JP2007164599A - メモリモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】 多RANK構成のメモリモジュールにおいて、メモリに入力されるクロック信号とデータストローブ信号の入力タイミングがずれる。そのために高速動作ができないという問題がある。
【解決手段】 多RANK構成のメモリモジュールにおいて、クロック信号が入力される位相同期ループ回路のピン近傍に負荷容量を設け、データストローブ信号配線時定数とクロック信号配線時定数とを揃える。メモリに入力されるクロック信号とデータストローブ信号の入力タイミングを揃えることで、高速動作可能なメモリモジュールが得られる。
【選択図】 図10

Description

本発明はメモリモジュールに係り、特に多ランク構成に最適なメモリモジュールに関する。
メモリシステムは、パーソナルコンピュータ(以下PC)、デジカメ、プリンタ等の各種電子機器に採用され、その記憶容量はますます大容量化されている。これらのメモリシステムの1つとして、例えばPCには複数のデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)を備えたメモリシステムがある。DIMMはモジュール基板の両面にそれぞれの端子を備え、半導体メモリ、位相調整のための位相同期ループ回路(PLL)、制御信号を供給するレジスタ等を搭載している。また半導体メモリとしては大容量のダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)が搭載されている。
このメモリシステムはそれぞれの電子機器に最適になるように、メモリ容量、データビット数、ランク数が決められ、1つあるいは複数のメモリモジュールを備えて構成される。ランク(RANK)とは同時に読み出し/書き込みが行われるメモリ群である。図1に、3スロットのメモリシステム概略構成図を示す。マザーボード上にメモリコントローラ1と、データ/データストローブ(DQ/DQS)信号配線2及びクロック(CLK)信号配線3を含む複数の配線と、各スロットにはそれぞれコネクタ4と、DIMM5とを備える。DIMM5はメモリモジュール基板上に複数のDRAM6、PLL7、レジスタ8を搭載している。DIMM5はRegistered DIMMとも呼称される。
図1においては、CLK信号配線3は各DIMM5にそれぞれ1本配線される。一方DQ/DQS信号配線2はそれぞれのDIMM5に1つの配線から分岐配線されている。図2に、このメモリシステムにおけるCLK信号配線3のトポロジー図を示す。図3、図4に、同メモリシステムで1Rank/2Rank DIMMを使用した場合のDQ/DQS信号配線2のトポロジー図を示す。CLK信号配線3はCLK信号がメモリコントローラ1からそれぞれのマザーボード上のCLK信号配線3及びコネクタ4を介して各DIMM5のPLL7にそれぞれ接続される。
DQ/DQS信号配線2は1つの信号がマザーボード配線から分岐されて、それぞれのコネクタ4を介して全DIMM5のDRAM6に対し接続される。図3に示す1Rank構成の場合には、DIMMあたり1個のDRAM、図4に示す2Rank構成の場合にはDIMMあたり2個(RANK0、RANK1)のDRAMが接続される。またCLK信号配線3及びDQ/DQS信号配線2はDIMM5の内部配線も含めた総称として使用する。
図5にRegistered DIMM5内のCLK信号配線3の例、図6にRegistered DIMM5内のDQS信号配線2の例を示す。図5に示すようにCLK信号はメモリコントローラ1から出力された後、DIMM5のCLK端子11からPLL7に入力される。PLL7でバッファリングされ、レジスタ8及びDIMMの表裏に搭載された各DRAMに入力される。このときDIMM内のPLL7から各DRAM6までのCLK信号配線は等長に配線される。フィードバック配線はこのPLL7からDRAM6までの等長配線長と等しく配線され、等長配線の遅延時間を確認するための配線である。
一方、 DQS信号はメモリコントローラ1から出力された後、DQS端子12、スタブ抵抗13を介してDRAM6に入る。PLL7を経由してDRAM6に入るCLK信号はPLL7の処理によりPLLに入るタイミングと同じタイミングでDRAMに入る。このため、PLLに入るCLKのタイミングとDRAMに入るCLKのタイミングは同じとして扱うことができる。
DRAM6にデータを書き込む際(Write時)、DRAM6はデータ信号DQにより伝送される書き込みデータをデータストローブ信号DQSで取り込む。CLK信号、DQS信号はそれぞれ相補の信号(CLK/CLKB,DQS/DQSB)であり、それぞれのクロスポイントでタイミングが決定する。Write時、DRAM6でデータを取り込む際のCLK信号とDQS信号のクロスポイントのずれをtDQSSという。tDQSSは、[メモリコントローラからDRAMまでのCLK信号とDQS信号のFlight time(伝播時間)差]+[CLK信号とDQS信号がコントローラから出力される際のタイミングのずれ]、といいかえることができる。
このtDQSSは小さいことが望ましい。なぜなら、これが大きくなるとDRAM内部でのデータのDQS信号からCLK信号への乗せかえが正常に行えなくなるからである。そこでJEDECのDDR2標準仕様ではtDQSSに±0.25×tCK(tCKとはCLK信号の1サイクル時間である)の制限を設けており、DDR2−667では±750psである。動作周波数が高くなると、tDQSSのスペックは厳しくなっていくわけであるから、tDQSSを小さく抑えることは高速化実現のための重要なポイントである。
図7は、メモリシステムを構成するDIMM数及びRank数とCLK、DQS信号の負荷数を示す説明図である。表1はCLK、DQS信号の負荷数をテーブルにしたものである。(A)1RANK DIMM1枚の場合のCLK信号の負荷数を1、DQ/DQS信号の負荷数を1とする。(B)2RANK DIMM1枚の場合のCLK信号の負荷数は1、DQ/DQS信号の負荷数は2となる。(C)2RANK DIMM2枚の場合のCLK信号の負荷数は1、DQ/DQS信号の負荷数は4となる。(D)4RANK DIMM1枚の場合のCLK信号の負荷数は1、DQ/DQS信号の負荷数は4となる。(E)2RANK DIMM2枚の場合のCLK信号の負荷数は1、DQ/DQS信号の負荷数は8となる。
Figure 2007164599
図8はメモリシステムの模式構成図と、その信号波形図を示す。CLK信号の負荷はスロットに挿すDIMM数またはDIMMのRank数が増加しても負荷数F/O=1で変わらない。しかしDQS信号の負荷はDIMM数またはDIMMのRank数によりF/O=1,2,4と増えていく。そのためにDQS信号は、CLK信号に対し負荷数1の場合にはtDQSS1、負荷数2の場合にはtDQSS2、負荷数4の場合にはtDQSS3と遅れていくことになる。
また、一般に各種メモリシステム構成(DIMM数、Rank 数)が変わっても、同一のマザーボードを使用する。そのため、DQS波形のスルーレート(傾き)は、DIMM数・Rank数の増加に従い低くなり(なまっていき)、クロスポイントのタイミングが遅くなる。しかし、CLK信号では負荷が変わらないので波形は変わらず、クロスポイントのタイミングは遅くならない。その結果、DIMM数・Rank数の増加とともにtDQSSは増大し、高速化に伴い厳しくなっていくスペックを越え、メモリシステムを破綻させてしまうという問題が発生する。
メモリモジュールを備えたメモリシステムに関する先行特許文献として下記の特許文献1〜3がある。特許文献1(特開2004−70800号公報)ではPLL、レジスタ、DRAMに入力されるクロックCLKのタイミングを調整し、CLKに対するコマンド/アドレスのセットアップ時間とホールド時間を等しくしている。特許文献2(特表2004−531981号公報)ではデータストローブ信号DQSの位相データにより、クロックCLKを遅延させている。特許文献3(特開2005−78547号公報)では内部クロック信号に対するDQS信号の遅延を判定し、データDQをクロックに同期させている。
また特許文献4(特開2004−138480号公報)にはデータ信号をクロック選択回路からのクロックで入力させることでLSIテスタ及びパフォーマンスボードの配線インピーダンスの影響をなくすテストシステムが開示されている。特許文献5(特開平11−191019号公報)には出力波形のなまりを検出し、駆動能力を代えるドライバ回路が開示されている。これらの特許文献においては、クロックに同期させるさまざまの技術や、出力波形を補正する技術が記載されている。しかしこれらのクロックと同期させる技術は位相差を検出するものであり、そのための回路が必要となる。クロック信号が入力されるデバイスのいずれにも同期させる技術に対する記載もなく、本願における解決手法に関する技術的な示唆も記載されていない。
特開2004−70800号公報 特表2004−531981号公報 特開2005−78547号公報 特開2004−138480号公報 特開平11−191019号公報
上記したように、DIMM数・Rank数の増加とともにtDQSSは増大し、高速化に伴い厳しくなっていくスペックを越え、メモリシステムを破綻させてしまうという問題がある。
本願の目的は上記した問題に鑑み、占有面積を大きく増やす事なく、メモリが受信するクロック(CLK)信号とデータストローブ(DQS)信号とのタイミングを揃え、多Rankかつ高周波数で誤動作しないメモリモジュールを提供することにある。
本発明は上記した課題を解決するため、基本的に下記に記載される技術を採用するものである。またその技術趣旨を逸脱しない範囲で種々変更できる応用技術も、本願に含まれることは言うまでもない。
本発明のメモリモジュールは、位相同期ループ回路を用いて各メモリにクロック信号を分配する多ランク構成のメモリモジュールであって、前記メモリへのクロック信号の入力タイミングとデータストローブ信号の入力タイミングとを揃えるために前記位相同期ループ回路のクロック信号入力部分に負荷容量を備えたことを特徴とする。
本発明のメモリモジュールの前記負荷容量は、前記データストローブ信号を伝達する配線におけるスタブ抵抗と配線インピーダンスとの和と、前記データストローブ信号が入力される前記メモリの入力ピン容量との積で表されるデータストローブ信号配線時定数と、前記負荷容量と前記位相同期ループ回路のクロック信号入力ピン容量との和と、前記クロック信号の配線インピーダンスとの積で表されるクロック信号配線時定数とが等しくなるように設定されることを特徴とする。
本発明のメモリモジュールは、前記負荷容量を前記クロック信号の相補の信号線のそれぞれに備えたことを特徴とする。
本発明のメモリモジュールは、前記負荷容量の半分の容量値を有する第2の負荷容量を、前記クロック信号の相補の信号線間に備えたことを特徴とする。
本発明のメモリモジュールは、前記位相同期ループ回路の内部に設けられた前記負荷容量の1端はダミーピンに接続され、前記位相同期ループ回路のクロック信号ピンと前記ダミーピンとを接続することを特徴とする。
本発明のメモリモジュールは、前記位相同期ループ回路の内部に設けられた前記負荷容量の半分の容量値を有する第2の負荷容量の両端はダミーピンにそれぞれ接続され、前記位相同期ループ回路の相補のクロック信号ピンと前記ダミーピンとをそれぞれ接続することを特徴とする。
本発明のメモリモジュールは、メモリモジュール基板における前記クロック信号のクロック端子から前記位相同期ループ回路の入力ピン間の配線の特性インピーダンス、配線長、配線幅、配線層、スタブ抵抗値、終端などのレイアウト設計と、前記データストローブ信号のデータストローブ端子から前記メモリの入力ピン間の配線の特性インピーダンス、配線長、配線幅、配線層、スタブ抵抗値、終端などのレイアウト設計とを等しくし、さらに前記位相同期ループ回路のクロック信号入力部に前記負荷容量を付加することで、前記データストローブ信号に接続されたメモリのデータストローブ信号ピンの総容量値と、前記位相同期ループ回路のクロック信号入力部の容量値とを等しくすることを特徴とする。
本発明のメモリモジュールの前記負荷容量は、前記データストローブ信号を伝達するメモリコントローラから前記メモリの入力ピンまでの信号配線におけるデータストローブ信号配線時定数と、前記クロック信号を伝達するメモリコントローラから前記位相同期ループ回路の入力ピンまでの信号配線におけるクロック信号配線時定数と、が等しくなるように設定されることを特徴とする。
多RANK構成のメモリモジュールにおいて、クロック信号が入力される位相同期ループ回路のピン近傍に負荷容量を設け、データストローブ信号配線時定数とクロック信号配線時定数とを揃える。メモリに入力されるクロック信号とデータストローブ信号の入力タイミングを揃えることで、tDQSSは小さ くなり、タイミングマージンが増える効果がある。さらに、第二の効果として、新たに付加する部品の数が容量(キャパシタ)1乃至2つ(CLKとCLKB間,CLKとCLKB)で済み、大きな占有面積を必要としない事が挙げられる。
以下、本発明のメモリモジュールについて、図9を参照して詳細に説明する。最初に従来のメモリモジュールから構成されるメモリシステムの問題点解析を行う。その解析結果に基づいて本発明のメモリモジュールの基本構成を説明する。図9(A)に従来のメモリモジュールから構成されたメモリシステム構成図、(B)このメモリシステムにおけるDQS信号とCLK信号のFlight time(伝播時間)のデータを示す。本願発明者はこのメモリシステムにおけるDQS信号とCLK信号のFlight time(伝播時間)データに基づいて、本発明のメモリモジュールを考案したものである。
図9(A)のメモリシステムは、マザーボード上にメモリコントローラ1と、3つのスロットを備え、それぞれマザーボード配線により接続される。それぞれのスロットにはコネクタ4が設けられ、DIMM5を挿入する。DIMM5は着脱可能であり、メモリシステムとしてメモリ容量、RANK数を自由に構成できる。図9(B)は、Registered DIMMを備えたメモリシステムにおけるメモリコントローラ1から最も離れたスロット3へのWriteシミュレーション波形から、DQS信号とCLK信号のFlight time(伝播時間)を算出したデータを示す。スロット3へ1RANK DIMM1枚を挿入したときのFlight time(伝播時間)を基準とし、その伝播時間差を比較したものである。
基準となる(A)は、1,2スロット目は空、3スロット目に1RANKのDIMMを挿入したメモリシステムである。(B)は、1,2、3スロットの全てに1RANKのDIMMを挿入したメモリシステムである。(C)は、1,2スロット目は空、3スロット目に2RANKのDIMMを挿入したメモリシステムである。(D)は、1スロット目は空、2、3スロット目にそれぞれ2RANKのDIMMを挿入したメモリシステムである。
CLK信号のFlight time(伝播時間)はメモリシステムの構成(A)〜(D)においてわずかに増加しているだけである。CLK信号のFlight time(伝播時間)はDIMM数とRank数の違いによる差はごくわずかであり、ほとんど変わらない結果を示している。一方DQS信号のFlight time(伝播時間)をRank数の増加でみた場合、(A)1Rank DIMM 1枚(空-空-1Rank)と(C)2Rank DIMM 1枚(空-空-2Rank)との差は約200psである。また、DIMM数の増加でみた場合、(A)1Rank DIMM 1枚(空-空-1Rank)と(B)1Rank DIMM 3枚(1Rank-1Rank-1Rank)との差は約60ps、(C)2Rank DIMM1枚(空-空-2Rank)と(D)2Rank DIMM 2枚(空-2Rank-2Rank)との差は約80psである。
このCLK信号、DQS信号のFlight time(伝播時間)差について考察する。マザーボードあるいはメモリモジュール内の配線は、信号波形を精確に伝播するためにその配線インピーダンスが規定値になるように設計されている。図9(A)におけるマザーボード配線において、スロットが配置される位置の配線インピーダンスを規定の配線インピーダンス値より大きくする。スロットにメモリモジュールが挿入されると、その位置にインピーダンスが並列付加された状態となり、この状態で、規定の配線インピーダンスになるように設定している。
このとき挿入されるメモリモジュールとしては1RANK構成品を想定している。したがって多RANK構成品を挿入する場合には、多くのDRAMが並列接続され、スロット部の配線インピーダンスが低下することでFlight time(伝播時間)が遅くなる。つまり多RANK構成品においてはDQS信号線に並列接続されるDRAM数が増加することで、Flight time(伝播時間)が大きくなる。そのためにDIMM数の増加によるFlight time(伝播時間)差は小さく、1つのスロットにおけるRANK数の増加によるFlight time(伝播時間)差が大きくなると考えられる。本発明は各種メモリシステム構成によってDQS信号の負荷は変わるのに対しCLK信号の負荷は変わらない点と、DQS信号のFlight time(伝播時間)への影響はDIMM数よりもRank数の方が支配的である点に着目して考案されたものである。
このDQS信号のFlight time(伝播時間)の増加は、tDQSSの増加と考えてよい。ここで、Rank数が2倍になるとFlight time(伝播時間)は約200ps増加しているが、DIMM数が2倍3倍になってもFlight time(伝播時間)は60〜80ps程度しか増加していない。DQS信号のFlight time(伝播時間)への影響は、DIMM数よりもRank数の方が支配的であると考えられる。DQS信号とCLK信号のFlight time(伝播時間)差はtDQSSの増大を招き、それによるタイミングバジェットの圧迫とスペックオーバーは高速化実現の深刻な障害となる。そこで、DQS信号とCLK信号のFlight time(伝播時間)差の制御が必須となる。
この制御はDIMM上で可能なものが望ましい。なぜなら、各種メモリシステム構成(DIMM数、Rank数)が変わっても同一のマザーボードを使用するからである。また、上述のようにDQS信号のFlight time(伝播時間)はRank数に大きく依存するからである。しかし、近年はメモリモジュール上の配線占有面積やメモリ以外の素子数に関する制限が非常に厳しい。それは、メモリモジュールの大容量化・小型化・高機能化に伴い、より小さい面積のなかに多くのメモリを搭載しなければならないためである。
そこで本願発明者は、多Rank数のメモリモジュールのPLLのクロック(CLK)信号の入力部分に負荷容量を追加することを考案した。またDRAMのCLK入力部付近に容量を付加するか、PLLの出力部付近に容量を付加しても同様の効果が期待できるが、搭載しているDRAM数の2倍の個数の容量(キャパシタ)が必要になり、占有面積を増大させてしまう。そのため多Rank DIMMのPLLのCLK信号入力部付近に上記のように適当な容量を追加することにより、追加する容量の数は1〜2個で済み占有面積の増大を防ぐ事ができる。
本発明においては、多Rank DIMMのPLLのCLK信号入力部付近に、DQS信号に並列接続されるDRAM数に応じた負荷容量を追加する。PLLのCLK信号入力部付近に負荷容量を追加することでPLLのCLK入力信号系とDRAMのDQS信号系の間で入力部の時定数を整合させる。時定数を整合させることでPLLが受信するCLK信号とDRAMが受信するDQS信号とのタイミングが揃う。PLLに入るCLK信号とDRAMに入るCLK信号のタイミングは同じとみなしてよいので、DRAMに入るCLK信号とDQS信号のタイミングが揃う。その結果tDQSSは小さくなり、タイミングマージンは増え、多Rankかつ高周波数で誤動作しないメモリモジュールが得られる。
実施例1として図10、図11を参照して説明する。本実施例ではメモリモジュールのPLLのCLK信号入力部分に容量負荷を追加する実施例である。図10(A)にはPLLのCLK信号入力部にタイミング調整用の負荷容量を付加した模式構成図、(B)にはクロックCLK信号配線とDQS信号配線のインピーダンスの模式図を示す。図11にその信号波形図、模式構成図を示す。図において、PLLはCLK/CLKBの入力ピン、パッドのみを示し、その他の部品については省略している。
図10のクロック信号はCLK/CLKBの相補の信号であり、DIMM5の入力端子11から入力され、PLL7の入力ピンに接続される。PLL7のCLK/CLKB信号入力部にそれぞれ負荷容量Caddを付加する。PLLのCLK信号配線部の時定数とDQS信号の配線部の時定数を等しくするために、PLL入力部分に追加する負荷容量Cadd は次式により計算できる。
Zodd_CLK × (Cadd + Cpll) = (R + Zodd_DQS) × Cdram_all (式1)
ここで、Zodd_CLKはCLK信号配線ペアのodd mode インピーダンス、CpllはPLLのCLK信号入力容量、RはDQS信号のスタブ抵抗の抵抗値、Zodd_DQSはDQS信号配線ペアのodd modeインピーダンス、Cdram_allは同じメモリモジュール上で共通に接続されたDQS信号のDRAM入力容量の総和である。 式(1)の左側はメモリモジュールにおける入力端子からPLLのCLK入力ピンまでのクロック信号配線時定数である。右側はメモリモジュールにおける入力端子からDRAMのDQS入力ピンまでのデータストローブ信号配線時定数である。この両者の時定数を等しくすることで、DRAMに入るCLK信号とDQS信号のタイミングが揃う。
図11を参照して、この動作を説明する。PLLのCLK信号入力部付近に(式1)を満足する負荷容量Caddを追加することにより、配線(伝送線)と容量による時定数の効果で波形がなまり、容量負荷を追加していない場合と比べてCLK信号のクロスポイントが時間T1(またはT2)だけ遅くなる。波形(A)は容量負荷を追加していない場合のPLL入力部におけるCLK信号波形(@PLLin)、波形(B)は容量負荷Caddを追加した場合のPLL入力部におけるCLK信号波形(@PLLin(Cadd))、波形(C)は容量負荷Caddを追加した場合のDRAM入力部におけるCLK信号波形(@DRAMin(Cadd))を示す。このように容量負荷Caddを付加することでCLK信号は時刻T1(T2)遅れることになる。図においては時刻T1(T2)をまとめて1つとしているが、例えば2RANK構成品に相当する容量Cadd1、その遅延量T1となり、4RANK構成品に相当する容量Cadd2、その遅延量T2となるものである。
波形(D)は2RANK DIMM1枚をスロットに挿入した場合のDRAMのDQS信号波形である。図8の場合のtDQSS2に比較し、時刻T1だけ改善されたtDQSS4となる。波形(E)は4RANK DIMM1枚をスロットに挿入した場合のDRAMのDQS信号波形である。図8の場合のtDQSS3に比較し、時刻T2だけ改善されたtDQSS5となる。このようにCLK信号が遅れた時刻T1(T2)分が改善され、その結果、tDQSSは小さくなり、タイミングマージンは増える。
本実施例においては、多RANKメモリモジュールのPLLのCLK信号入力部付近に、(式1)を満足する負荷容量Caddを追加する。負荷容量Caddを追加することによりメモリモジュール内のクロック信号配線時定数とデータストローブ信号配線時定数とを等しくし、DRAMに入るCLK信号とDQS信号のタイミングを一致させる。DRAMに入るCLK信号とDQS信号のタイミングを一致させることでtDQSSは小さくなり、タイミングマージンは増える。これらの構成とすることで、多RANK品においても高速動作可能なメモリモジュールが得られる。
実施例2として、本発明の他の実施例を図12〜図14を参照して説明する。図12にPLLのCLK信号の相補入力間に負荷容量を付加した模式構成図、図13にCLK信号にPLL内部に設けた負荷容量を付加した模式構成図、図14にメモリモジュール内のCLK信号配線、DQS信号配線を同じ構成とし、さらに負荷容量を付加した模式構成図を示す。本実施例のPLL、DRAMも本発明に関係する入力ピン、パッドのみを示し、その他の部品については省略する。
図12においては、CLK信号の相補入力対(CLK/CLKB)の端子間を負荷容量により接続する。この場合には負荷容量としては式(1)における容量値Caddの半分でよい。1/2の容量値である負荷容量1つで構成できることから、部品点数を少なく、また占有面積を小さくできる。図13においては、PLLの内部に負荷容量Caddを備えたダミー端子を用意する。そしてDIMM上でPLLのCLK信号ピンとつなぐことにより、クロック信号配線時定数とデータストローブ信号配線時定数とを等しくなるように容量負荷を追加・調整する。DIMM上に容量を設置する必要がないので、部品点数を少なく、占有面積を小さくできる。また1/2の容量値である負荷容量を相補のクロック信号対間に接続することもできる。
図14には CLK信号のDIMM端子〜PLL間配線の特性インピーダンス、配線長、配線幅、配線層、スタブ抵抗値、終端などのレイアウト設計を、DQS信号のDIMM端子〜DRAM間配線の特性インピーダンス、配線長、配線幅、配線層、スタブ抵抗値、終端などのレイアウト設計と、を等しくする。さらにPLLのCLK入力部に負荷容量を付加し、共通に接続されたDRAMのDQSピン部の容量と合わせる。CLK信号のDIMM端子〜PLL間配線とDQS信号のDIMM端子〜DRAM間配線で特性を一致させる。PLLが受信するクロック(CLK)信号とDRAMが受信するデータストローブ(DQS)信号とのタイミングを高い精度で揃える事ができる。
本実施例においては、メモリモジュールのクロック信号配線時定数とデータストローブ信号配線時定数を等しくするためPLLのCLK信号入力部付近に負荷容量Caddを追加する種々の方法を示している。これらのいずれの方法においても負荷容量Caddを追加することによりDRAMに入るCLK信号とDQS信号のタイミングを一致させる。DRAMに入るCLK信号とDQS信号のタイミングを一致させることでtDQSSは小さくなり、タイミングマージンは増える。これらの構成とすることで、多RANK品においても高速動作可能なメモリモジュールが得られる。
本発明においては、メモリモジュールのクロック信号配線時定数とデータストローブ信号配線時定数を等しくするためPLLのCLK信号入力部付近に負荷容量Caddを追加している。しかしマザーボード内の配線長は、配線インピーダンス等はその概略値が公表されている。したがってマザーボード内を含めたクロック信号配線時定数とデータストローブ信号配線時定数を揃えることもできる。マザーボード内を含めた配線時定数を揃えることで、より精確にクロック(CLK)信号とデータストローブ(DQS)信号とのタイミングを高い精度で揃える事ができ、多RANK品においても高速動作可能なメモリモジュールが得られる。
以上本願発明を実施の形態及び実施例に基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々変更して実施することが可能である。さらに上記実施例には種々の段階の発明が含まれており、開示された構成要件を適宜組み合わせることによって種々の発明が抽出され得る。例えば、開示された構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、所定の効果が得られるものであれば発明として抽出され得る。
メモリシステム概略構成図である。 図1におけるCLK信号配線のトポロジー図である。 1Rank DIMMを使用した場合のDQ/DQS信号配線のトポロジー図である。 2Rank DIMMを使用した場合のDQ/DQS信号配線のトポロジー図である。 Registered DIMM内のCLK信号配線図である。 Registered DIMM内のDQS信号配線図である。 メモリシステム構成におけるCLK、DQS信号の負荷数を示す説明図である。 メモリシステム構成における模式構成図と、CLK、DQS信号波形図である。 (A)はメモリシステム構成図、(B)はメモリシステム構成におけるDQS信号とCLK信号のFlight time(伝播時間)のデータである。 (A)はPLLのCLK信号入力部に負荷容量を付加した模式構成図、(B)はCLK信号配線とDQS信号配線のインピーダンスの模式図である。 実施例1におけるCLK信号配線とDQS信号配線の信号波形図と、その模式構成図である。 実施例2におけるCLK信号相補入力間に負荷容量を付加した模式構成図である。 実施例2におけるCLK信号入力部にPLL内部に設けた負荷容量を付加した他の模式構成図である。 実施例2におけるCLK信号入力部に負荷容量を付加した他の模式構成図である。
符号の説明
1 メモリコントローラ
2 DQ/DQS信号配線
3 CLK信号配線
4 コネクタ
5 DIMM
6 DRAM
7 PLL
8 レジスタ
11 CLK端子
12 DQS端子
13 スタブ抵抗
14 負荷容量

Claims (8)

  1. 位相同期ループ回路を用いて各メモリにクロック信号を分配する多ランク構成のメモリモジュールにおいて、前記メモリへのクロック信号の入力タイミングとデータストローブ信号の入力タイミングとを揃えるために前記位相同期ループ回路のクロック信号入力部分に負荷容量を備えたことを特徴とするメモリモジュール。
  2. 前記負荷容量は、前記データストローブ信号を伝達する配線におけるスタブ抵抗と配線インピーダンスとの和と、前記データストローブ信号が入力される前記メモリの入力ピン容量との積で表されるデータストローブ信号配線時定数と、前記負荷容量と前記位相同期ループ回路のクロック信号入力ピン容量との和と、前記クロック信号の配線インピーダンスとの積で表されるクロック信号配線時定数とが等しくなるように設定されることを特徴とする請求項1に記載のメモリモジュール。
  3. 前記負荷容量を前記クロック信号の相補の信号線のそれぞれに備えたことを特徴とする請求項2に記載のメモリモジュール。
  4. 前記負荷容量の半分の容量値を有する第2の負荷容量を、前記クロック信号の相補の信号線間に備えたことを特徴とする請求項2に記載のメモリモジュール。
  5. 前記位相同期ループ回路の内部に設けられた前記負荷容量の1端はダミーピンに接続され、前記位相同期ループ回路のクロック信号ピンと前記ダミーピンとを接続することを特徴とする請求項2に記載のメモリモジュール。
  6. 前記位相同期ループ回路の内部に設けられた前記負荷容量の半分の容量値を有する第2の負荷容量の両端はダミーピンにそれぞれ接続され、前記位相同期ループ回路の相補のクロック信号ピンと前記ダミーピンとをそれぞれ接続することを特徴とする請求項2に記載のメモリモジュール。
  7. メモリモジュール基板における前記クロック信号のクロック端子から前記位相同期ループ回路の入力ピン間の配線の特性インピーダンス、配線長、配線幅、配線層、スタブ抵抗値、終端などのレイアウト設計と、前記データストローブ信号のデータストローブ端子から前記メモリの入力ピン間の配線の特性インピーダンス、配線長、配線幅、配線層、スタブ抵抗値、終端などのレイアウト設計とを等しくし、
    さらに前記位相同期ループ回路のクロック信号入力部に前記負荷容量を付加することで、前記データストローブ信号に接続されたメモリのデータストローブ信号ピンの総容量値と、前記位相同期ループ回路のクロック信号入力部の容量値とを等しくすることを特徴とする請求項2に記載のメモリモジュール。
  8. 前記負荷容量は、前記データストローブ信号を伝達するメモリコントローラから前記メモリの入力ピンまでの信号配線におけるデータストローブ信号配線時定数と、前記クロック信号を伝達するメモリコントローラから前記位相同期ループ回路の入力ピンまでの信号配線におけるクロック信号配線時定数と、が等しくなるように設定されることを特徴とする請求項1に記載のメモリモジュール。
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