JP2007163536A - カラーフィルタ、カラーフィルタの製造方法、液晶表示装置、電子機器 - Google Patents

カラーフィルタ、カラーフィルタの製造方法、液晶表示装置、電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】製造プロセスを簡略化することができるカラーフィルタ、カラーフィルタの製造方法、液晶表示装置、電子機器を提供する。
【解決手段】本発明のカラーフィルタ1の製造方法は、基板2にバンク3を形成するバンク形成工程と、基板2に突起4を形成する突起形成工程と、色素膜5の材料となる第1液状材料を吐出する第1吐出工程と、第1液状材料10を固化して、第1凸部5aを有する色素膜5を形成する第1固化工程と、透明電極膜6の材料となる第2液状材料12を吐出する第2吐出工程と、第2液状材料12を固化して、第2凸部6aを有する透明電極膜6を形成する第2固化工程と、配向膜7の材料となる第3液状材料13を吐出する第3吐出工程と、第3液状材料13を固化して、第3凸部7aを有する配向膜7を形成する第3固化工程とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、カラーフィルタ、当該カラーフィルタの製造方法、当該カラーフィルタを備えた液晶表示装置、及び当該液晶表示装置を搭載した電子機器に関する。
従来より、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)における視野角特性を改善すべく、例えば、特許文献1に示すように、負の誘電率異方性をもつ液晶材料を垂直配向させ、基板の面に設けられた突起により電圧印加時の液晶分子傾斜方向を規制するVA(Vertically Aligned:垂直配向)方式が提案されている。
特開平11―242225号公報
しかしながら、上記液晶表示装置の突起が形成されたカラーフィルタの製造では、カラーフィルタ形成やスペーサ形成におけるフォト工程等の工程数が多いことから、製造プロセスが長くなるという問題があった。
本発明の目的は、上記の課題を解決するためになされたものであって、製造プロセスを簡略化することができるカラーフィルタ、カラーフィルタの製造方法、液晶表示装置、電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、垂直配向方式の液晶表示装置に用いられるカラーフィルタの製造方法であって、基板の上にバンクを形成するバンク形成工程と、バンクによって区画された領域内の基板の上に突起を形成する突起形成工程と、基板の上と突起に向けて、色素膜の材料となる第1液状材料を吐出し、突起の形状に倣って凸部形状となるように第1液状材料を付着させる第1吐出工程と、第1液状材料を固化して、第1凸部を有する色素膜を形成する第1固化工程と、バンクと色素膜に向けて、透明電極膜の材料となる第2液状材料を吐出し、第1凸部の形状に倣って凸部形状となるように第2液状材料を付着させる第2吐出工程と、第2液状材料を固化して、第2凸部を有する透明電極膜を形成する第2固化工程と、透明電極膜に向けて、配向膜の材料となる第3液状材料を吐出し、第2凸部の形状に倣って凸部形状となるように第3液状材料を付着させる第3吐出工程と、第3液状材料を固化して、第3凸部を有する配向膜を形成する第3固化工程とを有することを要旨とする。
本発明に係るカラーフィルタの製造方法によれば、インクジェット法によって、同じ装置で色素膜、透明電極膜及び配向膜が形成されるので、従来法におけるフォトリソグラフィ法等による工程が削減され、製造プロセスを簡略化することができる。
本発明のカラーフィルタの製造方法では、バンク形成工程と突起形成工程を同時期に行ってもよい。
これによれば、バンクと突起を同時期に形成することにより、さらに加工時間を短縮することができる。
本発明のカラーフィルタの製造方法では、第2吐出工程の前に、色素膜とバンクに親液処理を施す親液処理工程を有してもよい。
これによれば、透明電極の液状材料が親液処理によって濡れ広がり、透明電極膜を均一に形成することができる。
本発明のカラーフィルタの製造方法では、第3吐出工程の前に、透明電極膜に親液処理を施す親液処理工程を有してもよい。
これによれば、配向膜の液状材料が親液処理によって濡れ広がり、配向膜を均一に形成することができる。
本発明のカラーフィルタの製造方法では、第1固化工程の後に、バンクの頂部に向けて、スペーサの材料となる液状材料を吐出するスペーサ材料吐出工程と、液状材料を固化して、スペーサを形成する固化工程とを有し、第2吐出工程では、スペーサが形成された領域以外の領域に向けて、透明電極膜の材料となる第2液状材料を吐出し、第3吐出工程では、透明電極膜とスペーサに向けて、配向膜の材料となる第3液状材料を吐出してもよい。
これによれば、インクジェット法を用いてスペーサを形成することにより、従来法におけるフォトリソグラフィ法を削減することができるので、さらに製造プロセスを簡略化することができる。
本発明のカラーフィルタの製造方法では、スペーサ材料吐出工程の前に、バンクの少なくとも頂部に撥液処理を施す撥液処理工程を有してもよい。
これによれば、スペーサの液状材料が撥液効果によって略半球状に形成されるので、均一化したスペーサを形成することができる。
本発明のカラーフィルタは、上記のカラーフィルタの製造方法によって製造されたことを要旨とする。
本発明のカラーフィルタによれば、簡略化されたプロセスで製造されているので、製造コストを抑えることができる。
本発明では、垂直配向方式の液晶表示装置に用いられるカラーフィルタであって、基板と、基板の上に形成されたバンクと、バンクによって区画された領域内の基板の上に形成された突起と、基板の上と突起の上であり、突起の形状に倣って第1凸部が形成された色素膜と、色素膜の上であり、第1凸部の形状に倣って第2凸部が形成された透明電極膜と、バンクと透明電極膜の上であり、第2凸部の形状に倣って第3凸部が形成された配向膜とを備えたことを要旨とする。
本発明に係るカラーフィルタによれば、基板の一の面に形成された突起の形状に起因して、色素膜、透明電極膜及び配向膜には、それぞれ第1,第2,第3凸部が形成される。従って、当該凸部を起点とした液晶が異なる複数の領域(マルチドメイン)を構成することができる。
本発明のカラーフィルタでは、バンクの頂部に形成されたスペーサを有し、配向膜は、スペーサの上に形成されてもよい。
これによれば、スペーサがバンクの頂部に形成されることにより、表示コントラストを向上させることができる。
本発明の液晶表示装置は、上記のカラーフィルタを備えたことを要旨とする。
本発明に係る液晶表示装置によれば、製造コストを抑えた液晶表示装置を提供することができる。
本発明の電子機器は、上記の液晶表示装置を搭載したことを要旨とする。
本発明に係る電子機器によれば、製造コストを抑えた電子機器を提供することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面に従って説明する。
(カラーフィルタの構成)
まず、カラーフィルタの構成について説明する。図1は、カラーフィルタの構成を示し、図1(a)は断面図であり、同図(b)は平面図である。
図1(a)において、カラーフィルタ1は、基板2と、基板2の上に形成されたバンク3と、基板2の上に形成された突起4と、基板2と突起4を覆うように形成された色素膜5と、色素膜5の上に形成された透明電極膜6と、透明電極膜6及びバンク3の頂部に形成されたスペーサ8の上に形成された配向膜7で構成されている。
突起4の上に形成された色素膜5は、突起4の形状に倣って形成され、色素膜5の表面には第1凸部5aが形成されている。色素膜5の上に形成された透明電極膜6は、色素膜5の第1凸部5aの形状に倣って形成され、透明電極膜6の表面には第2凸部6aが形成されている。さらに、透明電極膜6の上に形成された配向膜7は、透明電極膜6の第2凸部6aの形状に倣って形成され、配向膜7の表面には第3凸部7aが形成されている。
基板2は、透明性を有し、一般にガラス基板が用いられるが、他にプラスチック等も使用可能であり、カラーフィルタとしての透過率、強度等の必要特性を有するものであれば特に限定されるものではない。バンク3は、遮光性を有し、金属、樹脂等を用いることができる。
突起4は、光透過性を有する樹脂等を用いることができ、図1(b)に示すように、ジグザグ状に屈曲して形成されている。
色素膜5は、一般にRGBの3色の色素膜による構成が用いられるが、この他にも2色或いは4色以上の色素膜からなる構成であってもよい。
このように基板2上に突起4を設け、突起4の形状に倣って第1〜第3凸部5a,6a,7aが形成されることにより、後述する液晶表示装置において電圧印加時の液晶分子の配向方位を規制することができる。
スペーサ8は、図1(b)に示すように、バンク3の頂部であって、バンク3によって区画された領域が交差する位置に形成されている。スペーサ8は、略半球形状を有し、金属、樹脂等によって形成されている。
(カラーフィルタの製造方法)
次にカラーフィルタの製造方法について説明する。まず、カラーフィルタの製造に用いられる吐出ヘッドについて説明する。図2は、吐出ヘッドの構成を示し、同図(a)は一部破断した斜視図であり、同図(b)要部断面図である。
図2(a)において、吐出ヘッド110は、振動板114と、ノズルプレート115を備えている。振動板114とノズルプレート115との間には、液溜まり116が配置され、孔118を介して供給される液状の材料が常に充填されるようになっている。また、振動板114と、ノズルプレート115との間には、複数の隔壁112が位置している。そして、振動板114と、ノズルプレート115と、一対の隔壁112とによって囲まれた部分がキャビティ111である。キャビティ111は、ノズル120に対応して設けられているため、キャビティ111の数とノズル120の数とは同じである。キャビティ111には、一対の隔壁112間に位置する供給口117を介して、液溜まり116から液状の材料が供給される。
図2(b)に示すように、振動板114上には、それぞれのキャビティ111に対応して振動子113が取り付けられている。振動子113は、ピエゾ素子113cと、ピエゾ素子113cを挟む一対の電極113a、113bを有する。この一対の電極113a、113bに駆動電圧を与えることで、対応するノズル120から液状の材料が液滴121となって吐出される。ノズル120の周辺部には、液滴121の飛行曲がりやノズル120の孔詰まり等を防止するために、例えばNi−テトラフルオロエチレン共析メッキ層からなる撥液状の材料層119が設けられている。なお、液状の材料を吐出させるために、振動子113の代わりに電気熱変換素子を用いてもよく、電気熱変換素子による液状の材料の熱膨張を利用して、液滴として吐出することができる。
次に、カラーフィルタの製造方法を説明する。図3は、カラーフィルタの製造方法を示す工程図である。
図3(a)のバンク形成工程では、基板2の上にバンク3を形成する。バンク3は、例えば、フォトリソグラフィ法によって形成される。
図3(b)の突起形成工程では、基板2の上に突起4を形成する。突起4は、例えば、フォトリソグラフィ法によって形成される。突起4のパラメータ(突起形状、高さ、幅、隙間等)は、適宜設定することができる。
なお、上記のバンク形成工程と突起形成工程とを同時期に実施することが可能であり、同時期にバンク3と突起4を形成することにより、製造プロセスに要する時間を短縮することができる。
図3(c)の第1吐出工程では、吐出ヘッド110から基板2の面と突起4に向けて、色素膜5の材料となる第1液状材料10を液滴121として吐出して、基板2の面と突起4に第1液状材料10を付着させる。このとき、第1液状材料10の形状が突起4の形状に倣って凸部形状を有するように付着させる。
図3(d)の第1固化工程では、付着された第1液状材料10を乾燥/焼成/光硬化等の手段で固化する。これにより、固化された色素膜5が形成される。また、色素膜5には、突起4の形状に倣って第1凸部5aが形成される。
図3(e)のスペーサ材料吐出工程では、吐出ヘッド110からバンク3の頂部に向けて、スペーサ8の材料となる液状材料11を液滴121として吐出して、バンク3の頂部に液状材料11を付着させる。なお、液状材料11を吐出する前に、バンク3の少なくとも頂部に撥液処理を行ってもよい。撥液処理を施すことにより、略均一した半球形状の液状材料11を付着させることができる。
図3(f)のスペーサ材料固化工程では、付着された液状材料11を乾燥/焼成/光硬化等の手段で固化する。これにより、固化されたスペーサ8が形成される。
図3(g)の第2吐出工程では、吐出ヘッド110からバンク3のスペーサ8が形成された領域以外の領域と色素膜5に向けて、透明電極膜6の材料となる第2液状材料12を液滴121として吐出して、バンク3のスペーサ8が形成された領域以外の領域と色素膜5に第2液状材料12を付着させる。このとき、第2液状材料12の形状が第1凸部5aの形状に倣って凸部形状を有するように付着させる。なお、第2吐出工程の前に、バンク3と色素膜5に対してアッシング処理を行ってもよい。このようにアッシング処理を施すことにより、第2吐出工程における第2液状材料12の濡れ性を向上させ、均一の膜厚で付着させることができる。
図3(h)の第2固化工程では、付着された第2液状材料12を乾燥/焼成/光硬化等の手段で固化する。これにより、固化された透明電極膜6が形成される。また、透明電極膜6には、第1凸部5aの形状に倣って第2凸部6aが形成される。
図3(i)の第3吐出工程では、吐出ヘッド110から透明電極膜6とスペーサ8の上に向けて、配向膜7の材料となる第3液状材料13を液滴121として吐出して、透明電極膜6とスペーサ8の上に第3液状材料13を付着させる。このとき、付着された第3液状材料13が第2凸部6aの形状に倣って凸部形状を有するように付着させる。なお、第3吐出工程の前に、透明電極膜6とスペーサ8に対してアッシング処理を行ってもよい。このようにアッシング処理を施すことにより、第3吐出工程における第3液状材料13の濡れ性を向上させ、均一の膜厚で付着させることができる。
図3(j)の第3固化工程では、付着された第3液状材料13を乾燥/焼成/光硬化等の手段で固化する。これにより、固化された配向膜7が形成される。また、配向膜7には、第2凸部6aの形状に倣って第3凸部7aが形成される。
以上の工程を経て、カラーフィルタ1が形成される。
(液晶表示装置の構成)
次に、液晶表示装置の構成を説明する。図4は、液晶表示装置としての液晶パネルの構成を示す断面図である。
図4において、液晶パネル30は、カラーフィルタ1と、カラーフィルタ1に対向して配置された素子基板31と、シール材32によって接着されたカラーフィルタ1と素子基板31の隙間に充填された液晶33等で構成されている。
素子基板31は、透明性を有する基板40と、基板40の上に形成されたTFT(Thin Film Transistor)素子41と、基板40とTFT素子41の上に形成された透明電極膜42と、透明電極膜42の上に形成された配向膜43等で構成されている。
カラーフィルタ1の基板2と素子基板31の基板40の液晶33に接する面の反対面にはそれぞれ偏光板46,47が形成されている。
カラーフィルタ1と素子基板31は、スペーサ8によって規制され、均一した間隔を確保することができる。
図5は、液晶パネルのカラーフィルタ1と素子基板31間に電圧印加したときの突起4の作用を示す模式図である。電圧無印加時には、液晶分子33aは基板2に対して垂直に配向する。突起4の上に形成された第3凸部7aの部分の液晶分子33aも第3凸部7a
の斜面に垂直に配向しようとするので傾斜する。電圧印加時は、液晶分子33aは、基板2に対して平行に配向するが、予め傾斜している液晶分子33aがあると、その周辺の液晶分子33aもその方向に沿って傾斜する。このように、突起4の上に形成された第3凸部7aは電圧を印加したときの液晶分子33aの配向する方位を決定するトリガの役割を果たしている。
(電子機器の構成)
次に、電子機器の構成について説明する。図6は、電子機器としてのテレビ受像機の構成を示す斜視図である。図6において、テレビ受像機50の表示部に液晶パネル30が搭載されている。
従って、上記の本実施形態によれば、以下に示す効果がある。
(1)インクジェット法を用いて、色素膜5、透明電極膜6及び配向膜7を形成することにより、従来必要とされた色素膜5を形成するためのフォト工程や透明電極膜6を形成するためのスパッタ工程や配向膜7を形成するためのマスク等が削減可能となり、製造プロセスを簡略化することができる。また、製造簡略化に伴い、製造コストの低減、使用材料の低減、エネルギー低減を行うことができる。
(2)インクジェット法を用いて、スペーサ8を形成することにより、従来必要とされたフォト工程を削減することにより、製造プロセスを簡略化することができる。
(3)バンク3の頂部に撥液処理を施すことにより、バンク3の頂部に付着した液状材料11は略半球形状を成し、略均一のスペーサ8を形成することができる。
(4)突起4の形状に倣って第1〜第3凸部5a,6a,7aが形成され、液晶分子33aに接触する第3凸部7aがトリガとなって液晶分子33aの配向方位の制御を行うことができる。
カラーフィルタの構成を示し、(a)は断面図、(b)は平面図。 吐出ヘッドの構成を示し、(a)は一部破断した斜視図、(b)要部断面図。 カラーフィルタの製造方法を示す工程図。 液晶表示装置としての液晶パネルの構成を示す断面図。 電圧駆動時の突起の作用を示す模式図。 電子機器としてのテレビ受像機の構成を示す斜視図。
符号の説明
1…カラーフィルタ、2…基板、3…バンク、4…突起、5…色素膜、5a…第1凸部、6…透明電極膜、6a…第2凸部、7…配向膜、7a…第3凸部、8…スペーサ、10…色素膜の材料となる第1液状材料、11…スペーサの材料となる液状材料、12…透明電極膜の材料となる第2液状材料、13…配向膜の材料となる第3液状材料、30…液晶表示装置としての液晶パネル、31…素子基板、32…シール材、33…液晶、33a…液晶分子、50…電子機器としてのテレビ受像機、110…吐出ヘッド、121…液滴。

Claims (11)

  1. 垂直配向方式の液晶表示装置に用いられるカラーフィルタの製造方法であって、
    基板の上にバンクを形成するバンク形成工程と、
    前記バンクによって区画された領域内の前記基板の上に突起を形成する突起形成工程と、
    前記基板の上と前記突起に向けて、色素膜の材料となる第1液状材料を吐出し、前記突起の形状に倣って凸部形状となるように前記第1液状材料を付着させる第1吐出工程と、
    前記第1液状材料を固化して、第1凸部を有する前記色素膜を形成する第1固化工程と、
    前記バンクと前記色素膜に向けて、透明電極膜の材料となる第2液状材料を吐出し、前記第1凸部の形状に倣って凸部形状となるように前記第2液状材料を付着させる第2吐出工程と、
    前記第2液状材料を固化して、第2凸部を有する前記透明電極膜を形成する第2固化工程と、
    前記透明電極膜に向けて、配向膜の材料となる第3液状材料を吐出し、前記第2凸部の形状に倣って凸部形状となるように前記第3液状材料を付着させる第3吐出工程と、
    前記第3液状材料を固化して、第3凸部を有する前記配向膜を形成する第3固化工程と、を有することを特徴とするカラーフィルタの製造方法。
  2. 請求項1に記載のカラーフィルタの製造方法において、
    前記バンク形成工程と前記突起形成工程を同時期に行うことを特徴とするカラーフィルタの製造方法。
  3. 請求項1または2に記載のカラーフィルタの製造方法において、
    前記第2吐出工程の前に、前記色素膜と前記バンクに親液処理を施す親液処理工程を有することを特徴とするカラーフィルタの製造方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のカラーフィルタの製造方法において、
    前記第3吐出工程の前に、前記透明電極膜に親液処理を施す親液処理工程を有することを特徴とするカラーフィルタの製造方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のカラーフィルタの製造方法において、
    前記第1固化工程の後に、前記バンクの頂部に向けて、スペーサの材料となる液状材料を吐出するスペーサ材料吐出工程と、
    前記液状材料を固化して、スペーサを形成する固化工程と、を有し、
    前記第2吐出工程では、前記スペーサが形成された領域以外の領域に向けて、前記透明電極膜の材料となる第2液状材料を吐出し、
    前記第3吐出工程では、前記透明電極膜と前記スペーサに向けて、前記配向膜の材料となる第3液状材料を吐出することを特徴とするカラーフィルタの製造方法。
  6. 請求項5に記載のカラーフィルタの製造方法において、
    前記スペーサ材料吐出工程の前に、前記バンクの少なくとも頂部に撥液処理を施す撥液処理工程を有することを特徴とするカラーフィルタの製造方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のカラーフィルタの製造方法によって製造されたカラーフィルタ。
  8. 垂直配向方式の液晶表示装置に用いられるカラーフィルタであって、
    基板と、
    前記基板の上に形成されたバンクと、
    前記バンクによって区画された領域内の前記基板の上に形成された突起と、
    前記基板の上と前記突起の上であり、前記突起の形状に倣って第1凸部が形成された色素膜と、
    前記色素膜の上であり、前記第1凸部の形状に倣って第2凸部が形成された透明電極膜と、
    前記バンクと前記透明電極膜の上であり、前記第2凸部の形状に倣って第3凸部が形成された配向膜と、を備えたことを特徴とするカラーフィルタ。
  9. 請求項8に記載のカラーフィルタにおいて、
    前記バンクの頂部に形成されたスペーサを有し、
    前記配向膜は、前記スペーサの上に形成されたことを特徴とするカラーフィルタ。
  10. 請求項7〜9のいずれか一項に記載のカラーフィルタを備えたことを特徴とする液晶表示装置。
  11. 請求項10に記載の液晶表示装置を搭載したことを特徴とする電子機器。
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