JP2007166300A - 無線パケット通信方法および無線パケット通信システム - Google Patents

無線パケット通信方法および無線パケット通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】 異種ネットワークに接続される複数の無線端末から同一情報を有するパケットが重複送信されることを禁止する。
【解決手段】 異種ネットワークにそれぞれ接続された無線端末は、基幹ネットワークに接続される宛先端末に送信する送信ファイルからそれぞれ同一情報を有するパケットを生成し、各無線端末が所定の順番で当該パケットを送信する無線パケット通信方法において、複数のネットワークのうち第1のネットワークに接続される第1の無線端末は、宛先端末に対してパケットを送信し、複数のネットワークのうち第2のネットワークに接続される第2の無線端末は、第1の無線端末のパケットの送信結果を取得し、パケット送信が成功した場合にパケットを削除し、パケット送信が失敗した場合に宛先端末に対して前記パケットを送信する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、複数の無線端末がそれぞれ異なるシステムのネットワーク(異種ネットワーク)に接続され、互いに独立にパケットの送信を行う無線パケット通信方法および無線パケット通信システムに関する。なお、本明細書では、異種ネットワークに接続される無線端末として、移動体通信網に接続される携帯電話端末と、無線LANに接続される無線LAN端末を例に説明するが、ネットワークの種類および無線端末の種類はそれに限定されるものではない。また、異種ネットワークに接続される無線端末は互いに直接接続はできないが、その上位にある基幹ネットワーク(インターネット)を介してパケットの送受信が可能になっている。
無線パケット通信は、携帯電話や無線LANなどの様々なシステムで採用されている通信形態である。携帯電話の規格は、IMT-2000勧告に基づく3GPPや3GPP2 で制定されている(非特許文献1)。無線LANの規格は、IEEE802.11委員会で標準化が進められ、IEEE802.11規格として制定されている(非特許文献2)。
ここで、無線LANの利用が普及し、その一方で携帯電話を所有する人が増える状況において、ある送信ファイルをインターネット側に送信する際に、無線LANのサービスエリア内では無線LAN端末から高速回線を介してパケットを送信し、無線LANのサービスエリア外では携帯電話端末から低速回線を介して同一情報を有するパケットを送信するといった、異種ネットワークを補完的に利用して確実にパケット送信を行う利用形態が提案されている。
新版 移動無線ハンドブック、オーム社、2000年11月 IEEE802.11, "Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical (PHY) Layer Specifications", August 1999
無線LAN端末と携帯電話端末を所有するユーザが、送信ファイルを所定の宛先端末に送信しようとする際に、無線LAN端末および携帯電話端末がそれぞれ送信ファイルからパケットを生成し、同時または時間差を設けて送信しようとする場合を想定する。ここで、ユーザが無線LANのサービスエリア外にいれば、無線LAN端末からのパケット送信は失敗し、携帯電話端末のみからパケットが送信され、宛先端末には1つのパケットのみが受信される。しかし、ユーザが無線LANのサービスエリア内にいれば、無線LAN端末と携帯電話端末の両方から同一情報を有するパケットが送信されることになる。すなわち、1つの送信ファイルから生成された同一情報を有するパケットが重複して送信され、宛先端末に同一情報を有するパケットが重複して受信されることになり、不要なトラヒックが増加する問題がある。
ところが、従来の無線パケット通信システムでは、このような異種ネットワークに接続される複数の無線端末から同一情報を有するパケットが重複送信されることは想定していないため、それを防ぐ機能も設けられていない。
本発明は、異種ネットワークに接続される複数の無線端末から同一情報を有するパケットが重複送信されることを禁止することができる無線パケット通信方法および無線パケット通信システムを提供することを目的とする。
第1の発明は、ゲートウェイを介して基幹ネットワークに相互接続された互いに異なるシステムの複数のネットワーク(異種ネットワーク)があり、各ネットワークにそれぞれ接続された無線端末は、基幹ネットワークに接続される宛先端末に送信する送信ファイルからそれぞれ同一情報を有するパケットを生成し、各無線端末が所定の順番で当該パケットを送信する無線パケット通信方法において、複数のネットワークのうち第1のネットワークに接続される第1の無線端末は、宛先端末に対してパケットを送信し、複数のネットワークのうち第2のネットワークに接続される第2の無線端末は、第1の無線端末のパケットの送信結果を取得し、パケット送信が成功した場合にパケットを削除し、パケット送信が失敗した場合に宛先端末に対して前記パケットを送信する。
ここで、基幹ネットワークに管理装置を接続し、第1の無線端末は、管理装置を経由して宛先端末に対してパケットを送信し、管理装置は、宛先端末に送信するパケットの中継処理を行うとともに、パケットの送信が成功した場合にそのパケットに関する情報を登録し、第2の無線端末は、宛先端末に送信するパケットを生成してから所定時間待機した後に、管理装置に対してパケットに関する情報の登録状況を問い合わせてパケットの送信結果を取得するようにしてもよい。
この場合に、第1の無線端末と第2の無線端末は、宛先端末に送信する送信ファイルからそれぞれパケットを生成するときに、共通のパケット固有番号を生成するか、送信ファイルとともに共通のパケット固有番号が与えられ、管理装置は、パケットの送信成功の場合に登録するパケットに関する情報としてパケット固有番号を用い、第2の無線端末は、管理装置に登録されたパケット固有番号と、自端末におけるパケット固有番号との照合により、パケットの送信結果を取得するようにしてもよい。
また、基幹ネットワークに管理装置を接続し、第1の無線端末は、宛先端末に対してパケットを送信し、送信成功の場合に送信完了通知パケットを生成し、管理装置を経由して第2の無線端末に送信し、管理装置は、第2の無線端末に送信する送信完了通知パケットの中継処理を行い、第2の無線端末は、宛先端末に送信するパケットを生成してから所定時間以内に送信完了通知パケットの受信を確認してパケットの送信結果を取得するようにしてもよい。
この場合に、第1の無線端末と第2の無線端末は、宛先端末に送信する送信ファイルからそれぞれパケットを生成するときに、共通のパケット固有番号を生成するか、送信ファイルとともに共通のパケット固有番号が与えられ、第1の無線端末は、パケットの送信成功の場合に送信する送信完了通知パケットにパケット固有番号を記載し、第2の無線端末は、送信完了通知パケットに記載されたパケット固有番号と、自端末におけるパケット固有番号との照合により、パケットの送信結果を取得するようにしてもよい。
また、複数のネットワークにそれぞれ接続される無線端末は、ネットワークの伝送速度の早い順または通信料金の安い順に、第1の無線端末および第2の無線端末としてパケットの送信順位が設定されるようにする。
第2の発明は、ゲートウェイを介して基幹ネットワークに相互接続された互いに異なるシステムの複数のネットワーク(異種ネットワーク)があり、各ネットワークにそれぞれ接続された無線端末は、基幹ネットワークに接続される宛先端末に送信する送信ファイルからそれぞれ同一情報を有するパケットを生成し、各無線端末が所定の順番で当該パケットを送信する無線パケット通信システムにおいて、複数のネットワークのうち第1のネットワークに接続される第1の無線端末は、宛先端末に対してパケットを送信する構成であり、複数のネットワークのうち第2のネットワークに接続される第2の無線端末は、第1の無線端末のパケットの送信結果を取得し、パケット送信が成功した場合にパケットを削除し、パケット送信が失敗した場合に宛先端末に対して前記パケットを送信する構成である。
ここで、基幹ネットワークに管理装置を接続し、第1の無線端末は、管理装置を経由して宛先端末に対してパケットを送信する構成であり、管理装置は、宛先端末に送信するパケットの中継処理を行うとともに、パケットの送信が成功した場合にそのパケットに関する情報を登録する構成であり、第2の無線端末は、宛先端末に送信するパケットを生成してから所定時間待機した後に、管理装置に対してパケットに関する情報の登録状況を問い合わせてパケットの送信結果を取得する構成としてもよい。
また、基幹ネットワークに管理装置を接続し、第1の無線端末は、宛先端末に対してパケットを送信し、送信成功の場合に送信完了通知パケットを生成し、管理装置を経由して第2の無線端末に送信する構成であり、管理装置は、第2の無線端末に送信する送信完了通知パケットの中継処理を行う構成であり、第2の無線端末は、宛先端末に送信するパケットを生成してから所定時間以内に送信完了通知パケットの受信を確認してパケットの送信結果を取得する構成としてもよい。
本発明では、複数の異種ネットワークにそれぞれ接続される複数の無線端末から同一情報を有するパケットを送信する場合に、最初の無線端末からのパケット送信が成功したときに、その送信結果情報を次の無線端末が取得して同一情報を有するパケットの送信を禁止することができる。これにより、異種ネットワークの無線端末間の通信状況を常に把握することなく、同一情報を有するパケットが重複して送信される事態を回避し、不要なトラヒックの増加を回避することができる。また、最初の無線端末からのパケット送信が失敗した場合には、次の無線端末がパケット送信を行うことができるので、同一情報を有するパケットが重複して送信される事態を回避しながら、確実な送信を実現することができる。
さらに、各無線端末の送信する順番として、それぞれ接続されるネットワークの伝送速度の早い順または通信料金の安い順に設定することにより、効率的かつ安価で確実なパケット送信が可能になる。
(無線パケット通信システムの構成例)
図1は、本発明の無線パケット通信システムの構成例を示す。図において、無線端末11および無線端末12は、それぞれ異なるシステムのネットワーク(異種ネットワーク)13,14に接続される。ここでは、ネットワーク13および無線端末11を無線LANおよび無線LAN端末と想定し、ネットワーク14および無線端末12を移動体通信網および携帯電話端末と想定する。各ネットワーク13,14は、それぞれゲートウェイ15,16を介して基幹ネットワーク17であるインターネットに接続される。基幹ネットワーク17には、本発明で使用する管理装置18および宛先端末19が接続される。無線端末11と無線端末12は、直接には通信ができないが、基幹ネットワーク17を介して相互に、また管理装置18あるいは宛先端末19との間でパケットを送受信できるものとする。なお、ここでは宛先端末19は基幹ネットワーク17に接続されるとしたが、基幹ネットワーク17からさらに他のネットワークを介して接続されるものであってもよい。
(無線パケット通信方法の第1の実施形態)
図2は、本発明の第1の実施形態で用いるパケットの構成例を示す。図3は、本発明の第1の実施形態の送信シーケンス(パターン1)を示す。ここでは、図1に示すシステム構成において、無線端末11,12にパケット送信の優先順位を予め決め、優先順位の高い無線端末11から先にデータパケットを送信するものとする。
まず、無線端末11,12は、宛先端末19に送信するための送信ファイルが入力されたときに、同一の宛先アドレスおよびデータ本体を有するデータパケットa,cを生成し、さらに宛先アドレスや送信ファイルの内容などに応じた所定の計算アルゴリズムに基づいて共通のパケット固有番号を生成する。あるいは、送信ファイルとともに共通のパケット固有番号を外部から与えるようにしてもよい。データパケットaは、図2(1) に示すように、宛先アドレスとして管理装置18のアドレス、送信元アドレスとして無線端末11のアドレス、情報部から構成される。情報部は、宛先アドレスとして宛先端末19のアドレス、パケット固有番号、データ本体から構成される。データパケットcは、図2(3) に示すように、宛先アドレスとして宛先端末19のアドレス、送信元アドレスとして無線端末11のアドレス、データ本体から構成される。
無線端末11は、管理装置18を宛先とするデータパケットaを送信する。データパケットaを受信した管理装置18は、ACKを無線端末11に返信するとともに、データパケットaの情報部に設定されている宛先アドレスおよびデータ本体に基づいて、宛先端末19を宛先とするデータパケットbを生成して送信する。データパケットbは、図2(2) に示すように、宛先アドレスとして宛先端末19のアドレス、送信元アドレスとして管理装置18のアドレス、データパケットaの情報部にあるデータ本体から構成される。管理装置18は、データパケットbを受信した宛先端末19から返信されたACKを受信すると、データパケットaの情報部にあるパケット固有番号を登録する。以上により、無線端末11から宛先端末19へのパケット送信が完了する。
一方、無線端末12は、データパケットcを生成してから所定時間tだけ待機し、管理装置18に対してパケット固有番号の登録確認を行うための送信状況要求信号を送信する。管理装置18は、この送信状況要求信号に対して登録しているパケット固有番号を含む送信状況応答信号を無線端末12に送信する。無線端末12は、送信状況応答信号に含まれるパケット固有番号と、自身がデータパケットcの生成時に得たパケット固有番号を照合する。そして、パケット固有番号の一致を確認した場合には、データパケットcと同一のデータ本体を有するデータパケットaがすでに無線端末11から送信済みであると判断し、データパケットcを削除して送信処理を終了する。これにより、宛先端末19に対するデータパケットが重複して送信される事態を回避することができる。
図4は、本発明の第1の実施形態の送信シーケンス(パターン2)を示す。ここでは、無線端末11から送信されたデータパケットaが管理装置18に届かなかったり、管理装置18から送信されたデータパケットbが宛先端末19に届かない場合の処理について説明する。
無線端末11は、管理装置18を宛先とするデータパケットaを送信する。ここで、無線端末11は、データパケットaが管理装置18に正常に受信されなかったためにACKが返信されない場合に、管理装置18からのACKを確認するまでデータパケットaの再送を繰り返す。無線端末11は、データパケットaの再送を所定回数繰り返すか所定時間経過しても成功しなかった場合には、データパケットaを削除して送信処理を終了する。また、無線端末11から管理装置18へのデータパケットaの送信は成功したものの、管理装置18から宛先端末19へのデータパケットbの送信が成功せず、管理装置18がデータパケットbの再送を所定回数繰り返すか所定時間経過しても成功しなかった場合には、データパケットbを削除して送信処理を終了する。以上の2つの場合には、無線端末11から宛先端末19へのデータパケットの送信は失敗しており、管理装置18にデータパケットaのパケット固有番号が登録されることはない。
一方、無線端末12は、データパケットcを生成してから所定時間tだけ待機し、管理装置18に対してパケット固有番号の登録確認を行うための送信状況要求信号を送信する。管理装置18は、送信状況要求信号に対して登録しているパケット固有番号を含む送信状況応答信号を無線端末12に送信するが、上記の場合には無線端末11から送信されたデータパケットaに対応するパケット固有番号を登録していないので、そのパケット固有番号は送信状況応答信号に含まれない。無線端末12は、送信状況応答信号に含まれるパケット固有番号と、自身がデータパケットcの生成時に得たパケット固有番号を照合する。そして、パケット固有番号の一致を確認できない場合には、データパケットaが無線端末11から未送信であると判断し、無線端末12は宛先端末19を宛先とするデータパケットcを送信し、宛先端末19からのACKを受信して送信処理を終了する。これにより、宛先端末19に対するデータパケットが重複して送信される事態を回避しながら、確実な送信を実現することができる。
なお、無線端末12から管理装置18に送信する送信状況要求信号にデータパケットcのパケット固有番号を入れ、管理装置18で登録しているパケット固有番号と照合し、管理装置18が一致(送信済み)または不一致(未送信)を示す情報を含む送信状況応答信号を送信するようにしてもよい。この場合には、無線端末12は未送信情報を含む送信状況応答信号を受信した場合にデータパケットcの送信を行うようにする。
(無線パケット通信方法の第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態で用いるパケットの構成例を示す。図6は、本発明の第2の実施形態の送信シーケンス(パターン1)を示す。ここでは、図1に示すシステム構成において、無線端末11,12にパケット送信の優先順位を予め決め、優先順位の高い無線端末11から先にデータパケットを送信するものとする。
まず、無線端末11,12は、宛先端末19に送信するための送信ファイルが入力されたときに、同一の宛先アドレスおよびデータ本体を有するデータパケットd,eを生成し、さらに宛先アドレスや送信ファイルの内容などに応じた所定のアルゴリズムに基づいて共通のパケット固有番号を生成する。あるいは、送信ファイルとともに共通のパケット固有番号を外部から与えるようにしてもよい。データパケットdは、図5(1) に示すように、宛先アドレスとして宛先端末19のアドレス、送信元アドレスとして無線端末11のアドレス、データ本体から構成される。データパケットeは、図5(2) に示すように、宛先アドレスとして宛先端末19のアドレス、送信元アドレスとして無線端末12のアドレス、データ本体から構成される。
無線端末11は、宛先端末19を宛先とするデータパケットdを送信する。無線端末11は、データパケットdを受信した宛先端末19から送信されたACKを受信すると、管理装置18を宛先とする送信完了通知パケットfを送信する。送信完了通知パケットfは、図5(3) に示すように、宛先アドレスとして管理装置18のアドレス、送信元アドレスとして無線端末11のアドレス、送信完了通知先アドレスとして無線端末12のアドレスおよびパケット固有番号から構成される。管理装置18は送信完了通知パケットfを受信すると、送信完了通知先アドレスで指定された無線端末12を宛先として送信完了通知パケットgを送信する。送信完了通知パケットgは、図5(4) に示すように、宛先アドレスとして無線端末12のアドレス、送信元アドレスとして管理装置18のアドレス、パケット固有番号から構成される。
無線端末12は、データパケットeを生成してから所定時間tが経過するまでに送信完了通知パケットgを受信した場合には、送信完了通知パケットgに含まれるパケット固有番号と、自身がデータパケットeの生成時に得たパケット固有番号を照合する。そして、パケット固有番号の一致を確認した場合には、データパケットdがすでに無線端末11から送信済みであると判断し、自身のデータパケットeを削除して送信処理を終了する。これにより、無線端末12は無線端末11からのデータパケットdの送信成功を速やかに把握できるとともに、宛先端末19に対する同一情報を有するパケットが重複して送信される事態を回避することができる。
図7は、本発明の第2の実施形態の送信シーケンス(パターン2)を示す。ここでは、無線端末11から宛先端末19へのデータパケットdの送信が失敗した場合の処理について説明する。
無線端末11は、宛先端末19を宛先とするデータパケットdを送信する。ここで、無線端末11は、データパケットdが宛先端末19に正常に受信されなかったためにACKが返信されない場合に、宛先端末19からのACKを確認するまでデータパケットdの再送を繰り返す。無線端末11は、データパケットdの再送を所定回数繰り返すか所定時間経過しても成功しなかった場合には、データパケットdを削除して送信処理を終了する。このとき、無線端末11から管理装置18に送信完了通知パケットfが送信されず、さらに管理装置18から無線端末12に送信完了通知パケットgが送信されない。
一方、無線端末12は、データパケットeを生成してから所定時間tが経過するまでに送信完了通知パケットgを受信しない場合には、データパケットdが無線端末11から未送信であると判断する。そして、無線端末12は、宛先端末19を宛先とするデータパケットeを送信し、宛先端末19からのACKを受信して送信処理を終了する。これにより、宛先端末19に対する同一情報を有するパケットが重複して送信される事態を回避しながら、確実な送信を実現することができる。
以上説明した本発明の無線パケット通信システムの構成例、無線パケット通信方法の第1の実施形態および第2の実施形態は、2つの異種ネットワークにそれぞれ接続される無線端末について説明したが、3以上の異種ネットワークにそれぞれ接続される無線端末がある場合には、上記の第1の無線端末11と第2の無線端末12の関係を、第2の無線端末と第3の無線端末との関係に置き換え、以下同様に置き換えて同様の処理を行えばよい。
本発明の無線パケット通信システムの構成例を示す図。 本発明の第1の実施形態で用いるパケットの構成例を示す図。 本発明の第1の実施形態の送信シーケンス(パターン1)を示す図。 本発明の第1の実施形態の送信シーケンス(パターン2)を示す図。 本発明の第2の実施形態で用いるパケットの構成例を示す図。 本発明の第2の実施形態の送信シーケンス(パターン1)を示す図。 本発明の第2の実施形態の送信シーケンス(パターン2)を示す図。
符号の説明
11 無線端末(無線LAN端末)
12 無線端末(携帯電話端末)
13 ネットワーク(無線LAN)
14 ネットワーク(移動体通信網)
15,16 ゲートウェイ
17 基幹ネットワーク(インターネット)
18 管理装置
19 宛先端末

Claims (9)

  1. ゲートウェイを介して基幹ネットワークに相互接続された互いに異なるシステムの複数のネットワーク(異種ネットワーク)があり、各ネットワークにそれぞれ接続された無線端末は、基幹ネットワークに接続される宛先端末に送信する送信ファイルからそれぞれ同一情報を有するパケットを生成し、各無線端末が所定の順番で当該パケットを送信する無線パケット通信方法において、
    前記複数のネットワークのうち第1のネットワークに接続される第1の無線端末は、前記宛先端末に対して前記パケットを送信し、
    前記複数のネットワークのうち第2のネットワークに接続される第2の無線端末は、前記第1の無線端末の前記パケットの送信結果を取得し、パケット送信が成功した場合に前記パケットを削除し、パケット送信が失敗した場合に前記宛先端末に対して前記パケットを送信する
    ことを特徴とする無線パケット通信方法。
  2. 請求項1に記載の無線パケット通信方法において、
    前記基幹ネットワークに管理装置を接続し、
    前記第1の無線端末は、前記管理装置を経由して前記宛先端末に対して前記パケットを送信し、
    前記管理装置は、前記宛先端末に送信する前記パケットの中継処理を行うとともに、前記パケットの送信が成功した場合にそのパケットに関する情報を登録し、
    前記第2の無線端末は、前記宛先端末に送信する前記パケットを生成してから所定時間待機した後に、前記管理装置に対して前記パケットに関する情報の登録状況を問い合わせて前記パケットの送信結果を取得する
    ことを特徴とする無線パケット通信方法。
  3. 請求項2に記載の無線パケット通信方法において、
    前記第1の無線端末と前記第2の無線端末は、前記宛先端末に送信する送信ファイルからそれぞれパケットを生成するときに、共通のパケット固有番号を生成するか、前記送信ファイルとともに共通のパケット固有番号が与えられ、
    前記管理装置は、前記パケットの送信成功の場合に登録するパケットに関する情報として前記パケット固有番号を用い、
    前記第2の無線端末は、前記管理装置に登録された前記パケット固有番号と、自端末における前記パケット固有番号との照合により、前記パケットの送信結果を取得する
    ことを特徴とする無線パケット通信方法。
  4. 請求項1に記載の無線パケット通信方法において、
    前記基幹ネットワークに管理装置を接続し、
    前記第1の無線端末は、前記宛先端末に対して前記パケットを送信し、送信成功の場合に送信完了通知パケットを生成し、前記管理装置を経由して前記第2の無線端末に送信し、
    前記管理装置は、前記第2の無線端末に送信する前記送信完了通知パケットの中継処理を行い、
    前記第2の無線端末は、前記宛先端末に送信する前記パケットを生成してから所定時間以内に前記送信完了通知パケットの受信を確認して前記パケットの送信結果を取得する
    ことを特徴とする無線パケット通信方法。
  5. 請求項4に記載の無線パケット通信方法において、
    前記第1の無線端末と前記第2の無線端末は、前記宛先端末に送信する送信ファイルからそれぞれパケットを生成するときに、共通のパケット固有番号を生成するか、前記送信ファイルとともに共通のパケット固有番号が与えられ、
    前記第1の無線端末は、前記パケットの送信成功の場合に送信する前記送信完了通知パケットに前記パケット固有番号を記載し、
    前記第2の無線端末は、前記送信完了通知パケットに記載された前記パケット固有番号と、自端末における前記パケット固有番号との照合により、前記パケットの送信結果を取得する
    ことを特徴とする無線パケット通信方法。
  6. 請求項1に記載の無線パケット通信方法において、
    前記複数のネットワークにそれぞれ接続される前記無線端末は、前記ネットワークの伝送速度の早い順または通信料金の安い順に、前記第1の無線端末および前記第2の無線端末として前記パケットの送信順位が設定される
    ことを特徴とする無線パケット通信方法。
  7. ゲートウェイを介して基幹ネットワークに相互接続された互いに異なるシステムの複数のネットワーク(異種ネットワーク)があり、各ネットワークにそれぞれ接続された無線端末は、基幹ネットワークに接続される宛先端末に送信する送信ファイルからそれぞれ同一情報を有するパケットを生成し、各無線端末が所定の順番で当該パケットを送信する無線パケット通信システムにおいて、
    前記複数のネットワークのうち第1のネットワークに接続される第1の無線端末は、前記宛先端末に対して前記パケットを送信する構成であり、
    前記複数のネットワークのうち第2のネットワークに接続される第2の無線端末は、前記第1の無線端末の前記パケットの送信結果を取得し、パケット送信が成功した場合に前記パケットを削除し、パケット送信が失敗した場合に前記宛先端末に対して前記パケットを送信する構成である
    ことを特徴とする無線パケット通信システム。
  8. 請求項7に記載の無線パケット通信システムにおいて、
    前記基幹ネットワークに管理装置を接続し、
    前記第1の無線端末は、前記管理装置を経由して前記宛先端末に対して前記パケットを送信する構成であり、
    前記管理装置は、前記宛先端末に送信する前記パケットの中継処理を行うとともに、前記パケットの送信が成功した場合にそのパケットに関する情報を登録する構成であり、
    前記第2の無線端末は、前記宛先端末に送信する前記パケットを生成してから所定時間待機した後に、前記管理装置に対して前記パケットに関する情報の登録状況を問い合わせて前記パケットの送信結果を取得する構成である
    ことを特徴とする無線パケット通信システム。
  9. 請求項7に記載の無線パケット通信システムにおいて、
    前記基幹ネットワークに管理装置を接続し、
    前記第1の無線端末は、前記宛先端末に対して前記パケットを送信し、送信成功の場合に送信完了通知パケットを生成し、前記管理装置を経由して前記第2の無線端末に送信する構成であり、
    前記管理装置は、前記第2の無線端末に送信する前記送信完了通知パケットの中継処理を行う構成であり、
    前記第2の無線端末は、前記宛先端末に送信する前記パケットを生成してから所定時間以内に前記送信完了通知パケットの受信を確認して前記パケットの送信結果を取得する構成である
    ことを特徴とする無線パケット通信システム。
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