JP2007167175A - 洗濯機 - Google Patents

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松井 正一
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Abstract

【課題】洗濯物の洗濯状態との高い相関関係が得られ、洗濯効率を向上させた洗濯機を提供すること。
【解決手段】内部に洗濯物を入れて回転軸の軸回りで回転するスピンバスケット4と、前記スピンバスケット4が発生する振動音響信号を検出するマイク15と、マイク15による検出結果とあらかじめ設定されている洗濯状態を示す基準データとを比較する比較部と、前記比較部の比較結果に基づいて前記洗濯物の洗濯状態を制御するバスケット回転制御部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば洗濯物の材質などに応じて洗濯状態を調整可能な洗濯機に関する。
ドラム式洗濯機の洗濯工程において、スピンバスケット内に入れられた洗濯物をリフタでかき上げた後、落下させてスピンバスケットに衝突させるたたき洗いが行われている。このたたき洗いは、より強く洗濯物をスピンバスケットに衝突させることで洗浄効果を高めることができるが、衝突時に発生する洗濯物同士の摩擦や洗濯物とスピンバスケットとの摩擦による洗濯物の布損傷度が大きくなるという特徴を有している。
ところで、洗濯機には、洗濯物の汚れを効率的に除去したい場合や、布損傷度の低い状態で洗濯を行いたい場合など、洗濯物に応じて洗浄効果や洗濯物の布損傷度などの洗濯効果が所望の結果となるように、洗濯状態を可変とすることが望まれている。
そこで、洗濯物のたたき洗いの状態を検出し、最適なたたき洗い状態となるようにスピンバスケットの回転速度などを制御する洗濯機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この洗濯機では、スピンバスケットを回転させる回転モータの駆動電流や回転数の変化を検出することで洗濯物の洗濯状態を判断し、所望の駆動電流や回転数とすることで、たたき洗い状態を最適化することが記載されている。
特開2004−350983号公報
しかしながら、上記従来の洗濯機には、以下の課題が残されている。すなわち、上記従来の洗濯機においては、スピンバスケットを回転させるモータの回転数の変動やモータ中に流れる電流を検知しているため、必ずしも洗濯物の洗濯状態との高い相関関係が得られるとは限らないという問題がある。特に、ドラム型洗濯機に特有のたたき洗い状態の検出において、十分なたたき洗い状態の検出精度が得られないという問題がある。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、洗濯物の洗濯状態との高い相関関係が得られ、洗濯効率を向上させた洗濯機を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明の洗濯機は、内部に洗濯物を入れて回転軸の軸回りで回転するスピンバスケットと、前記スピンバスケットが発生する振動音響信号を検出する振動音響検出手段と、該振動音響検出手段による検出結果とあらかじめ設定されている洗濯状態を示す基準データとを比較する比較手段と、該比較手段の比較結果に基づいて前記洗濯物の洗濯状態を制御する洗濯状態制御手段とを備えることを特徴とする。
この発明では、洗濯物とスピンバスケットとが衝突する際に発生する振動音響信号を検出することで、スピンバスケットを回転駆動させるモータの駆動電流や回転数を検出することと比較して、洗濯物のたたき洗い状態を精度よく検出できる。したがって、洗濯物のたたき洗い状態と高い相関関係が得られ、洗濯状態の精度のよい制御を行うことができる。
すなわち、スピンバスケットの回転によって掻きあげられた洗濯物は、スピンバスケットから落下してスピンバスケットの下部に衝突する。ここで、この衝突時に振動に伴う音響信号が発生する。この振動音響は、洗濯物の材質やスピンバスケットからの落下する直前の位置エネルギーなどによって定められており、洗濯物のたたき洗い状態と高い相関関係を有している。そこで、あらかじめ洗濯物に応じて最適なたたき洗い状態を示す振動音響を基準データとして設定しておき、この基準データと検出した振動音響とを比較してこれらに基づいてたたき洗い状態を制御する。これにより、洗濯物に応じて洗浄状態及び布損傷度を最適化することができる。
このように、洗濯物のたたき洗い状態と高い相関関係を有する衝突時における振動音響を利用しているので、精度のよい洗濯状態の検出ができると共に、洗濯物に応じた洗濯効率を高めることができる。
本発明の洗濯機によれば、振動音響信号を検出することによりたたき洗い状態を算出することで、実際のたたき洗い状態と高い相関関係が得られ、洗濯状態の制御が精度よく行える。したがって、洗濯物に応じて洗浄状態及び布損傷度を最適化して、洗濯物に応じた洗濯効率を向上させることができる。
以下、本発明にかかる洗濯機の一実施形態を、図を参照しながら説明する。
本実施形態における洗濯機1は、洗濯工程、脱水工程及び乾燥工程を行うことが可能なドラム式洗濯機である。そして、洗濯機1は、図1及び図2に示すように、筐体2と、筐体2の内部に配置されたタブ3と、タブ3の内部に配置されたスピンバスケット4と、スピンバスケット4を回転軸Aの軸回りで回転させるバスケット回転用モータ5と、スピンバスケット4内に温風を供給する乾燥手段6と、スピンバスケット4に対する注排水を行う注排水手段7と、これらを制御する制御部8とを備えている。
タブ3は、有底円筒状を有しており、その中心軸が水平面とほぼ平行であって開口が形成されており、その開口端において扉13と弾性支持体によって接続されている。また、タブ3は、筐体2の内部においてバネ11やダンパ12によって吊り下げ支持されている。そして、タブ3の開口端は、筐体2の前面に設けられた扉13によって開閉可能となっている。
また、タブ3の後端には、スピンバスケット4の後述する主軸21を回転可能に片持ち状態で支持する軸受14が設けられている。
さらに、タブ3の下部には、スピンバスケット4と洗濯物との衝突時において発生する振動音響を検出するマイク(振動音響検出手段)15が設けられている。このマイク15は、例えばコンデンサマイクによって構成されており、取得した振動音響情報を制御部8の後述する音響信号分析部52に出力する構成となっている。
スピンバスケット4は、タブ3と同様に有底円筒状を有しており、その中心軸である回転軸Aがタブ3の中心軸と一致するように配置されている。また、スピンバスケット4は、その後方端にスピンバスケット4を回転軸Aの軸回りで回転可能とする主軸21が設けられている。そして、スピンバスケット4は、この主軸21がタブ3の軸受14によって軸支されている。
また、スピンバスケット4の内周面には、周方向等間隔で4箇所にリフタ22が配設されている。このリフタ22は、スピンバスケット4の前方部から後方部にわたって回転軸Aと平行となるように形成された突条であって、スピンバスケット4の回転に伴って洗濯物をかき上げる構成となっている。
さらに、スピンバスケット4には、スピンバスケット4の内部とタブ3とを連通する貫通孔である通水孔23が複数形成されている。そして、スピンバスケット4は、洗濯時にはこの通水孔23を介して、タブ3に注水された水をスピンバスケット4内に供給し、一方、脱水時には洗濯物から脱水された水をスピンバスケット4からタブ3に飛散させる構成となっている。
バスケット回転用モータ5は、例えばDCモータであって、主軸21をその軸心の軸回りで回転させる構成となっており、制御部8の後述するバスケット回転制御部51によって回転制御されている。
乾燥手段6は、タブ3の上方に設けられており、ヒータ31と、ファン32と、ファン32を回転させるファン回転用モータ33とを備えており、ヒータ31とファン32とによって温風を形成する。また、乾燥手段6は、一端がスピンバスケット4の後端に臨み、他端がスピンバスケット4の前端に臨むダクト34を備えており、形成された温風をスピンバスケット4の後端からスピンバスケット4内に送り出し、スピンバスケット4の前端からダクト34内に送り込む構成となっている。
注排水手段7は、タブ3内に注水する注水管41と、注水管41に設けられた注水用バルブ42と、タブ3から排水する排水管43と、排水管43に設けられた排水用バルブ44とを備えている。
注水管41は、洗濯機1の外部に設けられている水道管とタブ3の後端とを接続しており、タブ3及びスピンバスケット4に形成された通水孔23を介してスピンバスケット4内に水を供給するように構成されている。
また、排水管43は、一端がタブ3の下部に接続されており、タブ3及び通水孔23を介してスピンバスケット4内の水を排水するように構成されている。
制御部8は、バスケット回転用モータ5の回転を制御するバスケット回転制御部(洗濯状態制御手段)51と、マイク15で検出した振動音響を分析する音響信号分析部52と、後述する操作パネル57によって設定された洗濯条件から基準データを生成する基準データ生成部53と、洗濯状態と基準データとを比較する比較部(比較手段)54と、乾燥工程においてスピンバスケット4内に温風を循環させる乾燥制御部55と、注排水を制御する注排水制御部56とを備えている。
音響信号分析部52は、振動音響信号を分析して音響信号を生成し、比較部54に出力する構成となっている。
基準データ生成部53は、洗濯物の材質や量などに応じて最適な洗濯状態を示す音響信号である基準データを複数格納されたメモリ(図示略)を有しており、上記操作パネル57からの操作によって複数の基準データのうちの1つを選択する構成となっている。そして、基準データ生成部53は、その選択した1つの基準データを比較部54に出力する構成となっている。すなわち、基準データ生成部53では、上記操作パネル57で入力された洗濯条件に応じた基準データが設定される。
比較部54は、検出した音響信号と基準データとを比較し、音響信号と基準データから洗濯物の洗濯状態を判別して最適な洗濯状態とするためのスピンバスケット4の回転数を算出する構成となっている。そして、比較部54は、導出したスピンバスケット4の回転数をバスケット回転制御部51に出力する構成となっている。
また、筐体2の上部には、操作パネル57が設けられており、洗濯物の材質や量などに応じた洗濯工程や脱水工程、乾燥工程の選択などを行うことができるように構成されている。
次に、このような構成の洗濯機1による洗濯物の洗濯方法について説明する。
まず、扉13を開状態としてスピンバスケット4内に洗濯物を投入し、扉13を閉状態とする。そして、操作パネル57で所定の操作を行うことにより洗濯工程を開始する。
これは、注排水制御部56が、注水用バルブ42を開状態として注水管41からスピンバスケット4内に水を供給し、所定量の注水後に注水用バルブ42を閉状態として水の供給を停止する。そして、バスケット回転制御部51が、スピンバスケット4を回転軸Aの軸回りで所定の回転運動となるように回転させる。このとき、リフタ22がスピンバスケット4の回転に伴って洗濯物をかき上げる。そして、リフタ22で掻きあげられた洗濯物がスピンバスケット4の上部において落下してスピンバスケット4の下部に衝突する。これにより、たたき洗いが行われる。なお、スピンバスケット4内には洗剤が適宜供給されている。
ここで、洗濯物をかき上げた後にスピンバスケット4と衝突させたときにおける振動音響をマイク15で検出し、この検出結果に基づいてスピンバスケット4の回転を調整することにより、洗濯物に応じた最適なたたき洗い状態が得られている。このスピンバスケット4の回転の制御方法については後述する。
所定の回転運動の終了後、注排水制御部56が、排水用バルブ44を開状態として排水管43からスピンバスケット4内の水を排水した後、排水用バルブ44を閉状態とする。そして、再びスピンバスケット4内に水を供給した状態で回転運動を行った後、スピンバスケット4内の水を排水することで、すすぎ処理を行う。
続いて、洗濯物に含まれる水を排水する脱水工程を行う。これは、バスケット回転制御部51がスピンバスケット4を回転軸Aの軸回りで所定の回転速度となるように回転させる。また、注排水制御部56は、排水用バルブ44を開状態としておく。これにより、洗濯物に含まれる水が、スピンバスケット4の回転によって発生する遠心力によって通水孔23を介してタブ3に飛散される。そして、タブ3に飛散された水を、排水管43を介して排水する。
そして、洗濯物を乾燥する乾燥工程を行う。これは、乾燥制御部55がファン32を所定の回転速度となるように回転させ、ヒータ31によりダクト34内を加熱する。これにより、ダクト34からスピンバスケット4内に温風が送り出され、この温風が洗濯物を加熱すると共に洗濯物中に含まれる水分を奪う。このとき、バスケット回転制御部51がスピンバスケット4を回転軸Aの軸回りで適宜回転させることで、乾燥手段6による洗濯物の乾燥が効率よく行われる。乾燥工程の終了後、扉13を開状態としてスピンバスケット4内の洗濯物を回収する。
以上のようにして、洗濯機1により洗濯物の洗濯を行う。
次に、洗濯工程におけるスピンバスケット4の回転の制御方法について詳細に説明する。
洗濯工程では、最初に、操作パネル57でスピンバスケット4内に投入した洗濯物の材質や量、所望する洗浄状態(例えば、洗濯物の汚れを効率的に除去したいときには強いたたき洗い、デリケートな衣類を洗いたいときには弱いたたき洗い)などを設定する。そして、基準データ生成部53では、選択した材質や量、洗浄状態に基づいて、格納された複数の基準データの中から操作パネル57で設定された条件に該当する最適なたたき洗い状態を示す1つの基準データを選択する。その後、基準データ生成部53は、選択した基準データを比較部54に出力する。
次に、スピンバスケット4を回転させて洗濯物の洗濯を開始すると、マイク15が洗濯時に発生する振動音響を検出し、音響信号分析部52に出力する。そして、音響信号分析部52は、検出した振動音響から音響信号を生成し、比較部54に出力する。ここで、マイク15では、例えば、図3に示すような振動音響が検出される。この図において、時間T1は、リフタ22によってかき上げられた洗濯物が落下し、スピンバスケット4と衝突した状態を示している。また、期間T2は、バスケット回転制御部51がスピンバスケット4の回転方向を反転させる前の一時停止状態を示している。
図3に示すように、時間T1においては、1kHz〜5kHzに洗濯物がスピンバスケット4と衝突することによって発生する特有の周波数成分が認められる。この周波数成分は、洗濯物の材質や量、リフタ22でかき上げられて落下する直前の洗濯物の位置エネルギー、スピンバスケット4の回転数などによって定められるものである。すなわち、音響信号は、洗濯物の材質や量、位置エネルギー、スピンバスケット4の回転数などによって定められており、洗濯物のたたき洗い状態と高い相関関係を有している。ここで、例えば、リフタ22でかき上げられた際の位置エネルギーが高い場合には高い周波数成分の信号強度が高くなり、位置エネルギーが低い場合には低い周波数成分の信号強度が高くなる。
したがって、洗濯物のたたき洗い状態と高い相関関係を有する振動音響を検出することで、洗濯物のたたき洗い状態が精度よく検出される。なお、洗濯工程時で発生する暗騒音の影響を防ぐために、音響信号として1kHz程度以上の周波数成分を用いることが好ましい。
続いて、比較部54は、音響信号分析部52からの音響信号と、基準データ生成部53からの基準データとを比較し、音響信号と基準データから洗濯物のたたき洗い状態を判別して最適なたたき洗い状態とするためのスピンバスケット4の回転数を算出する。そして、比較部54は、算出したスピンバスケット4の回転数をバスケット回転制御部51に出力する。
その後、バスケット回転制御部51は、導出した回転数となるようにバスケット回転用モータ5を回転させる。そして、マイク15はリフタ22によってかき上げられた洗濯物がスピンバスケット4と衝突した際に発生する振動音響を検出し、上述と同様に、音響信号と基準データとを比較してスピンバスケット4の新たな回転数を導出する。以上のようにして、スピンバスケット4の回転数を制御しながら洗濯工程を行う。
このように構成された洗濯機1によれば、マイク15で振動音響を検出することにより洗濯物のたたき洗い状態を算出することで、バスケット回転用モータ5の駆動電流や回転数を検出することによりたたき洗い状態を算出することと比較して、実際のたたき洗い状態と高い相関関係が得られ、洗濯状態の制御が精度よく行える。したがって、洗濯物に材質など応じて洗浄状態及び布損傷度などの洗濯効果を最適化して、洗濯効率を向上させることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、振動音響検出手段としてマイク15を用いているが、洗濯機の警告音発生器として通常に用いられている圧電ブザーを用いて振動音響信号を検出してもよい。このように圧電ブザーをセンサとして用いることで、洗濯機1の製造コストの削減が図れる。また、振動音響検出手段は、振動音響や振動信号を検出することができれば、マイク15や圧電ブザーに限られない。
また、検出した音響信号と基準データとを比較してスピンバスケット4の回転速度を制御しているが、スピンバスケット4内への注排水を行うなど、他の方法によって洗濯物の洗濯状態を制御してもよく、これらの制御を適宜組み合わせてもよい。
また、洗濯工程において、操作パネル57により洗濯物の材質や量、所望する洗浄状態を入力し、基準データ生成部53がこの入力に基づいて複数の基準データの中から1つを選択しているが、操作パネル57による入力を行わずに基準データ生成部53でこれらを判別して基準データを生成する構成としてもよい。この場合、例えば以下のようにして洗濯物の材質などを判別してもよい。まず、洗濯工程において、スピンバスケット4内に洗濯物を投入した後、スピンバスケット4に注水する前にスピンバスケット4を回転させる。そして、洗濯物とスピンバスケットとが衝突した際の振動音響をマイク15で検出し、上述と同様に音響信号から洗濯物の材質や量を算出する。以上のようにして、洗濯物の材質などを判別し、判別結果から基準データを自動的に生成する。ここで、スピンバスケット4の回転時におけるバスケット回転用モータ5の駆動電流や回転数に基づいて洗濯物の材質や量などを算出してもよい。また、操作パネル57により入力する構成と基準データ生成部53が判別する構成とを組み合わせてもよい。
また、乾燥手段6が設けられているが、乾燥手段6を設けない構成としてもよい。
また、スピンバスケット4の主軸21がバスケット回転用モータ5によって直接回転されているが、ベルトやプーリーなどによって構成されてバスケット回転用モータの回転を伝達するベルト伝達機構を介して主軸21を回転させる構成としてもよい。
同様に、ファン回転用モータ33も、上述のようなベルト伝達機構を介してファン32を回転させる構成としてもよい。
本発明の一実施形態における洗濯機を示す断面図である。 図1の洗濯機を示すブロック図である。 マイクで検出した振動音響の周波数に対する強度分布を示す図である。
符号の説明
1 洗濯機
4 スピンバスケット
15 マイク(振動音響検出手段)
51 バスケット回転制御部(洗濯状態制御手段)
54 比較部(比較手段)

Claims (3)

  1. 内部に洗濯物を入れて回転軸の軸回りで回転するスピンバスケットと、
    前記スピンバスケットが発生する振動音響信号を検出する振動音響検出手段と、
    該振動音響検出手段による検出結果とあらかじめ設定されている洗濯状態を示す基準データとを比較する比較手段と、
    該比較手段の比較結果に基づいて前記洗濯物の洗濯状態を制御する洗濯状態制御手段とを備えることを特徴とする洗濯機。
  2. 前記洗濯状態制御手段が、前記スピンバスケットの回転を制御することを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記振動音響検出手段が、振動音を検出するマイクであることを特徴とする請求項1または2に記載の洗濯機。
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