JP2007170724A - ヒートポンプ式給湯装置およびヒートポンプ式給湯装置用制御装置 - Google Patents

ヒートポンプ式給湯装置およびヒートポンプ式給湯装置用制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007170724A
JP2007170724A JP2005366894A JP2005366894A JP2007170724A JP 2007170724 A JP2007170724 A JP 2007170724A JP 2005366894 A JP2005366894 A JP 2005366894A JP 2005366894 A JP2005366894 A JP 2005366894A JP 2007170724 A JP2007170724 A JP 2007170724A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat pump
hot water
power supply
water supply
storage tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005366894A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Maki
健一 牧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2005366894A priority Critical patent/JP2007170724A/ja
Publication of JP2007170724A publication Critical patent/JP2007170724A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Abstract

【課題】ヒートポンプ制御装置への通信異常が発生したとしてもヒートポンプ装置による給湯を行なうことが可能なヒートポンプ式給湯装置およびヒートポンプ式給湯装置用制御装置を提供すること。
【解決手段】ヒートポンプ制御装置101は、通信ライン90を介した通信に異常が発生した場合には、貯湯タンク制御装置110の電源リレー92による給電オンオフ信号に基づいて、代替運転モードでヒートポンプ装置1を作動制御する。したがって、通信異常が発生した場合であっても、ヒートポンプ装置1を運転し給湯を行なうことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヒートポンプ装置で給湯用の湯を加熱するヒートポンプ式給湯装置およびその給湯装置用の制御装置に関する。
従来から、水を加熱して給湯用の湯とするヒートポンプ装置と、このヒートポンプ装置を作動制御する制御装置とからなるヒートポンプユニットを備えるヒートポンプ式給湯装置がある。このようなヒートポンプ式給湯装置では、ヒートポンプユニットは外部から給電され、制御装置は外部からヒートポンプ装置の作動指令を受けるものが知られている。
例えば、ヒートポンプ装置が加熱した湯を貯留する貯湯タンクを備えるヒートポンプ装置では、貯湯タンクユニットからヒートポンプ装置の運転の指令(運転開始、沸き上げ温度等の指示)が制御装置に通信入力される。
しかしながら、上記従来技術の給湯装置のように、外部からの通信指示によって運転するヒートポンプユニットでは、一般的に、通信異常(例えば、通信ラインの断線、外来ノイズ、通信回路故障等)が発生すると運転を停止する安全側モードを選択する構成となっている。そのため、ヒートポンプユニットとしてのお湯を沸かす機能は故障していないのに、給湯できない(例えば、貯湯タンクにお湯を供給できない)という機能障害に至ってしまうという問題がある。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、通信異常が発生したとしてもヒートポンプ装置による給湯を行なうことが可能なヒートポンプ式給湯装置およびヒートポンプ式給湯装置用制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、
水を加熱して給湯用の湯とするヒートポンプ装置(1)と、
ヒートポンプ装置(1)を作動制御する制御手段(101)と、
制御手段(101)への給電をオンオフするオンオフ手段(92)とを備えるヒートポンプ式給湯装置であって、
制御手段(101)は、オンオフ手段(92)による給電オンオフ状態に基づいて、ヒートポンプ装置(1)を作動制御することを特徴としている。
これによると、制御手段(101)は、制御手段(101)へのオンオフ手段(92)による給電オンオフ状態に基づいて、ヒートポンプ装置(1)を作動制御することができる。したがって、外部から制御手段(101)へのヒートポンプ装置(1)の運転に関する通信に異常が発生したとしても、給電オンオフ状態に基づいてヒートポンプ装置(1)を運転し給湯を行なうことができる。
また、請求項2に記載の発明では、
制御手段(101)に対しヒートポンプ装置(1)の作動指令を行なう指令手段(110)を備え、
制御手段(101)は、指令手段(110)から制御手段(101)への指令伝達に障害が発生した場合に、オンオフ手段(92)による給電オンオフ状態に基づいて、ヒートポンプ装置(1)を作動制御することを特徴としている。
これによると、指令手段(110)から制御手段(101)への指令伝達に障害が発生した場合に、オンオフ手段(92)による給電オンオフ状態を代替作動指令とすることができる。
また、請求項3に記載の発明では、制御手段(101)は、給電のオン時間およびオフ時間が基準時間の略整数倍である場合に、給電オンオフ状態に基づいて前記ヒートポンプ装置(1)を作動制御することを特徴としている。
これによると、制御手段(101)は、給電オンオフが特定周期信号である場合に、給電オンオフ状態に基づいてヒートポンプ装置(1)を運転することができる。したがって、特定周期以外の給電オンオフ状態によりヒートポンプ装置(1)を誤動作することを防止できる。
また、請求項4に記載の発明では、制御手段(101)は、給電オンオフ状態をビット情報と認識し、このビット情報に基づいてヒートポンプ装置(1)を作動制御することを特徴としている。
これによると、ヒートポンプ装置(1)の運転条件等の詳細情報を容易に伝達することができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様に、制御装置(101)は、制御装置(101)へのオンオフ手段(92)による給電オンオフ状態に基づいて、ヒートポンプ装置(1)を作動制御することができる。したがって、外部から制御装置(101)へのヒートポンプ装置(1)の運転に関する通信に異常が発生したとしても、給電オンオフ状態に基づいてヒートポンプ装置(1)を運転し給湯を行なうことができる。
なお、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用した一実施形態におけるヒートポンプ式給湯装置の概略構成を示す模式図である。
10は耐食性に優れた金属製(例えばステンレス製)の貯湯タンクであり、外周部に図示しない断熱材が配置されており、給湯用の湯を長時間に渡って保温することができるようになっている。本実施形態の貯湯タンク10は縦長形状であり、その底面には導入口11が設けられ、この導入口11には貯湯タンク1内に水道水を導入する給水経路である導入管12が接続されている。
貯湯タンク10の下部には、貯湯タンク10内の水を吸入するための吸入口13が設けられ、貯湯タンク10の上部には、貯湯タンク10内に湯を吐出するための吐出口14が設けられている。
吸入口13と吐出口14とは循環回路16で接続されており、循環回路16の一部はヒートポンプ装置1内に配置されている。循環回路16にはヒートポンプ装置1の内部もしくは外部に図示しない循環ポンプが設けられている。
循環回路16のヒートポンプ装置1内に配置された部分には、図示しない給湯用熱交換器が設けられており、吸入口13から吸入した貯湯タンク10内の下部の水を高温冷媒との熱交換により加熱して沸き上げて湯とし、吐出口14から貯湯タンク10内に戻すことができるようになっている。
一方、貯湯タンク10の上部には導出口20が設けられており、導出口20には貯湯タンク10内の湯を導出するための給湯経路である給湯配管19が接続されている。
給湯配管19には、導入管12から分岐した給水配管28の下流端が接続しており、この接続点には、給湯配管19を流れる湯の量と給水配管28を介して供給される水の量の比率を制御し、下流側にあるカラン、シャワー、風呂等の使用側端末に送る湯の温度を設定温度とするための混合バルブ29が設けられている。
貯湯タンク10の外壁面には、図示しない複数のサーミスタ(水位サーミスタ)が縦方向に間隔をあけて配置され、貯湯タンク10内の各水位レベルにおける温度情報を後述する貯湯タンク制御装置110に出力するようになっている。
また、各配管経路にはサーミスタが適宜配設され、各配管を流れる冷媒、湯もしくは水の温度情報を後述するヒートポンプ制御装置101もしくは貯湯タンク制御装置110に出力するようになっている。
また、給湯配管19には図示しない流量カウンタが設けられており、給湯配管19を流れる湯の流量情報を後述する貯湯タンク制御装置110に出力するようになっている。
図1中の101は本発明で言うところの制御手段であるヒートポンプ制御装置である。
また、図1中の110は貯湯タンク制御装置である。ヒートポンプ制御装置101は、ヒートポンプ装置1等とともにヒートポンプユニット1Aを構成しており、貯湯タンク制御装置110は、貯湯タンク10等とともにタンクユニット10Aを構成している。
ヒートポンプ制御装置101は、冷媒配管に設けられた図示しないサーミスタや循環回路16に設けられた図示しないサーミスタの温度情報、貯湯タンク制御装置110からの指令等に基づいて、ヒートポンプ装置1や図示しない循環ポンプ等を作動制御するようになっている。
貯湯タンク制御装置110は、貯湯タンク10等に設けられた図示しないサーミスタからの温度情報、図示しない流量カウンタからの流量情報、および図示しない操作盤に設けられた操作スイッチからの信号、ヒートポンプ制御装置101からのヒートポンプ装置1運転状況情報等に基づいて、バルブ29等を制御するとともに、ヒートポンプ制御装置101に指令信号を出力ように構成されている。貯湯タンク制御装置110は、ヒートポンプ制御装置101に対しヒートポンプ装置1の作動指令を行なう指令手段であると言える。
図1に示すように、ヒートポンプ制御装置101と貯湯タンク制御装置110とは、通信ライン90および電源ライン91で接続されており、電源ラインを介してタンクユニット10A側からヒートポンプ制御装置101を含むヒートポンプユニット1Aへ給電するようになっている。
貯湯タンク制御装置110は、通信ライン90を介して、ヒートポンプ制御装置101に対しヒートポンプ装置1により特定の沸き上げ温度で沸き上げる指示を出したり、ヒートポンプ装置1内のポンプのみ作動させて循環回路16内のエアーを抜く指示を出したり、ヒートポンプユニット1A内の運転状況(異常情報や各種温度センサー情報等)を取得したりしている。
図1に示すように、貯湯タンク制御装置110側には、電源ライン91を介するヒートポンプ制御装置101側への給電をオンオフするオンオフ手段である電源リレー92が設けられている。
このように、ヒートポンプユニット1Aの電源を電源リレー92によりオンオフ可能な構成を有することにより、凍結の心配が無い外気温の時は、待機電力低減のためにヒートポンプユニット1Aの電源を電源リレー92によりオフできるようになっている。
また、ヒートポンプ制御装置101は、ヒートポンプユニット1A内のインバータ制御等のために、蓄電手段であるキャパシタ99を備えている。蓄電手段はキャパシタ以外でもかまわず、ヒートポンプ制御装置101外に設けるものであってもよい。
従来のヒートポンプ式給湯装置であれば、通信ラインを介した通信に異常が発生している場合には、ヒートポンプ装置にとってどのような運転をしてよいか不明のため沸き上げの運転は停止する。すなわち、ヒートポンプユニット1Aに対し電源を入れただけでは、沸き上げ運転は実施しないシステムとなっている。
通信異常は、通信ラインの断線や外部の別機器や違法無線などによるノイズや落雷による制御装置内部の通信回路の故障などが考えられる。通常、このような通信異常の発生は稀であるが、従来の給湯装置では、通信異常が起きた時にはヒートポンプ装置1による沸き上げが不可になり、お湯が作れないことからお風呂に入れないなどユーザーが不快を感じるという問題がある。
これに対し、本実施形態の給湯装置では、図1に示すように、貯湯タンク制御装置110が、ヒートポンプユニット1Aの電源をリレー92を介しオンオフする構成であり、かつヒートポンプ制御装置101がインバータ制御等のためにキャパシタ99を保有しており、ヒートポンプユニット1Aの電源をオフしても、例えば数十秒間ヒートポンプ制御装置101のマイコンに電力を供給できる。
これを利用して、本実施形態では、通信ライン90を介した通信に異常があった時に、貯湯タンク制御装置110が電源リレー92により電源をオンオフすることで、代替的にヒートポンプ制御装置101へ運転内容を指令する手段を有している。
次に、上記構成に基づき、本実施形態の給湯装置が、通信ライン90を介した通信に異常が発生した場合であってもヒートポンプ装置1の運転を行ない湯の沸き上げを行なう作動について説明する。
図2は、ヒートポンプ制御装置101の概略制御動作を示すフローチャートである。
図2に示すように、ヒートポンプ制御装置101は、まず、電源ライン91を介する電源がオンであるか否か判断する(ステップS210)。
電源がオンであると判断した場合には、電源オン時間を計測し(ステップS220)、過去のオフ時間(オンとなる前のオフ時間)が基準時間の略整数倍であるか否か判断する(ステップS230)。ここでは、基準時間を1秒とし、1秒の整数倍に対し±5%以内の範囲にある場合を基準時間の略整数倍としている。
ステップS230において、過去のオフ時間が基準時間の略整数倍であると判断した場合には、この過去のオフ時間を1秒単位でビット情報として記憶する(ステップS240)。
ステップS210において、電源がオフであると判断した場合には、電源オフ時間を計測し(ステップS250)、過去のオン時間(オフとなる前のオン時間)が基準時間の略整数倍であるか否か判断する(ステップS260)。ここでもステップS230と同様に、基準時間を1秒とし、1秒の整数倍に対し±5%以内の範囲にある場合を基準時間の略整数倍としている。
ステップS260において、過去のオン時間が基準時間の略整数倍であると判断した場合には、この過去のオン時間を1秒単位でビット情報として記憶する(ステップS270)。
ステップS240、ステップS270のいずれかを実行したら、電源オン時間の計測値が10秒経過したか否か判断する(ステップS280)。オン時間の計測値が10秒経過した(オン状態が10秒以上連続した)と判断したら、これまでに記憶した過去の電源オンオフのビット情報を解析する(ステップS290)。
ステップS290におけるビット情報の解析結果が、通信ライン90を介した正規のヒートポンプ装置運転指令に代わる代替運転指令であるか否か判断し(ステップS300)、代替運転指令であると判断した場合には、専用の代替運転モードにエントリーする(ステップS310)。そして、記憶していた過去の電源オンオフのビット情報を初期化して(ステップS330)、リターンする。
ステップS300において、ビット情報の解析結果が代替運転指令でないと判断した場合には、通常制御モード(通信異常時であれば運転停止状態継続)とし(ステップS320)、記憶していた過去の電源オンオフのビット情報を初期化して(ステップS330)、リターンする。
例えば、ステップS290を実行するまでに、ヒートポンプ制御装置101が、電源ライン91を介して、図3(a)に示すようなオンオフ状態の電力の給電を受けていた場合には、ヒートポンプ制御装置101は、図3(b)に示すようなビット情報を記憶している。
ステップS290では、このビット情報から、90℃の沸き上げ温度となるようにヒートポンプ装置1(ヒートポンプユニット1A)の運転を開始するものと解析する。具体的には、ビット情報の前半のビット変換「08」で代替運転モードであることを認識し、後半の「5A=90」を90℃沸き上げ指示であると認識する。
ステップS290におけるビット情報の解析の結果、運転条件として好ましくない結果を得た場合(例えば、沸き上げ温度指示が、65〜90℃に入っていないような場合)には、ステップS300においてビット情報は代替運転指令ではないと判断する。
ステップS230において、過去のオフ時間が基準時間の略整数倍でないと判断した場合、もしくは、ステップS260において、過去のオン時間が基準時間の略整数倍でないと判断した場合、すなわち、電源オンオフが基準時間に基づく特定の周期に入っていない場合(設定精度以上のずれがある場合)には、代替運転指令ではない(ビット情報でない)として、記憶していた過去の電源オンオフのビット情報を初期化する(ステップS350)。
これは、サービスマン等のよるマニュアル的な電源のオンオフで、誤って運転モードに入ることを防止するためのものである。
ステップS350を実行したら、代替運転モードでヒートポンプ装置1の運転が行なわれているか否か判断し(ステップS360)、代替運転モードであると判断した場合には、そのままリターンする。
また、ステップS360において、代替運転モードでないと判断した場合には、通常制御モード(通信異常時であれば運転停止状態継続)とし(ステップS370)、リターンする。
ステップS280において、オン時間の計測値が10秒を経過していないと判断したら、電源オフ時間の計測値が10秒経過したか否か判断する(ステップS340)。そして、電源オフ時間の計測値が10秒経過したと判断したら、運転指令はないものとして、ステップS350へ進んで、記憶していた過去の電源オンオフのビット情報を初期化し、ステップS360以降へ進む。
ステップS340において、電源オフ時間の計測値が10秒経過していないと判断した場合には、代替指令伝達中である可能性も考慮し、ステップS350をパスして、ステップS360以降へ進む。
なお、ヒートポンプ制御装置101がヒートポンプユニット1Aの代替運転を実施した後に停止する場合は、貯湯タンク制御装置110が電源リレー92をオフして給電を停止する。すなわち、電源オフまで代替運転モードを維持する。
上述の構成および作動によれば、ヒートポンプ制御装置101は、貯湯タンク制御装置110の電源リレー92による給電オンオフ状態に基づいて、ヒートポンプ装置1(ヒートポンプユニット1A)を作動制御することができる。したがって、通信ライン90を介した通信に異常が発生した場合であっても、ヒートポンプ装置1を運転し給湯を行なうことができる。
また、電源オンオフによる代替運転指令は、通信ライン90を介した指令伝達に障害が発生した場合にのみ行なわれ、障害が発生していない場合には、通常の指令伝達系統により運転指令を伝達することができる。
また、ヒートポンプ制御装置101は、給電のオン時間およびオフ時間が基準時間の略整数倍である場合、すなわち給電オンオフが特定周期信号である場合に、給電オンオフ状態に基づいてヒートポンプユニット1Aを運転することができる。したがって、特定周期以外の給電オンオフ状態によりヒートポンプユニット1Aが誤動作することを防止できる。
また、ヒートポンプ制御装置101は、給電オンオフ状態をビット情報と認識する。したがって、貯湯タンク制御装置110からヒートポンプ制御装置101へ運転条件等の詳細情報を容易かつ確実に伝達することができる。
また、本実施形態の給湯装置では、代替運転指令を伝達するための新たなハード構成を設けておらず、給湯装置の構成が複雑になることを防止できる。
(他の実施形態)
上記一実施形態では、代替運転指令は、沸き上げ開始および沸き上げ温度を指示するものであったが、これに限定されるものではない。例えば、代替運転指令時の沸き上げ温度を90℃に固定しておき、沸き上げ開始の指示のみ行なうものであってもよい。この例によれば、代替運転指令時の伝達情報量を低減することが可能である。
また、上記一実施形態では、正常時の運転指令は専用の通信ライン90を介して行なうものであったが、電源系統に重畳する通信方式の場合であってもよい。
また、上記一実施形態では、指令伝達に障害が発生した場合にのみ、電源オンオフ情報により運転指令を伝達していたが、常時電源オンオフ情報により運転指令を伝達するものであってもよい。
また、上記一実施形態における1秒、10秒、5%等の実数値は例示であって、給湯装置の各種仕様等に応じて適宜設定可能である。
また、上記一実施形態では、ヒートポンプ制御装置101に対しヒートポンプユニット1Aの運転指令を行なう指令手段は、貯湯タンク制御装置110であったが、これに限定されるものではない。例えば、リモコン装置等の操作手段であってもかまわない。
また、本発明の適用は、上記一実施形態の給湯装置に限定されるものではなく、例えば、貯湯タンク等を有しない給湯装置であってもかまわない。
本発明を適用した一実施形態におけるヒートポンプ式給湯装置の概略構成を示す模式図である。 ヒートポンプ制御装置101の概略制御動作を示すフローチャートである。 給電オンオフ状態による代替運転指令の伝達例を示すグラフであり、(a)は電源オンオフ状態、(b)はビット情報の解析例を示している。
符号の説明
1 ヒートポンプ装置
1A ヒートポンプユニット
10 貯湯タンク
10A タンクユニット
90 通信ライン
91 電源ライン
92 電源リレー(オンオフ手段)
99 キャパシタ(蓄電手段)
101 ヒートポンプ制御装置(制御装置)
110 貯湯タンク制御装置(指令手段)

Claims (5)

  1. 水を加熱して給湯用の湯とするヒートポンプ装置(1)と、
    前記ヒートポンプ装置(1)を作動制御する制御手段(101)と、
    前記制御手段(101)への給電をオンオフするオンオフ手段(92)とを備えるヒートポンプ式給湯装置であって、
    前記制御手段(101)は、前記オンオフ手段(92)による給電オンオフ状態に基づいて、前記ヒートポンプ装置(1)を作動制御することを特徴とするヒートポンプ式給湯装置。
  2. 前記制御手段(101)に対し前記ヒートポンプ装置(1)の作動指令を行なう指令手段(110)を備え、
    前記指令手段(110)から前記制御手段(101)への指令伝達に障害が発生した場合に、前記制御手段(101)は、前記オンオフ手段(92)による給電オンオフ状態に基づいて、前記ヒートポンプ装置(1)を作動制御することを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ式給湯装置。
  3. 前記制御手段(101)は、給電のオン時間およびオフ時間が基準時間の略整数倍である場合に、給電オンオフ状態に基づいて前記ヒートポンプ装置(1)を作動制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のヒートポンプ式給湯装置。
  4. 前記制御手段(101)は、給電オンオフ状態をビット情報と認識し、前記ビット情報に基づいて前記ヒートポンプ装置(1)を作動制御することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のヒートポンプ式給湯装置。
  5. 水を加熱して給湯用の湯とするヒートポンプ装置(1)を備えるヒートポンプ式給湯装置において、前記ヒートポンプ装置(1)を作動制御する制御装置(101)であって、
    給電をオンオフするオンオフ手段(92)による給電オンオフ状態に基づいて、前記ヒートポンプ装置(1)を作動制御することを特徴とするヒートポンプ式給湯装置用制御装置。
JP2005366894A 2005-12-20 2005-12-20 ヒートポンプ式給湯装置およびヒートポンプ式給湯装置用制御装置 Pending JP2007170724A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005366894A JP2007170724A (ja) 2005-12-20 2005-12-20 ヒートポンプ式給湯装置およびヒートポンプ式給湯装置用制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005366894A JP2007170724A (ja) 2005-12-20 2005-12-20 ヒートポンプ式給湯装置およびヒートポンプ式給湯装置用制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007170724A true JP2007170724A (ja) 2007-07-05

Family

ID=38297508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005366894A Pending JP2007170724A (ja) 2005-12-20 2005-12-20 ヒートポンプ式給湯装置およびヒートポンプ式給湯装置用制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007170724A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012149795A (ja) * 2011-01-18 2012-08-09 Corona Corp ヒートポンプ式給湯装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012149795A (ja) * 2011-01-18 2012-08-09 Corona Corp ヒートポンプ式給湯装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2629686A1 (en) Methods and apparatus for heating air with hot water
KR20100042884A (ko) 비데용 순간온수모듈의 온도제어시스템 및 온도제어방법
JP4501815B2 (ja) ヒートポンプ式給湯装置およびヒートポンプ式給湯装置用制御装置
KR101081313B1 (ko) 순환펌프 운전을 통한 온수 온도 제어방법
JP2017198379A (ja) 風呂給湯装置
JP4816593B2 (ja) 貯湯式給湯機
JP2007046876A (ja) 給湯装置
JP2016065685A (ja) ハイブリッド給湯システム
JP2007170724A (ja) ヒートポンプ式給湯装置およびヒートポンプ式給湯装置用制御装置
JP5458967B2 (ja) 貯湯式給湯機
JP3743548B2 (ja) 給湯システム
JP2008232478A (ja) 給湯装置
JP2006118753A (ja) 貯湯式給湯装置
JP2011043258A (ja) ヒートポンプ給湯システム及びヒートポンプ給湯システムの制御方法
JP2011127816A (ja) 貯湯式給湯装置
JP4670965B2 (ja) ヒートポンプ給湯器
JP5225714B2 (ja) 給湯システム
JP6060025B2 (ja) ふろ給湯装置
JP3642311B2 (ja) ヒートポンプ給湯機
JP5050641B2 (ja) 貯湯式給湯機
JP2009109188A (ja) ヒートポンプ給湯器
JP2022176767A (ja) 給湯システム
JP2008232586A (ja) 貯湯式給湯機
JP2010243094A (ja) 貯湯式給湯装置
JP2019011931A (ja) 給湯システム