JP2007165773A - 太陽電池モジュールおよび出力リードフレーム - Google Patents

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Abstract

【課題】出力リードフレームとインターコネクターとの間の電気的接続の信頼性を向上することが可能な太陽電池モジュールおよび出力リードフレームを提供する。
【解決手段】太陽電池モジュール1は、マトリックス状に配置した太陽電池セル2をインターコネクター3により相互に接続し、太陽電池セル2およびインターコネクター3により太陽電池本体部4を構成している。太陽電池本体部4から導出されたインターコネクター3は、出力リードフレーム10iの接続部11iに接続される。出力リードフレーム10i(接続部11i)には、インターコネクター3が嵌挿される開口部12、またはインターコネクター3が挟持される挟持部17、18形成してある。また、開口部12には切り欠き部13、14が形成してある。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽電池セルに接続されたインターコネクターを出力リードフレームに接続した太陽電池モジュールおよび太陽電池モジュールに用いられる出力リードフレームに関する。
住宅建物の屋根部分などに太陽電池モジュールが設置され、地域発電、家庭発電などが行なわれるようになってきた。このような地域発電、家庭発電は環境対策としても有効であり今後さらに多くの利用が見込まれている。
従来の太陽電池モジュールを図11ないし図14に基づいて説明する。
図11は、従来の太陽電池モジュールの表面(受光面)側から見た太陽電池モジュールの平面を示す平面図である。図12は、図11に示した従来の太陽電池モジュールの裏面(非受光面)側から見た太陽電池モジュールの平面を示す平面図である。図13は、図11に示した太陽電池モジュールの表面を拡大して示す拡大平面図である。
従来の太陽電池モジュール1は、複数の太陽電池セル2(の電極)をマトリックス状に配置して電力用としてある。太陽電池セル2は、相互にインターコネクター3により直列または並列に接続され、太陽電池セル2およびインターコネクター3により太陽電池本体部4を構成している。太陽電池本体部4から導出されたインターコネクター3は、出力リードフレーム10に接続される。
出力リードフレーム10の延長部(不図示)は、太陽電池モジュール1の裏面の端子ボックス6に設けられた端子部(不図示)で出力ケーブル8(+側の出力ケーブル8p、−側の出力ケーブル8m)に接続される。
また、太陽電池モジュール1は、太陽電池本体部4と、太陽電池本体部4の周縁部を包囲する枠体5とを備える。太陽電池モジュール1の実装構造は、枠体5の領域内で、太陽電池セル2の表面側に充填材を介して白色熱処理ガラス板を積層し、太陽電池セル2の裏面側に充填材を介して耐候性フィルムを積層することにより構成される。
図14は、従来の太陽電池モジュールでの出力リードフレームとインターコネクターとの接続状態を説明する斜視図である。
太陽電池セル2の電極(不図示)に接合され電気的出力を取り出すインターコネクター3は、出力リードフレーム10に対向して当接され、接続部11で互いにハンダ接合されている。
なお、インターコネクターを用いた太陽電池モジュールの出力リードフレームと端子ボックスに形成された端子部との接続構造を開示した文献として、例えば、出願人により出願された特許文献1が知られている。
特開2005−236206号公報
ところで、太陽電池モジュール1は屋外に設置され、10年以上もの長期間にわたって使用される。また、近年では、数アンペアの電流が流れるような大容量の仕様になってきている。それに伴って、太陽電池モジュール1の内部にEVA(エチレンビニルアセテート)などにより封止されることから太陽電池モジュール設置後での修理対応が困難な出力リードフレーム10とインターコネクター3との接続部11には高い信頼性が要求されるようになってきている。
一般的に、出力リードフレーム10とインターコネクター3との接続は、ハンダディップされた出力リードフレーム10とインターコネクター3とを重ねて熱によるハンダ付け、もしくは超音波によるハンダ付けを施すことにより行なわれる。
しかし、作業者によるハンダ付け技術がばらつく場合があり、また、出力リードフレーム10とインターコネクター3をハンダ接続する際に、機械的・物理的嵌合機構を有していないことから、熱などにより融解されたハンダが固化するまでの間に接続部12が動く場合がある。
つまり、ハンダ付けが不十分となり、出力リードフレーム10とインターコネクター3とが外れたりすることがあり、出力リードフレーム10とインターコネクター3との電気的接続について信頼性が十分確保されない恐れがあった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、出力リードフレームとインターコネクターとの接続(連結)を機械的に行なうことにより、出力リードフレームとインターコネクターとの間の電気的接続の信頼性を向上することが可能な太陽電池モジュールを提供すること、およびインターコネクターとの電気的な接続の信頼性を向上することが可能な出力リードフレームを提供することを目的する。
本発明に係る太陽電池モジュールは、太陽電池セルおよび該太陽電池セルに接続されたインターコネクターを有する太陽電池本体部と、前記インターコネクターと接続され前記太陽電池本体部から電気出力を取り出す出力リードフレームとを備える太陽電池モジュールにおいて、前記出力リードフレームは、前記インターコネクターが嵌挿してある開口部を備えることを特徴とする。
この構成により、出力リードフレームとインターコネクターとの接続を機械的連結により行なうことが可能となり、接続作業の容易化、効率化が可能となる。また、機械的に連結することからハンダ接合するときにインターコネクターが出力リードフレームから離脱することを防止できるので、出力リードフレームとインターコネクターとの間の接続を容易かつ確実にでき、出力リードフレームとインターコネクターとの間の接続強度を向上することが可能となり、信頼性の高い電気的接続を有する太陽電池モジュールとすることができる。
また、本発明に係る太陽電池モジュールでは、前記開口部には、切り欠き部が連接形成してあることを特徴とする。
この構成により、切り欠き部に沿ってインターコネクターを開口部に誘導、挿入することが可能となり、インターコネクターを開口部に容易かつ確実に嵌挿することができるから、インターコネクターに過剰な力を与えることなく、インターコネクターを容易に開口部に嵌挿することが可能となる。
また、本発明に係る太陽電池モジュールでは、前記開口部には、前記切り欠き部との境界に突起部が形成してあることを特徴とする。
この構成により、一旦嵌挿されたインターコネクターが開口部から移動、脱落することを防止できることから、機械的連結をより強化にすることが可能となる。
本発明に係る太陽電池モジュールは、太陽電池セルおよび該太陽電池セルに接続されたインターコネクターを有する太陽電池本体部と、前記インターコネクターと接続され前記太陽電池本体部から電気出力を取り出す出力リードフレームとを備える太陽電池モジュールにおいて、前記出力リードフレームは、前記インターコネクターを挟持する挟持部を備えることを特徴とする。
この構成により、出力リードフレームとインターコネクターとの接続を機械的連結により行なうことが可能となり、接続作業の容易化、効率化が可能となる。また、機械的に連結することからハンダ接合するときにインターコネクターが出力リードフレームから離脱することを防止できるので、出力リードフレームとインターコネクターとの間の接続を容易かつ確実にでき、出力リードフレームとインターコネクターとの間の接続強度を向上することが可能となり、信頼性の高い電気的接続を有する太陽電池モジュールとすることができる。
また、本発明に係る出力リードフレームは、太陽電池本体部の太陽電池セルに接続されるインターコネクターと接続されて前記太陽電池本体部から電気出力を取り出す出力リードフレームであって、前記インターコネクターが嵌挿される開口部を備えることを特徴とする。
この構成により、出力リードフレームとインターコネクターとの接続を機械的連結により行なうことが可能となり、接続作業の容易化、効率化が可能となる。また、信頼性の高い電気的接続を実現することが可能となる。
また、本発明に係る出力リードフレームでは、前記開口部には、切り欠き部が連接形成してあることを特徴とする。
この構成により、出力リードフレームとインターコネクターとの連結を容易に行なうことが可能となる。
また、本発明に係る出力リードフレームは、太陽電池本体部の太陽電池セルに接続されるインターコネクターと接続されて前記太陽電池本体部から電気出力を取り出す出力リードフレームであって、前記インターコネクターを挟持する挟持部を備えることを特徴とする。
この構成により、出力リードフレームとインターコネクターとの接続を機械的連結により行なうことが可能となり、接続作業の容易化、効率化が可能となる。
本発明に係る太陽電池モジュールによれば、インターコネクターと接続され太陽電池本体部から電気出力を取り出す出力リードフレームを備え、出力リードフレームはインターコネクターが嵌挿された開口部を備えることから、出力リードフレームとインターコネクターとの接続を機械的連結により行なうことが可能となり、出力リードフレームとインターコネクターとの間の接続強度を向上することができるので、長期間の使用によってもインターコネクターと出力リードフレームとが離れることのない信頼性の高い電気的接続を実現できるという効果を奏する。
本発明に係る太陽電池モジュールによれば、インターコネクターと接続され太陽電池本体部から電気出力を取り出す出力リードフレームを備え、出力リードフレームはインターコネクターを挟持する挟持部を備えることから、出力リードフレームとインターコネクターとの接続を機械的連結により行なうことが可能となり、出力リードフレームとインターコネクターとの間の接続強度を向上することができるので、長期間の使用によってもインターコネクターと出力リードフレームとが離れることのない信頼性の高い電気的接続を実現できるという効果を奏する。
本発明に係る出力リードフレームによれば、開口部に嵌挿されるインターコネクターと接続されて太陽電池本体部から電気出力を取り出すことから、出力リードフレームとインターコネクターとの接続を機械的連結により行なうことが可能となり、接続作業の容易化、効率化が可能となる。また、長期間の使用によってもインターコネクターと出力リードフレームとが離れることのない信頼性の高い電気的接続を実現することが可能となる。
本発明に係る出力リードフレームによれば、挟持部に挟持されるインターコネクターと接続されて前記太陽電池本体部から電気出力を取り出すことから、出力リードフレームとインターコネクターとの接続を機械的連結により行なうことが可能となり、接続作業の容易化、効率化が可能となる。また、長期間の使用によってもインターコネクターと出力リードフレームとが離れることのない信頼性の高い電気的接続を実現することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明に係る太陽電池モジュールの全体構成は従来技術として説明した太陽電池モジュール1と同様であるので、従来技術の説明に用いた符号(図11ないし図14)を適宜利用して説明を行なう。つまり、本発明の実施の形態での主要部は、インターコネクターと出力リードフレームとの接続部の構成にあるので、従来の出力リードフレーム10および接続部11との相違点が明確になるように説明する。したがって、本発明に係る実施の形態1ないし実施の形態5(図1ないし図10)では、従来の出力リードフレーム10および接続部11に対応させて出力リードフレーム10iおよび接続部11iと置き換えて説明する。
本発明に係る太陽電池モジュール1は、複数の太陽電池セル2(の電極)をマトリックス状に配置して電力用としてある。太陽電池セル2は、相互にインターコネクター3により直列または並列に接続され、太陽電池セル2およびインターコネクター3により太陽電池本体部4を構成している。太陽電池本体部4から導出されたインターコネクター3は、出力リードフレーム10iに接続される。
出力リードフレーム10iの延長部(不図示)は、太陽電池モジュール1の裏面の端子ボックス6に設けられた端子部(不図示)で出力ケーブル8(プラス側の出力ケーブル8p、マイナス側の出力ケーブル8m)に接続される。
また、太陽電池モジュール1は、太陽電池本体部4と、太陽電池本体部4の周縁部を包囲する枠体5とを備える。太陽電池モジュール1の実装構造は、枠体5の領域内で、太陽電池セル2の表面側に充填材を介して白色熱処理ガラス板を積層し、太陽電池セル2の裏面側に充填材を介して耐候性フィルムを積層することにより構成される。
つまり、本発明に係る太陽電池モジュール1は、太陽電池セル2に接続されたインターコネクター3を有する太陽電池本体部4と、インターコネクター3と接続され太陽電池本体部4から電気出力を取り出す出力リードフレーム10iとを備える。
また、本発明に係る出力リードフレーム10iは、太陽電池セル2に接続されるインターコネクター3と接続されて太陽電池本体部4から電気出力を取り出す構成としてある。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係る太陽電池モジュールに適用した出力リードフレームとインターコネクターが接続される接続部の状態を説明する平面図であり、(A)はインターコネクターを嵌挿する前の出力リードフレームを示し、(B)はインターコネクターを嵌挿した後の出力リードフレームを示す。図2は、図1で示した接続部を拡大して説明する拡大斜視図である。
出力リードフレーム10iは、インターコネクター3が接続される接続部11iを有する。また、接続部11i以外の部分は内部での短絡を防止するために適宜絶縁樹脂(図上、網掛けとして示す。)で被覆、封止されている。なお、絶縁樹脂としては、EVA(エチレンビニルアセテート)などが用いられる。
接続部11i(出力リードフレーム10i)には、インターコネクター3が嵌挿される開口部12が貫通穴として形成してある。開口部12の平面寸法は、インターコネクター3が嵌挿可能な寸法であれば良い。つまり、開口部12の平面寸法(開口寸法)は、インターコネクター3の長さ方向と交差する方向での断面形状より若干大きく形成してあり、両者間の隙間が小さい方がインターコネクター3と出力リードフレーム10iの間の機械的連結強度を向上させるためには好ましい。
インターコネクター3は、薄い板状に形成してあり、長さ方向と交差する方向での断面形状は、短辺の短い(薄い)長方形となっている。インターコネクター3は、開口部12に嵌挿するときに適宜屈曲できるような可撓性を有し、また、必要に応じて折り曲げることも可能である。また、インターコネクター3は、太陽電池セル2の温度に伴う変形に追随することが可能な弾性を有する構成としてある。本実施の形態では、開口部12に嵌挿させて平面状とすることから、屈曲部3cが形成してある。
インターコネクター3は、出力リードフレーム10iの開口部12に嵌挿されるので、接続部11iから移動したり、離脱したりすることが確実に防止される。このように、インターコネクター3と出力リードフレーム10iとを機械的に連結した状態で、接続部11i(出力リードフレーム10i)とインターコネクター3とをハンダ付け(ハンダ接合)することにより、インターコネクター3と出力リードフレーム10iとの間の接続強度を向上することが可能となり、信頼性の高い電気的接続を得ることができる。
<実施の形態2>
図3は、本発明の実施の形態2に係る太陽電池モジュールに適用した出力リードフレームとインターコネクターが接続される接続部の状態を説明する平面図であり、(A)はインターコネクターを嵌挿する前の出力リードフレームを示し、(B)はインターコネクターを嵌挿した後の出力リードフレームを示す。図4は、図3で示した接続部を拡大して説明する拡大斜視図であり、(A)は切り欠き部が出力リードフレームの長さ方向と交差する方向に形成してある場合であり、(B)は切り欠き部が出力リードフレームの長さ方向に形成してある場合である。
なお、実施の形態1と同様の構成には同一の符号を付して適宜説明を省略する。
本実施の形態では、出力リードフレーム10iの接続部11iに形成してある開口部12には、切り欠き部13、14が連接形成してある。切り欠き部13は、開口部12の端部で出力リードフレーム10iの長さ方向と交差する方向に形成してある。また、切り欠き部14は、開口部12の端部で出力リードフレーム10iの長さ方向に形成してある。したがって、切り欠き部13は、出力リードフレーム10iの長さ方向と交差する方向で開放端を有し、切り欠き部14は、出力リードフレーム10iの長さ方向で開放端を有する構成としてある。
つまり、異なる形状の切り欠き部13、14を有する開口部12としてある。なお、切り欠き部13、14は異なる形状としたが、切り欠き部13、14いずれかの形状を選択して同一の形状とすることも可能である。また、切り欠き部13、14の形状はインターコネクター3が嵌挿可能であれば良いが、インターコネクター3と出力リードフレーム10i(開口部12、切り欠き部13、14)との間の隙間が小さくなるように構成することにより両者間の機械的連結強度を向上させることが可能となる。
切り欠き部13を有する開口部12の場合には、インターコネクター3は、切り欠き部13から出力リードフレーム10iと交差する方向で誘導、挿入された後、開口部12の長辺方向に沿って矢符X方向に移動させることにより嵌挿される。この構成により、インターコネクター3に過剰な力を与えずに容易に嵌挿することが可能となる。なお、実施の形態1の場合と同様にして嵌挿することも可能である。
切り欠き部14を有する開口部12の場合には、インターコネクター3は、切り欠き部14から出力リードフレーム10iの長さ方向に沿って挿入された後、そのまま開口部12の長辺方向に沿って矢符X方向に移動させることにより嵌挿される。この構成により、インターコネクター3に過剰な力を与えずに容易に嵌挿することが可能となる。なお、実施の形態1の場合と同様にして嵌挿することも可能である。
本実施の形態によれば、実施の形態1の場合と同様に、インターコネクター3と出力リードフレーム10iとを機械的に連結した状態で、接続部11i(出力リードフレーム10i)とインターコネクター3とをハンダ付けすることにより、信頼性の高い電気的な接続を得ることができる。
つまり、本実施の形態に係る太陽電池モジュール1では、開口部12に出力リードフレーム10iの長さ方向と交差する方向に切り欠き部13が連接形成してあることを特徴とする。この構成により、切り欠き部13に沿ってインターコネクター3を開口部12に誘導、挿入することにより、インターコネクター3を開口部12に容易かつ確実に嵌挿することができるから、インターコネクター3に過剰な力を与えることなく、インターコネクター3を容易に開口部12に嵌挿することが可能となる。
また、本実施の形態に係る太陽電池モジュール1では、開口部12に出力リードフレーム10iの長さ方向に切り欠き部14が連接形成してあることを特徴とする。この構成により、切り欠き部14に沿ってインターコネクター3を挿入するだけで開口部12に誘導、挿入できることから、インターコネクター3に過剰な力を与えることなく、インターコネクター3を容易かつ確実に開口部12に嵌挿することが可能となる。
また、本実施の形態に係る太陽電池モジュール1では、出力リードフレーム10iとインターコネクター3とは、ハンダ接合してあることを特徴とする。この構成により、出力リードフレーム10iとインターコネクター3との接続は、機械的な連結に加えてハンダ接合によりなされることから、出力リードフレーム10iとインターコネクター3との間の接続抵抗を低減し、安定性、信頼性の高い太陽電池モジュール1とすることができる。
<実施の形態3>
図5は、本発明の実施の形態3に係る太陽電池モジュールに適用した出力リードフレームとインターコネクターが接続される接続部の状態を説明する平面図であり、(A)はインターコネクターを嵌挿する前の出力リードフレームを示し、(B)はインターコネクターを嵌挿した後の出力リードフレームを示す。図6は、図5で示した接続部を拡大して説明する拡大斜視図である。
なお、実施の形態1、実施の形態2と同様の構成には同一の符号を付して適宜説明を省略する。
本実施の形態では、開口部12は、実施の形態2の切り欠き部13を2つ備える構成としてある。また、切り欠き部13と開口部12の境界に突起部15が形成してある。つまり、インターコネクター3は、開口部12に一旦嵌挿された後では、突起部15により移動を規制されるので、開口部12から移動、脱落することが防止され、機械的連結をより強固なものとすることが可能となる。
本実施の形態によれば、実施の形態1、実施の形態2の場合と同様の作用を生じる。
<実施の形態4>
図7は、本発明の実施の形態4に係る太陽電池モジュールに適用した出力リードフレームとインターコネクターが接続される接続部の状態を説明する平面図であり、(A)はインターコネクターを嵌挿する前の出力リードフレームを示し、(B)はインターコネクターを嵌挿した後の出力リードフレームを示す。図8は、図7で示した接続部を拡大して説明する拡大斜視図である。
なお、実施の形態1ないし実施の形態3と同様の構成には同一の符号を付して適宜説明を省略する。
本実施の形態では、実施の形態1ないし実施の形態3での開口部12の代わりにインターコネクター3を挟持する挟持部17を出力リードフレーム10i(接続部11i)に備える構成としてある。
挟持部17は、インターコネクター3に対して出力リードフレーム10iを積層構造とし、積層(例えば上下2層)の間にインターコネクター3を挟持可能な適宜の空間を形成することにより形成することができる。つまり、挟持部17では、積層構造の上下層(上層出力リードフレーム10ia、下層出力リードフレーム10ib)を相互に分離して、物理的・機械的に分離した状態とし、形成された空間にインターコネクター3を嵌挿して挟持する構成としてある。
インターコネクター3は、挟持部17により上下方向から圧接されて、挟持されることとなる。したがって、挟持部17により、インターコネクター3と出力リードフレーム10iとの機械的連結を容易かつ強固に行なうことが可能となり、安定的にインターコネクター3を挟持することができる。
インターコネクター3は、挟持部17に挟持された状態で、出力リードフレーム10iの片側あるいは両側から加熱してハンダ接合を施すことが可能となる。上下両方向でのハンダ接合が可能であることから、接続強度を確実に向上させることができる。したがって、本実施の形態によれば、実施の形態1ないし実施の形態3と同様の作用を生じる。
なお、本実施の形態では、実施の形態1ないし実施の形態3に比較して、インターコネクター3を同一平面で平行に移動させて挟持部17に挿入するだけで良いことから容易に連結作業を行なうことが可能である。
つまり、本実施の形態に係る太陽電池モジュール1では、挟持部17をインターコネクター3に対して積層構造としてあることを特徴とする。この構成により、インターコネクター3と出力リードフレーム10iとの機械的連結を容易かつ強固に行なうことが可能となり、インターコネクター3を安定的に挟持することが可能な挟持部17とすることができる。
また、本実施の形態に係る太陽電池モジュール1では、出力リードフレーム10iとインターコネクター3とは、ハンダ接続してあることを特徴とする。この構成により、出力リードフレーム10iとインターコネクター3との接続は、機械的な連結に加えてハンダ接続によりなされることから、出力リードフレーム10iとインターコネクター3との間の接続抵抗を低減し、安定性、信頼性の高い太陽電池モジュール1とすることができる。
<実施の形態5>
図9は、本発明の実施の形態5に係る太陽電池モジュールに適用した出力リードフレームとインターコネクターが接続される接続部の状態を説明する平面図であり、(A)はインターコネクターを嵌挿する前の出力リードフレームを示し、(B)はインターコネクターを嵌挿した後の出力リードフレームを示す。図10は、図9で示した接続部を拡大して説明する拡大斜視図である。
なお、実施の形態1ないし実施の形態4と同様の構成には同一の符号を付して適宜説明を省略する。
本実施の形態では、実施の形態4での挟持部17の代わりに、積層構造を片持ち型として、片持ち型の挟持部18を出力リードフレーム10iに備える構成としてある。つまり、出力リードフレーム10iとインターコネクター3とが接続される接続部11iにのみ積層構造を形成してある。
出力リードフレーム10iは、接続部11iに対応する領域でのみ積層構造(挟持部18)としてあり、挟持部18では、積層構造の積層(上層出力リードフレーム10ic、下層出力リードフレーム10ib)を相互に分離して、物理的・機械的に分離した状態としてある。
この構成により、上層出力リードフレーム10icを押圧して変形することが極めて容易となることから、挟持部18により、インターコネクター3を容易かつ確実に挟持することができるので、出力リードフレーム10iとインターコネクター3との連結を容易に行なえる。
また、接続部11iが片持ち型の開放側で露出することから、ハンダ接合を容易かつ正確に施すことが可能となる。
したがって、本実施の形態によれば、実施の形態4と同様の作用を生じる。
本発明の実施の形態1に係る太陽電池モジュールに適用した出力リードフレームとインターコネクターが接続される接続部の状態を説明する平面図であり、(A)はインターコネクターを嵌挿する前の出力リードフレームを示し、(B)はインターコネクターを嵌挿した後の出力リードフレームを示す。 図1で示した接続部を拡大して説明する拡大斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る太陽電池モジュールに適用した出力リードフレームとインターコネクターが接続される接続部の状態を説明する平面図であり、(A)はインターコネクターを嵌挿する前の出力リードフレームを示し、(B)はインターコネクターを嵌挿した後の出力リードフレームを示す。 図3で示した接続部を拡大して説明する拡大斜視図であり、(A)は切り欠き部が出力リードフレームの長さ方向と交差する方向に形成してある場合であり、(B)は切り欠き部が出力リードフレームの長さ方向に形成してある場合である。 本発明の実施の形態3に係る太陽電池モジュールに適用した出力リードフレームとインターコネクターが接続される接続部の状態を説明する平面図であり、(A)はインターコネクターを嵌挿する前の出力リードフレームを示し、(B)はインターコネクターを嵌挿した後の出力リードフレームを示す。 図5で示した接続部を拡大して説明する拡大斜視図である。 本発明の実施の形態4に係る太陽電池モジュールに適用した出力リードフレームとインターコネクターが接続される接続部の状態を説明する平面図であり、(A)はインターコネクターを嵌挿する前の出力リードフレームを示し、(B)はインターコネクターを嵌挿した後の出力リードフレームを示す。 図7で示した接続部を拡大して説明する拡大斜視図である。 本発明の実施の形態5に係る太陽電池モジュールに適用した出力リードフレームとインターコネクターが接続される接続部の状態を説明する平面図であり、(A)はインターコネクターを嵌挿する前の出力リードフレームを示し、(B)はインターコネクターを嵌挿した後の出力リードフレームを示す。 図9で示した接続部を拡大して説明する拡大斜視図である。 従来の太陽電池モジュールの表面(受光面)側から見た太陽電池モジュールの平面を示す平面図である。 図11に示した従来の太陽電池モジュールの裏面(非受光面)側から見た太陽電池モジュールの平面を示す平面図である。 図11に示した太陽電池モジュールの表面を拡大して示す拡大平面図である。 従来の太陽電池モジュールでの出力リードフレームとインターコネクターとの接続状態を説明する斜視図である。
符号の説明
1 太陽電池モジュール
2 太陽電池セル
3 インターコネクター
4 太陽電池本体部
5 枠体
6 端子ボックス
7 端子部
8 出力ケーブル
10i 出力リードフレーム
11i 接続部
12 開口部
13、14 切り欠き部
15 突起部
17、18 挟持部

Claims (7)

  1. 太陽電池セルおよび該太陽電池セルに接続されたインターコネクターを有する太陽電池本体部と、前記インターコネクターと接続され前記太陽電池本体部から電気出力を取り出す出力リードフレームとを備える太陽電池モジュールにおいて、
    前記出力リードフレームは、前記インターコネクターが嵌挿してある開口部を備えることを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 前記開口部には、切り欠き部が連接形成してあることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  3. 前記開口部には、前記切り欠き部との境界に突起部が形成してあることを特徴とする請求項2に記載の太陽電池モジュール。
  4. 太陽電池セルおよび該太陽電池セルに接続されたインターコネクターを有する太陽電池本体部と、前記インターコネクターと接続され前記太陽電池本体部から電気出力を取り出す出力リードフレームとを備える太陽電池モジュールにおいて、
    前記出力リードフレームは、前記インターコネクターを挟持する挟持部を備えることを特徴とする太陽電池モジュール。
  5. 太陽電池本体部の太陽電池セルに接続されるインターコネクターと接続されて前記太陽電池本体部から電気出力を取り出す出力リードフレームであって、
    前記インターコネクターが嵌挿される開口部を備えることを特徴とする出力リードフレーム。
  6. 前記開口部には、切り欠き部が連接形成してあることを特徴とする請求項5に記載の出力リードフレーム。
  7. 太陽電池本体部の太陽電池セルに接続されるインターコネクターと接続されて前記太陽電池本体部から電気出力を取り出す出力リードフレームであって、
    前記インターコネクターを挟持する挟持部を備えることを特徴とする出力リードフレーム。
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