JP2007166186A - 通信システム、通信方法および通信プログラム - Google Patents

通信システム、通信方法および通信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】メッセージキューイング方式を用いた通信システムにおいて、データの送信タイミングを制御する。
【解決手段】通信システムは、少なくとも1つのキューと、起動時刻と転送データとを含む要求データが少なくとも1つ記憶された転送テーブルと、前記転送テーブルに記憶された要求データ各々について、当該要求データの起動時刻を経過したか否かを判別する送信制御手段と、起動時刻を経過した要求データの転送データを、前記キューに書き込む登録手段と、前記キューに書き込まれた転送データを、メッセージキューイング方式を用いて他システムに送信する送信手段と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、メッセージキューイング方式を用いた通信技術に関する。
アプリケーションプログラム間で非同期にデータを送受信する技術として、メッセージキューイング(MQ:message queueing)が存在する。メッセージキューイングでは、キューと呼ばれる領域にデータを格納することにより、相手方アプリケーションプログラムの応答を待つことなく、次の処理を実行することができる。なお、特許文献1には、メッセージキューイングを用いた非同期通信方法および非同期通信装置が記載されている。
特開平7−239819
オンラインで各種の処理の実行指示を入力するシステムにおいて、実行時間が長い処理については実行結果などの応答を待つことは非効率である。そこで、非同期にデータを送信(転送)するメッセージキューイングを適用して、処理を実行することが考えられる。
しかしながら、メッセージキューイングでは、キューに格納された実行指示データは、自動的にアプリケーションサーバなどに送信され、処理が実行される。そのため、所望の時間に処理を実行したい場合であっても、一旦、キューに格納されたデータは、送信先のアプリケーションサーバのキューから取り出されたタイミングで実行されてしまう。すなわち、メッセージキューイングを用いてデータを送信する場合、データの送信タイミングを制御することができず、したがって、ユーザは所望の時間に処理を実行することができない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、メッセージキューイングを用いた通信システムにおいて、データの送信タイミングを制御することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、例えば、通信システムであって、少なくとも1つのキューと、起動時刻と転送データとを含む要求データが、少なくとも1つ記憶された転送テーブルと、前記転送テーブルに記憶された要求データ各々について、当該要求データの起動時刻を経過したか否かを判別する送信制御手段と、起動時刻を経過した要求データの転送データを、前記キューに書き込む登録手段と、前記キューに書き込まれた転送データを、メッセージキューイング方式を用いて他システムに送信する送信手段と、を有する。
本発明では、メッセージキューイングを用いた通信システムにおいて、データの送信タイミングを制御することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態が適用された通信システムの全体構成図である。本実施形態の通信システムは、ユーザ端末1と、入力サーバ2と、基盤サーバ3と、少なくとも1つの業務サーバ4と、を有する。そして、ユーザ端末1は、インターネットまたはLANなどのネットワーク9により、入力サーバ2および業務サーバ4と接続されている。また、入力サーバ2および業務サーバ4は、LANなどのネットワーク8により、基盤サーバ3と接続されている。
ユーザ端末1は、ユーザが入力した各種の処理の実行指示および取消指示を受け付け、ネットワーク9を介して入力サーバ2に送信する。なお、ユーザが入力する処理の実行指示は、例えば、データマイニングに必要なレポートの作成指示、統計データの作成指示などである。なお、データマイニングは、データベースに蓄積された各種データを解析し、データ項目間の相関関係やパターンなど探し出す技術である。ユーザは、所望の様々な内容の処理(非定型な処理)の実行指示を、ユーザ端末1を用いてオンラインで入力する。
入力サーバ2は、ユーザ端末1から入力された指示を受け付けて、基盤サーバ3の転送テーブル37を更新する。図示する入力サーバ2は、転送テーブル登録部21と、取消部22と、を有する。転送テーブル登録部21は、ユーザ端末1が送信した処理の実行指示を受け付け、受け付けた指示を転送テーブル37に登録する。取消部22は、ユーザ端末1が送信した取消指示を受け付けて、転送テーブル37に登録された実行指示を取り消す。
基盤サーバ3は、転送テーブル37に登録されたデータを、メッセージキューイング方式を用いて、業務サーバ4に送信(転送)する。図示する基盤サーバ3は、送信制御部31と、キュー登録部32と、キュー管理部(送信部)33と、監視部34と、少なくとも1つのキュー36と、転送テーブル37と、を有する。
送信制御部31は、転送テーブル37に登録されたデータが送信可能な状態か否かを判別し、転送テーブル37の送信制御フラグを更新する。キュー登録部32は、送信制御部31が送信可能な状態と判別したデータを、転送テーブル37から読み出し、キュー36に書き込む。キュー管理部33は、キュー36に書き込まれたデータを、ネットワーク8を介して、メッセージキューイング方式により業務サーバ4に送信する。監視部34は、キュー36の状態を監視する。
キュー36は、業務サーバ4に送信するデータが一時的に格納される領域である。基盤サーバ3の各キュー36と、各業務サーバ4のキュー43とは、メッセージチャネルによりそれぞれ対応付けられているものとする。なお、本実施形態の各キュー36は、優先度毎に分類されている。例えば、基盤サーバ3は、優先度が高いデータ用のキュー36と、優先度が中のデータ用のキュー36と、優先度が低いデータ用のキュー36と、を備える。なお、優先度が高いデータ用のキュー36の数は、優先度が中または低いデータ用のキュー36の数より比較的多く備えられ、優先度が高いデータは優先的に処理されるものとする。
転送テーブル37には、入力サーバ2が登録したデータが記憶される。なお、転送テーブル37については後述する。なお、本実施形態の転送テーブル37は、基盤サーバ3が備えるテーブルである。しかしながら、基盤サーバ3および入力サーバ2からアクセス可能なデータベースサーバ(不図示)が、転送テーブル37を備えることとしてもよい。
業務サーバ4各々は、メッセージキューイング方式を用いて基盤サーバ3からデータを受信し、所定の業務処理を行う。業務サーバ4は、業務処理部41と、キュー管理部(受信部)42と、キュー43とを有する。業務処理部41は、キュー43からデータを取り出し、当該データに設定された業務処理(例えば、レポートの作成等)を行う。
キュー管理部42は、メッセージキューイング方式により非同期に、基盤サーバ3からデータを受信する。キュー43には、基盤サーバ3から受信したデータが一時的に格納される。
上記説明したユーザ端末1、入力サーバ2、基盤サーバ3、および、業務サーバ4は、いずれも、例えば図2に示すようなCPU901と、メモリ902と、HDD等の外部記憶装置903と、キーボードやマウスなどの入力装置904と、ディスプレイやプリンタなどの出力装置905と、ネットワークと接続するための通信制御装置906と、を備えた汎用的なコンピュータシステムを用いることができる。このコンピュータシステムにおいて、CPU901がメモリ902上にロードされた所定のプログラムを実行することにより、各装置の各機能が実現される。
例えば、入力サーバ2、基盤サーバ3、および、業務サーバ4の各機能は、入力サーバ2用のプログラムの場合は入力サーバ2のCPU901が、基盤サーバ3用のプログラムの場合は基盤サーバ3のCPU901が、そして、業務サーバ4用のプログラムの場合は業務サーバ4のCPU901が、それぞれ実行することにより実現される。なお、基盤サーバ3のキュー36および転送テーブル37には、基盤サーバ3のメモリ902または外部記憶装置903が用いられるものとする。また、業務サーバ4のキュー43には、基盤サーバ3のメモリ902または外部記憶装置903が用いられるものとする。また、入力装置904および出力装置905については、各装置が必要に応じて備えるものとする。
次に、入力サーバ2の処理について説明する。
まずユーザは、各種の処理の実行指示をユーザ端末1に入力する。なお、実行指示には、処理の開始時刻と、処理の優先度と、処理の内容とが含まれている。ユーザ端末1は、入力された実行指示を、入力サーバ2に送信する。入力サーバ2の転送テーブル登録部21は、実行指示を受信し、受信した実行指示に基づいて生成した要求データを、転送テーブル37に登録する。
図3は、転送テーブル37の一例を示す図である。図示する転送テーブル37は、要求データ毎に、シーケンス番号371と、送信制御フラグ372と、送信済みフラグ373と、起動時刻374と、優先度375と、振分キュー376と、転送データ377とを有する。送信制御フラグ372は、転送データ377をキュー36に書き込むタイミングを制御するためのフラグである。送信制御フラグ372の初期値は、例えば「OFF」あるものとする。送信制御部31は、送信可能な状態となった要求データの送信制御フラグ372を、例えば「ON」に変更する。
送信済みフラグ373は、転送データ377の送信状況(すなわち、キュー36に書き込んだか否か)を示すフラグである。送信済みフラグ372は、未送信状態(初期値)を示す「未」と、送信済み状態(キューに書き込んだ状態)を示す「済」と、取消指示を受け付けた状態を示す「取消」の3つのステータスを有する。なお、キュー登録部32が、送信済みフラグ373の更新を行う。
起動時刻374には、転送データ377の処理の開始時刻が設定される。優先度375には、本実施形態では「高」、「中」、「低」のいずれかが設定される。振分キュー376には、送信制御部31が特定した所定のキュー36の識別情報(キューID)が設定される。転送データ377は、ユーザがユーザ端末1を用いて入力した処理内容が設定される。
転送テーブル登録部21は、シーケンス番号371に所定の連番を、送信制御フラグ372には「OFF」を、送信済みフラグ373には「未」を、起動時刻374および優先度375には実行指示で指定された値を、振分キュー376にはスペース(空白)を、転送データ377には実行指示で指定された処理の内容を、それぞれ設定した要求データを生成し、転送テーブル37に登録する。
なお、実行指示に起動時刻が含まれていない場合(ユーザが起動時刻を指定しない場合)は、転送テーブル登録部21は、OS(Operating System)のタイマー機能などから取得した現在の時刻を起動時刻に設定する。これにより、当該要求データは、後述する送信制御部31およびキュー登録部32の処理により、リアルタイムでキュー36に書き込まれ、業務サーバ4での処理が即時に開始される。
また、ユーザの属性(所属部署、役職)に応じて、実行指示で指定可能な優先度を制御することとしてもよい。例えば、本社に所属するユーザまたはユーザ端末1の場合は「高」、「中」または「低」の優先度を指定できるが、営業店に所属するユーザまたはユーザ端末1の場合は「中」または「低」の優先度しか指定できないものとする。ユーザ端末1または転送テーブル登録部21は、ログイン時に入力するユーザID(またはユーザ端末ID)に応じて、指定可能な優先度をチェックするものとする。
また、ユーザは、ユーザ端末1から入力した処理の実行指示を取り消すことができる。すなわち、ユーザは、転送テーブル37に登録された要求データの中から、所定の要求データの取消指示をユーザ端末1に入力する。そして、ユーザ端末1は、入力された取消指示を入力サーバ2に送信する。入力サーバ2の取消部22は、取消指示を受信し、転送テーブル37から取消指示で指定された要求データを特定する。そして、取消部22は、特定した要求データの送信済みフラグ373を「未」から「取消」に変更するとともに、起動時刻374に設定された時刻を削除してスペース(空白)にする。これにより、後述する送信制御部31およびキュー登録部32の処理において、取消指示で指定された要求データは業務サーバ4に送信されないため、実行指示で指定した処理をキャンセルすることができる。
次に、基盤サーバ3の送信制御部31の処理について説明する。
図4は、送信制御部31の処理のフローチャートである。送信制御部31は、所定のタイミングで(例えば、n秒毎に)、OSなどのタイマー機能から現在時刻を取得する(S11)。そして、送信制御部31は、転送テーブル37に登録された要求データ(レコード)各々の起動時刻を参照し、現在時刻を経過した起動時間が設定された要求データ(すなわち現在時刻が起動時刻に達した要求データ)が存在するか否かを判別する(S12)。
現在時刻を経過した要求データが存在しない場合(S12:NO)、送信制御部31はS11に戻る。なお、入力サーバ2の取消部22が取り消した要求データの場合、起動時刻がスペースになっているため、送信制御部31は、現在時刻を経過しないものと判別する。
現在時刻を経過した要求データが存在する場合(S12:YES)、送信制御部31は、当該要求データの優先度を転送テーブル37から取得する。そして、送信制御部31は、取得した優先度に応じて所定のキュー36を決定する(S13)。なお、キュー36の決定処理については後述する。そして、送信制御部31は、決定したキュー36のキューIDを転送テーブル37の当該要求データの振分キューに設定する(S14)。
そして、送信制御部31は、転送テーブル37の当該要求データの送信制御フラグを、「OFF」から「ON」に更新する(S15)。そして、送信制御部31は、S11に戻り、所定のタイミングで繰り返し図4に示す処理を行う。なお、現在時刻を経過した要求データが複数存在する場合(S12:YES)、送信制御部31は、S13からS15の処理を要求データ毎にそれぞれ実行する。
図5は、キューの決定処理(図4:S13)のフローチャートである。
送信制御部31は、転送テーブル37を参照し、起動時刻が現在時刻を経過した要求データ(以下、「対象要求データ」)の優先度を取得する(S21)。そして、送信制御部31は、監視部34を用いて、各キュー36の状態を取得する(S22)。監視部34は、各キュー36をモニタリングし、各キュー36内に滞留しているデータ(メッセージ)の数を送信制御部31に提供する。
そして、送信制御部31は、S21で取得した優先度に対応する各キューの状態を参照し、対応する全てのキューにおいて所定の閾値を超えるデータがキューに滞留しているか否かを判別する(S23)。なお、本実施形態では、前述のとおり、優先度毎に、所定のキューが少なくとも1つ割り当てられているものとする。
滞留しているデータ数が閾値未満のキューが存在する場合(S23:NO)、送信制御部31は、閾値未満の所定のキューのキューIDを、転送テーブル37の対象要求データの振分キューに設定する(S27)。例えば、送信制御部31は、データ数が閾値未満のキューのうち、最もデータ数が少ないキューのキューIDを振分キューに設定することが考えられる。
閾値を超えるデータが全てのキューに滞留している場合(S23:YES)、送信制御部31は、S21で取得した優先度より下位の(すなわち、低い)優先度が存在するか否かを判別する(S24)。具体的には、取得した優先度が「高」の場合、「高」より下位の「中」および「低」が存在するため、送信制御部31は下位の優先度が存在すると判別する。同様に、取得した優先度が「中」の場合、「中」より下位の「低」が存在するために、送信制御部31は下位の優先度が存在すると判別する。一方、取得した優先度が「低」の場合、「低」より下位の優先度が存在しないため、送信制御部31は下位の優先度が存在しないと判別する。
下位の優先度が存在しない場合(S24:NO)、S26に進む。一方、下位の優先度が存在する場合(S24:YES)、送信制御部31は、下位の優先度に対応する各キューの状態を参照し、対応する全てのキューにおいて所定の閾値を超えるデータがキューに滞留しているか否かを判別する(S25)。なお、送信制御部31は、取得した優先度が「高」の場合は「中」および「低」に割り当てられた各キューを、また、取得した優先度が「中」の場合は「低」に割り当てられた各キューを、参照して判別する。
下位の優先度に対応する各キューにおいて、滞留しているデータ数が閾値未満のキューが存在する場合(S25:NO)、送信制御部31は、閾値未満の所定のキューのキューIDを、転送テーブル37の対象要求データの振分キューに設定する(S27)。例えば、送信制御部31は、データ数が閾値未満のキューのうち、最もデータ数が少ないキューのキューIDを振分キューに設定することが考えられる。
一方、下位の優先度に対応する各キューにおいて、全てのキューに滞留しているデータ数が閾値を超える場合(S25:YES)、送信制御部31は、取得した優先度および当該優先度より低い優先度に割り当てられた所定のキューIDを、転送テーブル37の対象要求データの振分キューに設定する(S26)。例えば、送信制御部31は、滞留しているデータ数が最も少ないキューのキューIDを設定することが考えられる。なお、下位の優先度が存在しない場合(S24:NO)、送信制御部31は、取得した優先度に割り当てられた所定のキューIDを、振分キューに設定する(S26)。
以上説明したキューの決定処理により、送信制御部31は、要求データの優先度に応じてキューを決定する。これにより、優先的に実行を開始したいデータと、そうでないデータとを振り分け、効率の良い処理を実現することができる。また、送信制御部31は、各キューの状態を参照して動的にキューを決定する。これにより、適切にデータを負荷分散し、同時実行数を制御することができる。
次に、基盤サーバ3のキュー登録部32の処理について説明する。
図6は、キュー登録部32の処理のフローチャートである。キュー登録部32は、所定のタイミングで定期的に(例えば、n秒毎に)、転送テーブル37の送信済みフラグを参照し、送信済みフラグに「ON」が設定された要求データが存在するか否かを判別する(S31)。「ON」が設定された要求データが存在する場合(S31:YES)、キュー登録部32は、当該要求データの送信済みフラグを参照し、「未(未送信状態)」が設定されているか否かを、さらに判別する(S32)。
送信済みフラグが「未」の場合(S32:YES)、キュー登録部32は、当該要求データの振分キューに設定されたキューIDを特定する。そして、キュー登録部32は、当該要求データのシーケンス番号および転送データ(以下、「転送データ等」)を、特定したキューIDのキューに書き込む(S33)。そして、キュー登録部32は当該要求データの送信済みフラグを「未」から「済(送信済み状態)」に更新する(S34)。そして、キュー登録部32は、S31に戻り、所定のタイミングで繰り返し図6に示す処理を行う。
送信制御フラグに「ON」が設定された要求データが存在しない場合(S31:NO)、あるいは、送信済みフラグが「済」または「取消」の場合(S32:NO)、S31の処理に戻る。なお、「ON」が設定された要求データが複数存在する場合(S31:YES)、キュー登録部32は、S32からS34の処理を要求データ毎にそれぞれ実行する。
なお、キュー登録部32は、所定のタイミングで、転送テーブル37に登録された転送データ(送信済みフラグが「済」および「取消」の転送データ)を、削除するものとする。例えば、キュー登録部32は、S34において転送テーブル37の送信済みフラグを「済」に更新した後、転送テーブル37の各送信済みフラグを参照する。そして、キュー登録部32は、送信済みフラグが「済」または「取消」となっている全ての転送データを削除し、S31の処理に戻ることが考えられる。これにより、転送データをキューに書き込み、送信済みフラグを「済」に更新したタイミングで、送信済みの転送データと、取消となった転送データとを、併せて削除することができる。
以上説明した基盤サーバ3の処理により、転送テーブル37に登録された転送データ等は、ユーザが指定した起動開始時刻に所定のキュー36に書き込まれる。そして、キュー管理部(送信部)33は、キューに書き込まれた転送データ等を、メッセージキューイングにより所定の業務サーバ4のキュー43に送信する。そして、業務サーバ4のキュー管理部42は、メッセージキューイングにより転送データ等を受信し、キュー43に格納する。そして、業務処理部41は、キュー43から転送データ等を取り出し、転送データの処理を実行する。
本実施形態では、ユーザ端末1からオンラインで入力された処理の実行指示が、入力サーバ2を介して、基盤サーバ3の転送テーブル37に登録される。そして、基盤サーバ3は、実行指示で指定された起動時刻に転送テーブルに登録された転送データ等を、キューに書き込む。これにより、転送データ等を業務サーバ4に送信する送信タイミングを制御することができる。すなわち、ユーザが指定した起動時刻に、業務システムで処理を実行することができる。
また、本実施形態では、入力サーバ2の取消部22が、ユーザ端末1の取消指示を受け付けて、転送テーブル37に登録された要求データを起動時刻および送信済みフラグを更新する。これにより、ユーザは、必要に応じて、指示した処理の実行を取り消すことができる。
また、本実実施形態では、転送データ等を書き込むキューを、優先度およびキューの状態に応じて動的に決定する(図5参照)。これにより、優先的に実行を開始したいデータと、そうでないデータとを振り分け、効率の良い処理を実現することができる。また、適切にデータを負荷分散し、同時実行数を制御することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。例えば、上記実施形態の転送テーブル37(図3参照)は、送信制御フラグ372と送信済みフラグ373の2つのフラグを有する。しかしながら、転送テーブル37は、送信制御フラグ372と送信済みフラグ373とを統合した1つの統合フラグを有することとしてもよい。この場合、統合フラグは、少なくとも4つのステータスを有するものとする。例えば、初期状態、送信制御部31が初期状態から更新する送信可能状態、キュー登録部32が更新する送信済み状態、入力サーバ2の取消部が更新する取消状態の4つのステータスが考えられる。
本発明の一実施形態が適用された通信システムの全体構成図である。 各装置のハードウェア構成例を示す図である。 転送テーブルの一例を示す図である。 送信制御部の全体処理のフローチャートである。 送信制御部のキュー決定処理のフローチャートである。 キュー登録部の処理のフローチャートである。
符号の説明
1:ユーザ端末、2:入力サーバ、21:転送テーブル登録部、22:取消部、3:基盤サーバ、31:送信制御部、32:キュー登録部、33:キュー管理部、34:監視部、36:キュー、37:転送テーブル、4:業務サーバ、41:業務処理部、42:キュー管理部、43:キュー、8:ネットワーク、9:ネットワーク

Claims (6)

  1. 通信システムであって、
    少なくとも1つのキューと、
    起動時刻と転送データとを含む要求データが、少なくとも1つ記憶された転送テーブルと、
    前記転送テーブルに記憶された要求データ各々について、当該要求データの起動時刻を経過したか否かを判別する送信制御手段と、
    起動時刻を経過した要求データの転送データを、前記キューに書き込む登録手段と、
    前記キューに書き込まれた転送データを、メッセージキューイング方式を用いて他システムに送信する送信手段と、を有すること
    を特徴とする通信システム。
  2. 請求項1記載の通信システムであって、
    前記転送テーブルに記憶された要求データの取消指示を受け付けて、当該取消指示で指定された要求データの起動時刻を前記転送テーブルから削除する取消手段を、さらに有し、
    前記送信制御手段は、起動時刻が削除された要求データについては、起動時刻を経過しないと判別すること
    を特徴とする通信システム。
  3. 請求項1記載の通信システムであって、
    前記要求データには、優先度がさらに含まれ、
    前記送信制御手段は、前記要求データの優先度に対応するキューを特定し、
    前記登録部は、前記起動時刻を経過した要求データの転送データを、前記送信制御手段が特定したキューに書き込むこと
    を特徴とする通信システム。
  4. 請求項1または請求項3記載の通信システムであって、
    前記キュー各々の状態を監視する監視手段を、さらに有し、
    前記送信制御手段は、各キューの状態に基づいて、前記起動時刻を経過した前記要求データのキューを特定し、
    前記登録部は、前記起動時刻を経過した要求データの転送データを、前記送信制御手段が特定したキューに書き込むこと
    を特徴とする通信システム。
  5. 通信システムが行う通信方法であって、
    前記通信システムは、
    少なくとも1つのキューと、
    起動時刻と転送データとを含む要求データが、少なくとも1つ記憶された転送テーブルと、
    処理部と、を有し、
    前記処理部は、
    前記転送テーブルに記憶された要求データ各々について、当該要求データの起動時刻を経過したか否かを判別する送信制御ステップと、
    起動時刻を経過した要求データの転送データを、前記キューに書き込む登録ステップと、
    前記キューに書き込まれた転送データを、メッセージキューイング方式を用いて他システムに送信する送信ステップと、を行うこと
    を特徴とする通信方法。
  6. 通信システムが行う通信プログラムであって、
    前記通信システムは、
    少なくとも1つのキューと、
    起動時刻と転送データとを含む要求データが、少なくとも1つ記憶された転送テーブルと、
    処理部と、を有し、
    前記処理部に、
    前記転送テーブルに記憶された要求データ各々について、当該要求データの起動時刻を経過したか否かを判別する送信制御ステップと、
    起動時刻を経過した要求データの転送データを、前記キューに書き込む登録ステップと、
    前記キューに書き込まれた転送データを、メッセージキューイング方式を用いて他システムに送信する送信ステップと、を実行させること
    を特徴とする通信プログラム。

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CN112799124A (zh) * 2020-12-30 2021-05-14 江苏集萃微纳自动化系统与装备技术研究所有限公司 分布式地震勘探采集系统数据传输方法及装置

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