JP2007161695A - 消えるボディアート及びその刷り込み方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来、人体の皮膚表面に所望の絵を描くボディアートは芸能関係において良く知られているが、これらは直ぐに洗い流すことによって元に戻している。一方で、自分にしかない絵柄を求めて入れ墨を身体に残す方法も知られているが、この場合、一旦、人体に入れた入れ墨は消去ができず、無理に消去する場合にはケロイドが残るという問題があった。
【解決手段】本発明は、食物質色素を用いて刷り込みを続けると、これらの色素が皮膚に染み込み3ヶ月〜5年間皮膚表面に残ることを見いだし、刷り込みと周囲の微修正を繰り返して部分的に鮮明な絵柄を刷り込んだ消えるボディアートを提供することができた。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、食物質色素を用いて刷り込みを続けると、これらの色素が皮膚に染み込み3ヶ月〜5年間皮膚表面に残ることを見いだし、刷り込みと周囲の微修正を繰り返して部分的に鮮明な絵柄を刷り込んだ消えるボディアートを提供することができた。
【選択図】図1
Description
本発明は、人体の皮膚を痛めることなく希望の絵柄を人体表面に刷り込みできる消えるボディアートに関し、さらに詳しくは、希望絵柄表面に塗布した植物性色素を用いて人体に安全にすり込みが可能な消えるボディアート及びその刷り込み方法を提供するものである。
従来、人体の皮膚表面に所望の絵を描くボディアートは芸能関係において良く知られているが、これらはその番組等が終了すると直ぐに洗い流すことによって元に戻している。
一方で、自分にしかない絵柄を求めて入れ墨を身体に残す方法も知られているが、この場合、一旦、人体に入れた入れ墨は消去ができず、無理に消去する場合にはケロイドが残るという問題があった。
この入れ墨を行う手段は、通常、皮下に染色液を差し込む刺針を適当な棒の先に取付け、同刺針の針先に染色液を付けて所用の位置を刺針で刺し、皮下に染色液を注入することによって行われている。
近年は、電気的に進退可能なロッドを用いて、その先端に刺針を取付けることによって刺針の差し込み時間の短縮を図るようになっている。
近年は、このように独自の絵柄を自分のみに描きたいが、一方で、容易に取消が可能な絵柄を望む声が多かったが、現在まで、そのような絵柄のすり込み手段は知られていなかった。
本発明者は、係る課題を解決するために鋭意研究したところ、食物質色素を用いてすり込みを続けると、これらの色素が皮膚に染み込み数ヶ月間皮膚表面に残ることを見いだし、さらに刷り込み、周囲の微修正等を行うと入れ墨と同様に部分的に鮮明な絵柄を刷り込めることを見いだし、本発明を提供することができた。
すなわち本発明の第一は、植物質色素で対象絵柄を記載したシートや型紙から、対象絵柄の植物質色素を人体皮膚表面に刷り込むことを特徴とする消えるボディアートである。
本発明の第二は、対象絵柄を予め記載したシートや型紙を人体表面に貼り、前記シートや型紙の裏面側から絵柄を刷り込み、次いで、刷り込んだ絵柄のにじみ部を微修正した後に、消毒液にて人体表面を拭くことからなる消えるボディアートの刷り込み方法である。
本発明の第三は、前記対象絵柄を予め記載したシートや型紙は、所望の図柄表面に植物質色素から選択される色彩を塗布してあることを特徴とする請求項1記載の消えるボディアートの刷り込み方法である。
本発明の消えるボディアートは、刷り込み時から3ヶ月〜5年で自然と色が薄れていき、最後には皮膚細胞の生え替わりで元に戻るために、安心して希望の絵柄を刷り込むことが可能となっている。
希望絵柄に塗布する色素は、人間が飲み込んでも良い植物質の色素を用いるために皮膚表面に刷り込んでも人体に対する悪影響は無いために、安心して使用可能な色素である。
以下、図面を参照して本発明の詳細を述べるが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではない。
図1は、本発明に用いる対象絵柄の一例を示す平面図である。この対象絵柄は、好みの絵柄を下書きした図柄に植物質色素で色づけを行っている。
所望の絵柄を記載したシート体1に好みの色彩を施し、ある程度乾燥したものを人体の好みの個所、例えば手、足、胸部、背中に表面からシート体1を貼り付け、シート体の背面側から図柄に沿って綿棒のように先端部がある程度の柔軟性を有する素材からなる刷り込み具で約20〜30分なぞった。
この時点では、図柄の線が若干にじむために、にじんだ部分を綿棒や細筆で修正しできるだけ鮮明な外線を得るようにすることが好ましい。
次いで、予め準備した青、黄、赤からなる3原色の植物質色素を組み合わせて、好みの色を出してから、先に描いた図柄の上に重ねるようにして塗布し、乾燥させた後に再度刷り込み具で刷り込み、同様に、図柄の外線が滲んだ場合には綿棒や細筆で修正する。
一旦出来上がった絵柄を乾燥した後に、消毒用アルコールで洗浄して乾燥後、再度、先に描いた図柄の上に重ねるようにして塗布し、乾燥させた後に刷り込み具で刷り込み、同様に、図柄の外線が滲んだ場合には綿棒や細筆で修正する。
このような工程を数回繰り返すことによって、図1及び図2に示す図柄が鮮明に描かれて、そのような状態で3ヶ月〜5年皮膚上に残ることを確認している。
本発明で用いる植物質色素は、薬草やハーブ系植物から得られる天然色素であり、主として青、黄、赤からなる3原色の植物質色素を組み合わせて、好みの色を出してから、先に描いた図柄の上に重ねるようにして塗布し、乾燥させた後に再度刷り込み具で刷り込み、同様に、図柄の外線が滲んだ場合には綿棒や細筆で修正している。
この場合、上記植物質色素は、春ウコンや紫ウコン等の薬草やハープ系植物を乾燥させて粉末にし、精製水、アルコール、グリセリンを用いて溶解するが、微量ながら認可されている合成染料を添加している。
特に、黒色を出す場合には、鉄、酸化物、タイタニウム等のメタルを添加して、濃度の濃い黒色を得ている。
また、色素の一例としてブドウ、ブルーベリー、紫芋、茄子の表皮やザクロ等の色素成分であるアントンシアニン色素は、青色系色素として用いる事ができる。
1・・・シート体
2・・・図柄(蝶々A)
3・・・図柄(蝶々B)
2・・・図柄(蝶々A)
3・・・図柄(蝶々B)
Claims (3)
- 植物質色素で対象絵柄を記載したシートや型紙から、対象絵柄の植物質色素を人体皮膚表面に刷り込むことを特徴とする消えるボディアート。
- 対象絵柄を予め記載したシートや型紙を人体表面に貼り、前記シートや型紙の裏面側から絵柄を刷り込み、次いで、刷り込んだ絵柄のにじみ部を微修正した後に、消毒液にて人体表面を拭くことからなる消えるボディアートの刷り込み方法。
- 前記対象絵柄を予め記載したシートや型紙は、所望の図柄表面に植物質色素から選択される色彩を塗布してあることを特徴とする請求項1記載の消えるボディアートの刷り込み方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005380896A JP2007161695A (ja) | 2005-12-09 | 2005-12-09 | 消えるボディアート及びその刷り込み方法 |
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Publications (1)
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JP2007161695A true JP2007161695A (ja) | 2007-06-28 |
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JP2005380896A Pending JP2007161695A (ja) | 2005-12-09 | 2005-12-09 | 消えるボディアート及びその刷り込み方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014193194A1 (ko) * | 2013-06-01 | 2014-12-04 | Park Gyeong-Su | 메이크업 방법 |
CN107157820A (zh) * | 2016-03-08 | 2017-09-15 | 上海魅妃化妆品有限公司 | 一种半永久化妆用植物色乳 |
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2005
- 2005-12-09 JP JP2005380896A patent/JP2007161695A/ja active Pending
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WO2014193194A1 (ko) * | 2013-06-01 | 2014-12-04 | Park Gyeong-Su | 메이크업 방법 |
CN107157820A (zh) * | 2016-03-08 | 2017-09-15 | 上海魅妃化妆品有限公司 | 一种半永久化妆用植物色乳 |
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