JP2007168054A - ブローチ加工装置及びブローチ加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 再加工の発生を監視する。
【解決手段】ブローチ11とワークWとの相対的な移動を行う駆動手段42と、駆動手段の実負荷電流値を検出する検出手段53とを備え、相対的な移動により当該ワークの内側又は外側を切削加工するブローチ加工装置10であって、切削の開始から終了までの作業期間中に定められた監視期間T1において、検出手段により検出された駆動手段の実負荷電流W0と予め定められた設定負荷電流W1とを比較することにより、切削加工済みのワークに対する再加工の実行を監視する再加工監視手段51とを備えている。
【選択図】図11

Description

本発明は、加工済みのワークの再加工を検出するブローチ加工装置及びブローチ加工方法に関する。
ブローチ加工とは、切削工具であるブローチとワークとの相対的な移動により、ブローチに設けられた切削チップをワークの所定箇所に接触させ、ワークを所定の形状に切削する加工法である。
従来のブローチ加工装置は、ブローチ加工を複数の工程に分けて工程毎の電流波形データを取り、これをもとに不良工具の良否判断を行っていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−285953号公報
ところで、ブローチ加工には、ブローチとワークとの相対的な移動により、ワークの内周又は外周を所定形状に切削する加工法がある。この加工法では、ワークが筒状であり、その内側をブローチが相対的に通過する場合と、ブローチが筒状であり、その内側をワークが相対的に通過する場合とがあるが、一般にワークの位置決め装置が無くとも加工を行うことが可能であった。
そのため、既に加工が行われたワークが、誤って或いは何らかの理由により再加工され、なお且つ、最初の加工時と再加工時とでワークに対してブローチがその中心線方向について回転角度変化を生じていた場合に、新たな部分がさらに切削されて不良ワークとなってしまうという問題があった。
前述した従来のブローチ加工装置は、不良工具の検出を行うことはできるが、このような再加工の実行を発見することはできなかった。
従って、これまでは、ユーザーの作業マニュアルでの再加工防止、または、加工後の目視確認等にて判断していた。しかしながら、再加工したものの、位相のずれ量が微小だと目視では判断つかない場合があり、その結果、再加工したワークが後工程に流れ、品質低下を発生させるおそれがあった。
本発明は、係る従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、ブローチ加工におけるワークの再加工の発見を可能とすることをその目的とする。
請求項1記載の発明は、ブローチとワークとの相対的な移動を行わせるための駆動手段と、前記駆動手段の実負荷電流値を検出する検出手段とを備え、前記ブローチとワークとの相対的な移動により当該ワークの内側又は外側を切削加工するブローチ加工装置であって、切削の開始から終了までの作業期間中に定められた監視期間において、前記検出手段により検出された前記駆動手段の実負荷電流と予め定められた設定負荷電流とを比較することにより、切削加工済みのワークに対する再加工の実行を監視する再加工監視手段とを備える、という構成を採っている。
ここで、監視期間は、加工作業実行時の経過時間に基づいて定めても良いし、加工作業において移動するブローチの位置に基づいて定めても良い。つまり、ブローチが加工時に所定位置に到達したときから別の所定位置に到達するまでの間を監視期間としても良い。他の請求項に記載の発明についても同様とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明と同様の構成を備えると共に、監視期間の開始から終了までの時期を任意に設定する期間設定手段と、前記設定負荷電流の値を任意に設定する負荷電流設定手段と、設定された監視期間と設定負荷電流値とを記憶する記憶手段とを備える、という構成を採っている。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明と同様の構成を備えると共に、前記記憶手段は、前記監視期間及び設定負荷電流値の組み合わせを少なくとも二種以上記憶し、前記再加工監視手段の監視に用いる前記監視期間及び設定負荷電流値の組み合わせ以外の組み合わせに基づいて、前記駆動手段の実負荷電流と予め定められた設定負荷電流とを比較することにより、切削加工時の異常の発生を監視する異常状態監視手段を備える、という構成を採っている。
請求項4記載の発明は、ブローチとワークとの相対的な移動を行わせるための駆動手段と、前記駆動手段の実負荷電流値を検出する検出手段とを備え、前記ブローチとワークとの相対的な移動により当該ワークの内側又は外側を切削加工するブローチ加工装置によるブローチ加工方法であって、前記切削の開始から終了までの作業期間中に定められた監視期間において、前記検出手段により検出された前記駆動手段の実負荷電流と予め定められた設定負荷電流とを比較することにより、切削加工済みのワークに対する再加工の実行を監視する再加工監視工程を備える、という構成を採っている。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明と同様の構成を備えると共に、前記再加工監視工程では、任意に設定された前記監視期間の開始から終了までの時期及び任意に設定された設定負荷電流の値により再加工の実行の監視を行う、という構成を採っている。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明と同様の構成を備えると共に、前記監視期間及び設定負荷電流の組み合わせを少なくとも二種以上設定し、前記再加工監視工程での監視に用いる前記監視期間及び設定負荷電流の組み合わせ以外の組み合わせに基づいて、前記駆動手段の実負荷電流と予め定められた設定負荷電流とを比較することにより、切削加工時の異常の発生を監視する異常状態監視工程を備える、という構成を採っている。
請求項1又は4記載の発明は、駆動手段よりブローチとワークとの相対的な移動を行うことでワークの切削を行い、当該切削時の駆動手段の実負荷電流値(電源から実際に駆動手段に流される電流値)の検出が検出手段により行われる。
駆動手段の負荷電流値は切削による負荷が大きければこれに伴って大きくなるが、再加工されるワークは初回加工されるワークよりも切削負荷が小さく、実負荷電流値も小さくなる傾向を示す。
従って、加工の開始から終了までの間で定められた監視期間において初回加工であれば到達し再加工であれば到達しない範囲で設定電流値を適宜選択し、監視期間に検出された実負荷電流値と設定負荷電流値とを比較する。その結果、監視期間を通じて実負荷電流値が設定負荷電流値を超えない場合に再加工の実行を見つけることができる。
このため、黙視作業に依存せず、安定して高い信頼性で再加工の監視を行うことが可能となる。
請求項2又は請求項5記載の発明では、任意に設定された監視期間に検出される実負荷電流値と、任意に設定された設定負荷電流値とを比較することができる。従って、例えば、加工開始から終了までの間で負荷電流に顕著な傾向が現れる場合における当該負荷電流値を設定負荷電流として選択したり、負荷電流値の判定に顕著な傾向を示す期間を監視期間とし、或いは負荷電流の判定においてノイズや予定外の変動を生じにくい期間を選択する等、適正な期間と電流値の選択で、より精度良く再加工を発見することが可能となる。
請求項3又は請求項6記載の発明では、再加工の監視のために定める監視期間及び設定負荷電流値以外に、切削加工時の異常の発生を監視するための監視期間及び設定負荷電流値を定め、当該監視期間について検出される実負荷電流値と設定負荷電流との比較を行い、当該設定電流値を超える或いは下回る状態を監視することにより切削加工の異常を発見することができる。
これにより、再加工の発見に加えて、例えば実負荷電流値の低下からブローチの摩耗、或いは実負荷電流値の上昇によりブローチの破損に基づくワークへの引っかかり等、種々の異常の発生を発見することが可能となる。
(ブローチ加工装置の全体構成)
以下、本発明の実施の形態であるブローチ加工装置10について図1乃至図13に基づいて説明する。図1はブローチ加工装置10の全体の概略構成を示す斜視図である。
ブローチ加工装置10は、ワークWの孔部内側に挿入されて孔部内周を切削するブローチ11,11と、切削開始前と切削完了後に各ブローチ11を個別に保持するリフター装置20,20と、各リフター装置20,20に保持されたいずれのブローチ11,11を使用するかを切り替える切替装置30と、各リフター装置20の下方に配置され、ワークWが載置されるワーク台12と、いずれかのリフター装置20からブローチ11を受け取ると共にワークWに対して切削方向に牽引するブローチ牽引装置40と、上記各構成を保持する図示しない本体フレームと、各リフター装置20、切替装置30及びブローチ牽引装置40の動作制御を行う制御装置50とを備えている。
なお、以下の説明において、各構成の説明で上又は下の方向を示す語は、本体フレームが水平面に設置された状態において上又は下となる状態を示すものとする。
図2はブローチ11の正面図である。図2に示すように、各ブローチ11は、棒状であって先端部11a側でブローチ牽引装置40に保持され、後端部11b側はリフター装置20に保持される。また、ブローチ11の先端近傍から中間部にかけて、長手方向に沿って並んで無数の切削歯11cが形成されている。これらの切削歯11cは、ブローチ11が先端部11a側に向かって進行することで順番にワークWの内周面に摺接し、切削を行うようになっている。
なお、各ブローチ11は、先端部11aを下方に向け、後端部11bを上方に向けた状態でリフター装置20又はブローチ牽引装置40に保持される。
各リフター装置20は、ブローチ11の後端部11bの保持と解除を可能とするスライド体21と、スライド体21を上下方向に移動可能に支持するガイド22と、ガイド22に沿って上下動させてスライド体21を上位置と下位置とに切り替えるエアシリンダ23とを備えている。
スライド体21によるブローチ11の保持と解除の切替及びエアシリンダ23の上位置と下位置との切替は、制御装置50の制御により行われる。即ち、エアシリンダ23を下位置としてスライド体21による保持状態の解除を行うことでブローチ牽引装置40にブローチ11の受け渡しが行われる。
切替装置30は、二つのリフター装置20,20を左右に並べて保持し、これらリフター装置20,20を左右方向に移動可能とするガイド31と、ガイド31による各リフター装置20,20の移動駆動源となるエアシリンダ32とを備えている。
エアシリンダ32の駆動は制御装置50の制御により行われ、エアシリンダ32の駆動により、ブローチ牽引装置40に対するブローチ11の受け渡しが可能な位置への二つのリフター装置20,20の位置切替が行われるようになっている。
ワーク台12は、アクチュエータ13により、台上に配置されたワークWを加工作業位置と待避位置に位置切替可能である。そして、ワーク台12が作業位置にあるときには、台上のワークWは、切替装置30により選択されたリフター装置20により下降するブローチ11の下方において下降するブローチ11がワークWに設けられた孔部に挿入されるように位置設定が行われている。
なお、このブローチ加工装置10はワークWの内径の切削のため、ブローチ11が挿入されることでワークWの位置が調整されるため、ワーク台12上での精密な位置決めが不要となる。
ブローチ牽引装置40は、ブローチ11の先端部の保持と解除を可能とするプルヘッド46を備えたラム41と、フレーム本体に設けられてラム41を上下方向に移動可能に支持する図示しないガイドと、ブローチ11とワークWとの相対的な移動を行わせるための駆動手段としての駆動モータ42と、駆動モータ42の回転駆動力を直線的な上下動動作に替えてラム41に伝えるボールねじ機構43とを備えている。
プルヘッド46によるブローチ11の保持と解除の切替及び駆動モータ42の駆動は、制御装置50の制御により行われる。
また、ラム41のブローチ受け渡し位置と切削時下降停止位置とには、それぞれ第一及び第二の近接センサ44,45が設けられ、各位置にラム41が到達したことを検出し制御装置50に出力するようになっている。
ブローチ加工装置10では、駆動モータ42の正回転によりラム41はワーク台12の下方の所定のブローチ受け渡し位置まで上昇すると、第一の近接センサ44により検出され、駆動モータ42の駆動が停止される。
そして、リフター装置20により下降してきたブローチ11の先端部がワーク台12上のワークWの孔部を通過してラム41のプルヘッド46に挿入されると、ラム41ではブローチ11の先端部の保持を行い、かかる状態で駆動モータ42を逆回転させてリフター装置20から解放されたブローチ11を下降させる。そして、ラム41が切削時下降停止位置まで下降すると、第二の近接センサ45により検出され、駆動モータ42の駆動が停止される。
これにより、ワーク台12上のワークWの孔部を通過しながらブローチ11の下降移動が行われ、ワークWの孔部の内側の切削が行われる。
(ブローチ加工装置の制御系)
図3はブローチ加工装置10の制御系を示すブロック図である。図3に示すように、ブローチ加工装置10の制御装置50は、各種のプログラムを記憶するメモリを備えると共に当該各プログラムに従ってブローチ加工装置10の各構成の動作制御を行うPLC(プログラマブルコントローラ)51と、PLC51の制御指令に従って駆動モータ42の駆動を制御するインバータ52と、インバータ52から駆動モータ42への負荷電流値を検出する検出手段としての負荷電流検知メータリレー53とを備えている。
上記インバーター52は、駆動モータ42とその電源との間に設けられ、PLC51による各種の指令に従って駆動モータ42に対する駆動電流を制御して駆動モータ42の速度調節などの動作制御を行う。
具体的には、インバーター52は、PLC51からのラム上昇指令又は下降指令に従い駆動モータ42を正回転又は逆回転に駆動するように駆動電流を制御し、PLC52からの減速時の速度選択指令に従い電源周波数を制御して駆動モータ42の駆動速度を調節する。
また、インバーター52からPLC51に対しては、駆動モータ42の制御の準備完了や異常の発生を通知したり、PLC51の速度選択指令に対して目標速度の到達を通知する。
負荷電流検知メータリレー53は、インバーター52から駆動モータ42に流れる実負荷電流の検出を行うと共に、PLC51からのリクエスト指令(RQ)に応じて、PLC51に予め定められた負荷電流の設定値との大小比較を行い、当該比較結果をPLC51に対してアンサー(AS)として信号出力する機能を有している。
なお、負荷電流検知メータリレー53の接続については、本実施形態ではインバータ52の負荷電流出力に接続しているが、そのほか、動力線に直結、CT(変流器)を通して接続、トランスジューサを通して接続等、各種の方法を採っても良い。
上記PLC51は、各リフター装置20のエアシリンダ23を作動させる電磁バルブ24,切替装置30のエアシリンダ32を作動させる電磁バルブ33が接続されている。そして、PLC51は、所定のプログラミングにより、切削時に、これらを適宜選択して開閉制御を行い、各エアシリンダを適切なタイミングで作動させると共に、前述したインバーター52を通じて駆動モータ42を制御し、協働させることでブローチ加工を実行する。
図4はブローチ加工におけるタイミングチャートである。図4において「ラム」はブローチ牽引装置40のラム41の上昇と下降のタイミングを示し、「リフタ」はリフタ装置20のスライド体21の上位置と下位置との切替タイミングを示し、「ワーク入れ」はワーク台12の待避位置と加工作業位置との切替タイミングを示している。
かかる図4に示すように、PLC51は、アクチュエータを作動させてワーク台12を待避位置に移動し(線図において下降)、その後、駆動モータ42を駆動してラム41を上昇させる。次いで、リフタ装置20に保持されたブローチ11を下位置から上位置に移動し、その間にワーク台12のアクチュエータを作動させてワークWを待避位置から下降作業位置に移動する。これにより、ブローチ11の下方にワークWが配置され、次にリフタ装置20に保持されたブローチ11を上位置から下位置に移動することで、ワークWの孔部にブローチ11の先端部を挿入し、さらに、ラム41上のプルヘッド46に挿入させる。その後、リフタ装置20からブローチ11を解放し、駆動モータ42を駆動してラム41を下降させる。これにより、ブローチ11の切削歯11cがワークWの孔部の内面を切削しながら加工し、所定の切削が実行される。
また、PLC51は、所定のプログラミングにより、上述した切削の開始から終了までの作業期間中に定められた監視期間としての監視有効時間T1において、検出手段としての負荷電流検知メータリレー53により検出された駆動モータ42の実負荷電流W0と予め定められた設定負荷電流としての初回切削負荷電流W1とを比較することにより、切削加工済みのワークWに対する再加工の実行を監視する再加工監視手段としての処理を実行する。
即ち、駆動モータ42に対する負荷電流値は、ブローチ11の切削負荷に応じて増減する。図5〜図9はブローチ11を駆動モータ42の駆動により下降させた場合の負荷電流値の変化を示す線図であり、図5はワークWなし、図6はワークWに対する一回目の切削、図7はワークWに対する二回目の切削(再加工)、図8はワークWに対する三回目の切削、図9はワークWに対する四回目の切削を行った場合をそれぞれ示している。
ワークW無しの場合、つまり切削により負荷を生じないときには、図5に示すように、切削の開始時、切削の減速時、切削の停止時に電流値の立ち上がりが発生する。これに対して、一回の切削を行ったときには、図6に示すように、上記三点での立ち上がりに加えて切削の開始から減速までの区間に山なりに負荷電流値の上昇が発生する。また、二〜四回の切削を行った場合には、図7〜9に示すように、一回目の切削で山なりとなる区間では、上昇がほとんど生じないか生じてもその上昇量はわずかとなっている。
上記傾向から、PLC51では、一回目の切削で負荷電流値が山なりの変化を示す期間を再加工の監視有効時間T1と定め、この期間に一回目の加工で生じる山なりの頂上付近の負荷電流値を初回切削負荷電流W1と定め、監視有効時間T1中に実際に検出される実負荷電流W0が初回切削負荷電流W1を超えるか否かにより再加工(二回以上の加工)の実行の監視を行っている。なお、期間T1の間、W0<W1が継続したら再加工と判定する。
また、PLC51は、所定のプログラミングにより、上述した切削の開始から終了までの作業期間中に定められた監視有効時間T2において、検出手段としての負荷電流検知メータリレー53により検出された駆動モータ42の実負荷電流W0と予め定められた設定負荷電流としての切削限界電流W2とを比較することにより、切削加工時の異常の発生を監視する異常状態監視手段としての処理を実行する。
即ち、一般に、切削の開始から減速までの区間でブローチ11に破損などの不良を生じている場合に切削負荷が過度に大きくなり、これに伴い駆動モータ42に対する負荷電流値が過度に大きくなる傾向を示す。
従って、PLC51では、切削の開始から減速までの期間をブローチの異常発生の監視有効時間T2と定め、この期間に正常なブローチ11では加工中に発生し得ない負荷電流値を切削限界電流W2と定め、監視有効時間T2中に実際に検出される実負荷電流W0が切削限界電流W2を超えるか否かによりブローチ11の異常発生の監視を行っている。なお、期間T2の間、W0>W2が一度でも発生したら異常と判定する。
また、PLC51には、各種設定条件を作業者が入力するための設定入力手段54が設けられている。この設定入力手段54は、上述した初回切削負荷電流W1及び切削限界電流W2の値と監視有効時間T1及びT2の時期とを任意に設定することができ、負荷電流設定手段及び期間設定手段として機能する。
なお、初回切削負荷電流W1及び切削限界電流W2の設定については、例えば、前述した図5〜図9に示す実測データを参照して、再加工では生じ得ない負荷電流値を試験的に求め、或いはブローチ異常でしか生じ得ない負荷電流値を試験的に求め、統計的に好ましい値を選択することが望ましい。
また、監視有効時間T1及びT2の時期の設定についても、例えば、実測データを参照して、上記負荷電流W1,W2の監視を行うに際し、実負荷電流値に判定の根拠となる顕著な傾向が現れる期間や外乱等の影響によりノイズ等が発生しない期間を試験的に求め、統計的に好ましい期間を選択することが望ましい。
なお、設定入力手段54から入力された負荷電流W1,W2及び監視有効時間T1,T2の値は、PLC51内に設けられた図示しない記憶手段としてのメモリに記憶されるようになっている。
また、PLC51には、再加工が判定されたときと、ブローチの以上が判定されたときに作業者に報知を行うための報知手段55が接続されている。かかる報知手段55としては、作業者に報知可能ないずれの方法を実行するものであってもよく、例えば、報知音などの音声出力手段、報知画面なとの画面出力手段、報知ランプなどの点灯装置などのいずれであっても良い。
また、PLC51は、第一及び第二の近接センサ44,45と接続され、駆動モータ42の駆動時においてラム41の上昇時停止位置又は下降時停止位置への位置決め制御を行う。
図10から図13はブローチ加工装置10のPLC51が実行する加工作業の動作フローチャートである。
図示のように、PLC51は、設定入力手段55から初回切削負荷電流W1と切削限界負荷電流W2の設定入力を受けて各電流W1,W2を記憶する(ステップS1)。
そして、負荷電流検知メータリレー53に対して初回切削負荷電流W1を設定値Aに、また、切削限界負荷電流W2を設定値Bにセットする(ステップS2)。
次いで、PLC51は、設定入力手段55から初回切削負荷電流W1と実負荷電流W0とを比較する監視有効時間T1の設定入力を受けてこれを記憶する(ステップS3)。即ち、監視有効時間T1の開始と終了のタイミングが切削動作の開始からの経過時間に基づいて設定される。
同様に、PLC51は、設定入力手段55から切削限界負荷電流W2と実負荷電流W0とを比較する監視有効時間T2の設定入力を受けてこれを記憶する(ステップS4)。かかる監視有効時間T2も、その開始と終了のタイミングが切削動作の開始からの経過時間に基づいて設定される。
そして、ブローチ加工を開始する(ステップS5)。即ち、これ以降の処理において、ワークWがセットされたワーク台12が待避位置に移動し、ラム41が上昇され、リフター装置20の保持されたブローチ11が一時的に上方移動され、その間にワーク台12が加工作業位置に移動し、ブローチ11が下方に移動してワークWに挿通された状態でブローチ牽引装置40に渡されて、ブローチ11の下方に牽引され、ワークWの内周面が切削される、という動作が順番に実行される。
なお、PLC51は、監視有効時間T1,T2を判定するための計時回路を備え、加工開始と共に計時の開始を行う。
上記ブローチ加工の動作開始と同時に、初回切削完了記憶がリセットされ(K1=0:ステップS6)、ブローチ11の刃具の正常状態記憶がリセットされる(K2=0:ステップS7)。
なお、初回切削完了記憶とは、PLC51における再加工の判定結果の記録であり、後述する処理で、判定結果が再加工ではないときには1に更新される。また、刃具の正常状態記憶とは、PLC51におけるブローチ11の異常発生の監視結果の記録であり、後述する処理で、ブローチ11が異常ではないときには1に更新される。
次いで、PLC51は、ステップS8とステップS15の処理へ同時に移行する。ステップS8では、PLC51は、現在が監視有効時間T1の期間内か判定する。
そして、期間内ではないときには(ステップS8:NO)、予め設定された、加工に要する通常的な所要時間の上限値であるサイクルタイムを超えているか判定する(ステップS9)。そして、サイクルタイムを超えている場合には(ステップS9:YES)、報知手段55により異常報知を行い、加工作業を終了する(ステップS14)。また、サイクルタイムを超えていないときにはステップS8に処理を戻す。
一方、ステップS8で現在が監視有効時間T1の期間内と判定されたときには(ステップS8:YES)、負荷電流検知メータリレー53に対して実負荷電流W0と初回切削負荷電流W1との比較を要求する(ステップS10)。そして、その結果、実負荷電流W0が初回切削負荷電流W1を超えていないときには(ステップS10:NO)、現在が監視有効時間T1の期間内か判定する(ステップS11)。監視有効時間T1の期間内であれば(ステップS11:YES)、ステップS10に処理を戻す。また、実負荷電流W0が初回切削負荷電流W1を超えないまま、監視有効時間T1が経過した場合には(ステップS11:NO)、再加工であると判定し(ステップS12)、報知手段55により異常報知を行い、加工作業を終了する(ステップS14)。
また、実負荷電流W0と初回切削負荷電流W1との比較の結果、実負荷電流W0が初回切削負荷電流W1を超えたときには(ステップS10:YES)、初回切削完了記憶K1を1に更新する(ステップS13)。
そして、処理をステップS22に進める。
一方、ステップS15の処理では、PLC51は、現在が監視有効時間T2の期間内か判定する。
そして、期間内ではないときには(ステップS15:NO)、サイクルタイムを超えているか判定する(ステップS16)。そして、サイクルタイムを超えている場合には(ステップS16:YES)、報知手段55により異常報知を行い、加工作業を終了する(ステップS21)。また、サイクルタイムを超えていないときにはステップS15に処理を戻す。
一方、ステップS15で現在が監視有効時間T2の期間内と判定されたときには(ステップS15:YES)、負荷電流検知メータリレー53に対して実負荷電流W0と切削限界負荷電流W2との比較を要求する(ステップS17)。そして、その結果、実負荷電流W0が切削限界負荷電流W2を超えていないときには(ステップS17:NO)、現在が監視有効時間T2の期間内か判定する(ステップS18)。監視有効時間T2の期間内であれば(ステップS18:YES)、ステップS17に処理を戻す。また、実負荷電流W0が切削限界負荷電流W2を超えないまま、監視有効時間T2が経過した場合には(ステップS18:NO)、ブローチ11は正常であると判定し、刃具の正常状態記憶K2を1に更新する(ステップS19)。
そして、処理をステップS22に進める。
また、実負荷電流W0と切削限界負荷電流W2との比較の結果、実負荷電流W0が初回切削負荷電流W1を超えたときには(ステップS17:YES)、ブローチ11に異常があると判定し(ステップS20)、報知手段55により異常報知を行い、加工作業を終了する(ステップS21)。
ステップS22では、PLC51は、初回切削完了記憶K1を読み出し、再加工ではないことを示す判定結果(K1=1)であるか否かを判定する。そして、K1=0の場合には(ステップS22:NO)、ステップS8とステップS15に戻り、これらの処理を再び実行する。
そして、K1=1の場合には(ステップS22:YES)、PLC51は、刃具の正常状態記憶K2を読み出し、異常ではないことを示す判定結果(K2=1)であるか否かを判定する(ステップS23)。そして、K2=0の場合には(ステップS23:NO)、ステップS8とステップS15に戻り、これらの処理を再び実行する。
また、K2=1の場合には(ステップS23:YES)、PLC51は、一回目の加工であり、ブローチ11に異常もないものと判定し(ステップS24)、その後の加工動作を完了まで継続して実行し処理を終了する。
(実施形態の効果)
上記ブローチ加工装置10では、加工の開始から終了までの間で定められた監視有効時間T1において、PLC51が負荷電流検知メータリレー53を通じて、初回加工であれば到達し再加工であれば到達しない範囲で設定された初回切削負荷電流W1と実負荷電流W0とを比較することで再加工の実行を見つけることができる。
従って、黙視作業に依存せず、安定して高い信頼性で再加工の監視を行うことが可能となる。
また、上記ブローチ加工装置10では、加工の開始から終了までの間で定められた監視有効時間T2において、PLC51が負荷電流検知メータリレー53を通じて、正常なブローチであれば生じない切削限界負荷電流W2と実負荷電流W0とを比較することでブローチ11の異常を見つけることができる。
これにより、切削異常のよる不良ワークWを発見することが可能となる。
また、設定入力手段54により、監視有効時間T1,T2、初回切削負荷電流W1及び切削限界負荷電流W2を任意に設定することができるので、例えば、加工開始から終了までの間で負荷電流に顕著な傾向が現れる場合における当該負荷電流値を設定負荷電流として選択したり、負荷電流値の判定に顕著な傾向を示す期間を監視期間とし、或いは負荷電流の判定においてノイズや予定外の変動を生じにくい期間を選択する等、適正な期間と電流値の選択で、より精度良く再加工、或いはブローチの刃具の異常を発見することが可能となる。
(その他)
駆動モータ42は、例えばサーボモータのように、その出力トルクが負荷電流値で検出可能なあらゆる形式の電動機を使用しても良い。
また、上記ブローチ加工装置10では、加工時においてブローチ11のみが移動する構成としたが、これに限らず、ワークWが静止したブローチに対して移動して切削加工を行われる構成としても良いし、ブローチとワークWの双方が互いに切削が行われる方向に移動する構成としても良い。
また、ブローチ加工装置10では、孔部を有するワークWの内側の切削を行う場合を例示したが、これに限らず、孔部の有無にかかわらず、ワークの外側の切削も上記構成のブローチ加工装置10により行うことが可能である。ただし、ブローチは内側に刃具を有する筒状又は環状のものが使用される。なお、その場合も、ワーク台12上においてワークWの正確な位置決めと固定は不要である。
さらに、上記ブローチ加工装置10としてブローチ又はワークが上下方向に移動するいわゆる縦型のものを例示したが、ブローチ又はワークが水平方向に移動するいわゆる横型のブローチ加工装置についても、上述した再加工の監視及びブローチの異常検出の手法を用いても良い。
また、リフター装置20、切替装置30、ワーク台12における各動作の駆動源は、例示のものに限らず、エアシリンダ、電磁ソレノイド、電動機、その他その出力に応じて適正な駆動源を選択しても良いことは言うまでもない。
また、ブローチ牽引装置40のラム41の位置決めは近接センサ44,45の検出により行っているが、例えば、ブローチ加工装置をNC機器としてサーボモータを用いた数値制御でラムの位置決めを行っても良い。その他のリフター装置20、切替装置30、ワーク台12についても同様である。
また、ブローチ加工装置10では、監視期間としての監視有効時間T1及びT2を作業時の経過時間に基づいて定める構成としたが、切削時のブローチ11の上下位置に基づいて各時間T1,T2を定める構成としても良い。その場合、駆動モータ42の回転数の検出やラム42の上下位置を検出する位置検出センサなどを使用して時間T1,T2の開始と終了とを判断することが望ましい。また、その場合も、各時間T1,T2の設定は、試験等を行って統計的に定めることが望ましい。
発明の実施形態たるブローチ加工装置の全体の概略構成を示す斜視図である。 図1に開示したブローチの正面図である。 ブローチ加工装置の制御系を示すブロック図である。 ブローチ加工におけるタイミングチャートである。 ワークなしの状態でブローチを駆動モータの駆動により下降させた場合の負荷電流値の変化を示す線図である。 ワークに対する一回目の切削時におけるブローチを駆動モータの駆動により下降させた場合の負荷電流値の変化を示す線図である。 ワークに対する二回目の切削時におけるブローチを駆動モータの駆動により下降させた場合の負荷電流値の変化を示す線図である。 ワークに対する三回目の切削時におけるブローチを駆動モータの駆動により下降させた場合の負荷電流値の変化を示す線図である。 ワークに対する四回目の切削時におけるブローチを駆動モータの駆動により下降させた場合の負荷電流値の変化を示す線図である。 ブローチ加工装置のPLCが実行する加工作業の動作フローチャートである。 ブローチ加工装置のPLCが実行する図10の続きの動作フローチャートである。 ブローチ加工装置のPLCが実行する図10の続きの動作フローチャートである。 ブローチ加工装置のPLCが実行する図11と図12の続きの動作フローチャートである。
符号の説明
10 ブローチ加工装置
11 ブローチ
42 駆動モータ(駆動手段)
50 制御装置
51 PLC(再加工監視手段,異常状態監視手段)
53 負荷電流検知メータリレー(検出手段)
54 設定入力手段(期間設定手段,負荷電流設定手段)
T1,T2 監視有効時間(監視期間)
W ワーク
W0 実負荷電流
W1 初回切削負荷電流(設定負荷電流)
W2 切削限界電流(設定負荷電流)

Claims (6)

  1. ブローチとワークとの相対的な移動を行わせるための駆動手段と、前記駆動手段の実負荷電流値を検出する検出手段とを備え、前記ブローチとワークとの相対的な移動により当該ワークの内側又は外側を切削加工するブローチ加工装置であって、
    前記切削の開始から終了までの作業期間中に定められた監視期間において、前記検出手段により検出された前記駆動手段の実負荷電流と予め定められた設定負荷電流とを比較することにより、切削加工済みのワークに対する再加工の実行を監視する再加工監視手段とを備えることを特徴とするブローチ加工装置。
  2. 前記監視期間の開始から終了までの時期を任意に設定する期間設定手段と、
    前記設定負荷電流の値を任意に設定する負荷電流設定手段と、
    設定された監視期間と設定負荷電流値とを記憶する記憶手段とを備えることを特徴とする請求項1記載のブローチ加工装置。
  3. 前記記憶手段は、前記監視期間及び設定負荷電流値の組み合わせを少なくとも二種以上記憶し、
    前記再加工監視手段の監視に用いる前記監視期間及び設定負荷電流値の組み合わせ以外の組み合わせに基づいて、前記駆動手段の実負荷電流と予め定められた設定負荷電流とを比較することにより、切削加工時の異常の発生を監視する異常状態監視手段を備えることを特徴とする請求項2記載のブローチ加工装置。
  4. ブローチとワークとの相対的な移動を行わせるための駆動手段と、前記駆動手段の実負荷電流値を検出する検出手段とを備え、前記ブローチとワークとの相対的な移動により当該ワークの内側又は外側を切削加工するブローチ加工装置によるブローチ加工方法であって、
    前記切削の開始から終了までの作業期間中に定められた監視期間において、前記検出手段により検出された前記駆動手段の実負荷電流と予め定められた設定負荷電流とを比較することにより、切削加工済みのワークに対する再加工の実行を監視する再加工監視工程を備えることを特徴とするブローチ加工方法。
  5. 前記再加工監視工程では、任意に設定された前記監視期間の開始から終了までの時期及び任意に設定された設定負荷電流の値により再加工の発生の監視を行うことを特徴とする請求項4記載のブローチ加工方法。
  6. 前記監視期間及び設定負荷電流の組み合わせを少なくとも二種以上設定し、
    前記再加工監視工程での監視に用いる前記監視期間及び設定負荷電流の組み合わせ以外の組み合わせに基づいて、前記駆動手段の実負荷電流と予め定められた設定負荷電流とを比較することにより、切削加工時の異常の発生を監視する異常状態監視工程を備えることを特徴とする請求項5記載のブローチ加工方法。
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