JP2007169016A - 粉体供給装置及び液晶パネルの製造方法 - Google Patents

粉体供給装置及び液晶パネルの製造方法 Download PDF

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Hiroya Morimoto
浩也 森本
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Abstract

【課題】金属粉の送出を防止できる粉体供給装置を提供する。
【解決手段】容器2内に貯溜された粉体Pを一定流量で送出する粉体供給装置1において、粉体Pが充填される溝を周面に沿って形成して回転するメインロール7と、メインロール7の周面に対向して開口する吸引口12aを有するとともに吸引口12aから溝内の粉体Pを吸引して取り出す吸引管12とを備え、吸引口12aの周縁、またはメインロールの周面が樹脂材料から成る。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶パネルの対向する基板間に配されるスペーサ等の粉体を一定流量で取り
出して送出する粉体供給装置に関する。また本発明は、粉体から成るスペーサを介して対
向する基板間に液晶を封入した液晶パネルの製造方法に関する。
液晶パネルは透明電極が形成された対向する基板の一方に粉体から成るスペーサが散布
され、スペーサを介して両基板間に形成された隙間に液晶が封入される。基板上のスペー
サの分布が不均一になると、画素間で輝度がばらついて画像むらが生じる。このため、ス
ペーサを一定流量で送出する粉体供給装置を用いて基板上にスペーサが均一に散布される
従来の粉体供給装置は特許文献1に開示されている。この粉体供給装置は密閉容器内に
貯溜されるスペーサを一定量保持するメインロールと、メインロールに保持されたスペー
サを吸引する吸引管とを備えている。
図5はメインロール及び吸引管の配置を示す断面図である。密閉容器2内には水平な回
転軸(不図示)で回転する円板状のメインロール7が配される。メインロール7には周面
に沿った溝7aが形成される。管状の吸引管12の先端はメインロール7の溝7aに近接
して対向し、吸引口12aが開口する。
メインロール7は密閉容器2内に貯溜されるスペーサに周部の一部が埋没され、サブロ
ール(不図示)によってスペーサが周面に押圧される。これにより、溝7aにはスペーサ
が圧入して充填され、メインロール7は単位中心角当たり一定量のスペーサを保持する。
密閉容器2内は高圧に維持され、吸引管12から気流が流出する。これにより、吸引口1
2aから溝7a内のスペーサが吸引され、気流とともに一定流量で送出される。メインロ
ール7の周面と吸引口12aとの距離Eは離れすぎると溝7a内のスペーサを吸引できな
いため、ネジ(不図示)等の調整手段によって数10〜数100μmに微調節されている

特開2001−38191号公報
しかしながら、上記従来の粉体供給装置によると、密閉容器や吸引管のクリーニング等
、定期的に行われるメンテナンス時に吸引管の取り外しが行われる。そして吸引管を再度
取付ける際に、調整手段によりメインロール7と吸引管12とを接近させ過ぎると、メイ
ンロール7の回転時に両者が衝突する場合がある。通常メインロール7及び吸引管12は
ステンレス等の金属から成るため、衝突により金属粉が発生して吸引管12から送出され
る恐れがある。このため、金属粉が噴出されると、液晶パネルの量基板に形成された透明
電極が金属粉により短絡して、液晶パネルが不良になる問題があった。
本発明は、金属粉の送出を防止できる粉体供給装置を提供することを目的とする。また
本発明は、金属粉による短絡不良を低減できる液晶パネルの製造方法を提供することを目
的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、容器内に貯溜された粉体を一定流量で送出する
粉体供給装置において、粉体が充填される溝を周面に沿って形成して回転するメインロー
ルと、前記メインロールの周面に対向して開口する吸引口を有するとともに前記吸引口か
ら前記溝内の粉体を吸引して取り出す吸引管とを備え、前記吸引口の周縁が樹脂材料から
成ることを特徴としている。
この構成によると、容器内に貯溜される粉体は回転するメインロールの溝に充填される
。溝内の粉体はメインロールの回転によって順に吸引口から吸引管に吸引され、一定流量
で粉体供給装置から送出される。また、吸引管とメインロールとが衝突して樹脂から成る
吸引口の周縁が削られたとしても、粉体供給装置から樹脂粉が送出される。
また本発明は、容器内に貯溜された粉体を一定流量で送出する粉体供給装置において、
粉体が充填される溝を周面に沿って形成して回転するメインロールと、前記メインロール
の周面に対向して開口する吸引口を有するとともに前記吸引口から前記溝内の粉体を吸引
して取り出す吸引管とを備え、前記メインロールの周面が樹脂材料から成ることを特徴と
している。
この構成によると、吸引管とメインロールとが衝突して樹脂から成るメインロールの周
面が削られたとしても、粉体供給装置から樹脂粉が送出される。
また本発明は、上記構成の粉体供給装置において、前記メインロールの周面と前記吸引
口との距離を調節する調節手段を備えたことを特徴としている。
また本発明は、粉体から成るスペーサを介して対向する基板間に液晶を封入した液晶パ
ネルの製造方法において、容器内に貯溜されたスペーサを一定流量で送出する粉体供給装
置を備え、前記粉体供給装置は、スペーサが充填される溝を周面に沿って形成して回転す
るメインロールと、前記メインロールの周面に対向して開口する吸引口を有するとともに
前記吸引口から前記溝内のスペーサを吸引して取り出す吸引管とを有するとともに、前記
吸引口の周縁が樹脂材料から成ることを特徴としている。
この構成によると、容器内に貯溜されるスペーサは回転するメインロールの溝に充填さ
れる。溝内のスペーサはメインロールの回転によって順に吸引口から吸引管に吸引され、
一定流量で粉体供給装置から送出される。粉体供給装置から送出されるスペーサは液晶パ
ネルの基板上に散布され、スペーサによって対向する基板間に隙間が形成される。該隙間
に液晶を封入して液晶パネルが得られる。また、吸引管とメインロールとが衝突して樹脂
から成る吸引口の周縁が削られたとしても、樹脂粉が基板上に散布される。
また本発明は、粉体から成るスペーサを介して対向する基板間に液晶を封入した液晶パ
ネルの製造方法において、容器内に貯溜されたスペーサを一定流量で送出する粉体供給装
置を備え、前記粉体供給装置は、スペーサが充填される溝を周面に沿って形成して回転す
るメインロールと、前記メインロールの周面に対向して開口する吸引口を有するとともに
前記吸引口から前記溝内のスペーサを吸引して取り出す吸引管とを有するとともに、前記
メインロールの周面が樹脂材料から成ることを特徴としている。
この構成によると、吸引管とメインロールとが衝突して樹脂から成るメインローラの周
面が削られたとしても、樹脂粉が基板上に散布される。
本発明によると、吸引口の周縁或いはメインローラの周面が樹脂材料から成るので、吸
引管とメインローラとが衝突した際に粉体供給装置から金属粉が送出され恐れはない。こ
のため、液晶パネル等の電気部品の金属粉による短絡不良を防止することができる。
また、吸引口の周縁を樹脂材料にするとメインローラを金属により形成することができ
る。これにより、衝突による溝の精度劣化を防止して粉体の流量を均一にすることができ
る。またメインローラは吸引管に比べ通常高価なものであるため、高価なメインローラの
劣化を防止でき、コストの削減に寄与することができる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は一実施形態の粉体供給装置
を示す正面図である。説明の便宜上、前述の図5に示す従来例と同様の部分には同一の符
号を付している。粉体供給装置1は本体部3(図3参照)の正面に配された密閉容器2を
備えている。密閉容器2は本体部3に固定される略円筒状の筒体4と、筒体4の前面を覆
う蓋体5(図3参照)とを有している。蓋体5は密閉容器2内を外部から視認できるよう
にアクリル等の透明樹脂や強化ガラス等により形成されている。
密閉容器2内には筒体4の中心に対して右寄りに偏心したメインロール7が配される。
メインロール7は本体部3に水平軸で軸支された円板状のステンレス等の金属から成って
いる。本体部3に設けたモータ(不図示)の駆動によりギア(不図示)を介して矢印Aに
示す方向にメインロール7が回転する。
メインロール7の左方にはサブロール8が配される。サブロール8はメインロール7と
同様に本体部3に水平軸で軸支される円板状のステンレス等の金属から成り、メインロー
ル7に周面が対向して配置される。本体部3に設けたモータ(不図示)の駆動によりギア
(不図示)を介してサブロール8が矢印Bに示す方向に回転する。また、密閉容器2の下
部にはメインロール7及びサブロール8の周面に沿うブロック体10が配される。
密閉容器2の左上部には筒体4を貫通する粉体投入管6が設けられる。粉体投入管6は
筒体4の内周面側が開口し、密閉容器2内に粉体Pを投入する。密閉容器2内に投入され
た粉体Pはメインロール7の左方のブロック体10上に貯溜される。これにより、メイン
ロール7の一部及びサブロール8が粉体Pに埋没する。
サブロール8の上方には、本体部3に軸支してブロック体10上に貯溜される粉体Pに
埋没した攪拌羽根9が設けられる。図2は攪拌羽根9の斜視図を示している。攪拌羽根9
は回転軸部9a及び羽根部9bを備えている。羽根部9bは回転軸部9aの外周から放射
状に突出する棒状に形成され、平行部9ba及び延出部9bbを有している。平行部9b
aはメインロール7及びサブロール8の周面の近傍に対向配置される。延出部9bbは一
部の平行部9baの端部から回転軸部9aの径方向に延びて形成される。
攪拌羽根9は本体部3に設けたモータ(不図示)の駆動によりギア(不図示)を介して
矢印C(図1参照)に示す方向に回転する。これにより、ブロック体10上に貯溜された
粉体Pが羽根部9bにより攪拌され、粉体Pの凝集が防止される。
図3はメインロール7とサブロール8との対向部分を示す断面図である。メインロール
7には周面に沿った溝7aが形成されている。溝7aは深さ及び幅が一周に亙って一定に
形成され、粉体Pが充填される。また、メインロール7の前後端には、周面に沿った段差
部7bが形成されている。
サブロール8の周面はメインロール7の周面に対して僅かに隙間Dを介して配されてい
る。また、サブロール8の前後端には周面に沿った段差部8aが形成されている。メイン
ロール7及びサブロール8を同期して逆方向に回転すると、ブロック体10上に堆積した
粉体P(図1参照)がサブロール8の周面とメインロール7の周面との隙間Dに流入する
隙間Dに流入する粉体Pはサブロール8の周面で押圧されることにより、脱落しない程
度にメインロール7の溝7a内に順次圧入される。これにより、溝7aに粉体Pが順次充
填される。尚、溝7aへ粉体Pを圧入する際に余った粉体Pをメインロール7の段差部7
b及びサブロール8の段差部8aにより逃がしてモータ負荷の増加を低減するようになっ
ている。また、攪拌羽根9の延出部9bbはメインロール7及びサブロール8の段差部7
b、8aまで延び、段差部7b、8aに堆積する粉体Pを掻き落とすようになっている。
図1において、メインロール7の上方には本体部3に取り付けられたスクレーパ11が
設けられる。スクレーパ11は軟質のゴムやプラスチック等から成り、先端部分がメイン
ロール7の周面に弾性的に接触する。メインロール7の回転に伴ってスクレーパ11はメ
インロール7の周面と摺動し、メインロール7の周面に付着した粉体Pや溝部7aから盛
り上がった粉体Pを掻き落とす。これにより、溝7a内にのみ粉体Pが残され、メインロ
ール7が単位中心角当たり一定量の粉体Pを保持することができる。
スクレーパ11よりもメインロール7の回転方向前方には吸引管12が配される。吸引
管12はテフロン(登録商標)等の樹脂材料から成り、筒体4の外周にネジ16で固定し
て筒体4の内外を連通する。密閉容器2の内側部分の吸引管12にはメインロール7の周
面に対向する吸引口12aが先端に設けられる。密閉容器2の外側部分の吸引管12には
ホース13が連結され、ホース13の先端には粉体Pを吐出するノズル(不図示)が設け
られている。尚、ネジ16は締付け具合によって吸引管12の位置を調節する調節手段を
構成する。
メインロール7及び吸引管12の配置は前述の図5に示す従来例と同様である。管状の
吸引管12の先端はメインロール7の溝7aに近接して対向し、吸引口12aが開口する
。メインロール7の周面と吸引口12aとの距離Eは離れすぎると溝7a内の粉体Pを吸
引できないため、ネジ16により数10〜数100μmに調節されている。
吸引管12の近傍には、密閉容器2内に気体導入口14aが開口した気体導入管14が
設けられている。気体導入管14にはコンプレッサ(不図示)が接続されている。コンプ
レッサで不活性ガス(例えば窒素ガス)や空気等の気体が圧縮され、圧縮された気体が気
体導入管14を介して気体導入口14aから密閉容器2内に導入される。
気体導入口14aと攪拌羽根9との間には遮板15が設けられている。遮板15は密閉
気体導入口14aから密閉容器2内に導入された気体の流れを遮る。これにより、密閉容
器2内に貯留された粉体Pの舞い上がりを防止し、舞い上がった粉体Pが吸引管12から
流出することを防止する。
気体導入管14により密閉容器2内に気体を導入すると密閉容器2内が高圧に維持され
、該気体は吸引管12から流出する。この時、溝7a内の粉体Pが気体とともに吸引口1
2aから吸引される。溝7aは深さ及び幅が一定であるため、一定速度で回転するメイン
ロール7の回転に伴って粉体Pは一定流量で吸引管12を流通する。そして、ホース13
を経てノズルから外部へ一定流量で供給される。
次に、上記の粉体供給装置1を用いた液晶パネルの製造方法について説明する。図4は
液晶パネルの概略構成を示す断面図である。液晶パネル30は透明樹脂やガラス等から成
る画素基板31及び対向基板32が対向配置されている。画素基板31及び対向基板32
にはそれぞれITO等の透光性の導電材料から成る画素電極33及び対向電極34が設け
られる。画素基板31及び対向基板32の間には液晶36が封入されている。
画素毎に設けられるスイッチング素子(不図示)がONになると、画素電極33及び対
向電極34に電圧が印加される。これにより、画素毎に液晶36が遮光状態または透光状
態になり、画像が形成される。
画素電極33と対向電極34との間に液晶36を封入する際に、画素基板31及び対向
基板32の一方の上にはスペーサ37が散布される。そして、他方が重ね合わされ、スペ
ーサ37によって両基板間に形成された隙間に液晶37が封入される。スペーサ37は直
径が数μm〜数十μmの樹脂材料やシリカ等の粉体から成り、粉体供給装置1から一定流
量で供給して基板の全面に亙って均一に散布される。これにより、液晶36の厚みを均一
化して画像むらを防止することができる。
また、粉体供給装置1のメンテナンス時にネジ16の調整によりメインロール7の周面
と吸引口12aとの距離E(図5参照)を接近し過ぎると、メインロール7の回転時に両
者が衝突する場合がある。この時、吸引管12が樹脂材料から成るため、吸引管12が万
が一削れたとしても粉体供給装置1から金属粉が送出されない。従って、液晶パネル30
の短絡不良を防止することができる。
この時、粉体供給装置1から吸引管12の樹脂粉が送出されるが、樹脂粉がスペーサ3
7よりも小さい場合は画素基板31と対向基板32との隙間が不均一にならない。このた
め、画像に対する影響が少ない。また、樹脂粉がスペーサよりも大きい場合は該隙間が不
均一になり、画像むらが生じる。この場合、吸引管12を形成する樹脂材料をスペーサ3
7よりも硬度の低い材料により構成するとよい。即ち、スペーサ37よりも大きな樹脂粉
を画素基板31と対向基板32とを対向配置した際に圧縮して両者の隙間を均一化するこ
とができる。
本実施形態において、吸引管12全体を樹脂材料により形成しているが、吸引口12a
の周縁が樹脂材料から成っていればよい。これにより、吸引管12とメインローラ7とが
衝突した際に粉体供給装置1から金属粉が送出されず、液晶パネル30の短絡不良を防止
することができる。
また、メインローラ7の周面を樹脂材料により形成し、吸引口12aの周縁を樹脂材料
または金属により形成してもよい。しかしながら、この構成によると、吸引管12とメイ
ンローラ7とが衝突した際にメインローラ7の周面が変形する場合がある。このため、溝
7aの精度が低下して粉体Pの流量が不均一になる恐れがある。従って、吸引口12aの
周縁を樹脂材料により形成した方がより望ましい。
また、粉体供給装置1により液晶パネル30のスペーサ37を送出する場合について説
明しているが、他の電気部品の製造工程で散布される粉体についても同様に本実施形態の
粉体供給装置1を用いて短絡不良を防止することができる。
本発明によると、粉体を一定流量で供給する粉体供給装置に利用することができる。ま
た本発明によると、粉体供給装置によりスペーサを散布する液晶パネルの製造方法に利用
することができる。
本発明の実施形態の粉体供給装置の構成を示す正面図 本発明の実施形態の粉体供給装置の攪拌羽根を示す斜視図 本発明の実施形態の粉体供給装置のメインロール及びサブロールを示す断面図 本発明の実施形態の粉体供給装置を用いてスペーサを散布した液晶パネルの構造を示す断面図 従来の粉体供給装置のメインロール及び吸引管を示す断面図
符号の説明
1 粉体供給装置
2 密閉容器
3 本体部
6 粉体投入管
7 メインロール
7a 溝
8 サブロール
9 攪拌羽根
11 スクレーパ
12 吸引管
12a 吸引口
14 気体導入管
14a 気体導入口
15 遮板
16 ネジ

Claims (6)

  1. 容器内に貯溜された粉体を一定流量で送出する粉体供給装置において、粉体が充填され
    る溝を周面に沿って形成して回転するメインロールと、前記メインロールの周面に対向し
    て開口する吸引口を有するとともに前記吸引口から前記溝内の粉体を吸引して取り出す吸
    引管とを備え、前記吸引口の周縁が樹脂材料から成ることを特徴とする粉体供給装置。
  2. 容器内に貯溜された粉体を一定流量で送出する粉体供給装置において、粉体が充填され
    る溝を周面に沿って形成して回転するメインロールと、前記メインロールの周面に対向し
    て開口する吸引口を有するとともに前記吸引口から前記溝内の粉体を吸引して取り出す吸
    引管とを備え、前記メインロールの周面が樹脂材料から成ることを特徴とする粉体供給装
    置。
  3. 前記メインロールの周面と前記吸引口との距離を調節する調節手段を備えたことを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の粉体供給装置。
  4. 粉体から成るスペーサを介して対向する基板間に液晶を封入した液晶パネルの製造方法
    において、容器内に貯溜されたスペーサを一定流量で送出する粉体供給装置を備え、前記
    粉体供給装置は、スペーサが充填される溝を周面に沿って形成して回転するメインロール
    と、前記メインロールの周面に対向して開口する吸引口を有するとともに前記吸引口から
    前記溝内のスペーサを吸引して取り出す吸引管とを有するとともに、前記吸引口の周縁が
    樹脂材料から成ることを特徴とする液晶パネルの製造方法。
  5. 粉体から成るスペーサを介して対向する基板間に液晶を封入した液晶パネルの製造方法
    において、容器内に貯溜されたスペーサを一定流量で送出する粉体供給装置を備え、前記
    粉体供給装置は、スペーサが充填される溝を周面に沿って形成して回転するメインロール
    と、前記メインロールの周面に対向して開口する吸引口を有するとともに前記吸引口から
    前記溝内のスペーサを吸引して取り出す吸引管とを有するとともに、前記メインロールの
    周面が樹脂材料から成ることを特徴とする液晶パネルの製造方法。
  6. 前記メインロールの周面と前記吸引口との距離を調節する調節手段を備えたことを特徴
    とする請求項4または請求項5に記載の液晶パネルの製造方法。
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