JP2007163024A - 配管内洗浄方法、不純物回収装置及び施工方法 - Google Patents

配管内洗浄方法、不純物回収装置及び施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
再利用した接続配管内に残留した不純物を効率良く回収し、リニューアル工事作業者の負担を低減すると共に、信頼性及び性能を向上する。
【解決手段】
接続配管内に、接続配管内に残留する被洗浄物に対して可溶な第一のガスを加圧封入後、所定時間加圧状態にて放置した後に(1202)、接続配管内を第二のガスを用いてブローする(1204)。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空気調和機の室外機及び室内機を接続する配管を洗浄する配管内洗浄方法、施工方法、当該配管内の被洗浄物を回収する不純物回収装置に関するものであり、特に、CFC系又はHCFC系冷媒と、冷凍機油として鉱油を用いたものからHFC系冷媒と、HFC用冷凍機油を用いたものに交換する場合に好適である。
CFC系冷媒またはHCFC系冷媒と、冷凍機油として鉱油を使用した空気調和機(旧機)から鉱油とは相溶性のないHFC系冷媒と、HFC用冷凍機油を使用した空気調和機(新機)に交換する際に室内機と室外機とを接続する接続配管を再利用すると、再利用される設配管を内には汚染物質(不純物)が残留する。この不純物は新機に使用したHFC系冷媒とは不溶、又は弱溶解成分である旧機に封入された冷凍機油(鉱油、アルキルベンゼンなど)、冷凍機油の酸化劣化反応物、酸化スケール、塩素系化合物などである。
上記の既設配管を利用する方法では、接続配管内に残留した不純物により新機内の冷凍機油が劣化する。さらに、冷媒に溶解しない成分が冷凍サイクル内の低温部分において、析出し冷凍サイクルが詰まり、空気調和機の信頼性を著しく損なう恐れがある。
そこで、既設配管を利用するに際して、接続配管内に残留した不純物を回収する洗浄方法として、接続配管内を窒素ブローする方法が提案されている。
しかし、窒素ブローのみにより接続配管内に残留した不純物を回収する方法では、不純物である旧機に封入された冷凍機油の粘度が高く、窒素ブローによるガス流速で生じる気液界面でのせん断力では回収できない問題がある。
そのため、不純物である旧機に封入された冷凍機油の粘度を低下し、不純物の回収を促進する方法として、例えば特許文献1に記載されている。
特開2005−188825公報
上記特許文献1に記載の方法は、塩化メチレン、メチルアルコール、イソプロピルアルコール、アセトン等の洗浄液により接続配管内に残留した冷凍機油の粘度を低下し、回収を促進する方法である。
しかし、接続配管内の不純物を回収するためには、接続配管内を洗浄液で満たす必要がある。室内機が複数台接続するマルチ式の空気調和機や配管長が長いシステムの場合では、配管内の洗浄状態によっては100kg以上の新品の洗浄液が必要とされる。
また、洗浄後の不純物を含んだ多量の洗浄液の処理には専門の処理業者への依頼が必要
である。そのため、洗浄費用の増加と共に、洗浄作業後に多くの作業が必要なので作業者
の負担が増加する。
本発明の目的は、再利用した接続配管内に残留した不純物を効率良く回収し、リニューアル工事作業者の負担を低減することにある。
本発明の特徴は、旧熱源側ユニットと旧利用側ユニットとを接続する配管内を洗浄し再利用して、新熱源側ユニットと新利用側ユニットとを接続する際の配管内洗浄方法において、配管内に、前記配管内に残留する被洗浄物に対して可溶な第一のガスを加圧封入後、所定時間加圧状態にて放置した後に、前記配管内を第二のガスを用いてブローする方法とした点にある。
さらに、旧熱源側ユニット及び旧利用側ユニットはアルキルベンゼンを含有する冷凍機油を用いたものであり、第一のガスは二酸化炭素又は炭化水素を含有し、第二のガスは二酸化炭素又は窒素を含有するものとすることが望ましい。
さらに、第一のガスを加圧状態で加圧するときの第一のガスの圧力が1.0MPa以上、加圧状態で放置する時間が10分以上とすることが望ましい。
さらに、第一のガスが含有する二酸化炭素又は炭化水素の体積比が80%以上であることが望ましい。
さらに、旧熱源側ユニットと旧利用側ユニットとを接続する液接続配管及び旧熱源側ユニットと前記旧利用側ユニットとを接続するガス接続配管の間に不純物回収器を設け、被洗浄物を不純物回収器に回収することが望ましい。
また、本発明の他の特徴は、不純物回収装置を熱源側ユニットと利用側ユニットを接続する液接続配管及びガス接続配管内の被洗浄物を回収する不純物回収器を備え、液接続配管に接続された冷媒流路と、ガス接続配管に接続された冷媒流路と、不純物回収器に接続された冷媒流路とが、冷媒流路切換手段を介して連結する点にある。
また、本発明の他の特徴は、上記の配管内洗浄方法を実施した後、新熱源側ユニットと新利用側ユニットとを接続する配管にフィルタを設けた点にある。
本発明によれば、第一のガスを配管内に加圧封入して接続配管内に残留する旧機に封入された冷凍機油の粘度を低下した後にブローするので、再利用した接続配管内に残留した不純物を効率良く回収し、リニューアル工事作業者の負担を低減することができる。
以下本発明の実施の形態について図を用いて説明する。
図12は旧室外機及び旧室内機を据え付け後の施工図を示し、図2は一実施の形態による既設配管内の劣化油の粘度を低下する工程を示し、図3は一実施の形態による既設配管内の不純物回収方法を示し、図4は新室外機及び新室内機を据え付け後の施工図を示す。図5は他の実施の形態による既設配管内の不純物回収方法を示す。図6は不純物回収装置の構造図を示す。図7は第一のガスと既設配管残留油共存下での溶解度特性を示し、図8は第一のガスと既設配管残留油共存下での動粘度特性を示す。図9は他の実施の形態による既設配管内の劣化油の粘度を低下する工程を示し、図10は他の実施の形態による既設配管内の不純物回収方法を示す。図11は旧室外機及び旧室内機の冷凍サイクル系統図を示す。
図12、2、3、4、7、8、11を用いて、既設配管内に残留した不純物を回収する方法について説明する。
CFCやHCFCを使った空気調和装置が老朽化した場合、空気調和装置を交換する。まず図12の通り、旧室外機1と旧室内機4を接続配管2、3から取り外すために、CFCまたはHCFC冷媒を回収する。冷媒回収装置6の吐出口と冷媒回収容器7とをチャージホース8で接続する。旧室外機の阻止弁に設けたサービスポート40aと冷媒回収装置6とをチャージホース5により接続する。なお、図12では液側阻止弁34に設けたサービスポート40aと接続しているが、ガス側阻止弁37に設けたサービスポート39a、あるいは両方のサービスポート39a、40aから冷媒を回収しても良い。
冷媒回収後、旧室外機1と旧室内機4を取り外し後、図2に示すように、旧室外機側にバルブユニット9を、旧室内機側に不純物回収装置12を接続する。第一のガスを封入した容器15と開閉弁16、チャージホース17とをバルブユニット9に設けたチャージポート40に接続する。なお、図2ではバルブユニット9にチャージポート40に接続しているが、ガス接続配管側のチャージポート39に接続しても良い。
バルブユニットの開閉弁10、11を閉じた状態にて、開閉弁16を開け、第一のガスを液接続配管2、不純物分離回収器13、ガス接続配管3内に充填し、所定の圧力になったところで、開閉弁16を閉じ、一定時間放置する。このとき、第一のガスを封入した容器15とチャージポート40とを圧力調整弁を介して接続し、圧力調整弁にて所定の圧力に調整後、液接続配管2、不純物分離回収器13、ガス接続配管3内に第一のガスを充填し、一定時間放置しても良い。放置する時間については、冷媒に第一のガスを飽和冷媒溶解度まで溶解させるためには、40分〜50分程度必要であるので、40分以上放置することが理想的である。少なくとも10分以上は放置する必要がある。
液接続配管2、不純物分離回収器13、ガス接続配管3内に第一のガスを加圧状態にて一定時間放置することにより、図7に示すように、接続配管2、3内に残留している不純物のうち、粘度の高い旧室外機に封入されていた冷凍機油中に第一のガスが溶解する。冷凍機油中に第一のガスが溶解することにより、図8に示すように、冷凍機油の粘度が低下する。
例えば、冷媒R22にて使用されていた既設配管を用いる場合を想定し、旧室外機に封入した冷凍機油をアルキルベンゼン、第一のガスを二酸化炭素として、第一のガスの加圧時の圧力とアルキルベンゼンと二酸化炭素の混合物の動粘度との関係を図13に示す。図13から、既設配管の設計圧力2.98MPa、温度20℃において、アルキルベンゼン中に二酸化炭素が約10%溶解し、アルキルベンゼンと二酸化炭素の混合物の粘度が、アルキルベンゼン単体の時に比べて約8%にまで低下することが分かる。加圧時の圧力は1MPa以上とすることが望ましい。第一のガスには、二酸化炭素の他に不純物(例えば空気など)が多少混入していても混合物の粘度低減の効果はあるが、二酸化炭素の純度は高い方が粘度低減の効果は高い。第一のガス中の二酸化炭素の比率は、少なくとも体積比で80%以上は必要である。また、加圧時の第一のガスの圧力は、高い方が粘度低減の効果は高く、少なくとも2.0MPaは必要である。
また、冷凍機油がパラフィン系鉱油、第一のガスがを炭化水素とした例では、炭化水素を0.1Mpaに加圧して配管内封入した場合、炭化水素を封入しなかった場合と比較して動粘度が約50%となる。
次に図3に示すように、液接続配管2、不純物分離回収器13、ガス接続配管3内に第一のガスが加圧充填された状態にて、第二のガスを封入した容器18と圧力調整弁20、開閉弁20、チャージホース21をバルブユニット9のチャージポート40に接続する。
加圧された圧力以上に圧力調整弁20の圧力を設定し、バルブユニット9の開閉弁10を開けることで、接続配管2、3内に流れが生じる第二のガスによるブローにより、接続配管2、3内の第一のガスが溶解し粘度の低下した冷凍機油等の不純物を、それぞれ不純物回収装置12及び不純物回収容器22に回収する。
不純物分離回収器13内には、不純物分離回収器13内に流入した不純物が、不純物分離回収器13外に排出しないように、フィルタ14を不純物分離回収器13の入口と出口の間に配置する。
断面積の大きいガス接続配管3内を流れる第二のガスの流動方向が下方になるように、第二のガスを封入した容器18はバルブユニット9のチャージポート39、40に接続する。
最後に図4に示すように、バルブユニット9、不純物回収装置12を取り外し後、新室外機23、新室内機24、及び新室外機23と接続配管2、3の間にフィルタ25、26を接続する。接続配管2、3内に残留する不純物の内、固形物については、第二のガスによるブローにより概ね接続配管外に回収することが可能であるが、一部残留する。固形物は圧縮機の摺動部に入り、摺動部の固渋、あるいは摺動部の摩耗を促進するため、新室外機への混入を避ける必要がある。そのため、新室外機23と接続配管2、3の間にフィルタ25、26を設置することで、この残留した固形物の新室外機内への混入を回避する。
第二のガスにて、接続配管2、3をブローする際に、不純物回収容器22に回収する代わりに、図5に示すように、不純物回収装置12aを接続しても良い。このとき、不純物回収装置12aの出口は大気開放とすることで、第二のガスは、液接続配管2、不純物分離回収器13、ガス接続配管3、不純物分離回収器12aの順に流れ、ガス接続配管3内の不純物が、不純物分離回収器12a内に回収される。
また、不純物を回収する容器として、図10に示すように、旧室外機を用いても良い。このとき、予め、接続配管2、3、及び旧室内機4内に冷媒を回収するときに、旧室外機1内の冷媒も、冷媒回収装置6を用いて、冷媒回収容器7に回収する。旧室外機内は冷媒回収における法定回収圧力まで低下した状態にて、阻止弁39a、40aを閉じた状態にて維持する。
その後、図9に示すように、旧室内機4を取り外し、不純物回収装置12を取り付け、第一のガスを、接続配管2、3、及び不純物回収装置13内に封入し、所定時間加圧保持する。
そして、第二のガスにより接続配管2、3内をブローする際に、阻止弁39aを開けると、旧室外機1内の圧力は接続配管2、3よりも低いことから、第二のガスと共に、ガス接続配管3内の不純物が旧室外機1内に回収される。
さらに、不純物回収装置12、12aの構造として、図6に示すように、接続配管2、3との接続口である接続ユニオン27、28と不純物分離回収器13bとの間に逆止弁29a、29b、29c、29dを設けることにより、不純物回収装置12bと接続配管2、3との接続位置を、第二のガスによるブロー方向に関係なく一定にすることが可能である。
液接続配管2と不純物回収装置12bの液側接続ユニオン28とを、ガス接続配管3と不純物回収装置12bのガス側接続ユニオン27とをそれぞれ接続する。
まず、液接続配管2側から第二のガスにてブローする場合は、第二のガスは逆止弁29bを通り不純物分離回収器13bの入口側に導入される。不純物分離回収器13bにて不純物と第二のガスが分離された後、不純物分離回収器13bの出口から逆止弁29dを通りガス側接続配管3に導出する。
次に、ガス接続配管3側から第二のガスにてブローする場合は、第二のガスは逆止弁29cを通り不純物分離回収器13bの入口側に導入される。不純物分離回収器13bにて不純物と第二のガスが分離された後、不純物分離回収器13bの出口から逆止弁29aを通り液側接続配管2に導出する。このように、液接続配管に接続された冷媒流路と、ガス接続配管に接続された冷媒流路と不純物回収器に接続された冷媒流路とを逆止弁によって構成した冷媒流路切替手段と連結することにより、第二のガスのブロー方向に関係なく不純物を回収器に回収することができる。
図1を用いて本発明の一実施例の配管内洗浄方法の手順を以下に説明する。
(1)旧熱源側ユニットと旧利用側ユニットを両者の間に接続されている液接続配管及びガス接続配管から外す(1201)。
(2)液接続配管内及びガス接続配管内に第一のガスを加圧して封入する。その後、加圧状態で所定時間放置する(1202)。
(3)液接続配管及びガス接続配管の旧熱源側ユニット側に第一の不純物回収器を接続し、旧利用側ユニットに第二の不純物回収器を接続する(1203)。
(4)液接続配管内及びガス接続配管内を第二のガスでブローして、配管内に貯まっている被洗浄物を不純物回収器に回収する(1204)。
(5)液接続配管及びガス接続配管に新熱源ユニット及び新利用側ユニットを接続する(1205)。
上記実施例によれば、第一のガスを配管内に加圧封入して接続配管内に残留する旧機に封入された冷凍機油の粘度を低下した後にブローするので、不純物の回収を確実にし、HFC用冷凍機油の劣化を抑制することができる。したがって、既設配管を利用しても冷凍サイクル装置の信頼性及び性能を確保することができる。さらに、洗浄作業後に別途特別な作業をする必要がないので、リニューアル工事作業者の負担を低減することができる。
本発明の実施例による配管内接続方法を示すフローチャートを示す図。 一実施の形態による既設配管内の劣化油の粘度を低下する工程を示す配管接続図。 一実施の形態による既設配管内の不純物回収方法を示す配管接続図。 新室外機及び新室内機を据え付け後の施工図。 他の実施の形態による既設配管内の不純物回収方法を示す系統図。 不純物回収装置の構造図。 第一のガスと既設配管残留油共存下での溶解度特性を示す線図。 第一のガスと既設配管残留油共存下での動粘度特性を示す線図。 他の実施の形態による既設配管内の劣化油の粘度を低下する工程を示す配管接続図。 他の実施の形態による既設配管内の不純物回収方法を示す系統図。 旧室外機及び旧室内機の冷凍サイクル系統図。 旧室外機及び旧室内機を据え付け後の施工図。 二酸化炭素圧力と被洗浄物動粘度の関係を示す線図。
符号の説明
1、1a…旧室外機、2…液側接続配管、3…ガス側接続配管、4、4a…旧室内機、5、8、17、21…チャージホース、6…冷媒回収装置、7…冷媒回収容器、9…バルブユニット、10…ガス側開閉弁、11…液側開閉弁、12、12a、12b…不純物回収装置、13、13a、13b…不純物分離回収容器、14、14a、14b…フィルタ、15…第一のガス、16、20…開閉弁、18…第二のガス、19…圧力調整弁、22…不純物回収容器、23…新室外機、24…新室内機、25…液側ストレーナ、26…ガス側ストレーナ、27…ガス側接続ユニオン、28…液側接続ユニオン、29a、29b、29c、29d…逆止弁。30…圧縮機。31…四方弁。32…熱源機側熱交換器。33…第一の膨張装置。34、37…阻止弁。35…第二の膨張装置。36…利用側熱交換器。38…アキュムレータ。39、39a、40、40a…チャージポート

Claims (7)

  1. 旧熱源側ユニットと旧利用側ユニットとを接続する配管内を洗浄し前記配管を再利用して、新熱源側ユニットと新利用側ユニットとを接続する際の配管内洗浄方法において、前記配管内に、前記配管内に残留する被洗浄物に対して可溶な第一のガスを加圧封入後、所定時間加圧状態にて放置した後に、前記配管内を第二のガスを用いてブローすることを特徴とする配管内洗浄方法。
  2. 請求項1において、前記旧熱源側ユニット及び前記旧利用側ユニットはアルキルベンゼンを含有する冷凍機油を用いたものであり、前記第一のガスは二酸化炭素又は炭化水素を含有し、前記第二のガスは二酸化炭素又は窒素を含有することを特徴とする配管内洗浄方法。
  3. 請求項1において、前記第一のガスを加圧状態で加圧するときの第一のガスの圧力が1.0MPa以上、加圧状態で放置する時間が10分以上であることを特徴とする配管内洗浄方法。
  4. 請求項1において、前記第一のガスが含有する二酸化炭素又は炭化水素の体積比が80%以上であることを特徴とする配管内洗浄方法。
  5. 請求項1において、前記旧熱源側ユニットと前記旧利用側ユニットとを接続する液接続配管及び前記旧熱源側ユニットと前記旧利用側ユニットとを接続するガス接続配管の間に不純物回収器を設け、前記被洗浄物を前記不純物回収器に回収することを特徴とする配管内洗浄方法。
  6. 旧熱源側ユニットと旧利用側ユニットを接続する液接続配管及びガス接続配管内の被洗浄物を回収する不純物回収器を備える不純物回収装置において、前記液接続配管に接続された冷媒流路と、前記ガス接続配管に接続された冷媒流路と、前記不純物回収器に接続された冷媒流路とが、冷媒流路切換手段を介して連結されていることを特徴とする不純物回収装置。
  7. 旧熱源側ユニットと旧利用側ユニットとを接続する配管内を洗浄し再利用して、新熱源側ユニットと新利用側ユニットとを接続する施工方法において、請求項1から請求項5のいずれかに記載の配管内洗浄方法を実施した後、前記新熱源側ユニットと前記新利用側ユニットとを接続する配管にフィルタを設けたことを特徴とする施工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009257743A (ja) * 2008-03-25 2009-11-05 Daikin Ind Ltd 冷凍装置
JP2010054059A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和装置

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