JP2007166034A - カメラ、カメラシステム、カメラの制御方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、外にいるユーザーに対して効率よく留守宅内の被写体画像の記録や送信のできるカメラやカメラシステム等を提供する。
【解決手段】撮影可能範囲から得られる撮像手段2の画像信号の変化を変化判定手段6が判定し、画像信号が変化したときにはMPU1がフラグを立て、その後に変化判定手段6により画像信号の変化がそれより小さくまたは変化がなくなったことが判定されたときに、MPU1が上記画像信号を動画の形で、記録手段3で記録または通信手段4で送信の少なくともいずれか1つの処理を行わせる。
【選択図】図1
【解決手段】撮影可能範囲から得られる撮像手段2の画像信号の変化を変化判定手段6が判定し、画像信号が変化したときにはMPU1がフラグを立て、その後に変化判定手段6により画像信号の変化がそれより小さくまたは変化がなくなったことが判定されたときに、MPU1が上記画像信号を動画の形で、記録手段3で記録または通信手段4で送信の少なくともいずれか1つの処理を行わせる。
【選択図】図1
Description
この発明は、デジタルカメラ、特に外部に画像を送信する機能を有するカメラならびに外部に画像を送信する機能を有するカメラシステム、カメラの制御方法、この制御方法をコンピュータに実行させるプログラム並びにそのようなプログラムが記録された記録媒体に関する。
デジタルカメラの映像信号を利用してユーザーが外で、不在の室内をモニタしたいときのため、監視カメラが色々提案されている。
監視カメラとして、一つに複数設置されたカメラの中から1つのカメラを選ぶような安全管理用の本格的なシステムが提案されている(特許文献1)。
また、モニタ時と記録時とで解像度をきりかえて、通信の負担を軽減するような監視カメラも提案されている(特許文献2)。このように従来の監視カメラは、主に防犯を目的として提案され(特許文献3,4)、検知目的が火事の発生や侵入者なので、これらの監視カメラではそれに相応しい撮影や画質選択がなされるよう自動制御される。
しかし最近は、監視カメラとしての需要は、事業所や業務用だけでなく、家庭や個人オフィスのようなパーソナルな場面での利用ニーズも増えつつある。また、近年の携帯電話や携帯端末の広まりにより、こうした携帯装置が気軽に観察できるインフラとして期待されている。また、その目的も、事業所用では主に防犯や火災であるが、家庭用では留守宅に残してきた犬や猫などのペットや幼児の様子を確認する用途も主要な目的の一つとなっている。
また撮影方向を変更自在にするようなカメラの提案として、光軸がカメラ幅方向に平行になるように撮影レンズを配置し、撮影レンズの入り口付近に被写体光を反射させてこの撮影レンズに導く反射面が形成されたプリズムを取り付け、このプリズム回動させて反射面の角度を変えることによって撮影方向を変更させるカメラも提案されている(特許文献5)。
特開平11−122601号公報
特開2004−80256号公報
特開2005−176301号公報
特開2005−192261号公報
特開平11−149107号公報
家庭で留守宅に残してきた犬や猫などのペットや幼児の様子を確認するようなパーソナルな目的で監視カメラを使用したいユーザーも多い。例えば被写体がペットの場合には、外にいても、動いているペットの様子を見て楽しみたいという希望も少なくない。
従来のような監視カメラシステム(特許文献3,4)では、侵入者を検知してこれを撮影するような機能は有するが、このようなパーソナル使用な目的には必ずしも合致しない。
また、パーソナルなカメラでは、使用する通信回線やメモリの制限等があり、業務用の監視カメラに比較してシステム上の制限も少なくない。
また、パーソナルなカメラでは、使用する通信回線やメモリの制限等があり、業務用の監視カメラに比較してシステム上の制限も少なくない。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、外にいるユーザーに対して効率よく留守宅内の被写体画像の記録や送信のできるカメラやカメラシステム等を提供することをこの発明の目的とする。
上記目的を達成するために、この発明は、上記課題を撮影可能範囲から得られる画像信号の変化を判定する判定手段と、画像信号に記録または送信の少なくともいずれか1つの処理を行う信号処理手段と、画像信号がいったん変化し、その後に画像信号の変化がそれより小さくまたは変化がなくなったときに、上記画像信号を動画の形で信号処理手段による処理を行わせる制御手段を有することを特徴とする。
また、この発明は、画像信号を出力する撮像手段と、画面内での被写体の変化を画像信号の変化から判定する判定手段と、画像信号を外部に送信する通信手段と、判定手段によって、被写体がいったん変化しその後に被写体の変化がそれより小さくまたは変化がなくなったと判定されたときに、画像信号の送信を開始させる制御手段を有することを特徴とする。
また、この発明は、撮影された画像信号をその画像信号の変化に応じて外部への送信を制御するカメラの制御方法において、視野範囲を切換えながら画像信号の変化を判定し、特定の範囲で被写体がいったん変化しその後に被写体の変化がそれより小さくまたは変化がなくなったと判定するまでは、上記の切換えと判定を繰り返し、被写体がいったん変化しその後に被写体の変化がそれより小さくまたは変化がなくなったと判定したときに、上記画像信号の送信を開始させるよう制御することを特徴とする。
本発明によれば、外にいるユーザーに対して効率よく留守宅内の被写体画像の記録や送信のできるカメラやカメラシステム等を提供することができる。
以下、図示の実施形態によって本発明を説明する。
以下図1〜図7を用いて本発明の実施例1について説明する。
図1は本願発明の実施例であるカメラ10およびそのシステムの概略を説明するブロック図である。同図(A)は後述する通信手段をカメラ側に内蔵させた例である。同図(B)は、クレードルが加わったカメラシステムの例で、この通信手段をクレードル側に設けた例である。
まず(A)から説明する。カメラ10には、被写体画像の取り込みを行い画像信号を出力するブロックである撮影手段2と、暗い時に被写体を照明するもので例えばフラッシュや高輝度LEDなどを光源とする投光手段5と、撮影手段2より出力された撮影画像の信号処理手段として記録手段3と通信手段4が備えられる。記録手段3は、撮影手段2から出力され適当な圧縮方法で信号圧縮された画像信号を例えばフラッシュメモリやハードディスクである記録媒体(不図示)に記録する。送信手段4は、撮影手段2から出力される画像信号を外部に送信する。送信手段4は、信号圧縮された画像信号を送信するようにしても良い。
また、カメラ10には、撮影手段2や信号処理手段等を含むカメラ全体の制御を統括するMPU(マイクロコントローラ)1が備えられる。また、MPU1には、撮影者からの各種指示を入力させる操作部1aが接続される。例えば暗い状況では画像信号が十分に得られないので、MPU1は投光手段5を制御して被写体に対して適宜投光を行う。
さらにカメラ10には、変化判定手段6と切換え手段7が備えられる。変化判定手段6は、撮影手段2から出力される画像信号の変化を判定し変化があった旨をMPU1に通知する。変化判定手段6は、さらに被写体の動き方向を調べる動き方向判定手段6aを有する。
切換え手段7は、撮影可能範囲や解像度を切り換えるよう撮像手段2を制御する。切換え手段7は、撮像素子の有効範囲や読み出し範囲を切り換えることにより、撮影可能範囲を切換える。また、撮像手段2内には必要に応じていくつかの画素の信号を混合して処理する画素加算混合処理部が設けられ、切換え手段7は、この画素加算混合処理部を指示して解像度を切換える。画像記録や画像送信時には、それに相応しい範囲や解像度を用いた方が効率等の面でよいからである。状況の判断に応じたMPU1からの指示に応じて、切換え手段7は切り換えを実行する。
また、カメラ10には、モニタしている視野、つまり撮影範囲を必要に応じて切り替える範囲変更手段8が備えられる。
図2は、範囲変更手段8の詳細を説明する図である。
同図(A)は、撮像手段2と範囲変更手段8の関係を説明する機能ブロック図である。同図(B)は、範囲変更手段8の内部の主要構成をカメラ10の前面から見た図である。
撮像手段2には、撮影レンズ2aと、撮影レンズ2aを通過した被写体像を画像信号に変換する撮像素子2bと、変換された画像信号のA/D変換やホワイトバランスを調整するアナログフロントエンド(AFE)2c、デジタル化された画像信号の色調整をしたり圧縮したりするイメージプロセッサ(ImPr)2dが備えられる。
この撮像手段2の前面に範囲変更手段8が取り付けられる。範囲変更手段8には、入射する光線を屈折させるよう断面が楔形形状に構成された透明な光学部材8aと、光学部材8aを光軸回りに回転させるモータ8bが備えられる。光学部材8aが撮影レンズ2aの前を覆うように取り付けられる。この光学部材8aは円盤状の透明材で、被写体側の面が光軸に対して一定角度傾斜した面で、レンズ2a側の面が光軸に垂直な平面で構成される。
そして、光学部材8aの傾斜面によって、カメラ10に入射する被写体の光線eは、傾斜角度相当分屈折して撮影レンズ2aに入射する。つまり、光学部材8aを適当な角度に配置することで、視野範囲を変更することができる。例えば図2(A)で示すように、光学部材8aが逆三角形になる向きで配置されると、通常の視野範囲に比べてその上部の範囲が視野範囲となる。
そして(B)に示すように、光学部材8aの外周にはギヤ8cが全周形成され、光学部材8aはレンズ2aの光軸を中心に回動するよう取り付けられる。またモータ8bは光学部材8aの背後で、モータ8bの出力軸に設けられたピニオン8dが、光学部材8aの外周のギヤ8cにかみ合うよう配置される。モータ8bがMPU1によって回動制御され、このモータ8bの回転角に応じて、光学部材8aの斜面が光軸に対して所定の角度に設定され、撮影画像の視野範囲が変更される。
また、この範囲変更手段8をカメラ10の本体前面に着脱可能に構成しておけば、不要な時にはこの部分を取り外して通常のカメラとして使用することができる。図2(C)は、カメラ10から範囲変更手段8が取り外され、通常のカメラとして使用される状態を示す。
図1に戻る。カメラ10の通信手段4は、無線または有線でネットワーク30に接続される。カメラ10から送られてきた撮影画像が接続されたネットワーク30に送信され、また逆に後述する携帯電話32からの指示が通信手段4を経由してMPU1に伝えられる。
監視サービスを提供する特定のプロバイダ31が存在するものとし、ネットワーク30には、そのプロバイダ31のサーバーが接続される。カメラ10から撮影した画像がプロバイダ31に送信されると、プロバイダ31は送信された画像データをサーバーに格納する。ユーザーは外で画像を見たいときには自分の携帯電話でプロバイダ31に画像送信を要求する。すると、このプロバイダ31が契約している携帯電話32からの画像送信要求を検知して、送信要求のあった携帯電話32に格納されている画像データを送信する。
このようにして、ユーザーはこのプロバイダ31と事前にサービス契約し、自分の家にカメラ10をセットしておけば、出先からでも例えば携帯電話32で自分の家のペットの様子を確認することができる。なお、カメラ10の撮影制御や記録や通信を行うかどうかの判定および制御切り替え等は、MPU1によって行われる。
以上の構成によるカメラ10において、特徴的な動作をここで簡単に説明する。
1)変化判定手段6は撮影可能範囲から得られる画像信号の変化を判定し、画像信号が変化したときにはMPU1がフラグを立て、その後に変化判定手段6により画像信号の変化がそれより小さくまたは変化がなくなったことが判定されたときに、MPU1が上記画像信号を動画の形で、記録手段3で記録または通信手段4で送信の少なくともいずれか1つの処理を行わせる。このときに、MPU1は切換え手段7に撮影可能範囲を切換えるよう指示し、撮影可能範囲から一部分のみを切り出した画像を記録または送信の信号処理させてもよい。そして、MPU1は撮影可能範囲から得られる画像変化がなくなったときに記録または送信の信号処理を終了させる。
2)また、範囲変更手段8により視野範囲が第1と第2の範囲に切換えられたときには、変化判定手段6は、第1の範囲の撮影時に第1の範囲における変化を判定し、第2の範囲の撮影時に上記第2の範囲における変化を判定する。変化判定手段6は、被写体の動き方向を調べる動き方向判定手段6aを有し、範囲変更手段8は、動き方向の判定結果に応じて、上記第1または第2の範囲に撮影範囲を切換える。
3)また、範囲変更手段8によって視野範囲を切換えながら画像信号の変化を判定手段に判定させ、特定の範囲で被写体がいったん変化しその後に被写体の変化がそれより小さくまたは変化がなくなったと判定されるまでは、上記の切換えと判定を繰り返し、被写体がいったん変化しその後に被写体の変化がそれより小さくまたは変化がなくなったと判定されたときに、特定の視野範囲で上記画像信号の送信を開始させる。
なお、以上の詳細は図5のフローチャートで後ほど説明する。
なお、以上の詳細は図5のフローチャートで後ほど説明する。
つぎに、カメラがクレードルを介してネットワークに画像を送信するようなシステムを図1(B)に戻り説明する。上述の変形例である。
このカメラ10bは、上述したカメラ10から通信手段4を除いたカメラである。また、範囲変更手段8は、クレードル20に取り付けられる。それ以外は実質同一なので、以下同じ構成については同一の符号を用いて説明する。クレードル20には、カメラ10bを安定して保持する保持手段(不図示)、カメラ内部の二次電池を充電する電源回路21と通信手段22と範囲変更手段8が備えられている。
また、カメラ10bとクレードル20には、カメラ10bがクレードル20に載置された状態で、双方を電気的に接続する接続手段がそれぞれに備えられている。そしてこの接続手段を介して、撮影画像が通信手段22に送られ、範囲変更手段8がカメラ10bのMPU1によって制御される。そして、カメラ10bから送られてきた撮影画像がケーブル23で接続されたネットワーク30に送信され、逆に携帯電話32からの指示がMPU1に伝えられる。
そして、ネットワーク30に送信された撮影画像はプロバイダ31のサーバーにいったん格納される。そして、携帯電話32からの要求に応じて、サーバーから撮影画像が送信され、携帯電話32の表示部に撮影画像が表示される。
図3(A)は、このカメラ10bが載置されたクレードル20を側面から見た概念図である。撮影レンズ2aの前面に範囲変更手段8が取り付けられている。撮影レンズ2aを覆うように光学部材8aが配置され、光学部材8aの外周に設けられたギヤ8cにモータ8aのピニオン8dがかみ合う。MPU1の指示に応じて、光学部材8aが所定の角度に位置して、指示された範囲の撮影ができる。
図3(B)は、クレードル20に載置されたカメラ10が監視用カメラシステムとして実際に使用されている状態を示す図である。クレードル20のコンセント23は壁コンセントに接続される。Pa、Pbは、被写体gに対して、範囲変更手段8によって切り換えられる2つの視野の範囲を示す。
カメラとクレードルとのセットで監視カメラとして使用する利点としては、カメラ内部の2次電池にも同時に充電でき、また例えば高速の電灯通信などによって他の機器と通信可能できることがあげられる。また、上記カメラ10では内蔵していた通信手段22をクレードルに持たせるようにすることで、カメラ10b本体は小型化になる。カメラ10b本体をクレードル20からとりはずせば、小型のデジタルカメラとして普通に使用できる。
図4は、カメラ10または10bによる視野範囲変更の具体的な例を示す図である。
上述したような撮影視野範囲を切換えられるカメラ10または10bにおいては、まず第1のタイミングで(A)のようなPa−1の撮影し、光学部材8aを回動させて(B)のようなPb−1の撮影して、2つの方向の撮影をする。そして、次のタイミング、例えば2秒後に、同じくPa−2(C)、Pb−2(D)の2つの方向の撮影をする。以下同様に Pa−n、Pb−n というふうに、順次方向を切換えての、2つづつの撮影画像の取得が可能となる。
上述したような撮影視野範囲を切換えられるカメラ10または10bにおいては、まず第1のタイミングで(A)のようなPa−1の撮影し、光学部材8aを回動させて(B)のようなPb−1の撮影して、2つの方向の撮影をする。そして、次のタイミング、例えば2秒後に、同じくPa−2(C)、Pb−2(D)の2つの方向の撮影をする。以下同様に Pa−n、Pb−n というふうに、順次方向を切換えての、2つづつの撮影画像の取得が可能となる。
次に、実施例1のカメラの具体的な制御処理を説明する。これはカメラ10、カメラ10bとクレードル20のカメラシステムいずれでも適用できる。従来の一般的な侵入検知用のカメラでは、図4(A)の画像Pa−1のように猫が入ってきた瞬間を検知してこれを撮影するようになっているものが多い。防犯用のカメラのシステムではこの機能で十分であろう。一方、留守宅に置いてきたペットの様子を見守りたいユーザーにとって見たい画像は、図7で示すような猫が動くしぐさであったり表情であったりする。つまり、図4(D)で示す画像Pb−2のように1つの場所に留まっている画像のほうが楽しめる。そこで、以下では、Pb−2のシーンの画像を積極的に撮影し、記録送信するような制御を説明する。
図5は、実施例1のカメラにおける制御処理を示すフローチャートである。かかる制御処理は、主にMPU1により実行される。なお、以下では説明を単純化するために、視野範囲をPaとPbの2画面として説明するが、さらに切換え視野数を増やすことは可能である。
まず、MPU1は、MPU1内に設けられる変化フラグFaとFbを「0」にリセットする(ステップS1)。変化フラグFa、Fbは、それぞれ視野Pa、視野Pbにおける画像変化の来歴を記憶させるためのフラグである。
視野が視野Paに設定されているとする。第1の画像として視野Paで撮影し、得られた画像をPa−0とする(ステップS2)。つづいて、視野変更手段によって視野Paを視野Pbに切換え、第2の画像として視野Pbで撮影し、得られた画像をPb−0とする(ステップS3)。得られた2つの画像は変化判定手段6に入力され、記憶される。
次に撮影の回数を示すnを0にリセットする(ステップS4)。さらに撮影回数nを1つインクリメントする(ステップS5)。そして、視野Paで撮影を行い、この画像をPa−nとして変化判定手段6に入力する(ステップS6)。続いて、変化判定手段6が今回の画像Pa−nと前回の画像Pa−(n−1)を比較する(ステップS7)。つまり、一番最初は、Pa−0画像とPa−1画像とを比較することになる。
そして、変化判定手段6が被写体が変化したかを判定する(ステップS8)。被写体が変化つまり、動いたと判定したときには(ステップS8YES)、その旨をMPU1に通知する。MPU1は、変化があったときには、まず変化フラグFaを「1」にして、変化のあったことを記憶する(ステップS10)。変化フラグFaまたはFbが「1」である状態を第1の状態とする。
続いて、変化があった画像をストロボ撮影させ、記録手段3がこの静止画像を記録する(ステップS11)。これは、変化を短時間で画像に記録するためで、投光手段5で光を補って、高速シャッターで撮影するための処理である。さらに撮影した静止画像をネットワーク30に送信する(ステップS12)。これにより、図4のPa−1のような静止画像がユーザーに向けて送信される。
一方、変化がないかまたはほとんどないときには(ステップS8NO)、フラグFa=1であるか、つまり現在第1の状態かを判定する(ステップ9)。Fa=1のときには(ステップ9 YES)、ステップS30にジャンプする。つまり、ペットがどこからか入ってきてその画面の中で止まったような場合には、ステップS30にジャンプさせる。前に変化がありながら、今回変化がないまたは少ないようなケースとそれ以外の場合と区別するために、Fa=1かを判定する(ステップ9)。これにより、ユーザーにペットなどのしぐさや行動を積極的に提供できる。
なお、本実施例では、例えばカメラ側からペットを呼び寄せるような音やにおいを発する工夫、あるいはえさが出てくるような装置と組み合わせて、図7のような撮影をしてもよい。
図6に進む。動画記録およびその撮影した動画の送信を開始する(ステップS30)。
動画撮影しながらさらに、画像に小さな変化が起こっているかを変化判定手段6が判定する(ステップS31)。小さな変化があれば(ステップS31YES)ステップS32に進む。変化部分を拡大して、拡大画像を記録する(ステップS32)。
動画撮影しながらさらに、画像に小さな変化が起こっているかを変化判定手段6が判定する(ステップS31)。小さな変化があれば(ステップS31YES)ステップS32に進む。変化部分を拡大して、拡大画像を記録する(ステップS32)。
切換え手段7によって撮像素子の有効範囲や読み出し範囲を切り換えて、例えば図4(D)のPb−2を図7のように拡大し、この拡大画像を記録送信させる。変化部分がより確実に表示される。画像の情報量は膨大なので、長くなるほどメモリをいっぱいになりやすく、送信時にも回線が込み合ってしまうという問題も生ずる。これを防止するためには情報量を削減することが有効であるから、切換え手段7で適宜撮影範囲をせばめたりあわせて解像度を下げるようにする。
次に、無駄な送信を行わないように、以下のように撮影の必要性が少ないと判断されたときには動画撮影を終了させるようにも制御する。所定時間の経過を判断し、所定時間経過し(ステップS33 YES)、かつ携帯電話32等からの継続撮影指示もないときには(ステップS34 NO)、記録や送信の信号処理を終了させる(ステップS35)。
所定時間経過していないとき(ステップS33 NO)、あるいは所定時間経過しても(ステップS33 YES)ユーザーの操作などで継続信号が入ったときには(ステップS34 YES)、ステップS31に戻り記録や送信の信号処理を継続する。
所定時間経過していないとき(ステップS33 NO)、あるいは所定時間経過しても(ステップS33 YES)ユーザーの操作などで継続信号が入ったときには(ステップS34 YES)、ステップS31に戻り記録や送信の信号処理を継続する。
また、小変化がなく(ステップS31 NO)かつ大きな変化もないとき(ステップS36 NO)には、記録送信を終了させる(ステップS35)。また、変化が大きく被写体が画面からはずれるような画像があったときは(ステップS36YES)、さらに変化方向が別視野方向かを判断する(ステップS37)。なお、この変化方向の判定としては、後述する第2の実施例で説明するような、被写体の特徴点から被写体の動きを判定する方法も利用できる。
別視野方向であれば(ステップS37YES)、その方向に画面の切換えを行い(ステップS38)、撮影送信を継続させる。別視野方向でなければ(ステップS37NO)、記録送信を終了させる(ステップS35)。
以上の動画の記録送信終了後は、図5のステップS5に戻り、nをインクリメントして、前述のループをたどる。
図5に戻る。ステップS9でFa=1でないときつまりFa=0のときには(ステップS9NO)、ステップS13に進む。以下は、視野範囲PbでステップS6からS12までと同等な処理を行う。
視野をPbに切換えて視野Pbで撮影を行い、この画像をPb−nとして変化判定手段6に入力する(ステップS13)。続いて、変化判定手段6が今回の画像Pb−nと前回の画像Pb−(n−1)を比較する(ステップS14)。つまり、一番最初は、Pb−0画像とPb−1画像とを比較することになる。
そして、変化判定手段6が被写体が変化したかを判定する(ステップS15)。被写体が変化つまり、動いたと判定したときには(ステップS15YES)、その旨をMPU1に通知する。
MPU1は、変化があったときには、まず変化フラグFbを「1」にして、変化のあったことを記憶する(ステップS16)。変化フラグFbが「1」のときが第1の状態とする。
続いて、変化があった画像をストロボ撮影させ、記録手段3がこの静止画像を記録する(ステップS17)。これは、変化を短時間で画像に記録するためで、投光手段5で光を補って、高速シャッターで撮影するための処理である。
さらにこの撮影画像をネットワーク30に送信する(ステップS18)。これにより、図4のPb−1のような静止画像がユーザーに向けて送信される。
続いて、変化があった画像をストロボ撮影させ、記録手段3がこの静止画像を記録する(ステップS17)。これは、変化を短時間で画像に記録するためで、投光手段5で光を補って、高速シャッターで撮影するための処理である。
さらにこの撮影画像をネットワーク30に送信する(ステップS18)。これにより、図4のPb−1のような静止画像がユーザーに向けて送信される。
一方、変化がないかまたはほとんどないときには(ステップS15NO)、フラグFb=1か、つまり現在第1の状態かを判定する(ステップ19)。Fb=1のときには(ステップ19 YES)、ステップS30にジャンプする。ステップS30以降の処理は、既に説明済みなので省略する。
以上説明したように、実施例1によれば、しぐさや動きが楽しい被写体に対して、記録送信時に適切なタイミングやデータ量の動画での撮影を行うようにしたので、ユーザーは外部からこの結果を適宜鑑賞して楽しむことができる。
変化判定手段6で動きの変化を検知して、1つの場所に止まったペットの動くしぐさや表情の画像を撮影し、記録送信するような制御をしたので、留守宅に置いてきたペットの様子をじっくり見守りたいユーザーの希望がかなう。
また、切換え手段7で適宜撮影範囲をせばめたり解像度を下げるようにして、送信する画像の情報量を効果的に削減するので、送信に支障が出ない。
また、通常のカメラでは撮影光学系の画角が一般的なスナップや風景撮影に適するように設計されるので、通常のカメラを監視用カメラに使用するときには、視野が狭いことが問題になる。実施例1では、範囲変更手段8を直接またはクレードルを介して取り付けてたので、撮影可能な視野範囲を実質的に広げることができ、安価な通常のカメラでも、簡単に監視カメラシステムを実現することができる。
また、範囲変更手段8を変化判定手段6の結果に応じて動作させるので、ペットを追尾しながらの撮影もできる。そしてこの範囲変更手段8をカメラに着脱に設けたので、カメラを小型化したまま、広い範囲をモニタすることが可能にする。
以上により猫などのペットを無人で撮影して、ユーザーは出先でその画像を確認することができる。
次に、図8、図9を用いて本発明の実施例2について説明する。近年、画像解析技術の発達によって、人の顔を検出したりそれを追跡したりすることが可能となってきている。第2の実施例は、このような技術を用いて、被写体の特徴点から被写体の位置を把握して、動画撮影を行うか否かや視野変更の判定を行い、より的確で無駄のない動画記録や送信を行うものである。
図8は動きまわるペットの様子を示す図である。ペットの両目である所定間隔の2つの黒い点を特徴点と判定し、次々に撮影される画像でこの特徴点が画像データ内で変化する様子を調べれば、被写体の動きや、被写体が画面内からの消失したことも簡単に判定することができる。
図9は、第2の実施例に関するカメラのブロック図である。カメラ10cは、実施例1のカメラ10に特徴抽出手段11を付加したものである。特徴抽出手段11以外は実施例1と同一構成なので説明は省略する。また同一構成部分には同一の符号を用いて説明する。特徴抽出手段11は、撮像手段2から出力された画像を解析して、画面から例えば目とか口とかの特徴的な部分を抽出するものである。そして、特徴抽出手段11は、画像間の特徴点を比較したり、抽出結果や抽出された位置をMPU1に通知する。なお、実施例2のカメラにおいても、実施例1で説明したように、カメラ10cの範囲変更手段8や送信手段4を搭載したクレードルとのシステムで実現しても当然良い。
図10は、第2の実施例に関する制御処理を示すフローチャートである。以下の制御処理は主にMPU1により実行される。
まず、ステップS50からステップS52は、撮像を行い、撮影画像に変化があるかどうかを調べるループである。動画の撮像を実行させ(ステップS50)、前回の撮影画像と比較して変化があるかどうかを判定する(ステップS51)。変化があると判定されたら(ステップS52 YES)ステップS53に進む。
ステップS53では、変化したと判定された撮影画像から特徴抽出手段11がその特徴点を抽出する。そして、再度撮像を行わせる(ステップS54)。この撮影画像から特徴抽出手段11が再度特徴点を抽出する(ステップS55)。
そして、前回と今回でその特徴点に変化があったかをMPU1が判定する(ステップS56)。特徴点変化の判定が出来ないときには(ステップS57NO)、ステップS60に進む。特徴点変化の判定が所定回数やっても出来ないとき(ステップS60YES)には、なんらかの記録を残すために記録手段3で静止画を記録させる(ステップS61)。その後動画記録および送信を終了する(ステップS65)。
特徴点変化の判定が出来ない回数が所定回数未満のとき(ステップS60NO)には、ステップS53に戻る。一方、特徴点の抽出が可能で変化の判定が可能なとき(ステップS57YES)には、特徴点の動きを判定する(ステップS58)。
そして、動画圧縮して(ステップS59)、この動画像を記録、送信する(ステップS62)。なお、この動画像を送信せずに記録だけしても良い。あわせて特徴点の動きである判定結果(被写体の移動方向のベクトル情報)を記録する(ステップS63)。
そして、ユーザーの携帯電話等からの終了操作を判断し(ステップS64)、終了指示があったときは(ステップS64YES)、動画記録送信を終了する(ステップS65)。終了指示がないときは(ステップS64NO)、ステップS54に戻り続行する。
このように第2の実施例によれば、画像の動き方向や特徴点を考慮して記録送信を判断するので、より無駄のない動画記録や送信が可能となる。ペットが動いているときに、効率よく画像を見ることができる。
次に図11を用いて本発明の実施例3について説明する。第3の実施例は、被写体の特徴点を利用して不要な記録の増加を防止することにある。実施例3のカメラは、実施例2と同じカメラ10cが適用される。また、ブロック図は図9と同じなので省略する。なお、実施例3のカメラにおいても、実施例1で説明したように、カメラ10cの範囲変更手段8や送信手段4を搭載したクレードルとのシステムで実現しても当然良い。
図11は、第3の実施例に関する制御処理を示すフローチャートである。以下の制御処理は主にMPU1により実行される。
まずあらかじめ特徴点を示す画像などをモニタし、特徴処理手段11により複数の特徴点をいくつか抜き出されているとする。そして、撮影画像について、前回の特徴点と合致する特徴点があるかを判定する(ステップS70)。
合致する特徴点がないときは(ステップS70 NO)、記録を行わない(ステップS75)。合致する特徴点があるときは(ステップS70 YES)、前回の特徴点と画面内で同一位置にあるかの判定(ステップS71)と、前回の動きと同じであるかを判定する(ステップS72)。前述した図10の動き判定(ステップS58)を利用する。
画面の同じような箇所で(ステップS71 YES)、かつ前回と同じ動きのときには(ステップS72 YES)は、記録媒体上で前回の撮影画像に今回の撮影画像を上書き記録する(ステップS73)。同じような動きをする動画は、最新の画像のみを記録すれば十分だからである。
一方同じような箇所でなく(ステップS71 NO)、または前回と同じ動きでないときには(ステップS72 NO)は、前回の撮影画像とは別に別ファイルとして記録媒体に記録する(ステップS74)。記録と同時に送信してもよいし、送信のみにしてもよい。
同じような動きをする動画を何度も見るのは退屈なので、動きや特徴点が少し異なるときのみ、別ファイルとして記録する。これにより、同じような動きについては見る手間や通信料金を省くことができる。
以上の実施例1から3について、ハードウェアとMPU1の共同処理で実行することを説明したが、すべてをソフトウェアあるいはハードウェアで処理するよう構成しても当然よい。そして、すべてソフトウェア処理にしたときには、その処理プログラム自体が上述した実施の形態の機能を実現することになり、このプログラム自体が本発明を構成する。
そして、これらのプログラムは前述のROM以外の記録媒体の形式でも良く、カメラに着脱可能な記録媒体に格納されても良い。又、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスクまたはRAM等の格納装置を記録媒体として使用し、通信網を介してプログラムをカメラに提供してもよい。或いは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施の形態の機能が実現される場合にも、かかるプログラムが本発明の実施の態様に含まれることはいうまでもない。
また、本発明は上記実施形態をそのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態にしめされる全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組合せてもよい。
1…MPU、1a…操作部、2…撮像手段、2a…レンズ、2b…撮像素子、2c・・・アナログフロントエンド、2d…イメージプロセッサー
3…記録手段、4…通信手段、5…投光手段、6…変化判定手段、6a…動き方向判定手段、7…切換え手段、
8…範囲変更手段、8a…光学部材、8b…モータ、8c…ギヤ、8d…ピニオン
10、10b、10c…カメラ、11…特徴抽出手段
20…クレードル、21…電源回路、22…通信手段
30…ネットワーク、31…プロバイダ、32…携帯電話
e…光線、Fa、Fb…変化フラグ、g…被写体、n…撮影回数、Pa、Pb…画面
3…記録手段、4…通信手段、5…投光手段、6…変化判定手段、6a…動き方向判定手段、7…切換え手段、
8…範囲変更手段、8a…光学部材、8b…モータ、8c…ギヤ、8d…ピニオン
10、10b、10c…カメラ、11…特徴抽出手段
20…クレードル、21…電源回路、22…通信手段
30…ネットワーク、31…プロバイダ、32…携帯電話
e…光線、Fa、Fb…変化フラグ、g…被写体、n…撮影回数、Pa、Pb…画面
Claims (12)
- 撮影可能範囲から得られる画像信号の変化を判定する判定手段と、
画像信号に記録または送信の少なくともいずれか1つの処理を行う信号処理手段と、
画像信号がいったん変化し、その後に画像信号の変化がそれより小さくまたは変化がなくなったときに、上記画像信号を動画の形で信号処理手段による処理を行わせる制御手段を有する
ことを特徴とするカメラ。 - 前記撮影可能範囲の一部分のみを切り出すように撮影可能範囲を切り換える切換え手段を備え、
前記制御手段は、上記撮影可能範囲から一部分のみを切り出した画像を信号処理させる
ことを特徴とする請求項1に記載のカメラ。 - 前記制御手段は、上記撮影可能範囲から得られる画像変化がなくなったときに、信号処理を終了させる
ことを特徴とする請求項1に記載のカメラ。 - 視野範囲を第1と第2の範囲に切換える範囲変更手段を有し、
前記判定手段は、
第1の範囲の撮影時に上記第1の範囲における変化を判定し、
第2の範囲の撮影時に上記第2の範囲における変化を判定し、
ことを特徴とする請求項1に記載のカメラ。 - 前記判定手段は、被写体の動き方向を調べる動き方向判定手段を有し、
前記範囲変更手段は、動き方向の判定結果に応じて、上記第1または第2の範囲に撮影範囲を切換える
ことを特徴とする請求項4に記載のカメラ。 - カメラ充電用のクレードルを有するカメラシステムにおいて、前記クレードルにカメラの撮影方向を切換える範囲変更手段を備える
ことを特徴とするカメラシステム。 - 画像信号を出力する撮像手段と、
画面内での被写体の変化を画像信号の変化から判定する判定手段と、
画像信号を外部に送信する通信手段と、
判定手段によって、被写体がいったん変化しその後に被写体の変化がそれより小さくまたは変化がなくなったと判定されたときに、画像信号の送信を開始させる制御手段を有する
ことを特徴とするカメラ。 - 前記制御手段は、画像信号の送信を開始してから一定時間経過後に送信を終了する
ことを特徴とする請求項7に記載のカメラ。 - 画像信号を出力する撮像手段と、
画面内での被写体の変化を画像信号の変化から判定する判定手段と、
画像信号を外部に送信する通信手段と、
視野範囲を切換える範囲変更手段と、
範囲変更手段によって視野範囲を切換えながら画像信号の変化を判定手段に判定させ、特定の範囲で被写体がいったん変化しその後に被写体の変化がそれより小さくまたは変化がなくなったと判定されるまでは、上記の切換えと判定を繰り返し、
被写体がいったん変化しその後に被写体の変化がそれより小さくまたは変化がなくなったと判定されたときに、特定の視野範囲で上記画像信号の送信を開始させる制御手段を有する
ことを特徴とするカメラ。 - 撮影された画像信号をその画像信号の変化に応じて外部への送信を制御するカメラの制御方法において、
視野範囲を切換えながら画像信号の変化を判定し、特定の範囲で被写体がいったん変化しその後に被写体の変化がそれより小さくまたは変化がなくなったと判定するまでは、上記の切換えと判定を繰り返し、
被写体がいったん変化しその後に被写体の変化がそれより小さくまたは変化がなくなったと判定したときに、上記画像信号の送信を開始させるよう制御する
ことを特徴とするカメラの制御方法。 - 撮影された画像信号をその画像信号の変化に応じて外部への送信を制御するカメラの制御方法をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
前記制御方法は、
視野範囲を切換えながら画像信号の変化を判定し、特定の範囲で被写体がいったん変化しその後に被写体の変化がそれより小さくまたは変化がなくなったと判定するまでは、上記の切換えと判定を繰り返し、
被写体がいったん変化しその後に被写体の変化がそれより小さくまたは変化がなくなったと判定したときに、上記画像信号の送信を開始させるよう制御する
ことを特徴とするプログラム。 - 撮影された画像信号をその画像信号の変化に応じて外部への送信を制御するカメラの制御方法をコンピュータに実行させるプログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記録媒体において、
前記制御方法は、
視野範囲を切換えながら画像信号の変化を判定し、特定の範囲で被写体がいったん変化しその後に被写体の変化がそれより小さくまたは変化がなくなったと判定するまでは、上記の切換えと判定を繰り返し、
被写体がいったん変化しその後に被写体の変化がそれより小さくまたは変化がなくなったと判定したときに、上記画像信号の送信を開始させるよう制御する
ことを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005356933A JP2007166034A (ja) | 2005-12-09 | 2005-12-09 | カメラ、カメラシステム、カメラの制御方法、プログラム及び記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005356933A JP2007166034A (ja) | 2005-12-09 | 2005-12-09 | カメラ、カメラシステム、カメラの制御方法、プログラム及び記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007166034A true JP2007166034A (ja) | 2007-06-28 |
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ID=38248459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005356933A Pending JP2007166034A (ja) | 2005-12-09 | 2005-12-09 | カメラ、カメラシステム、カメラの制御方法、プログラム及び記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007166034A (ja) |
-
2005
- 2005-12-09 JP JP2005356933A patent/JP2007166034A/ja active Pending
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