JP7326234B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラム Download PDFInfo
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Description
(2)本発明の一態様は、前記実処理実行部リストに登録されている実処理実行部が実行する実ジョブをスケジューリングする実処理スケジューラと、前記準備運転実行部リストに登録されている準備運転実行部が実行する準備運転ジョブをスケジューリングする準備運転スケジューラとをさらに備える、上記(1)の情報処理装置である。
(3)本発明の一態様は、前記準備運転部は、現在の前記準備運転実行部リストに登録されている各準備運転実行部に対する新規の準備運転ジョブを前記準備運転スケジューラにより開始させる、上記(2)の情報処理装置である。
(4)本発明の一態様は、前記状態管理部は、現在の前記準備運転実行部リストに登録されている準備運転実行部のうち、準備運転ジョブが完了した準備運転実行部のみを実処理実行部として前記実処理実行部リストへ移行する、上記(3)の情報処理装置である。
(5)本発明の一態様は、実処理実行部が実際の情報処理に使用するソフトウェアの実行計画を示す実行計画データを取得する実行計画取得部をさらに備え、準備運転実行部は、前記実行計画取得部が取得した自己の情報処理に対応する実行計画データを使用する、上記(1)から(4)のいずれかの情報処理装置である。
(6)本発明の一態様は、前記準備運転部は、特定の情報処理を実行する実処理実行部が過去に実際に処理した実入力データを記憶する実入力データ履歴記憶部を備え、当該特定の情報処理を実行する準備運転実行部は、前記実入力データ履歴記憶部に記憶されている当該実入力データを処理する、上記(1)から(5)のいずれかの情報処理装置である。
図1は、一実施形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。図1において、情報処理装置10は、実入力部11と、実処理部12と、実出力部13と、擬似入力部14と、準備運転部15と、擬似出力部16と、リソース管理部17と、状態管理部18と、準備運転管理部19とを備える。情報処理装置10は、情報処理としてストリーム処理を実行する。
実行計画データ_app1=部分実行計画データ_app1_a+部分実行計画データ_app1_b+部分実行計画データ_app1_c+・・・
そして、各実行部exe(ID1,ID2,ID3,・・・)には、各部分実行計画データ_app1_a,b,c,・・・が割り振られている。各実行部exe(ID1,ID2,ID3,・・・)は、自己に割り振られた部分実行計画データ_app1_a,b,c,・・・を使用してストリーム処理を実行する。例えば、実行部識別子(実行部ID)「ID1」の実処理実行部exeは、部分実行計画データ_app1_aを使用して自己のストリーム処理を実行する。実行部ID「ID2」の実処理実行部exeは、部分実行計画データ_app1_bを使用して自己のストリーム処理を実行する。実行部ID「ID3」の実処理実行部exeは、部分実行計画データ_app1_cを使用して自己のストリーム処理を実行する。これにより、アプリケーションapp1のジョブが複数の実行部exe(ID1,ID2,ID3,・・・)により分散してストリーム処理される。
なお、各部分実行計画データ_app1_a,b,c,・・・の処理内容は、動的に変更可能であって、適宜、変更され得る。したがって、各実行部exe(ID1,ID2,ID3,・・・)がアプリケーションapp1の実行計画データ_app1のどの部分を担当するのかは動的に変わる可能性がある。
本実施形態に係る実行部追加方法の例を説明する。準備運転管理部19は、定期的に準備運転実行部リスト182を確認し、準備運転実行部リスト182の中に少なくとも一つの実行部exeが登録されていることを確認する。次いで、準備運転管理部19は、準備運転実行部リスト182の中に少なくとも一つの実行部exeが登録されている場合、準備運転部15で現在実行中の準備運転ジョブの有無を確認する。次いで、準備運転管理部19は、準備運転部15で現在実行中の準備運転ジョブがない場合、現在の準備運転実行部リスト182に登録されている各準備運転実行部exeに対する新規の準備運転ジョブを準備運転スケジューラ191により開始させる。これにより、現在の準備運転実行部リスト182に登録されている新規の実行部(実行部ID「IDx」)等の準備運転実行部exeに対して準備運転ジョブがスケジューリングされて開始される。
本実施形態に係る実行部最適化方法の例を説明する。実行部exeの最適化は、準備運転実行部exeに対して大量の入力データを処理させることにより実施する。ここで、同じストリーム処理を実行する既存の実処理実行部exeと同様の最適化が準備運転実行部exeに対しても行われることは、実処理部12において同じストリーム処理を実行する各実処理実行部exeの処理速度がそろうので処理速度のボトルネックが生じないことから好ましい。これは、もし同じストリーム処理を実行する複数の実処理実行部exeにおいて処理速度のボトルネックがあると、実処理部12における分散ストリーム処理において、最も遅い実処理実行部exeの処理が終了するまで他の実処理実行部exeが待機することになって実処理部12の処理能力が低下する可能性があるからである。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disc)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
Claims (8)
- 特定の情報処理を実行する実行部と、
前記実行部に対して実際の情報処理の準備のために前記特定の情報処理を事前に実行させる準備運転部と、
実際に情報処理を行う実処理状態の前記実行部である実処理実行部が登録される実処理実行部リストと、
前記準備運転部により事前に情報処理を行う準備運転状態の前記実行部である準備運転実行部が登録される準備運転実行部リストと、
前記準備運転実行部リストに登録されている準備運転実行部の事前の情報処理が完了した場合に、当該準備運転実行部を実処理実行部として前記実処理実行部リストへ登録を移行する状態管理部と、
前記準備運転実行部リストから前記実処理実行部リストへ登録を移行された実処理実行部に対して実際の情報処理を実行させる実処理部と、
準備運転実行部が実行する準備運転ジョブの失敗原因がリソース不足であると判断した場合に、準備運転ジョブに適用される実際の情報処理の対象の実入力データを調整することにより準備運転ジョブに適用する入力データ量を削減する準備運転管理部と、
を備える情報処理装置。 - 前記実処理実行部リストに登録されている実処理実行部が実行する実ジョブをスケジューリングする実処理スケジューラと、
前記準備運転実行部リストに登録されている準備運転実行部が実行する準備運転ジョブをスケジューリングする準備運転スケジューラとをさらに備える、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記準備運転部は、現在の前記準備運転実行部リストに登録されている各準備運転実行部に対する新規の準備運転ジョブを前記準備運転スケジューラにより開始させる、
請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記状態管理部は、現在の前記準備運転実行部リストに登録されている準備運転実行部のうち、準備運転ジョブが完了した準備運転実行部のみを実処理実行部として前記実処理実行部リストへ移行する、
請求項3に記載の情報処理装置。 - 実処理実行部が実際の情報処理に使用するソフトウェアの実行計画を示す実行計画データを取得する実行計画取得部をさらに備え、
準備運転実行部は、前記実行計画取得部が取得した自己の情報処理に対応する実行計画データを使用する、
請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記準備運転部は、特定の情報処理を実行する実処理実行部が過去に実際に処理した実入力データを記憶する実入力データ履歴記憶部を備え、
当該特定の情報処理を実行する準備運転実行部は、前記実入力データ履歴記憶部に記憶されている当該実入力データを処理する、
請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 情報処理装置が特定の情報処理を実行する実行部を備え、
前記情報処理装置が、実際の情報処理の準備のために事前に前記特定の情報処理を行う準備運転状態の前記実行部である準備運転実行部を準備運転実行部リストに登録する準備運転実行部リスト登録ステップと、
前記情報処理装置が、前記準備運転実行部リストに登録されている準備運転実行部に対して実際の情報処理の準備のために前記特定の情報処理を事前に実行させる準備運転ステップと、
前記情報処理装置が、前記準備運転実行部リストに登録されている準備運転実行部の事前の情報処理が完了した場合に、当該準備運転実行部を、実際に情報処理を行う実処理状態の前記実行部である実処理実行部として、実処理実行部が登録される実処理実行部リストへ登録を移行する状態管理ステップと、
前記情報処理装置が、前記準備運転実行部リストから前記実処理実行部リストへ登録を移行された実処理実行部に対して実際の情報処理を実行させる実処理ステップと、
前記情報処理装置が、準備運転実行部が実行する準備運転ジョブの失敗原因がリソース不足であると判断した場合に、準備運転ジョブに適用される実際の情報処理の対象の実入力データを調整することにより準備運転ジョブに適用する入力データ量を削減する準備運転管理ステップと、
を含む情報処理方法。 - コンピュータに、
特定の情報処理を実行する実行部であって実際の情報処理の準備のために事前に前記特定の情報処理を行う準備運転状態の前記実行部である準備運転実行部を準備運転実行部リストに登録する準備運転実行部リスト登録ステップと、
前記準備運転実行部リストに登録されている準備運転実行部に対して実際の情報処理の準備のために前記特定の情報処理を事前に実行させる準備運転ステップと、
前記準備運転実行部リストに登録されている準備運転実行部の事前の情報処理が完了した場合に、当該準備運転実行部を、実際に情報処理を行う実処理状態の前記実行部である実処理実行部として、実際に情報処理を行う実処理実行部が登録される実処理実行部リストへ登録を移行する状態管理ステップと、
前記準備運転実行部リストから前記実処理実行部リストへ登録を移行された実処理実行部に対して実際の情報処理を実行させる実処理ステップと、
準備運転実行部が実行する準備運転ジョブの失敗原因がリソース不足であると判断した場合に、準備運転ジョブに適用される実際の情報処理の対象の実入力データを調整することにより準備運転ジョブに適用する入力データ量を削減する準備運転管理ステップと、
を実行させるためのコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020135943A JP7326234B2 (ja) | 2020-08-11 | 2020-08-11 | 情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラム |
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JP2022032307A JP2022032307A (ja) | 2022-02-25 |
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JP2015115793A (ja) | 2013-12-12 | 2015-06-22 | シャープ株式会社 | デジタル放送受信装置、実行方法及び記録媒体 |
WO2018074444A1 (ja) | 2016-10-19 | 2018-04-26 | 日本電気株式会社 | 分散処理システム |
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2020
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