JP2007164905A - 光ディスク駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】多層光ディスクの面振れなどにより合焦点が逆行しても目標の層のフォーカス引き込みを行うことができるようにする。
【解決手段】球面収差補正手段105cは目標の層から反射されるフォーカスエラー信号が略最大になるようにあらかじめ調整し、マイクロコンピュータ113は対物レンズ105aをディスク101に近づけながらフォーカスエラー信号の最大値又は最小値を測定して所定の係数を乗算した閾値を計算し、対物レンズを元の位置から再度、ディスクに近づけながらフォーカスエラー信号が閾値を通過した後、中心値近傍を通過したときにフォーカスサーボをオンにする。
【選択図】図6

Description

本発明は、例えば2層以上の多層の記録層を有する光ディスクの目標の記録層(以下単に層と記す)のフォーカス引き込みを行う光ディスク駆動装置に関する。
従来例として下記の特許文献1には、2層光ディスクの第2層のデータリードまでに要する時間を短縮するために、合焦点がディスクの表面に近い第1層を通過したことをフォーカスエラー信号により確認した後、フォーカスサーボをオンにすることが提案され、また、合焦点が第1層を通過したことをフォーカスエラー信号により確認するために、フォーカスエラー信号がフォーカスサーボ基準電圧を通過した後、第1層フォーカスエラー信号検出用スライスレベル電圧を通過したときに第1層を通過したものと判定することが記載されている。
特開平9−161284号公報(要約書、図2、図3)
しかしながら、従来の装置は、フォーカスエラー信号がフォーカスサーボ基準電圧を通過した後、第1層フォーカスエラー信号検出用スライスレベル電圧を通過したときに第1層の通過を検出しているので、ディスクの面振れなどにより合焦点が逆行すると、記録層位置を誤検出するためディスクの表面から遠い目標の第2層にフォーカシングできなくなる問題があった。また、最悪の場合には、第1層に対してフォーカシング動作する可能性もあり、この場合、当然、第2層にフォーカシングできなくなり、再度フォーカシングをやり直さなければならなくなることもある。
本発明は上記従来例の問題点に鑑み、多層光ディスクの面振れなどにより合焦点が逆行しても目標の記録層のフォーカス引き込みを行うことができる光ディスク駆動装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、レーザ光を多層の記録層を有する光ディスクの各記録層に対して集光するレンズをフォーカス方向に駆動するレンズ駆動手段と、前記光ディスクにより反射された光からフォーカスエラー信号を検出する検出手段を備え、前記光ディスクの目標の記録層のフォーカス引き込みを行う光ディスク駆動装置において、
前記目標の記録層から反射されるフォーカスエラー信号が略最大になるようにあらかじめ調整する手段と、
前記レンズを前記光ディスクに近づけながら前記フォーカスエラー信号の最大値又は最小値を測定する手段と、
前記測定されたフォーカスエラー信号の最大値又は最小値に所定の係数を乗算した閾値を計算するか、又は前記測定されたフォーカスエラー信号の最大値又は最小値から所定の値を減算又は加算して閾値を得る手段と、
前記レンズを元の位置から再度、前記光ディスクに近づけながら前記フォーカスエラー信号が前記閾値を通過した後、中心値近傍を通過したときにフォーカスサーボをオンにする手段とを、
備えたことを特徴とする。
また、本発明は上記目的を達成するために、レーザ光を多層の記録層を有する光ディスクの各記録層に対して集光するレンズをフォーカス方向に駆動するレンズ駆動手段と、前記光ディスクにより反射された光からフォーカスエラー信号を検出する検出手段を備え、前記光ディスクの目標の記録層のフォーカス引き込みを行う光ディスク駆動装置において、
前記目標の記録層から反射されるフォーカスエラー信号が略最大になるようにあらかじめ調整する手段と、
前記レンズを前記光ディスクに近づけながら前記フォーカスエラー信号の最小値又は最大値を測定する手段と、
前記測定されたフォーカスエラー信号の最小値又は最大値に所定の係数を乗算した閾値を計算するか、又は前記測定されたフォーカスエラー信号の最大値又は最小値から所定の値を減算又は加算して閾値を得る手段と、
前記レンズを前記光ディスクから遠ざけながら前記フォーカスエラー信号が前記閾値を通過した後、中心値近傍を通過したときにフォーカスサーボをオンにする手段とを、
備えたことを特徴とする。
本発明によれば、多層光ディスクの面振れなどにより合焦点が逆行しても目標の記録層のフォーカス引き込みを行うことができる。また、往路測定・復路フォーカシング動作では、所要時間を短縮できる。また、フォーカス引き込みを行う記録層をあらかじめディスクの表面から最も遠い記録層に設定してこの記録層にフォーカシングした後に、層間ジャンプにより目標の記録層のフォーカス引き込みを行うことにより、誤動作した場合にもディスクの表面にフォーカシングすることがない。
<第1の実施の形態>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明に係る光ディスク駆動装置の第1の実施の形態を示すブロック図である。
図1において、光ディスクであるディスク101はスピンドルモータ102のシャフト103に固着されたフランジ104に着脱可能な状態で保持されている。スピンドルモータ102の回転数FGをマイクロコンピュータ(マイコン)113に取り込み、駆動回路115により光ビームのスポット位置で所定の線速度となるようにスピンドルモータ102を制御している。ピックアップ105はレーザダイオード(LD)106と、複数のフォトダイオード(PD)により構成される受光部107と、ハーフミラー105b、対物レンズ105a、マグネット(図省略)を搭載してトラッキング方向とフォーカス制御方向に変異できる可動部(不図示)と、トラッキングコイル108と、フォーカスコイル109などより構成されている。また、ピックアップ105全体はディスク101の半径方向に移動可能なように構成されている。これは、ピックアップ105に取り付けられた雌ネジ部分と勘合するリードスクリュー111に取り付けられたスレッドモータ110を駆動回路112を介してマイクロコンピュータ113が制御することにより実現している。
レーザダイオード106から放射されたレーザ光は、ハーフミラー105b、球面収差補正手段105c、対物レンズ105aを介してディスク101に照射されて記録信号や案内溝に変調されて反射される。この光をハーフミラー105bを介してPDからなる受光部107に入射する。ビームは詳細に図示しない回折格子などの光学系により3ビームの構成となっている。アナログ信号処理回路114はピックアップ105で光電変換された信号よりトラッキングエラー信号TE、フォーカスエラー信号FE、総和信号PEなどを検出して出力する。さらに、これらの信号TE、FE、PEはそれぞれAD変換器AD1、AD2、AD3によりアナログデジタル変換されて、マイクロコンピュータ113に入力する。
また、ピックアップ105の光学系には、球面収差補正手段105cとして図示せぬ液晶素子が組み込まれている。なお、液晶素子はエキスパンダーとその駆動系でも置き換えが可能である。球面収差補正手段105cは、マイコン113及び駆動回路116により、ディスク101の目標の層から反射されるフォーカスエラー信号FEが略最大になるようにあらかじめ調整することができる。ここでは、2層ディスクの第2層を目標の層として第2層から反射されるフォーカスエラー信号FEが略最大になるようにあらかじめ調整される。ここで、第1層はレーザ光が照射されるディスク表面に近い記録層であり、第2層はレーザ光がディスク表面、第1層を透過して照射される層である。
図2は本発明のアナログ信号処理回路の動作を示す説明図である。図2に受光部107とアナログ信号処理回路114の概略図を示す。3ビームは2個のフォトダイオードPD1、PD2と1個の4分割フォトダイオードPD3に入射される。アナログ信号処理回路114にてフォトダイオードPD1、PD2の出力信号E、Fはトラッキング用の信号でその差分がトラッキングエラー信号TEとなる。また、4分割フォトダイオードPD3の出力信号A、B、C、Dはフォーカス用・総和信号用の信号で、(A+C)−(B+D)がフォーカスエラー信号FEとなり、また、A+B+C+Dが総和信号PEとなる。
図1において、トラッキングエラー信号TEはアナログデジタル変換器AD1でアナログデジタル変換されて、マイコン113に取り込まれる。同様にフォーカスエラー信号FEはアナログデジタル変換器AD2でアナログデジタル変換されて、マイコン113に取り込まれる。また、総和信号PEはアナログデジタル変換器AD3を介してマイコン113に取り込まれる。マイクロコンピュータ113には、リードオンリメモリROMが接続されており、リードオンリメモリROMにはプログラムや固定データが記憶されている。また、ランダムアクセスメモリRAMも接続されており、ランダムアクセスメモリRAMには変数値などを記憶する。さらにマイコン113にはデジタルアナログ変換器DA1が接続されており、トラッキング制御駆動信号を演算したデータをデジタルアナログ変換器DA1に出力し、この値で駆動回路DRV1を介してトラッキングコイル108を駆動する。同様にデジタルアナログ変換器DA2が接続されており、フォーカス制御駆動信号を演算したデータをデジタルアナログ変換器DA2に出力し、この値で駆動回路DRV2を介してフォーカスコイル109を駆動する。
図3は、本発明の第1の実施の形態のフォーカスエラー信号の最大値測定処理を説明するための波形図である。図3は、フォーカス引き込み前の測定の説明のための波形図を示し、2層ディスクの第2層を目標の層として第2層から反射されるフォーカスエラー信号FEが略最大になるようにあらかじめ調整されている。対物レンズ105aを焦点位置がディスク表面より外側となる位置から、徐々にディスク101に近づけていき、すべての記録層を超えたところで停止したときの、フォーカスエラー信号301とその時点までのフォーカスエラー信号301の最大値レベル302をそれぞれ図3(a)、(b)に示している。図3(a)において、フォーカスエラー信号301の波形303は、ディスク表面の反射によるフォーカスエラーを示し、波形304は、第1記録層によるフォーカスエラーを示し、波形305は、目標の層である第2記録層によるフォーカスエラーを示す。
図3(b)において、最大値レベル302は、前記のとおりフォーカスエラー信号301のランプ動作開始後のそれまでの最大値をホールドした信号を示し、フォーカスエラー信号301をマイクロコンピュータ113で取り込み、それまでの最大値より今回サンプリングした値が大きければ、その値に更新するプログラムで得ることができる。最大値レベル302の値306は、測定期間におけるフォーカスエラー信号301の最大値であり、これを記憶しておく。次にこの値に、係数αを掛けて閾値を設定する。係数αは1未満であって、ディスク表面の反射によるレベル(波形303)と第1記録層の反射によるレベル(波形304)を識別できる値以上である。
図4は、本発明の第1の実施の形態のフォーカス引き込み動作について説明するための波形図であり、閾値402はフォーカスエラー信号301の最大値306に係数α=0.9を掛けた値である。また閾値402を得るための別の方法として最大値306から所定の値を減算した値としてもよい。本実施の形態では、計測を完了後にディスク101から離れた最初の位置に戻してから、再度ディスク101に近づく動作をしている。ここで、フォーカスエラー信号301がタイミング403で閾値402を超えて、目標の記録層に近づいたことを検出する。その後、フォーカスエラー信号301がゼロクロスに近づいたとき(タイミング404)にフォーカスサーボをオンとする。したがって、焦点は目標の第2記録層にフォーカスオンする。タイミング404以降のフォーカスエラー信号301は分かり易くするため、サーボオンしていない状態での波形を示しているが、実際には、少々のトランジェント後に中心値に収束する。
ここで、図5にディスク101の面振れにより焦点位置が逆行した場合のフォーカスエラー信号901の波形図を示す。途中で逆行しても、閾値402がディスク表面の反射と第1記録層の反射を識別できる値以上であるので、閾値402には影響がないため、良好に目標の第2記録層にフォーカシングすることが可能である。本説明では、第2記録層に対応するように球面収差補正手段105cをあらかじめ設定し、直前の測定での最大値306からわずかに低い値を閾値402としているため、目標の記録層に近いことを判定することが可能である。同様に、第1記録層に対応して球面収差補正手段105cをあらかじめ設定しておけば、第1記録層にもフォーカシングできる。また、記録による再生信号のレベル低下により非記録部のレベルの70%くらいになるとすれば、片方の記録層だけ記録されていることによる影響も受けずに、良好な動作を実現できる。また、目標のトラックが記録済みであり、なおかつ、更に再生レベルが小さく、誤検出したとしても、表面反射による部分は更に出力レベルが小さいためにフォーカシングすることはない。さらに、第1記録層を目標の層とした場合、フォーカス引き込みを行う層をあらかじめディスク101の表面から最も遠い第2層に設定してこの層にフォーカシングした後に、層間ジャンプにより目標の第1層のフォーカス引き込みを行うことにより、誤動作した場合にもディスク101の表面にフォーカシングすることがない。
図6に本発明の第1の実施の形態の動作のフローチャートを示す。まず、対物レンズ105aをディスク101から最も離れた位置(最下位)に移動させる(ステップS801)。次に、徐々に対物レンズ105aを上昇させ、ディスク101に近づける(ステップS802)。そして対物レンズ105aを上昇させながらフォーカスエラー信号301の最大値レベル302を測定する(ステップS803)。本実施の形態では、最大値レベル302としたが、フォーカスエラー信号301の波形が反転している場合には最小値となる。記録層のすべてを超えた位置でレンズ移動を停止する(ステップS804)。この位置はディスク101の面振れを考慮して、よりディスク101に近い位置となる。ここでの値は、フォーカスエラー信号301の基準電位を0としており、最大値レベル302は、正の値となる。ここで、最大値306が確定したので、閾値402を計算する(ステップS805)。閾値402は最大値306に係数=0.9を乗算した値としている。また閾値402を得るための別の方法として最大値306から所定の値を減算した値としてもよい。
次に、ステップS801の最下位位置に再度対物レンズ105aを移動させる(ステップS806)。そして、ステップS802と同様に対物レンズ105aをディスク101に徐々に近づける(ステップS807)。これより、フォーカス引き込みのための動作となる。逐次フォーカスエラー信号301を読み込み、閾値402より大きいか(FE>閾値)を比較する(ステップS808)。図4ではタイミング403で閾値402より大きくなるので、ステップS809に進む。次に、フォーカスエラー信号301が0付近になるのを待つ。ここでは適当な幅を設けておき、この範囲にフォーカスエラー信号301が入ったかを調べればよい。タイミング404で、フォーカスエラー信号301はほぼ0となったので、フォーカスサーボをオンとして目的の記録層にフォーカシングする(ステップS810)。
<第2の実施の形態>
図7に本発明の第2の実施の形態のフォーカス引き込み前の測定の説明のための波形図を示す。図7(a)、(b)はそれぞれ、対物レンズ105aを焦点位置がディスク101の表面より外側となる位置から、徐々にディスク101に近づけていき、すべての記録層を超えたところで停止したときの、フォーカスエラー信号301とその時点までのフォーカスエラー信号301の最小値レベル502を示している。図7(a)において、フォーカスエラー信号301の波形303は、ディスク表面の反射によるフォーカスエラーであり、波形304は、第1記録層によるフォーカスエラーであり、波形305は、第2記録層によるフォーカスエラーである。
図7(b)において、最小値レベル502は、前記のとおりフォーカスエラー信号301のランプ動作開始後のそれまでの最小値をホールドした信号を示している。フォーカスエラー信号301をマイクロコンピュータ113で取り込み、従来の最小値より今回サンプリングした値が小さければ、その値に更新するプログラムで得ることができる。506は測定期間におけるフォーカスエラー信号301の最小値であり、この値を記憶しておく。次にこの値506に係数を掛けて、閾値を設定する。また閾値を得るための別の方法として最小値506に所定の値を加算した値としてもよい。
図8は、本発明のフォーカス引き込みについて説明するための波形図である。601はフォーカスエラー信号であり、本実施の形態では、計測を完了後に、その位置よりディスク101から離れる動作をしているので、目標の層である第2層が最初に検出され、次いで第1層、表面の順で検出される。そして、閾値602は、先に図7(a)に示すフォーカスエラー信号301の最小値(負数)に係数=0.9を掛けた値である。ここで、タイミング603で、フォーカスエラー信号601は、閾値602より小さくなり、目標の記録層に近づいたことを検出する。その後、フォーカスエラー信号601がゼロクロスに近づいたとき(タイミング604)にフォーカスサーボをオンとする。したがって、焦点は、目標の記録層にフォーカスオンする。タイミング604以降のフォーカスエラー信号601は分かり易くするため、サーボオンしていない状態での波形を示しているが、実際には、少々のトランジェント後に中心値に収束する。
図9に本発明の第2の実施の形態の動作のフローチャートを示す。まず、対物レンズ105aをディスク101から最も離れた位置(最下位)に移動させる(ステップS701)。次に、徐々に対物レンズ105aを上昇させ、ディスク101に近づける(ステップS702)。そして対物レンズ105aを上昇させながらフォーカスエラー信号301の最小値レベル502を測定する(ステップS703)。本実施の形態では、最小値であるが、フォーカスエラー信号301の波形が反転している場合には最大値となる。記録層すべてを超えた位置でレンズ移動を停止する(ステップS704)。この位置はディスク101の面振れを考慮して、よりディスク101に近い位置となる。ここでの値は、フォーカスエラー信号301の基準電位を0としており、最小値レベル502は負の値となる。ここで、最小値506が確定したので、閾値602を計算する(ステップS705)。ここでは、閾値602は最小値506に係数=0.9を乗算した値としている。また閾値を得るための別の方法として最小値506に所定の値を加算した値としてもよい。
次に、対物レンズ105aをディスク101から徐々に遠ざける(ステップS706)。これより、フォーカス引き込みのための動作となる。逐次フォーカスエラー信号601を読み込み、閾値602より小さいか(FE<閾値)を比較する(ステップS707)。タイミング603で閾値602より小さくなるので、ステップS708に進む。次に、フォーカスエラー信号601が0付近になるのを待つ。ここでは適当な幅を設けておき、この範囲にフォーカスエラー信号601が入ったかを調べればよい。タイミング604で、フォーカスエラー信号601はほぼ0となったので、フォーカスサーボをオンとして目的の記録層にフォーカシングする(ステップS709)。
本発明に係る光ディスク駆動装置の第1の実施の形態を示すブロック図である。 図1のアナログ信号処理回路の動作を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態のフォーカスエラー信号の最大値測定処理を説明するための波形図である。 本発明の第1の実施の形態のフォーカス引き込み動作を説明するための波形図である。 ディスクの面振れにより焦点位置が逆行した場合のフォーカスエラー信号を示す波形図である。 本発明の第1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態のフォーカスエラー信号の最大値測定処理を説明するための波形図である。 本発明の第2の実施の形態のフォーカス引き込み動作を説明するための波形図である。 本発明の第2の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
101 ディスク
102 スピンドルモータ
103 シャフト
104 フランジ
105 ピックアップ
105a 対物レンズ
105b ハーフミラー
105c 球面収差補正手段
106 レーザダイオード(LD)
107 受光部(PD)
108 トラッキングコイル
109 フォーカスコイル
110 スレッドモータ
111 リードスクリュー
112、115、116、DRV1、DRV2 駆動回路
113 マイクロコンピュータ(マイコン)
114 アナログ信号処理回路
AD1、AD2、AD3 AD変換器
DA1、DA2 デジタルアナログ変換器
PD1、PD2 フォトダイオード
PD3 4分割フォトダイオード
RAM ランダムアクセスメモリ
ROM リードオンリメモリ

Claims (3)

  1. レーザ光を多層の記録層を有する光ディスクの各記録層に対して集光するレンズをフォーカス方向に駆動するレンズ駆動手段と、前記光ディスクにより反射された光からフォーカスエラー信号を検出する検出手段を備え、前記光ディスクの目標の記録層のフォーカス引き込みを行う光ディスク駆動装置において、
    前記目標の記録層から反射されるフォーカスエラー信号が略最大になるようにあらかじめ調整する手段と、
    前記レンズを前記光ディスクに近づけながら前記フォーカスエラー信号の最大値又は最小値を測定する手段と、
    前記測定されたフォーカスエラー信号の最大値又は最小値に所定の係数を乗算した閾値を計算するか、又は前記測定されたフォーカスエラー信号の最大値又は最小値から所定の値を減算又は加算して閾値を得る手段と、
    前記レンズを元の位置から再度、前記光ディスクに近づけながら前記フォーカスエラー信号が前記閾値を通過した後、中心値近傍を通過したときにフォーカスサーボをオンにする手段とを、
    備えたことを特徴とする光ディスク駆動装置。
  2. レーザ光を多層の記録層を有する光ディスクの各記録層に対して集光するレンズをフォーカス方向に駆動するレンズ駆動手段と、前記光ディスクにより反射された光からフォーカスエラー信号を検出する検出手段を備え、前記光ディスクの目標の記録層のフォーカス引き込みを行う光ディスク駆動装置において、
    前記目標の記録層から反射されるフォーカスエラー信号が略最大になるようにあらかじめ調整する手段と、
    前記レンズを前記光ディスクに近づけながら前記フォーカスエラー信号の最小値又は最大値を測定する手段と、
    前記測定されたフォーカスエラー信号の最小値又は最大値に所定の係数を乗算した閾値を計算するか、又は前記測定されたフォーカスエラー信号の最大値又は最小値から所定の値を減算又は加算して閾値を得る手段と、
    前記レンズを前記光ディスクから遠ざけながら前記フォーカスエラー信号が前記閾値を通過した後、中心値近傍を通過したときにフォーカスサーボをオンにする手段とを、
    備えたことを特徴とする光ディスク駆動装置。
  3. フォーカス引き込みを行う記録層をあらかじめ前記ディスクの表面から最も遠い記録層に設定してこの記録層にフォーカシングした後に、層間ジャンプにより前記目標の記録層のフォーカス引き込みを行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の光ディスク駆動装置。
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