JP2007170299A - 排熱回収装置 - Google Patents

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Shinichi Hamada
伸一 浜田
Yasutoshi Yamanaka
保利 山中
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Abstract

【課題】傾斜部を設けることなく凝縮部における作動媒体の逆流を防止可能とする排熱回収装置を提供する。
【解決手段】蒸発部110の上側に凝縮部130が配設されると共に、内部に作動媒体が封入されたループ式のヒートパイプ101が使用されて、内燃機関10の排気熱を作動媒体によって蒸発部110から凝縮部130に輸送して、内燃機関10の冷却水側に熱回収する排熱回収装置において、凝縮部130の内部に、蒸発部110からの作動媒体が流入する入口部134から上方に延設されて、凝縮部130の上端内壁135近傍で開口する開口部137bを形成する逆流防止流路部136を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、ループ式のヒートパイプを用いて内燃機関の排気ガスの排熱を回収して、内燃機関の冷却水加熱のために利用する排熱回収装置に関するものであり、例えば内燃機関を備える車両に用いて好適である。
従来のヒートサイホン式排熱回収装置として、例えば特許文献1に示されるように、凝縮部における凝縮液流路(チューブ)を傾斜させることによって、出口側が入口側より下方となるようにしたものが知られている。これにより、凝縮部で凝縮した作動媒体が重力の作用により凝縮液流路の出口側に導かれ、作動媒体の逆流を防止できるとしている。
特開平7−120178号公報
しかしながら、上記排熱回収装置においては、凝縮液流路を傾斜させるようにしているので、凝縮部、ひいては排熱回収装置の各部材の組付け、更には接合時に各部材に一定の荷重をかけることが難しくなり、製造しにくいと言う問題点がある。また、排熱回収装置として部分的に傾斜部ができるため、車両等に搭載する際の搭載性が悪化する場合がある。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、傾斜部を設けることなく凝縮部における作動媒体の逆流を防止可能とする排熱回収装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明では、蒸発部(110)の上側に凝縮部(130)が配設されると共に、内部に作動媒体が封入されたループ式のヒートパイプ(101)が使用されて、内燃機関(10)の排気熱を作動媒体によって蒸発部(110)から凝縮部(130)に輸送して、内燃機関(10)の冷却水側に熱回収する排熱回収装置において、凝縮部(130)の内部には、蒸発部(110)からの作動媒体が流入する入口部(134)から上方に延設されて、凝縮部(130)の上端内壁(135)近傍で開口する開口部(137b、137c、136a、)を形成する逆流防止流路部(136)が設けられたことを特徴としている。
これにより、逆流防止流路部(136)の開口部(136a、137a、137b)位置を凝縮部(130)内で凝縮した作動媒体の液面から容易に離すことができるので、作動媒体の液面が逆流防止流路部(136)の開口部(137b、137c、136a)より上側にならない限り、作動媒体は入口部(134)側に流れることがなく、従来技術のような傾斜部を設けることなく、作動媒体の逆流を防止できる。
請求項2に記載の発明では、逆流防止流路部(136)は、入口部(134)において全周接合され、上端内壁(135)との間で所定隙間が設けられて開口部(137c)を形成する管材(136)としたことを特徴としている。これにより、簡単な構成で逆流防止流路部(136)を形成できる。
また、請求項3に記載の発明のように、逆流防止流路部(136)は、入口部(134)および上端内壁(135)においてそれぞれ全周接合され、上端内壁(135)近傍に穿設された開口穴(136a)によって開口部(136a)を形成する管材(136)としても良く、請求項2に記載の発明と同様に簡単な構成で逆流防止流路部(136)を形成できる。
請求項4に記載の発明では、開口部(137b、137c、136a)は、凝縮部(130)内に溜まり得る作動媒体の液面よりも高い位置に設けられたことを特徴としている。
これにより、凝縮部(130)に溜められる作動媒体が蒸発部(110)へ逆流するのを確実に防止することができる。
請求項5に記載の発明では、凝縮部(130)の下流側には、蒸発部(110)への流路(161)を開閉する弁機構(150)が設けられており、開口部(137b、137c、136a)は、弁機構(150)が閉じられた時に凝縮部(130)内に溜められる作動媒体の液面よりも高い位置に設けられたことを特徴としている。
これにより、弁機構(150)を閉じた時に、作動媒体の還流を停止して蒸発部(110)から凝縮部(130)への熱輸送を停止することができ、合わせて、凝縮部(130)に溜められる作動媒体が蒸発部(110)へ逆流するのを確実に防止することができる。
請求項6に記載の発明では、内燃機関(10)は、車両用のものであって、逆流防止流路部(136)は、凝縮部(130)に対して、車両の前方側に配置されたことを特徴としている。
車両においては、例えば加速時や登坂走行時に内燃機関(10)の排気熱量が増大し、冷却水側への熱回収は不要となり、作動媒体の還流を停止して熱輸送を停止させることが必要となる。この時、凝縮部(130)からの作動媒体の逆流は特に防止したい内容となる。
ここで、車両が走行する中で、加速時には作動媒体は慣性力によって車両後方に移動し、また、登坂走行時には逆流防止流路(136)の開口部(137b、137c、136a)位置は、作動媒体の液面に対して上側に離れることになる。よって、車両走行中においても凝縮部(130)内の作動媒体の液面を逆流防止流路(136)の開口部(137b、137c、136a)から遠ざけることができ、逆流防止効果を更に高めることができる。
請求項7に記載の発明では、逆流防止流路部(136)は、入口部(134)および上端内壁(135)からそれぞれ支持体(133d、141a、137)によって支持されたことを特徴としている。
これにより、排気回収装置(100)を製造する際に、逆流防止流路部(136)を確実に位置決めすることができる。
請求項8に記載の発明では、開口部(137b、137c、136a)の開口面積は、逆流防止流路部(136)の断面面積とほぼ等しく設定されたことを特徴としている。
これにより、開口部(137b、137c、136a)における流通抵抗の上昇を無くして、熱輸送能力に優れる排熱回収装置(100)とすることができる。
請求項9に記載の発明では、逆流防止流路部(136)は、凝縮部(130)の底面部(131a)からバーリングあるいは切り起し加工によって形成されたことを特徴としている。
これにより、逆流防止流路部(136)を凝縮部(130)の底面部(131a)と一体で形成でき、部品点数を低減することができる。
請求項10に記載の発明では、凝縮部(130)は、複数の板部材(138)が積層されて形成されており、逆流防止流路部(136)は、複数の板部材(138)の底面部(138a)からバーリングあるいは切り起し加工によって形成された立壁部(138b)が、連続的に接合されて形成されたことを特徴としている。
これにより、凝縮部(130)が複数の板部材(138)から形成されるものにおいて、逆流防止流路部(136)を各板部材(138)の底面部(138a)と一体で形成でき、部品点数を低減することができる。
請求項11に記載の発明では、逆流防止流路部(136)の断面面積は、内径12mmの円管の断面面積と同等以上となるようにしたことを特徴としている。
これにより、作動媒体温度20℃で、2kw程度の熱を輸送したい場合に、逆流防止流路部(136)を流れる作動媒体の流速を音速以下にすることができ、常に正常な排熱回収が可能となる。
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態における排熱回収装置100は、エンジン10を走行用の駆動源とする車両(自動車)に適用されるものとしている。排熱回収装置100は、エンジン10の排気管11および排熱回収回路30に配設されている。以下、具体的な構成について図1〜図4を用いて説明する。尚、図1は排熱回収装置100の車両への搭載状態を示す模式図、図2は排熱回収装置100を示す断面図、図3はパイプ支持部137を示す断面図、図4は図3におけるIV方向から見た矢視図である。
図1に示すように、エンジン10は水冷式の内燃機関であり、燃料が燃焼した後の排気ガスが排出される排気管11を有している。排気管11には排気ガスを浄化する触媒コンバータ12が設けられている。また、エンジン10は、エンジン10冷却用のエンジン冷却水(以下、冷却水)が循環するラジエータ回路20と、このラジエータ回路20とは別の流路として冷却水が循環する排熱回収回路30と、冷却水(温水)を加熱源として空調空気を加熱するヒータ回路40とを有している。
ラジエータ回路20にはラジエータ21が設けられており、ラジエータ21は、ウォータポンプ22によって循環される冷却水を外気との熱交換により冷却する。ラジエータ回路20中にはラジエータ21を迂回して冷却水が流通するバイパス流路23が設けられており、サーモスタット24によってラジエータ21を流通する冷却水量とバイパス流路23を流通する冷却水量とが調節されるようになっている。特に暖機時においてはバイパス流路23側の冷却水量が増加されて暖機が促進される。つまり、ラジエータ21による冷却水の過冷却が防止される。
排熱回収回路30は、ラジエータ回路20のエンジン出口部から分岐して、ウォータポンプ22に接続される流路であり、ウォータポンプ22によって冷却水が循環されるようになっている。排熱回収回路30の途中には後述する排熱回収装置100の水タンク140(凝縮部130)が接続されている。
尚、ヒータ回路40は、ラジエータ回路20のエンジン出口部とは異なる部位から冷却水(温水)が流出して、排熱回収回路30の下流側に合流する回路としている。このヒータ回路40には、暖房用熱交換器としてのヒータコア41が設けられており、上記のウォータポンプ22によって冷却水(温水)が循環されるようにしている。ヒータコア41は、図示しない空調ユニットの空調ケース内に配設されており、送風機によって送風される空調空気を温水との熱交換により加熱する。
排熱回収装置100は、図2に示すように、蒸発部110、凝縮部130、弁機構150、凝縮水還流路160が順次接続されて成るループ式のヒートパイプ101を有している。
ヒートパイプ101の凝縮部130および弁機構150は、水タンク140内に配設されている。尚、排熱回収装置100を構成する各部材(以下説明)は、高耐食性を備えるステンレス材から成り、各部材が組み付けされた後に、当接部や嵌合部に設けられたろう材により、一体的にろう付けされている。
蒸発部110は、チューブ111、フィン112、各プレート113、114、115等から形成されている。チューブ111は、細長の管部材であり、長手方向が上下を向くようにして、図2中の左右方向に複数並べられて列を成し、更に図2の紙面に対して垂直方向にも上記列が複数並ぶように配置されて、長手方向の両端部がそれぞれ、チューブ孔の穿設された下プレート113、上プレート114に接合されている。チューブ111の外壁面には、薄肉板材から形成されたプレートタイプのフィン112が複数枚、接合されている。
下プレート113には、チューブ111の端部側から対向するように下タンクプレート115が接合されて、下プレート113と下タンクプレート115との間に空間を形成している。この空間は連通部116となっており、複数のチューブ111の下側は、この連通部116によって互いに連通している。同様に、上プレート114には、チューブ111の端部側から対向するように断熱プレート121が接合されて、上プレート114と断熱プレート121との間に空間を形成している。この空間は連通部120となっており、複数のチューブ111の上側は、この連通部120によって互いに連通している。尚、複数並べられたチューブ111の配列方向の左右の最外方には、補強部材および取付け部材としてのサイドプレート117が接合されている。
水タンク140は、水タンクプレート141と水タンク部142とによって、チューブ111の配列方向に細長となる容器体として形成されており、上記連通部120の上側に接合されている。水タンク140の長手方向の一方の端部には、内部に連通する冷却水導入パイプ143が接合され、また、水タンク140の長手方向の他方の端部には、内部に連通する冷却水排出パイプ144が接合されている。そして、この水タンク140の内部に、凝縮部130が配設されている。
凝縮部130は、いわゆるドロンカップタイプと呼ばれる熱交換器に類似する流路を形成するものであり、2枚のチューブプレート131、132が互いに最中合わせに接合されて成るチューブ133が複数積層されて形成されている。チューブ133は、中間部が中間流通部133a、長手方向の両端部側がそれぞれ積層方向に張出すタンク部133b、133cとなっており、タンク部133b、133cが互いに積層方向に接合されると共に、接合部に形成された連通穴によって連通している。
タンク部133bの下側には、上側(タンク部133b内部)に切り起しされたバーリング部を有する入口穴133dが形成されている。また、水タンクプレート141には、上記入口穴133dに対応する位置で、下側(連通部120側)に切り起しされたバーリング部を有する入口穴141aが形成されている。更に、断熱プレート121には、上記入口穴141aに対応する位置に入口穴121aが穿設されている。上記各入口穴133d、141a、121aは、互いに連通して連通部120(蒸発部110)と凝縮部130のタンク部133bとを繋ぐ入口部134を形成している。
入口穴133dと入口穴141aのバーリング部によって、円柱状の壁部が形成され、これが後述する逆流防止パイプ136の下側を支持する下側支持体となっている。尚、下側支持体としては、入口穴133dのバーリング部を廃止して、入口穴141aのバーリング部のみで対応したものとしても良い。
タンク部133bの下側支持体に対向する上端内壁135には上側支持体としてのパイプ支持部137が接合されている。パイプ支持部137は、図3、図4に示すように、中心部に後述する逆流防止パイプ136の内径と同等となる円形の開口穴137aを有し、外周部に複数(ここでは4ヶ所)の切欠き部137bが形成された王冠状の部材である。
そして、タンク部133bの内部には、一端側(下端側)の全周が上記下側支持体(入口穴133dと入口穴141aのバーリング部)に支持されて入口部134に接合されると共に、他端側(上端側)が上端内壁135近傍に延設される円管部材としての逆流防止パイプ(本発明における逆流防止流路部に対応)136が設けられている。逆流防止パイプ136の内径は、ここでは12mm以上となるように設定している。これは、本排熱回収装置100において、後述する作動媒体温度が20℃の条件でも2kw程度の熱を回収するために、以下の数式1における関係から、逆流防止パイプ136内の作動媒体の流速Vが音速を超えないための流路断面積A(110mm)から算出したものである。尚、逆流防止パイプ136は、円管部材に限らず、断面多角形の管部材としても良い。
(数1)
V=Q/(L・ρ・A)
尚、Qは回収熱量
Lは作動媒体の蒸発潜熱
ρは作動媒体の蒸気密度 である。
逆流防止パイプ136の上端側は、パイプ支持部137によって支持されて、このパイプ支持部137に接合されている。パイプ支持部137における切欠き部137bは、本発明において上端内壁135近傍でタンク部133b内に開口する開口部に対応しており、この切欠き部137bの開口面積は、逆流防止パイプ136の断面面積と同等となるようにしている。
上記逆流防止パイプ136、およびパイプ支持部137によって、連通部120内の空間は、逆流防止パイプ136、開口穴137a、切欠き部137b、タンク部133b内、チューブ133の中間流通部133aを経て、タンク部133cに連通している。
弁機構150は、タンク部133c内に配設されて、チューブ133の中間流通部133aと、後述する凝縮水還流路160とを接続する流路を形成すると共に、内部に形成された弁体(図示省略)によって、この流路を開閉する開閉手段としている。弁機構150は、水タンク140の上方からタンク部133c内に挿入されて、下端側の外周部が断熱プレート121に当接して、断熱プレート121の開口部を内包するように配置されている。ここで弁機構150が設けられる位置は、ヒートパイプ101において後述する作動媒体(水)が還流する際の凝縮部130の下流側に対応している。
上記弁機構150は、ここではヒートパイプ101の内圧に応じて開閉するダイヤフラム式のものとしており、具体的には、通常の開弁状態から、所定の冷却水温(例えば70℃)において内圧が上昇して第1所定圧力を超えると閉弁し(以下、第1所定圧力を閉弁圧と言う)、逆に内圧が低下して、第1所定圧力よりも低い第2所定圧力を下回ると再び開弁するようにしている(以下、第2所定圧力を開弁圧と言う)。
凝縮水還流路160は、一端側が弁機構150の内部に連通し、連通部120を貫通すると共に、他端側が蒸発部110の連通部116内に連通する還流パイプ161と、この還流パイプ161の外部を取り囲むように配設される断熱壁162とから形成されている。
ヒートパイプ101には図示しない封入部が設けられており、この封入部からヒートパイプ101内が真空引き(減圧)され、作動媒体が封入された後に封入部は封止されている。作動媒体は、ここでは水を使用している。水の沸点は、1気圧で100℃であるが、ヒートパイプ101内を減圧(例えば0.01気圧)しているため、沸点は、圧力に対する飽和温度となる。尚、作動媒体としては、水の他にアルコール、フロロカーボン、フロン等を用いても良い。
そして、作動媒体の封入量は、この作動媒体の全量が凝縮部130内に封入されたと想定した場合に、その液面が逆流防止パイプ136の上端側となる切欠き部137bの位置よりも低くなる量としている。逆に言えば、切欠き部137bは、凝縮部130内に溜まり得る作動媒体の液面より常に高い位置となるようにしている。
以上のように排熱回収装置100は形成されており、蒸発部110が触媒コンバータ12の下流側となる排気管11に介在され、また、水タンク140の両パイプ143、144が排熱回収回路30に接続されている(図1)。そして、逆流防止パイプ136は、凝縮部130に対して車両の前方側となるように搭載される。
次に、上記構成に基づく排熱回収装置100の作動、およびその作用効果について説明する。
エンジン10が作動されると併せてウォータポンプ22が作動され、冷却水はラジエータ回路20、排熱回収回路30、ヒータ回路40を循環する。エンジン10で燃焼された燃料の排気ガスは、触媒コンバータ12を経て排気管11を流れ、排熱回収装置100の蒸発部110を通過して大気中に排出される。また、排熱回収回路30を循環する冷却水は、排熱回収装置100の水タンク140内(凝縮部130)を通過する。
エンジン10が始動された後は、冷却水温が上昇を始めると共に、徐々にヒートパイプ101の内圧が上昇する。この時、排気熱量はエンジン10の負荷状態によって変化するため、一般的なエンジンを備えた車両では加速、減速、停止など様々な車両の運転状態に合わせて内圧は変動する。
ヒートパイプ101の内圧が上昇していくなかで閉弁圧よりも低い状態にある場合は、弁機構150の弁体は、開弁状態となっている。よって、ヒートパイプ101内の水(作動媒体)は、蒸発部110で排気管11を流れる排気ガスから受熱して沸騰気化し始めて、蒸気となってチューブ111内を上昇し、連通部120、入口部134、逆流防止パイプ136、開口穴137a、切欠き部137bを経て凝縮部130(タンク部133b、中間流通部133a)内に流れ込む。凝縮部130内へ流入した蒸気は、排熱回収回路30から水タンク140内を流れる冷却水によって冷却され、凝縮水となって弁機構150、還流パイプ161を通り蒸発部110の連通部116に還流する。尚、還流パイプ161を流通する凝縮水は、断熱壁162によって排気ガスからの受熱による蒸発が阻止されて、スムースな還流が行われる。
このように、排気ガスの熱が水に伝達されて蒸発部110から凝縮部130へ輸送され、この凝縮部130で蒸気が凝縮する際に凝縮潜熱として放出され、排熱回収回路30を流れる冷却水が積極的に加熱される。つまり、エンジン10の暖機が促進されることになるので、エンジン10のフリクションロスの低減、低温始動性向上のための燃料増量の抑制等が図られ燃費性能が向上される。また、冷却水を加熱源とするヒータコア41の暖房性能が向上される。尚、排気ガスの熱はヒートパイプ101の外壁面を介して熱伝導によって蒸発部110から凝縮部130に移動される分も存在する。
その後、冷却水温が所定温度(例えば70℃)を越えて、内圧が閉弁圧を超えると、弁機構150の弁体は閉弁し、ヒートパイプ101内の凝縮水の還流が阻止される。すると、蒸発部110においては内部の水が完全に蒸発されて(ドライアウト)、凝縮部130に流入すると共に、凝縮部130においては、凝縮された凝縮水が溜められることになる。
本実施形態では、凝縮部130内に逆流防止パイプ136を設けると共に、凝縮部130に全量の凝縮水が溜められた状態となった時の液面よりも、逆流防止パイプ136の上端側の開口部(切欠き部137b)の位置が高くなるようにしているので、凝縮水は入口部134側に流れることがなく、従来技術のような傾斜部を設けることなく、凝縮水の逆流を防止できる。
つまり、水の蒸発、凝縮による熱輸送が確実に停止され、冷却水側に伝達される熱量がヒートパイプ101を介した熱伝導のみとなる。よって、エンジン10の負荷増加に伴い排気ガス温度が高くなる中で、排熱回収をそのまま続けると、冷却水温度が上昇しすぎて、ラジエータ21での放熱能力を超え、オーバーヒートに至ってしまうところを、排熱回収停止への切替えにより、その不具合が防止されることになる。
また、本実施形態では逆流防止パイプ136を凝縮部130に対して車両の前方側になるように配置している。通常、車両においては、例えば加速時や登坂走行時にエンジン10の排気熱量が増大する。これに伴ってヒートパイプ101の内圧は上昇し、弁機構150は閉弁状態となって、冷却水側への排熱回収が停止される。ここで、車両が走行する中で、加速時には凝縮水は慣性力によって車両後方に移動し、また、登坂走行時には逆流防止パイプ136の切欠き部137b位置は、凝縮水の液面に対して上側に離れることになる。よって、車両走行中においても凝縮部130内の凝縮水の液面を逆流防止パイプ136の切欠き部137bから遠ざけることができ、逆流防止効果を更に高めることができる。
また、逆流防止パイプ136の設定にあたって、下端側と上端側をそれぞれ下側支持体(入口穴133d、141a)とパイプ支持部137とによって支持して接合するようにしているので、排気回収装置100を製造する際に、逆流防止パイプ136を確実に位置決めすることができる。
また、逆流防止パイプ136の切欠き部137bの開口面積を、逆流防止パイプ136の断面面積とほぼ等しくなるように設定しているので、切欠き部137bにおける流通抵抗の上昇を無くして、熱輸送能力に優れる排熱回収装置100とすることができる。
また、逆流防止パイプ136の内径を12mmの円管の断面積と同等以上となるように設定しているので、作動媒体の温度が20℃で、2kw程度の熱を輸送したい場合に、逆流防止パイプ136を流れる作動媒体の流速Vを音速以下にすることができ、常に正常な排熱回収が可能となる。
尚、弁機構150が開弁状態となって、通常の排熱回収を実行している場合にも、逆流防止パイプ136によって、凝縮部130内の凝縮水の入口部134側への逆流は当然のことながら防止される。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図5に示す。第2実施形態は、上記第1実施形態に対して逆流防止パイプ136の上端側となる開口部を変更したものである。排熱回収装置100の製造にあたって、逆流防止パイプ136の位置決めが下側支持体(入口穴133d、141a)のみで充分対応可能であれば、パイプ支持体137を廃止できる。ここでは、パイプ支持部137を廃止して逆流防止パイプ136と凝縮部130の上端内壁135との間に所定寸法の隙間部を形成するようにして、この隙間部を開口部137cとしている。
開口部137cの開口面積は、隙間部寸法と逆流防止パイプ136の内径とπとの積で定義される。この開口面積が逆流防止パイプ136の断面面積とほぼ等しくなるように、隙間部寸法を決定している。
これにより、上記第1実施形態に対して、部品点数を低減して開口部137cを有する逆流防止パイプ136を形成できる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態を図6に示す。第3実施形態は、上記第1実施形態に対して逆流防止パイプ136の上端側となる開口部を変更したものである。具体的には、パイプ支持部137を廃止して逆流防止パイプ136の上端側を凝縮部130の上端内壁135に当接させて、全周を上端内壁135に接合している。そして、逆流防止防止パイプ136の上端側で周方向に複数の開口穴136aを穿設して、この複数の開口穴136aを開口部としている。
開口穴136aのトータル開口面積は、逆流防止パイプ136の断面面積とほぼ等しくなるようにしている。
これにより、上記第1実施形態に対して、第2実施形態と同様に、部品点数を低減して開口部(開口穴)136aを有する逆流防止パイプ136を形成できる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態を図7に示す。第4実施形態は、上記第1実施形態に対して逆流防止パイプ136の形成方法を変更したものである。具体的には、凝縮部130の底面側、即ち、最下端のチューブプレート131の底面部131aからバーリングあるいは切り起し加工によって逆流防止パイプ136を形成している。
これにより、逆流防止流路部136を凝縮部130の底面部131aと一体で形成でき、部品点数を低減することができる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態を図8に示す。第5実施形態は、上記第1実施形態に対して、凝縮部130、および逆流防止パイプ136の形成方法を変更したものである。具体的には、凝縮部130は、板部材138を複数積層することで形成するようにしている。そして、各板部材138の底面部138aからバーリングあるいは切り起し加工によって形成された立壁部138bを連続的に接合することで、逆流防止パイプ136が形成されるようにしている。尚、逆流防止パイプ136の近傍には連通穴138cを設けており、この連通穴138cによって、各板部材138間に形成される流路が互いに連通するようにしている。
これにより、凝縮部130が複数の板部材138から形成されるものにおいて、逆流防止パイプ136を各板部材138の底面部138aと一体で形成でき、部品点数を低減することができる。
排熱回収装置の車両への搭載状態を示す模式図である。 第1実施形態における排熱回収装置を示す断面図である。 第1実施形態におけるパイプ支持部を示す断面図である。 図3におけるIV方向から見た矢視図である。 第2実施形態における逆流防止パイプ近傍を示す断面図である。 第3実施形態における逆流防止パイプ近傍を示す断面図である。 第4実施形態における逆流防止パイプを示す断面図である。 第5実施形態における逆流防止パイプ近傍を示す断面図である。
符号の説明
10 エンジン(内燃機関)
100 排熱回収装置
101 ヒートパイプ
110 蒸発部
130 凝縮部
131a 底面部
133d 入口穴(支持体)
134 入口部
135 上端内壁
136 逆流防止パイプ(逆流防止流路部、管材)
136a 開口穴(開口部)
137 パイプ支持部(支持体)
137b 切欠き部(開口部)
137c 隙間部(開口部)
138 板部材
138a 底面部
138b 立壁部
141a 入口穴(支持体)

Claims (11)

  1. 蒸発部(110)の上側に凝縮部(130)が配設されると共に、内部に作動媒体が封入されたループ式のヒートパイプ(101)が使用されて、
    内燃機関(10)の排気熱を前記作動媒体によって前記蒸発部(110)から前記凝縮部(130)に輸送して、前記内燃機関(10)の冷却水側に熱回収する排熱回収装置において、
    前記凝縮部(130)の内部には、前記蒸発部(110)からの前記作動媒体が流入する入口部(134)から上方に延設されて、前記凝縮部(130)の上端内壁(135)近傍で開口する開口部(137b、137c、136a、)を形成する逆流防止流路部(136)が設けられたことを特徴とする排熱回収装置。
  2. 前記逆流防止流路部(136)は、前記入口部(134)において全周接合され、前記上端内壁(135)との間で所定隙間が設けられて前記開口部(137c)を形成する管材(136)としたことを特徴とする請求項1に記載の排熱回収装置。
  3. 前記逆流防止流路部(136)は、前記入口部(134)および前記上端内壁(135)においてそれぞれ全周接合され、前記上端内壁(135)近傍に穿設された開口穴(136a)によって前記開口部(136a)を形成する管材(136)としたことを特徴とする請求項1に記載の排熱回収装置。
  4. 前記開口部(137b、137c、136a)は、前記凝縮部(130)内に溜まり得る作動媒体の液面よりも高い位置に設けられたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の排熱回収装置。
  5. 前記凝縮部(130)の下流側には、前記蒸発部(110)への流路(161)を開閉する弁機構(150)が設けられており、
    前記開口部(137b、137c、136a)は、前記弁機構(150)が閉じられた時に前記凝縮部(130)内に溜められる作動媒体の液面よりも高い位置に設けられたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の排熱回収装置。
  6. 前記内燃機関(10)は、車両用のものであって、
    前記逆流防止流路部(136)は、前記凝縮部(130)に対して、前記車両の前方側に配置されたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の排熱回収装置。
  7. 前記逆流防止流路部(136)は、前記入口部(134)および前記上端内壁(135)からそれぞれ支持体(133d、141a、137)によって支持されたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の排熱回収装置。
  8. 前記開口部(137b、137c、136a)の開口面積は、前記逆流防止流路部(136)の断面面積とほぼ等しく設定されたことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1つに記載の排熱回収装置。
  9. 前記逆流防止流路部(136)は、前記凝縮部(130)の底面部(131a)からバーリングあるいは切り起し加工によって形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1つに記載の排熱回収装置。
  10. 前記凝縮部(130)は、複数の板部材(138)が積層されて形成されており、
    前記逆流防止流路部(136)は、複数の前記板部材(138)の底面部(138a)からバーリングあるいは切り起し加工によって形成された立壁部(138b)が、連続的に接合されて形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1つに記載の排熱回収装置。
  11. 前記逆流防止流路部(136)の断面面積は、内径12mmの円管の断面面積と同等以上となるようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか1つに記載の排熱回収装置。
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