、グリースと外装体とを介して大気中に効率よく排出される。
また、表面熱密度が高くなる電気部品の周囲に位置する電気部品は、基板と熱遮蔽板の第一壁部および第二壁部によって三方から包囲されるかたちとなるので、必ずしも熱の放出が容易な状態とは言えないが、この電気部品の表面熱密度は比較的に低いものであるから、それ自体の発熱によって当該電気部品が損傷する可能性は、表面熱密度が高くなる電気部品からの発熱が直に伝導される場合に比べて低い。
外装体の外側には、表面積を増大させるための凹凸部を形成することが望ましい。
ヒートシンクにおけるフィンに相当する実施態様項であり、外装体の表面積を増大させることで放熱効果を改善することができる。
より具体的には、電気部品を実装した基板と基板を装着する本体部との組み合わせ構造において、弾性を有する熱伝導性ゴムによって前記外装体を形成し、前記基板に固設された電気コネクタと前記本体部に固設された電気コネクタとの接続を許容する開口部を前記外装体の一面に形成する一方、
前記本体部のケーシングには、前記本体部における電気コネクタの配設位置に対応させて、前記外装体の前記一面の外形よりも小さな開口部を形成し、
前記外装体の前記一面の周辺部を弾性変形させて前記ケーシングの開口部の周辺に当接させて、前記基板に固設された電気コネクタと前記本体部に固設された電気コネクタとを接続する構成が望ましい。
本体部側の電気コネクタとの接続を許容する開口部を形成した外装体の一面の周辺部を弾性変形させて本体部側のケーシングの開口部の周辺に当接させることで、本体部側のケーシングの開口部および外装体の開口部が密閉され、更に、基板に固設された電気コネクタと本体部に固設された電気コネクタとを接続することで、開口部を形成した外装体の一面と本体部側のケーシングの開口部の周辺との圧接状態、つまり、本体部側のケーシングの開口部および外装体の開口部の密閉状態が保持される。
基板を本体部から外側に突出させた状態で本体部に装着して屋外に放置しても、外部の湿気や水分あるいは埃等が屋外設置機器の本体部や基板に侵入するのを防止することができる。
あるいは、弾性を有する熱伝導性ゴムによって前記外装体を形成し、前記基板に固設された電気コネクタと前記本体部に固設された電気コネクタとの接続を許容する開口部を前記外装体の一面に形成する一方、
前記本体部のケーシングには、前記本体部における電気コネクタの配設位置に対応させて、前記外装体の前記一面の外形よりも僅かに小さな開口部を形成し、
前記外装体の前記一面と隣接する前記外装体の各面の端部を弾性変形させて前記ケーシングの開口部に突入させて、前記基板に固設された電気コネクタと前記本体部に固設された電気コネクタとを接続する構成としてもよい。
ケーシングの開口部に外装体が圧入されるかたちで取り付けられるので、本体部側のケーシングの開口部および外装体の開口部の密閉性が向上し、また、振動等による嵌合の緩みや電気的な接続不良も生じ難くなる。
また、外装体は、基板を内包する形状および大きさを有する下型と上型とによって構成し、下型に基板を取り付けた状態で、両者が熱溶着によって一体化された構成とすることができる。
屋外設置機器に複数の基板が装着される場合であっても基板の外形は規格化することが可能であるので、同一寸法の下型と上型を量産することで屋外設置機器全体の製造コストの低減化が図れる。
外装体は、エチレン-プロピレン-ジェンゴムもしくはシリコンゴムにセラミック,炭素等のフィラーを混入した熱伝導性ゴムによって形成するとよい。
一般に市販される前記熱伝導性ゴムの熱伝導率は5600W/m・K(厚さ1mm)程度であり、屋外設置機器の基板の冷却を目的とした放熱性能は十分である。
本発明による屋外設置機器の放熱構造は、本体部から外側に突出する基板の部分を熱伝導性と耐候性を有する外装体で密封し、基板自体を本体部から外側に突出させた状態で装着する構成としたので、密閉式の筐体からなる本体部の内側に基板を装着する従来型の構成と比べ、基板に実装された電気部品からの発熱を効率よく大気中に排出することができる。
このため、熱交換器やファン等の強制冷却手段が不要となり、屋外設置機器の大型化や高重量化、更には、ファンの駆動に要する無駄な電力の消費を伴わずに、基板に実装された電気部品が発生させる熱を確実に外部に排出することが可能となった。
基板を密封する外装体が熱伝導性を有しているので電気部品からの発熱を効率よく大気中に放出することができ、また、この外装体が耐候性を備えているので、基板を本体部から外側に突出させた状態で装着しても、風雨や紫外線その他の自然環境によって基板や電気部品に損傷が生じる恐れがない。
本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明を適用した一実施形態の屋外通信機器1について簡略化して示した概念図である。
この屋外通信機器1は例えば衛星通信あるいは携帯電話の中継基地局等で利用されるもので、その主要部は、基板を内蔵した外装体2と、外装体2を装着する本体部3によって構成される。
基板を内蔵する外装体2の構成を図2に示す。外装体2は、電気部品を実装した基板4を内包する形状および大きさを有する有底容器状の下型5と該下型5と対称に形成された上型6によって構成される。
下型5および上型6の素材としては、熱伝導性,耐候性,電気絶縁性,弾性等の面から、エチレン-プロピレン-ジェンゴムもしくはシリコンゴムにセラミック,炭素等のフィラーを混入した熱伝導性ゴム等の使用が望ましい。これらの熱伝導性ゴムの熱伝導率は5600W/m・K(厚さ1mm)程度であるから、屋外通信機器の基板の冷却を目的とした放熱性能は十分である。(この種の屋外通信機器は、夏場の温度環境を想定し、40度〜50度を上限とする気温で使用することを前提として設計され、電気部品自体の温度上昇による周辺温度の上昇を含め、実周辺温度が70度〜75度の範囲で電気部品の寿命が保証されるようになっており、屋外設置機器の稼動で生じる温度上昇を25度〜30度程度に抑制する必要がある。)
そして、外装体2を構成する下型5と上型6の一面(図2中の左端面)には、基板4に固設された電気コネクタ7と本体部3側に固設された電気コネクタ8との接続を許容する開口部9が形成されている。
基板4を外装体2で密封する際には、図2に示されるように、予め、下型5に熱伝導性および電気絶縁性を有するグリース11をグリースガン10等を使用して充填しておき、図3に示されるようにして下型5に基板4を載置してから、改めて基板4上にグリース11を充填し、最後に、下型5と上型6を突き合わせ、リフロー設備等の高温環境下で下型5と上型6を熱溶着することによって下型5と上型6とを一体化する。熱溶着の実施に際しては、高温環境下で開口部9に変形や寸法変化が発生するのを防止するため、開口部9の形状に応じた入れ子12を図4に示されるようにして開口部9に挿入しておき、外装体2が常温に復してから図5に示されるようにして入れ子12を取り外すようにする。
基板4に下型5と上型6を取り付けて一体化した状態を図6に示す。このようにして下型5と上型6を一体化して基板4に取り付けることにより、この基板4を本体部3に装着した際に本体部3から外側に突出する基板4の全ての部分、つまり、電気コネクタ7を除く部分が、図6に示されるようにして、熱伝導性と耐候性および弾性を有する外装体2で確実に密封されることになる。
図5に示されるように、この実施形態では、基板4の表面側において基板4からの突出高さが最も高い電気部品13の表面が上型6の内壁に密着し、また、基板4の裏面側において基板4からの突出高さが最も高い電気部品14の表面が下型5の内壁に密着するように、外装体2を構成する下型5と上型6の深さ寸法が決められ、更に、下型5および上型6の内壁と基板4との間に形成される空間には、熱伝導性と電気絶縁性を有するグリース11が隙間なく充填されている。
従って、上型6の内壁に密着した電気部品13の発熱は外装体2を構成する上型6を介して直ちに大気中に放出され、また、下型5の内壁に密着した電気部品14の発熱は外装体2を構成する下型5を介して直ちに大気中に放出される。
そして、基板4からの突出高さが相対的に低い電気部品15,16からの発熱は当該電気部品15,16と隙間なく密接するグリース11と当該グリース11に隙間なく密接する上型6を介して効率よく大気中に放出され、また、基板4からの突出高さが相対的に低い電気部品17からの発熱は当該電気部品17と隙間なく密接するグリース11と当該グリース11に隙間なく密接する下型5を介して効率よく大気中に放出される。
このように、下型5や上型6の内壁に直接的に接していない電気部品から生じる熱であっても、グリース11の充填により効率よく放熱することができるので、基板4上の電気部品の突出高さは区々であっても構わない。
つまり、基板4の外形さえ規格化しておけば、様々な厚みの基板4に対して同一仕様の下型5や上型6つまり外装体2を装着することが可能である。
ここで、基板4を内蔵した外装体2を装着する本体部3の構成について図7を参照して説明する。
この本体部3は、基板4の電気コネクタ7と嵌合する電気コネクタ8を実装したバックボード18と、このバックボード18を格納するためのフロントパネル19およびバックカバー20からなるケーシング21によって構成される。
フロントパネル19とバックカバー20の接合部には公知のガスケットあるいはパッキング等が介装され、ケーシング21に対する防水処理が施されている。
このケーシング21は図12および図13に示されるような従来型の屋外通信機器の本体部101とは相違し、何枚もの基板を内蔵するためのものではなく、単に、電気コネクタ8を実装したバックボード18が収まればよいので、内部空間を確保するための筐体構造は必要なく、図12および図13に示されるような従来型本体部(筐体)101と比べ、遥かに薄く構成することができる。
ケーシング21の主要部を構成するフロントパネル19には、本体部3のバックボード18における電気コネクタ8の配設位置に対応して、開口部9を形成した外装体2の一面、つまり、図6中で手前側に位置する外装体2の一面の外形よりも小さな開口部22が形成されている。
外装体2を有する基板4を本体部3に取り付ける際には、図8に示されるようにして本体部3の電気コネクタ8の位置に外装体2側の電気コネクタ7を位置決めし、外装体2側の電気コネクタ7を本体部3側の電気コネクタ8に正確に嵌合させて押し込む。
これにより、フロントパネル19の開口部22および外装体2の開口部9が図9に示されるようにして密閉され、更に、外装体2側に固設された電気コネクタ7と本体部3側に固設された電気コネクタ8とを接続することで、開口部9を形成した外装体2の一面とフロントパネル19の開口部22の周辺との圧接状態、つまり、フロントパネル19側の開口部22と外装体2の開口部9の密閉状態が保持される。
または、開口部22の大きさを、開口部9を形成した外装体2の一面の外形よりも僅かに小さなものとし、開口部9を設けた外装体2の一面と隣接する外装体2の各面の端部、つまり、図8,図9に示される外装体2の左端部側の外周部を弾性変形させてフロントパネル19側の開口部22に突入させ、基板2側の電気コネクタ7と本体部3側の電気コネクタ8とを接続する構成とする場合もある(図示略)。
このような構成を適用した場合、フロントパネル19側の開口部22に外装体2が圧入されるかたちで取り付けられるので、電気コネクタ7と電気コネクタ8の嵌合力を利用して外装体2の一面とフロントパネル19の開口部22の周辺との圧接状態を保持する場合(図9の構成)と比べ、フロントパネル19側の開口部22および外装体2側の開口部9の密閉性が向上し、同時に、振動等による嵌合の緩みや電気コネクタ7,8間の電気的な接続不良も効果的に防止される。
基板4を内蔵した外装体2を本体部3に装着した状態を図1に示す。このように、外装体2で密封された基板4を本体部3から外側に突出させた状態で本体部3に装着する構成とすることで、密閉式の筐体からなる本体部の内側に基板を装着する従来型の構成(図12,図13参照)と比べ、基板4に実装された電気部品13〜17からの発熱を効率よく大気中に排出することができる。
このため、熱交換器やファン等の強制冷却手段が不要となり、屋外設置機器の大型化や高重量化、更には、ファンの駆動に要する無駄な電力の消費を伴わずに、基板4に実装された電気部品13〜17が発生させる熱を確実に外部に排出することが可能となった。
しかも、基板4を密封する外装体2が耐候性を備えており、フロントパネル19側の開口部22および外装体2側の開口部9の密閉状態も、フロントパネル19の開口部周辺と当接した外装体2の圧接力もしくは開口部22に圧入された外装体2の圧接力によって保証されるので、基板4を本体部3から外側に突出させて装着する構造であっても、風雨その他の自然環境によって本体部3や外装体2の内部に異物や湿気が侵入したり、更には、紫外線等を受けて基板4あるいは電気部品が劣化するといった恐れもない。
屋外通信機器1の作動中に基板4上の電気部品13〜17が発熱した場合には、前述した通り、外装体2を構成する上型6の内壁に密着した電気部品13の発熱は上型6を介して直ちに大気中に放出され、また、外装体2を構成する下型5の内壁に密着した電気部品14の発熱は下型5を介して直ちに大気中に放出される。
そして、基板4からの突出高さが低い電気部品15,16からの発熱は当該電気部品15,16と隙間なく密接するグリース11と当該グリース11に隙間なく密接する上型6を介して効率よく大気中に放出され、また、電気部品17からの発熱は当該電気部品17と隙間なく密接するグリース11と当該グリース11に隙間なく密接する下型5を介して効率よく大気中に放出される。
本体部3に複数の基板4を装着する場合には、各基板4毎の外装体2が効果的に放熱できるように、例えば、図1に示されるようにして、基板4を内蔵した外装体2同士の間に十分な間隔を置いて本体部3に装着する構成とすることが望ましい。
図10に他の一実施形態における外装体23の構成を示す。この外装体23は略平板状の下型24と有底容器状の上型25によって構成される。前記と同様、下型24および上型25の素材としては、熱伝導性,耐候性,電気絶縁性,弾性等の面から、エチレン-プロピレン-ジェンゴムもしくはシリコンゴムにセラミック,炭素等のフィラーを混入した熱伝導性ゴム等の使用が望ましい。
外装体23の一部を構成する上型25の一面(図10中の左端面)には、基板4に固設された電気コネクタ7と本体部3側に固設された電気コネクタ8との接続を許容する開口部26が設けられ、更に、上型25の外側(図10中の上面側)には、上型25の表面積を増大させるためのリブ状の凹凸部27が形成されている。
そして、基板4に実装された電気部品のうち他の電気部品と比べて表面熱密度が高くなる電気部品28と熱に弱い他の電気部品29,30との間には、電気部品28から他の電気部品29,30への熱の伝導を軽減するための熱遮蔽板31,32が配設されている。
これらの熱遮蔽板31,32は熱抵抗の大きな素材から形成されており、下型24と上型25を突き合わせて熱溶着等によって外装体23として一体化する際に、下型24と上型25との間に挟み込むようにして介装される。
下型24と上型25の突き合わせの過程で熱遮蔽板31,32が挟み込まれるので、下型24と上型25の突き合わせに際して電気部品29,30等に作用する衝撃が緩和され、また、電気部品29,30をリフロー設備等の高温環境から守ることもできるので、部品の保護の面でも有効である。
基板4に下型24と上型25および熱遮蔽板31,32を取り付けて一体化した状態を図11に示す。熱遮蔽板31は、表面熱密度が高くなる電気部品28と熱に弱い他の電気部品29との間を仕切るようにして基板4上に略直角に立設された第一壁部31aと該第一壁部31aの先端から屈曲して上型25の内壁に沿って電気部品28から離間する方向に延出する第二壁部31bとによって一体に形成され、また、熱遮蔽板32は、表面熱密度が高くなる電気部品28と熱に弱い他の電気部品30との間を仕切るようにして基板4上に略直角に立設された第一壁部32aと該第一壁部32aの先端から屈曲して上型25の内壁に沿って電気部品28から離間する方向に延出する第二壁部32bとによって一体に形成されている。
なお、この実施形態においても、上型25の内壁と基板4との間に形成される空間に、熱伝導性と電気絶縁性を有するグリースを隙間なく充填することが可能である。
本体部3に対する外装体23(基板4)の取り付けに関しては前述した実施形態と同様であるので説明を省略する。
このような構成を適用した場合、表面熱密度が高くなる電気部品28から他の電気部品29,30への熱の伝達が熱遮蔽板31,32によって軽減されるので、外装体23の内部空間の温度に偏りが生じる。つまり、電気部品28の温度上昇と共に内部空間の温度が熱平衡の状態を維持して均一に上昇するといった弊害が解消され、電気部品29,30の周辺温度を比較的に低い温度に抑えることが可能となるため、電気部品29,30の過熱による損傷を効果的に抑制することができる。
表面熱密度が高くなる電気部品28の周囲に位置する電気部品29は基板4と熱遮蔽板31における第一壁部31aおよび第二壁部31bによって三方から包囲され、また、電気部品30は基板4と熱遮蔽板32における第一壁部32aおよび第二壁部32bによって三方から包囲されるかたちとなるので、電気部品29,30それ自体が生成した熱の放出は必ずしも容易ではないが、電気部品29,30の表面熱密度は比較的に低いものであるから、それ自体の発熱によって当該電気部品29,30が損傷する可能性は、表面熱密度が高くなる電気部品28からの発熱が直に伝導される場合に比べて低い。
この実施形態では、外装体23の一部を構成する上型25の外側に表面積を増大させるための凹凸部27が形成されているので、この部分を平坦な構成とした場合と比べて放熱効果は遥かに高い。
以上に述べた通り、前述した各実施形態では、屋外通信機器1の本体部3に基板4を内蔵して装着することを止め、基板4の大半部分を本体部3から外側に突出させて取り付けるようにしているので、密閉式の筐体からなる本体部の内側に基板を装着する従来型の構成と比べ、基板4に実装された電気部品からの発熱を効率よく大気中に排出することができる。
しかも、基板4に実装された電気部品からの発熱を伝導して大気中に放出する外装体2や外装体23は基板4毎に個別に取り付けられる構成であるから、本体部3に装着される基板4の枚数が多い場合であっても、単一のヒートシンクを複数の基板で共用する従来技術とは相違し、基板の枚数の増加によって放熱効率が低下するといった弊害が生じない。
従って、熱交換器やファン等の強制冷却手段は不要であり、屋外通信機器1等を始めとする屋外設置機器の大型化や高重量化、更には、ファンの駆動に要する無駄な電力の消費を伴わずに、基板に実装された電気部品が発生させる熱を確実に外部に排出することができる。
基板4を密封する外装体2や外装体23は高い熱伝導性を有しているので電気部品からの発熱を効率よく大気中に放出することができ、また、この外装体2や外装体23を形成するエチレン-プロピレン-ジェンゴムやシリコンゴム等の素材が十分な耐候性を備えているので、基板4を本体部3から外側に突出させた状態で装着する構成であるにも関わらず、風雨や紫外線その他の自然環境によって基板4や基板4上の電気部品に損傷が生じる恐れはない。
また、ファンその他の可動部を有する強制冷却手段が不要となることから、この種の冷却手段を必要とする屋外設置機器に共通する不具合、つまり、枯葉や小枝等を始めとする異物の侵入や凍結あるいは錆の発生等に伴う冷却手段の機能不全によって冷却効率が低下するといった問題がなく、劣悪な環境下においても安定的に基板上の電気部品の熱を放熱させることができる。
本発明を適用した一実施形態の屋外通信機器について簡略化して示した概念図である。 同実施形態の基板を内蔵する外装体の組み立て構造を簡略化して示した斜視図である。 同実施形態の外装体の一部を構成する下型に基板を取り付けた状態を示した平面図である。 同実施形態の下型と上型を熱溶着する際に利用される入れ子の取り付け状態について示した断面図である。 同実施形態において一体化された外装体から入れ子を取り外して示した断面図である。 同実施形態の基板を内蔵した外装体の外観を示した斜視図である。 同実施形態の外装体を装着する本体部の構成について簡略化して示した斜視図である。 同実施形態の本体部に外装体を装着する際の電気コネクタの相対的な位置関係について簡略化して示した断面図である。 本体部に外装体を装着した状態について簡略化して示した図である。 他の実施形態の外装体の組み立て構造を簡略化して示した斜視図である。 同実施形態の基板を内蔵した外装体の外観を示した斜視図である。 熱交換器方式を適用した屋外通信機器の放熱構造の概略を示した概念図である(従来例)。 ヒートシンク方式を適用した屋外通信機器の放熱構造の概略を示した概念図である(従来例)。
符号の説明
1 屋外通信機器(屋外設置機器)
2 外装体
3 本体部
4 基板
5 下型
6 上型
7 基板側の電気コネクタ
8 本体部側の電気コネクタ
9 外装体の開口部
10 グリースガン
11 熱伝導性と電気絶縁性を有するグリース
12 入れ子
13,14 基板からの突出高さが最も高い電気部品
15,16,17 基板からの突出高さが相対的に低い電気部品
18 バックボード
19 フロントパネル
20 バックカバー
21 ケーシング
22 ケーシングの開口部
23 外装体
24 下型
25 上型
26 開口部
27 凹凸部
28 表面熱密度が高くなる電気部品
29,30 他の電気部品
31 熱遮蔽板
31a 第一壁部
31b 第二壁部
32 熱遮蔽板
32a 第一壁部
32b 第二壁部
100 屋外通信機器(屋外設置機器)
101 本体部(筐体)
102 ダクト
103 熱交換器
104 ファン
105 基板
106 ファン
107 フィン
108 ヒートシンク

Claims (11)

  1. 電気部品を実装した基板と、前記基板を装着する本体部とを備えた屋外設置機器の放熱構造であって、
    前記基板を前記本体部から外側に突出させた状態で本体部に装着する構成とし、少なくとも、前記本体部から外側に突出する前記基板の部分を、熱伝導性と耐候性を有する外装体で密封したことを特徴とする屋外設置機器の放熱構造。
  2. 前記外装体の内壁と前記基板との間に形成される空間に、熱伝導性と電気絶縁性を有するグリースが隙間なく充填されていることを特徴とする請求項1記載の屋外設置機器の放熱構造。
  3. 前記基板に実装された電気部品のうち、少なくとも、前記基板からの突出高さが最も高い電気部品の表面が、前記外装体の内壁に密着するように前記外装体の寸法が決められていることを特徴とする請求項1記載の屋外設置機器の放熱構造。
  4. 前記基板に実装された電気部品のうち、少なくとも、前記基板からの突出高さが最も高い電気部品の表面が、前記外装体の内壁に密着するように前記外装体の寸法が決められ、且つ、前記外装体の内壁と前記基板との間に形成される空間に、熱伝導性と電気絶縁性を有するグリースが隙間なく充填されていることを特徴とする請求項1記載の屋外設置機器の放熱構造。
  5. 前記基板に実装された電気部品のうち、他の電気部品と比べて表面熱密度が高くなる電気部品と他の電気部品との間に熱遮蔽板を配設し、表面熱密度が高くなる電気部品から他の電気部品への熱の伝導を軽減したことを特徴とする請求項1,請求項2,請求項3または請求項4記載の屋外設置機器の放熱構造。
  6. 前記熱遮蔽板が、前記表面熱密度が高くなる電気部品と他の電気部品との間を仕切るようにして前記基板上に略直角に立設された第一壁部と、該第一壁部の先端から屈曲して前記外装体の内壁に沿って前記表面熱密度が高くなる電気部品から離間する方向に延出する第二壁部とによって形成されていることを特徴とする請求項5記載の屋外設置機器の放熱構造。
  7. 前記外装体の外側に、表面積を増大させるための凹凸部が形成されていることを特徴とする請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,請求項5または請求項6記載の屋外設置機器の放熱構造。
  8. 弾性を有する熱伝導性ゴムによって前記外装体を形成し、前記基板に固設された電気コネクタと前記本体部に固設された電気コネクタとの接続を許容する開口部を前記外装体の一面に形成する一方、
    前記本体部のケーシングには、前記本体部における電気コネクタの配設位置に対応させて、前記外装体の前記一面の外形よりも小さな開口部を形成し、
    前記外装体の前記一面の周辺部を弾性変形させて前記ケーシングの開口部の周辺に当接させて、前記基板に固設された電気コネクタと前記本体部に固設された電気コネクタとを接続したことを特徴とする請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,請求項5,請求項6または請求項7記載の屋外設置機器の放熱構造。
  9. 弾性を有する熱伝導性ゴムによって前記外装体を形成し、前記基板に固設された電気コネクタと前記本体部に固設された電気コネクタとの接続を許容する開口部を前記外装体の一面に形成する一方、
    前記本体部のケーシングには、前記本体部における電気コネクタの配設位置に対応させて、前記外装体の前記一面の外形よりも僅かに小さな開口部を形成し、
    前記外装体の前記一面と隣接する前記外装体の各面の端部を弾性変形させて前記ケーシングの開口部に突入させて、前記基板に固設された電気コネクタと前記本体部に固設された電気コネクタとを接続したことを特徴とする請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,請求項5,請求項6または請求項7記載の屋外設置機器の放熱構造。
  10. 前記外装体は、前記基板を内包する形状および大きさを有する下型と上型とによって構成され、前記下型に前記基板を取り付けた状態で、両者が熱溶着によって一体化されていることを特徴とする請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,請求項5,請求項6,請求項7,請求項8または請求項9記載の屋外設置機器の放熱構造。
  11. 前記外装体が、エチレン-プロピレン-ジェンゴムもしくはシリコンゴムにセラミック,炭素等のフィラーを混入した熱伝導性ゴムによって形成されていることを特徴とする請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,請求項5,請求項6,請求項7,請求項8,請求項9または請求項10記載の屋外設置機器の放熱構造。
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JP2012238651A (ja) * 2011-05-10 2012-12-06 Ikegami Tsushinki Co Ltd Fpu用筐体放熱構造
US10091913B2 (en) 2016-04-19 2018-10-02 Fujitsu Limited Liquid cooling server

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