JP2007165062A - 燃料電池発電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】省スペースでイニシャルコストの大幅な増加を招くことなく安全性を容易に確保できる燃料電池発電システムを提供する。
【解決手段】酸素ガス1の酸素ガスタンク111、酸素ガス1を燃料電池本体101へ送給する送給ポンプ133等と、液状の炭化水素2の炭化水素タンク121と、炭化水素121を燃料電池本体101へ送給する送給ポンプ122,気化器123等と、水3の水タンク124と、水3を燃料電池本体101へ送給する送給ポンプ125,気化器126等と、炭化水素2と水3とから燃料ガス4を生成させる改質反応器127と、改質反応器127を加熱する燃焼バーナ131と、炭化水素2を燃焼バーナ131へ送給する送給ポンプ136と、酸素ガス1を燃焼バーナ131へ送給する送給ポンプ133と、燃焼ガス5を燃焼バーナ131へ送給する送給ポンプ141等とを備えたシステム100とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池発電システムに関し、特に、水中航行体や空中航行体や宇宙航行体等のような閉空間内に設置する場合に適用すると極めて有効なものである。
燃料電池発電システムは、電解質膜を燃料極膜と酸化極膜とで挟んだセルを複数備えた燃料電池本体に対して、水素ガスを含有する燃料ガスを当該燃料電池本体の燃料極膜側に供給し、酸素ガスを含有する酸化ガスを当該燃料電池本体の酸化極膜側に供給することにより、水素ガスと酸素ガスとを上記セルで電気化学的に反応させて、電力を得ることができるようになっている。
このような燃料電池発電システムを、例えば、水中航行体や空中航行体や宇宙航行体等のような閉空間内に設置して利用する場合には、設置スペースが狭小であるため、燃料ガス源として水素ガスを利用し、酸化ガス源として酸素ガスを利用することにより、閉空間内に占める発電用の原料ガス源の設置スペースの割合をできるだけ小さくするようにしている。
特開平5−231609号公報
ところで、灯油や軽油や重油等のような液状の炭化水素は、単位体積当たりの水素成分含有量が水素ガスよりも大きいため(約1.4〜1.7倍)、当該炭化水素を改質反応器により水蒸気改質して水素を得るようにすることにより、燃料ガス源の設置スペースの割合をさらに小さくすることが考えられている。
このため、改質反応器を加熱する燃焼ガスの燃焼原料として、酸化ガス源に利用する酸素ガスと燃料ガス源に利用する液状の炭化水素とを利用することにより、設置スペースの割合をさらに小さくすることが検討されている。
しかしながら、前記炭化水素と酸素ガスとを燃焼バーナ等で燃焼させると、わずかな酸素ガス量でも勢いよく燃焼するため、火炎のコントロールが難しく、燃焼温度が非常に高くなりやすい(空気を用いた場合よりも500〜1000℃高くなる)ことから、燃焼バーナ等が損傷しやすくなってしまい、高価な高耐熱性材料からなる燃焼バーナ等を使用しなければならず、イニシャルコストの大幅な増加を招いてしまうと共に、安全性の確保に手間がかかってしまうという問題があった。
このようなことから、本発明は、省スペースでありながらもイニシャルコストの大幅な増加を招くことなく安全性を容易に確保することができる燃料電池発電システムを提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための、第一番目の発明に係る燃料電池発電システムは、燃料電池本体と、前記燃料電池本体の酸化ガス供給口へ酸素ガスを含有する酸化ガスを供給する酸化ガス供給手段と、前記燃料電池本体の燃料ガス供給口へ水素ガスを含有する燃料ガスを供給する燃料ガス供給手段とを備える燃料電池発電システムにおいて、前記酸化ガス供給手段が、酸素ガスを貯蔵する第一の酸素ガス貯蔵手段と、前記第一の酸素ガス貯蔵手段の前記酸素ガスを前記燃料電池本体の酸化ガス供給口へ送給する発電用酸素ガス送給手段とを備え、前記燃料ガス供給手段が、液状の炭化水素を貯蔵する第一の炭化水素貯蔵手段と、前記第一の炭化水素貯蔵手段の前記炭化水素を前記燃料電池本体の燃料ガス送給口へ送給する発電用炭化水素送給手段と、水を貯蔵する第一の水貯蔵手段と、前記第一の水貯蔵手段の前記水を前記燃料電池本体の燃料ガス送給口へ送給する発電用水送給手段と、前記燃料電池本体の燃料ガス送給口へ送給される前記燃料ガスを、前記炭化水素と前記水とを改質反応させて生成させる触媒を有する改質反応器と、前記改質反応器を加熱する燃焼バーナと、前記燃焼バーナの燃焼原料受入口へ燃焼原料を供給する燃焼原料供給手段とを備え、前記燃焼原料供給手段が、液状の炭化水素を貯蔵する第二の炭化水素貯蔵手段と、前記第二の炭化水素貯蔵手段の前記炭化水素を前記燃焼バーナの燃焼原料受入口へ送給する燃焼用炭化水素送給手段と、酸素ガスを貯蔵する第二の酸素ガス貯蔵手段と、前記第二の酸素ガス貯蔵手段の前記酸素ガスを前記燃焼バーナの燃焼原料受入口へ送給する燃焼用酸素ガス送給手段と、前記燃焼バーナで生成した燃焼ガスを当該燃焼バーナの燃焼原料受入口へ送給する燃焼用燃焼ガス送給手段とを備えていることを特徴とする。
第二番目の発明に係る燃料電池発電システムは、第一番目の発明において、前記燃焼用燃焼ガス送給手段が、前記燃焼バーナで生成した前記燃焼ガスを当該燃焼バーナの燃焼原料受入口へ送給するコンプレッサを備えていることを特徴とする。
第三番目の発明に係る燃料電池発電システムは、第二番目の発明において、前記燃焼用燃焼ガス送給手段が、前記コンプレッサの送出口と前記燃焼バーナの燃焼原料受入口との間に配設されて前記燃焼ガスを貯蔵するバッファタンクと、前記バッファタンクと前記燃焼バーナの燃焼原料受入口との間の前記燃焼ガスの圧力を調整する調整弁とを備えていることを特徴とする。
第四番目の発明に係る燃料電池発電システムは、第一番目から第三番目の発明のいずれかにおいて、前記燃焼原料供給手段が、水を貯蔵する第二の水貯蔵手段と、前記第二の水貯蔵手段の前記水を前記燃焼バーナの燃焼原料受入口へ送給する燃焼用水送給手段とを備えていることを特徴とする。
第五番目の発明に係る燃料電池発電システムは、第四番目の発明において、前記燃焼用水送給手段が、前記燃焼バーナの燃焼原料受入口へ送給される前記酸素ガスに前記第二の水貯蔵手段の前記水を加える加湿手段を備えていることを特徴とする。
第六番目の発明に係る燃料電池発電システムは、第四番目又は第五番目の発明において、前記第一の水貯蔵手段と前記第二の水貯蔵手段とが同一であることを特徴とする。
第七番目の発明に係る燃料電池発電システムは、第一番目から第六番目の発明のいずれかにおいて、前記第一の炭化水素貯蔵手段と前記第二の炭化水素貯蔵手段とが同一であり、前記第一の酸素ガス貯蔵手段と前記第二の酸素ガス貯蔵手段とが同一であることを特徴とする。
第八番目の発明に係る燃料電池発電システムは、第一番目から第七番目の発明のいずれかにおいて、前記燃焼バーナが、前記燃料電池本体から排出された使用済みの前記燃料ガスを燃焼原料受入口へ送給されるものであると共に、前記燃料電池本体の発電出力の変化に伴って、前記燃焼バーナの燃焼原料受入口へ送給する前記炭化水素、前記酸素ガス、前記燃焼ガスの各量をそれぞれ調整するように前記燃焼原料供給手段を制御する制御手段を備えていることを特徴とする。
第九番目の発明に係る燃料電池発電システムは、第八番目の発明において、前記制御手段が、前記燃料電池本体から前記燃焼バーナの燃焼原料受入口へ送給される使用済みの前記燃料ガスの送給量の増加に伴って、前記燃焼バーナの燃焼原料受入口へ送給する前記炭化水素、前記酸素ガス、前記燃焼ガスの各量をそれぞれ減少させるように、前記燃焼用炭化水素送給手段、前記燃焼用酸素ガス送給手段、前記燃焼用燃焼ガス送給手段をそれぞれ制御すると共に、前記燃料電池本体から前記燃焼バーナの燃焼原料受入口へ送給される使用済みの前記燃料ガスの送給量の減少に伴って、前記燃焼バーナの燃焼原料受入口へ送給する前記炭化水素、前記酸素ガス、前記燃焼ガスの各量をそれぞれ増加させるように、前記燃焼用炭化水素送給手段、前記燃焼用酸素ガス送給手段、前記燃焼用燃焼ガス送給手段をそれぞれ制御するものであることを特徴とする。
第十番目の発明に係る燃料電池発電システムは、第八番目又は第九番目の発明において、前記燃焼バーナの燃焼温度を検出する温度検出手段を備えると共に、前記制御手段が、前記温度検出手段からの信号に基づいて、前記燃焼バーナの燃焼温度を一定の範囲内で維持させるように、前記燃焼原料供給手段をさらに制御するものであることを特徴とする。
第十一番目の発明に係る燃料電池発電システムは、第一番目から第十番目の発明のいずれかにおいて、閉空間の内部に設置されて利用されるものであることを特徴とする。
第十二番目の発明に係る燃料電池発電システムは、第十一番目の発明において、前記閉空間が、水中航行体又は空中航行体であることを特徴とする。
本発明に係る燃料電池発電システムによれば、燃焼バーナで生成した燃焼ガスを当該燃焼バーナの燃焼原料受入口へ送給するようにしたことから、燃焼バーナに酸素ガスを送給する場合であっても、火炎のコントロールを容易に行うことができ、燃焼温度の上昇を抑制するができるので、高価な高耐熱性材料からなる燃焼バーナ等を使用しなくても、燃焼バーナ等の損傷を抑制することができる。よって、省スペースでありながらもイニシャルコストの大幅な増加を招くことなく安全性を容易に確保することができる。
本発明に係る燃料電池発電システムの実施形態を図面に基づいて以下に説明するが、本発明は以下の実施形態のみに限定されるものではない。
[第一番目の実施形態]
本発明に係る燃料電池発電システムの第一番目の実施形態を図1に基づいて説明する。図1は、燃料電池発電システムを水中航行体の内部に設置した場合の概略構成図である。
図1に示すように、水10中に位置する閉空間である水中航行体11の内部には、電解質膜を燃料極膜と酸化極膜とで挟んだセルを複数備えた燃料電池本体101が配設されている。
燃料電池本体101の酸化ガス供給口には、酸化ガスである酸素ガス1を貯蔵する第一の酸素ガス貯蔵手段である酸素ガスタンク111が発電用酸素ガス送給手段である送給ポンプ112及び加湿器113を介して連絡している。燃料電池本体101の酸化ガス排出口は、前記酸素ガスタンク111と前記送給ポンプ112との間に連絡している。このような第一の酸素ガス貯蔵手段である酸素ガスタンク111、発電用酸素ガス送給手段である送給ポンプ112、加湿器113等により、本実施形態では酸化ガス供給手段を構成している。
燃料電池本体101の燃料ガス供給口には、灯油や軽油や重油等のような液状の炭化水素2を貯蔵する第一の炭化水素貯蔵手段である炭化水素タンク121が発電用炭化水素送給手段である送給ポンプ122及び気化器123を介して連絡すると共に、水3を貯蔵する第一の水貯蔵手段である水タンク124が発電用水送給手段である送給ポンプ125及び気化器126を介して連絡している。上記気化器123,126と前記燃料電池本体101との間には、気化された上記炭化水素2を水3の蒸気と反応させて水蒸気改質させることにより水素ガスを含む燃料ガス4を生成させる改質触媒を内蔵した改質反応器127が配設されている。
前記改質反応器127には、当該改質反応器127を加熱する燃焼バーナ131が設けられている。燃焼バーナ131の燃焼原料受入口には、燃焼原料でもある前記炭化水素2を貯蔵する第二の炭化水素貯蔵手段でもある前記炭化水素タンク121が燃焼用炭化水素送給手段である送給ポンプ132を介して連絡すると共に、燃焼原料でもある前記酸素ガス1を貯蔵する第二の酸素ガス貯蔵手段でもある前記酸素ガスタンク111が燃焼用酸素ガス送給手段である送給ポンプ133を介して連絡している。
前記燃焼バーナ131の燃焼原料受入口と前記送給ポンプ133との間には、三方弁134が介在しており、当該三方弁132は、ひとつの口が当該送給ポンプ133に連絡する一方、ふたつの口が当該燃焼バーナ131の燃焼原料受入口にそれぞれ連絡している。上記燃焼バーナ131に連絡する前記三方弁134の口のうちのひとつと当該燃焼バーナ131の燃焼原料受入口との間には、加湿器135が配設されている。この加湿器135には、燃焼原料でもある前記水3を貯蔵する第二の水貯蔵手段でもある前記水タンク124が送給ポンプ136を介して連絡している。このような三方弁132、加湿器135、送給ポンプ136等により、本実施形態では加湿手段を構成すると共に燃焼用水送給手段を構成している。
前記燃料電池本体101の燃料ガス排出口は、凝縮器128を介して前記燃焼バーナ131の燃焼原料受入口に連絡している。前記燃焼バーナ131の燃焼ガス排出口は、凝縮器137及び排出ポンプ138を介して水中航行体11の外部に連絡している。
前記凝縮器137と前記排出ポンプ138との間は、分岐してコンプレッサ141の受入口に連絡している。コンプレッサ141の送出口は、バッファタンク142に連絡している。バッファタンク142は、調整弁143を介して前記燃焼バーナ131の燃焼原料受入口に連絡すると共に、安全弁144を介して前記排出ポンプ138の受入口側に戻るように合流している。
なお、図1中、151は、燃料電池本体101内に温調液6を流通させる循環ポンプ、152は、温調液6を所定の範囲内に温度調整する温調器である。
このような本実施形態においては、コンプレッサ141、バッファタンク142、調整弁143、安全弁144等により、燃焼用燃焼ガス送給手段を構成し、当該燃焼用燃焼ガス送給手段、第二の炭化水素貯蔵手段である炭化水素タンク121、燃焼用炭化水素送給手段である送給ポンプ132、第二の酸素ガス貯蔵手段である酸素ガスタンク111、燃焼用酸素ガス送給手段である送給ポンプ133、前記燃焼用水送給手段等により、燃焼原料供給手段を構成し、当該燃焼原料供給手段、第一の炭化水素貯蔵手段である炭化水素タンク121、発電用炭化水素送給手段である送給ポンプ122、第一の酸素ガス貯蔵手段である酸素ガスタンク111、発電用酸素ガス送給手段である送給ポンプ112、改質反応器127、燃焼バーナ131等により、燃料ガス供給手段を構成している。
このようにして構成された本実施形態に係る燃料電池発電システム100の作動を次に説明する。
〈起動時〉
まず、加湿器135を介して酸素ガスタンク111と燃焼バーナ131とが連絡するように三方弁134を調整すると共に、調整弁143を閉止する。
次に、前記送給ポンプ132を作動して炭化水素タンク121から炭化水素2を燃焼バーナ131に供給する一方、前記送給ポンプ136を作動して水タンク124から加湿器135に水3を供給すると共に、前記送給ポンプ133を作動して酸素ガスタンク111から酸素ガス1を加湿器135に供給すると、加湿器135により、加熱されて気化した水3の蒸気と酸素ガス1とが混合されて燃焼バーナ131に供給され、前記炭化水素2と共に燃焼バーナ131で燃焼して燃焼ガス5を発生し、改質反応器127を加熱する。
このとき、酸素ガス1が水3の蒸気と混合されて希釈されているため、燃焼バーナ131の燃焼温度の制御を容易に行うことができる(空気を用いた場合と同程度)。
前記燃焼バーナ131で生成した燃焼ガス5は、前記コンプレッサ141の作動により、凝縮器137に送給されて凝縮され、水分を除去されてからバッファタンク142に蓄えられる。
〈定常運転時〉
このようにして燃焼バーナ131から燃焼ガス5を発生させて、改質反応器127が所定温度にまで加温されたら、前記送給ポンプ112を作動して酸素ガスタンク111から酸素ガス1を燃料電池本体101の酸化ガス供給口に加湿器113を介して送給する一方、前記送給ポンプ122を作動して炭化水素タンク121から前記炭化水素2を気化器123に送給して気化させて改質反応器127に送給すると共に、前記送給ポンプ125を作動して水タンク124から水3を気化器126に送給して気化させて改質反応器127に送給すると、前記炭化水素2及び水3が、改質反応器127により、水蒸気改質反応を生じて水素ガスを含有する燃料ガス4となって燃料電池本体101の燃料ガス供給口から燃料電池本体101の内部に供給され、上記酸素ガス1及び燃料ガス4が、燃料電池本体101の内部で電気化学的に反応して、当該燃料電池本体101から電力が得られる。
そして、使用済みの酸素ガス1は、燃料電池本体101の酸化ガス排出口から排出され、前記酸素ガスタンク111からの新たな酸素ガス1と混合されて当該燃料電池本体101の酸化ガス供給口に再び供給されて再利用される。
また、使用済みの燃料ガス4は、燃料電池本体101の燃料ガス排出口から排出され、凝縮器128で凝縮されて水分を除去された後、前記燃焼バーナ131に供給されて燃焼処理される。
他方、前記バッファタンク142内に燃焼ガス5が所定圧まで蓄えられたら、前記排出ポンプ138を作動して燃焼バーナ131からの燃焼ガス5の余剰分を水中航行体11の外部に排出すると共に、前記加湿器135を介することなく酸素ガスタンク111と燃焼バーナ131とが連絡するように三方弁134を切り換えて、前記送給ポンプ136の作動を停止して水タンク124から当該加湿器135への水3の供給を停止し、これと併せて、前記調整弁143を開放して前記バッファタンク142内の燃焼ガス5を燃焼バーナ131に供給すると、酸素ガスタンク111から当該燃焼バーナ131に供給される酸素ガス1が、前記水3の蒸気に代わって、燃焼ガス5と混合されて希釈されるため、燃焼バーナ131の燃焼温度の制御を容易に行うことが引き続けてできる(空気を用いた場合と同程度)。
つまり、本実施形態では、燃焼バーナ131に供給する酸素ガス1を、起動時には水3の蒸気で希釈し、定常運転時には燃焼ガス5で希釈するようにしたのである。
このため、燃焼バーナ131の火炎を容易にコントロールすることができ、空気を用いた場合と同程度に燃焼温度を調整することが可能となる。
したがって、本実施形態に係る燃料電池発電システム100によれば、燃焼バーナ131が汎用材料からなるものであっても、当該燃焼バーナ131を損傷させることなく、酸化ガス源に利用する酸素ガスと燃料ガス源に利用する液状の炭化水素とを燃焼原料として利用することができるので、省スペースでありながらもイニシャルコストの大幅な増加を抑制することができると共に、安全性を容易に確保することができる。
また、燃焼ガス5をバッファタンク142内に一旦貯蔵してから燃焼バーナ131に送給するようにしたので、燃焼バーナ131からの燃焼ガス5の生成量に変動を生じても、当該変動に関係なく燃焼バーナ131に燃焼ガス5を安定して送給することができ、燃焼バーナ131の火炎のコントロールを安定して行うことが確実にできる。
[第二番目の実施形態]
本発明に係る燃料電池発電システムの第二番目の実施形態を図2に基づいて説明する。図2は、燃料電池発電システムを水中航行体等のような閉空間内に設置した場合の概略構成図である。なお、前述した第一番目の実施形態で説明した部分と同一の部分については、前述した第一番目の実施形態の説明で用いた符号と同一の符号を本実施形態においても用いることにより、前述した第一番目の実施形態においての説明と重複する説明を省略する。
図2に示すように、前記燃焼バーナ131の近傍部分には、火炎の燃焼温度を検出する検出手段である温度センサ262が設けられている。この温度センサ262は、制御手段である制御装置261の入力部に電気的に接続されている。この制御装置261の出力部には、前記ポンプ112,123,126,132,133,138及び前記コンプレッサ141が電気的に接続しており、当該制御装置261は、上記温度センサ262からの信号及び燃料電池本体101の発電出力に関する外部からの情報に基づいて、前記ポンプ112,123,126,132,133,138及び前記コンプレッサ141の送給能力(回転数)を調整することができるようになっている(詳細は後述する)。
このような本実施形態に係る燃料電池発電システム200においては、前述した第一番目の実施形態に係る燃料電池発電システム100の場合と同様に作動して、起動及び定常運転を行うことができる。
そして、燃料電池本体101の発電出力を上げるように前記制御装置261に情報が入力されると、当該制御装置261は、上記情報に基づいて、燃料電池本体101の燃料ガス供給口へ送給する燃料ガス4の量を増加させるように、前記送給ポンプ122,125の送給能力(回転数)を増加させて、改質反応器127へ送給する炭化水素2及び水3の流量を増加させると共に、燃料電池本体101の酸化ガス供給口へ送給する酸素ガス1の量を増加させるように、前記送給ポンプ112の送給能力(回転数)を増加させる。
これに伴い、燃料電池本体101の燃料ガス排出口から燃焼バーナ131の燃焼原料受入口へ送給される使用済みの燃料ガス4が増加、すなわち、燃焼バーナ131の燃焼原料受入口へ送給される未利用の水素ガス量が増加し、燃焼ガス5の燃焼熱量が高くなることから、制御装置261は、燃焼バーナ131の燃焼原料受入口へ送給する炭化水素2及び酸素ガス1の量を減少させるように、前記送給ポンプ132,133の送給能力(回転数)を低下させて、燃焼ガス5の燃焼熱量の増加を抑制する。
このとき、制御装置261は、燃焼バーナ131の燃焼原料受入口へ送給する炭化水素2及び酸素ガス1の量の減少に対応して、燃焼バーナ131の燃焼原料受入口へ送給する燃焼ガス5の量を減少させるように、前記コンプレッサ141の送給能力(回転数)を低下させると共に、水中航行体11の外部へ排出する燃焼ガス5の量を増加させるように、前記排出ポンプ138の送給能力(回転数)を増加させる。
さらに、制御装置261は、前記温度センサ262からの信号に基づいて、燃焼バーナ131の燃焼温度が一定の範囲内となるように、前記送給ポンプ132,133の送給能力(回転数)及び前記コンプレッサ141の送給能力(回転数)をフィードバック制御して微調整を行う。
他方、燃料電池本体101の発電出力を下げるように前記制御装置261に情報が入力されると、当該制御装置261は、上記情報に基づいて、燃料電池本体101の燃料ガス供給口へ送給する燃料ガス4の量を減少させるように、前記送給ポンプ122,125の送給能力(回転数)を低下させて、改質反応器127へ送給する炭化水素2及び水3の流量を減少させると共に、燃料電池本体101の酸化ガス供給口へ送給する酸素ガス1の量を減少させるように、前記送給ポンプ112の送給能力(回転数)を低下させる。
これに伴い、燃料電池本体101の燃料ガス排出口から燃焼バーナ131の燃焼原料受入口へ送給される使用済みの燃料ガス4が減少、すなわち、燃焼バーナ131の燃焼原料受入口へ送給される未利用の水素ガス量が減少し、燃焼ガス5の燃焼熱量が低くなることから、制御装置261は、燃焼バーナ131の燃焼原料受入口へ送給する炭化水素2及び酸素ガス1の量を増加させるように、前記送給ポンプ132,133の送給能力(回転数)を増加させて、燃焼ガス5の燃焼熱量の低下を抑制する。
このとき、制御装置261は、燃焼バーナ131の燃焼原料受入口へ送給する炭化水素2及び酸素ガス1の量の増加に対応して、燃焼バーナ131の燃焼原料受入口へ送給する燃焼ガス5の量を増加させるように、前記コンプレッサ141の送給能力(回転数)を増加させると共に、水中航行体11の外部へ排出する燃焼ガス5の量を減少させるように、前記排出ポンプ138の送給能力(回転数)を低下させる。
さらに、制御装置261は、前記温度センサ262からの信号に基づいて、燃焼バーナ131の燃焼温度が所定の範囲内となるように、前記送給ポンプ132,133の送給能力(回転数)及び前記コンプレッサ141の送給能力(回転数)をフィードバック制御して微調整を行う。
つまり、本実施形態に係る燃料電池発電システム200においては、制御装置261が、燃料電池本体101の出力変更に伴う使用済みの燃料ガス4中の水素ガス量の変化に対応して、燃焼バーナ131に送給する炭化水素2及び酸素ガス1の量を調整すると共に、当該燃焼バーナ131に送給する燃焼ガス5の量及び外部へ排出する燃焼ガス5の量を調整するようになっているのである。
したがって、本実施形態に係る燃料電池発電システム200によれば、前述した第一番目の実施形態に係る燃料電池発電システム100と同様な効果を得ることができるのはもちろんのこと、燃料電池本体101の出力を変更しても、燃焼バーナ131の火炎温度を一定の範囲内に常に維持することができるので、燃焼バーナ131等の損傷をより確実に防止することができる。
また、前記温度センサ262からの信号に基づいて、燃焼バーナ131の燃焼温度が所定の範囲内となるようにフィードバック制御して微調整を行うようにしたので、燃焼バーナ131の火炎温度をより正確に一定の範囲内に常に維持することができ、燃焼バーナ131等の損傷をさらに確実に防止することができる。
[他の実施形態]
なお、前述した第一,二番目の実施形態では、第一の酸素ガス貯蔵手段と第二の酸素ガス貯蔵手段とを同一の酸素ガスタンク111で構成し、第一の炭化水素貯蔵手段と第二の炭化水素貯蔵手段とを同一の炭化水素タンク121で構成し、第一の水貯蔵手段と第二の水貯蔵手段とを同一の水タンク124で構成するようにしたが、第一の酸素ガス貯蔵手段と第二の酸素ガス貯蔵手段とを別個の酸素ガスタンクでそれぞれ構成し、第一の炭化水素貯蔵手段と第二の炭化水素貯蔵手段とを別個の炭化水素タンクでそれぞれ構成し、第一の水貯蔵手段と第二の水貯蔵手段とを別個の水タンクでそれぞれ構成することも可能である。しかしながら、前述した第一,二番目の実施形態のように、第一の前記各貯蔵手段と第二の前記各貯蔵手段とを同一の前記タンク111,121,124で構成すると(特に、第一の水貯蔵手段と第二の水貯蔵手段とを同一の水タンク124で構成した場合)、省スペース化を確実に図ることができるので、好ましい実施形態となる。
また、前述した第一,二番目の実施形態では、起動時に、燃焼バーナ131の燃焼原料受入口へ送給する酸素ガス1を加湿器135で加湿して水3の蒸気で希釈することにより、燃焼バーナ131の燃焼温度の制御を容易に行うことができるようにすると共に、この際に燃焼バーナ131から生成する燃焼ガス5をバッファタンク142に一旦貯蔵し、定常運転時に、当該バッファタンク142に貯蔵した上記燃焼ガス5を用いて酸素ガス1を希釈することにより、燃焼バーナ131の燃焼温度の制御を容易に行うことができるようにしたが、他の実施形態として、例えば、水中航行体11内にディーゼルエンジン等の内燃機関を搭載している場合には、前記加湿器135等を省略し、内燃機関で発生した燃焼排ガスをバッファタンクに貯蔵し、必要量貯蔵された時点で、当該排ガスを酸素ガス1に加えて酸素ガス1を希釈することにより起動し、その後、燃焼バーナ131から生成する燃焼ガス5に切り換えて酸素ガス1を希釈するようにすることも可能である。
また、前述した第一,二番目の実施形態では、水10中を航行する水中航行体11内に設置した場合について説明したが、他の実施形態として、例えば、水10中に載置される水中ステーション内や、空中を航行する空中航行体内や、宇宙を航行する宇宙航行体内や、宇宙空間に設置される宇宙ステーション内等のような閉空間の内部に設置であれば、前述した第一,二番目の実施形態の場合と同様に適用して、前述した第一,二番目の実施形態の場合と同様な作用効果を発現することができるのはもちろんのこと、地上に設置する通常の燃料電池発電システムの場合であっても、前述した第一,二番目の実施形態の場合と同様に適用することは可能である。
本発明に係る燃料電池発電システムは、高価な高耐熱性材料からなる燃焼バーナ等を使用しなくても、燃焼バーナ等の損傷を抑制することができ、省スペースでありながらもイニシャルコストの大幅な増加を招くことなく安全性を容易に確保することができるので、特に、水中航行体や空中航行体や宇宙航行体等のような閉空間内に設置する場合に適用すると、極めて有益に利用することができる。
本発明に係る燃料電池発電システムを水中航行体の内部に設置した場合の第一番目の実施形態の概略構成図である。 本発明に係る燃料電池発電システムを水中航行体の内部に設置した場合の第二番目の実施形態の概略構成図である。
符号の説明
1 酸素ガス
2 炭化水素
3 水
4 燃料ガス
5 燃焼ガス
6 温調液
10 水
11 水中航行体
100 燃料電池発電システム
101 燃料電池本体
111 酸素ガスタンク
112 送給ポンプ
113 加湿器
121 炭化水素タンク
122 送給ポンプ
123 気化器
124 水タンク
125 送給ポンプ
126 気化器
127 改質反応器
128 凝縮器
131 燃焼バーナ
132 送給ポンプ
133 送給ポンプ
134 三方弁
135 加湿器
136 送給ポンプ
137 凝縮器
138 排出ポンプ
141 コンプレッサ
142 バッファタンク
143 調整弁
144 安全弁
151 循環ポンプ
152 温調器
200 燃料電池発電システム
261 制御装置
262 温度センサ

Claims (12)

  1. 燃料電池本体と、
    前記燃料電池本体の酸化ガス供給口へ酸素ガスを含有する酸化ガスを供給する酸化ガス供給手段と、
    前記燃料電池本体の燃料ガス供給口へ水素ガスを含有する燃料ガスを供給する燃料ガス供給手段と
    を備える燃料電池発電システムにおいて、
    前記酸化ガス供給手段が、
    酸素ガスを貯蔵する第一の酸素ガス貯蔵手段と、
    前記第一の酸素ガス貯蔵手段の前記酸素ガスを前記燃料電池本体の酸化ガス供給口へ送給する発電用酸素ガス送給手段と
    を備え、
    前記燃料ガス供給手段が、
    液状の炭化水素を貯蔵する第一の炭化水素貯蔵手段と、
    前記第一の炭化水素貯蔵手段の前記炭化水素を前記燃料電池本体の燃料ガス送給口へ送給する発電用炭化水素送給手段と、
    水を貯蔵する第一の水貯蔵手段と、
    前記第一の水貯蔵手段の前記水を前記燃料電池本体の燃料ガス送給口へ送給する発電用水送給手段と、
    前記燃料電池本体の燃料ガス送給口へ送給される前記燃料ガスを、前記炭化水素と前記水とを改質反応させて生成させる触媒を有する改質反応器と、
    前記改質反応器を加熱する燃焼バーナと、
    前記燃焼バーナの燃焼原料受入口へ燃焼原料を供給する燃焼原料供給手段と
    を備え、
    前記燃焼原料供給手段が、
    液状の炭化水素を貯蔵する第二の炭化水素貯蔵手段と、
    前記第二の炭化水素貯蔵手段の前記炭化水素を前記燃焼バーナの燃焼原料受入口へ送給する燃焼用炭化水素送給手段と、
    酸素ガスを貯蔵する第二の酸素ガス貯蔵手段と、
    前記第二の酸素ガス貯蔵手段の前記酸素ガスを前記燃焼バーナの燃焼原料受入口へ送給する燃焼用酸素ガス送給手段と、
    前記燃焼バーナで生成した燃焼ガスを当該燃焼バーナの燃焼原料受入口へ送給する燃焼用燃焼ガス送給手段と
    を備えていることを特徴とする燃料電池発電システム。
  2. 請求項1において、
    前記燃焼用燃焼ガス送給手段が、
    前記燃焼バーナで生成した前記燃焼ガスを当該燃焼バーナの燃焼原料受入口へ送給するコンプレッサを備えている
    ことを特徴とする燃料電池発電システム。
  3. 請求項2において、
    前記燃焼用燃焼ガス送給手段が、
    前記コンプレッサの送出口と前記燃焼バーナの燃焼原料受入口との間に配設されて前記燃焼ガスを貯蔵するバッファタンクと、
    前記バッファタンクと前記燃焼バーナの燃焼原料受入口との間の前記燃焼ガスの圧力を調整する調整弁と
    を備えていることを特徴とする燃料電池発電システム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかにおいて、
    前記燃焼原料供給手段が、
    水を貯蔵する第二の水貯蔵手段と、
    前記第二の水貯蔵手段の前記水を前記燃焼バーナの燃焼原料受入口へ送給する燃焼用水送給手段と
    を備えていることを特徴とする燃料電池発電システム。
  5. 請求項4において、
    前記燃焼用水送給手段が、
    前記燃焼バーナの燃焼原料受入口へ送給される前記酸素ガスに前記第二の水貯蔵手段の前記水を加える加湿手段を備えている
    ことを特徴とする燃料電池発電システム。
  6. 請求項4又は請求項5において、
    前記第一の水貯蔵手段と前記第二の水貯蔵手段とが同一である
    ことを特徴とする燃料電池発電システム。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかにおいて、
    前記第一の炭化水素貯蔵手段と前記第二の炭化水素貯蔵手段とが同一であり、
    前記第一の酸素ガス貯蔵手段と前記第二の酸素ガス貯蔵手段とが同一である
    ことを特徴とする燃料電池発電システム。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかにおいて、
    前記燃焼バーナが、前記燃料電池本体から排出された使用済みの前記燃料ガスを燃焼原料受入口へ送給されるものであると共に、
    前記燃料電池本体の発電出力の変化に伴って、前記燃焼バーナの燃焼原料受入口へ送給する前記炭化水素、前記酸素ガス、前記燃焼ガスの各量をそれぞれ調整するように前記燃焼原料供給手段を制御する制御手段を備えている
    ことを特徴とする燃料電池発電システム。
  9. 請求項8において、
    前記制御手段が、
    前記燃料電池本体から前記燃焼バーナの燃焼原料受入口へ送給される使用済みの前記燃料ガスの送給量の増加に伴って、前記燃焼バーナの燃焼原料受入口へ送給する前記炭化水素、前記酸素ガス、前記燃焼ガスの各量をそれぞれ減少させるように、前記燃焼用炭化水素送給手段、前記燃焼用酸素ガス送給手段、前記燃焼用燃焼ガス送給手段をそれぞれ制御すると共に、
    前記燃料電池本体から前記燃焼バーナの燃焼原料受入口へ送給される使用済みの前記燃料ガスの送給量の減少に伴って、前記燃焼バーナの燃焼原料受入口へ送給する前記炭化水素、前記酸素ガス、前記燃焼ガスの各量をそれぞれ増加させるように、前記燃焼用炭化水素送給手段、前記燃焼用酸素ガス送給手段、前記燃焼用燃焼ガス送給手段をそれぞれ制御するものである
    ことを特徴とする燃料電池発電システム。
  10. 請求項8又は請求項9において、
    前記燃焼バーナの燃焼温度を検出する温度検出手段を備えると共に、
    前記制御手段が、前記温度検出手段からの信号に基づいて、前記燃焼バーナの燃焼温度を一定の範囲内で維持させるように、前記燃焼原料供給手段をさらに制御するものである
    ことを特徴とする燃料電池発電システム。
  11. 請求項1から請求項10のいずれかにおいて、
    閉空間の内部に設置されて利用されるものである
    ことを特徴とする燃料電池発電システム。
  12. 請求項11において、
    前記閉空間が、水中航行体又は空中航行体である
    ことを特徴とする燃料電池発電システム。
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