JP2007171738A - 液晶モジュール - Google Patents

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JP2007171738A JP2005371553A JP2005371553A JP2007171738A JP 2007171738 A JP2007171738 A JP 2007171738A JP 2005371553 A JP2005371553 A JP 2005371553A JP 2005371553 A JP2005371553 A JP 2005371553A JP 2007171738 A JP2007171738 A JP 2007171738A
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Abstract

【課題】携帯型の情報端末機器に用いられる液晶モジュールにおいて、液晶パネルの背面
側に配置される背面カバーを工夫することで、より強度を高めた携帯型の情報端末機器に
最適な液晶モジュールを提供することにある。
【解決手段】メイン液晶パネル20と、下方側に位置するサブ液晶パネル50と、下方に
位置するケース60とを備えた両面液晶モジュール1であって、ケース60には複数の凹
凸状加工であるビート加工64が施されているおり、特には、このビート加工64は、サ
ブ液晶パネル50側に凸となっていることで、両面液晶モジュール1の強度をより高め、
両面液晶モジュール1の厚さも抑えることができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、携帯電話機、PDA等の小型の携帯端末機器として用いる上で最適な液晶
モジュールに関するものであり、更には、携帯端末機器の一方側及び他方側において表示
をできる両面表示型のものとして最適な液晶モジュールに関する。
近年では、携帯電話機、PDA等の携帯型の情報端末機器が広く普及している。これら
の機器の中でも、特に携帯電話機は、本来の電話としての機能だけでなく、デジタルカメ
ラとしての機能、またインターネットに接続して、種々の機能、例えば電子メール、情報
検索、ナビゲーション等々の機能を備え、日常生活において欠かせないものとなっている
このように高機能化する携帯電話機は、所謂ハード面でも、利便性、軽量化及び携帯性
がより追求され、多種のタイプのものが開発され、製品化されている。例えば従来よくみ
られたストレートタイプに代わり、最近では折り畳み式の携帯電話機がよくみうけられる
そしてこの折り畳み式の携帯電話機においても、従来は携帯電話機を伸ばした状態で使
用するものであり、その状態で情報を表示していた。そのため情報を表示するための画面
は一つでよく、このような1画面式のものがよくみられていた。しかし最近では携帯電話
機を折り畳んだ状態でも、着信相手の名前や現在時刻等の簡単な情報を表示するようにな
り、そのためのサブ画面を備えた2画面式のものがよくみうけられる。
この2画面式の携帯電話に用いられる表示用のモジュールとして、特許文献1に記載さ
れているような両面液晶モジュールがある。この両面液晶モジュールは、メイン液晶パネ
ルやバックライトをケースで収納するとともに、サブ液晶パネルについてもケース内に収
納する構成となっている。そして更にこのケースにはサブ液晶パネルと略同等の大きさの
開口部を備えており、この開口部からサブ液晶パネルが覗く構成となっている。
この他に、特許文献2に記載されているような両面液晶モジュールもある。この液晶モ
ジュールは、メイン液晶パネルの背面側に位置するフレキシブル基板をサブケースで覆い
、このサブケースにサブ液晶パネルより若干小さい開口部を設けておき、この開口部上に
サブ液晶パネルを載置する構成である。
特開2004−78047号公報 特開2003−207801号公報
特許文献1のケースや特許文献2のサブケースにあるように、従来からメイン液晶パネ
ルの背面側にはメイン液晶パネルを覆うカバーとなるものが存在している。
このメイン液晶パネルの背面側のカバーは、液晶パネルやバックライト等を一体にした
液晶モジュールにおいて、液晶モジュールの衝撃に対する強度を増すことに寄与する。
しかしながら、最近の液晶モジュールの薄型化は目覚しく、例えば液晶パネルを構成す
るガラス基板の厚さが0.3mmや0.2mmなど、非常に薄いものが用いられ始めてい
る。
そしてこれはガラス基板の厚さに限ったものではなく、バックライトを構成する導光板
の厚さや、光学シートの削減など、様々なことを行っている。
そしてこのような液晶モジュールの薄型化に伴って、液晶モジュールの強度が非常に低
下し、液晶パネルが割れるなどの問題が生じてきている。
特に、携帯電話機等の携帯型の情報端末機器は、通常所有者のポケットなど、狭い空間
に収納されている。したがって、瞬間的に非常に強い外力が加わったり、長時間押圧され
た状態となったりしているので、液晶パネルが割れる危険性が非常に高くなっている。
そこで、本発明は、このような従来技術が抱える問題を解決するためになされたもので
あり、本発明の目的は、液晶パネルの背面側に配置される背面カバーを工夫することで、
より強度を高めた携帯型の情報端末機器に最適な液晶モジュールを提供することにある。
本発明は、液晶パネルと、該液晶パネルの下方側に配置された背面カバーを備えた液晶
モジュールであって、前記背面カバーには複数の凹凸状加工が施されていることを特徴と
する。
また本発明は、メイン液晶パネルと、該メイン液晶パネルの下方側に位置するサブ液晶
パネルと、該サブ液晶パネルの下方に位置するケースとを備えた両面液晶モジュールであ
って、前記ケースには複数の凹凸状加工が施されていることを特徴とする。そして特には
、前記複数の凹凸状加工は、サブ液晶パネル側に凸となっていることを特徴とする両面液
晶モジュールであり、また前記メイン液晶パネルと前記サブ液晶パネルとの間にはバック
ライトが配置されており、該バックライトは、前記メイン液晶パネルを収容できる枠体を
備えていることを特徴とする両面液晶モジュールである。
また本発明は、メイン液晶パネルと、該メイン液晶パネルの下方側に位置する補強板と
、該補強板の下方側に位置するサブ液晶パネルとを備えた両面液晶モジュールであって、
前記補強板には複数の凹凸状加工が施されていることを特徴とする。そして特には、前記
複数の凹凸状加工は、サブ液晶パネル側に凸となっていることを特徴とする両面液晶モジ
ュールであり、また前記メイン液晶パネルと前記サブ液晶パネルとの間にはバックライト
が配置されており、該バックライトは、前記メイン液晶パネルを収容できる枠体を備えて
いることを特徴とする両面液晶モジュールである。
また複数の凹凸状加工は、具体的にはビート加工またはディンプル加工であることを特
徴とする。
液晶パネルの背面側に配置される背面カバーに複数の凹凸状加工を施すことによって、
液晶モジュールの強度を高めることができ、携帯型の情報端末機器に最適な液晶モジュー
ルとなる。
またメイン液晶パネルの背面側に配置されるケースに複数の凹凸状加工を施すことによ
って、両面液晶モジュールの強度を高めることができ、携帯型の情報端末機器に最適な両
面液晶ジュールとなる。そして特には凹凸状加工がサブ液晶パネル側に凸となっているた
め、両面液晶モジュールの厚さを抑えることができる。
またメイン液晶パネルとサブ液晶パネルとの間に配置される補強板に複数の凹凸状加工
を施すことによって、両面液晶モジュールの強度を高めることができ、携帯型の情報端末
機器に最適な両面液晶モジュールとなる。そして特には凹凸状加工がサブ液晶パネル側に
凸となっているため、両面液晶モジュールの厚さを抑えることができる。
本発明の液晶モジュールは、液晶パネルの下方側に背面カバーを備えた液晶モジュール
であり、この背面カバーには、ビート加工やディンプル加工などの、複数の凹凸状の加工
が施されていることを特徴とする。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態
は、本発明の技術思想を具体化するための液晶モジュールを例示するものであって、本発
明をこの液晶モジュールに特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含ま
れるその他の実施形態のものも等しく適応しうるものである。
図1は本発明の一実施例に係る液晶モジュールを表側から観察した分解斜視図であり、
図2は本発明の一実施例に係る液晶モジュールを裏側から観察した分解斜視図である。
実施例における符号1は、2画面式の携帯電話機に用いられる両面液晶モジュールであ
る。この両面液晶モジュール1は、メイン液晶パネル20と、メイン液晶パネル20の下
方側に位置するバックライト30と、バックライト30の下方側に位置する補強板40と
、補強板40の下方に位置するサブ液晶パネル50と、サブ液晶パネル50の下方に位置
するケース60と、から構成されている。
メイン液晶パネル20は、一般的な液晶パネルと同様であり、液晶(図示せず)を一対
のガラス基板からなる第1、第2基板21a、21bで貼り合わせた構成である。そして
第1基板21a、第2基板21bのそれぞれには、液晶が狭持されている側とは反対の側
において、偏光板(図示せず)が貼り付けられている。
このメイン液晶パネル20には、表示エリアと、表示エリアの周りの額縁エリアとを有
している。この表示エリアは、第1基板21a、第2基板21bにおいて、基板上に走査
線や映像線、スイッチング素子、画素電極、またCF等が形成され、携帯電話機を使用す
る際、実際に様々な情報が表示される領域を示している。額縁エリアは、表示エリアを囲
むエリアで、スイッチング素子に接続する走査線や映像線と接続する引回配線が形成され
ていたり、基板を貼り付けるシール材が塗布されていたり、表示を行うためのドライバ(
図示せず)が第2基板21b側に載置されていたりする。
またメイン液晶パネル20には、第2基板21b側と接続し、第2基板21bの裏面側
に折り曲げられたメインフレキシブル基板24を備えている。このメインフレキシブル基
板24には、電源のための回路などの各種回路素子25、また後述するサブ液晶パネル5
0から伸びるフレキシブル基板54の端子部が挿入されるコネクタ26等が形成されてい
る。
なお、図1でこのメインフレキシブル基板24はメイン液晶パネル20の裏側に位置し
、バックライト30の上に位置しているが、実際には補強板40の裏側に位置する。同様
に図2で、フレキシブル基板24はメイン液晶パネル20とバックライト30との間に位
置しているが、実際には補強板40の上、つまりサブ液晶パネル50と同じ面に位置して
いる。
バックライト30は、LEDからなる光源と、この光源からの光を表側と裏側の両方にそ
れぞれ導出するための導光板と、導光板の表裏両側にそれぞれ配置された光学シートとを
、枠体31で保持する構成となっている。
枠体31は、矩形状をなしており、所定の幅及び高さを有する枠片からなる。そしてメ
イン液晶パネル20を収容できる大きさを有している。枠体31は光源や、導光板、光学
シートを一体に保持することによりユニットを形成しているので、両面液晶モジュール1
の組み立てが簡単になる。そして更にはメイン液晶パネル20を収納する構成としている
ので、別途メイン液晶パネル20を固定する部材が不要でかつ両面液晶モジュール1の組
み立てが簡単になると共に、機械的強度を強くすることができる。
導光板は、厚さ0.6mm程度の肉薄な板状体からなり、光源から出光する光をその一
端部から内部に導入し、導光板の表面側及び裏面側へ導出させるものである。導光板は透
明材料で形成され、例えばアクリル樹脂材が用いられている。
光学シートは、拡散シートやプリズムシートなど、様々な種類のものを適宜組み合わせ
て用いられる。なお両面液晶モジュール1は、導光板を1枚しか用いないタイプであり、
導光板の両面にそれぞれメイン液晶パネル20のための光学シート、サブ液晶パネル50
のための光学シートを備えているが、それぞれの光学シートの種類は同じでなくてもよく
、メイン液晶パネル20とサブ液晶パネル50それぞれに異なる組み合わせの光学シート
が用いてあっても構わない。
補強板40は、メイン液晶パネル20や額縁状の枠体31とほぼ同じ大きさを有する、
厚さ0.2mm程度のアルミニウムなどの板金から形成されている。この補強板40には
、板金を打ち抜いて、その略中央にサブ液晶パネル50よりも若干小さい開口部41を有
している。また開口部41の周辺にはサブ液晶パネル50を固定するための複数の突起片
42を形成しており、補強板40の端縁には枠体31に係合する係止片43有している。
係止片43は、枠体31ある係止突起35に係合させることで、枠体31に補強板40が
固定される。
サブ液晶パネル50は、基本的な構造はメイン液晶パネル20と同様であり、液晶(図
示せず)を一対のガラス基板からなる第1、第2基板51a、51bで貼り合わせた構成
である。そして第1基板51a、第2基板51bのそれぞれには、液晶が狭持されている
側とは反対の側において、偏光板(図示せず)が貼り付けられている。そしてサブ液晶パ
ネル50にも、第2基板51b側と接続するサブフレキシブル基板54有し、このサブフ
レキシブル基板54は、メインフレキシブル基板24上に形成されたコネクタ26に挿入
される。
サブ液晶パネル50は、補強板40に形成された複数の突起片42によって位置決めが
行われ、そして補強板40の開口部41の周囲に設けられた両面テープや接着剤などから
なる接着手段(図示せず)によって、補強板40に固定される。そしてこのように補強板
40に形成された開口部41をサブ液晶パネル50より若干小さくし、サブ液晶パネル5
0の表示に影響しない外周部と、補強板40とを接着し、一体化することにより、両面液
晶モジュール1全体の強度を高めることができる。このような構造は単にサブ液晶パネル
50が補強板40の上に位置決めされて載置されただけの両面液晶モジュールに比べ、両
面液晶モジュール1の強度を高める上で非常に効果がある。
また、このように補強板40をメイン液晶パネル20とサブ液晶パネル50との間に用
いることにより、両面液晶モジュール1の機械的強度が高めることができる。特に補強板
を金属材により形成すれば、肉薄な補強板でも、ある程度の強度を確保できるので、メイ
ン液晶パネル20やサブ液晶パネル50、バックライト30やバックライト30を構成す
る導光板が薄くなったとしても、両面液晶モジュール1の強度を確保することできる。ま
た導光板と補強板40との間に位置する各種光学シートに皺が発生するのを防止すること
ができる。更には、補強板40を導電体で形成することで、メインフレキシブル基板24
のアースとして有効に利用することも可能となる。
ケース60は、サブ液晶パネル50側に配置されており、メイン液晶パネル20、バッ
クライト30、補強板40、サブ液晶パネル50を収納する箱状に形成されている。この
ケース60は金属材からなる板金を整形したものであり、その材料としては、アルミニウ
ムやステンレス、マグネシウムなどから構成されている。
このケース60には、サブ液晶パネル50の表示部分を露出させるための開口部61が
形成されている。またケース60には、メイン液晶パネル20に接続するメインフレキシ
ブル基板24に形成された各種回路素子25やコネクタ26など、ある程度の高さを有す
るものがケース60と直接触れるのを防止するために設けられている開口部62が形成さ
れている。またケース60には、メイン液晶パネル20に接続するメインフレキシブル基
板24に形成された外部接続用のコネクタ(図示せず)を露出させるための開口部63が
形成されている。なお図示していない外部接続用のコネクタとは、両面液晶モジュール1
が取付けられる携帯電話機の制御基板と、各種信号を入出力するためのコネクタである。
そしてケース60は、開口部61、62、63以外の部分に、複数のビート加工64か
らなる、凹凸状の加工が施されている。実施例においてこのビート加工64は縦方向のビ
ート加工64aと横方向のビート加工64bで構成されており、計10個のビート加工が
施されている。ビート加工はケース60に形成された開口部61、61、63の周囲に形
成されており、特にサブ液晶パネル50を露出させる一番大きな開口部61においては、
4辺全てにビート加工64を施している。なおここでいっているビート加工は長手方向を
有する溝であればよく、この溝が必ずしも連続していなくても、実施例のように連続しな
い一つだけの溝であってよい。
このようにケース60にビート加工64を施すことで、ケース60自体の強度を高める
だけでなく、両面液晶モジュール1の強度自体も非常に高めることができる。またビート
加工はプレスにより簡単に加工が行え、更には細長いスペースを有効に使って形成するこ
とができる。
特にビート加工64は、図1で説明すると、メイン液晶パネル20が存在する上方向に
凸のビート加工64となっている(逆に図2で説明すると、下方向に凸となっている)。
従ってこの方向にはサブ液晶パネル50の厚み分だけ、ケース60と、補強板40或いは
メインフレキシブル基板24との間に隙間が存在するため、その隙間を有効に利用してビ
ート加工64の深さを大きく確保することができ、両面液晶モジュール1の強度をより高
めることができる。更には上方向に凸のビート加工に比べると、両面液晶モジュール1の
厚さも抑えることができるので、より薄型の両面液晶モジュール1に適したものとなる。
なお、実施例においては所謂ビート加工64と呼ばれる波状の凹凸状加工を示している
が、所謂ディンプル加工と呼ばれる複数の小さな丸や四角などの凹凸状加工でもよく、ケ
ース60の表面積を大きくし、強度を高めるための複数の凹凸状の加工であれば構わない
。ディンプル加工であれば狭いスペースに有効に使って多数の加工を施すことが可能であ
る。
以下に、この両面液晶モジュール1の組立て方法の一例を説明する。
まず、枠体31に導光板を嵌め込み、嵌め込んだ導光板の両面に光学シートを載置し、
次にメイン液晶パネル20用の光学シートの上にメイン液晶パネル20を断面L字状の枠
体31の底部に配置する。
次に、サブ液晶パネル50用の光学シートの下方に補強板40を配置し、枠体31の係
止突起35と補強板40の係止片43と係合させる。
次に、補強板40の開口部41の周辺に両面接着テープを貼り付け、この両面接着テー
プと突起片42によりサブ液晶パネル50を固定および位置決めする。
次にメイン液晶パネル20と接続するメインフレキシブル基板24をサブ液晶パネル5
0側に折り曲げる。
次にメインフレキシブル基板24のコネクタ26にサブ液晶パネル50に接続するサブ
フレキシブル基板54を挿入する。そして、ケース60でこれらを覆うことにより両面液
晶モジュール1が完成する。
このように組み立てた両面液晶モジュール1は、2画面式の携帯電話機に搭載されるも
のであり、具体的には携帯電話機のハウジング内部に収納され、携帯電話機の制御基板か
らのびるフレキシブル基板がケース60の開口部63を介してメインフレキシブル基板2
4と接続され、各種信号が両面液晶モジュール1に入力され、各種の情報が表示される。
そして携帯電話機を折り曲げた状態では、携帯電話機のハウジングから覗くサブ液晶パネ
ル50を介して表示がなされ、携帯電話機を伸ばした状態では、携帯電話機のハウジング
から覗くメイン液晶パネル20を介して表示がなされることになる。
なお、この両面液晶モジュール1は、携帯電話に限定されるものではなく、他の携帯情
報端末、例えばPDAなどに搭載することもできる。
またメイン液晶パネル20やサブ液晶パネル50については、透過型の液晶パネルに限
定するものではなく、半透過型の液晶パネルでもよい。またバックライトが不要な反射型
であってもよい。
またバックライト30についても、一つのバックライトでメイン液晶パネル20とサブ
液晶パネル50を照射する、所謂両面発光型のバックライトを用いているが、メイン液晶
パネル20用のバックライトとサブ液晶パネル50用のバックライトを別々に用いてもよ
い。
次に、液晶パネルの下方側に背面カバーを備えた液晶モジュールであり、この背面カバ
ーには、ビート加工やディンプル加工などの、複数の凹凸状の加工が施されている本発明
の他の実施例について説明する。
図3には、第2の実施例である両面液晶モジュールの断面図を示しているが、図1、図
2に示した実施例1と同様な点については説明を省略するとともに、同じ符号を用いて説
明する。
両面液晶モジュール1は、メイン液晶パネル20と、メイン液晶パネル20の下方側に
位置するバックライト30と、バックライト30の下方側に位置する補強板40と、補強
板40の下方に位置するサブ液晶パネル50と、サブ液晶パネル50の下方に位置するケ
ース60と、から構成されている。
そして実施例2では、補強板40において、補強板40に形成された開口部41とサブ
液晶パネル50が載置される部分を除いて、複数のビート加工44が補強板40の広い範
囲に施されている。なお補強板40のその他の構成は実施例1の補強板40と同様である
。また図示していないが、この補強板40の加工において、サブ液晶パネル50の周りに
、メインフレキシブル基板24が存在している。また実施例2においてはケース60には
ビート加工が施されてはおらず、単に開口部61、62、63以外の部分は略平坦な形状
となっている。
このように補強板40にビート加工44を施すことで、実施例1と同様に、両面液晶モ
ジュール1の強度を非常に高めることができる。そして特には実施例1ではサブ液晶パネ
ル50に対応した開口部61以外の開口部62、63が形成されているなど、複雑な形状
のケース60にビート加工61が施されているが、ケース60に比べ単純な形状の補強板
40にビート加工44を施している実施例2では、ビート加工44をより広い範囲に形成
でき、効果的に両面液晶モジュール1の強度を高めることができる。
また、特に実施例2ビート加工44は、補強板44の下方に位置するサブ液晶パネル5
0側に向かう、下方向に凸となっている。従ってこの方向にはサブ液晶パネル50の厚み
分だけ、補強板40とケース60との間に隙間が存在するため、その隙間を有効に利用し
てビート加工44の深さを大きく確保することができ、両面液晶モジュール1の強度をよ
り高めることができ、更には、両面液晶モジュール1の厚さも抑えることができ、より薄
型の両面液晶モジュール1に適したものとなる。
なお、実施例2ではケース60にはビート加工を施していないが、ケース60にもビー
ト加工が施してあっても構わない。
また、実施例1、実施例2では両面液晶モジュールについて説明し、メイン液晶パネル
の下方側に位置する背面カバーである、ケースや補強板に複数の凹凸状の加工を施したも
のを示したが、本発明は両面液晶モジュールに限定されるものではなく、液晶パネルを一
つだけ備える液晶モジュールであっても、液晶パネルの下方側に背面カバーを備えるもの
であれば広く適用可能である。ただし、本発明は上記実施例1、2で示した両面液晶モジ
ュールに適用することで、より優れた効果が期待できる点でより好ましい。
本発明における第1の実施例に係る両面液晶モジュールを表側から観察した分解斜視図である。 本発明における第1の実施例に係る両面液晶モジュールを裏側から観察した分解斜視図である。 本発明における第2の実施例に係る両面液晶モジュールの断面図である。
符号の説明
1 両面液晶モジュール
20 メイン液晶パネル
30 バックライト
31 枠体
40 補強板
44 ビート加工
50 サブ液晶パネル
60 ケース
64 ビート加工

Claims (9)

  1. 液晶パネルと、該液晶パネルの下方側に配置された背面カバーを備えた液晶モジュール
    であって、
    前記背面カバーには複数の凹凸状加工が施されていることを特徴とする液晶モジュール
  2. 前記複数の凹凸状加工は、ビート加工またはディンプル加工であることを特徴とする請
    求項1に記載の液晶モジュール。
  3. メイン液晶パネルと、該メイン液晶パネルの下方側に位置するサブ液晶パネルと、該サ
    ブ液晶パネルの下方に位置するケースとを備えた両面液晶モジュールであって、
    前記ケースには複数の凹凸状加工が施されていることを特徴とする両面液晶モジュール
  4. 前記複数の凹凸状加工は、サブ液晶パネル側に凸となっていることを特徴とする請求項
    3に記載の両面液晶モジュール。
  5. 前記メイン液晶パネルと前記サブ液晶パネルとの間にはバックライトが配置されており
    、該バックライトは、前記メイン液晶パネルを収容できる枠体を備えていることを特徴と
    する請求項3または4に記載の両面液晶モジュール。
  6. メイン液晶パネルと、該メイン液晶パネルの下方側に位置する補強板と、該補強板の下
    方側に位置するサブ液晶パネルとを備えた両面液晶モジュールであって、
    前記補強板には複数の凹凸状加工が施されていることを特徴とする両面液晶モジュール
  7. 前記複数の凹凸状加工は、サブ液晶パネル側に凸となっていることを特徴とする請求項
    6に記載の両面液晶モジュール。
  8. 前記メイン液晶パネルと前記サブ液晶パネルとの間にはバックライトが配置されており
    、該バックライトは、前記メイン液晶パネルを収容できる枠体を備えていることを特徴と
    する請求項6または7に記載の両面液晶モジュール。
  9. 前記複数の凹凸状加工は、ビート加工またはディンプル加工であることを特徴とする請
    求項5または8に記載の両面液晶モジュール。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009210606A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Kyocera Corp 液晶表示パネル付き電子機器
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