JP2007160452A - テープラップ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】被加工物軸幅が互いに異なるクランクシャフトのような異種の被加工物を、専用のシュー組立体と研磨材被覆テープを段取り替えすることなく加工ができるテープラップ装置を提供。
【解決手段】一対のアームに支持された一対のシュー組立体 5、5及びア−ム開閉装置 6を被加工物 2の軸方向に移動可能なア−ムユニット10として一体的に形成し、ア−ムユニット10はベッド7 上に軸方向駆動装置 8、8により被加工物 2の軸方向に移動可能に支持され、テープラップ加工時に幅狭のシュー組立体50と研磨材被覆テープ51で加工後、回転軸の未加工回転軸表面40があるときは、幅狭のシュー組立体50と研磨材被覆テープ51を被加工物の軸方向に移動させて、回転軸 3の未加工回転軸表面40を加工するようにした。
【選択図】図4
【解決手段】一対のアームに支持された一対のシュー組立体 5、5及びア−ム開閉装置 6を被加工物 2の軸方向に移動可能なア−ムユニット10として一体的に形成し、ア−ムユニット10はベッド7 上に軸方向駆動装置 8、8により被加工物 2の軸方向に移動可能に支持され、テープラップ加工時に幅狭のシュー組立体50と研磨材被覆テープ51で加工後、回転軸の未加工回転軸表面40があるときは、幅狭のシュー組立体50と研磨材被覆テープ51を被加工物の軸方向に移動させて、回転軸 3の未加工回転軸表面40を加工するようにした。
【選択図】図4
Description
本発明は、研磨材被覆テープと、該テープ研磨材被覆面をクランクシャフトを含む軸物の被加工物の回転軸表面に接触させ押圧する剛性表面を有するシュー組立体とからなり、被加工物の回転軸が回転されて加工されるテープラップ装置に関する。
従来の研磨材被覆テープと、該テープ研磨材被覆面をクランクシャフトを含む軸物の被加工物の回転軸表面に接触させ押圧する剛性表面を有するシュー組立体とからなり、被加工物の回転軸が回転されて加工されるテープラップ装置は、シュー組立体の剛性凹面を形成する各ストーンは、クランクシャフトを含む筒状体被加工物軸径又は軸幅に応じて製作され、特定の被加工物軸径又は軸幅のみの加工に限定されているため、例えばクランクシャフトの種類・型式など、被加工物の軸径又は軸幅のいずれかが違えば、それ専用の一連の複数の剛性凹面を形成するストーンを有するシュー組立体とそれ専用の研磨材被覆テープに交換するための段取り替えが必要であり、段取り換え時間が長いためフイルムラップ装置の稼働率を下げる要因となっていた。更に被加工物の軸径又は軸幅が異なる異種被加工物をランダムに加工する場合は、加工アーム又は加工ステーションを増設する必要があった。かかる課題を解決するため、特許文献1の図17では、各回の研磨が終わる毎に研磨ユニットをワークの軸線方向に移動させることにより、1個の研磨ユニットのみで複数の研磨面に対する研磨を行うようにしたものを提案する。
特開平8−257889号公報図17、〔0101〕〜〔0104〕
特許文献1のものは、一対のアーム、一対のアームに支持された一対のシュー組立体及びア−ム開閉装置を一体的に研磨ユニットとして形成し、機械本体にワークの軸線方向に移動させる移動機構の可動部に垂下部材を介して研磨ユニットを支持し、移動機構の可動部は機械本体にワークの軸線方向に沿って延びる送りねじと送りねじ回転装置でワークの軸線方向に移動させるものである。特許文献1のものは、1個の研磨ユニットのみ開示されているが、機械本体にワークの軸線方向に移動させる移動機構の可動部に垂下部材に、一対のアーム、一対のアームに支持された一対のシュー組立体及びア−ム開閉装置を一体的に形成した研磨ユニットを垂下させるが、特許文献1では一対の開閉アームの先端にカートリッジ格納室を形成し、各カートリッジ格納室に各カートリッジをそれぞれ互いに対向させて格納するものが開示され、各カートリッジは、研磨材被覆テープをテープ供給リールとテープ巻き取りリールとに巻き付けることによって保持するとともに、研磨材被覆テープを被加工物に押圧するシューを備え互いに幅寸法が異なるものを保持可能とされるが、テープ巻き取りリールはモータで駆動されるので、幅が広くなり、クランクシャフトのような軸物の被加工物の隣接する被加工軸間の距離より幅が広くなり、複数の研磨ユニットを垂下させて複数の回転軸と偏心軸とを同時に加工することは困難であった。
クランクシャフトは、複数の回転軸と回転軸に連結された複数の偏心軸を有するので、通常、複数の回転軸及び複数の偏心軸を同時に加工するテープラップ装置が使用される。テープラップ装置の剛性凹面を形成するストーンを有するシュー組立体とそれ専用の研磨材被覆テープはクランクシャフトを含む軸物の軸径又は軸幅に応じて製作され、特定の被加工物軸径又は軸幅のみの加工に限定されているため、例えばクランクシャフトの種類・型式など、被加工物の軸径又は軸幅のいずれかが違えば、それ専用のシュー組立体と研磨材被覆テープに段取り替えする必要があり、多くの段取り替え時間・工数を要した。クランクシャフトによっては、隣接する被加工軸幅の中央点位置間の距離は同じで、軸幅が僅かに異なるものもあるが、この場合でも同様な段取り替えが必要であった。
本発明の課題は、被加工物軸幅が互いに異なるクランクシャフトのような異種の被加工物を、専用のシュー組立体と研磨材被覆テープを段取り替えすることなく加工ができるテープラップ装置を提供することにある。
このため本発明は、研磨材被覆テープと、該テープ研磨材被覆面をクランクシャフトを含む軸物の被加工物表面に接触させ押圧する剛性表面を有するシュー組立体とからなり、被加工物の回転軸が回転されて加工されるテープラップ装置において、一対のアーム、一対のアームに支持された一対のシュー組立体及びア−ム開閉装置を被加工物の軸方向に移動可能なア−ムユニットとして一体的に形成し、該ア−ムユニットはベッド上に軸方向駆動装置により被加工物の軸方向に移動可能に直動軸受(リニアガイド)、ボールスプライン又はローラスプラインを介して支持され、被加工物の回転軸のテープラップ加工時に幅狭のシュー組立体と研磨材被覆テープで加工後、該回転軸の未加工回転軸表面があるときは、該幅狭のシュー組立体と研磨材被覆テープを被加工物の軸方向に移動させて、該回転軸の未加工回転軸表面を加工するようにしたことを特徴とするテープラップ装置によって上記した従来製品の課題を解決した。
かかる構成により、本発明のテープラップ装置は、一対のアーム、一対のアームに支持された一対のシュー組立体及びア−ム開閉装置を被加工物の軸方向に移動可能なア−ムユニットとして一体的に形成し、該ア−ムユニットはベッド上に軸方向駆動装置により被加工物の軸方向に移動可能に直動軸受(リニアガイド)、ボールスプライン又はローラスプラインを介して支持され、被加工物の回転軸のテープラップ加工時に幅狭のシュー組立体と研磨材被覆テープで加工後、該回転軸の未加工回転軸表面があるときは、該幅狭のシュー組立体と研磨材被覆テープを被加工物の軸方向に移動させて、該回転軸の未加工回転軸表面を加工するようにしたので、被加工物軸幅が互いに異なるクランクシャフトのような異種の被加工物を、専用の幅狭のシュー組立体と研磨材被覆テープを段取り替えすることなく加工ができるテープラップ装置を提供するものとなった。
好ましくは、該ア−ムユニットは複数個該ベッド上に配置され、該被加工物は隣接する被加工軸幅の中央点位置間の距離は同じで、軸幅が僅かに異なるクランクシャフトの複数の被加工軸を加工するようにしたことにより、被加工物の隣接する被加工軸幅の中央点位置間の距離は同じで、軸幅が僅かに異なるクランクシャフトを、幅狭のシュー組立体と研磨材被覆テープを段取り替えすることなく加工ができるテープラップ装置を提供するものとなった。
本発明を実施するための最良の形態の一例を図面を参照して説明する。図1は本発明の実施形態のテープラップ装置の概略平面図でテープラップ加工前の状態で示し、図2は図1のA−A線矢視正面図、図3は図2の左側面図、図4は図1のテープラップ装置で被加工物の隣接する被加工軸幅の中央点位置間の距離は同じで、軸幅が僅かに異なるクランクシャフト(a)、(b)の、テープラップ加工中の状態を示す要部部分拡大図である。
図1において、クランクシャフトである軸物の被加工物 2は、案内台20上に配置したヘッドストック18とテールストック19に支持され、ヘッドストック18の駆動モータ21で回転される。
図1において、クランクシャフトである軸物の被加工物 2は、案内台20上に配置したヘッドストック18とテールストック19に支持され、ヘッドストック18の駆動モータ21で回転される。
本発明の実施形態の回転面加工用テープラップ装置は、図1〜図4に示すように、研磨材被覆テープ 1(図3)と、テープ 1の研磨材被覆面をクランクシャフトを含む軸物の被加工物 2の回転軸 3表面に接触させ押圧する剛性表面を有するシュー組立体 4とからなり、被加工物 2の回転軸 3が回転されて加工されるテープラップ装置において、一対のアーム 4、4、一対のアーム 4、4に支持された一対のシュー組立体 5、5及びア−ム開閉装置 6を被加工物 2の軸方向に移動可能なア−ムユニット10として一体的に形成し、ア−ムユニット10はベッド7 上に軸方向駆動装置 8、8のX軸移動モータ 15、15により被加工物 2の軸方向(X軸方向)に移動可能に直動軸受(リニアガイド)、ボールスプライン又はローラスプライン 11、12を介して支持され、テープラップ加工時に幅狭のシュー組立体50と研磨材被覆テープ51で加工後(図4(b))、回転軸の未加工回転軸表面40があるときは、幅狭のシュー組立体50と研磨材被覆テープ51を被加工物の軸方向に移動させて、回転軸の未加工回転軸表面40を加工するようにした(図4(a))。図3において、ア−ムユニット 10、10はX軸方向移動ユニット13上に設けたテーブル14上でZ軸方向(前後方向)にZ軸移動モータ16により移動可能にされている。11はア−ムユニット10を固定したボールねじで、軸方向駆動装置 8、8のX軸移動モータ 15、15により回転され、X軸方向移動ユニット13は直動軸受上をを移動する。
かかる構成により、本発明のテープラップ装置は、一対のアーム 4、4、一対のアーム 4、4に支持された一対のシュー組立体 5、5及びア−ム開閉装置 6を被加工物の軸方向に移動可能なア−ムユニット10として一体的に形成し、ア−ムユニット10はベッド7 上に軸方向駆動装置 8のX軸移動モータ15により被加工物 2の軸方向(X軸方向)に移動可能に直動軸受(リニアガイド)、ボールスプライン又はローラスプライン 11、12を介して支持され、被加工物 2の回転軸 3のテープラップ加工時に幅狭のシュー組立体50と研磨材被覆テープ51で加工後、回転軸 3の未加工回転軸表面40があるときは、幅狭のシュー組立体50と研磨材被覆テープ51を被加工物の軸方向に移動させて、回転軸の未加工回転軸表面40を加工するようにしたので、被加工物軸幅が互いに異なるクランクシャフトのような異種の被加工物を、専用の幅狭のシュー組立体50と研磨材被覆テープ51を段取り替えすることなく加工ができるテープラップ装置を提供するものとなった。
本発明の実施形態の回転面加工用テープラップ装置では、ア−ムユニット 10、10は複数個該ベッド 7上に配置され、被加工物55は隣接する被加工軸 3幅の中央点位置間の距離Lは同じで、軸幅wが僅かに異なる軸幅w' をもつクランクシャフト55の複数のクランクシャフト 55、56の被加工軸 3を加工するようにしたことにより、被加工物の隣接する被加工軸 3幅の中央点位置間の距離Lは同じで、軸幅wが僅かに異なる軸幅w' をもつクランクシャフト56を、軸幅wのをもつクランクシャフト55を加工した、幅狭のシュー組立体50と研磨材被覆テープ51で、段取り替えすることなく加工ができるテープラップ装置を提供するものとなった。
1、51 :研磨材被覆テープ、2:被加工物、3:回転軸、4:アーム、5、50:シュー組立体、6:ア−ム開閉装置、7:ベッド、8:軸方向駆動装置、 10 :ア−ムユニット
40:回転軸の未加工回転軸表面
40:回転軸の未加工回転軸表面
Claims (2)
- 研磨材被覆テープと、該テープ研磨材被覆面をクランクシャフトを含む軸物の被加工物表面に接触させ押圧する剛性表面を有するシュー組立体とからなり、被加工物の回転軸が回転されて加工されるテープラップ装置において、一対のアーム、一対のアームに支持された一対のシュー組立体及びア−ム開閉装置を被加工物の軸方向に移動可能なア−ムユニットとして一体的に形成し、該ア−ムユニットはベッド上に軸方向駆動装置により被加工物の軸方向に移動可能に直動軸受(リニアガイド)、ボールスプライン又はローラスプラインを介して支持され、被加工物の回転軸のテープラップ加工時に幅狭のシュー組立体と研磨材被覆テープで加工後、該回転軸の未加工回転軸表面があるときは、該幅狭のシュー組立体と研磨材被覆テープを被加工物の軸方向に移動させて、該回転軸の未加工回転軸表面を加工するようにしたことを特徴とするテープラップ装置。
- 該ア−ムユニットは複数個該ベッド上に配置され、該被加工物は隣接する被加工軸幅の中央点位置間の距離は同じで、軸幅が僅かに異なるクランクシャフトの複数の被加工軸を加工するようにしたことを特徴とする請求項1記載のテープラップ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005358711A JP2007160452A (ja) | 2005-12-13 | 2005-12-13 | テープラップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005358711A JP2007160452A (ja) | 2005-12-13 | 2005-12-13 | テープラップ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007160452A true JP2007160452A (ja) | 2007-06-28 |
Family
ID=38243923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005358711A Withdrawn JP2007160452A (ja) | 2005-12-13 | 2005-12-13 | テープラップ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007160452A (ja) |
-
2005
- 2005-12-13 JP JP2005358711A patent/JP2007160452A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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