JP2007166075A - 電子カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 アンテナおよび無線通信モジュールを効率よくレイアウトできる電子カメラを提供する。
【解決手段】 電子カメラは、筐体と、カメラ制御部および無線通信モジュールと、アンテナ部とを備える。筐体はレリーズ釦が配置された把持部を有する。カメラ制御部および無線通信モジュールは、筐体内の把持部の対応位置に収納される。アンテナ部は、無線通信モジュールと電気的に接続されるとともに、無線通信モジュールから独立して筐体の把持部以外の位置に配置される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、無線通信機能を有する電子カメラに関する。
従来から無線通信機能を有する電子カメラが提案されている。かかる電子カメラでは、十分な通信性能を確保するために筐体外部にアンテナを露呈させる必要が生じる。特に金属筐体の電子カメラでは筐体で電磁波が遮蔽されるのでその必要性が大きい。この点に関して、特許文献1には、非使用状態においてアンテナを備えたユニットを筐体内に収納するとともに、使用状態においてアンテナをカメラ本体から露呈させる構成のカメラが開示されている。
特開2003−298908号公報
ところで、カメラの把持部の位置にアンテナを配置すると、ユーザーの掌や指でアンテナが覆われるため通信性能が大幅に低下するおそれがある。その一方で、無線通信モジュールは、カメラの制御部とともに把持部のスペースに配置する方が回路設計上で有利となる。そのため、筐体内でのアンテナおよび無線通信モジュールの効率のよいレイアウトがなお追求されていた。
本発明は上記従来技術の課題を解決するものであって、アンテナおよび無線通信モジュールを効率よくレイアウトできる電子カメラを提供することである。
第1の発明の電子カメラは、筐体と、カメラ制御部および無線通信モジュールと、アンテナ部とを備える。筐体はレリーズ釦が配置された把持部を有する。カメラ制御部および無線通信モジュールは、筐体内の把持部の対応位置に収納される。アンテナ部は、無線通信モジュールと電気的に接続されるとともに、無線通信モジュールから独立して筐体の把持部以外の位置に配置される。
第2の発明は、第1の発明において、筐体の把持部以外の位置に撮影光学系ユニットが配置される。
第3の発明は、第1の発明において、筐体は電磁波に対して遮蔽効果を有する。アンテナ部は、筐体の内部に収納される第1状態と筐体の外部に露呈する第2状態とを切替可能である。
本発明の電子カメラでは、アンテナおよび無線通信モジュールを筐体に効率よくレイアウトすることができる。
(第1実施形態の説明)
図1および図2は第1実施形態の電子カメラの外観図である。図3は第1実施形態の電子カメラのブロック図である。
第1実施形態の電子カメラは、筐体11と、撮影光学系ユニット12と、撮像素子13と、画像処理部14と、メモリ15と、記録I/F16と、無線通信モジュール17と、操作部18と、表示部19と、アンテナ部20と、駆動機構21と、発光ユニット22と、CPU23とを有している。
筐体11には電子カメラの構成部品が格納される。この筐体11の正面形状は、横方向(カメラの左右方向)に長い矩形となっている。筐体正面(被写体側)からみて筐体11の奥行(カメラの厚み)は筐体11の幅および高さよりも短く設定されている。
また、第1実施形態の筐体11はステンレス、アルミニウム等の金属で形成されている。そのため筐体11は電磁波に対して遮蔽効果を有している。さらに、筐体正面からみて筐体上面の右側には、アンテナ部20の形状に対応した開口が形成されている。なお、第1実施形態では筐体正面からみて筐体11の左側部分が把持部をなす。
撮影光学系ユニット12は、鏡筒と、複数のレンズ群と、駆動部とを有している。撮影光学系ユニット12では、上記の駆動部の動作によって各レンズの光軸方向位置が調整される。なお、撮影光学系ユニット12は、筐体正面からみて筐体11の右側部分に配置されている。
撮像素子13は、撮影光学系ユニット12の像空間側に配置されている。撮像素子13の受光面には受光素子が2次元配列されている。撮像素子13は、被写体像を光電変換してアナログ画像信号を生成する。この撮像素子13の出力は画像処理部14に接続されている。
画像処理部14は、電子カメラの画像処理に特化したカスタムチップを有している。この画像処理部14では、撮像素子13の出力信号のA/D変換や、各種の画像処理を実行する。なお、画像処理部14からは撮影画像データが出力される。メモリ15は、画像処理部14による画像処理の前工程および後工程でデータを一時的に保存する。また、メモリ15は、無線通信に関する各種設定を記録する記録部を兼ねる。
記録I/F16には記録媒体24を接続するためのコネクタが形成されている。そして、記録I/F16は、コネクタに接続された記録媒体24に対して撮影画像データの書き込み/読み込みを実行する。上記の記録媒体24は、半導体メモリを内蔵したカード型記録媒体や小型ハードディスクなどで構成される。なお、図3では記録媒体24の一つであるカード型記録媒体を図示する。
無線通信モジュール17は、無線LANの標準規格IEEE802.11に規定された仕様に準拠して、他の無線通信モジュールとの通信を制御する。例えば、撮影画像データを外部装置に送信する場合、無線通信モジュール17は撮影画像データを無線通信可能なデータに変換するとともに、変換後のデータをアンテナ部20を介して送信する。
無線通信モジュール17は、IEEE802.11で規定されているインフラストラクチャモードおよびアドホックモードのいずれかで通信対象の装置と通信を行うことができる。インフラストラクチャモードは、無線通信モジュールを搭載した中継機器をアクセスポイントとして、電子カメラが通信対象の装置と無線通信を行うモードである。アドホックモードは、無線通信モジュールを搭載した通信対象の装置と電子カメラとが直接に無線通信を行うモードである。
操作部18は、電源釦18aと、レリーズ釦18bと、モード選択ダイヤル18cと、カーソルスイッチ18dとを有している。電源釦18aは、電子カメラの電源オン/オフの切替入力をユーザーから受け付ける。レリーズ釦18bは、レリーズタイミングの指示入力をユーザーから受け付ける。電源釦18aおよびレリーズ釦18bは、図1に示すように筐体正面からみて筐体上面の左側、すなわち筐体11の把持部側に配置されている。モード選択ダイヤル18cは、電子カメラのモード切替入力をユーザーから受け付ける。カーソルスイッチ18dは、設定画面におけるカーソルの移動操作および決定入力をユーザーから受け付ける。モード選択ダイヤル18cおよびカーソルスイッチ18dは、図2に示すように筐体11の背面に配置されている。
表示部19は筐体11の背面部分に配置されている。この表示部19には、撮影画像データの再生画像や電子カメラの各種設定を変更するための設定画面などが表示される。なお、表示部19の設定画面には、無線通信に関する設定メニューの表示画面も含まれる。
アンテナ部20は無線通信モジュール17と電気的に接続されている。アンテナ部20は筐体上面の開口の位置に配置されている。そして、アンテナ部20は、駆動機構21の動作によって、筐体上下方向に移動して第1状態と第2状態とを切り替えることができる。図1(a)に示す第1状態では、筐体11の内部にアンテナ部20が収納された状態となる。一方、図1(b)に示す第2状態では、第1状態からアンテナ部20が上方に移動して筐体11の外部にアンテナ部20が露呈した状態となる。なお、アンテナ部20は、無線LANでの通信を行う無線通信モードを除き、通常は上記の第1状態におかれている。
駆動機構21は、CPU23の指示に基づいてアンテナ部20の状態を第1状態から第2状態に切り替える。この駆動機構21は、アンテナ部20を上下動させる機構部と、該機構部を駆動させるモータとを有する。上記の機構部は、リードスクリューとナットとの組み合わせ、ラックと歯車との組み合わせ等の公知の機構で実現される。そのため、駆動機構21の詳細な図示は省略する。
発光ユニット22は、キセノン発光管などの発光手段と、反射傘およびレンズ部材と、発光のエネルギを蓄えるメインコンデンサなどを有している。
CPU23は所定のシーケンスプログラムに従って電子カメラの各部動作を制御する。特に上記の無線通信モードでは、CPU23は、操作部18からのユーザーの入力に応じて、無線通信モジュール17の制御、駆動機構21の動作指示および表示部19での設定メニューの表示画面の表示処理などを実行する。
また、図4は電子カメラの内部構成を示す斜視図である。筐体11の内部には、メイン基板25が縦置きで配置されている。メイン基板25には、筐体正面からみて右側の領域に撮影光学系ユニット12が組み付けられている。また、メイン基板25には、筐体正面からみて左側の領域に、電子カメラのCPU23を構成するASICが配置されている。
筐体11の中央部には発光ユニット22が配置されている。また、筐体正面からみて左側の領域には、電池収納部26、記録I/F16および無線通信モジュール17が配置されている。電池収納部26の全体形状は矩形の薄箱形に形成されている。電池収納部26および記録I/F16は、メイン基板25の前面側で平行に配置されている。
無線通信モジュール17は、無線通信用の回路を有する矩形基板で構成されている。無線通信モジュール17は筐体11の左側面と平行をなすように縦置きで配置されている。そのため、無線通信モジュール17は、メイン基板25に対して垂直に配置されることとなる。また、アンテナ部20は筐体正面からみて右上の位置に配置されている。アンテナ部20はシールド線27を介して無線通信モジュール17と電気的に接続されている。なお、図4では駆動機構21の図示は省略する。
図4の構成では、筐体右側は撮影光学系ユニット12によって大半のスペースが占有される。そして、ユーザーの掌や指が撮影光学系ユニット12の邪魔にならないように、筐体11の左側部分が把持部となっている。また、メイン基板25のASIC(23)および無線通信モジュール17は、いずれも筐体11の左側に近接配置されている。したがって、CPU23と無線通信モジュール17との間では信号線の距離が短くなるためSN比を良好に保つことができる。一方、アンテナ部20は筐体右側に配置されており、筐体左側に配置された無線通信モジュール17から独立している。すなわち、アンテナ部20は筐体11の把持部以外の位置に配置されているので、アンテナ部20がユーザーの掌や指で覆われて通信性能が阻害されることはない。
次に、図5の流れ図によって、第1実施形態での無線通信モードの動作を説明する。
ステップ101:ユーザーは操作部18のモード選択ダイヤル18cを操作して、電子カメラのモード切り替えを行う。電子カメラのCPU23は無線通信モードに切り替えられたか否かを判定する。無線通信モードに切り替えられた場合(YES側)にはS102に移行する。一方、無線通信モードではない場合(NO側)には、CPU23はユーザーによる無線通信モードへの切り替え入力を待機する。
ステップ102:CPU23は、無線通信モードへの切替操作に応じて、無線通信に関する設定メニューの表示画面を表示部19に表示させる。図6(a)、(b)は設定メニューの表示画面の一例を示す図である。なお、以下に示す各表示画面での表示処理は、いずれもCPU23が所定のプログラムに基づいて実行する。
図6(a)は第1の表示画面を示す図である。第1の表示画面には、通信可能なネットワーク名(SSID)の一覧表示(19a)と、上記のSSIDの一覧から無線通信の接続先の指定を促す表示(19b)と、接続先の探索を指示する表示(19c)とが含まれている。第1の表示画面で操作部を介してユーザーから所定のSSIDの指定入力をCPU23が受け付けると、CPU23は指定された接続先との無線通信を実行する。また、第1の表示画面で操作部18を介してユーザーから接続先の探索指示をCPU23が受け付けると、CPU23は接続可能なアクセスポイントまたは通信装置の探索を開始する。なお、第1の表示画面で操作部18を介してユーザーからCPU23がSSIDの設定操作を受け付けると、CPU23は表示部19の画面を後述の第2の表示画面に切り替える。
図6(b)は第2の表示画面を示す図である。この第2の表示画面は、例えば、接続先の登録がない初期状態の場合や、第1の表示画面でSSIDの設定操作があった場合などに表示される。第2の表示画面では、ユーザーが操作部18を介して個々の接続先の設定をCPU23に対して入力できる。第2の表示画面には、SSIDの表示(19d)と、通信モードの表示(19e)と、通信チャンネルの表示(19f)とが含まれている。ここで、通信モードの項目では、アドホックモードまたはインフラストラクチャモードのいずれかをCPU23に対して選択入力できる。また、通信チャンネルの項目では、上記のアドホックモードで接続先に設定されているチャンネル番号をCPU23に対して入力できる。この第2の表示画面では、所定のSSIDに対するIPアドレス等の自動設定や手動設定をユーザーがCPU23に対して行うこともできる。なお、第2の表示画面での設定は、事前にユーザーがCPU23に対して入力しておくこともできる。
ステップ103:CPU23は、無線通信モードへの切替操作に応じて駆動機構21を動作させる。駆動機構21は、第1状態のアンテナ部20を上方に移動させて、アンテナ部20の状態を第2状態に切り替える。なお、S103でのアンテナ部20の状態切り替えはS102での表示画面の表示開始と同時に実行されてもよく、あるいはS102での表示画面の表示開始より遅れて実行されてもよい。
ステップ104:CPU23は、操作部18を介してユーザーから接続先の探索が指示されたか否かを判定する。探索が指示された場合(YES側)にはS105に移行する。一方、探索が指示されていない場合(NO側)にはS107に移行する。
ステップ105:CPU23は無線通信モジュール17に接続先の探索を指示する。例えば、無線通信モジュール17は、他の無線通信モジュールに対して応答を求めるパケットを送信する。そして、無線通信モジュール17は、上記のパケットに対する応答結果に基づいて無線通信が可能な接続先を検出する。あるいは、無線通信モジュール17は、周囲のアクセスポイントが定期的に出力するビーコンパケットを取得することで接続先を検出するようにしてもよい。なお、接続先の検出時には、CPU23は検出した接続先との通信で必要となる設定動作を自動的に実行する。
ステップ106:CPU23は、S105で検出した接続先を表示部19の第1の表示画面で表示する。この場合には、ユーザーはS105で検出した接続先をCPU23に対して指定入力することもできる。
ステップ107:CPU23は、操作部18を介してユーザーから接続先が指定入力されたか否かを判定する。接続先が指定入力された場合(YES側)にはS108に移行する。一方、接続先が指定入力されていない場合(NO側)にはS109に移行する。
ステップ108:CPU23は、無線通信モジュール17を介して、指定された接続先との間で無線通信を実行する。例えば、記録媒体24の撮影画像データをCPU23が外部装置に転送することで、外部装置での撮影画像データの保存や、印刷機能を有する外部装置による撮影画像のダイレクトプリントなどが可能となる。なお、S108では、撮影画像データを生成するたびに、CPU23が接続先の外部装置に撮影画像データを逐次送信するようにしてもよい。
ステップ109:この場合には、CPU23は無線通信モードが解除されたか否かを判定する。無線通信モードが解除された場合(YES側)にはS110に移行する。一方、無線通信モードが解除されていない場合(NO側)にはS107に戻る。
ステップ110:CPU23は、無線通信モードの解除に応じて、表示部19における表示画面の表示を終了する。
ステップ111:CPU23は、無線通信モードの解除に応じて駆動機構21を動作させる。駆動機構21は、第2状態のアンテナ部20を下方に移動させて、アンテナ部20の状態を第1状態に切り替える。以上で、第1実施形態での無線通信モードの動作説明を終了する。
以下、第1実施形態の効果を説明する。第1実施形態では、無線通信モードへの切替操作に応じて、表示部19に設定メニューが表示されるとともにアンテナ部20が筐体11の外部に露呈する(S102、S103)。すなわち、無線通信モードではアンテナ部20が筐体11の外部に位置するので、筐体11の電磁波遮蔽効果による通信性能への悪影響を著しく抑制できる。その一方で、無線通信モード以外ではアンテナ部20が筐体11に収納されるので、電子カメラの意匠性を向上させることができる。
(第2実施形態の説明)
図7は第2実施形態での無線通信モードの動作を説明する流れ図である。第2実施形態は、ユーザーから接続先の探索が指示された段階またはユーザーから接続先が指定された段階でCPU23がアンテナ部20の状態を切り替える点で第1実施形態と相違する。かかる第2実施形態でも第1実施形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
ここで、以下の実施形態において、第1実施形態と共通の構成については同一符号を付して重複説明を省略する。なお、図7のS201、S202は図5のS101、S102にそれぞれ対応するので重複説明を省略する。
ステップ203:CPU23は、操作部18を介してユーザーから接続先の探索が指示されたか否かを判定する。探索が指示された場合(YES側)にはS204に移行する。一方、探索が指示されていない場合(NO側)にはS207に移行する。
ステップ204:CPU23は駆動機構21を動作させる。駆動機構21は、第1状態のアンテナ部20を上方に移動させて、アンテナ部20の状態を第2状態に切り替える。
ステップ205:CPU23は無線通信モジュール17に接続先の探索を指示する。なお、このS205は図5のS105に対応するので重複説明は省略する。
ステップ206:CPU23は、S205で検出した接続先を表示部19の第1の表示画面で表示する。この場合には、ユーザーはS205で検出した接続先をCPU23に対して指定入力することもできる。
ステップ207:CPU23は、操作部18を介してユーザーから接続先が指定入力されたか否かを判定する。接続先が指定入力された場合(YES側)にはS208に移行する。一方、接続先が指定入力されていない場合(NO側)にはS211に移行する。
ステップ208:CPU23は、接続先の探索を実行したか否かを判定する。接続先の探索を実行した場合(YES側)には、アンテナ部20が既に第2状態にあるのでS210に移行する。一方、接続先の探索を実行していない場合(NO側)には、アンテナ部20が筐体11に収納されたままなのでS209に移行する。
ステップ209:CPU23は駆動機構21を動作させる。駆動機構21は、第1状態のアンテナ部を上方に移動させて、アンテナ部20の状態を第2状態に切り替える。
ステップ210:CPU23は、無線通信モジュール17を介して指定された接続先との間で無線通信を実行する。なお、このS210は図5のS108に対応するので重複説明は省略する。
ステップ211:この場合には、CPU23は無線通信モードが解除されたか否かを判定する。無線通信モードが解除された場合(YES側)にはS212に移行する。一方、無線通信モードが解除されていない場合(NO側)にはS207に戻る。
ステップ212:CPU23は、無線通信モードの解除に応じて、表示部19における表示画面の表示を終了する。
ステップ213:CPU23は、接続先の探索を実行したか否かを判定する。接続先の探索を実行した場合(YES側)にはアンテナ部20が第2状態にあるのでS214に移行する。一方、接続先の探索を実行していない場合(NO側)には、アンテナ部20は筐体11に収納されているのでそのまま処理を終了する。
ステップ214:CPU23は、無線通信モードの解除に応じて駆動機構21を動作させる。駆動機構21は、第2状態のアンテナ部20を下方に移動させて、アンテナ部20の状態を第1状態に切り替える。以上で第2実施形態での無線通信モードの動作説明を終了する。
(第1実施形態および第2実施形態の変形例)
図8、図9は電子カメラの筐体11およびアンテナ部20の構成の変形例を示す図である。これらの構成によっても、第1実施形態および第2実施形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
まず、図8の構成を説明する。図8の例では、筐体側面にアンテナ部20の形状に対応した開口が形成されている。筐体側面の開口に対応する位置には、開口部の蓋をなすカバー部材11aが配置される。このカバー部材11aは、筐体側面に沿って上下方向に摺動可能となっている。なお、カバー部材11aの材質は筐体11と同様の材質で形成されている。
図8の例では、アンテナ部20は筐体側面の開口の位置に配置される。そして、アンテナ部20は、駆動機構21の動作によって、筐体左右方向に移動して第1状態と第2状態とを切り替えることができる。なお、図8の例では、駆動機構21はカバー部材11aを摺動させる機構をも有する。
そして、図8(a)に示す第1状態では、筐体11の内部にアンテナ部20が収納された状態となる。このとき、筐体側面の開口部はカバー部材11aで覆われている。一方、図8(b)に示す第2状態では、カバー部材11aが下方に摺動するとともに、アンテナ部20が第1状態から側方に移動して筐体20の外部に露呈した状態となる。なお、この第2状態では、図8(c)に示すように、アンテナ部20は筐体11の側面よりも突出した状態となる。
次に、図9の構成を説明する。図9の例では、筐体11の一側面に筐体上下方向に沿って突起部11bが形成されている。この突起部11bの中間は一部が切り欠かれている。そして、アンテナ部20は上記の切り欠き部分に配置されている。また、突起部11bには、切り欠き部分に対応する大きさのカバー部材11aが取り付けられている。このカバー部材11aは、駆動機構21の動作によって上下方向に摺動可能となっている。なお、カバー部材11aの材質は筐体11と同様の材質で形成されている。
そして、図9(a)に示す第1状態では、カバー部材11aによってアンテナ部30が覆われることで筐体11の内部にアンテナ部20が収納された状態となる。一方、図9(b)に示す第2状態では、駆動機構21によってカバー部材11aが摺動して筐体11の外部にアンテナ部20が露呈した状態となる。
(第3実施形態の説明)
図10は第3実施形態の電子カメラのブロック図である。第3実施形態のアンテナ部20aは、第1状態(筐体に収納された状態)と第2状態(外部に露呈した状態)とをユーザーが手動で切り替えることができる。アンテナ部20aは、例えば図9のように、カバー部材の摺動で状態を切り替える構成で容易に実現できる。なお、上記のアンテナ部20aは、図1、図8と同様の構成のアンテナ部を手動で状態切り替えとしたものであってもよい。
また、筐体11にはアンテナ部20aの第1状態と第2状態との切り替えを検出するマイクロスイッチ28が配置されている。そして、第3実施形態のCPUは、アンテナ部20aの第2状態への切り替えをマイクロスイッチ28で検出した場合に上記の無線通信モードを立ち上げる。このとき、CPU23は表示画面(図6参照)を表示部19に表示させる。なお、アンテナ部20aが第1状態の場合には、CPU23は無線通信モードの起動または設定変更などを不能化してもよい。例えば、アンテナ部20aが第1状態の場合には、CPU23は表示画面で無線通信モードに関する項目をグレーで表示して選択不能としてもよい(この場合の表示画面の図示は省略する)。かかる第3実施形態によっても、第1実施形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
(実施形態の補足事項)
以上、本発明を上記の実施形態によって説明してきたが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に限定されるものではない。
(1)本発明の構成は金属製の筐体に限定されることなく、筐体の少なくとも一部に導電メッキの施された樹脂製の筐体に対しても同様に適用することができる。
(2)第1実施形態では、表示画面の表示よりも先にアンテナ部の状態を第1状態から第2状態に切り替えるようにしてもよい。また、本発明では電源釦の操作に連動してアンテナ部の状態を切り替える構成としてもよい。
(3)カバー部材の移動で第1状態と第2状態とを切り替える筐体では、カバー部材をヒンジで開閉させる構成としてもよい。
(4)図8、図9の構成でも、第1実施形態と同様に、把持部をなす筐体左側に無線通信モジュールとCPUとを配置する一方で、アンテナ部を無線通信モジュールから独立させて筐体右側に配置するレイアウトにしてもよい(なお、筐体の内部構成の図示はいずれも省略する)。
(5)上記実施形態ではIEEE802.11の規格による無線LAN通信を行う電子カメラの例を説明したが、本発明は他の無線通信規格に関しても同様に適用することが可能である。
第1実施形態の電子カメラの斜視図 第1実施形態の電子カメラの背面図 第1実施形態の電子カメラのブロック図 電子カメラの内部構成を示す斜視図 第1実施形態での無線通信モードの動作を説明する流れ図 設定メニューの表示画面の一例を示す図 第2実施形態での無線通信モードの動作を説明する流れ図 電子カメラの筐体およびアンテナ部の構成の変形例を示す図 電子カメラの筐体およびアンテナ部の構成の変形例を示す図 第3実施形態の電子カメラのブロック図
符号の説明
11…筐体、11a…カバー部材、12…撮影光学系ユニット、17…無線通信モジュール、18…操作部、18b…レリーズ釦、18c…モード選択ダイヤル、19…表示部、20、20a…アンテナ部、21…駆動機構、23…CPU、27…シールド線、28…マイクロスイッチ

Claims (3)

  1. レリーズ釦が配置された把持部を有する筐体と、
    前記筐体内の前記把持部の対応位置に収納されるカメラ制御部および無線通信モジュールと、
    前記無線通信モジュールと電気的に接続されるとともに、前記無線通信モジュールから独立して前記筐体の前記把持部以外の位置に配置されるアンテナ部と、
    を備えたことを特徴とする電子カメラ。
  2. 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
    前記筐体の前記把持部以外の位置に撮影光学系ユニットが配置されることを特徴とする電子カメラ。
  3. 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
    前記筐体は電磁波に対して遮蔽効果を有し、
    前記アンテナ部は、前記筐体の内部に収納される第1状態と前記筐体の外部に露呈する第2状態とを切替可能であることを特徴とする電子カメラ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016219610A (ja) * 2015-05-21 2016-12-22 リコーイメージング株式会社 電子機器
EP2703884A3 (en) * 2012-08-29 2017-08-30 Samsung Electronics Co., Ltd Camera having internal antenna
US9820318B2 (en) 2014-09-30 2017-11-14 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Information processing apparatus

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