JP2007172711A - 強誘電体メモリ装置、電子機器および強誘電体メモリ装置の駆動方法 - Google Patents

強誘電体メモリ装置、電子機器および強誘電体メモリ装置の駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】強誘電体メモリ装置の読み出し特性の向上を図る。
【解決手段】ビット線(DBL、BL1〜n)に接続されたセンスアンプ150であって、接地電圧とノードVdとの間に接続されたMOSトランジスタ154と、その+入力がビット線に接続され、その−入力が接地電圧に接続され、その出力部がMOSトランジスタ154のゲートに接続されたオペアンプ151と、ノードVdとビット線との間に接続されたキャパシタ160と、を有するセンスアンプ150を設け、メモリセルMCに記憶されたデータがビット線に読み出されたときに、当該ビット線の所定の電圧からの電圧の上昇に応答して、MOSトランジスタ154をオンすることにより当該ビット線の電圧を下降させ、当該ビット線の所定の電圧からの電圧の下降に応答して、MOSトランジスタ154をオフする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、強誘電体メモリ装置、電子機器および強誘電体メモリ装置の駆動方法(読み出し方法)に関する。
従来の強誘電体メモリ装置として、特開平11−191295号公報(特許文献1)に開示されたものがある。上記特許文献1に開示された従来の強誘電体メモリ装置は、メモリセルからデータを読み出した後、同一のメモリセルに強誘電体が非反転状態で読み出されるデータ"0"を書き込み、再度同一のメモリセルから2回目の読み出しを行い、2回目に読み出したデータをリファレンスとして1回目に読み出したデータをセンスアンプによって検出する。
特開平11−191295号公報
上記従来の強誘電体メモリ装置は、1回目に読み出したデータと2回目に読み出したリファレンス電圧が同電圧となる場合があるため、1回目に読み出したデータと2回目に読み出したリファレンス電圧との間にオフセットを持たせる手段を持つ必要がある。
このオフセットを持たせる手段により、1回目に読み出したデータと2回目に読み出したリファレンス電圧との間にオフセットを持たせると、当該オフセットは常に略一定の値となる。
しかしながら、当該オフセットを略一定の値としてしまうと、例えば、各強誘電体キャパシタ間に特性のばらつきがある場合や、強誘電体キャパシタの特性が径時変化によって変化した場合に、十分な読み出しマージンを確保できず、記憶データを精度良く読み出すことができないという問題が生じていた。
そこで、本発明者は、読み出し精度の高い強誘電体メモリ装置に関する発明を特願2004−279880号として提出済みである。
この特願2004−279880号に開示の強誘電体メモリ装置においては、追って詳細に説明するように、オペアンプとフィードバックキャパシタを用いた積分回路によって、ビット線の電圧の上昇を抑えつつ、ビット線に放出された電化量を電圧に変換している。しかしながら、かかる回路の場合、オペアンプの調整によっては、その出力が発振する可能性があるため、オペアンプの調整精度を向上させる必要があった。
よって、本発明は、上記の課題を解決することのできる強誘電体メモリ装置を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記目的を達成するため、本発明の一形態によれば、複数のビット線と、ビット線に接続され、所定のデータを記憶する複数のメモリセルと、ビット線に接続されたセンスアンプと、を備え、センスアンプは、オペアンプ、MOSトランジスタおよびキャパシタを有し、オペアンプの第1入力部はビット線に接続され、第2入力部は第1電圧に接続され、出力部はMOSトランジスタのゲート電極に接続され、MOSトランジスタは、第1ノードと、第1ノードの電圧より低い第2電圧との間に接続され、キャパシタは、第1ノードとビット線との間に接続されていることを特徴とする強誘電体メモリ装置を提供する。
上記形態によれば、ビット線の電圧が、メモリセルに記憶されたデータに基づいて上昇しても、オペアンプによってMOSトランジスタをオンすることによりビット線の電圧の上昇を抑えることができる(ビット線をほぼ第1電圧に維持することができる)。一方、ビット線の電圧が下降しても、MOSトランジスタがオフするため位相差不整合による発振を防止することができる。
上記強誘電体メモリ装置において、メモリセル内に強誘電体キャパシタを備え、読み出し時に強誘電体キャパシタの一端がビット線に接続される構成とし、例えば、第1電圧を、接地電圧とし、MOSトランジスタを、n型MOSトランジスタとすることができる。
上記形態によればビット線をほぼ0Vに維持することができるため、読み出し時にメモリセル内の強誘電体キャパシタに十分な電位がかかり続ける。これにより強誘電体キャパシタから取り出す電荷量を増加させることができる。
上記強誘電体メモリ装置において、センスアンプの第1ノード間に判定部を備え、ビット線に接続されたメモリセルに記憶されたデータを判定することができる。
上記強誘電体メモリ装置において、複数のビット線とセンスアンプとの間に切り替え部を備え、切り替え部を切り替えることで複数のビット線のうちの1つをセンスアンプに接続することにより、複数のビット線で1つのセンスアンプを共有することができる。
上記形態によればセンスアンプの個数を削減し、チップ面積を削減することができる。
上記強誘電体メモリ装置において、複数のビット線のうち第1のビット線と接続されたセンスアンプの第1ノードに接続された参照電位発生部を少なくとも一つ備え、前記参照電位発生部の出力信号を前記判定部に入力するようにしてもよい。
上記形態によれば、読み出しに用いているセンスアンプと同一のセンスアンプを用いて参照電位を発生させることができるため、設計が容易でかつ、トランジスタや強誘電体の特性変動に対して安定した読み出し動作を実現することができる。
本発明の電子機器は、上記強誘電体メモリ装置を有するものである。ここで「電子機器」とは、本発明にかかる半導体記憶装置を備えた一定の機能を奏する機器一般をいい、その構成に特に限定はないが、例えば、上記半導体記憶装置を備えたコンピュータ装置一般、携帯電話、PHS、PDA、電子手帳、ICカードなど、記憶装置を必要とするあらゆる装置が含まれる。
上記目的を達成するため、本発明の一形態によれば、複数のビット線と、ビット線に接続され、所定のデータを記憶する複数のメモリセルと、ビット線に個々に接続されたセンスアンプであって、第1ノードと第1電圧より低い第2電圧との間に接続されたMOSトランジスタと、その第1入力部がビット線に接続され、その第2入力部が第1電圧に接続され、その出力部がMOSトランジスタのゲート電極に接続されたオペアンプと、第1ノードとビット線との間に接続されたキャパシタと、を有するセンスアンプを有する強誘電体メモリ装置の駆動方法であって、メモリセルに記憶されたデータがビット線に読み出されたときに、当該ビット線の所定の電圧からの電圧の上昇に応答して、MOSトランジスタをオンすることにより当該ビット線の電圧を下降させ、当該ビット線の所定の電圧からの電圧の下降に応答して、MOSトランジスタをオフすることを特徴とする強誘電体メモリ装置の駆動方法を提供する。
上記形態によれば、ビット線の電圧が、メモリセルに記憶されたデータに基づいて上昇しても、オペアンプによってMOSトランジスタをオンすることによりビット線の電圧の上昇を抑えることができる(ビット線をほぼ第1電圧に維持することができる)。一方、ビット線の電圧が下降しても、MOSトランジスタがオフするため、位相差不整合による発振を防止することができる。
上記形態によれば、強誘電体メモリ装置の読み出し(駆動)精度を向上させることができ、強誘電体メモリ装置の特性を向上させることができる。
<実施の形態1>
以下、図面を参照しつつ、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また、実施の形態の中で説明されている特徴の組み合わせのすべてが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施の形態の強誘電体メモリ装置を示す回路図である。強誘電体メモリ装置は、メモリセルアレイ110と、ワード線制御部120と、プレート線制御部130と、n型MOSトランジスタ140と、センスアンプ150と、基準電圧発生部170と、判定部180とを備えて構成される。
また、強誘電体メモリ装置は、m本(mは正の整数)のワード線WL1〜mおよびプレート線PL1〜mと、n本(nは正の整数)のビット線BL1〜nと、ダミービット線DBLとを備えて構成される。
メモリセルアレイ110は、アレイ状に配置されたm×(n+1)個のメモリセルMC(ダミービット線DBLに接続するメモリセルMCを含む)を有する。メモリセルMCは、n型MOSトランジスタTRと、強誘電体キャパシタCとを有して構成される。
n型MOSトランジスタ(nチャネル型MOSトランジスタ、nチャネル型MISFET)TRは、ゲート(ゲート電極)がワード線WL1〜mのいずれかに接続され、ソースがダミービット線DBLおよびビット線BL1〜nのいずれかに接続され、ドレインが強誘電体キャパシタCの一方端に接続されている。すなわち、n型MOSトランジスタTRは、ワード線WL1〜mの電圧に基づいて、強誘電体キャパシタCの一方端を、ダミービット線DBLおよびビット線BL1〜nに接続するか否かを切り換える。なお、本明細書において、ソース、ドレインは、MOSトランジスタの一端、他端を言い、これらを総じて「ソース・ドレイン電極」と言うこともある。
強誘電体キャパシタCは、他方端がプレート線PL1〜mのいずれかに接続されており、その一方端と他方端との電圧差に基づいて、所定のデータを記憶し、また、記憶されたデータに基づいて所定量の電荷をダミービット線DBLおよびビット線BL1〜nに放出する。本実施の形態において、強誘電体キャパシタCは、一方端の電圧に対して、他方端の電位が、その抗電圧より高くなった場合に"0"を記憶し、他方端の電圧に対して、一方端の電圧が、その抗電圧より高くなった場合に"1"を記憶する。
ワード線制御部120は、ワード線WL1〜mに接続されており、ワード線WL1〜mの電圧を制御する。具体的には、ワード線制御部120は、強誘電体メモリ装置の外部から供給されたアドレス信号に基づいて、ワード線WL1〜mのうちの所定のワード線WLの電圧を、他のワード線WLの電圧より高くして、当該所定のワード線WLに接続されたn個のメモリセルMCを選択する。
プレート線制御部130は、プレート線PL1〜mに接続されており、プレート線PL1〜mの電圧を制御する。具体的には、プレート線制御部130は、アドレス信号に基づいて、プレート線PL1〜mのうちの所定のプレート線PLの電圧を、他のプレート線PLの電圧より高くして、当該所定のプレート線PLを選択する。
n型MOSトランジスタ140は、ソースが接地されており(接地電圧に接続されており)、ドレインがダミービット線DBLおよびビット線BL1〜nに接続されている。また、n型MOSトランジスタ140は、ゲートに信号BLEQが供給されており、信号BLEQの電圧に基づいて、ダミービット線DBLおよびビット線BL1〜nを接地するか否かを切り換える。
センスアンプ150は、オペアンプ(OPアンプ、operational amplifier、演算増幅器)151と、n型MOSトランジスタ154と、p型MOSトランジスタ(プリチャージ部)158と、キャパシタ160とを有して構成される。センスアンプ150は、ダミービット線DBLおよびビット線BL1〜nに対応してそれぞれ設けられており、メモリセルMCからデータが読み出されたときのダミービット線DBLおよびビット線BL1〜nの電圧を増幅して出力する。
オペアンプ151は、その+入力(同相入力端子、第1入力部)がダミービット線DBLおよびビット線BL1〜nに接続されており、−入力(逆相入力端子、反転入力端子、第2入力部)が接地されている。また、その出力は、n型MOSトランジスタ154のゲートに接続されている。そして、オペアンプ151は、ダミービット線DBLおよびビット線BL1〜nの電圧の変化に基づいて、n型MOSトランジスタ154のゲート電圧を変化させる。
n型MOSトランジスタ154は、ソースが接地されており、ドレインがセンスアンプ150の出力(ノードVd)に接続されている。そして、n型MOSトランジスタ154は、そのゲート電圧に基づいてオン又はオフし、さらに、オン時には、ゲート電圧に基づいて、ソース・ドレイン間の抵抗を制御する。
p型MOSトランジスタ158は、そのソースに強誘電体メモリ装置の動作電圧(電源電位、駆動電位)VCCが供給されており、そのドレインがn型MOSトランジスタ154のドレインに接続されている。即ち、センスアンプ150の出力(ノードVd)に接続されている。そして、p型MOSトランジスタ158は、ゲートに供給される信号/PRE(信号PREの反転信号)に基づいて、n型MOSトランジスタ154のドレイン(ノードVd)を電圧VCCに充電する。
キャパシタ160は、一方端がn型MOSトランジスタ154のドレインに接続されており、他方端がダミービット線DBLおよびビット線BL1〜nに接続されている。そして、キャパシタ160は、n型MOSトランジスタ154のドレイン電圧の変化に基づいて、ダミービット線DBLおよびビット線BL1〜nの電圧を変化させる。
基準電圧発生部170および判定部180は、それぞれ、p型MOSトランジスタ172および182と、n型MOSトランジスタ174および184とを有して構成される。そして、判定部180は、ビット線BL1〜nに接続されたセンスアンプ150の出力(ノードVd)と基準電圧発生部170の出力とを比較して、メモリセルMCに記憶されたデータを判定する。
具体的には、p型MOSトランジスタ172および182は、ゲートにセンスアンプ150の出力(ノードVd)、すなわち、n型MOSトランジスタ154のドレイン電圧が供給されており、ドレインがそれぞれn型MOSトランジスタ174および184のドレインに接続されている。また、n型MOSトランジスタ174のゲートは、そのドレインに接続されており、さらに、n型MOSトランジスタ184は、ゲートがn型MOSトランジスタ174のゲートおよびドレインと接続されており、ソースが接地され、そのドレインが出力OUT1〜nとなる。すなわち、p型MOSトランジスタ172およびn型MOSトランジスタ174と、p型MOSトランジスタ182およびn型MOSトランジスタ184とは、カレントミラーを構成している。
図2は、本実施の形態の強誘電体メモリ装置の動作を示すタイミングチャートである。図1および図2を参照して、ワード線WL1およびプレート線PL1を選択して、ビット線BL1〜nに接続されたメモリセルMCに記憶されたデータを読み出す場合を例に、本実施の形態の強誘電体メモリ装置の動作について説明する。
以下の例において各信号がL論理を示すときの当該信号の電圧は接地電圧(GND、基準電圧、0V)であり、各信号がH論理を示すときの当該信号電圧は、強誘電体メモリ装置の動作電圧であるVCC、VDD、又はVPPである。なお、各信号の電圧は、これに限られるものではなく、H論理を示すときの信号の電圧(電位)が、L論理を示すときの信号の電圧より高いものであればよい。
まず、初期状態(時刻t0)において、信号BLEQはH論理を示しており、各n型MOSトランジスタ140はオンし、ダミービット線DBLおよびビット線BL1〜nの電圧は、接地電圧となる。そして、時刻t1において信号BLEQがL論理となり、各n型MOSトランジスタ140はオフし、ダミービット線DBLおよびビット線BL1〜nは接地電圧から切り離される。
また、初期状態(時刻t0)において、信号/PREはL論理を示しており、p型MOSトランジスタ158はオンし、n型MOSトランジスタ154のドレイン電圧(ノードVd)はVCCとなる。そして、時刻t1において信号/PREがH論理となって、p型MOSトランジスタ158はオフし、n型MOSトランジスタ154のドレインは、VCCから切り離される。
次に、ワード線制御部120は、時刻t2において、ワード線WL1の電圧を上昇させて、ワード線WL1に接続されたメモリセルMCを構成するn型MOSトランジスタTRをオンさせる。これにより、ワード線WL1に接続されたメモリセルMCを構成する強誘電体キャパシタCは、ダミービット線DBLおよびビット線BL1〜nに接続される。
次に、時刻t3において、プレート線制御部130は、プレート線PL1の電圧をVCCに上昇させる。これにより、ワード線WL1に接続されたメモリセルMCを構成する強誘電体キャパシタCには、ダミービット線DBLおよびビット線BL1〜nの電圧を基準として、高電位がかかる。
これにより、強誘電体キャパシタCに記憶されたデータに応じて、当該強誘電体キャパシタCから取り出された電荷が、ダミービット線DBLおよびビット線BL1〜nに放出されるので、各メモリセルMCに記憶されたデータに基づいて、ダミービット線DBLおよびビット線BL1〜nの電圧が上昇する。
図3は、時刻t3以降のビット線の電圧の変化とノードVdの電圧の変化を示すグラフである。横軸は時刻t3以降の時間t(s)を、縦軸は電圧(V)を示す。BL“1”およびVd“1”は、メモリセルに“1”データが記憶されていた場合のビット線およびノードVdの電圧の変化を示し、BL“0”およびVd“0”は、メモリセルに“0”データが記憶されていた場合のビット線およびノードVdの電圧の変化を示す。
図示するように、メモリセルMCに記憶されたデータが"1"である場合のノードVdの電圧(Vd“1”)は、当該データが"0"である場合のノードVdの電圧(Vd“0”)よりも急速に低くなる。
つまり、プレート線PL1の電圧をVCCに上昇させると、ビット線BL上に存在する図示しない抵抗成分の作用により、メモリセルMCにVCCに満たない高電圧がかかり、印加された高電圧に応じた電荷がビット線BLに放出される。すると、ビット線BLの電圧が上昇し、メモリセルMCにかかる高電位の上昇が抑制される。
このとき、センスアンプ150は、放出された蓄積電荷を急速にノードVdに転送する。具体的に言うと、オペアンプ151は、+入力に接続されたビット線BLの電圧が上昇し、接地電圧との電圧差が所定の電圧を超えると、その出力を急速にHレベルとする。その結果、n型MOSトランジスタ154がオンする。n型MOSトランジスタ154がオンすると、そのドレインは、n型MOSトランジスタ154のチャネル抵抗(オン抵抗)を介して、接地されたソースと接続される。その結果、ドレイン電圧Vd、すなわち、キャパシタ160の一方端の電圧が急速に低下する。このとき、キャパシタ160は、当該低下に基づいて(カップリングにより)、その他方端、すなわち、ビット線BL1〜nの電圧上昇を抑える(電圧を下げる)。
次いで、+入力に接続されたビット線BLの電圧が下降し、接地電圧との電圧差が所定の電圧以下となると、オペアンプ151の出力が急速にLレベルとなる。その結果、n型MOSトランジスタ154がオフし、ビット線BLの電圧の下降が止まる。
以上のように、ビット線BLの電圧が下降することで、ビット線BL上に存在する図示しない抵抗成分を介してメモリセルMCにかかる高電位が更に上昇し、再び電荷がビット線BLに放出され、ビット線BLの電位が上昇する。すると、オペアンプ151の出力が再びHレベルとなる(n型MOSトランジスタ154がオンする)。このように、オペアンプ151の出力の切り替え(n型MOSトランジスタ154のオン、オフ)はメモリセルMCに略VCCの電圧がかかり、メモリセルからの電荷の放出が止まるまで繰り返される。以上の動作により、ノードVdの電圧を急速に低下させることができる。
このとき、メモリセルMCから放出された電荷量によりオペアンプ151の出力の切り替え回数に差が生じる。すなわち、メモリセルMCに記憶されたデータが"1"である場合、メモリセルMCから放出される電荷量が多いため、オペアンプ151の出力が何度も切り替わり、また、ビット線BLの電位は何度も上昇し、そしてノードVdの電圧は大きく低下する。
一方、メモリセルMCに記憶されたデータが"0"である場合、メモリセルMCから放出される電荷量が少ないため、オペアンプ151の出力の切り替わり回数が少なく、また、ビット線BLの電位は何度も上昇せず、そしてノードVdの電圧の低下は小さい。
また、本実施の形態によれば、オペアンプ151の出力をn型MOSトランジスタ154のゲートと接続したので、位相差不整合による発振を防止することができる。
図4は、本実施の形態の効果を説明するための回路図である。図4に示すように、オペアンプ251の出力を積分用キャパシタ260を介してフィードバックした場合、ビット線BLの電圧(−入力)が上昇すると、その出力がLレベルとなり、その出力に接続された積分用キャパシタ260の一方端の電圧も下降する。その結果、カップリングにより、積分用キャパシタ260の他方端、すなわち、ビット線BLの電圧が下降する。逆に、ビット線BLの電圧が下降すると、オペアンプの出力がHレベルとなり、ビット線BLの電圧が上昇する。
このような場合、ビット線BLの電圧変化とオペアンプの動作との間(オペアンプの入出力の間)に位相差不整合が生じる可能性があり、位相差不整合が生じると、オペアンプの出力が発振する。その結果、読み出し精度が低下してしまう。また、このような位相差不整合による発振を防止するためには、オペアンプの調整精度が要求される。
これに対し、本実施の形態によれば、ビット線BL1〜nの電圧が下降した場合、n型MOSトランジスタ154がオフするだけで、ビット線の電圧を上昇させることはない、これにより、オペアンプ151の発振を防止し、読み出し精度を向上させることができる。また、オペアンプの設計マージンが広がる。また、後述するように、オペアンプの高速化を図ることができる。
図7は、本実施の形態の効果を説明するための他の回路図である。図7に示す回路においては、センスアンプ150aが、キャパシタ152と、n型MOSトランジスタ154及び156と、p型MOSトランジスタ158と、キャパシタ160とを有して構成されている。なお、その他の構成は図1の場合と同様であるため、その説明を省略する。
キャパシタ152は、その一方端がダミービット線DBL及びビット線BL1〜nに接続されており、他方端がn型MOSトランジスタ154のゲートに接続されている。そして、キャパシタ152は、ダミービット線DBL及びビット線BL1〜nの電圧の変化に基づいて、n型MOSトランジスタ154のゲート電圧を変化させる。
n型MOSトランジスタ154は、ソースが接地されており、ドレインがセンスアンプ150a(ノードVd)の出力に接続されている。そして、n型MOSトランジスタ154は、そのゲート電圧に基づいてオン又はオフし、さらに、オン時には、ゲート電圧に基づいて、ソース・ドレイン間の抵抗を制御する。
n型MOSトランジスタ156は、ソースがn型MOSトランジスタ154のゲートに接続されており、ドレインに、n型MOSトランジスタ154の閾値電圧付近の電圧Vthが供給されている。そして、n型MOSトランジスタ156は、ゲートに供給される信号PREの電圧に基づいて、n型MOSトランジスタのゲートをその閾値電圧付近に充電する。
p型MOSトランジスタ158は、ソースに第2の電圧の一例である、強誘電体メモリ装置の動作電圧VCCが供給されており、ドレインがn型MOSトランジスタ154のドレインに接続されている。そして、p型MOSトランジスタ158は、ゲートに供給される信号/PRE(信号PREの反転信号)に基づいて、n型MOSトランジスタ154のドレインを電圧VCCに充電する。
キャパシタ160は、一方端がn型MOSトランジスタ154のドレインに接続されており、他方端がダミービット線DBL及びビット線BL1〜nに接続されている。そして、キャパシタ160は、n型MOSトランジスタ154のドレイン電圧の変化に基づいて、ダミービット線DBL及びビット線BL1〜nの電圧を変化させる。
かかる構成の回路においては、n型MOSトランジスタ154のゲート電位が大きく上昇しないため、当該電位が“0”データ読み出し時に比べて上昇する“1”データ読み出し時であってもVdノードを急速に放電することが困難である。
そこで、n型MOSトランジスタ154のサイズを大きくし、当該トランジスタのゲート電位が大きく上昇しなくてもVdノードを急速に放電するための放電能力を稼ぐことも考えられる。
しかしながら、ゲート容量が大きくなると負荷が重くなるので、更にゲート電位が上昇し難くなる。これを解決するためには、n型MOSトランジスタ154のサイズに合わせてキャパシタ152も大きくすることでゲート容量増加分を相殺する必要がある。
また、この場合ビット線電位があまり上昇しない“0”データ読み出し時にもVdノードを急速に放電してしまい、"0“/"1“データの電位差が小さくなってしまう。さらには、Vdノードの電位低下がゲート容量を介して伝わり、ゲート電位を低下させてしまう。これに対しても、キャパシタ152をさらに大きくするという対処方法が考えられるが、この対処方法では当該ゲート電位の低下を完全には相殺できない。
そして、キャパシタ152を大きくすると、パターン面積が増大するほか、ビット線負荷が重くなってビット線の上昇が小さくなり、ゲート電位の上昇が鈍るという現象が生じる。その結果、再びVdノードを急速に放電できなくなるという事態に陥る。
このように図7の回路においては、高速化が困難であるばかりか、無理に高速化しようとすると読み出しマージンまで低下させてしまい、高速化の要求の低いデバイスに用いる等、その適用範囲に制限があった。
これに対し、本実施の形態においては、オペアンプ151の出力によってn型MOSトランジスタ154のゲート電位を制御することとしたので、読み出しマージンを維持しつつ高速化を実現することができる。
ここで、本実施の形態において、ダミービット線DBLに接続された強誘電体キャパシタCには"0"が記憶されている。また、当該強誘電体キャパシタCの面積を他の強誘電体キャパシタCよりも大きく設定している。このため、当該強誘電体キャパシタCからダミービット線DBLに放出される電荷量は、"0"が記憶された強誘電体キャパシタCからビット線BL1〜nに放出される電荷量よりも多い。従って、基準電圧発生部170のp型MOSトランジスタ172のゲートに、ビット線BL1〜nに接続されたメモリセルMCに記憶されたデータが"0"である場合のドレイン電圧Vdと、当該データが"1"である場合のドレイン電圧との間の電圧が印加される。このとき、基準電圧発生部170はp型MOSトランジスタ172に流れる電流を、基準電圧に変換して判定部180に供給する。
そして、判定部180は、p型MOSトランジスタ172に流れる電流と、p型MOSトランジスタ182に流れる電流とを比較して、メモリセルMCに記憶されたデータを判定する。具体的には、p型MOSトランジスタ182のゲート電圧がp型MOSトランジスタ172のゲート電圧よりも高い場合、すなわち、ビット線BL1〜nに接続されたメモリセルMCに記憶されたデータが"0"である場合、p型MOSトランジスタ182に流れる電流はp型MOSトランジスタ172に流れる電流より小さいため、判定部180の出力であるp型MOSトランジスタ182のドレイン電圧が接地電圧付近まで低下し、当該データが"1"である場合、p型MOSトランジスタ182に流れる電流はp型MOSトランジスタ172に流れる電流より大きいため、当該ドレイン電圧はVCC付近まで上昇する(図2のOUT1、時刻t4〜t5参照)。以上の動作により、本実施の形態の強誘電体メモリ装置において、強誘電体キャパシタCに記憶されたデータが読み出される。
図5にオペアンプの構成例を示す。図示するように、オペアンプは複数のMOSトランジスタおよび抵抗により構成することができる。In+は、+入力、In−は、−入力、Outは、出力である。また、Vref0、Vref1およびVref2は、基準電圧である。なお、当該回路は、オペアンプの一例にすぎず、係る構成に限定されるものではない。
また、本実施の形態においては、ダミービット線DBLに接続された強誘電体キャパシタCの面積を大きくして"0"を記憶しているが、ダミービット線DBLに接続された強誘電体キャパシタCの面積を小さくして"1"を記憶してもよい。また、ダミービット線DBLに接続された強誘電体キャパシタCの面積を他の強誘電体キャパシタCの面積と等しくし、p型MOSトランジスタ172の駆動能力をp型MOSトランジスタ182の駆動能力より大きくする、あるいはn型MOSトランジスタ174の駆動能力をn型MOSトランジスタ184の駆動能力より小さくしてもよい。
また、n型MOSトランジスタ154のソースを接地とし、p型MOSトランジスタ158のソースをVCCとしたが、前者が低電位かつ後者が高電位であり、前者と後者との間に電位差があればよい。また、p型MOSトランジスタ158はノードVdをプリチャージする機能を有していればよいため、n型MOSトランジスタであってもよい。
また、本実施の形態においては、いわゆる1T1C型のメモリセルを例に説明したが、2T2C型のメモリセルに適用してもよい。
<実施の形態2>
実施の形態1においては、図3に示したように、ビット線(BL“1”)の電圧のオペアンプ151による引き下げが2回の場合について説明したが、かかる回数に限定はなく、1回でも、3回以上でもよい。
ビット線の電圧のオペアンプ151による引き下げ回数を増やした場合には、ビット線BLの電圧変動が小さくなるため、BL“1”とBL“0”の電位差が小さくなる。その結果、ビット線BLからノードVdへの電荷転送が“1”と“0”で同じように行われるため、メモリセルMCから放出された電荷の差がノードVdの電位差として正確に現れることで誤動作が少なくなるという効果を奏する。
これに対し、ビット線の電圧のオペアンプによる引き下げ回数を減らした場合には、ビット線BLの電圧変動が大きくなるため、Vd“1”と、Vd“0”の電圧差が大きくなり(読み出しマージンが大きくなり)、読み出し速度が速くなるという効果を奏する。即ち、図3に示すように、オペアンプの入出力のタイムラグにより、ビット線BLの電圧は、0Vを超えて負電位まで低下する。従って、ビット線BLとプレート線PLとの電圧差、すなわち、強誘電体キャパシタCにかかる電圧を大きく保つことができるので、ビット線BLに放出される電荷量を増加させることができ、また、電荷の放出速度を向上させることができる。その結果、“1”と“0”ビット線BLに放出される電荷量の差が拡大して読み出しマージンが大きくなり、読み出し速度が速くなる。
ビット線の電圧のオペアンプによる引き下げ回数を減らすには、オペアンプの感度を低下させる、また、オペアンプの動作速度を低下させる、nMOSの能力を落とすもしくはキャパシタの容量を小さくする等の手法が挙げられる。言い換えれば、オペアンプの感度を低下させ、また、オペアンプの動作速度を低下させ、nMOSの能力を落とし、もしくはキャパシタの容量を小さくしても、読み出しマージンを大きくでき、読み出し速度を向上させることができる。
もちろん、オペアンプの感度を上げ、また、オペアンプの動作速度を向上させ、nMOSの能力を向上させる、もしくはキャパシタの容量を大きくしてもよい。この場合は、前述した通り、誤動作が生じる可能性がオペアンプによる引き下げ回数が少ない場合に比べ小さくなる。但し、オペアンプによる引き下げ回数が少ない場合でも、誤動作の可能性は極めて小さく、通常の使用に支障はない。
<実施の形態3>
実施の形態1においては、ビット線BL1〜nと、ダミービット線DBLのすべてにセンスアンプ150を設けたが、切り替え回路を用いて、センスアンプ150を共通化してもよい。
図6は、本実施の形態の強誘電体メモリ装置を示す回路図である。なお、説明を分かりやすくするため、図6には、ビット線BLと、センスアンプ150との関係を明示し、図1等を参照しながら実施の形態1において説明した、メモリセルアレイ、ワード線(制御部)、プレート線(制御部)、n型MOSトランジスタ、基準電圧発生部、判定部を省略してある。
図6に示すように、ダミービット線DBLとビット線BL1〜8を一単位(BU1、BU2…)とし、各ビット線に接続されたn型MOSトランジスタTR1、TR2によって、各ビット線と9個のセンスアンプ150との接続を切り替える。n型MOSトランジスタTR1、TR2は、それぞれYS1、YS2信号で駆動される。n型MOSトランジスタTR1、TR2は、切り替え回路の一例であり、他の手段でビット線BLとセンスアンプ150との接続を制御してもよい。また、一単位のビット線の本数、即ち、共有化するセンスアンプの個数は、適宜変更可能である。
このように、本実施の形態においては、センスアンプ150を共有化したので、センスアンプ150の占有面積を低減でき、強誘電体メモリ装置の高集積化もしくは縮小化を図ることができる。また、ビット線BL間にセンスアンプ150を配置する必要がなく、ビット線BL間隔を狭くすることができる。その結果、強誘電体メモリ装置の高集積化もしくは縮小化を図ることができる。
上記発明の実施の形態を通じて説明された実施例や応用例は、用途に応じて適宜に組み合わせて、又は変更若しくは改良を加えて用いることができ、本発明は上述した実施の形態の記載に限定されるものではない。そのような組み合わせ又は変更若しくは改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
実施の形態1の強誘電体メモリ装置を示す回路図である。 実施の形態1の強誘電体メモリ装置の動作を示すタイミングチャートである。 ビット線の電圧の変化とノードVdの電圧の変化を示すグラフである。 実施の形態1の効果を説明するための回路図である。 オペアンプの構成例を示す図である。 実施の形態3の強誘電体メモリ装置を示す回路図である。 実施の形態1の効果を説明するための他の回路図である。
符号の説明
110・・・メモリセルアレイ、120・・・ワード線制御部、130・・・プレート線制御部、140・・・n型MOSトランジスタ、150、150a・・・センスアンプ、151・・・オペアンプ、154・・・n型MOSトランジスタ、158・・・p型MOSトランジスタ、160・・・キャパシタ、170・・・基準電圧発生部、180・・・判定部、251・・・オペアンプ、260・・・キャパシタ、BL1〜n・・・ビット線、DBL・・・ダミービット線、MC・・・メモリセル、OUT1〜n・・・出力、PL1〜m・・・プレート線、TR、TR1、TR2・・・n型MOSトランジスタ、Vd・・・ノード、WL1〜m・・・ワード線

Claims (7)

  1. 複数のビット線と、
    前記ビット線のそれぞれに接続され、所定のデータを記憶する複数のメモリセルと、
    前記ビット線に接続されたセンスアンプと、を備え、
    前記センスアンプは、
    オペアンプ、MOSトランジスタおよびキャパシタを有し、
    前記オペアンプの第1入力部は前記ビット線に接続され、第2入力部は第1電圧に接続され、出力部は前記MOSトランジスタのゲート電極に接続され、
    前記MOSトランジスタは、第1ノードと前記第1ノードの電圧より低い第2電圧との間に接続され、
    前記キャパシタは、前記第1ノードと前記ビット線との間に接続されていることを特徴とする強誘電体メモリ装置。
  2. 前記メモリセル内に強誘電体キャパシタを備え、読み出し時に前記強誘電体キャパシタの一端が前記ビット線に接続され、前記第1電圧は、接地電圧であり、前記MOSトランジスタは、n型MOSトランジスタであることを特徴とする請求項1記載の強誘電体メモリ装置。
  3. 前記センスアンプの前記第1ノードに接続された判定部を備え、
    前記判定部により前記ビット線に接続されたメモリセルに記憶されたデータを判定することを特徴とする請求項1もしくは2に記載の強誘電体メモリ装置。
  4. 複数の前記ビット線と前記センスアンプとの間に切り替え部を備え、前記切り替え部を切り替えることで複数の前記ビット線のうちの1つを前記センスアンプに接続することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の強誘電体メモリ装置。
  5. 前記複数のビット線のうち第1のビット線と接続された前記センスアンプの前記第1ノードに接続された参照電圧発生部を少なくとも一つ備え、前記参照電位発生部の出力信号を前記判定部に入力することを特徴とする請求項3もしくは4に記載の強誘電体メモリ装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項記載の強誘電体メモリ装置を有する電子機器。
  7. 複数のビット線と、
    前記ビット線のそれぞれに接続され、所定のデータを記憶する複数のメモリセルと、
    前記ビット線に接続されたセンスアンプであって、
    第1ノードと前記第1ノードの電圧より低い第2電圧との間に接続されたMOSトランジスタと、
    その第1入力部が前記ビット線に接続され、その第2入力部が第1電圧に接続され、その出力部が前記MOSトランジスタのゲート電極に接続されたオペアンプと、
    前記第1ノードと前記ビット線との間に接続されたキャパシタと、を有するセンスアンプを有する強誘電体メモリ装置の駆動方法であって、
    前記メモリセルに記憶されたデータが前記ビット線に読み出されたときに、
    当該ビット線の所定の電圧からの電圧の上昇に応答して、前記MOSトランジスタをオンすることにより当該ビット線の電圧を下降させ、
    当該ビット線の所定の電圧からの電圧の下降に応答して、前記MOSトランジスタをオフすることを特徴とする強誘電体メモリ装置の駆動方法。

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