JP2007164330A - マルチ画面表示システム、マルチ画面表示方法、コンピュータプログラム及び端末装置用記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の画面を効率的且つ効果的に一画面に表示させる。
【解決手段】マルチ画面表示システム10は、共有すべき端末画面W1及びW2に夫々対応するPC100及び200並びにこれら端末画面が配置される主画面X1に対応するコントローラ300を備え、LAN網たるネットワーク11に収容される。各PCからは、各端末画面に関する画面データがコントローラ300へ供給される。また、各PCに備わるUSBメモリには、主画面X1における端末画面の配置位置を指定する配置位置データが記憶されており、画面データと同様にネットワーク11を介してコントローラ300へ送信される。コントローラ300では、配置位置データに基づいて主画面における各端末画面の配置位置を決定し、係る配置位置が反映された主画面データを生成して表示装置301に主画面X1を表示させる。
【選択図】図5
【解決手段】マルチ画面表示システム10は、共有すべき端末画面W1及びW2に夫々対応するPC100及び200並びにこれら端末画面が配置される主画面X1に対応するコントローラ300を備え、LAN網たるネットワーク11に収容される。各PCからは、各端末画面に関する画面データがコントローラ300へ供給される。また、各PCに備わるUSBメモリには、主画面X1における端末画面の配置位置を指定する配置位置データが記憶されており、画面データと同様にネットワーク11を介してコントローラ300へ送信される。コントローラ300では、配置位置データに基づいて主画面における各端末画面の配置位置を決定し、係る配置位置が反映された主画面データを生成して表示装置301に主画面X1を表示させる。
【選択図】図5
Description
本発明は、例えば複数の表示装置に係る画面を同一画面内に表示させる場合等に好適なマルチ画面表示システム、マルチ画面表示方法、コンピュータプログラム及び端末装置用記憶装置の技術分野に関する。
この種のシステムとして、プラズマディスプレイの画面上に2画面を表示するものが提案されている(例えば、非特許文献1参照)。非特許文献1に開示されたプラズマディスプレイ(以下、「従来の技術」と称する)によれば、アナログRGB信号、デジタルRGB信号、ビデオ信号の入力映像を組み合わせることにより、予め設定された3つのモードの中から選択された一のモードに準拠して2画面表示を行うことが可能であるとされている。
尚、ハイビジョンディスプレイの画面上にNTSC方式の2つの映像信号を左右半分づつ同じ大きさで2画面表示する技術も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
[online]、[平成17年12月1日検索]、インターネット<URL:wwwbsc.pioneer.co.jp/product/pdp504_434/function04.html>
特開2002−63107号公報
従来の技術では、予め複数画面の配置に関するモードが設定されているため、一画面に表示させる対象となる画面を、係る画面を有するハードウェア相互間の位置関係を反映して一画面内に表示させることは困難である。この場合、ディスプレイ装置に備わるリモートコントローラ等における例えばトグル操作等によって、画面の配置態様を切り替えることは可能であるが、その都度操作が必要であり著しく非効率である。即ち、従来の技術には、複数の装置に係る画面を効率的且つ効果的に配置させることが困難であるという技術的な問題点がある。
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたものであり、複数の画面を効率的且つ効果的に一画面に表示させ得るマルチ画面表示システム、マルチ画面表示方法、コンピュータプログラム及び端末装置用記憶装置を提供することを課題とする。
上述した課題を解決するため、請求項1のマルチ画面表示システムは、ネットワークに収容され、複数の副表示装置に夫々対応する複数の端末装置及び主表示装置を制御する中継装置を含み、前記複数の端末装置各々は、所定種類の端末画面が表示されるように前記副表示装置を制御する副表示制御手段と、前記端末画面に関する所定種類の端末画面データを生成する端末画面データ生成手段と、前記中継装置に対し前記ネットワークを介して前記端末画面データを供給する第1供給手段と、前記中継装置に対し前記各々と前記主表示装置との位置関係を指定するための位置データを供給する第2供給手段とを具備し、前記中継装置は、前記各々から供給された複数の前記位置データ及び端末画面データに基づいて、前記各々に対応する複数の端末画面のうち少なくとも一部が含まれるものとして規定される主画面を表示するための主画面データを生成する主画面データ生成手段と、前記主画面データに従って前記主画面が表示されるように前記主表示装置を制御する主表示制御手段とを具備することを特徴とする。
上述した課題を解決するため、請求項5のマルチ画面表示方法は、ネットワークに収容され、複数の副表示装置に夫々対応する複数の端末装置及び主表示装置を制御する中継装置を含むマルチ画面表示システムにおけるマルチ画面表示方法であって、前記複数の端末装置各々において、所定種類の端末画面が表示されるように前記副表示装置を制御する副表示制御工程と、前記端末画面に関する所定種類の端末画面データを生成する端末画面データ生成工程と、前記表示装置に対し前記ネットワークを介して前記端末画面データを供給する第1供給工程と、前記表示装置に対し前記各々と前記中継装置との位置関係を指定するための位置データを供給する第2供給工程とを具備し、前記中継装置は、前記各々から供給された複数の前記位置データ及び端末画面データに基づいて、前記各々に対応する複数の端末画面のうち少なくとも一部が含まれるものとして規定される主画面を表示するための主画面データを生成する主画面データ生成工程と、前記主画面データに従って前記主画面が表示されるように前記主表示装置を制御する主表示制御工程とを具備することを特徴とする。
上述した課題を解決するため、請求項6のコンピュータプログラムは、コンピュータシステムを、請求項1から4のいずれか一項に記載の端末装置として機能させることを特徴とする。
上述した課題を解決するため、請求項7のコンピュータプログラムは、コンピュータシステムを、請求項1から4のいずれか一項に記載の中継装置として機能させることを特徴とする。
上述した課題を解決するため、請求項8の端末装置用記憶装置は、請求項1から4のいずれか一項に記載の端末装置に着脱可能な端末装置用記憶装置であって、請求項6に記載のコンピュータプログラムを記憶する記憶手段と、前記記憶されたコンピュータプログラムを所定の通信規格に基づいて前記端末装置に伝送する伝送手段とを具備することを特徴とする。
<マルチ画面表示システムの実施形態>
本発明のマルチ画面表示システムに係る実施形態は、ネットワークに収容され、複数の副表示装置に夫々対応する複数の端末装置及び主表示装置を制御する中継装置を含み、前記複数の端末装置各々は、所定種類の端末画面が表示されるように前記副表示装置を制御する副表示制御手段と、前記端末画面に関する所定種類の端末画面データを生成する端末画面データ生成手段と、前記中継装置に対し前記ネットワークを介して前記端末画面データを供給する第1供給手段と、前記中継装置に対し前記各々と前記中継装置との位置関係を指定するための位置データを供給する第2供給手段とを具備し、前記中継装置は、前記各々から供給された複数の前記位置データ及び端末画面データに基づいて、前記各々に対応する複数の端末画面のうち少なくとも一部が含まれるものとして規定される主画面を表示するための主画面データを生成する主画面データ生成手段と、前記主画面データに従って前記主画面が表示されるように前記主表示装置を制御する主表示制御手段とを具備する。
本発明における「ネットワーク」とは、好適にはWAN(Wide Area Network)網若しくはLAN(Local Area Network)網等の比較的限定されたデータ通信網を含み、更にはインターネット等の広域データ通信網をも包括する概念である。
本発明のマルチ画面表示システムに係る実施形態によれば、その動作時には、複数の端末装置各々において、端末画面が表示されるように副表示装置が制御される。ここで、本発明に係る「端末画面」とは、端末装置各々に固有の内容を有する画面であり、当該各々に対応する副表示装置における表示領域に表示される画面を指す。例えば、端末画面は、例えばパーソナルコンピュータ(以下、適宜「PC」と称する)等のコンピュータシステム環境下におけるOS(Operating System)画面、それらOS上で動作する各種アプリケーションソフトウェアの画面、或いはそれらが各種ウィンドウとしてOS画面上の一領域を占めるマルチウィンドウ画面等であってもよい。尚、このような各種ウィンドウ自体も本発明に係る「画面」に包含される。尚、副表示装置の態様は、端末画面を表示することが可能である限りにおいて如何なる態様を有していてもよく、例えば、液晶ディスプレイ装置、プラズマディスプレイ装置、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置又は液晶プロジェクタ等の形態を有していてもよい。
尚、本発明に係る端末装置は、例えばノート型PC等のように副表示装置と相互に一体に構成されていてもよいし、相互に独立して構成された各種ディスプレイ装置等の副表示装置を制御するための、各種コントローラ等の形態を有していてもよい。
複数の端末装置各々では、端末画面データ生成手段により、端末画面データが生成される。端末画面データは、主表示装置上で端末画面を表示するための、例えばRGB信号等のデータであり、副表示装置に端末画面を表示するためのデータそのものであってもよいし、これらに対し主表示装置の特性に整合するよう補正を加えたデータであってもよいし、或いはそれらを適宜ネットワーク上の伝送に適した形式に圧縮したデータであってもよい。これら端末装置各々において生成された端末画面データは、第1供給手段によりネットワークを介して中継装置に供給される。
一方、中継装置側では、各端末装置から個別に供給される端末画面データに基づいて、主画面を表示するための主画面データが生成される。主表示制御手段は、係る主画面データに従って主画面が表示されるように主表示装置を制御する。
ここで、「主画面」とは、端末装置各々に対応する複数の端末画面のうち少なくとも一部を含む画面を包括する概念であり、例えば、端末画面データを供給した端末装置に対応する端末画面全てを均等に表示領域上に配置してなる画面であってもよいし、予め与えられる何らかの判断基準に従ってこれら複数の端末画面の中から選択された端末画面のみが配置された画面であってもよい。この際、このような判断基準は、予め実験的に、経験的に或いはシミュレーション等に基づいて、主画面に表示すべき端末画面を、客観的理由を伴って選択することが可能となるように定められていてもよい。
尚、主画面における端末画面の表示態様は何ら限定されるものではなく、例えば、各種OS等に準拠したウィンドウ等として端末画面が表示されてもよい。この場合、主画面上における端末画面の配置態様をユーザ側で自由に設定することが可能となり、例えば、副表示装置に係る端末画面の少なくとも一部を相互に重複させて主画面上に配置することも、或いはその大きさを変更することも容易にして可能となる。
また、主画面に含まれるべき端末画面の数量及びその個別な配置態様等は、刻々と変化するマルチ画面表示システムの使用環境、例えば、会議、研修、打ち合わせ、イベント或いは講義等の進行状況等に応じてその都度リアルタイムに変更されてもよい。
ここで特に、主画面における端末画面の配置が予め設定されている場合、主画面の視認性及びその使い勝手が著しく低下することがある。例えば、主画面における端末画面の配置が、主表示装置と副表示装置(又は端末装置)との位置関係を何ら反映していない場合、例えば、主表示装置の右側に位置するユーザの管理下にある副表示装置に表示される端末画面が主画面上で左に配置されることがある。同時に、主表示装置の左側に位置するユーザに対しても同様のことが生じ得る。この場合、主画面が、各ユーザ更にはその場にいる人間の感覚及び感性に整合しない可能性が高くなり、視認性の低下及びその使い勝手の低下を招き易い。
そこで、本発明のマルチ画面表示システムに係る実施形態では、端末装置各々が第2供給手段を備え、中継装置に対し当該各々と中継装置との位置関係を指定するための位置データが供給される。
ここで、「位置データ」とは、端末装置と中継装置との位置関係を指定するためのデータを包括する概念であり、例えば、個々の端末装置が主表示装置に対して相対的に右側にいるのか或いは左側にいるのかといった、位置関係を直接指定するデータであってもよいし、中継装置側で係る位置関係を何らかの判断基準に従って特定することが可能となるような補助的なデータであってもよい。或いは、GPS等の位置検索システム等を介して供給される比較的高精度な絶対位置データであってもよい。また、位置データのデータ形態も何ら限定されず、例えば、ネットワークを介して供給可能な電気的なデータとして構成されていてもよいし、例えば超音波等の音波信号或いは赤外線等の光学信号又は無線信号であってもよい。更には、電波又は電磁波によって係る位置データの通信が行われてもよい。このような電波又は電磁波を使用する形態として、例えば、RF−ID(Radio Frequency Identification:無線による非接触識別)等が利用されてもよい。無論、第2供給手段の態様も、供給すべき位置データの態様に応じた形態を採ってよく、例えば、前述した第1供給手段と少なくとも一部が共通に構成されていてもよい。或いは超音波や赤外線等を空間に出力するための所謂センサの形態を有していてもよい。
一方、中継装置では、端末画面データに加え、係る位置データに基づいて主画面データを生成する。従って、主画面データには、主表示装置と各端末装置との位置関係が反映され、主画面データに従って表示される主画面には、端末画面がこれら個別具体的な位置関係を適切に反映させた形で表示されることとなる。即ち、本発明のマルチ画面表示システムに係る実施形態によれば、複数の画面を効率的且つ効果的に一画面に表示させることが可能となるのである。
本発明のマルチ画面表示システムに係る実施形態の一の態様では、前記中継装置は、前記少なくとも一部に対応する前記位置データに基づいて前記主画面における前記少なくとも一部の配置態様を決定する配置態様決定手段を更に具備し、前記主画面データ生成手段は、前記主画面において前記少なくとも一部が前記決定された配置態様で配置されるように前記主画面データを生成する。
この態様によれば、配置態様決定手段が位置データに基づいて主画面における端末画面の配置態様を決定するため、主画面上に効率的且つ効果的に端末画面を配置させることが可能となり好適である。
例えば、配置態様決定手段は、端末装置が主表示装置の左右に存在することが位置データによって検出、推定或いは特定された場合には、係る左右の端末装置に対応する端末画面を夫々主画面の左右に同様に配置してもよい。或いは、端末装置が主表示装置の周囲に4個存在する場合には、主画面を上下左右に4分割して各々に端末画面を配置してもよい。或いは配置態様は、予め実験的に、経験的に或いはシミュレーション等に基づいて、ユーザ又は視聴者の感性又は感覚等に整合するように決定されていてもよい。
本発明のマルチ画面表示システムに係る実施形態の他の態様では、前記各々に対し着脱可能に構成され、前記位置データの少なくとも一部として前記主画面における前記端末画面の配置位置を表す配置位置データを記憶する記憶装置を更に具備し、前記各々における前記第2供給手段は、前記記憶装置が装着された状態において前記中継装置に対し前記ネットワークを介して前記配置位置データを供給し、前記主画面データ生成手段は、前記配置位置データに基づいて前記主画面データを生成する。
この態様によれば、配置位置データが記憶された記憶装置が備わり、係る記憶装置が端末装置に装着された状態において係る配置位置データがネットワークを介して供給されるため、複数の画面を一画面に効率的且つ効果的に表示することが可能となる。
記憶装置の態様は、端末装置に着脱可能であって、且つ配置位置データを記憶可能である限りにおいて限定されないが、例えば、端末装置と外部接続可能な端子等を介して着脱可能である場合には、比較的着脱操作が簡便に行われ得るため好適である。このような比較的簡便に着脱が可能な記憶装置として、例えば、USBメモリ等が採用されてもよい。また、記憶装置が端末装置と着脱可能であることに鑑みれば、所望の配置位置に対応する配置位置データが記憶された記憶装置を個々の端末装置間で適宜差し替える等して共有することによって、主画面における端末画面の配置を端末装置側で比較的簡便に変更することが可能となる。
尚、記憶装置には、このような配置位置データに加えて、更に端末装置と主表示装置との間で相互に認証を行うためのID情報や暗号鍵情報各種認証情報が記憶されていてもよい。この場合、主表示装置との間で認証が成功した端末装置に対応する端末画面のみが主画面に表示されるように中継装置における主画面データ生成手段が主画面データを生成してもよい。
尚、記憶装置毎に固有の配置位置データが記憶されることに鑑みれば、記憶装置の視認可能な任意の箇所に、対応する配置位置を何らかの方法で記述しておくことにより、複数の記憶装置の中から端末装置に装着すべき一の記憶装置を簡便に見つけ出すことも容易にして可能である。
本発明のマルチ画面表示システムに係る実施形態の他の態様では、前記各々は、前記中継装置と空間を隔てて配置されると共に、前記位置データの少なくとも一部として所定の音波信号及び所定の光信号のうち少なくとも一方の信号を生成する生成手段を更に具備し、前記第2供給手段は、前記中継装置に対し前記空間を介して前記生成された少なくとも一方の信号を供給し、前記主画面データ生成手段は、前記少なくとも一方の信号に基づいて前記主画面データを生成する。
この態様によれば、生成手段によって、音波信号或いは光信号として位置データの少なくとも一部が生成され、端末装置と中継装置との間に介在する空間を介して中継装置へ供給される。従って、中継装置側では、ネットワークの通信速度又は通信状況等に影響を受けることなく端末装置の位置を認識することが可能となる。尚、音波信号とは、非可聴範囲に属する超音波等であってもよい。また、光信号とは、赤外レーザ光等非可視領域に属する光であってもよい。
尚、これら音波或いは光信号として端末装置の位置を伝達することに鑑みれば、端末装置各々から供給されるこれら各種信号には、端末装置を特徴付ける固有の識別情報が付加されていてもよい。このような識別情報が付加される場合には、中継装置側では、複数の端末から供給される信号を相互に識別することが容易にして可能となる。この場合、ネットワークを経由して供給される端末画面データに同様の識別情報が付与されてもよい。また、例えば、予め信号を供給する旨が伝達され、中継装置による供給許可がなされた場合に音波或いは光信号が供給されるようにシステムが構成されていてもよい。
尚、生成手段は、中継装置に着脱可能に構成されたUSBメモリ等の記憶装置に備わっていてもよい。この場合、更に第2供給手段が係る記憶装置に備わっていてもよい。
<マルチ画面表示方法の実施形態>
<マルチ画面表示方法の実施形態>
本発明のマルチ画面表示方法に係る実施形態は、ネットワークに収容され、複数の副表示装置に夫々対応する複数の端末装置及び主表示装置を制御する中継装置を含むマルチ画面表示システムにおけるマルチ画面表示方法であって、前記複数の端末装置各々において、所定種類の端末画面が表示されるように前記副表示装置を制御する副表示制御工程と、前記端末画面に関する所定種類の端末画面データを生成する端末画面データ生成工程と、前記表示装置に対し前記ネットワークを介して前記端末画面データを供給する第1供給工程と、前記表示装置に対し前記各々と前記中継装置との位置関係を指定するための位置データを供給する第2供給工程とを具備し、前記中継装置は、前記各々から供給された複数の前記位置データ及び端末画面データに基づいて、前記各々に対応する複数の端末画面のうち少なくとも一部が含まれるものとして規定される主画面を表示するための主画面データを生成する主画面データ生成工程と、前記主画面データに従って前記主画面が表示されるように前記主表示装置を制御する主表示制御工程とを具備する。
本発明のマルチ画面表示方法に係る実施形態によれば、上述した本発明のマルチ画面表示システムに係る実施形態と同等の各種工程における動作によって、本発明のマルチ画面表示システムに係る実施形態と同等の効果が実現される。
<コンピュータプログラムの第1実施形態>
<コンピュータプログラムの第1実施形態>
本発明のコンピュータプログラムに係る第1実施形態は、コンピュータシステムを、上記いずれか一項に記載の端末装置として機能させる。
本発明のコンピュータプログラムに係る第1実施形態によれば、当該コンピュータプログラムを格納するROM、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク等の記録媒体或いはUSB(Universal Serial Bus)メモリ等コンピュータシステムに着脱可能な固体型記憶装置から、当該コンピュータプログラムをコンピュータシステムに読み込んで実行させれば、或いは、当該コンピュータプログラムを、例えば、通信手段等を介してコンピュータシステムにダウンロードさせた後に実行させれば、上述した本発明のマルチ画面表示システムに係る実施形態における端末装置を比較的簡単に実現できる。
尚、上述した本発明のマルチ画面表示システムに係る各実施形態における各種態様に対応して、本発明のコンピュータプログラムに係る第1実施形態も各種態様を採ることが可能である。
<コンピュータプログラムの第2実施形態>
<コンピュータプログラムの第2実施形態>
本発明のコンピュータプログラムに係る第2実施形態は、コンピュータシステムを、上記いずれか一項に記載の中継装置として機能させる。
本発明のコンピュータプログラムに係る第2実施形態によれば、当該コンピュータプログラムを格納するROM、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク等の記録媒体或いはUSB(Universal Serial Bus)メモリ等コンピュータシステムに着脱可能な固体型記憶装置から、当該コンピュータプログラムをコンピュータシステムに読み込んで実行させれば、或いは、当該コンピュータプログラムを、例えば、通信手段等を介してコンピュータシステムにダウンロードさせた後に実行させれば、上述した本発明のマルチ画面表示システムに係る実施形態における中継装置を比較的簡単に実現できる。
尚、上述した本発明のマルチ画面表示システムに係る各実施形態における各種態様に対応して、本発明のコンピュータプログラムに係る第2実施形態も各種態様を採ることが可能である。
<端末装置用記憶装置の実施形態>
<端末装置用記憶装置の実施形態>
本発明の端末装置用記憶装置に係る実施形態は、上記いずれか一項に記載の端末装置に着脱可能な端末装置用記憶装置であって、コンピュータシステムを上記いずれか一項に記載の端末装置として機能させるコンピュータプログラムを記憶する記憶手段と、前記記憶されたコンピュータプログラムを所定の通信規格に基づいて前記端末装置に伝送する伝送手段とを具備する。
本発明の端末装置用記憶装置に係る実施形態によれば、コンピュータシステムを端末装置として機能させるためのアプリケーションプログラムを記憶手段に記憶すると共に、例えば、USB等の通信規格に基づいて端末装置に係るアプリケーションプログラムを伝送するため、本発明の端末装置に係る実施形態を比較的簡便に実現することが可能となる。
尚、本発明の端末装置用記憶装置に係る実施形態は、本発明の端末装置に係る実施形態において着脱可能な記憶装置と少なくとも一部が共通に構成されていてもよく、とりわけ係る記憶装置と係る端末装置用記憶装置とが相互に同一のハードウェア構成を有する場合には効率的である。
以上説明したように、本発明のマルチ画面表示システムに係る実施形態によれば、副表示制御手段、端末画面データ生成手段、第1供給手段及び第2供給手段を備えるので、複数の画面を効率的且つ効果的に一画面に表示させることが可能である。
以上説明したように、本発明のマルチ画面表示方法に係る実施形態によれば、マルチ画面表示システムに係る実施形態における各手段と同等の各工程における動作により、複数の画面を効率的且つ効果的に一画面に表示させることが可能である。
以上説明したように、本発明のコンピュータプログラムに係る第1実施形態によれば、コンピュータシステムを、本発明のマルチ画面表示システムに係る実施形態における端末装置として機能させるので、複数の画面を効率的且つ効果的に一画面に表示させることが可能である。
以上説明したように、本発明のコンピュータプログラムに係る第2実施形態によれば、コンピュータシステムを、本発明のマルチ画面表示システムに係る実施形態における中継装置として機能させるので、複数の画面を効率的且つ効果的に一画面に表示させることが可能である。
以上説明したように、本発明の端末装置用記憶装置に係る実施形態によれば、記憶手段及び伝送手段を具備するので、本発明のマルチ画面表示システムに係る実施形態を効果的に実現することが可能である。
本発明のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施例から明らかにされる
以下、適宜図面を参照して、本発明の好適な実施例について説明する。
<第1実施例>
<実施例の構成>
始めに、図1を参照して、本発明の第1実施例に係るマルチ画面表示システムの構成について説明する。ここに、図1は、マルチ画面表示システム10の概念図である。
<第1実施例>
<実施例の構成>
始めに、図1を参照して、本発明の第1実施例に係るマルチ画面表示システムの構成について説明する。ここに、図1は、マルチ画面表示システム10の概念図である。
図1において、マルチ画面表示システム10は、パーソナルコンピュータ100(以下、適宜「PC100」と称する)、パーソナルコンピュータ200(以下、適宜「PC200」と称する)及びディスプレイコントローラ300(以下、適宜「コントローラ300」と称する)が夫々LAN網たるネットワーク11に収容された、本発明に係る「マルチ画面表示システム」の一例である。
PC100及びPC200には、夫々表示装置101及び表示装置201が接続されている。表示装置101及び201は、夫々液晶ディスプレイ装置として構成され、情報の表示領域たる画面部102及び202を備えた、本発明に係る「副表示装置」の一例である。また、PC100及びPC200は、夫々が本発明に係る「端末装置」の一例である。
一方、コントローラ300には、表示装置301が接続されている。表示装置301は、プラズマディスプレイ装置であり、情報の表示領域たる画面部302を備えた、本発明に係る「主表示装置」の一例である。尚、コントローラ300は、本発明に係る「中継装置」の一例である。
次に、図2を参照して、PC100の詳細な構成について説明する。ここに、図2は、PC100のブロック図である。尚、同図において、図1と重複する箇所には同一の符合を付してその説明を適宜省略することとする。また、PC100とPC200とは、ハードウェア的に同一の構成を有しており、説明の煩雑化を防ぐ目的からPC100の説明をもってPC200の説明に代替することとする。
図2において、PC100は、制御部110、USBメモリ120、表示制御部130及び通信部140を備える。
制御部110は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を備え、PC100の動作全体を制御する制御ユニットであり、本発明に係る「副表示制御手段」、「端末画面データ生成手段」、「第1供給手段」及び「第2供給手段」の夫々一例として機能するように構成されている。
USBメモリ120は、本発明に係る「記憶装置」及び「端末装置用記憶装置」の一例であり、PC100に対し着脱可能に構成された不揮発性記憶装置である。USBメモリ120は、PC100に装着された状態において、PC100との間でUSB規格に基づいたデータ通信を実行することが可能に構成されている。USBメモリ120には、後述するマルチ画面処理を支援するアプリケーションプログラムが記憶されている。また、USBメモリ120には、後述する配置位置データが格納されている。
表示制御部130は、表示装置101の画面部102に端末画面W1(即ち、本発明に係る「端末画面」の一例)が表示されるように表示装置101を制御する表示制御ユニットであり、制御部110と共に本発明に係る「副表示制御手段」の一例として機能するように構成されている。
通信部140は、コントローラ300との間でネットワーク11を介してデータ通信を実行するための通信インターフェイスであり、制御部110と共に本発明に係る「第1供給手段」及び「第2供給手段」の夫々一例として機能するように構成されている。
尚、上述したPC100の各部各々に対応するものとして、PC200には、制御部210、USBメモリ220、表示制御部230及び通信部240が備わるものとする。また、PC200の表示制御部230によって、表示装置201の画面部202には端末画面W2(即ち、本発明に係る「端末画面」の他の一例)が表示されるものとする。
次に、図3を参照して、コントローラ300の詳細な構成について説明する。ここに、図3は、コントローラ300のブロック図である。尚、同図において、図1と重複する箇所には同一の符合を付してその説明を適宜省略することとする。
図3において、コントローラ300は、制御部310、表示制御部320及び通信部330を備える。
制御部310は、例えばCPU、ROM及びRAM等を備え、コントローラ300の動作全体を制御する制御ユニットであり、本発明に係る「主画面データ生成手段」及び「主表示制御手段」の夫々一例として機能するように構成されている。尚、制御部310のROMには、マルチ画面処理に関するアプリケーションプログラムが格納されており、制御部310は係るアプリケーションプログラムを実行することによってマルチ画面処理を実行することが可能である。
表示制御部320は、表示装置301の画面部302に主画面X1(即ち、本発明に係る「主画面」の一例)が表示されるように表示装置301を制御する表示制御ユニットであり、制御部310と共に本発明に係る「主表示制御装置」の一例として機能するように構成されている。
通信部330は、PC100及び200との間でネットワーク11を介してデータ通信を実行するための通信インターフェイスである。
<実施例の動作>
<各PCにおける端末画面の表示>
PC100及びPC200では、夫々対応する表示装置に端末画面W1及びW2を表示させている。即ち、PC100において、制御部110は、表示制御部130を上位に制御しており、例えば、PC100のOS画面の表示用データ、各種アプリケーションに関するウィンドウの表示用データ等を含む画面データを表示制御部130に供給することにより、端末画面W1を画面部102に表示させる。尚、係る処理は各PCで相互に等しいため、ここでは、PC100における処理についてのみ説明することとする。
<各PCにおける端末画面の表示>
PC100及びPC200では、夫々対応する表示装置に端末画面W1及びW2を表示させている。即ち、PC100において、制御部110は、表示制御部130を上位に制御しており、例えば、PC100のOS画面の表示用データ、各種アプリケーションに関するウィンドウの表示用データ等を含む画面データを表示制御部130に供給することにより、端末画面W1を画面部102に表示させる。尚、係る処理は各PCで相互に等しいため、ここでは、PC100における処理についてのみ説明することとする。
<マルチ画面処理の詳細>
マルチ画面表示システム10では、コントローラ300がマルチ画面処理を実行することによって、各PCに係る端末画面を単一画面たる主画面X1内に表示することが可能である。ここで、図4を参照して、マルチ画面処理の詳細について説明する。ここに、図4は、マルチ画面処理のフローチャートである。尚、マルチ画面処理の実行に伴い、各PCにおける各制御装置は、各USBメモリに記憶されたアプリケーションプログラムを実行し、マルチ画面処理を支援する。
マルチ画面表示システム10では、コントローラ300がマルチ画面処理を実行することによって、各PCに係る端末画面を単一画面たる主画面X1内に表示することが可能である。ここで、図4を参照して、マルチ画面処理の詳細について説明する。ここに、図4は、マルチ画面処理のフローチャートである。尚、マルチ画面処理の実行に伴い、各PCにおける各制御装置は、各USBメモリに記憶されたアプリケーションプログラムを実行し、マルチ画面処理を支援する。
図4において、制御部310は、通信部330を介して各PCから画面データ及び配置位置データを取得する(ステップA10)。この際、各PCにおいては、各制御部が各端末画面に関する画面データと、各USBメモリに格納された配置位置データとを各通信部を介してコントローラ300に供給する。
ここで、USBメモリに格納される配置位置データとは、主画面X1上における端末画面の配置位置を指定するデータである。例えば、本実施例では端末装置たるPCが2台存在するため、予め「右」及び「左」のいずれかに対応する配置位置データがUSBメモリに格納されている。本実施例では、PC100に装着されるUSBメモリ120に左用の配置位置データが、PC200に装着されるUSBメモリ220に右用の配置位置データが夫々格納されている。言い換えれば、PC100には、予め主画面X1において左側の表示領域に端末画面を表示すべき旨を指定する配置位置データが記憶されたUSBメモリが装着されている。いずれのPCに如何なる配置データに対応するUSBメモリを装着するかについては、マルチ画面表示システムの使用環境やユーザの嗜好に応じて自由に決定することが可能である。
画面データ及び配置位置データを取得すると、制御部310は、配置位置データに基づいて主画面X1における端末画面(即ち、端末画面W1及びW2)の配置態様を決定する(ステップA11)。この際、制御部310は、取得した配置位置データに従って、主画面X1上の表示領域を各端末画面に割り当てる。本実施例では、端末画面W1が主画面X1における左側の表示領域に、端末画面W2が主画面X1の右側の表示領域に夫々表示されるように配置態様が決定される。
配置態様が決定されると、制御部310は、取得した画面データに基づいて、主画面を表示するための主画面データを生成する(ステップA12)と共に、表示制御部330を制御して、表示装置301の画面部302に、係る主画面データに従って主画面X1を表示させる(ステップA13)。主画面X1が表示されると、処理はステップA10に移行し、一連の処理が繰り返される。
ここで、図5を参照して、マルチ画面処理が行われた様子について説明する。ここに、図5は、マルチ画面表示システムの概念図である。尚、同図において、図1と重複する箇所には同一の符合を付してその説明を適宜省略することとする。
図5において、PC100及びPC200は、夫々表示装置301に対して左側及び右側に位置しており、USBメモリ120及びUSBメモリ220には、夫々主画面X1の左側及び右側を指定する配置位置データが記憶されている。
上述したマルチ画面処理が実行されたことに伴い、表示装置301には、左側に端末画面W1、右側に端末画面W2が夫々配置された主画面X1が表示される。このように、本実施例に係るマルチ画面表示システム10によれば、主画面X1を表示させる表示装置301に対する各PCの位置関係を、主画面X1における各端末画面の配置に反映させることが容易にして可能となる。従って、会議、研修、講義又は打ち合わせ等の各種状況において、参加者各々に違和感を与えることなくマルチ画面表示を実行することが可能となる。即ち、複数の画面を効率的且つ効果的に一画面に表示させることが可能となるのである。
尚、各USBメモリがPCに着脱可能であることに鑑みれば、USBメモリを適宜換装することによって、主画面X1の所望の位置に端末画面を表示させることも容易にして可能である。
<第2実施例>
第1実施例では、USBメモリに格納される配置位置データに基づいて、主画面X1における端末画面の配置が決定されたが、主画面X1における端末画面の配置は、これとは違う方法でも決定することができる。このような本発明の第2実施例の構成について、図6及び図7を参照して説明する。ここに、図6は、本発明の第2実施例に係るPC400のブロック図であり、図7は、本発明の第2実施例に係るコントローラ600のブロック図である。尚、これらの図において、夫々図2及び図3と重複する箇所には同一の符合を付してその説明を適宜省略することとする。
<第2実施例>
第1実施例では、USBメモリに格納される配置位置データに基づいて、主画面X1における端末画面の配置が決定されたが、主画面X1における端末画面の配置は、これとは違う方法でも決定することができる。このような本発明の第2実施例の構成について、図6及び図7を参照して説明する。ここに、図6は、本発明の第2実施例に係るPC400のブロック図であり、図7は、本発明の第2実施例に係るコントローラ600のブロック図である。尚、これらの図において、夫々図2及び図3と重複する箇所には同一の符合を付してその説明を適宜省略することとする。
図6において、PC400は、USBメモリ120の代わりにUSBメモリ410を備える点において、第1実施例に係るPC100と相違している。また、USBメモリ410は、超音波発生部411及び出力部412を備える点で第1実施例に係るUSBメモリ120と相違している。尚、本実施例においても、第1実施例と同様にPC400と同等の構成を有するPC500が存在するが、第1実施例と同様の理由から説明を省略することとする。尚、PC500には、PC400と同様に、USBメモリ510、超音波生成部511及び出力部512が備わるものとする。
超音波発生部411は、所定周波数の超音波信号を発生させる超音波信号発生源であり、本発明に係る「生成手段」の一例である。また、出力部412は、超音波発生部411から発生された超音波信号を、端末装置400外へ出力する出力装置であり、本発明に係る「第2供給手段」の一例である。即ち、本実施例において、通信部140は、端末画面に関する画面データを供給する第1供給手段の一例としてのみ機能する。
一方、図7において、コントローラ600は、センサ部610及び解析部620を備える点において、第1実施例に係るコントローラ300と相違している。
センサ部610は、不図示のセンサ610a及び610bから構成されており、これら各センサは、表示装置301におけるフレーム左右端部に取り付けられている。センサ部610は、各PCから出力される超音波信号を受け取ることが可能に構成されている。
解析部620は、センサ部610を介して取得された超音波信号を解析する信号処理ユニットである。制御部310は、係る解析された超音波信号に基づいて、表示装置301と各PCとの位置関係を特定することが可能に構成されている。
次に、係る構成を有する本発明の第2実施例におけるマルチ画面処理の詳細について、図8を参照して説明する。ここに、図8は、マルチ画面処理のフローチャートである。尚、同図において、図4と重複する箇所には同一の符合を付してその説明を適宜省略することとする。
図8において、制御部310は、画面データを取得する(ステップB10)。既に述べたように、本実施例では、各PCに備わる通信部は、端末画面に関する画面データを供給するのみに利用される。
一方、制御部310は、センサ部610及び解析部620の出力信号に基づいて、各PCの位置関係を特定する(ステップB11)。ここで、図9を参照して、各PCの位置関係特定の詳細について説明する。ここに、図9は、コントローラ600による位置関係特定の模式図である。尚、同図において、図6及び図7と重複する箇所には同一の符合を付してその説明を適宜省略することとする。尚、図9は、表示装置301、PC400及びPC500を上方から見た図となっている。
図9において、表示装置301のフレーム端部には、センサ610a及びセンサ610bが設置されている。ここで、PC400とセンサ610a及びセンサ610bとの距離を夫々α及びβとし、PC500とセンサ610a及びセンサ610bとの距離を夫々α’及びβ’とする。
図8ステップB11に係る処理において、制御部310は、センサ部610及び解析部620を制御して係る距離を特定し、下記(1)式の演算を実行して位置指標値γを取得する。
α/β−α’/β’=γ …(1)
ここで、位置指標値γが負の値であれば、表示装置301に対し左側にPC400が設置され、右側にPC500が設置されていることになる。また、位置指標値γが正の値であれば、表示装置301に対し左側にPC500が設置され、右側にPC400が設置されていることになる。制御部310は、このようにして、センサ部610及び解析部620の出力信号に基づいて、各PCの位置関係を特定する。
ここで、位置指標値γが負の値であれば、表示装置301に対し左側にPC400が設置され、右側にPC500が設置されていることになる。また、位置指標値γが正の値であれば、表示装置301に対し左側にPC500が設置され、右側にPC400が設置されていることになる。制御部310は、このようにして、センサ部610及び解析部620の出力信号に基づいて、各PCの位置関係を特定する。
図8に戻り、各PCの位置関係を特定すると、制御部310は、第1実施例と同様に、係る特定された位置関係を考慮した配置態様で端末画面が配置されるように主画面データを生成し(ステップA12)、表示制御部320を介して画面部302に主画面X1を表示させる(ステップA13)。
以上説明したように、第2実施例に係るマルチ画面システムによれば、各PCに装着されるUSBメモリに超音波信号を生成し出力するための機構が備わるため、例えば、マルチ画面処理が実行される期間中に、各PCの位置関係が、例えば発言者が移動したり、参加者が増えたりすること等によって相互に変化したとしても、係る変化に追従するように主画面X1における端末画面の配置態様を変化させることができる。即ち、複数の画面を効率的且つ効果的に一画面に表示させることが可能となるのである。
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うマルチ画面表示システム、マルチ画面表示方法、コンピュータプログラム及び端末装置用記憶装置もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
10…マルチ画面表示システム、11…ネットワーク、100…PC、101…表示装置、102…画面部、110…制御部、120…USBメモリ、130…表示制御部、140…通信部、200…PC、300…ディスプレイコントローラ、301…表示装置、302…画面部、310…制御部、320…表示制御部、330…通信部、400…PC、410…USBメモリ、500…PC、600…ディスプレイコントローラ。
Claims (8)
- ネットワークに収容され、複数の副表示装置に夫々対応する複数の端末装置及び主表示装置を制御する中継装置を含み、
前記複数の端末装置各々は、
所定種類の端末画面が表示されるように前記副表示装置を制御する副表示制御手段と、
前記端末画面に関する所定種類の端末画面データを生成する端末画面データ生成手段と、
前記中継装置に対し前記ネットワークを介して前記端末画面データを供給する第1供給手段と、
前記中継装置に対し前記各々と前記主表示装置との位置関係を指定するための位置データを供給する第2供給手段と
を具備し、
前記中継装置は、
前記各々から供給された複数の前記位置データ及び端末画面データに基づいて、前記各々に対応する複数の端末画面のうち少なくとも一部が含まれるものとして規定される主画面を表示するための主画面データを生成する主画面データ生成手段と、
前記主画面データに従って前記主画面が表示されるように前記主表示装置を制御する主表示制御手段と
を具備する
ことを特徴とするマルチ画面表示システム。 - 前記中継装置は、
前記少なくとも一部に対応する前記位置データに基づいて前記主画面における前記少なくとも一部の配置態様を決定する配置態様決定手段を更に具備し、
前記主画面データ生成手段は、前記主画面において前記少なくとも一部が前記決定された配置態様で配置されるように前記主画面データを生成する
ことを特徴とする請求項1に記載のマルチ画面表示システム。 - 前記各々に対し着脱可能に構成され、前記位置データの少なくとも一部として前記主画面における前記端末画面の配置位置を表す配置位置データを記憶する記憶装置を更に具備し、
前記各々における前記第2供給手段は、前記記憶装置が装着された状態において前記中継装置に対し前記ネットワークを介して前記配置位置データを供給し、
前記主画面データ生成手段は、前記配置位置データに基づいて前記主画面データを生成する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のマルチ画面表示システム。 - 前記各々は、前記中継装置と空間を隔てて配置されると共に、前記位置データの少なくとも一部として所定の音波信号及び所定の光信号のうち少なくとも一方の信号を生成する生成手段を更に具備し、
前記第2供給手段は、前記中継装置に対し前記空間を介して前記生成された少なくとも一方の信号を供給し、
前記主画面データ生成手段は、前記少なくとも一方の信号に基づいて前記主画面データを生成する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のマルチ画面表示システム。 - ネットワークに収容され、複数の副表示装置に夫々対応する複数の端末装置及び主表示装置を制御する中継装置を含むマルチ画面表示システムにおけるマルチ画面表示方法であって、
前記複数の端末装置各々において、
所定種類の端末画面が表示されるように前記副表示装置を制御する副表示制御工程と、
前記端末画面に関する所定種類の端末画面データを生成する端末画面データ生成工程と、
前記表示装置に対し前記ネットワークを介して前記端末画面データを供給する第1供給工程と、
前記表示装置に対し前記各々と前記中継装置との位置関係を指定するための位置データを供給する第2供給工程と
を具備し、
前記中継装置は、
前記各々から供給された複数の前記位置データ及び端末画面データに基づいて、前記各々に対応する複数の端末画面のうち少なくとも一部が含まれるものとして規定される主画面を表示するための主画面データを生成する主画面データ生成工程と、
前記主画面データに従って前記主画面が表示されるように前記主表示装置を制御する主表示制御工程と
を具備する
ことを特徴とするマルチ画面表示方法。 - コンピュータシステムを、請求項1から4のいずれか一項に記載の端末装置として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
- コンピュータシステムを、請求項1から4のいずれか一項に記載の中継装置として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
- 請求項1から4のいずれか一項に記載の端末装置に着脱可能な端末装置用記憶装置であって、
請求項6に記載のコンピュータプログラムを記憶する記憶手段と、
前記記憶されたコンピュータプログラムを所定の通信規格に基づいて前記端末装置に伝送する伝送手段と
を具備することを特徴とする端末装置用記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005357428A JP2007164330A (ja) | 2005-12-12 | 2005-12-12 | マルチ画面表示システム、マルチ画面表示方法、コンピュータプログラム及び端末装置用記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005357428A JP2007164330A (ja) | 2005-12-12 | 2005-12-12 | マルチ画面表示システム、マルチ画面表示方法、コンピュータプログラム及び端末装置用記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=38247169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005357428A Pending JP2007164330A (ja) | 2005-12-12 | 2005-12-12 | マルチ画面表示システム、マルチ画面表示方法、コンピュータプログラム及び端末装置用記憶装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN111752519A (zh) * | 2020-06-19 | 2020-10-09 | 青岛海尔科技有限公司 | 内容显示方法、装置、存储介质及电子装置 |
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WO2005088602A1 (ja) * | 2004-03-10 | 2005-09-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 画像伝送システムおよび画像伝送方法 |
-
2005
- 2005-12-12 JP JP2005357428A patent/JP2007164330A/ja active Pending
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