JP2007165982A - 無線通信端末 - Google Patents

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JP2007165982A
JP2007165982A JP2005356063A JP2005356063A JP2007165982A JP 2007165982 A JP2007165982 A JP 2007165982A JP 2005356063 A JP2005356063 A JP 2005356063A JP 2005356063 A JP2005356063 A JP 2005356063A JP 2007165982 A JP2007165982 A JP 2007165982A
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Tomohiro Tadaishi
友弘 只石
Masahito Hirai
将人 平井
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

【課題】 ファン停止時の温度上昇を抑えるために機能を低下させることを行わずに、全体制御として温度上昇と冷却ファンの騒音の制御を行うことができる無線通信端末を提供する。
【解決手段】 端末温度が閾値より上昇した時(S1)、マイクロホンの音声レベルが有音状態(S7)、すなわちユーザが音声を発している状態であれば、送信アンプをオンにして送話できるようにする(S8)と共に、ファンの騒音が送信されることを防止するためにファンを停止する(S9)。この状態において、機能低下を伴う制御は行わない。ステップS7で、無音状態すなわちユーザが音声を発していない状態であれば、送信アンプを停止し(S10)、ファンをオンにして冷却する(S11)。ユーザの通話は、通話中であっても連続して話し続けて有音状態が連続することはなく、話の間や通信相手の話を聞いている時などの無音状態の比率は大変多く、この間に冷却する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、冷却ファンを備えた無線通信端末に関するもので、特に音声通信中の温度上昇と冷却ファンの騒音の制御を行うことができる無線通信端末に関する。
(背景技術1)
装置内の温度上昇を抑制しつつ、更に冷却ファンの発する騒音の記録情報への混入を回避する情報記録再生装置がある(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1では、カメラ記録時は、集音マイクが有効となるため冷却ファンを停止して騒音の混入を回避すると共に、冷却ファン停止に伴う温度上昇を抑制するためにメモリ手段に映像音声情報を蓄積している期間は音声・映像信号を記録するディスク装置のドライブ部を間欠駆動させて省電力モードとしている。
(背景技術2)
周辺のノイズレベルおよび装置温度を考慮してファンの使用の可否を決定する情報処理装置がある(例えば、特許文献2参照。)。この特許文献2では、マイクで検出した周辺音レベルが小さい時には、ユーザに不快感を与えないようにCPU冷却用ファンモータをオフにすると共に、ファンモータオフに伴う温度上昇を抑制するためにCPUクロックを一時停止させてCPU温度上昇を抑えている。また、周辺音レベルが設定値を越えた時にはファンモータの回転音はユーザに意識され難くなるのでファンモータをオンにし、CPUクロックを通常としている。
特開2004−171654号公報(第1頁、第4〜5頁、図1) 特開平11−237931号公報(第3〜4頁、図1、図3、図4)
従来は、ファン停止時には、ファンの停止に伴う温度上昇を抑制するために、ドライブ部を間欠駆動させたり、CPUのクロックを一時停止させたりして、これらの発熱部の温度上昇を抑えている。そのため、発熱部であるドライブ部やCPUの性能が低下するという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、ファン停止時の温度上昇を抑えるために機能を低下させることを行わずに、通話の特性に着目して温度上昇と冷却ファンの騒音の制御を行うことができる無線通信端末を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の無線通信端末は、携帯無線端末の内部温度を検出する温度監視手段と、前記携帯無線端末を冷却する冷却用ファンと、送話音声を集音するマイクロホンと、送話音声を無線送信する送信アンプと、前記送話音声の音声レベルを検出する送話音声レベル検出手段と、前記内部温度が所定の温度閾値以上の時に、前記送話音声の音声レベルが所定の音声閾値以上であれば前記送信アンプをオンにすると共に前記冷却用ファンを停止し、前記送話音声の音声レベルが所定の音声閾値以下であれば前記送信アンプを停止すると共に前記冷却用ファンをオンにする主制御手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、ファン停止時の温度上昇を抑えることを必要とせずに、通話の特性に着目して温度上昇と冷却ファンの騒音の制御を行うことが可能となる。
以下、本発明の実施例を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例に係る携帯無線端末の関連部分のブロック図である。携帯無線端末100は、アンテナ1、無線部2、送信アンプ3、主制御部4、通話制御部5、スピーカ6、マイクロホン7、温度監視部8、ファン9などにより構成されている。
アンテナ1および無線部2は、図示しない事業者の基地局と所定の周波数帯域による電波の送信受信を行う。送信アンプ3は、無線部2の中にあって、送信電波の増幅を行う。主制御部4は、無線部2における通信プロトコル制御及びユーザインタフェース等の制御を行う。通話制御部5は、主制御部4の通信プロトコル制御によって確立された通話チャンネルを用いて受信される信号を復調すると共に送信する信号を変調することによって相手側との通話経路を形成する。また、マイクロホン7からの外部音声の音声レベルを主制御部4に送出する。
スピーカ6は、通話制御部5によって形成された通話経路より送出された音声信号を外部に放音する。マイクロホン7は、外部音声を集音して電気信号に変換し、通話制御部5へ送出する。スピーカ6とマイクロホン7により、携帯無線端末100のユーザは相手側との通話を行う。温度監視部8は、携帯無線端末100の内部温度を測定し、主制御部4に送出する。ファン9は、主制御部4により動作制御される冷却用のファンである。
次に、主制御部4の動作を説明する。
図2は、本発明の実施例に係る携帯無線端末の主制御部の通話中のファン制御に関する動作フローチャートである。主制御部4は、通話状態に入ると、携帯無線端末100の内部温度をチェックする(ステップS1)。そして、温度が所定の閾値より低ければ、ファン9を停止する(ステップS2)。次に、マイクロホン7が集音した外部の音声レベルをチェックする(ステップS3)。この音声レベルが所定の音声レベル閾値より大きければ、通話中でユーザが実際に音を発している有音状態と判断して、送信アンプ3をオンにして(ステップS4)、ユーザの送話が通信相手に送信できる状態にする。ステップS3で音声レベルが所定の音声レベル閾値より小さければ、それを無音状態と判断して、送話の必要がないので送信アンプ3を停止する(ステップS5)。そして、終話状態かどうかをチェックして(ステップS6)、「NO」であれば、ステップS1へ戻り、継続する。
次に、通話が継続中に、温度上昇の1つの要因である送信アンプの発熱などにより温度が上昇して、所定の閾値より高くなると(ステップS1)、マイクロホン7が集音した外部の音声レベルをチェックする(ステップS7)。この音声レベルが所定の音声レベル閾値より大きければ、通話中でユーザが実際に音を発している有音状態と判断して、送信アンプ3をオンにして(ステップS8)、ユーザの送話が通信相手に送信できる状態にする。この時、ファンの騒音がユーザの送話と共に通信相手に送信されることを防止するために、温度が高い状態ではあるがファン9を停止する(ステップS9)。
ステップS7で音声レベルが所定の音声レベル閾値より小さければ、それを無音状態と判断して、送話の必要がないので送信アンプ3を停止する(ステップS10)。そして、送信アンプ3が停止すると、ファンの騒音が通信相手に送信されることはないので、ファンをオンにして携帯無線端末を冷却する(ステップS11)。ところで、ユーザの通話は、通話中であっても連続して話し続けて有音状態が連続することはなく、話の間や通信相手の話を聞いている時などの無音状態の比率は大変多い。従って、温度が高い状態であっても常時ファンをオンにするのではなく、この比率の多い無音状態の時に、ファンをオンにして温度上昇を防ぐと共に、送信アンプを停止してファン騒音の送信を防ぐことができる。
本実施例によれば、ファン停止時の温度上昇を抑えるために、例えば送信アンプの出力レベルを下げるなどの機能低下を行う必要がない。そして、ユーザの通話の特性に着目して、温度上昇と冷却ファンの騒音の制御を行うことが可能となる。
なお、音声レベルと音声レベル閾値とを比較して有音無音の判断を行ったが、音声スペクトラムにより有音無音の判断を行ってもよい。
また、図示しないが、温度が更に上昇するような状態になれば、送信アンプの停止や、ファンをオンにするなどの制御を行ってもよい。
また、本実施例では、冷却用のファンの騒音について制御を行ったが、騒音源の1つであるバイブレータの振動に関して、温度とは無関係に、有音状態の時に、送信アンプをオンにし、バイブレータをオフにする制御を行い、無音状態の時に、送信アンプを停止し、バイブレータを許可状態にしてバイブレータの振動要因が発生すれば振動するようにしてもよい。それにより、通信相手にバイブレータの振動騒音が伝わることを防止できる。
本発明の実施例に係る携帯無線端末の関連部分のブロック図。 本発明の実施例に係る携帯無線端末の主制御部の通話中のファン制御に関する動作フローチャート。
符号の説明
1 アンテナ
2 無線部
3 送信アンプ
4 主制御部
5 通話制御部
6 スピーカ
7 マイクロホン
8 温度監視部
9 ファン9
100 携帯無線端末

Claims (4)

  1. 携帯無線端末の内部温度を検出する温度監視手段と、
    前記携帯無線端末を冷却する冷却用ファンと、
    送話音声を集音するマイクロホンと、
    送話音声を無線送信する送信アンプと、
    前記送話音声の音声レベルを検出する送話音声レベル検出手段と、
    前記内部温度が所定の温度閾値以上の時に、
    前記送話音声の音声レベルが所定の音声閾値以上であれば前記送信アンプをオンにすると共に前記冷却用ファンを停止し、
    前記送話音声の音声レベルが所定の音声閾値以下であれば前記送信アンプを停止すると共に前記冷却用ファンをオンにする主制御手段とを
    具備することを特徴とする携帯無線端末。
  2. 携帯無線端末の内部温度を検出する温度監視手段と、
    振動により報知を行うバイブレータと、
    送話音声を集音するマイクロホンと、
    送話音声を無線送信する送信アンプと、
    前記送話音声の音声レベルを検出する送話音声レベル検出手段と、
    前記送話音声の音声レベルが所定の音声閾値以上であれば前記送信アンプをオンにすると共に前記バイブレータを停止し、
    前記送話音声の音声レベルが所定の音声閾値以下であれば前記送信アンプを停止すると共に前記バイブレータを許可状態にする主制御手段とを
    具備することを特徴とする携帯無線端末。
  3. 携帯無線端末の内部温度を検出する温度監視手段と、
    前記携帯無線端末を冷却する冷却用ファンと、
    送話音声を集音するマイクロホンと、
    送話音声を無線送信する送信アンプと、
    前記送話音声に応じて有音状態か無音状態かを判定する有音無音状態判定手段と、
    前記内部温度が所定の温度閾値以上の時に、
    有音状態であれば前記送信アンプをオンにすると共に前記冷却用ファンを停止し、
    無音状態であれば前記送信アンプを停止すると共に前記冷却用ファンをオンにする主制御手段とを
    具備することを特徴とする携帯無線端末。
  4. 携帯無線端末の内部温度を検出する温度監視手段と、
    振動により報知を行うバイブレータと、
    送話音声を集音するマイクロホンと、
    送話音声を無線送信する送信アンプと、
    前記送話音声に応じて有音状態か無音状態かを判定する有音無音状態判定手段と、
    有音状態であれば前記送信アンプをオンにすると共に前記バイブレータを停止し、
    無音状態であれば前記送信アンプを停止すると共に前記バイブレータを許可状態にする主制御手段とを
    具備することを特徴とする携帯無線端末。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016082449A (ja) * 2014-10-17 2016-05-16 株式会社リコー 通信装置
US11394209B2 (en) 2017-03-24 2022-07-19 Samsung Electronics Co., Ltd Method and device for controlling external device in accordance with electronic device state

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