JP2007165340A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Atsushi Fujita
篤志 藤田
Takahiro Miyauchi
貴宏 宮内
Motonari Hirota
泉生 弘田
Yuji Fujii
裕二 藤井
Koji Niiyama
浩次 新山
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Abstract

【課題】負荷温度検出を容易にし、インバータ動作が安定した誘導加熱調理器を提供すること。
【解決手段】負荷15を誘導加熱する加熱コイル16と、加熱コイル16から高周波磁界を発生させるインバータ14と、インバータ14の出力を制御する出力制御手段18とを有し、出力制御手段18が制御する制御対象量を固定し、出力制御手段18に入力される制御目標量またはその変化を検知することにより、設定した制御目標範囲を超えたもしくは超えようとした場合に制御対象量を変化させるようにしたことにより、負荷温度検出を容易にし、インバータ動作が安定した誘導加熱調理器を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、誘導加熱調理器、特にアルミニウム、銅など低抵抗金属からなる負荷を誘導加熱する調理器に関するものである。
以下、従来の誘導加熱調理器について図3に基づいて説明する。商用電源1を整流素子2で整流し、平滑手段3にて直流電力をインバータ4に供給して、インバータ4ではスイッチング素子7を駆動して高周波磁界を加熱コイル6に発生させ、負荷5を誘導加熱するものである。ここで、負荷5への電力制御を行うため、周波数制御が行われていた。すなわち、周波数制御はスイッチング素子7の駆動周波数を可変することにより電力制御を行っていた。ここで負荷5の温度を検知するため、図示しないサーミスタなどの温度検出素子を調理器のトッププレートに設けていた。
前記従来の構成の誘導加熱調理器は、負荷5の温度検出を行うための温度検出部の熱時定数が大きく、負荷5の温度変化に対する検出遅れが発生していた。また負荷がアルミニウムなど低融点の金属である場合、負荷を空焼きするなど急速に負荷温度が上昇する場合に負荷の温度検知が遅れ、負荷5を損傷する可能性があるという課題を有している。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、負荷温度検出を容易にし、インバータ動作が安定した誘導加熱調理器を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、本発明の誘導加熱調理器は、インバータの出力を制御する出力制御手段を有し、出力制御手段が制御する制御対象量を固定し、出力制御手段に入力される制御目標量またはその変化を検知することにより、設定した制御目標範囲を超えたもしくは超えようとした場合に制御対象量を変化させるようにしているものである。
これによって、負荷温度検出を容易にし、インバータ動作が安定した誘導加熱調理器を提供することが出来る。
以上のように本発明の誘導加熱調理器は、インバータの出力を制御する出力制御手段を有し、出力制御手段が制御する制御対象量を固定し、出力制御手段に入力される制御目標量またはその変化を検知することにより、設定した制御目標範囲を超えたもしくは超えようとした場合に制御対象量を変化させることで、負荷温度検出を容易にするため、インバータ動作が安定した誘導加熱調理器を実現するものである。
請求項1に記載した発明は、負荷を誘導加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルから高周波磁界を発生させるインバータと、前記インバータの制御対象量を可変して前記インバータの制御目標量を、設定した制御目標範囲に入るように前記インバータの出力を制御する出力制御手段とを有し、前記出力制御手段は、前記制御対象量を固定し、検知した前記制御目標量またはその変化が、設定した制御目標範囲を超えたもしくは超えようとした場合に前記制御対象量を前記制御目標量が設定した制御目標範囲に収まるように変化させる誘導加熱調理器とすることにより、負荷温度検出を容易にし、インバータ動作が安定した誘導加熱調理器を提供する。
請求項2に記載の発明は、出力制御手段は、制御対象量を固定したことにより制御目標量が制御目標範囲を超えたもしくは超えようとした頻度または回数により、負荷温度を検知する負荷温度検知手段を有する請求項1に記載の誘導加熱調理器とすることにより、負荷温度検出の追従性がよい誘導加熱調理器を提供する。
請求項3に記載の発明は、出力制御手段は、制御対象量を固定したときに検知した制御目標量の変化により負荷温度を検知する負荷温度検知手段を有する請求項1に記載の誘導加熱調理器とすることにより、負荷温度検出の追従性がよく使い勝手の良い誘導加熱調理器を提供する。
請求項4に記載の発明は、負荷温度検知手段が検知した負荷温度を表示または報知する請求項2または3に記載の誘導加熱調理器とすることにより、負荷温度検出の追従性がよく調理性能のよい誘導加熱調理器を提供する。
請求項5に記載の発明は、負荷温度に対応したインバータの出力制御を行う請求項2〜4のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器とすることにより、負荷温度検出の追従性がよく安全な誘導加熱調理器を提供する。
請求項6に記載の発明は、負荷温度検知手段が検知した負荷温度が異常高温となった場合にインバータを停止する請求項2〜5のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器とすることにより、さらなる安全な誘導加熱調理器を提供する。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1において、商用電源11を整流素子12で整流し、平滑手段13にて直流電力をインバータ14に供給して、インバータ14ではスイッチング素子17を駆動して高周波磁界を加熱コイル16に発生させ、鍋などの負荷15を誘導加熱するものである。負荷15への電力制御を行うため、出力制御手段18により、スイッチング素子17の駆動周波数を制御対象量として可変し、入力電流を検知する入力検知手段21により入力電流制御を行い、入力電流を制御目標量として制御目標範囲に入るようにする。入力電流が制御目標範囲に到達したのちは、スイッチング素子17の駆動周波数を固定し、インバータ14の動作を安定にする。
すなわち、出力制御手段18が制御する制御対象量を固定し、出力制御手段18に入力される制御目標量またはその変化を検知することにより、設定した制御目標範囲を超えたもしくは超えようとした場合に制御対象量を変化させるものである。また、負荷温度検知手段19の出力に応じて出力制御手段18によりインバータ14の出力を制御するようにしている。
図2に本実施例の誘導加熱調理器の駆動周波数−入力電力特性を示しているが、本実施例では加熱コイル16に直列に共振コンデンサを接続して、SEPPインバータとしている。加熱コイル16と共振コンデンサの共振周波数をピークとした入力電力特性となる。負荷15としてアルミニウムや銅など低抵抗の金属を誘導加熱する場合、負荷15を磁気結合した状態での加熱コイル16と共振コンデンサの共振のQが大きいため、図のように周波数に対して急峻に入力電力が変化する特性となる。
負荷15は継続して誘導加熱されており負荷15の温度は上昇して行く。負荷15の温度が上昇することにより、加熱コイル16と共振コンデンサの共振のQが小さくなり、温度変化に応じて図の点線のように入力電力特性が変化して行く。駆動周波数は固定しているため、入力電流は温度変化に応じて減少する。さらに負荷温度が高くなると、入力電流に対してあらかじめ設定している制御目標範囲を超えようとする。この時点で制御対象量である駆動周波数を変化させ制御目標範囲に入力電流が収まるようにする。これを繰り返し行うことで入力電流が制御目標範囲を超えたもしくは超えようとした頻度または回数を負荷温度検知手段19で検知して負荷15の温度を検知することができる。特に負荷15としてアルミニウムや銅など低抵抗の金属を誘導加熱する場合、負荷15を磁気結合した状態での加熱コイル16と共振コンデンサの共振のQが大きいため、周波数に対して急峻に入力電力が変化し、駆動周波数の変化を検知することは容易に実現出来、温度検知部による時間遅れが発生しない。このため負荷温度検出の追従性がよい誘導加熱調理器を実現している。
また、負荷15の温度を図示しない液晶やLEDなどにより表示したり、アラーム音や合成音声により報知して使用者に負荷温度を高速に知らせることが出来、使い勝手の良い誘導加熱調理器を実現しているものである。
また、負荷温度検知手段19の出力に応じて出力制御手段18により出力を制御して、例えば負荷15を負荷温度が一定温度になるまで急速に加熱するなど調理性能のよい誘導加熱調理器を実現している。また、調理物がない状態で負荷15を加熱するなど負荷温度が異常に高温になったことを負荷温度検知手段19により検知して、インバータ14を停止して負荷15への加熱を停止して、さらなる負荷温度の上昇を防止することにより安全な誘導加熱調理器を実現している。
また、制御目標範囲を超えなくとも制御目標値の変化を検出すれば、さらに高速に負荷温度の検出が出来るものである。
なお、本実施例ではインバータ構成は、いわゆるSEPPとしたが、これにこだわる必要がないのはいうまでもない。また、制御対象量も本実施例では駆動周波数としたが、スイッチング素子17のオンオフデューティやインバータ14の入力電圧などとしても本発明の効果は得られるものである。また入力電流を制御目標としたが出力電流、加熱コイル電圧や電流、共振コンデンサの電圧や電流などでも同様に効果が得られるものである。また、従来のサーミスタ、熱伝対などの温度検出素子と併用して負荷温度検知精度を高めるなど出来ることはいうまでもない。
本発明の一実施例である誘導加熱調理器のブロック図 同誘導加熱調理器の駆動周波数−入力電力の特性図 従来の誘導加熱調理器のブロック図
符号の説明
14 インバータ
15 負荷
16 加熱コイル
18 出力制御手段
19 負荷温度検知手段
21 入力検知手段

Claims (6)

  1. 負荷を誘導加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルから高周波磁界を発生させるインバータと、前記インバータの制御対象量を可変して前記インバータの制御目標量を、設定した制御目標範囲に入るように前記インバータの出力を制御する出力制御手段とを有し、前記出力制御手段は、前記制御対象量を固定し、検知した前記制御目標量またはその変化が、設定した制御目標範囲を超えたもしくは超えようとした場合に前記制御対象量を前記制御目標量が設定した制御目標範囲に収まるように変化させる誘導加熱調理器。
  2. 出力制御手段は、制御対象量を固定したことにより制御目標量が制御目標範囲を超えたもしくは超えようとした頻度または回数により、負荷温度を検知する負荷温度検知手段を有する請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 出力制御手段は、制御対象量を固定したときに検知した制御目標量の変化により負荷温度を検知する負荷温度検知手段を有する請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  4. 負荷温度検知手段が検知した負荷温度を表示または報知する請求項2または3に記載の誘導加熱調理器。
  5. 負荷温度検知手段が検知した負荷温度に対応したインバータの出力制御を行う請求項2〜4のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  6. 負荷温度検知手段が検知した負荷温度が異常高温となった場合にインバータを停止する請求項2〜5のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
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