JP2007163476A - 組をなす同一線上の制御モーメントジャイロスコープを制御するための方法及び装置 - Google Patents

組をなす同一線上の制御モーメントジャイロスコープを制御するための方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】宇宙船の姿勢を制御するために用いられる制御モーメントジャイロスコープ(CMG)で発生する特異点を回避する必要がある。
【解決手段】2又はそれ以上の組の同一線上のCMG106を制御するための宇宙船の制御装置100は姿勢制御装置102を有する。該装置102は、宇宙船の方位を調整するために指令を受け取り、トルクを最大にする、上記CMGのうちの各組についての運動量ディスク312のための片寄りを決定し、宇宙船の方位を調整するためにCMG106から要求される運動量を決定し、運動量を微分することにより、必要な総合トルクを計算するように形状づけられる。制御装置100は更に姿勢制御装置102に結合された運動量アクチュエータ制御プロセッサ104を有し、該プロセッサ104は、総合トルクから、同一線上のCMG106のうちの各組における各CMG106のための所要のジンバル運動を計算するように形状づけられる。
【選択図】図1

Description

[0001]本発明は宇宙船制御の分野に関し、特に、組をなす同一線上の制御モーメントジャイロスコープを制御するための方法及び装置に関する。
[0002]宇宙船の姿勢を制御するために、種々の回転慣性部材を使用することができる。1つのそのような慣性部材は制御モーメントジャイロスコープ(CMG;control moment gyroscope)である。CMGは典型的にはジンバル組立体(gimbal assembly;水平に保つ装置)に装着された固定又は可変のスピン率を備えたはずみ車を有する。CMGのスピン軸はジンバル組立体を使用してCMGを移動させることにより傾斜させることができる。この運動はスピン軸及びジンバル軸に垂直なジャイロスコープトルクを生じさせる。
[0003]宇宙船の完全姿勢制御を達成するため、最少で3個のCMGを含むCMGのアレイ即ち列は、CMG列内の各CMGが独立の直線軸のまわりでトルクを与えるように、配置することができる。典型的には、付加的なCMGは余剰の目的のために及び特異点の回避を補助するために設けられる。要求されるトルクの1又はそれ以上の成分を提供できないようにCMGの運動量ベクトルが並んだ場合に、特異点(singularity)が発生する。
[0004]特異点を回避するためにいくつかの異なる技術が開発されてきた。1つの方法においては、ジャコビアン(Jacobian)Aは、次の三次元列トルクとしてのCMGジンバル率を作図することに最初に留意されたい。即ち、Aω=τ・・・(1)
ここで、Aは3×nジャコビアン・マトリックス、ωはn個のジンバルのためのジンバル率のn×1列、τは宇宙船に与えるべきトルク成分の3×1列である。上述の式から、既知のトルク要求を用いて、各CMGのための個々のジンバルであるτを計算することができる。ジャコビアン・マトリックスを変換するために既知のモーア・ペンローズ(Moore-Penrose)擬似逆関数を用いると、一組の可能なジンバル率は次のようになる:即ち、ω=A(AA−1τ・・・(2)
[0005]上述のように、CMGの使用における個性は、特異点状態が達成されるような方法でCMGの運動量ベクトルが並んでしまうことのある可能性である。数学的には、AAの固有値(eigenvalues)がゼロに近づくときに、特異点が発生することがあり、(AA−1を無限大に近づける。等価的には、マトリックスAAの行列式がゼロに等しい(行列式(AA)=0として代数学的に表される)ときに、特異点が生じる。3×nマトリックスAの場合、これは、2又はそれ以下のマトリックスAAのランクと等価である。
[0006]CMGの運動における特異点を回避する異なるアプローチ(approaches;接近法)が工夫されてきた。1つのアプローチにおいては、(AA−1がゼロではないことを保証するため、(AA−1を(AA+εI)−1と交換する。ここに、Iは恒等マトリックスであり、εは小数である。正数εの使用は、(AA+εI)−1が決して0にならないことを保証する。
[0007]いくつかの例において有用であるが、このアプローチに対する欠点は、このアプローチがジンバル率の計算を変化させてしまうことである。ジャコビアンAの場合、擬似逆関数の使用は、ジンバル率が誤差εの導入のために要求されるトルクとしてもはや精確に作図されないことを意味する。この結果としての誤差は宇宙船を間違った方向に操舵し、特に特異点の近傍で、重大な望ましくないトルクを発生させることがある。
[0008]第2のアプローチは、CMG列の運動量出力を運動量範囲内の一層小さな領域に制限することである。運動量範囲はCMG列内のCMGのすべての可能な組合せにおいて提供される運動量である。1つの例示的な実施の形態においては、CMGの配列に応じて、総合の運動量範囲の1/3又はそれ以下において作動を行うことにより、特異点を回避することができる。しかし、このアプローチは可能性のあるトルクを浪費し、必要以上に大型で一層重い装置を生じさせることになる。
[0009]上述のことから、上述の欠陥又は言及も表現もしなかった他の欠陥の1つ又はそれ以上を処理する組をなす同一線上のCMGを制御する方法を提供することが望ましい。また、上述の欠陥又は言及も表現もしなかった他の欠陥の1つ又はそれ以上を処理する組をなす同一線上のCMGを制御する装置を提供することが望ましい。更に、本発明の他の望ましい因子及び特徴は、添付図面及び上述の背景技術に関連して行う以下の詳細な説明及び特許請求の範囲から明らかとなろう。
[0010]1つの例示的な実施の形態においては、宇宙船でのCMG列内の2又はそれ以上の組の同一線上(collinear)の制御モーメントジャイロスコープ(CMG)の運動を制御する方法が提供される。第1の工程においては、利用できるトルクを最大にするために2又はそれ以上の組の同一線上のCMGのうちの各CMGの組のための片寄り(offset)を決定する。次に、宇宙船の方位を調整するための総合トルクを計算する。総合トルクは2又はそれ以上の同一線上のCMGの各組のための割り当てられたトルクを生じさせるように割り当てられる。次に、割り当てられたトルクから、2又はそれ以上の組の同一線上のCMGにおける各組のCMGのための必要なジンバル運動を計算する。
[0011]2又はそれ以上の同一線上の制御モーメントジャイロスコープ(CMG)を制御するための宇宙船の制御装置は姿勢制御装置を有する。姿勢制御装置は宇宙船の方位(orientation)を調整する指令を受け取り、利用できるトルクを最大にする2又はそれ以上の組のCMGの各々に対する運動量(momentum)ディスクのための片寄りを決定し、宇宙船の方位を調整するために2又はそれ以上の組のCMGから要求される運動量を決定し、運動量を微分することにより、必要な総合トルク(total torque)を計算するように形状づけられる。制御装置は更に姿勢制御装置に結合された運動量アクチュエータ制御プロセッサを有し、運動量アクチュエータ制御プロセッサは、総合トルクから、2又はそれ以上の組の同一線上のCMGの各々における各CMGのための必要なジンバル運動(gimbal movement)を計算するように形状づけられる。
[0012]別の実施の形態においては、制御モーメントジャイロスコープ(CMG)の列の特異点の無い運動のための方法は少なくとも2組の同一線上のCMGとしてCMGの列を割り当てる第1の工程を有する。次に、トルクを最大にする2組のCMGの各々についての運動量楕円の片寄りを計算する。次いで、許容可能な運動量の球体を画定する運動量半径f(A)を決定する。次に、宇宙船の方位を変更するのに要求される運動量が許容可能な運動量の球体内にあるか否かを決定する。次いで、要求される運動量が許容可能な運動量の球体内にある場合に、要求される運動量を提供するように各CMGのためのジンバル運動を決定する。
[0013]以下、同様の符号は同様の素子を示す添付図面に関連して本発明を説明する。[0019]以下の詳細な説明は本質的に単なる例示であり、本発明又は本発明の適用及び使用を限定する意図のものではない。更に、上述の技術分野、背景技術、課題を解決するための手段又は以下の詳細な説明において表現又は暗に表現されたいかなる理論によっても限定を意図するものではない。
[0020]本発明を履行するための例示的な制御装置100を図1に示す。制御装置100の素子は当業界で既知であり、異なるプロセッサ、ソフトウエア、コントローラ、センサ等を使用して異なる方法で組立てることができる。更に、典型的には装置の一部により提供される種々の計算機能は、代わりに、別の部分により提供することができる。図1に示す装置100は本発明の説明にとって適切な部品を有し、装置100は、制御装置において提供することができ、周知であって図1には示さない他の素子又は装置を有することができる。
[0021]制御装置100は運動量アクチュエータ制御プロセッサ104に結合された姿勢制御装置102を有する。CMG106は運動量アクチュエータ制御プロセッサ104に結合される。各CMG106に関連するものは、CMG106の状態に関連する情報を制御装置100に提供するための1又はそれ以上のCMGセンサ108である。1つの実施の形態においては、制御装置100は周回する衛星のような宇宙船に装着される。
[0022]姿勢制御装置102は宇宙船の位置決めを制御する。姿勢制御装置102は所望の宇宙船操縦に関連するデータを受け取り、所望の操縦を完了させるために指令される適当なトルクを決定する。トルク要求は運動量アクチュエータ制御プロセッサ104に提供することができる。トルク指令に応答して、運動量アクチュエータ制御プロセッサ104は要求されたトルクを生じさせるのに必要なジンバル率を計算することができる。更に、運動量アクチュエータ制御プロセッサ104は操舵法則により決定される運動量経路からジンバル運動を計算する。これらの計算に基づき、運動量アクチュエータ制御プロセッサ104は、CMGの運動が指令されたトルクを生じさせ、本発明の教示に従って、特異点を回避しながらトルクを提供するように、CMGに対する必要な指令を提供する。
[0023]単一ジンバルのCMGは一定の運動量大きさを有し、1つの軸線のまわりで回転する。1組のCMGにおけるi番目のCMGの一定ジンバル軸線は単位ベクトルp∈Rにより表すことができ、1組のCMGにおけるi番目のCMGの運動量ベクトルはベクトルh∈Rにより表すことができる。i番目のCMGのジンバル角度はθにより表される。従って、p´*h(θ)=0
´*p=0・・・(3)
である。
[0024]1組のCMGにおけるi番目のCMGのトルクはベクトルτ∈Rにより表すことができる。即ち、τ=dh/dt=(p×h)θ・・・(4)
[0025]n番目のCMGの装置の総合運動量及びトルクは次のように表すことができる。
Figure 2007163476
[0026]CMGを配置し、宇宙船の完全な姿勢制御を達成するための1つの方法は多数のCMGを2又はそれ以上の組の同一線上のCMGに仕切ることである。1組の同一線上のCMGにおける各CMGは同じジンバル軸線方向を共有するが、各組の同一線上のCMGは任意のジンバル軸線方位を有することができる。1つの例示的な実施の形態においては、n番目のCMGは互いに異なる単位ベクトル{p、p、・・・p}によりk組Sに仕切られる。例示的な実施の形態においては、8個のCMGは、互いに異なる{p、p、p}により3組に仕切ることができる。
即ち、S={1、4、7} p=p=p
={2、5、8} p=p=p
={3、6} p=p
[0027]同一線上のCMGの各組はディスク(disc)即ち環体(annulus)内に閉じ込められる運動量空間を生じさせる。
Figure 2007163476

[0028]同一線上の組のCMGにおける任意のCMGの最大の運動量大きさがすべての他のCMGの運動量大きさの合計よりも小さいか又はこれに等しい場合、その組の同一線上のCMGの総合運動量はディスクとなり、さもなければ、環体となる。それ故、各CMGが同じ運動量大きさを有する場合、1組の2又はそれ以上の同一線上のCMGはディスク上にその総合運動量を有し、一方、他方よりも一層大きな運動量大きさを有する1つのCMGを備えた2つのCMGの同一線上の組は2つの運動量の差である内側半径を備えた環体内に存在する総合運動量を有する。
[0029]1組のCMGにおけるi番目のCMGの、i∈Sでのhである運動量はhdiscj方向における1つの成分と、p×hdiscj方向における残りの成分とに分解することができる。
Figure 2007163476

式(4)から、及び、p×(p×hdiscj)=−hdiscjに留意して、運動量の微分によるトルクは次のように与えられる:
Figure 2007163476

discjの総合運動量からの総合トルクは次のように与えられる:
Figure 2007163476

式(9)と(10)とを組み合わせると、次のようになる:
Figure 2007163476


τdiscjが二次元平面内に存在するので、i∈Sでの2つのみのジンバル率θを独立にする必要がある。それ故、ジンバルコントローラは2つの独立の変数を残すような方法でジンバルと団結又は結合できる。例示的な実施の形態においては、コントローラがSを3つの副組S=Sja∪Sjb∪Sjcに分割した場合、これらの3つの副組の運動量は次のように表現できる:
Figure 2007163476

なお、この場合、
i∈Sjaに対して、
Figure 2007163476
i∈Sjbに対して、
Figure 2007163476
i∈Sjcに対して、
Figure 2007163476
である。
[0034]図2は1組の同一線上のCMGのための運動量ベクトルを示す。図2において、CMGaは第1の運動量ベクトル202(hja)を提供し、CMGbは第2の運動量ベクトル204(hjb)を提供する。CMGcに対しては、ジンバル率はCMGa及びCMGbのジンバル率に依存し、CMGcは第3の運動量ベクトル206(hjc)を提供する。総合運動量ベクトル208は第1の運動量ベクトル202と第2の運動量ベクトル204と第3の運動量ベクトル206との合計である。この例示的な実施の形態においては、CMGcはCMGa及びCMGbのためのジンバル角度に依存するそのジンバル角度を有する。式(11)の右項の合計は次のように記載することができる:
Figure 2007163476
この場合、τdiscjは次のものとする。
Figure 2007163476


同じ符号の右項に対して正しい上述の3×2マトリックスは直交しており、次のような逆式を生じさせることに留意されたい:
Figure 2007163476

すべての方向における十分なトルク能力が望ましいので、ジンバル率の制約についての上述の選択に対しては、次のものを使用できることが分かった:
Figure 2007163476


この境界はトルク境界を解くために使用することができる:
Figure 2007163476


これは次のように表現できる:
Figure 2007163476


discj´*(h−h)=0のような特殊な場合、式
Figure 2007163476
はAに等しくなるように設定でき、
Figure 2007163476
を解くことができる。これは、hdiscjが次のように記載される環体内に存在する必要があることを示す。
Figure 2007163476
[0038]1つの例示的な実施の形態においては、組をなすCMGを制御するため、コントローラは、次の法則に従って、k個の個々のディスクの中で、総合運動量を分割することができる:
Figure 2007163476
ここで、αji=αijであり、
Figure 2007163476
となる。
[0039] hdiscjの運動量が単位ベクトルpに垂直な平面内にあるので、マトリックスLのための1つの選択は、pに垂直な平面上への、次のような投影マトリックスである:
即ち、L=I−p*p´・・・(22)
のための最も一般的な選択は
=(I−p*p´)*M・・・(23)
とすることができ、
ここで、Mは任意の3×3マトリックスである。αjiの値は任意の与えられた運動量球体内で利用できるトルクの量を最大にするように選択することができる。各L及びαjiが一定の場合は、次のようになる:
Figure 2007163476
指令されるトルクについて、式(24)は種々のディスクの中でそのトルクをどのように分配するかを示す。ジンバルコントローラはτの各々を取り上げ、
Figure 2007163476

を使用して、すべてのi∈Sのための
Figure 2007163476
を解くことができる。
[0041] 同じ符号の右項に対して正しい上述の3×2マトリックスは直交しており、次のような逆式を提供する:
Figure 2007163476
及び
Figure 2007163476
任意の指令される総合トルクτについて、式(27)は、次の付加的な式を使用して、必要なジンバル率を提供する:
Figure 2007163476
この場合は、小さな正の定数「coeff」は別個の積分のためいかなる小さな誤差をも修正する。
Figure 2007163476
のような特殊な場合、hdiscj´*(hjb−hja)=0となり、
次のようになる:
Figure 2007163476
図2を参照し、式(29)において、
Figure 2007163476
は台形の底辺から上辺までの距離であることに留意すると、ピタゴラスの定理は
Figure 2007163476
を得るために台形の2つの三角隅部上で図2に示す運動量ベクトルと一緒に使用することができる。
これは、式(27)を
Figure 2007163476
に減少させる。
式(27)の一般の場合に戻ると、L=I−p*p´でP=[p、p、・・・p]の場合、その中にhdiscjが存在する環体は
Figure 2007163476
として表現でき、トルク境界は
Figure 2007163476
となる。
それ故、総合運動量がf(A)の運動量半径を持つ球体内に留まるときはいつでも、利用可能なトルクは上述のあるしきい値以上とすべきである;即ち、Aの任意の値に対して:
Figure 2007163476
とすべきである。
上述のように各組のCMGのための運動量は
Figure 2007163476
の形の環体内に存在し、ここで、
Figure 2007163476
Figure 2007163476
であり、そして、式(20)から:
Figure 2007163476

となる。
総合運動量が最大可能な球体、即ち、
Figure 2007163476
内に存在するときに、各hdiscjがその適当な環体内に存在するのを保証するように、αjiを選択すべきである。式(35)−(37)は、
Figure 2007163476
の場合に、αjiにより決定された中心を伴って、hdiscjが楕円内に存在することを表示する。「A」の各値に対して、αjiの値は対応する環体の内側及び外側の半径間に存在するhdiscjの楕円の寸法を最大にするように選択される。即ち、
Figure 2007163476



[0050]3組の同一線上のCMGがある場合、3つの独立のαji即ち(α12、α23、α31)及び3つの楕円が存在し、その原点は、楕円が、3つの環体の内部に位置した状態で、できる限り大きくなることができるように、調整しなければならない。2組の同一線上のCMGがあるような実施の形態においては、1つの独立のαji即ちα=α12及び2つの楕円が存在し、その原点は、楕円が、2つの環体の内部に位置した状態で、できる限り大きくなることができるように、移動しなければならない。f(A)が最適の場合、楕円は2箇所又は3箇所で環体と接触する。
[0051]2組の同一線上のCMGの例示的な実施の形態においては、先の式は、
Figure 2007163476
及び
Figure 2007163476
に減少する。
この場合、αの値は任意の与えられた寸法の運動量球体内で利用できるトルクを最大にするように選択することができる。
、L及びαが一定の場合、次のようになる:
Figure 2007163476
及び
Figure 2007163476
[0053]図3はそれぞれhdisc1及びhdisc2のための第1の外側境界306及び第2の外側境界302を示す。第1の外側境界306及び第2の外側境界302はhdisc1及びhdisc2のための達成可能な最大運動量を表す。図3に示す例示的な実施の形態においては、第1の外側境界306及び第2の外側境界302は半径r(Amin)を有する円形の境界である。最大運動量で特異点(即ち不十分なトルク、即ち、
Figure 2007163476
の場合)の存在の可能性が存在するので、CMGを作動させる一層小さな運動量境界を選択することができ、これは、ある一層大きなトルクレベル(即ち、
Figure 2007163476
の場合)を保証する。例えば、第1の減少した最大境界308及び第2の減少した最大境界304は2つのディスクの各々のための最大運動量として選択することができる。第1の減少した最大境界308及び第2の減少した最大境界304の半径はr(A)であり、この場合r(A)<r(Amin)である。
[0054]更に、特異点は2つの運動量ディスクの各々の原点Oにおいて又はその近傍に位置することがある。それ故、第1の増大した最小境界312及び第2の増大した最小境界310を画定することができる。第1の増大した最小境界312及び第2の増大した最小境界310の半径はr(A)として示すことができる。第1の減少した最大境界308及び第1の増大した最小境界312はhdisc1のための環体を画定し、第2の減少した最大境界304及び第2の増大した最小境界310はhdisc2のための環体を画定する。第1の楕円314は第1の減少した最大境界308及び第1の増大した最小境界312により画定される環体内に存在し、第2の楕円316は第2の減少した最大境界304及び第2の増大した最小境界310により画定される環体内に存在する。
Figure 2007163476
が半径f(A)の球体内に存在する場合、第1の楕円314はhdisc1が存在する場所であり、第2の楕円316はhdisc2が存在する場所である。図3において、球体320は第1の楕円314と第2の楕円316との組合せにより形成される運動量球体である。
[0055]与えられた寸法のトルク限界「A」のための運動量を最大にする半径f(A)を最大にするため、楕円の片寄り関数α(A)を計算する。2つの運動量ディスクの垂直ベクトルp、pが直交するように選択された場合、p´*p=0となり、CMGの全体の装置は、これらの2つの単位ベクトルが第1の2つの座標軸と整合するまで、回転することができる:
即ち、
Figure 2007163476
これは、
Figure 2007163476
及び
Figure 2007163476
を与える。
これは、1組のCMGの運動量を表す各楕円を伴う2つの楕円を生じさせる。
即ち、
Figure 2007163476

Figure 2007163476

[0056]三次元運動量球体の寸法f(A)を最大にするため、関数α(A)は、±[0;0;α]で2つの楕円の中心を決定するように、選択する必要があり、これは、内側半径r及び外側半径rを有するその環体内に各楕円を保持する。
即ち、
Figure 2007163476

[0057]各楕円が各対応する環体の内側半径及び外側半径の双方に接触する場合に、f(A)の最大値が達成される。各楕円が同様の構造を有するので、αの同じ値が各楕円をその対応する環体の内側半径及び外側半径の双方に接触させる。αの各最適値に対して、同じ最適な値はαの符号を変更することにより達成され、その場合、αの正の値のみを考える。第1の楕円を考察すると、その式は、
Figure 2007163476

又は
(y)+(2*(z−α))=f (y、z)面における楕円
となる。
[0058]地点[x、y、z]=[0、0、r(A)]は、楕円が最小の半径r(A)でその環体の境界にまさに接触する箇所である。地点[0、±y、z]が、楕円が最大の半径r(A)でその環体の境界にまさに接触する箇所である場合、既知の中間関数r(A)及びr(A)を使用して、α(A)、f(A)、y(A)及びz(A)のための次の式を解くことができる:
即ち、
[0、±y、z]が半径r(A)の円上に存在するので、
(y+(z=(r(A))・・・(51)
[0、±y、z]が楕円上に存在するので、
(y+(2*(z−α))=f・・・(52)
上述の円及び楕円の式の同等の勾配として、
Figure 2007163476
及び
[0、0、r(A)]はが楕円上に存在するので、
(2*(r(A)−α))=f(A)・・・(54)
[0059]式(53)の2つの解は:
(A)<α<r(A)の場合、
=0 又は z=4*(z−α)・・・(55)
である。
残りの3つの式を解くためにこれらの解を使用すると:
解1は:
=0・・・(56)
=r・・・(57)
α={r(A)+r(A)}/2・・・(58)
解1(A)=r(A)−r(A)・・・(59)
となる。
解2:解z=4*(z−α)はz=4α/3であることを暗に意味する。式(51)と(52)のとの減算はyを消去し、次の式が残る:
即ち、
Figure 2007163476
この式にz=4α/3を代入すると、次のようになる:
即ち、
Figure 2007163476
又は
4α=3(r(A)−f(A))・・・(62)
楕円を環体の中に入れる、即ちα>r(A)とするため、α>r(A)を与えると、式(54)は、
Figure 2007163476
となる。
式(63)を式(62)に代入すると、
Figure 2007163476

となる。
fのためのこの二次方程式を解き、正の解を求めると、次のような解2のためのfの値が得られる:
Figure 2007163476
[0067] r(A)/r(A)の任意の与えられた値に対して、解1及び解2の双方は環体の内側半径及び外側半径の双方に対して内接する楕円を与えるが、精確には、これらの解の一方は全体的に環体の内部に位置する楕円を与えることに留意されたい。f解1(A)=f解2(A)を設定すれば、r(A)=2r(A)となり、この場合、有効な解は解1と解2との間で切り換わる。r(A)<2r(A)に対しては、解1は環体の内部に存在する楕円を与える。r(A)>2r(A)に対しては、解2は環体の内部に存在する楕円を与える。これは図4a及び図4bに示す。図4aは、2r(A)>r(A)の場合に、第1の環体区域404の内部に存在する第1の楕円402を示す。図4bは、2r(A)<r(A)の場合に、第2の環体区域408の内部に存在する第2の楕円406を示す。解1は図4aに示す状況のために使用することができ、解2は図4bに示す状況のために使用することができる。
解を完成させるため、このセクションにおける先の事項から次のことを思い起されたい:即ち、
Figure 2007163476
及び
Figure 2007163476
2つのディスクの各々が3つの同一線上のCMGを有し、すべての6つの
Figure 2007163476
が等しい場合:
Figure 2007163476
及び
Figure 2007163476
となる。
すべての6つの
Figure 2007163476
が等しく及び(又は)r(A)<r(A)の場合の、Aの最大値は次のようになる:
即ち、
Figure 2007163476
2つのディスクのいずれか又は双方がその3つの同一線上のCMGの1つを失っている場合、失われたCMGを、
Figure 2007163476
と呼び、従って、
Figure 2007163476
及び
Figure 2007163476
となる。
Figure 2007163476
は失われた後のAの最大値を表す。
要約すると、利用できるトルクがあるしきい値A以上であることを保証するために、総合運動量が一定の寸法f(A)のある球体内に留まる、即ち
Figure 2007163476
である時にはいつでも、
Figure 2007163476
により与えられるf(A)を必要とする。
[0074]図5は組をなす同一線上のCMGを制御するための例示的な方法のフローチャートである。第1のステップ502においては、各組のCMGのための片寄り値が決定される。片寄り値はすべての組のCMGから入手できる総合運動量から導き出された環状の区域内に完全に収容された組をなすCMGのための最大の運動量楕円を決定する。各組が3つのCMGを含んでいるような2つの直交する組のCMGが存在するような例示的な実施の形態においては、片寄り値は式(73)を使用して決定することができる。各組のCMGのための適当な楕円を決定することにより、保証された最大量のトルクを計算することができる。
[0075]次に、ステップ504においては、宇宙船の方位を回転させる操縦指令を受け取る。1つの例示的な実施の形態においては、操縦指令は地上の制御ステーションから宇宙船の姿勢制御装置102へ送られる。代わりに、操縦指令は、例えば予め計画した運動スケジュールに基づき宇宙船により発生させることができる。
[0076]操縦指令を受け取った後、各組のCMGにとって必要なトルクがステップ506において決定される。1つの実施の形態においては、所要の操縦を提供するためにすべての組の同一線上のCMGのために必要なトルクが決定される。次いで、ステップ508において、必要とされたトルクは、式(24)を使用して決定された各組のCMGにとって必要な個々のトルクに分割される。代わりに、宇宙船を操縦するのに必要な運動量を決定することができ、各組のCMG間で割り当てることができる。次いで、トルクは運動量を微分することにより計算することができる。このような計算は姿勢制御装置102において行うことができる。
[0077]ステップ510においては、1組のCMG内の各CMGのためのジンバル率が決定される。ジンバル率は式(27)−(28)により決定することができる。1つの例示的な実施の形態においては、ジンバル率は運動量アクチュエータ制御プロセッサにより決定することができる。[0078]ステップ512においては、次いで、各組の同一線上のCMGについての各同一線上のCMGのためのジンバルが移動させられ、適正な運動量を提供する。
[0079]ここで説明した例示的な実施の形態(単数又は複数)はいかなる意味においても本発明の要旨、応用又は形状を限定する意図のものではない。むしろ、上述の詳細な説明は、当業者に対して、説明した実施の形態(単数又は複数)を履行するための便利なロードマップを提供する。特許請求の範囲で規定されたような本発明の要旨及び法律上これと等価のものから逸脱することなく、素子の機能及び配列について種々の変更が可能であることを理解すべきである。
本発明の例示的な実施の形態に係る例示的なCMG制御装置を示すブロック線図である。 2つの独立のジンバル角度を有する3つのCMGのための運動量ベクトルを示す図である。 特異点を回避するトルク境界部により形成される環状の区域に関連して運動量楕円を示す図である。 図4aは環状の区域において楕円を最大にする別の解決策のための運動量楕円を示す図である。 図4bは環状の区域において楕円を最大にする別の解決策のための運動量楕円を示す図である。 本発明の例示的な実施の形態に係る、宇宙船を操縦する方法を示すフローチャートである。

Claims (3)

  1. 宇宙船内の制御モーメントジャイロスコープ(CMG)(106)の列における2又はそれ以上の組の同一線上のCMG(106)の運動を制御する方法であって、
    2又はそれ以上の組の同一線上のCMGのうちの一方の組のための環状の区域における運動量空間を表す楕円(316)を最大化することにより利用できるトルクを最大にするように、2又はそれ以上の組の同一線上のCMG(106)のうちの各組の片寄りを決定する工程と;
    宇宙船(504)の方位を調整するために指令を受け取る工程と;
    宇宙船(506)の方位を調整するために総合トルクを決定する工程と;
    2又はそれ以上の組の同一線上のCMG(508)のうちの各組のための割り当てられたトルクを生じさせるように総合トルクを割り当てる工程と;
    割り当てられたトルク(510)から、2又はそれ以上の組の同一線上のCMGにおける各組のCMGのための所要のジンバル運動を計算する工程と;
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 総合トルクを決定する工程が更に、
    総合運動量を微分することにより、宇宙船の方位を調整するのに必要な総合運動量を計算する工程と;
    総合運動量が半径f(A)を有する利用できる運動量球体(320)を越えたか否かを決定する工程と;
    総合運動量を微分することにより、宇宙船の方位を調整するのに必要な総合トルクを計算する工程と;
    を含むことを特徴とする請求項1の方法。
  3. 2又はそれ以上の組の同一線上の制御モーメントジャイロスコープ(CMG)(106)を制御するための宇宙船の制御装置であって、
    宇宙船の方位を調整するために指令を受け取り;
    トルクを最大にする、2又はそれ以上の組のCMGのうちの各組についての運動量楕円(316)のための片寄りを決定し;
    宇宙船の方位を調整するために2又はそれ以上の組のCMGから要求される運動量を決定し;
    運動量を微分することにより、必要な総合トルクを計算する;
    ように形状づけられた姿勢制御装置(102)と;
    姿勢制御装置に結合され、総合トルクから、2又はそれ以上の組の同一線上のCMG(106)のうちの各組における各CMG(106)のための所要のジンバル運動を計算するように形状づけられた運動量アクチュエータ制御プロセッサ(104)と;
    を有することを特徴とする制御装置。
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