JP2007168309A - 光学走査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 照度補正精度の向上が実現するという効果を奏する。
【解決手段】 任意の像高にて複数の所定光量における像面照度分布を測定し、各光量における最大照度(あるいは最小照度)に対する照度差を補正値として算出する。これらの補正値を以って補正近似式を生成することにより照度補正精度の向上を図る。
【選択図】 図3

Description

本発明は、帯電された感光体表面にレーザ光を照射し静電潜像を形成して画像を形成する画像形成装置及びその制御方法に関するものである。
電子写真方式により画像を形成する画像形成装置では、感光ドラムの感光面を一様に帯電する帯電装置、その帯電された感光面に画像情報に応じた静電潜像を形成する潜像形成装置、その静電潜像を現像する現像装置を備える。更に、その現像された潜像を記録紙に転写する転写装置を備えており、感光ドラムの感光面を回転させながら逐次的に画像形成処理を行っている。
このような画像形成装置においては、感光ドラムに感光膜の厚さのバラツキがあると感度ムラを有することになり、この感度ムラは帯電や露光特性に影響し、感光膜の感度ムラが画像の濃度ムラとして発生していた。
また、感光ドラムの感度ムラだけでは無く、潜像形成装置内の光学ユニットのバラツキによっても画像の濃度ムラが発生していた。ここで言う光学ユニットのバラツキとは、光学ユニット内のレンズ及びミラーの取り付けや加工精度によるもので、複数レーザを備える光学ユニットでは、これらレーザ間の照射パターンのずれや光軸のずれとなって現れる。
従来は、このような濃度ムラは問題の無いレベルであったが、近年の高画質化の要求に伴って市場で許容できない問題として浮上してきた。
このような問題点に対して、従来は、光学ユニット自体のバラツキを抑える、つまり、光学ユニット内のレンズ及びミラーの取り付け精度を高めてバラツキを抑えていた。また製造された製品の中から条件を満足する製品を選別することによって、バラツキをある予め設定した値以下とし、各部品の仕上がり精度を向上させていた。
しかしながら、感光ドラムのムラを抑えたり、光学系ユニットを高精度にしたり調整や選別を行うことにより、装置の高コスト化を招くという問題がある。
また、光学ユニットでは、レーザを走査する際に、感光ドラムの端部、つまり走査開始側と走査終了側で光量が落ちてしまう傾向(以下、光量端部落ちと称する)がある。このような現象により、画像の主走査方向の端部では濃度が薄くなり、これも画像品位を低下させる原因となっていた。
従来、光量端部落ちを補正する方式として、1走査を主走査方向に複数ブロックで分割し、各ブロックに応じた光学系の光量端部落ちを補正する補正量(以後、プロファイルデータと称する)を記憶手段に持たせた提案がある。走査中にそのブロックのプロファイルデータと、隣接するブロックのプロファイルデータを読み出し、読み出したプロファイルデータを線形補間したデータを用いて、レーザの駆動電流を制御することによって光量端部落ちを補正している。(特許文献1)
特開2005−262485号公報
しかしながら、レーザや光学ユニットの特性において、レーザの発光強度に対するFFP(ファーフィールドパターン)のばらつき、光軸のばらつきといった光学特性差を有している。図14にレーザの発光強度に対するFFP(水平)プロポーションの変動を表す図を記す。レーザの発光強度の低下に伴いFFPプロポーションが、発光強度の変化量に相関性なく、細ることがわかる。図14に従来例の補正方法を用いた実際に必要な補正量との関係を示すグラフを記す。実際に必要な補正量に対する補正残差が、レーザの発光強度によって大きくなるケースが発生する。
一方、レーザの内部構造や発光強度の使用範囲の違いによっては光学ばらつきの比較的少ない場合も想定され、補正方法の複雑化はプログラム量、格納データの増加に伴う信頼性低下してしまうという問題がある。
かかる課題を解決するために、本発明の光学走査装置は、予め設定した複数の光量にて半導体レーザを発光し、補正値算出手段から得られる複数の補正値を以って、光量制御手段において各々の設定光量に対する補正値を結ぶ特性式を生成し、該設定光量以外の光量の補正値を算出した結果に基づいて半導体レーザの光量を制御することを特徴とする。
以上説明してきたように、本発明によれば、任意の像高にて複数の所定光量における像面照度分布を測定し、各光量における最大照度(あるいは最低照度)に対する照度差を補正値として算出する。これらの補正値を以って補正近似式を生成することにより照度補正精度の向上が実現するという効果を奏する。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態に係る光学走査装置2を含む画像形成装置1の抜粋構成図、図2は、光学走査装置2の構成図である。
光学走査装置は、レーザ駆動部11、半導体レーザ12及びコリメートレンズ13から構成されるレーザユニットを有している。
半導体レーザによる一走査中での非画像領域において、レーザユニット内の半導体レーザ12から出射したレーザービームL1はシリンドリカルレンズ14を入射しポリゴンミラー15に到達する。ポリゴンミラー15は、スキャナモータユニット16によって等角速度で回転している。ポリゴンミラー15に到達したレーザービームは、ポリゴンミラー15によって偏光され、f−θレンズ17によって感光ドラム19の回転方向と直角方向に等速走査となるように変換され、反射ミラー18にて反射し、ビーム検出(以下BDと略す)センサ20に受光させる。
半導体レーザによる一走査中での画像領域では、レーザービームL2はレーザービームL1同様にf−θレンズ17を出射した後、反射ミラー18を経由して感光ドラム19上を照射することにより潜像形成を行う。感光ドラム19に形成された潜像は、トナーで現像された後、用紙に転写・定着することにより画像印字される。
図3は、本実施形態におけるレーザ駆動部11の構成を表すブロック図である。21は、レーザ駆動回路であり、半導体レーザ12の駆動電流を制御することにより、半導体レーザ12を所定光量(強度)で一定に発光させる。
半導体レーザ12は、レーザダイオード(以下LDと略す)12a及び、このLD12a出力されるレーザ光をモニタするフォトダイオード(以下PDと略す)12bにて構成される。PD12bはモニタするレーザービームの光量に応じた電流を出力する。符号23は、LD12aが所定の光量で発光するように調整する光量調整可変抵抗である。PD12bから出力される、レーザービームの光量に応じたPD電流22は光量調整可変抵抗23で電圧変換され、PD電圧信号24として出力する。PD電圧信号24は、基準電圧発生回路(Vref)25で生成される基準電圧26と共に光量制御回路(APC CTL)27に入力される。
光量制御回路27は、エンジン制御部3から入力されるサンプル・ホールド(以下S/Hと略す)制御信号29がサンプル要求時は、PD電圧信号24と基準電圧26を比較し、電流設定値28を加減制御することにより半導体レーザ12を所定光量とする。S/H制御信号29がホールド要求時は、サンプル要求時に得られた結果に基づいた電流設定値28を保持する。
符号31は、電流制御回路(CURRENT CTL)であり、エンジン制御部3から入力されるデータ出力(DATA OUT)制御信号29により、データ出力要求時は光量制御回路27から出力される電流設定値28にパラレル補正データ45を演算し、その結果に応じた駆動電流32を出力する。データ出力禁止時は光量制御回路27から出力される電流設定値28に応じた駆動電流32を出力する。
パラレル補正データ45は、エンジン制御部3から入力されるシリアル補正データ(CORRECT DATA)43を補正データ変換回路(C.DATA CONVERT)44にて変換した信号である。
符号35は、差動入力を有する差動レシーバ(LVDS)であり、画像制御部5から入力される非反転データ(以下DATAと略す)信号33、反転データ信号(以下/DATAと略す)信号34を受信する。出力選択回路38は、S/H制御信号29またはデータ出力制御信号30に依って決定されたスィッチング信号a39及びスィッチング信号b40を出力する。
符号41は、電流ドライバであり、トランジスタa(41a)及びトランジスタb(41b)のエミッタ端子を接続した差動増幅の構成としている。トランジスタa(41a)は、駆動電流32を以ってスィッチング信号39aに基づいて、LD12aをスィッチング駆動する。同様にトランジスタb(41b)は、駆動電流32を以ってスィッチング信号39bに基づいて、負荷抵抗42をスィッチング駆動する。
不揮発性メモリ(以下EEPROMと略す)46は、シリアル補正データ43を生成するためのデータが格納する。エンジン制御部3はEEPROM46と通信制御を行い、EEPROM46に格納されたデータをシリアルデータ出力信号(DO)49を経由して読み出す。
図4は、レーザ駆動回路21の画像形成時の状態遷移を記すタイムチャート、図5は、レーザ駆動回路21の動作機能表である。レーザ駆動回路21の動作はBDセンサ20出力信号の立ち下がりエッジを基準に、光量制御(APC)→レーザ強制消灯(OFF)→データ出力(DATA OUT)→レーザ強制消灯(OFF)→光量制御(APC)の順にシーケンシャルに制御される。データ出力は、用紙の印字範囲となる、画像領域である。
(1)光量制御(APC)
光量制御回路27をサンプル状態、出力選択回路28は、レシーバ非反転出力信号36、レシーバ反転出力信号37の出力の如何に因らず、半導体レーザ12が発光するよう強制的にONデータを出力する。PD電圧信号24と基準電圧26の差分に応じた信号を以って、以下により半導体レーザ12の発光光量を所定光量とする制御を行う。
・PD電圧信号24>基準電圧26:半導体レーザ12の発光光量が所定光量より大きいと判断し、電流設定値28、レーザ駆動電流32を減少することにより半導体レーザ12の発光光量を低下する。
・PD電圧信号24<基準電圧26:半導体レーザ12の発光光量が所定光量より小さいと判断し、電流設定値28、レーザ駆動電流32を増加することにより半導体レーザ12の発光光量を上昇する。
・PD電圧信号24=基準電圧26:半導体レーザ12の発光光量が所定光量と同一判断し、電流設定値28、レーザ駆動電流32共に増加減はしない。
(2)レーザ強制消灯(OFF)
光量制御回路27にて設定された電流設定値28を保持し、出力選択回路25は、レシーバ非反転出力信号36、レシーバ反転出力信号37の出力の如何に因らず、半導体レーザ12が消灯するよう強制的にOFFデータを出力する。
(3)データ出力(DATA OUT)
光量制御回路27にて設定された電流設定値28を以って、出力選択回路31は、レシーバ非反転出力信号36、レシーバ反転出力信号37に応じた信号を出力する。
(4)リセット
(図3不示図)リセット状態となり、光量制御回路27にて設定された電流値を初期化し且つ、出力選択回路38から半導体レーザ12が消灯するよう強制的にOFFデータを出力する。
[照度補正データ生成]
図6は、像面照度測定装置51の概略構成図である。像面照度測定装置51は光学ユニット52、測定用フォトダイオード53及び光学駆動部54で概略構成される。測定用フォトダイオード(以下APDと略す)53はアバランシェ・フォトダイオード(APD)を用い、光学ユニット52上、感光ドラム19の照射位置相当に配備する。光学駆動部54は光学ユニット52を主走査方向、感光ドラム19の回転方向と直角方向に稼動可能な構成としている。像面照度測定に使用する光学走査装置2のレーザユニット内の半導体レーザ12から出射したレーザービームL2は走査光或いは静止光の何れでもよい。
符号56は、照度測定用制御ユニットであり、APD制御部57、アナログ−デジタル変換機(以下ADと略す)及び電流制御部で構成される。APD制御部57はAPD53と測定用フォトダイオード制御信号55と接続されており、APD53への電源供給及びAPD53から出力される電流を電圧信号に変換する。AD59はAPD電圧信号58を所定のサンプリングレート及び分解能により量子化をする。
符号61は電流制御部であり、半導体レーザ12を所定の光量となるようレーザ駆動11内のレーザ駆動回路21に対してレーザ駆動回路制御信号62によって制御する。レーザ駆動回路制御信号62は、S/H制御信号29、データ出力(DATA OUT)制御信号30及びシリアル補正データ43で構成し、半導体レーザ12を所定の光量とする設定値をシリアル補正データ43によりレーザ駆動回路21へ転送する。制御方法は画像形成装置1におけるそれと同一のため説明は省略する。
図7は照度補正データの生成の動作原理を説明するグラフ、図8は照度補正データの生成方法を記すフローチャートである。以下に補正データ生成仕様を記す。
Figure 2007168309
1.光量調整
画像領域内像高(±150mm)を25mm等間隔で計13箇所で像面照度測定を行う。但し、像高の各位置の間隔は等間隔か否かは問わない。
13箇所の像高での照度を測定、最低照度となる像高を検出し、その像高での照度が所定値となるようレーザ駆動回路21を光量調整モードにし、光量調整可変抵抗23にて調整する。以上によって得られた光量を100%光量と定義し、この時に設定されるレーザ駆動電流32を100%光量駆動電流とする。
2.像面照度測定
光学駆動部54にて光学ユニット52上の測定用フォトダイオード53を上記仕様に則って移動し、13箇所の像高における像面照度を測定する。
3.補正前近似式の算出
像面照度測定で得られる13箇所の像高における像面照度の測定値から4次近似式を生成する。
4.補正値算出
画像領域内像高(±150mm)を12.5mm等間隔で計25の補正ブロックで照度補正値の算出を行う。像高に対する補正ブロックの配置方法は像面照度測定時の像高と一致しなくともよい。4次近似式から、最低照度となる補正ブロックに対する他の24ブロックの像面照度差(ΔP0〜ΔP24)を算出する。像面照度差(ΔP0〜ΔP24)を、レーザ駆動電流32をフルスケールとして量子化し、補正データとする。
5.補正値格納
上記2〜4項についてレーザ駆動電流32の各光量駆動電流を80%、60%、40%及び20%に設定した時の像面照度に対して、同様の方法で補正データを算出する。レーザ駆動電流32の可変手段は、シリアル補正データ(CORRECT DATA)43を所定の光量駆動電流とする値を入力することで実行される。以上により得られた補正データは、シリアルデータ入力信号(DI)48を経由してEEPROM46に格納する。
[補正近似式/算出方法]
図9は15番目の像高ブロック(No.14)における各光量設定に対する補正データを記すグラフ、図10は15番目の像高ブロック(No.14)における補正近似式算出方法を記すグラフである。
100%電流設定値、80%電流設定値、60%電流設定値、40%電流設定値及び20%電流設定値での像面照度における最低値を15番目の像高ブロックの像面照度の値との差分値を補正データとする。
Figure 2007168309
光量設定値を以下の5個の領域に分割し、15番目の補正データから補正近似式を求める。100%発光設定から80%光量設定値間の領域を100%発光設定での補正値と80%光量設定値での補正値を結んだ直線を近似式とする。以下同様にして近似式を求める。(係数はdec値)
(1)近似式L1(100%≦Po<80%):ΔP14(100%−80%)=90ILD−26
(2)近似式L2(80%≦Po<60%):ΔP14(80%−60%)=30ILD+22
(3)近似式L3(60%≦Po<40%):ΔP14(60%−40%)=55ILD+7
(4)近似式L4(40%≦Po<20%):ΔP14(40%−20%)=100ILD−11
(5)近似式L5(20%≦Po):ΔP14(20%)=9ILD
以上の方法で全像高ブロックに対する近似式を求める。
[照度補正方法]
図11はエンジン制御部3における照度補正のフローチャートである。
1.初期シーケンス
画像形成装置1が電源投入時あるいはリセット後には初期シーケンスを実行する。エンジン制御部3は光学走査装置2内のEEPROM46から100%光量設定補正値、80%光量設定補正値、60%光量設定補正値、40%光量設定補正値及び20%光量設定補正値を読み出し、バックアップメモリ6に格納する。
補正近似式/算出方法に則って近似式Lnを算出し、バックアップメモリ6に格納する。
2.照度補正
光量設定値Pは、例えば感光ドラム19の分光感度ばらつきによる潜像ムラに対して最適なドラム面照度を得るため必要な半導体レーザ12の光量である。光量設定値P入力後、これに対応した近似式を選択する。
選択された近似式に光量設定値を代入し設定電流値を算出する。
例えば、光量設定値Pを72%とするとバックアップメモリ6から近似式L2が選択され、[補正近似式/算出方法]から得られた補正データを用いて以下の様に算出される。
補正値ΔP14:43.6dec=30×0.72+22(=2Bh)
レーザ駆動電流ILD:140.72dec=256×0.72−43.6(=8Ch)
以上の方法で、全像高ブロックの補正値ΔPn及びレーザ駆動電流ILDを求める。
[実施の形態2]
図11は第2の実施の形態における15番目の像高ブロック(No.14)における補正近似式算出方法を記すグラフである。100%電流設定値、80%電流設定値、60%電流設定値、40%電流設定値及び20%電流設定値での像面照度における最低値を15番目の像高ブロックの像面照度の値との差分値を補正データとする。
Figure 2007168309
光量設定値を以下の5個の領域に分割し、15番目の補正データから補正近似式を求める。100%発光設定から80%光量設定値間の領域を100%発光設定での補正値と80%光量設定値から全像高ブロックに対する1次近似式を生成する。近似式は1次以上で生成してもよいことは言うまでもない。
図12は第2の実施の形態におけるエンジン制御部3の照度補正のフローチャートである。
3.初期シーケンス
画像形成装置1が電源投入時あるいはリセット後には初期シーケンスを実行する。エンジン制御部3は光学走査装置2内のEEPROM46から100%光量設定補正値、80%光量設定補正値、60%光量設定補正値、40%光量設定補正値及び20%光量設定補正値を読み出し、バックアップメモリ6に格納する。
100%光量設定補正値、80%光量設定補正値、60%光量設定補正値、40%光量設定補正値及び20%光量設定補正値から1次近似式Lを算出し、バックアップメモリ6に格納する。
4.照度補正
光量設定値P入力後、1次近似式Lに光量設定値を代入し設定電流値を算出する。
例えば、光量設定値Pを72%とすると補正値ΔPn及びレーザ駆動電流ILD以下の様に算出される。
補正値ΔP14:46.2dec=63.5×0.72+0.5(=2Eh)
レーザ駆動電流ILD:138.1dec=256×0.72−46.2(=8Ah)
以上の方法で全像高ブロックの補正値ΔPn及びレーザ駆動電流ILDを求める。
本実施形態における光学走査装置を含む画像形成装置の抜粋構成図 本実施形態における光学走査装置の構成図 本実施形態におけるレーザ駆動部11のブロック図 本実施形態におけるレーザ駆動回路21の状態遷移を記すタイムチャート 本実施形態におけるレーザ駆動回路21の動作機能表 像面照度測定装置51の概略構成図 照度補正データの生成原理を記すグラフ図 照度補正データの生成方法を記すフローチャート図 15番目の像高ブロック(No.14)における各光量設定に対する補正データを記すグラフ図 15番目の像高ブロック(No.14)における補正近似式算出方法を記すグラフ図 エンジン制御部3における照度補正のフローチャート図 第2実施形態における15番目の像高ブロック(No.14)における補正近似式算出方法を記すグラフ図 第2実施形態におけるエンジン制御部3の照度補正のフローチャート図 レーザの発光強度に対するFFP(水平)プロポーションの変動を表す図 従来例の補正方法を用いた実際に必要な補正量との関係を示すグラフ

Claims (12)

  1. 画像信号によって変調された光ビームで感光体上を走査して画像を形成する画像形成装置であって、
    前記光ビームの一走査区間を複数ブロックに分割し、各ブロックに対応付けて、前記光ビームを射出する半導体レーザと感光体の間に配置される光学系ユニットの光学特性に対応する補正データを予め設定した複数の光量で求める補正値算出手段と、
    前記補正値算出手段から得られる複数の補正値を以って、前記各々の設定光量に対する補正値を結ぶ特性式を生成し、該特性式を用いて該設定光量以外の光量における補正値を算出し、算出した結果に基づいて前記半導体レーザの光量を制御することを特徴とする光学走査装置。
  2. 任意の像高での照度と該像高以外の少なくとも一つ以上の像高の照度を計測した結果を以ってn次(n≧1)近似式を生成し、該近似式に依り補正値を算出することを特徴とする請求項1に記載の光学走査装置。
  3. 前記補正値算出手段において、予め設定した光量の各々で任意の像高での照度とは該像高以外の少なくとも一つ以上の像高の照度を含めた全てで最小となる像高での照度あることを特徴とする請求項1に記載の光学走査装置。
  4. 前記補正値算出手段にて予め設定した光量で前記半導体レーザを発光させた時の照度が最小値となる像高での照度を基準照度とし、これと該像高以外の少なくとも一つ以上の像高の照度を計測して得られた照度差と、
    前記予め設定した光量以外の光量で発光させた時の前記任意の像高での照度と基準照度を計測して得られた照度差と、
    前記予め設定した光量以外の光量で発光させた時の該像高以外の少なくとも一つ以上の像高での照度と基準照度を計測して得られた照度差を算出することにより複数の補正値とすることを特徴とする照度補正手段を有することを特徴とする請求項1に記載の光学走査装置。
  5. 前記補正値算出手段において、予め設定した光量の各々で任意の像高での照度とは該像高以外の少なくとも一つ以上の像高の照度を含めた全てで最大となる像高での照度あることを特徴とする請求項1に記載の光学走査装置。
  6. 前記補正値算出手段にて予め設定した光量で前記半導体レーザを発光させた時の照度が最大値となる像高での照度を基準照度とし、これと該像高以外の少なくとも一つ以上の像高の照度を計測して得られた照度差と、
    前記予め設定した光量以外の光量で発光させた時の前記任意の像高での照度と基準照度を計測して得られた照度差と、
    前記予め設定した光量以外の光量で発光させた時の該像高以外の少なくとも一つ以上の像高での照度と基準照度を計測して得られた照度差を算出することにより複数の補正値とすることを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の光学走査装置。
  7. 半導体レーザを有し、該半導体レーザが予め設定した光量となるよう該半導体レーザへの供給電流を制御し、かつ画像データに基づいて変調された光ビームを射出するよう該半導体レーザを駆動するレーザ駆動手段、前記光ビームを偏向する回転多面鏡と、前記回転多面鏡により偏向された前記光ビームにより像担持体上に潜像を形成する光学走査装置を含む画像形成装置であって、
    光学走査装置を含む画像形成装置内或いは外部に配備され、前記像担持体と照射位置を同じくする位置で前記光学走査装置から出射される前記光ビームの照度を計測する照度計測手段、
    前記照度計測手段を以って任意の像高での照度と該像高以外の少なくとも一つ以上の像高の照度を計測して得られた照度差を算出し補正値とする補正値算出手段、
    前記補正値算出手段の結果に基づいて前記レーザ駆動手段の出力電流を加減することにより前記半導体レーザの光量を制御する光量制御手段、
    から構成される照度補正手段を有し、
    予め設定した複数の光量にて前記半導体レーザを発光し、前記補正値算出手段から得られる複数の補正値を以って、光量制御手段において各々の設定光量に対する補正値からm次(m≧1)近似式を生成し、該近似式を用いて該設定光量以外の光量における該設定光量以外の光量の補正値を算出した結果に基づいて前記半導体レーザの発光強度を制御することを特徴とする前記照度補正手段を有する光学走査装置及びこれを含む画像形成装置。
  8. 前記照度計測手段を以って任意の像高での照度と該像高以外の少なくとも一つ以上の像高の照度を計測した結果を以ってk次(k≧1)近似式を生成し、該近似式に依り補正値を算出することを特徴とする前記照度補正手段を有することを特徴とする請求項7に記載の光学走査装置。
  9. 前記補正値算出手段において、予め設定した光量の各々で任意の像高での照度とは該像高以外の少なくとも一つ以上の像高の照度を含めた全てで最小となる像高での照度あることを特徴とする前記照度補正手段を有することを特徴とする請求項7に記載の光学走査装置。
  10. 前記補正値算出手段にて予め設定した光量で前記半導体レーザを発光させた時の照度が最小値となる像高での照度を基準照度とし、これと該像高以外の少なくとも一つ以上の像高の照度を計測して得られた照度差と、
    前記予め設定した光量以外の光量で発光させた時の前記任意の像高での照度と基準照度を計測して得られた照度差と、
    前記予め設定した光量以外の光量で発光させた時の該像高以外の少なくとも一つ以上の像高での照度と基準照度を計測して得られた照度差を算出することにより複数の補正値とすることを特徴とする前記照度補正手段を有することを特徴とする請求項7に記載の光学走査装置。
  11. 前記補正値算出手段において、予め設定した光量の各々で任意の像高での照度とは該像高以外の少なくとも一つ以上の像高の照度を含めた全てで最大となる像高での照度あることを特徴とする前記照度補正手段を有することを特徴とする請求項7に記載の光学走査装置。
  12. 前記補正値算出手段にて予め設定した光量で前記半導体レーザを発光させた時の照度が最大値となる像高での照度を基準照度とし、これと該像高以外の少なくとも一つ以上の像高の照度を計測して得られた照度差と、
    前記予め設定した光量以外の光量で発光させた時の前記任意の像高での照度と基準照度を計測して得られた照度差と、
    前記予め設定した光量以外の光量で発光させた時の該像高以外の少なくとも一つ以上の像高での照度と基準照度を計測して得られた照度差を算出することにより複数の補正値とすることを特徴とする前記照度補正手段を有することを特徴とする請求項7に記載の光学走査装置。
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JP2009196170A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Canon Inc 光学走査装置、画像形成装置、制御方法、及びプログラム

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