JP2007169328A - 光硬化型インキ - Google Patents

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順幸 諸石
Hiroyuki Yanai
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Yoshikazu Konishi
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Abstract

【課題】
本発明の課題は、印刷物における光重合開始剤や光重合開始剤分解物や増感剤、その他組成物のブリード抑制、低臭気性、硬化皮膜硬度、硬化性の劣化を防止することのできる光硬化性インキを提供することである。
【解決手段】
樹脂と、モノマーと、顔料と、下記一般式(1)で表される光重合開始剤とからなる光硬化型インキ。
一般式(1)
【化1】
Figure 2007169328






(但し、式中R〜Rはそれぞれ独立に、水素原子もしくは1価の有機残基を表し、R〜Rのうち少なくとも1つは置換基を有してもよいアルコキシ基、または、置換基を有してもよいアリールオキシ基である。さらに、R〜Rは隣接する置換基同士で一体となって相互に結合した環状構造であってもよい。式中R、Rは1価の有機残基を表す。)

Description

本発明は、光照射により硬化する光重合開始剤を含む光硬化型インキに関し、更に詳細には、インキ硬化後の皮膜表面から光重合開始剤や光重合開始剤分解物や増感剤、その他組成物の揮発、溶出等の染み出しや臭気を抑えることが出来る光硬化型インキに関する。
光硬化性被覆組成物、特に紫外線による硬化性被覆組成物は印刷インキ、オーバーコートワニス、塗料、印刷版用感光性樹脂、接着剤、粘着剤、カラーフィルター用レジスト、プリント基板用レジスト、半導体用フォトレジスト、ホログラム材料、成型樹脂、注型樹脂、光造形用樹脂、封止剤、各種デバイス等の分野で盛んに研究が行われている。これらは光開始剤、樹脂(ラジカル重合性を有する樹脂およびラジカル重合性を有しない樹脂の両者を含む)、ラジカル重合性を有するモノマー、顔料(オーバーコートワニスには含まれない)、添加剤等からなる。一般的に使用される光開始剤としてo-ベンゾイル安息香酸メチル等のベンゾフェノン系、ダロキュア1173、ダロキュア2959、イルガキュア184、イルガキュア907(イルガキュアとダロキュアはチバスペシャリティーケミカル社の商標)等のアセトフェノン系、イルガキュア651等のベンゾイン系、チオキサントン系、EAB(保土谷化学社製)、セイコールPAA(精工化学社製)、カヤキュアEPA(日本化薬社製)等の水素供与体系が使われている。また、オキシム系化合物が光ラジカル重合開始剤として機能することも知られている。ある種のO,O’−ジアシルグリオキシムが光ラジカル重合開始剤として機能することは、公知である(非特許文献1〜3参照)。さらに、O,O’−ジアシルグリオキシムと類似した構造を有する、ある種のオキシムエステルが光ラジカル重合開始剤として機能することも公知である(特許文献1、2参照)。また、ポジまたはネガ型の感光性ポリイミド前駆体用組成物の光ラジカル重合開始剤として、α−ケトオキシムエステルが開示されている(特許文献3参照)。また、いくつかのベンゾフェノンオキシムエステル化合物が開示されている(特許文献4、5参照)。また、ある種のα,α−ジケトオキシムエステル化合物が開示されている(特許文献6〜10参照)。また、ある種のO−アシルオキシムエステル化合物が開示されている(特許文献11、12参照)。また、ある種のO−スルホニルオキシムエステル化合物、O−ホスホリルオキシムエステル化合物が開示されている(特許文献13参照)。さらに、O−アシルオキシムエステル化合物とカルバゾール誘導体からなる光重合性組成物が開示されている(特許文献14参照)。
Journal of Polymer Science, Polymer Chemistry Edition, 1972, 10(11), 3405-3419 Journal of Polymer Science, Polymer Chemistry Edition, 1974 12(11), 2553-2566 Sumyu Konghakhoe Chi, 1972, 9(2), 97-110 米国特許第3,558,309号明細書 米国特許第4,255,513号明細書 特開平7−140,658号公報 米国特許第4,590,145号明細書 特開昭61−24,558号公報 米国特許第5,019,482号明細書 特開昭62−184,056号公報 特開昭62−273,259号公報 特開昭62−286,961号公報 特開昭62−201,859号公報 特開2001−233,842号公報 特開2000−80,068号公報 特表2002−538,241号公報 特開2005−187,678号公報
一般的な光重合開始剤は低分子量化合物なこともあるため、これらを使用した場合には種々の不都合を生じている。例えば、硬化後の硬化性被覆組成物から光重合開始剤や光重合開始剤分解物や増感剤、その他組成物が染み出し(ブリード)してくることがあり、安全性や衛生性の面で好ましくない。また、光開始剤のブリードにより、印刷、塗工現場あるいは印刷物、塗工物の臭気の原因となり、さらに印刷物等の皮膜硬度の劣化をきたすといった問題が起こっている。本発明の目的は、印刷物における光重合開始剤や光重合開始剤分解物や増感剤、その他組成物のブリード抑制、低臭気性、硬化皮膜硬度、硬化性の劣化を防止することである。
また、光開始剤の溶解性が低いとインキ化するときに均一化しにくいなどの問題が発生する場合があり、本発明においても溶解性が良いことが好ましい。
さらに、光重合開始剤の種類によっては、オフセット印刷時に、パイリング現象と言われる非画線残りが発生する場合がある。オフセット印刷は、インキがインキ壷から複数のローラーを経由して版面に供給され、湿し水が水舟から複数のローラーを経由して版面に供給されるときに、版面の画線部は親油性であるのでインキが受理され、版面の非画線部は親水性であるので湿し水で被覆されることにより紙面に画像が再現される。供給されるインキ量と供給される湿し水量が不均衡な場合、印刷トラブルが発生することがあり、その中でもパイリング現象は、印刷時において湿し水が不足して発生することが多い。本発明においても好ましくはパイリング現象を起こさないことが好ましい。
本発明者らは、以上の諸問題点を考慮し解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明に至った。すなわち本発明は、樹脂と、モノマーと、顔料と、下記一般式(1)で表される光重合開始剤とからなる光硬化型インキに関する。
一般式(1)
Figure 2007169328
(但し、式中R〜Rはそれぞれ独立に、水素原子もしくは1価の有機残基を表し、R〜Rのうち少なくとも1つは置換基を有してもよいアルコキシ基、または、置換基を有してもよいアリールオキシ基である。さらに、R〜Rは隣接する置換基同士で一体となって相互に結合した環状構造であってもよい。式中R、Rは1価の有機残基を表す。)
更に本発明は、一般式(1)のRが、置換基を有してもよいアルキル基である、上記光硬化型インキに関する。
更に本発明は、上記光硬化型インキを印刷し、光照射により硬化させて得られる印刷物に関する。
本発明の光硬化型インキは、従来の汎用光開始剤組成物を含む光硬化型インキと比べ、優れた硬化性が得られるため、インキ硬化後の皮膜表面から光重合開始剤や光重合開始剤分解物や増感剤、その他組成物の揮発、溶出等の染み出しの量を抑えることが出来る。さらに、その結果、光重合開始剤や光重合開始剤分解物や増感剤、その他組成物に由来する臭気の低減も出来る。当インキを使用した印刷物は、食品包装材用のインキとして特に優れているばかりでなく、さらには印刷工程における環境改善にもつながる。
また、光重合開始剤の構造により、溶解性や、パイリング現象の抑制への効果もある。
本発明の光硬化型インキは、樹脂、モノマー、顔料、前記一般式(1)の光重合開始剤とからなる。また、各種添加剤(例えば、他の重合開始剤や光増感剤等)を組み合わせて用いることも出来る。
まず、光重合開始剤について説明する。光重合開始剤には前記一般式(1)で表されるオキシムエステル誘導体が用いられる。
一般式(1)におけるR〜Rは水素原子もしくは1価の有機残基を表わす。但し、R〜Rのうち1個以上は置換基を有してもよいアルコキシ基または置換基を有してもよいアリールオキシ基を含む。また、R〜Rのうちの2つが一体となって相互に結合した環状構造であってもよい。
〜Rの1価の有機残基としては、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいアリールオキシ基、置換基を有してもよいアシルオキシ基、置換基を有してもよいアルケニル基、置換基を有してもよいアルキニル基、置換基を有してもよいアルキルスルファニル基、置換基を有してもよいアリールスルファニル基、置換基を有してもよいアルキルスルフィニル基、置換基を有してもよいアリールスルフィニル基、置換基を有してもよいアルキルスルホニル基、置換基を有してもよいアリールスルホニル基、置換基を有してもよいアシル基、置換基を有してもよいアルコキシカルボニル基、置換基を有してもよいカルバモイル基、置換基を有してもよいスルファモイル基、置換基を有してもよいアミノ基、置換基を有してもよいホスフィノイル基、置換基を有してもよい複素環基、ハロゲン基等が挙げられる。
ここで、置換基を有してもよいアルキル基としては、炭素数1〜30のアルキル基が好ましく、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基、オクダデシル基、イソプロピル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、1−エチルペンチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、トリフルオロメチル基、2−エチルヘキシル基、フェナシル基、1−ナフトイルメチル基、2−ナフトイルメチル基、4−メチルスルファニルフェナシル基、4−フェニルスルファニルフェナシル基、4−ジメチルアミノフェナシル基、4−シアノフェナシル基、4−メチルフェナシル基、2−メチルフェナシル基、3−フルオロフェナシル基、3−トリフルオロメチルフェナシル基、3−ニトロフェナシル基等が挙げられる。
置換基を有してもよいアリール基としては、炭素数6〜30のアリール基が好ましく、フェ ニル基、ビフェニル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基、9−アンスリル基、9−フェナ ントリル基、1−ピレニル基、5−ナフタセニル基、1−インデニル基、2−アズレニル基 、9−フルオレニル基、ターフェニル基、クオーターフェニル基、o−、m −、およびp−トリル基、キシリル基、o−、m−、および p−クメニル基、メシチル基、ペンタレニル基、ビナフタレニル基、ターナフタレ ニル基、クオーターナフタレニル基、ヘプタレニル基、ビフェニレニル基、インダセニル基 、フルオランテニル基、アセナフチレニル基、アセアントリレニル基、フェナレニル基、フ ルオレニル基、アントリル基、ビアントラセニル基、ターアントラセニル基、クオーターア ントラセニル基、アントラキノリル基、フェナントリル基、トリフェニレニル基、ピレニル 基、クリセニル基、ナフタセニル基、プレイアデニル基、ピセニル基、ペリレニル基、ペン タフェニル基、ペンタセニル基、テトラフェニレニル基、ヘキサフェニル基、ヘキサセニル 基、ルビセニル基、コロネニル基、トリナフチレニル基、ヘプタフェニル基、ヘプタセニル 基、ピラントレニル基、オバレニル基等が挙げられる。
置換基を有してもよいアルコキシ基としては、炭素数1〜30のアルコキシ基が好ましく、例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基、イソプロピルオキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基、sec−ブトキシ基tert−ブトキシ基、ペンチルオキシ基、イソペンチルオキシ基、ヘキシルオキシキ、ヘプチルオキシ基、オクチルオキシ基、2−エチルヘキシルオキシ基、デシルオキシ基、ドデシルオキシ基、オクタデシルオキシ基、エトキシカルボニルメチル基、2−エチルヘキシルオキシカルボニルメチルオキシ基、アミノカルボニルメチルオキシ基、N,N−ジブチルアミノカルボニルメチルオキシ基、N−メチルアミノカルボニルメチルオキシ基、N−エチルアミノカルボニルメチルオキシ基、N−オクチルアミノカルボニルメチルオキシ基、N−メチル−N−ベンジルアミノカルボニルメチルオキシ基、ベンジルオキシ基、シアノメチルオキシ基等が挙げられる。
置換基を有してもよいアリールオキシ基としては、炭素数6〜30のアリールオキシ基が好 ましく、例えば、フェニルオキシ基、1−ナフチルオキシ基、2−ナフチルオキシ基、2− クロロフェニルオキシ基、2−メチルフェニルオキシ基、2−メトキシフェニルオキシ基、 2−ブトキシフェニルオキシ基、3−クロロフェニルオキシ基、3−トリフルオロメチルフ ェニルオキシ基、3−シアノフェニルオキシ基、3−ニトロフェニルオキシ基、4−フルオ ロフェニルオキシ基、4−シアノフェニルオキシ基、4−メトキシフェニルオキシ基、4− ジメチルアミノフェニルオキシ基、4−メチルスルファニルフェニルオキシ基、4−フェニ ルスルファニルフェニルオキシ基等が挙げられる。
置換基を有してもよいアシルオキシ基としては、炭素数2〜20のアシルオキシ基が好ましく、例えば、アセチルオキシ基、プロパノイルオキシ基、ブタノイルオキシ基、ペンタノイルオキシ基、トリフルオロメチルカルボニルオキシ基、ベンゾイルオキシ基、1−ナフチルカルボニルオキシ基、2−ナフチルカルボニルオキシ基等が挙げられる。
置換基を有してもよいアルケニル基としては、炭素数2〜10のアルケニル基が好ましく、 例えば、ビニル基、アリル基、スチリル基等が挙げられる。
置換基を有してもよいアルキニル基としては、炭素数2〜10のアルキニル基が好ましく、 例えば、エチニル基、プロピニル基、プロパルギル基等が挙げられる。
置換基を有してもよいアルキルスルファニル基としては、炭素数1〜20のアルキルスルフ ァニル基が好ましく、例えば、メチルスルファニル基、エチルスルファニル基、プロピルス ルファニル基、イソプロピルスルファニル基、ブチルスルファニル基、ヘキシルスルファニ ル基、シクロヘキシルスルファニル基、オクチルスルファニル基、2−エチルヘキシルスル ファニル基、デカノイルスルファニル基、ドデカノイルスルファニル基、オクタデカノイル スルファニル基、シアノメチルスルファニル基、メトキシメチルスルファニル基等が挙げられる。
置換基を有してもよいアリールスルファニル基としては、炭素数6〜30のアリールス
ルファニル基が好ましく、例えば、フェニルスルファニル基、1−ナフチルスルファニル基、2−ナフチルスルファニル基、2−クロロフェニルスルファニル基、2−メチルフェニルスルファニル基、2−メトキシフェニルスルファニル基、2−ブトキシフェニルスルファニル基、3−クロロフェニルスルファニル基、3−トリフルオロメチルフェニルスルファニル基、3−シアノフェニルスルファニル基、3−ニトロフェニルスルファニル基、4−フルオロフェニルスルファニル基、4−シアノフェニルスルファニル基、4−メトキシフェニルスルファニル基、4−メチルスルファニルフェニルスルファニル基、4−フェニルスルファニルフェニルスルファニル基、4−ジメチルアミノフェニルスルファニル基等が挙げられる。
置換基を有してもよいアルキルスルフィニル基としては、炭素数1〜20のアルキルスルフィニル基が好ましく、例えば、メチルスルフィニル基、エチルスルフィニル基、プロピルスルフィニル基、イソプロピルスルフィニル基、ブチルスルフィニル基、ヘキシルスルフィニル基、シクロヘキシルスルフィニル基、オクチルスルフィニル基、2−エチルヘキシルスルフィニル基、デカノイルスルフィニル基、ドデカノイルスルフィニル基、オクタデカノイルスルフィニル基、シアノメチルスルフィニル基、メトキシメチルスルフィニル基等が挙げられる。
置換基を有してもよいアリールスルフィニル基としては、炭素数6〜30のアリールスルフィニル基が好ましく、例えば、フェニルスルフィニル基、1−ナフチルスルフィニル基、2−ナフチルスルフィニル基、2−クロロフェニルスルフィニル基、2−メチルフェニルスルフィニル基、2−メトキシフェニルスルフィニル基、2−ブトキシフェニルスルフィニル基、3−クロロフェニルスルフィニル基、3−トリフルオロメチルフェニルスルフィニル基、3−シアノフェニルスルフィニル基、3−ニトロフェニルスルフィニル基、4−フルオロフェニルスルフィニル基、4−シアノフェニルスルフィニル基、4−メトキシフェニルスルフィニル基、4−メチルスルファニルフェニルスルフィニル基、4−フェニルスルファニルフェニルスルフィニル基、4−ジメチルアミノフェニルスルフィニル基等が挙げられる。
置換基を有してもよいアルキルスルホニル基としては、炭素数1〜20のアルキルスルホニル基が好ましく、例えば、メチルスルホニル基、エチルスルホニル基、プロピルスルホニル基、イソプロピルスルホニル基、ブチルスルホニル基、ヘキシルスルホニル基、シクロヘキシルスルホニル基、オクチルスルホニル基、2−エチルヘキシルスルホニル基、デカノイルスルホニル基、ドデカノイルスルホニル基、オクタデカノイルスルホニル基、シアノメチルスルホニル基、メトキシメチルスルホニル基等が挙げられる。
置換基を有してもよいアリールスルホニル基としては、炭素数6〜30のアリールスルホニル基が好ましく、例えば、フェニルスルホニル基、1−ナフチルスルホニル基、2−ナフチルスルホニル基、2−クロロフェニルスルホニル基、2−メチルフェニルスルホニル基、2−メトキシフェニルスルホニル基、2−ブトキシフェニルスルホニル基、3−クロロフェニルスルホニル基、3−トリフルオロメチルフェニルスルホニル基、3−シアノフェニルスルホニル基、3−ニトロフェニルスルホニル基、4−フルオロフェニルスルホニル基、4−シアノフェニルスルホニル基、4−メトキシフェニルスルホニル基、4−メチルスルファニルフェニルスルホニル基、4−フェニルスルファニルフェニルスルホニル基、4−ジメチルアミノフェニルスルホニル基等が挙げられる。
置換基を有してもよいアシル基としては、炭素数2〜20のアシル基が好ましく、例えば、アセチル基、プロパノイル基、ブタノイル基、トリフルオロメチルカルボニル基、ペンタノイル基、ベンゾイル基、1−ナフトイル基、2−ナフトイル基、4−メチルスルファニルベンゾイル基、4−フェニルスルファニルベンゾイル基、4−ジメチルアミノベンゾイル基、4−ジエチルアミノベンゾイル基、2−クロロベンゾイル基、2−メチルベンゾイル基、2−メトキシベンゾイル基、2−ブトキシベンゾイル基、3−クロロベンゾイル基、3−トリフルオロメチルベンゾイル基、3−シアノベンゾイル基、3−ニトロベンゾイル基、4−フルオロベンゾイル基、4−シアノベンゾイル基、4−メトキシベンゾイル基等が挙げられる。
置換基を有してもよいアルコキシカルボニル基としては、炭素数2〜20のアルコキシカルボニル基が好ましく、例えば、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基、ブトキシカルボニル基、ヘキシルオキシカルボニル基、オクチルオキシカルボニル基、デシルオキシカルボニル基、オクタデシルオキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、トリフルオロメチルオキシカルボニル基、1−ナフチルオキシカルボニル基、2−ナフチルオキシカルボニル基、4−メチルスルファニルフェニルオキシカルボニル基、4−フェニルスルファニルフェニルオキシカルボニル基、4−ジメチルアミノフェニルオキシカルボニル基、4−ジエチルアミノフェニルオキシカルボニル基、2−クロロフェニルオキシカルボニル基、2−メチルフェニルオキシカルボニル基、2−メトキシフェニルオキシカルボニル基、2−ブトキシフェニルオキシカルボニル基、3−クロロフェニルオキシカルボニル基、3−トリフルオロメチルフェニルオキシカルボニル基、3−シアノフェニルオキシカルボニル基、3−ニトロフェニルオキシカルボニル基、4−フルオロフェニルオキシカルボニル基、4−シアノフェニルオキシカルボニル基、4−メトキシフェニルオキシカルボニル基等が挙げられる。
置換基を有してもよいカルバモイル基としては、総炭素数1〜30のカルバモイル基が好ましく、例えば、N−メチルカルバモイル基、N−エチルカルバモイル基、N−プロピルカルバモイル基、N−ブチルカルバモイル基、N−ヘキシルカルバモイル基、N−シクロヘキシルカルバモイル基、N−オクチルカルバモイル基、N−デシルカルバモイル基、N−オクタデシルカルバモイル基、N−フェニルカルバモイル基、N−2−メチルフェニルカルバモイル基、N−2−クロロフェニルカルバモイル基、N−2−イソプロポキシフェニルカルバモイル基、N−2−(2−エチルヘキシル)フェニルカルバモイル基、N−3−クロロフェニルカルバモイル基、N−3−ニトロフェニルカルバモイル基、N−3−シアノフェニルカルバモイル基、N−4−メトキシフェニルカルバモイル基、N−4−シアノフェニルカルバモイル基、N−4−メチルスルファニルフェニルカルバモイル基、N−4−フェニルスルファニルフェニルカルバモイル基、N−メチル−N−フェニルカルバモイル基、N、N−ジメチルカルバモイル基、N、N−ジブチルカルバモイル基、N、N−ジフェニルカルバモイル基等が挙げられる。
置換基を有してもよいスルファモイル基としては、総炭素数0〜30のスルファモイル基が好ましく、例えば、スルファモイル基、N−アルキルスルファモイル基、N−アリールスルファモイル基、N、N−ジアルキルスルファモイル基、N、N−ジアリールスルファモイル基、N−アルキル−N−アリールスルファモオイル基等が挙げられる。より具体的には、N−メチルスルファモイル基、N−エチルスルファモイル基、N−プロピルスルファモイル基、N−ブチルスルファモイル基、N−ヘキシルスルファモイル基、N−シクロヘキシルスルファモイル基、N−オクチルスルファモイル基、N−2−エチルヘキシルスルファモイル基、N−デシルスルファモイル基、N−オクタデシルスルファモイル基、N−フェニルスルファモイル基、N−2−メチルフェニルスルファモイル基、N−2−クロロフェニルスルファモイル基、N−2−メトキシフェニルスルファモイル基、N−2−イソプロポキシフェニルスルファモイル基、N−3−クロロフェニルスルファモイル基、N−3−ニトロフェニルスルファモイル基、N−3−シアノフェニルスルファモイル基、N−4−メトキシフェニルスルファモイル基、N−4−シアノフェニルスルファモイル基、N−4−ジメチルアミノフェニルスルファモイル基、N−4−メチルスルファニルフェニルスルファモイル基、N−4−フェニルスルファニルフェニルスルファモイル基、N−メチル−N−フェニルスルファモイル基、N,N−ジメチルスルファモイル基、N,N−ジブチルスルファモイル基、N、N−ジフェニルスルファモイル基等が挙げられる。
置換基を有してもよいアミノ基としては、総炭素数0〜50のアミノ基が好ましく、例えば、−NH2、N−アルキルアミノ基、N−アリールアミノ基、N,N−ジアルキルアミノ基、N,N−ジアリールアミノ基、N−アルキル−N−アリールアミノ基等が挙げられる。より具体的には、N−メチルアミノ基、N−エチルアミノ基、N−プロピルアミノ基、N−イソプロピルアミノ基、N−ブチルアミノ基、N−tert―ブチルアミノ基、N−ヘキシルアミノ基、N−シクロヘキシルアミノ基、N−オクチルアミノ基、N−2−エチルヘキシルアミノ基、N−デシルアミノ基、N−オクタデシルアミノ基、N−ベンジルアミノ基、N−フェニルアミノ基、N−2−メチルフェニルアミノ基、N−2−クロロフェニルアミノ基、N−2−メトキシフェニルアミノ基、N−2−イソプロポキシフェニルアミノ基、N−2−(2−エチルヘキシル)フェニルアミノ基、N−3−クロロフェニルアミノ基、N−3−ニトロフェニルアミノ基、N−3−シアノフェニルアミノ基、N−3−トリフルオロメチルフェニルアミノ基、N−4−メトキシフェニルアミノ基、N−4−シアノフェニルアミノ基、N−4−トリフルオロメチルフェニルアミノ基、N−4−メチルスルファニルフェニルアミノ基、N−4−フェニルスルファニルフェニルアミノ基、N−4−ジメチルアミノフェニルアミノ基、N−メチル−N−フェニルアミノ基、N、N−ジメチルアミノ基、N、N−ジエチルアミノ基、N、N−ジブチルアミノ基、N、N−ジフェニルアミノ基、N、N−ジアセチルアミノ基、N、N−ジベンゾイルアミノ基、N、N−(ジブチルカルボニル)アミノ基、N、N−(ジメチルスルホニル)アミノ基、N、N−(ジエチルスルホニル)アミノ基、N、N−(ジブチルスルホニル)アミノ基、N、N−(ジフェニルスルホニル)アミノ基等が挙げられる。
置換基を有してもよいホスフィノイル基としては、総炭素数2〜50のホスフィノイル基が好ましく、例えば、ジメチルホスフィノイル基、ジエチルホスフィノイル基、ジプロピルホスフィノイル基、ジフェニルホスフィノイル基、ジメトキシホスフィノイル基、ジエトキシホスフィノイル基、ジベンゾイルホスフィノイル基、ビス(2,4,6−トリメチルフェニル)ホスフィノイル基等が挙げられる。
置換基を有してもよい複素環基としては、窒素原子、酸素原子、硫黄原子、リン原子を含む、芳香族あるいは脂肪族の複素環が好ましい。例えば、チエニル基、ベンゾ[b]チエニル基、ナフト[2,3−b]チエニル基、チアントレニル基、フリル基、ピラニル基、イソベンゾフラニル基、クロメニル基、キサンテニル基、フェノキサチイニル基、2H−ピロリル基、ピロリル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、インドリジニル基、イソインドリル基、3H−インドリル基、インドリル基、1H−インダゾリル基、プリニル基、4H−キノリジニル基、イソキノリル基、キノリル基、フタラジニル基、ナフチリジニル基、キノキサニリル基、キナゾリニル基、シンノリニル基、プテリジニル基、4aH−カルバゾリル基、カルバゾリル基、β−カルボリニル基、フェナントリジニル基、アクリジニル基、ペリミジニル基、フェナントロリニル基、フェナジニル基、フェナルサジニル基、イソチアゾリル基、フェノチアジニル基、イソキサゾリル基、フラザニル基、フェノキサジニル基、イソクロマニル基、クロマニル基、ピロリジニル基、ピロリニル基、イミダゾリジニル基、イミダゾリニル基、ピラゾリジニル基、ピラゾリニル基、ピペリジル基、ピペラジニル基、インドリニル基、イソインドリニル基、キヌクリジニル基、モルホリニル基、チオキサントリル基等が挙げられる。
ハロゲン基としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられる。
さらに、前述した置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいアリールオキシ基、置換基を有してもよいアシルオキシ基、置換基を有してもよいアルケニル基、置換基を有してもよいアルキニル基、置換基を有してもよいアルキルスルファニル基、置換基を有してもよいアリールスルファニル基、置換基を有してもよいアルキルスルフィニル基、置換基を有してもよいアリールスルフィニル基、置換基を有してもよいアルキルスルホニル基、置換基を有してもよいアリールスルホニル基、置換基を有してもよいアシル基、置換基を有してもよいアルコキシカルボニル基、置換基を有してもよいカルバモイル基、置換基を有してもよいスルファモイル基、置換基を有してもよいアミノ基、置換基を有してもよいホスフィノイル基、置換基を有してもよい複素環基はさらに他の置換基で置換されていても良い。
そのような置換基としては、例えばフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等のハロゲン基、メトキシ基、エトキシ基、tert−ブトキシ基等のアルコキシ基、フェノキシ基、p−トリルオキシ基等のアリールオキシ基、メトキシカルボニル基、ブトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基等のアルコキシカルボニル基、アセトキシ基、プロピオニルオキシ基、ベンゾイルオキシ基等のアシルオキシ基、アセチル基、ベンゾイル基、イソブチリル基、アクリロイル基、メタクリロイル基、メトキサリル基等のアシル基、メチルスルファニル基、tert−ブチルスルファニル基等のアルキルスルファニル基、フェニルスルファニル基、p−トリルスルファニル基等のアリールスルファニル基、メチルアミノ基、シクロヘキシルアミノ基等のアルキルアミノ基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、モルホリノ基、ピペリジノ基等のジアルキルアミノ基、フェニルアミノ基、p−トリルアミノ基等のアリールアミノ基、メチル基、エチル基、tert−ブチル基、ドデシル基等のアルキル基、フェニル基、p−トリル基、キシリル基、クメニル基、ナフチル基、アンスリル基、フェナントリル基等のアリール基等の他、ヒドロキシ基、カルボキシ基、ホルミル基、メルカプト基、スルホ基、メシル基、p−トルエンスルホニル基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、トリフルオロメチル基、トリクロロメチル基、トリメチルシリル基、ホスフィニコ基、ホスホノ基、トリメチルアンモニウミル基、ジメチルスルホニウミル基、トリフェニルフェナシルホスホニウミル基等が挙げられる。
さらに、R〜Rについては隣接する置換基同士で一体となって相互に結合した環状構造であってもよい。
これら置換基R〜Rにおいて、好ましくは置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいアリールオキシ基、置換基を有してもよいアシル基、置換基を有してもよい複素環基などが挙げられるが、本発明はこれらの例に限定されるわけではない。
置換基R〜Rのうち少なくとも一つは、置換基を有してもよいアルコキシ基、または、アリールオキシ基であるが、好ましくはR、R、Rが置換基を有してもよいアルコキシ基、または、置換基を有してもよいアリールオキシ基であり、より好ましくは、R、Rが置換基を有してもよいアルコキシ基、または、置換基を有してもよいアリールオキシ基である。
一般式(1)におけるR、Rは1価の有機残基を表す。
、Rの1価の有機残基としては、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいアリールオキシ基、置換基を有してもよいアルケニル基、置換基を有してもよいアルキニル基、置換基を有してもよいアミノ基、置換基を有してもよい複素環基等が挙げられる。
ここで、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいアリールオキシ基、置換基を有してもよいアルケニル基、置換基を有してもよいアルキニル基、置換基を有してもよいアミノ基、置換基を有してもよい複素環基としては前述のR〜Rで説明したものと同義である。
置換基R、Rにおいて、好ましくは置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアリール基が挙げられ、さらに好ましくは置換基を有してもよいアルキル基が挙げられる。Rが、置換基を有してもよいメチル基の場合、パイリング現象を抑制する効果が高く、炭素数3以上の置換基を有してもよいアルキル基の場合、化合物の溶媒やモノマーへの溶解性が高い。
以上述べた光重合開始剤として、特に好ましい具体例は、下記の化合物を挙げることができる(ただし、Meはメチル基、Etはエチル基、n−Prはノルマルプロピル基、iso―Prはイソプロピル基、n−Buはノルマルブチル基、tert−Buはターシャリーブチル基、n−Peはノルマルペンチル基、n−Hexはノルマルへキシル基、OMeはメトキシ基、OEtはエトキシ基、Acはアセチル基を表す。)
一般式(1)で表すことが出来る化合物の具体例を表1に示す。また、R〜Rが隣接する置換基同士で一体となって相互に結合した環状構造である場合の具体例を表2に示す。
Figure 2007169328
Figure 2007169328
Figure 2007169328
本発明で使用される光硬化型インキの樹脂としては、ラジカル重合性を有する樹脂と有しない樹脂とがある。ラジカル重合性を有する樹脂としては、アルキッド(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート等が使用される。
ラジカル重合性を有しない樹脂としては軟化点が70〜120℃の樹脂があり、より具体的にはポリエステル、エポキシエステル、ウレタン、ジアリルフタレート樹脂等が挙げられるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
また、本発明の光硬化型インキにおけるモノマーとは、ラジカル重合可能なエチレン性不飽和結合を有するモノマーであり、ラジカル重合可能なエチレン性不飽和結合を有するモノマーとは、分子中にラジカル重合可能なエチレン性不飽和結合を少なくとも一つ以上を有するモノマーであればどのようなものでも良い。これらはただ一種のみ用いても、目的とする特性を向上するために任意の比率で二種以上混合した系でもかまわない。
このようなラジカル重合可能なエチレン性不飽和結合を有するモノマーの例としては、
アクリル酸誘導体、メタクリル酸誘導体、イタコン酸誘導体、クロトン酸誘導体、イソクロトン酸誘導体、マレイン酸誘導体等の不飽和カルボン酸誘導体、スチレン誘導体等のラジカル重合性モノマーが挙げられるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
具体的なラジカル重合性モノマーとしては、(水添)ビスフェノール(AまたはF)アルキレンオキサイド付加体ジアクリレート、(アルキル)フェノールまたは多価フェノールアルキレンオキサイド付加体アクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、ブトキシエチルアクリレート、カルビトールアクリレート、シクロへキシルアクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレート、ベンジルアクリレート、ビス(4−アクリロキシポリエトキシフェニル)ブタン、ネオペンチルグリコールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、エチレングリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、テトラエチラングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリプロピレングリコールジアクリレート、ペンタエリスリトールジアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールテトラアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、テトラメチロールメタンテトラアクリレート、オリゴエステルアクリレート、N−メチロールアクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、エポキシアクリレート等のアクリル酸誘導体、(水添)ビスフェノール(AまたはF)アルキレンオキサイド付加体ジメタアクリレート、(アルキル)フェノールまたは多価フェノールアルキレンオキサイド付加体メタアクリレート、メチルメタクリレート、N−ブチルメタクリレート、2−へキシルメタクリレート、ベンジルメタクリレート、ジメチルアミノメチルメタクリレート、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、ポリプロピレングリコールジメタクリレート、トリメチロールエタントリメタクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、2,2−ビス(4−メタクリロキシポリエトキシフェニル)プロパン等のメタクリル酸誘導体、その他、アリルグリシジルエーテル、ジアリルフタレート、トリアリルトリメリテート等のアリール化合物の誘導体等が挙げられ、さらに具体的には、山下晋三ら編、「架橋剤ハンドブック」、(1981年、大成社)や加藤清視編、「UV・EB硬化ハンドブック(原料編)」、(1985年、高分子刊行会)、ラドテック研究会編、「UV・EB硬化技術の応用と市場」、79項、(1989年、シーエムシー)、赤松清編、「新・感光性樹脂の実際技術」、(1987年、シーエムシー)、滝山榮一郎著、「ポリエステル樹脂ハンドブック」、(1988年、日刊工業新聞社)に記載の市販品もしくは業界で公知のラジカル重合性ないし架橋性モノマー、オリゴマー、ポリマーが挙げられるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
また、本発明の光硬化型インキはさらに感度向上の目的で他の重合開始剤と併用することが可能である。
本発明の光硬化型インキと混合して併用可能な他の重合開始剤としては、特公昭59−1281号公報、特公昭61−9621号公報ならびに特開昭60−60104号公報記載のトリアジン誘導体、特開昭59−1504号公報ならびに特開昭61−243807号公報記載の有機過酸化物、特公昭43−23684号公報、特公昭44−6413号公報、特公昭47−1604号公報ならびにUSP第3567453号明細書記載のジアゾニウム化合物公報、USP第2848328号明細書、USP第2852379号明細書ならびにUSP第2940853号明細書記載の有機アジド化合物、特公昭36−22062号公報、特公昭37−13109号公報、特公昭38−18015号公報ならびに特公昭45−9610号公報記載のオルト−キノンジアジド類、特公昭55−39162号公報、特開昭59−140203号公報ならびに「マクロモレキュルス(MACROMOLECULES)」、第10巻、第1307頁(1977年)記載のヨードニウム化合物をはじめとする各種オニウム化合物、特開昭59−142205号公報記載のアゾ化合物、特開平1−54440号公報、ヨーロッパ特許第109851号明細書、ヨーロッパ特許第126712号明細書、「ジャーナル・オブ・イメージング・サイエンス(J.IMAG.SCI.)」、第30巻、第174頁(1986年)記載の金属アレン錯体、特開昭61−151197号公報記載のチタノセン類、「コーディネーション・ケミストリー・レビュー(COORDINATION CHEMISTRY REVIEW)」、第84巻、第85〜第277頁(1988年)ならびに特開平2−182701号公報記載のルテニウム等の遷移金属を含有する遷移金属錯体、特開平3−209477号公報記載のアルミナート錯体、特開平2−157760号公報記載のホウ酸塩化合物、特開昭55−127550号公報ならびに特開昭60−202437号公報記載の2,4,5−トリアリールイミダゾール二量体、四臭化炭素や特開昭59−107344号公報記載の有機ハロゲン化合物、特開平5−255347号公報記載のスルホニウム錯体またはオキソスルホニウム錯体、特開2001−264530号公報、特開2001−261761号公報、特開2000−80068号公報、特開2001−233842号公報、USP3558309号明細書(1971年)、USP4202697号明細書(1980年)ならびに特開昭61−24558号公報記載のオキシムエステル化合物等があげられるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
また紫外から近赤外の光に対して吸収を持つ増感剤と組み合わせて組成物とすることによっても紫外から近赤外領域にかけての光に対する活性を高め、極めて高感度な光重合性組成物とすることが可能である。
このような光増感剤を用いる場合は、公知の光増感剤の中から任意のものを選択して用いることが出来るが、具体例としては、カルコン誘導体やジベンザルアセトン等に代表される不飽和ケトン類、ベンジルやカンファーキノン等に代表される1,2−ジケトン誘導体、ベンゾイン誘導体、フルオレン誘導体、ナフトキノン誘導体、アントラキノン誘導体、キサンテン誘導体、チオキサンテン誘導体、キサントン誘導体、チオキサントン誘導体、クマリン誘導体、ケトクマリン誘導体、シアニン誘導体、メロシアニン誘導体、オキソノ−ル誘導体等のポリメチン色素、アクリジン誘導体、アジン誘導体、チアジン誘導体、オキサジン誘導体、インドリン誘導体、アズレン誘導体、アズレニウム誘導体、スクアリリウム誘導体、ポルフィリン誘導体、テトラフェニルポルフィリン誘導体、トリアリールメタン誘導体、テトラベンゾポルフィリン誘導体、テトラピラジノポルフィラジン誘導体、フタロシアニン誘導体、テトラアザポルフィラジン誘導体、テトラキノキサリロポルフィラジン誘導体、ナフタロシアニン誘導体、サブフタロシアニン誘導体、ピリリウム誘導体、チオピリリウム誘導体、テトラフィリン誘導体、アヌレン誘導体、スピロピラン誘導体、スピロオキサジン誘導体、チオスピロピラン誘導体、金属アレーン錯体、有機ルテニウム錯体等が挙げられ、その他さらに具体例には大河原信ら編、「色素ハンドブック」(1986年、講談社)、大河原信ら編、「機能性色素の化学」(1981年、シーエムシー)、池森忠三朗ら編、「特殊機能材料」(1986年、シーエムシー)に記載の色素および増感剤が挙げられるがこれらに限定されるものではなく、その他、紫外から近赤外域にかけての光に対して吸収を示す色素や増感剤が挙げられ、これらは必要に応じて任意の比率で二種以上用いてもかまわない。上記、増感剤の中で本発明の光重合開始剤を特に好適に増感しうる増感剤としては、チオキサントン誘導体が挙げられる。さらに具体的には、2,4−ジエチルチオキサントン、2−クロロチオキサントン、2,4−ジクロロチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントン、4−イソプロピルチオキサントン、1−クロロ−4−プロポキシチオキサントン等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
本発明で使用される光重合開始剤はモノマーに対して0.1〜20重量部が好ましく、さらに好ましくは1〜10重量部である。
樹脂とモノマーの組成比は、樹脂は0〜60重量%、モノマーは10〜95重量%の範囲内で使用される。さらに印刷インキとして使用する場合は、黄、紅、藍、墨等の顔料5〜40重量%が用いられる。
また、本発明の光硬化型インキは保存時の重合を防止する目的で重合禁止剤を添加することが可能である。
本発明の光硬化型インキに添加可能な重合禁止剤の具体例としては、ハイドロキノン、p−メトキシフェノール、アルキル置換ハイドロキノン、カテコール、tert−ブチルカテコール、フェノチアジン等を挙げることが出来る。重合禁止剤の添加量はとくに限定されるものではないが、好ましくはモノマー100重量部に対して、0.001から10重量部の範囲で用いられる。
本発明の光硬化型インキには、従来の光硬化型インキに用いられる材料を適宜用いることが出来る。例えば、有機顔料、無機顔料等の着色剤、無機体質顔料、粘度調整剤、インキの印刷特性を調整するための界面活性剤、版の感脂化防止のためのリン酸系添加剤、ワックスなど硬化皮膜表面を調整する助剤である。
本発明の光硬化型インキは重合反応に際して、紫外線や可視光線、近赤外線、電子線等によるエネルギーの付与により重合し、目的とする重合物を得ることが可能である。尚、本明細書でいう紫外線、可視光線、近赤外線等の定義は久保亮五ら編「岩波理化学辞典第4版」(1987年、岩波)によった。
したがって、本発明の光硬化型インキは、低圧水銀灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、キセノンランプ、カーボンアーク灯、メタルハライドランプ、蛍光灯、タングステンランプ、アルゴンイオンレーザ、ヘリウムカドミウムレーザ、ヘリウムネオンレーザ、クリプトンイオンレーザ、各種半導体レーザ、YAGレーザ、発光ダイオード、CRT光源、プラズマ光源、電子線、γ線、ArFエキシマーレーザ、KrFエキシマーレーザ、F2レーザ等の各種光源によるエネルギーの付与により目的とする重合物や硬化物を得ることが出来る。
本発明で得られた光硬化型インキは、従来同様の手法を用いて、印刷や硬化をすることが出来る。本発明の該インキは、従来の汎用光開始剤組成物を含む光硬化型インキと比べ、優れた硬化性が得られるため、インキ硬化後の皮膜表面から光重合開始剤の揮発、溶出等の染み出しの量を抑えることが出来る。さらに、その結果光重合開始剤組成物に由来する臭気の低減も出来る。
以下、合成例、実施例および比較例を示して本発明を詳細に説明するが、本発明は下記のみに限定されるものではない。例中、部は重量部を、%は重量%を示す。
合成例1
撹拌機を備えた三口フラスコを反応容器とし、これに下記化合物(A)20部、4−Methoxybenzoyl Chloride20部、Pyridine10部、テトラヒドロフラン100部を加え撹拌しながら3時間反応させ、化合物(7)を得た(収率77%)。
化合物(A)
Figure 2007169328



合成例2
前記表1記載の化合物(27)、化合物(42)、化合物(43)は、相当するオキシムから合成例1記載の方法に従い、相当する酸塩化物を用いて製造した。
合成例3
撹拌機を備えた三口フラスコを反応容器とし、これに下記化合物(B)50部、無水酢酸30部、NaOAc11部、テトラヒドロフラン250部を加え撹拌しながら5時間反応させ、化合物(24)を得た(収率83%)。
化合物(B)
Figure 2007169328


合成例4
前記表1記載の化合物(1)、化合物(4)、化合物(25)、化合物(29)、化合物(41)は、相当するオキシムから合成例1記載の方法に従い、製造した。
ワニス(樹脂、モノマー等の混合物)の製造
ダップトートDT170(東都化成(株)製ジアリルフタレート樹脂)10%、ジトリメチロールプロパンテトラアクリレート89.9%、ハイドロキノン0.10%を混合し加熱溶融して作製した。
インキの製造
実施例1A
インキ(1A):ワニスと顔料と光重合開始剤(化合物(7))と光増感剤(EAB、DETX、EPA)を混合して3本ロールで練肉して黄・紅・藍・墨インキを得た。このうち紅インキの配合を表3に示す。
実施例1B
インキ(1B):ワニスと顔料と光重合開始剤(化合物(24))と光増感剤(EAB、DETX、EPA)を混合して3本ロールで練肉して黄・紅・藍・墨インキを得た。このうち紅インキの配合を表3に示す。
実施例1C
インキ(1C):ワニスと顔料と光重合開始剤(化合物(25))と光増感剤(EAB、DETX、EPA)を混合して3本ロールで練肉して黄・紅・藍・墨インキを得た。このうち紅インキの配合を表3に示す。
実施例1D
インキ(1D):ワニスと顔料と光重合開始剤(化合物(29))と光増感剤(EAB、DETX、EPA)を混合して3本ロールで練肉して黄・紅・藍・墨インキを得た。このうち紅インキの配合を表3に示す。
比較例1E
インキ(1E):ワニスと顔料と光重合開始剤(イルガキュア184、チバスペシャリティーケミカル社製)と光増感剤(EAB、DETX、EPA)を混合して3本ロールで練肉して黄・紅・藍・墨インキを得た。このうち紅インキの配合を表3に示す。
比較例1F
インキ(1F):ワニスと顔料と光重合開始剤(イルガキュア907、チバスペシャリティーケミカル社製)と光増感剤(EAB、DETX、EPA)を混合して3本ロールで練肉して黄・紅・藍・墨インキを得た。このうち紅インキの配合を表3に示す。
Figure 2007169328
印刷インキの性能評価は以下のようにして行った。表4に実施例1A〜1Dおよび比較例1E、1Fのインキ性能評価を記す。
・(1)硬化性:各印刷インキの場合、インキをRIテスター(印刷インキ業界で一般的に使用されている簡便印刷機で紙にインキを均一に印刷出来る)で印刷し、紫外線照射(メタルハライドランプ120W/cm1灯)後、綿布で擦って皮膜に傷がつかないコンベアスピードで判定した。紫外線照射装置のコンベアスピード(m/分)で数字が大きい程硬化性が良い。
・(2)耐溶剤性:硬化性と同条件で硬化した印刷物を、メチルエチルケトンを含ませた綿棒で擦って皮膜に傷がつかないコンベアスピードで判定した。紫外線照射装置のコンベアスピード(m/分)で数字が大きい程耐溶剤性が良い。
・(3)臭気性:硬化性と同条件で硬化した印刷物を細かくカットしてガラス瓶に詰め、5人のパネラーが臭気性を相対的に判定したものであり、1(不良)〜5(良好)の五段階で評価した。
・(4)ブリード量:硬化性と同条件で硬化した印刷物の上に印刷されていない紙を置き、温度60℃、圧力15g/cm2で1日放置し、印刷されていない紙に移行した未反応の開始剤量やその他の組成物を定量した。
Figure 2007169328

表4の結果から、本発明の請求項1に記載されている光重合開始剤を含む光硬化型インキは従来の汎用光開始剤組成物を含む光硬化型インキと比べ、優れた硬化性を示し、且つ、優れた耐溶剤性を示すことが分かった。その結果、硬化皮膜中の未反応の開始剤量やその他の組成物の揮発、溶出等の染み出しの量を抑えることが出来き、さらには、光重合開始剤やその他の組成物に由来する臭気の低減も出来た。
実施例2A、2B
パイリング現象の指標となるインキの乳化適性を評価するために、インキの最大含水率を測定した。インキは光重合開始剤をそれぞれ化合物(4)、化合物(41)を用いて実施例1Aと同様に作成した。測定方法は、一定量のインキと一定量の精製水をハイスピードミキサーにて撹拌して混合し、インキ内部に取り込まれなかった過剰な精製水を除去した上で、乳化したインキの含水率をカール・フィッシャー水分計にて測定した。優れた印刷適性を得るためには、インキ内部に湿し水を受容できる許容量(最大含水率)がおおむね20%必要となる。
Figure 2007169328
インキの最大含水率測定の結果、実施例2Bは最大含水率が小さいことが分かった。この結果は、一般式(1)における、Rの構造が起因していると推測している。
実施例3A〜3F
化合物(1)、化合物(25)、化合物(27)、化合物(41)〜化合物(43)の紅顔料20部と、ワニス75部とからなる紅インキへの溶解度(wt%)を表6に示す。
Figure 2007169328
溶解度試験の結果から、化合物(1)、化合物(25)、化合物(27)は化合物(41)〜化合物(43)に比べて高い溶解性を示した。一般式(1)において、Rが、炭素数3以上のアルキル基であるためと推測している。
化合物(1)、化合物(25)、化合物(27)は常温において油状物質であるため、インキと混合する際に、簡単かつ短時間で均一な光硬化性組成物を得ることが出来る。化合物(41)、化合物(43)も油状ではあるが、インキに対しての溶解度が非常に低かった。また、化合物(42)は固体状物質であるためインキに対して溶解しにくいと考えられる。

Claims (3)

  1. 樹脂と、モノマーと、顔料と、下記一般式(1)で表される光重合開始剤とからなる光硬化型インキ。
    一般式(1)
    Figure 2007169328
    (但し、式中R〜Rはそれぞれ独立に、水素原子もしくは1価の有機残基を表し、R〜Rのうち少なくとも1つは置換基を有してもよいアルコキシ基、または、置換基を有してもよいアリールオキシ基である。さらに、R〜Rは隣接する置換基同士で一体となって相互に結合した環状構造であってもよい。式中R、Rは1価の有機残基を表す。)
  2. 一般式(1)のRが、置換基を有してもよいアルキル基である、請求項1に記載の光硬化型インキ。
  3. 請求項1または2に記載の光硬化型インキを印刷し、光照射により硬化させて得られる印刷物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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