JP2007160118A - 車いす - Google Patents

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Abstract

【課題】車いすの安定性を改良するために、車輪に角度を設けることが可能な車いすを提供する。
【解決手段】車いす(10)ホイールブラケット(60)が、車いす(10)のフレームに固定される第1部分と、車輪(44、45)のホイールシャフト(50)を支持する第2部分と、を備えており、第1部分が、フレームに対して再配置可能な、接触面の第1セットを構成しており、第2部分が、固定面と結合され且つ固定面に対して固定される、接触面の第2セットを構成している。前記接触面の第1及び第2セットの1つが、非平行の接触面のセットを構成しており、第2セットの表面を第1セットの表面と接触させている一方の組合せが、車輪の非キャンバー状態を提供しており、第2セットの表面を第1セットの表面と接触させている別の組合せが、車輪のポジティブキャンバー状態を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は車いすに関するものであり、車いすの個々の部品、具体的には、車いすのフレーム及び特定のフレーム部分又はアクセサリーに関するものである。
種々の部品を備えた多数の車いすが過去に作成されている。車いす及びその部品を開示している参考文献の内で、参考文献は、米国特許文献番号4、132、228、米国特許文献番号4、852、899、米国特許文献番号5、131、672、米国特許文献番号5、492、355、米国特許文献番号5、851、018、米国特許文献番号5、884、928、米国特許文献番号6、139、037、米国特許文献番号6、186、594、米国特許文献番号6、189、906、米国特許文献番号6、331、036、米国特許文献番号6、467、785、米国特許文献番号6、607、250、及び米国特許出願公報番号2001/0008335、特許出願公報番号2002/0109399、特許出願公報番号2002/0125678、特許出願公報番号2005/0022296、特許出願公報番号2005/0257966、が参照して本明細書に取り込まれている。
更に、参考文献 WO 99/19198、WO 02/36061、WO 2005/109195、JP 10000219、DE 102 34 039が、車いす及びその部品を開示している。
車いすは、多くの目的のために使用されており、例えば、自分で歩くことができない人のため、又は、例えば、交通事故の後、又は、外科手術の後、特定の期間訓練中、及び、動けない人のために使用されている。従って、人は、車いすを用いて運ぶ必要がある。
更に、車いす利用者は、しばしば、痛みから、又は、立ったり、歩いたりすることを妨げる永久的な病気又は疾病又は怪我から苦痛を感じる。不幸にも困難な障害を有している人は、目覚めた時間の多くを車いすに座って過ごさなければならない。
このように、多くの人々が、毎日多くの時間、且つ、多くの場合、全人生の間の長期間を、車いすに束縛されている。
車いすは、制限された期間の間、例えば、彼らが留まっている間、その後数週間のみ、それらを必要としている患者に病院から貸与して提供されている。
更に、それは、それらを求めている、又は、そこで突然必要性を有している、顧客のためのサービスとして利用できるように車いすが購入され、置かれている、空港及び遊園地の品揃えの不可欠な要素となっている。
しかしながら、原則として、車いすは、多くの人々に使用されている。いくらかの人々は短期間の「滞在」のみであるが、多くの人々は、それらを長期間使用することが必要である。利用者の集団は、3才の小さな子供から、十代の若者、若い人々、成長した人々及び老人まで差がある。この集団は、非常に多様化しており、彼らは、年齢、大きさ、体重、身長及びいすの使用において差があり、それ故、そのような個々の集団は、すなわち、車いすをどのように使用するか、どちらの身体部分を支持するようにするか、どちらの車いすの外見を使用するか及びどのような目的(仕事上で、学校内で、家で、ワゴン内で、その生活環境において等)で使用するかという種々の必要性を有しており、更に、車いすが折り畳み可能である等の必要性を有している。他の標準的な車いすは、それらの個人的な使用のために個々に販売されている。
全ての場合において、これらの車いすを利用している人々は、車いすの全体的な快適性がどのように得られるか、その重量、大きさ、及び、それがどのように取り扱われ、適用されているか等のように、異なった必要性を有している。このように、個人は、重量、大きさ、及び、車いすの取扱に対する種々の必要性を有しており、特に、シート、背もたれ、車輪の位置、及び、使用できる車いすの外見に対する必要性を有している。個人は、車いすに座った時に快適さを得るために、これらの部品の調節及び特注生産に対して異なった必要性を有している。必要性が満たされている場合は、個人が車いすに座っているときに、個人の身体部分が十分支持され、車いすが、周囲に人を移動させるために用いられることができる、大きな可能性がある。
いくつかの場合において、車いすの利用者が、ブレーキの使用を試みることによって怪我をし、更に、車いすのブレーキに衣服が捕まえられることが生じる。
人は、しばしば長時間いすに座るので、ガジェット、例えば、IPOD、携帯電話、PC、MP3プレーヤー等へのアクセス、ガジェットのための空間、及び、ガジェットの配置、を容易に提供することが本発明の目的である。
手、他の身体肢及び衣服が、車輪とブレーキ機構との間で捕まったり、捕らえられたりするのを防ぐことが本発明の目的である。
利用者の大きさ、重量、及び、利用者の人間工学の必要性にかかわらず、利用者に快適性を提供する車いすを提供することが、本発明の目的である。
利用者が、安定性のような利点を得るために、且つ、車いすの回転安定性を改良するために、2つの車輪に角度を設ける可能性を備えた車いすを提供することが、本発明の目的である。
以下の本発明の詳細な説明から明白であり、本発明の記述に従った、多数の他の目的、利点、及び、特徴と共に、上記の目的、上記の利点、及び、上記の特徴が、後述する5つの発明の特徴によって取得された。
(本発明の第1の形態)
車いすホイールブラケットは、車いすのフレームに固定される第1部分と、車輪の1つのホイールシャフトを支持する第2部分とを備えており、
第1部分が、向かい合った第1及び第2接触面の第1セットを構成しており、第1接触面、又はその代わりに、第2接触面が、固定面を構成しているフレームに対して外側に面することができるように、第1部分が、フレームに対して再配置可能であり、
第2部分が、向かい合った第3及び第4接触面の第2セットを構成しており、
第3接触面、又はその代わりに、第4接触面が、第2部分によって、固定面と結合され且つ固定面に対して固定されるようになっており、
向かい合った接触面の第1及び第2セットの少なくとも1つが、非平行な接触面のセットを構成しており、第2セットの表面の1つを、第1セットの表面の1つに接触させている、少なくとも1つの組合せが、車輪の非キャンバー状態を提供しており、第2セットの表面の1つを、第1セットの表面の1つに、接触させている、別の組合せが、車輪のポジティブキャンバー状態を提供している。
ホイールブラケット第1部分は、ホイールブラケットを1対の支持管に取り付けるための、2対のシェルを有するホイールブラケット本体を、構成しており、第2部分が、ホイールブラケット本体を取り付けられたスリーブを、構成しており、スリーブが、車いすのそれぞれの車輪のホイールシャフトを、取り付け且つ支持するための、ブラケットを有している。
ホイールブラケットのホイールブラケット本体は、スリーブの相補的な縦の隆起との協動した係合のための、縦の隆起を備えている。
前記形態のいずれか1つに記載の車いすは、車いすが、折り畳み可能なフレームと、1対の車輪及び1対の補助車輪と、車いすを利用している個人がその中に位置付けられる、シート及び背もたれと、を備えており、車輪は、車いすを立たせ且つ動かすことができるように、フレームに取り付けられており、シート及び背もたれが、フレームに固定されている。
(本発明の第2の形態)
車いすの駆動車輪を支持するためのサイド部分を有している車いすフレームは、第1細長水平管及び第2細長水平管と、垂直距離管と、実質的にはU字形状のホイールブラケット支持管状構造物と、雄型及び雌型のガイド手段の、第1及び第2セットと、第1拘束手段及び第2拘束手段と、を備えており、第1細長水平管及び第2細長水平管のそれぞれが、向かい合った第1端部及び第2端部を構成しており、垂直距離管が、第1細長水平管及び第2細長水平管を、相互に連結し、且つ、第1細長水平管及び第2細長水平管を、垂直状態で、間隔をあけて、平行な関係で、維持しており、実質的にはU字形状のホイールブラケット支持管状構造物が、外側に突出している2つの平行な管状端部部分を構成しており、ガイド手段の第1セットが、第1細長水平管を、その第1端部で、外側に突出している平行な管状端部部分の一方と、相互に連結しており、第2セットが、第2細長水平管を、その第1端部で、外側に突出している平行な管状端部分の他方と相互に連結しており、実質的にはU字形状のホイールブラケット支持管状構造物を、第1細長水平管及び第2細長水平管に対して水平にシフトすることが可能にしており、第1拘束手段及び第2拘束手段が、第1細長水平管及び第2細長水平管に対して、U字形状のホイールブラケット支持管状構造物をロックする。
垂直距離管は、第1細長水平管及び第2細長水平管をその第2端部で相互に連結している。
車いすフレームのサイド部分は、背もたれ固定部分を更に備えており、その背もたれ固定部分が、第1端部に隣接し又は第1端部にて、第1細長水平管に連結されている。
背もたれ固定部分が、第1細長水平管に対して、背もたれ固定部分を、再配置し且つロックするためのロック部分を有している。
ロック部分が、第1細長水平管に対して、U字形状のホイールブラケット支持管状構造物と、ロック部分とを、共にロックし且つ拘束するために、第1拘束手段と協動している。
第1拘束手段及び第2拘束手段のそれぞれが、雄型及び雌型のガイド手段の、第1及び第2セットに設けられた複数の孔と協動する、ボルトナット、ピン、又はロックピンを、備えている。
ロック部分が、多数の固定位置で、配置され、ロックされ、及び拘束されることを、複数の孔が可能としている。
前記形態のいずれか1つに記載の車いすは、車いすが、折り畳み可能なフレームと、1対の車輪及び1対の補助車輪と、車いすを利用している個人がその中に位置付けられる、シート及び背もたれと、を備えており、車輪は、車いすを立たせ且つ動かすことができるように、フレームに取り付けられており、シート及び背もたれが、フレームに固定されている。
(本発明の第3の形態)
車いすブレーキが、本体プレートと、ブレーキハンドルと、ブレーキ本体と、を備えており、ブレーキハンドルは、ブレーキハンドルが、第1位置と第2位置との間で枢動し、且つ、第1位置及び第2位置で拘束されるのを、可能とするために、第1枢動軸を構成している第1枢動ジョイントを用いて、本体プレートに対して枢動可能にジャーナルされており、ブレーキハンドルは、第1位置と第2位置との間のハンドルの枢動を、ブレーキ位置と非ブレーキ位置との間のブレーキ本体の枢動に、それぞれ変換するために、V字形状の凹部内に捕まっており、ブレーキ本体は、内側のV字形状の凹部とブレーキ接触面とを有しており、ブレーキ位置と非ブレーキ位置との間で、ブレーキ本体が枢動するのを可能とするために、第2枢動軸を構成している第2枢動ジョイントを用いて、本体プレートに対して枢動可能にジャーナルされており、ブレーキ位置において、ブレーキ接触面が、車いすの車輪のタイヤ部分に接触している。
ブレーキ位置において、ブレーキ接触面が、本体プレートの外周を超えて伸びており、非ブレーキ位置において、ブレーキ本体が、全体的に本体プレートの外周に設けられており、それによって、身体部分、又は、他の部分が、捕らえられないことが利点である。
第1枢動ジョイント及び第2枢動ジョイントのそれぞれが、ロックピン、ボルト、又はねじを、構成する。
前記形態のいずれか1つに記載の車いすは、車いすが、折り畳み可能なフレームと、1対の車輪及び1対の補助車輪と、車いすを利用している個人がその中に位置付けられる、シート及び背もたれと、を備えており、車輪は、車いすを立たせ且つ動かすことができるように、フレームに取り付けられており、シート及び背もたれが、フレームに固定されている。
(本発明の第4の形態)
車いすガジェットブラケットは、それぞれのガジェットホルダーの対応している数のシャフト又はロッドを、ガジェットブラケットに、取り付けることを、可能とする、複数の孔と、車いすガジェットブラケットが、車いすのフレームの支持面を受け取ることを、可能としている凹部と、備えており、取り付け孔は、車いすガジェットブラケットを、車いすのフレームに取り付けるのを可能としており、凹部は、任意的に、車いすガジェットブラケットが凹部110と支持表面112の間及び中に配置された、ケーブル、ワイヤー又は複数のワイヤーの損傷を、緩和することを、更に可能としている。
ガジェットは、例えば、卓上又はパームトップのパーソナルコンピュータ、iPOD、GPSレシーバー、携帯電話、MP3プレーヤー、MP3を備えた、又は備えていないラジオ、又はその結合、の1つである。
前記形態のいずれか1つに記載の車いすは、車いすが、折り畳み可能なフレームと、1対の車輪と、1対の補助車輪と、車いすを利用している個人がその中に位置付けられる、シート及び背もたれと、を備えており、車輪は、車いすを立たせ且つ動かすことができるように、フレームに取り付けられており、シート及び背もたれが、フレームに固定されている。
(本発明の第5の形態)
車いすのシート支持部は、車いすのフレームの向かい合った側管を構成している細長い側管のセットを備えており、その側管は、車いすに対してシートを取り付けるのに役立っており、これら管のそれぞれは、先端及び後端を構成しており、これら側管のそれぞれは、後端に隣接した下方の傾きを有している。管の下方の傾きは、通常は1〜8度の区間内にあり、最も好ましいのは5度であり、好ましくは、2、3、4、6及び7度である。
管の下方の傾きは、後端から10〜20cmの距離で設けられており、最も好ましい傾きは13cmであり、好ましくは、11、15、17及び19cmである。
取り付けている車いすシートは、シートのウェブの1対のケーシングが、側管の間で、ウェブを吊すことを可能としているフレームの1対の側管を受け取ることを、可能とする、1対の側管を、更に備えている。
前記形態のいずれか1つに記載の車いすは、車いすが、折り畳み可能なフレームと、1対の車輪及び1対の補助車輪と、車いすを利用している個人がその中に位置付けられる、シート及び背もたれと、を備えており、車輪は、車いすを立たせ且つ動かすことができるように、フレームに取り付けられており、シート及び背もたれが、フレームに固定されている。
本発明は、好ましい実施形態を組み合わせ、図面を参照して以下に更なる詳細を説明する。
図の至る所で、同じ参照符号が、同一の要素又は部品を示しており、本明細書において、それぞれ先の図面を参照して、以前に述べた部品又は要素と同一の部品又は要素は、同じ参照符号で示されている。しかしながら、個々に総合的な同じ目的を果たしている、上述した部品又は要素と異なった部品又は要素は、上述した部品又は要素と同じ整数値で示されているが、上述した部品又は要素と構造上の差異を識別するための印を付加している。
図1は、車いすの実施例の全体図である。車いす10は、いすに移動した又はただ置かれているときの患者又は人を、基本的に支持している。シート構成20及び背もたれ30は、患者の上半身部分を支持している。右の補助車輪40及び左の補助車輪41と連動し、左及び右タイヤ46を有する右車輪44及び左車輪45を用いて、車いす10を立たせ且つ動かすことができる。車いす10を、回転させるのを可能とするために、右の補助車輪40及び左の補助車輪41が提供されている。車いす10は、右車輪44及び左車輪45を回転させることによって、又は、ヘルスケアの人(看護師、医師等)の助けによって、又は、右ハンドル42及び左ハンドル43を用いて、車いす10を押す、引く、及び/又は、回転させることができる人によって、動くことができる。
車いすは、伸びた2つのホイールシャフト50(図4a及び4b参照)に対応しているブラケット内に及びブラケットから、車輪44及び45の1つにつき、1組のブラケットセット60を備えている。
右車輪44及び左車輪45と連動した右の補助車輪40及び左の補助車輪41の高さは、全体的に水平な車いすの傾斜を決定する。
図2は、車いすのフレーム部品の側面図である。剛性及び安定構造を得るために、車いす10は、基本的に支持管、すなわち、垂直支持管11、12、13、14及び2つの水平支持管、すなわち、低部支持管16及び支持管18の上側の対で作られたフレームを備えている。シート構成20は、支持管18の上側の対の上に置かれている。更に、垂直支持管11、12、13及び14は、少なくとも2つの横穴19を、それぞれ備えている。図5には、貫通孔が示されている。これらの孔、すなわち、支持管11及び12のそれぞれの1組の2つの孔19は、後の図の参照符号60で示された2つの対応しているホイールブラケットを用いて、右及び左車輪に設置し、且つ、固定するために用いられている。各ホイールブラケットにおいて、ホイールシャフトは、後の図において参照符号50で示されており、車輪が回転できるように、ブラケットの周りに設けられている。図に示されているように、車いすがその上に設けられた表面の上のシート20の高さは、調節可能であり、例えば、支持管11及び12に設けた、別の高い1組の孔19が用いられた場合は、表面の上のシート20の高さは、比較的下げられ、逆に、支持管11及び12に設けた、別の比較的低い1組の孔19が用いられた別の場合は、表面の上のシート20の高さは、比較的上げられる。車いすが立っている表面の上のシート20の最も高い位置を得るために、支持管11及び12に最も低く設けた1組の孔19が、ホイールブラケットの取り付けに利用される。
逆に、表面の上のシート20の最も低い位置を得るために、支持管11及び12に最も高く設けた1組の孔19が、ホイールブラケットの取り付けに利用される。
ホイールブラケットの2つの各取り付け孔において、後の図に参照符号70で示されるボルト、ピン、ロックピン、又は、割ピンが、ホイールブラケットに、2つの実質的には平行な支持管11及び12を、しっかりと固定するために利用されている。この原理は、もちろん、他のホイールのホイールブラケットが、表面の上の同じ高さで、車いすの反対側に取り付けられる時にも利用でき、すなわち、この第2車輪のためのホイールブラケットが、第1車輪のためのホイールブラケットの高さと、1対の対応している支持管上に同じ高さで、車いすの反対側に取り付けられる。
更に、車いすは、更なるフレーム部品、すなわち、一方のみが示され、背もたれ30がその上に設けられている、1組の管17を有している。
図3は、車輪を備えた車いすフレームの部分図である。剛性及び安定構造を得ることを記載したように、車いすは支持管、すなわち、垂直支持管及び水平支持管、で作られたフレームを備えている。更に安定な車いす構造を得るために、車いすは、はさみのようなフレーム又は連結システム51によって構成されている。更に、はさみのようなフレーム又は連結システム51を用いて、車いすは、輸送又は保管目的のためにコンパクトにでき、すなわち、車いすは、折り畳み式の車いすにでき、それによって、車いすは最小の空間を取る。
図4aは、表面に対して垂直に設けられた車いすの車輪を示している。図5a及び5bで詳細に説明されるホイールブラケット60を用いて、車いすの車輪は、2つの車輪が互いに平行に位置決めされるような方法で、2つの対応しているホイールブラケット60に設けることができる。そして、それ故、車いすの車輪は、車いすが置かれている表面に対して垂直に位置決めされる。この場合において、ホイールシャフト50は、表面に平行に設けられている。それは、表面に平行であるホイールシャフトと、それ故、平面又は表面(例えば、床又は表層土)に垂直である車輪は、すなわち、ホイールブラケット60及びその副部品が、支持管の上に、例えば、図2に示されている管11及び12に、取り付けられているという方法の結果である。
図4bは、ポジティブキャンバーの車いすの車輪を示している。図5a及び5bで詳細に説明されるホイールブラケット60を用いて、車いすの車輪は、2つの車輪がポジティブキャンバーで、すなわち、二つの車輪が互いに平行ではないように位置決めされるような方法で、2つの対応しているホイールブラケット60に設けることができる。この場合において、ホイールシャフト50は、ホイールブラケット60から外に伸びており、且つ、ホイールブラケット60内に取り付けられており、地面に対してわずかに傾斜させて設けられている。そして、それ故、ホイールシャフト50は、表面に対して厳密な平行から逸脱している。実際に、フレーム、例えば、図12に示す、垂直管11及び12に対して、ホイールシャフト50を比較的傾斜させているのは、ホイールブラケット60である。従って、ホイールシャフト50及びそれに関して車いすの車輪44のそれぞれが、角度47を有しているポジティブキャンバーで、設けられている。
平行に設けられた2つの車輪に比したときの、ポジティブキャンバーの利点は、車輪の支持を最大とすることである。これは、キャンバーを設けた2つの車輪が表面(地面、表面、床など)と接触する2点の間の距離が、平行に立っている2つの車輪が表面と接触している2点の間の距離よりも大きいからである。更に、特に、車いすの2つの車輪の2つの接触点を結んだ線の方向における極端な傾斜で、傾斜された、表面の上で、車いすが回転又は駐車する場合は、車いすが、ポジティブキャンバーを有している車輪を用いて表面の高い傾斜に抵抗することができる。従って、そのような車いすのポジティブキャンバーを有している車輪は、キャンバーのない車いすとは逆に、回転又は駐車した時に転倒する傾向がほとんど無いため、ほとんどの範囲で個人に更なる安全を提供する。それ故、この車いすは、オフロード用の使用を含めて、ほとんどの場所で使用され得る。
偏向は、一般的には、1〜10度の区間の角度47であり、好ましくは、3〜5度である。選択された偏向は、2つの車輪44及び45のそれぞれのキャンバー角47に厳密に対応している。
図5a及び5bは、ホイールブラケットの実施例を示している。ホイールブラケット60の副部品は、2対のシェル63を有しているホイールブラケット本体61から成っている。更に、ホイールブラケット60の上で且つ周囲に、ブラケット60の副部品であるスリーブ64が、固定され得る。ホイールブラケット本体61は、表面67と共に凹部66を有しており、好ましい実施形態のホイールブラケット本体61は、ホイールブラケット本体61に沿った、スリーブ64の4つの水平調節位置に対応するための4つの凹部66を有している。従って、スリーブ64は、ホイールブラケット60に沿って、特に、ホイールブラケット本体61に沿って、4つの位置で長手方向に、水平に、調節可能である。
それ故、車輪は、必然的に、スリーブ64の位置に付随するため、車輪44及び45は、車いすフレームに対して水平に、4段階且つ後方にオフセットさせることができ、すなわち、スリーブ64は、ホイールブラケット60の水平方向に沿って(4段階、且つ、後方に)取り外し、且つ、移動可能であり、ホイールブラケット60に対して固定できる。
向かい合って面している1対の凹部64に沿って置かれている、すなわち、ホイールブラケット本体の、上方及び下方に、対応している1対のナット及びボルト62が、ホイールブラケット本体61に、そして、それ故、ホイールブラケット60に、スリーブ64を固定するために用いられる。
ボルト、ピン、ロックピン又は割ピン70が、図2に示す、垂直支持管11、12、13及び14における少なくとも2つの横孔19に対応している孔の中に適合するように、作られている。これによって、2対のシェル63が、対応している垂直支持管対、例えば、図2で示すような管11及び12に、スリーブ64を備えたホイールブラケット60を固定するのに用いられている。この原理は、車いす10の上に両方の車輪44及び45を取り付けるために利用する。
スリーブ64上に、ホイールシャフト50のためのブラケット75(図4a及び4b参照)が備えられている。このブラケット75は、ホイールブラケット60に、ホイールシャフト50を固定するためのナット77を有している。このために、このブラケット75は、ホイールシャフト50の端部を受け取るための孔を有している。
ホイールシャフト50は、例えば、ねじ棒である。
ホイールブラケット本体61は、外側に傾斜して構成している接触面72に対して外側に平行に構成している接触面74を有している。図5aで示されているように、外側に平行に構成している接触面72は、図5bで表面67'に対して外側に傾斜して構成している表面74よりも表面67の近くに孔69を有している。
他方のスリーブ部64'が、内側に傾斜して構成している接触面を有しているのに対して、1方のスリーブ部75は、対応した内側に平行に構成している接触面を有しており、これらの接触面は互いに向かい合っている。
もちろん、ホイールブラケット本体61の両方で、互いに向かい合って平行に構成している接触面、及び、傾斜して構成している接触面は、交換されてもよい。表面の交換は、スリーブ64の内側の接触面に対応するために適用する。
傾斜させた接触面部分が設けられたとき、すなわち、スリーブ部分64の内側に傾斜して構成している接触面78が、ホイールブラケット本体61の外側に傾いて構成している接触面74に取り付けられたとき、ブラケット75の孔の、ホイールシャフト50の位置は、その場合において、結果として、車輪が垂直な状態、すなわち、図4aに示されているように、車いすが置かれた表面に対して正確に90度の状態を有することをもたらす。
傾斜させた面接触部分が、平行に構成されている接触面に設けられた場合は、結果として、ホイールシャフトの状態が、図4bに示されるように、ポジティブキャンバーを有することをもたらす。ここで、2つの場合が、同じ結果、すなわち、車輪がポジティブキャンバーを有することを可能とする。第1の場合では、すなわち、傾斜させた外側の面接触部分が、ホイールブラケット本体61に設けられ、それに対して、平行に構成している内側の面接触部分がスリーブ部に設けられている。第2の場合では、すなわち、傾斜した内側の面接触部分がスリーブ部に設けられ、それに対して、平行に構成している外側の面接触部分が、ホイールブラケット本体61に設けられている。
本発明に従った場合ではないが、図4bに示すのと反対に、車輪がネガティブキャンバーを有することを要求された場合、すなわち、図1、3、4a及び4bのホイールシャフト50の位置を比較したときのホイールシャフト50が、シート20のより近くに位置決めされた場合、スリーブ64を具備しているブラケット75は、ホイールブラケット60のホイールブラケット本体61に取り付ける前に、縦軸の周囲に180度回転せしめられなければならない。
例えば、これらの各部分(スリーブ64及びブラケット本体61)が、ABSで、又は、他の金属又はプラスチック形態から成型される場合、ブラケット本体61の孔69及びスリーブ64に付属して対応している類似形状の孔の目的は、材料コストを最小にし、且つ、ホイールブラケット60の軽量構造を得ることである。
ホイールブラケット本体61は、その表面67に縦の隆起68を有している。従って、スリーブ64は、ホイールブラケット本体61の外側の表面67の縦の隆起68に取り付けるように適合させたその内側の表面に、相補的な縦の隆起を有している。これによって、スリーブ64が、ホイールブラケット本体61に設けられた場合に、これら2つの協動している隆起が、ナット及びボルト62を用いて固定された場合に、スリーブ64が、相対的にブラケット本体61に沿って、及び、特に、周囲ではないが、動くのを避けるために、取り付け位置を維持するのを助けている。
図5cは、3つの位置における、出願人のホイールブラケットの3つの可能な適用を示している。一般的に、ホイールシャフト50が、フレーム部分、例えば、図12に示すような、ホイールブラケット60が設けられている管に対して、管を超えて又は上に設けられることができる。図12の例に関しては、ホイールシャフト50が、フレーム部を超えて設けられている。
第1の適用は、すなわち、表面に対して車輪が垂直であるための0度キャンバーであり、ホイールブラケット60が、上向きの矢印表示6で設けられている。シェル7の内面1は、ブラケット本体61の外面2に取り付けられている。シェル7は、車いすから離れて面しているように取り付けられている。ホイールシャフト50は、車いすのフレーム部分に対して、超えて又は下に、取り付けられることができる。
第2の適用は、すなわち、車輪の好ましい3度キャンバーであり、ホイールブラケット60が、上向きの矢印表示6で設けられている。シェル7の表面1は、ブラケット本体61の外面4に、取り付けられている。シェル7は、車いすから離れて面しているように取り付けられている。ホイールシャフト50は、車いすのフレーム部分に対して、超えて又は下に、取り付けられることができる。
第3の適用は、すなわち、車輪のネガティブな3度キャンバーであり、ホイールブラケット60が、下向きの矢印表示6で設けられている。シェル7の表面1は、ブラケット本体61の外面4に、取り付けられている。シェル7は、車いすから離れて面しているように取り付けられている。ホイールシャフト50は、車いすのフレーム部分に対して、超えて又は下に、取り付けられることができる。
3つの適用に関して、シェル7は、代わりに、車いすに面するように取り付けられることが、更に可能である。
図6及び7は、車いすのブレーキ構成の実施例を示している。ブレーキハンドル82、例えば、ロッド又は管は、2つの静止位置の間で動かされることができる。2つの静止位置は、ブレーキ位置及び非ブレーキ位置であり、後者は、希望した場合に、車輪が回転することができる。ブレーキハンドル82は、2つの静止位置に対応している第1位置と第2位置との間で、ブレーキハンドル82が、枢動、且つ、拘束されることができるための第1枢動軸を構成している第1枢動ジョイント90を用いて、本体プレート85に対して枢動可能にジャーナルされている。
第1枢動ジョイント90は、枢動することが可能なように、ロックピン又はねじで構成されている。
ブレーキ構成は、ブレーキハンドルロッド82から離れており、上方脚部板84と、本体プレート85と、下方脚部板86と、を有しているブレーキブラケット80によって構成されている。本体プレート85の上に、且つ、その平面と平行に、V字状の板又はブレーキ本体89、89'及び89''が備えられている。このような板のブレーキ本体89は、内側にV字状の凹部を有している。
本体プレート85は、ノッチ81を有しており、ブレーキハンドル82は、ノッチ内の2つの拘束位置、ブレーキ位置とその自由位置(すなわち、非ブレーキ位置)との間を、ブレーキ本体89、89'及び89''を動かすように、動くことができる。ブレーキ位置において、(V字状の板89の右半分89''上の)ブレーキ接触面87は、車輪46に対応しているタイヤ部分に接触しており、それによって、この車輪が、接触に伴ったブレーキ力のために、回転しないようにせしめられている。ハンドルバーが、ブレーキ方向、又は、自由な非ブレーキ方向のどちらかの力に、この板85を、従属させる場合の、第1枢動ジョイント88のように、ブレーキ本体89、89'及び89''が、枢動中心88の周りを枢動する。この枢動中心88は、枢動機構部分、ロックピン又はねじが、ブレーキ本体89、89'及び89''と本体プレート85とを結合することが可能なように、ロックピン、又はねじで構成されている。
ブレーキハンドル82が、非ブレーキ位置、すなわち、自由位置、に置かれるように動かされた場合に、ブレーキ本体89、89'及び89''の右半分89''(ブレーキ接触面87を有している部分)は、本体プレート85の外側輪郭の内側に設けられ、すなわち、この状況において、V字状の板89の位置が、下方脚部板86の後方面にあるのを保証するように作られている。これによって、手、例えば、現在ブレーキをかけていない車輪に接線分力を従属させる他の身体肢、又は、衣服が、車輪と、ブレーキ本体89、89'及び89''、又は、本体プレート85と、の間で捕まえられることができないことが保証されている。
更に、例えば、V字状の板のような、ブレーキ本体89、89'及び89''の構成のために、このプレートの左半分89'は、ブレーキハンドルの位置に関係なく、本体プレート85の外側輪郭内に、常に、保持されることが保証されている。これによって、個人の衣服が、V字状の板のこの部分89'によって捕まえられないことを保証している。
言い換えると、ブレーキ本体は、ブレーキ本体が、ブレーキ位置と非ブレーキ位置との間で、枢動するのを可能とするために、第2枢動軸を構成している第2枢動ジョイント88を用いて、本体プレート85に対して枢動可能にジャーナルされており、ブレーキング位置において、ブレーキ接触面87が車いすの車輪44、45のタイヤ部分に接触する。ブレーキハンドル82は、第1位置と第2位置との間のハンドル82の枢動を、ブレーキ位置と非ブレーキ位置との間のブレーキ本体の枢動に、それぞれ変換するために、V字状の凹部内に、捕まっている。
ブレーキ位置において、ブレーキ接触面87は、本体プレート85の外周を超えて伸びており、更に、逆に言えば、非ブレーキ位置において、ブレーキ本体89は、全体的に本体プレート85の外周に設けられており、それによって、手、他の身体肢又は衣服が、ブレーキ本体89と車輪45又は45との間で捕まえられることはない。
図8及び9は、車いすのためのガジェットブラケットの実施例を示している。ブラケット100は、娯楽道具102、例えば、(卓上又はパームトップの)パーソナルコンピュータ、iPOD、GPSレシーバー、携帯電話、MP3プレーヤー、MP3を備えた、又は備えていない、又はそれらに対応しているホルダー103にMP3プレーヤーを任意に備えたラジオ、を保持するためのブラケットである。しばしば、そのようなホルダー103が、ガジェットと共に配布される。
ブラケット100は、車いす10のフレーム112、例えば、垂直又は水平支持管、又は、肘掛けに、ねじ又はボルトナットを用いて、取り付けることができる。ブラケット100の孔104は、ねじ又はボルトが、車いす10のフレーム112に、それの中に且つそれを通して、取り付けることが可能な寸法の、直径を有している。
ブラケットは、ロッド又はシャフトを有しているホルダー103を受け取るための、2つの貫通孔106、108を有しており、ホルダー103は、これら2つの孔106及び108で受け取られることができる。
そのようなホルダー103上に又は内に、ガジェット102、例えば、パーソナルコンピュータ、iPOD、GPSレシーバー、携帯電話、MP3プレーヤーが、置かれる及び/又は固定されることができる。
更に、ブラケットは、凹部110を有している。凹部110は、ブラケット100が支持面112(例えば、車いすのフレーム部分)の一部を受け取るようにできる。
その代わりに、又は、更に、凹部110は、車いすの利用者が、ケーブル、線又はワイヤーの束をその中に置くことができる。それによって、ケーブル、線及びワイヤーが凹部110内、且つ、凹部110と支持表面112との間で、固定され、且つ、損傷を緩和することができる。
図10は、車いすの背もたれ構成の実施例である。図2に示すように、1組のみが示されている、1組の管17の上に、背もたれ30が取り付けられている。この取り付けは、ガードル又はバンド34を用いて行われ、ガードル又はバンド34は、管状の支持部20の周囲に巻かれている。
例えば、取り付けの前及び取り付け中に、2つのハンドル42及び42が取り外されることが、有利になり得る。背もたれ30の上には、自由な又は固定された1対のクッションが、これらのクッションに面している背中の部分の支持のために固定されている。これらのクッションは、ベルクロテープ、又は、ばね錠、又は、他の取り外し可能な固定の目的を達成する固定手段を用いて、背もたれ30に取り外し可能、且つ、固定可能である。更に、車いすの背もたれ構成は、2つの目的を有しているガードル又はバンド34を、備えている。2つの目的は、1組の管17(図2参照)の上に、更に背もたれ30を固定すること、及び、車いすを利用している個人の背中の小部分を称した腰を支持することである。
背もたれ30は、折り畳み可能なウェブで作られている。これは、車いすが、背もたれを取り外すことなく折り畳むことが可能な場合に必要である。この材料は、例えば、共に結合された、又は、縫われたネットの層であり、個人の背中がそれを通して風通しをよくできるという利点がある。すなわち、暖めた身体又は汗からの湿気及び暖かさが、ネットの孔を通して、それから離れて、簡単に逃げることができる。
図11は、車いすのシート構成の実施形態である。シート20は、2つの折り畳み可能なウェブ部、折り畳み可能な前ウェブ部21と、折り畳み可能な後ウェブ部26と、で作られている。シートの後ウェブ部26は、車いすに座っている個人の坐骨の下の圧力を逃がすために、前ウェブ部21の可撓性に比して、5〜50%程度、例えば、5〜40%、5〜30%、好ましくは、5〜25%、又は、25〜50%、又は、5〜10%、10〜15%、15〜20%、20〜25%、25〜30%、30〜35%、35〜40%、40〜45%、又は、45〜50%だけ、高い可撓性を示している。
折り畳み可能な前ウェブ部21及び折り畳み可能な後ウェブ部26は、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリアミド、ナイロン、綿繊維、羊毛繊維、又は、類似植物又は動物繊維、又は、それらの又は類似の組み合わせを具備している、ポリマー又は天然繊維ウェブ材料のような、適切な材料から作ってもよいし、前ウェブ部及び後ウェブ部は、同一の又は異なった材料、好ましくは、上記好ましい実施形態の後ウェブ部の上記高可撓性要件を充足した材料から作ってもよい。
ウェブ材料又は各ウェブ部の材料は、共に結合された、又は、縫われたネットの層によって有利に構成されており、個人の尻がそれを通して風通しをよくできるという利点を有しており、すなわち、暖めた身体又は汗からの湿気及び暖かさが、ネットの孔を通して、ネット及び身体から離れて、簡単に逃げることができる。
シート20上の自由な又は固定された1対のクッション22及び24は、これらのクッションに面している臀部の部分の支持のために固定されている。これらのクッションは、ベルクロテープ、又は、ばね錠を用いて、又は、他の取り外し可能な固定の目的を達成する固定手段を用いて、シート20に、取り外し可能且つ固定可能である。更に、シートには、1対のケーシング28が備えられている。これは、シートを取り付けることがシート支持構造に役立つように、適用されている。支持管18の上側の対のそれぞれの上には、別の管15(図2参照)を、それらと平行に取り付けることができる。1対のケーシング28が、1対の管15に押し込まれた場合に、シート材料又はウェブが、2つの管15の間に取り付けられる。
あるいは、シート材料の一部分として、1対のケーシング28は、1対の管15の全面に押しつけられる。
従って、両方の場合において、シートは、2つの管15の間で吊されている。あるいは、2つの管18は、2つの管15を再配置でき、その後、すなわち、ウェブが、これら2つの管15の間で取り付けられている場合において、これら2つの細長管18を、単に適用することができる。
それらに対応している支持管18に平行であることを記載したように、対応している支持管18と関連して使用される場合に、各管15が取り付けられる。
取り付け、すなわち、管15と支持管18との間の距離は、図2に示すような3つのスペーサーの形式の適合を用いて作られる。
あるいは、管15及び支持管18の互いの取り付けは、板を与えている3つの単なる長方形の空間の形式の適合を用いて作られている。
または、管15は、そのような目的の技術分野で知られているばね錠を用いて、支持管18を(の上を)掴むことができる。
全ての場合において、クッションを備えたシート20が、もしあれば、支持管18の上側の対の上に載っている。
記載した折り畳み可能なウェブは、シート20を加熱することなく、車いす10を利用している個人の背中が暖かくなるようにできる、換気口を、有している孔をあけた材料で、作られている。
シートは、向かい合った前端縁及び後部縁、及び、向かい合った側部端を構成している。
記載したように、シートは、1対のケーシング28を備えており、その1対のケーシング28は、ウェブが1対のケーシング内に、車いす10のフレームの1対の側管15又は(15が省略された場合)18のそれぞれの側管を受け取ることを可能とする。
クッション32は、その前縁及び互いの鏡像によって、ウェブに対して再配置可能である。各クッションは、水非浸透性材料である外部カバーを有しており、その材料は好ましくは洗浄可能である。
協動するバリ形固定手段、又は、永久的な又は非永久的な、結合剤又は接着剤のような、協動する拘束手段を用いて、クッションを、再配置可能である。
クッション32のこれらの特性は、クッション22及び24にも適用する。しかしながら、それらのクッションは、示されているようなL形状である。
撥水性材料のメッシュはウェブを構成しており、メッシュは、バリ形固定手段の一部分を構成している。
車いすのシート部分のデザインは、他の車いすと比較した機能的な観点から、2つの主に異なった特徴を有しており、その特徴は、1)シート管15、及び/又は、20を水平方向に傾けていることと、2)弾性と換気を結合させた形状のシート、である。
特に、車いす10のシート20支持部は、車いす10のフレームの向かい合った側管を構成している1組の細長い側管15又は18を備えている。これらの側管は、車いす10に対してシート20を取り付けるのに役立つ。
シートの材料がその間で、且つ、その上に吊されている、これら管のそれぞれは、シート20の前端及び後端を構成している。
これら側管のそれぞれは、後端に隣接した下方の傾きを備えている。そのために、車いすのシート20を利用している個人の後部が、シート20の前部24に比したときに、後部26上で低く座らされる。
管の下方の傾きは、通常は1〜8度の区間内にあり、最も好ましいのは5度であり、好ましくは、2、3、4、6及び7度である。
管の下方の傾きは、後端から10〜20cmの距離で設けられており、最も好ましい傾きは13cmであり、好ましくは、11、15、17及び19cmである。
人の身体がいすに座るときは、人は、硬い骨、骨格、及び、筋肉の組み合わせであるから、異なった形態の支持を有する必要がある。更に、座っているときに、骨格は、部分的に、身体を貫通し、シート表面と骨格との間で薄い織物層を有しており、それが、シート領域の後部26に適用される。人は、大上下肢骨とシートとの間で筋肉を有しており、これらは、シート領域の前部24に座っているときに支持されている。身体を通って浸透している部分は、まず第1に、いわゆる坐骨と称される、坐骨結節である。骨盤の傾き及び坐骨の支持によって、仙骨が、シート表面と同様に接触する。
骨盤の前で、私たちは大腿、足の上部骨を有している。この骨は、筋肉によって覆われており、筋肉組織が身体から荷重を受けるので、ほとんど全く圧力を有しない。
骨盤領域の組織の損傷を防ぐために、軟質、且つ、可撓性支持部を提供することが重要であり、その支持部は、換気と結合して可能な限り大きい面積にわたって、重量配分を可能とする。そうでない場合は、床擦れの危険性が急激に増加する。重量配分は、最も弱い部分、坐骨結節及び仙骨、に圧力をほとんど与えない。一方、換気は加熱と湿気を減少させる。通常の身体の発汗と相まった高温は、組織を弱くさせ、床擦れの危険性を増加させる。
以下は、図11aを参照する。
坐骨結節の突出部分は、左側でここに示されているように7.5cmである。それは、平均測定値である。
坐骨結節に対する、最も後部の低い背骨と仙骨の中間との間の通常の距離は、大人で11〜15cmとの間である。
坐骨は、座っているときに最も低い部分であるので、それらは、垂直線内の空間を与え、大きな接触面積を提供することが重要である。それは、後部を低くするべきであるということを意味している。
以下は、図11bを参照する。
一方、シートの前部は、太ももが突出することなく、筋肉で覆われるように高くする必要がある。
車いすのシートのデザインの重要性は、すなわち、坐骨のために空間をあけることである。
シートフレーム上で、すなわち、1組の水平管15又は18上で、それらは適用され、5度の傾きで、且つ、背もたれ管17から、すなわち、シートの後端から13センチメートルの場所に置かれている。シート管の最も低い部分は、より低くなる。
クッションの後部は、ネット/メッシュの弾性バージョンで作られている。
太ももの位置決め及び支持のために、シートの前方部は、U字形状のデザインである。それは、高水準を達成するために十分なように1.5cmの発泡体を詰め込まれており、シートの前方部分は、車いす10を利用している個人の異なった身体比率に同じように対応するように、5cmの差で深さ調節が可能である。
換気及び重量配分のために、
1)シートの後方部は、ネット/メッシュを有しており、それを介して空気が通り抜けることができ、
2)ネット/メッシュの弾性が、同様で均一に体重を分散するのを助け、
3)身体の重量配分を更に促すために、シートの前方部分は、より高い。このシートの人間工学の形状は、人の身体の骨格の基礎の完全な輪郭を作り出す。
シート20に関して上述した材料特性は、同様に、背もたれ30に適用してもよく、例えば、背もたれ30ウェブが、同様にネット/メッシュの弾性バージョンから作ることができる。
図12、13、14及び15は、車いすのフレーム構成の実施例を示している。これらの図は、ホイールブラケットがどのように車いすに固定できるか、を示している。ホイールブラケット60が、車いすのフレームに、どのように及びどの方向で、固定されるのに応じて、ホイールブラケット60の一部であるブラケット75の外側に伸びているホイールシャフト50が、それに応じて、相対的に設けられている。
図12に示したように、ブラケット75が取り付けられたスリーブ64(スリーブ64及びブラケット75は、どちらもブラケット60の副部品である)は、ホイールシャフト50が、いすの後部の相対的に近くで、ホイールブラケット本体61の重心を超えて設けられるような、位置に置かれる(図5a及び5b参照)。
図13に示すように、別のフレーム構成が適用されている。ブラケット60は、1つの垂直に方向を合わせたフレーム部にのみ設けられており、ブラケットは、ホイールシャフト50が、いすの後部に相対的に近い位置におかれるように、方向を合わせられている。図に示したように、4つのボルトナットが、ブラケット60をフレームに固定するために利用されている。
図14に示したように、更に別のフレーム構成が適用されている。特に、この図は、車いすの駆動車輪を支持するための車いすのサイド部分を示している。
サイド部分120は、2つの水平管121及び122を備えている。これらの管は向かい合った端部123及び124を有している。
更に、車いすのサイド部分は、第1細長管121及び第2細長管122を相互に連結させている、垂直距離管14'''を有している。それ故、垂直距離管14'''は、第1細長管121及び第2細長管122を、垂直に保持し、互いに離れて且つ平行な関係で間隔をあけている。
好ましい実施形態に示されたように、垂直距離管14'''は、それらの1対の第2端部124で、第1細長管(121)及び第2細長管122を相互に連結させている。
更に、図の左側の、車いすのサイド部分は、実質的には、平行で外側に突出している2つの管状端部127及び128を構成しているU字形状のホイールブラケット支持管状構造物126を有している。
U字形状のホイールブラケット支持管状構造物126の上で、ホイールブラケット60が固定できる。それに応じて、ブラケット60の後ろで、U字形状の管状構造物126の垂直部に沿って、ホイールのシャフト50が、再配置可能である。
車いすのサイド部分は、雄型及び雌型のガイド手段の、第1及び第2セットを適用している。雄型及び雌型のガイド手段の第1セットは、その第1端部123で、第1細長水平管121を、平行で外側に突出している2つの管状端部127及び128の一方の127と、相互連結させている。
雄型及び雌型のガイド手段の第2セットは、その第1端部123で、第2細長水平管122を、平行で外側に突出している2つの管状端部127及び128の他方の128と、相互連結させるように適用されている。これらの結合は、実質的には、U字形状のホイールブラケット支持管状構造物126を、第1細長水平管121及び第2細長水平管122に対して水平にシフトすることを可能とする。
第1細長水平管121及び第2細長水平管122に対して、U字形状のホイールブラケット支持管状構造物をロックするために、車いすのサイド部分は、第1拘束手段130及び第2拘束手段131を有している。例のように、拘束手段130及び131のそれぞれは、ボルトナット、ピン又はロックピンである。ボルト又はピンは、雄型及び雌型のガイド手段の、第1及び第2セットに設けられた複数の孔と、協動する。
これらの孔は、ロック部分135と、U字形状のホイールブラケット支持管状構造物126と、を多数の固定位置で位置決めし、ロックして、最終的には拘束することを可能とする。それ故、ホイールブラケット60は、多数の固定位置で拘束され得る。従って、ホイールシャフト50、及び、それ故、車輪を、多数の固定位置で拘束できる。
車いすサイド部分は、更に、背もたれ固定部17'''部分を、有している。この背もたれ固定部17'''は、図に示すような例1において、管端123に隣接した第1細長水平管121に結合されている。
その代わりに、すなわち、例2では、背もたれ固定部17'''は、管121の第1端部で第1細長水平管121と結合されている。
しかしながら、例3では、背もたれ固定部17'''部分を、図に示した物と比較して、更に図の右側に、すなわち、更に、管121の第2端部124に隣接して結合されることも可能である。
背もたれ固定部17'''部分は、ロック部分135を有している。ロック部分は、上記3例で示したように、水平管121に対して、背もたれ固定部17'''部分を再配置且つロック可能とするために備えられている。
ロック部分135は、第1拘束手段130と協動する。これによって、ロック部分135は、水平管121に対して、U字形状のホイールブラケット支持管状構造物126と、ロック部分135と、を共にロックし、拘束している。
示されたサイド部分、例えば、右サイド部分は、車いすの他方のサイド部分(すなわち、左サイド部分)を得るために鏡に映される。
ブラケット60は、垂直に方向付けられたフレーム部分の1つにのみ設けられており、ブラケットは、上述の図と比較したときに、ホイールシャフト50が、更に離れて、すなわち、車いすの後部に関して、更に離れて設けられるように、方向付けられている。図に示したように、任意にナットを備えた4つのボルトが、ブラケット60をフレーム部分126、すなわち、U字形状のホイールブラケット支持管状構造物に固定するために利用されている。
図15に示したように、更に別のフレーム構成が適用されている。ブラケット60は、垂直に方向付けられたフレーム部分の1つにのみ設けられており、ブラケットは、上述の図に比較したときに、ホイールシャフト50が、近くに、すなわち、車いすの後部に更に隣接して設けられるように方向付けられている。図に示したように、任意にナットを備えた3つのボルトが、ブラケット60をこのフレーム構成に固定するために適用されている。
一般的に、それが、図1と同様に、図12、13、14及び15に適用され、ブラケット60は、それが、示された垂直フレーム部分に沿ってどの位置にも固定できるように設けられているか、あるいは、ブラケット60は、再配置可能である。あるいは、(ブラケット60の一部としてスリーブに設けられた)ホイールシャフト50の高さ又は距離は、表面を超えないで、シート構成20の位置に対して、及び、車いすのフレームに対して調節可能である。このように、表面より上のシート高さは、上向き、又は、下向き方向に調節できる。これは、表面に対するシート20の高さが、車いすを利用している人の高さに適合するように調節可能なため、非常に実用的である。例えば、背の高い人にとって、シート20の位置が、相対的に高く置かれるように固定できるのに対して、背の低い人又は子供にとって、シート20の位置が、車いすが置かれた表面に近くなるように調節できる。あるいは、この子供にとって、より簡単に足を地面(表面)につくことができる。
本明細書において、上、下、頭、底、水平、垂直等のような用語は、特に示されていなければ、実質的には平面及び水平に支持されている面に置いている車いすの通常の方向又は位置に関することを意味している。
車いすの実施例の全体図である。 車いすのフレーム部品の側面図である。 車輪を備えた車いすフレームの部分図である。 表面に垂直に設けられた車いすの車輪を示す。 ポジティブキャンバーの車いすの車輪を示す。 ホイールブラケットの実施例である。 ホイールブラケットの実施例である。 ホイールブラケットの実施例である。 車いすのブレーキ構成の実施例を示す。 車いすのブレーキ構成の実施例を示す。 車いすのためのガジェットブラケットの実施例を示す。 車いすのためのガジェットブラケットの実施例を示す。 車いすの背もたれ構成の実施例である。 車いすのシート構成の実施例である。 身体が、どのように席に座るかを示す。 身体が、どのように席に座るかを示す。 車いすのフレーム構成の実施例を示す。 車いすのフレーム構成の実施例を示す。 車いすのフレーム構成、特に、車いすの駆動車輪を支持するための車いすの側部の実施例を示す。 車いすのフレーム構成の実施例を示す。

Claims (14)

  1. 車いす(10)ホイールブラケット(60)であって、
    車いす(10)のフレームに固定される第1部分と、
    車輪(44、45)の1つのホイールシャフト(50)を支持する第2部分と、を備えており、
    前記第1部分が、向かい合った第1及び第2接触面の第1セットを構成しており、
    前記第1接触面、又はその代わりに、前記第2接触面が、固定面を構成している前記フレームに対して、相対的に、外側に面することができるように、前記第1部分が、前記フレームに対して再配置可能であり、
    前記第2部分が、向かい合った第3及び第4接触面の第2セットを構成しており、
    前記第3接触面、又はその代わりに、前記第4接触面が、前記第2部分によって、前記固定面と結合され且つ前記固定面に対して固定されるようになっており、
    向かい合った接触面の前記第1及び第2セットの少なくとも1つが、非平行な接触面のセットを構成しており、
    前記第2セットの前記表面の1つを、前記第1セットの前記表面の1つに、接触させている、少なくとも1つの組合せが、車輪の非キャンバー状態を提供しており、
    前記第2セットの前記表面の1つを、前記第1セットの前記表面の1つに、接触させている、別の組合せが、車輪のポジティブキャンバー状態を提供している、ことを特徴とする車いす(10)ホイールブラケット(60)。
  2. 前記第1部分が、ホイールブラケット(60)を1対の支持管(11、12)に取り付けるための、2対のシェル(63)を有するホイールブラケット本体(61)を、構成しており、
    前記第2部分が、ホイールブラケット本体(61)に取り付けられたスリーブ(64)を、構成しており、
    前記スリーブ(64)が、車いす(10)のそれぞれの車輪(44、45)の前記ホイールシャフト(50)を、取り付け且つ支持するための、ブラケット(75)を、有している、請求項1記載のホイールブラケット(60)。
  3. ホイールブラケット本体(61)が、前記スリーブ(64)の相補的な縦の隆起との協動した係合のための、縦の隆起を備えている、請求項2記載のホイールブラケット(60)。
  4. 折り畳み可能なフレームと、
    1対の車輪(44、45)及び1対の補助車輪(40、41)と、
    車いす(10)を利用する個人がその中に位置づけされる、シート(20)及び背もたれ(30)と、を備えており、
    前記車輪が、車いす(10)を立たせ且つ動かすことができるように、フレームに取り付けられており、
    前記シート(20)及び背もたれ(30)が、前記フレームに固定されている、前記請求項のいずれかに記載の車いす(10)。
  5. 車いすの駆動車輪を支持するためのサイド部分を有している車いすフレームであって、
    第1細長水平管(121)及び第2細長水平管(122)と、
    垂直距離管14'''と、
    実質的にはU字形状のホイールブラケット支持管状構造物(126)と、
    雄型及び雌型のガイド手段の、第1及び第2セットと、
    第1拘束手段(130)及び第2拘束手段(131)と、を備えており、
    第1細長水平管(121)及び第2細長水平管(122)のそれぞれが、向かい合った第1端部(123)及び第2端部(124)を構成しており、
    垂直距離管14'''が、前記第1細長水平管(121)及び第2細長水平管(122)を、相互に連結し、且つ、前記第1細長水平管(121)及び第2細長水平管(122)を、垂直状態で、間隔をあけて、平行な関係で、維持しており、
    ホイールブラケット支持管状構造物(126)が、外側に突出している2つの平行な管状端部部分(127、128)を構成しており、
    前記ガイド手段の第1セットが、前記第1細長水平管(121)を、その前記第1端部(123)で、外側に突出している平行な前記管状端部部分(127、128)の一方(127)と、相互に連結しており、
    前記ガイド手段の第2セットが、前記第2細長水平管(122)を、その前記第1端部(123)で、外側に突出している平行な前記管状端部部分(127、128)の他方(128)と、相互に連結しており、
    前記ガイド手段の第2セットが、実質的には前記U字形状のホイールブラケット支持管状構造物(126)を、前記第1細長水平管(121)及び第2細長水平管(122)に対して、水平にシフトさせることを可能にしており、
    第1拘束手段(130)及び第2拘束手段(131)が、前記第1細長水平管(121)及び第2細長水平管(122)に対して、前記U字形状のホイールブラケット支持管状構造物をロックするものであることを特徴とする、車いすフレーム。
  6. 前記垂直距離管(14''')が、前記第1細長水平管(121)及び第2細長水平管(122)をその第2端部(124)で相互に連結している、請求項5記載の車いすフレーム。
  7. 背もたれ固定部(17)部分を更に備えており、前記背もたれ固定部が、その前記第1端部(123)に隣接し又は前記第1端部(123)にて、前記第1細長水平管(121)に連結されている、請求項5又は6に記載の車いすフレーム。
  8. 前記背もたれ固定部(17)部分が、前記第1細長水平管(121)に対して、前記背もたれ固定部(17)部分を、再配置し且つロックするためのロック部分(135)を有している、請求項5〜7のいずれかに記載の車いすフレーム。
  9. 前記ロック部分(135)が、前記第1細長水平管(121)に対して、前記U字形状のホイールブラケット支持管状構造物(126)と、前記ロック部分(135)とを、共にロックし且つ拘束するために、前記第1拘束手段(130)と協動している、請求項8記載の車いすフレーム。
  10. 前記第1拘束手段(130)及び第2拘束手段(131)のそれぞれが、雄型及び雌型のガイド手段の、第1及び第2セットに設けられた複数の孔と協動する、ボルトナット、ピン、又はロックピンを、備えている、請求項5〜9のいずれかに記載の車いすフレーム。
  11. 前記ロック部分(135)が、多数の固定位置で、配置され、ロックされ、及び拘束されることを、前記複数の孔が可能としている、請求項5〜10のいずれかに記載の車いすフレーム。
  12. 車いす(10)ブレーキであって、
    本体プレート(85)と、ブレーキハンドル(82)と、ブレーキ本体(89、89'、89'')と、を備えており、
    前記ブレーキハンドル(82)は、前記ブレーキハンドル(82)が、第1位置と第2位置との間で枢動し、且つ、第1位置及び第2位置で拘束されるのを、可能とするために、第1枢動軸を構成している第1枢動ジョイント(90)を用いて、前記本体プレート(85)に対して枢動可能にジャーナルされており、
    前記ブレーキハンドル(82)は、前記第1位置と第2位置との間の前記ハンドル(82)の枢動を、前記ブレーキ位置と非ブレーキ位置との間の前記ブレーキ本体の枢動に、それぞれ変換するために、V字形状の凹部内に捕まっており、
    ブレーキ本体(89、89'、89'')は、内側のV字形状の凹部とブレーキ接触面(87)とを有しており、ブレーキ位置と非ブレーキ位置との間で、ブレーキ本体が枢動するのを可能とするために、第2枢動軸を構成している第2枢動ジョイント(88)を用いて、前記本体プレート(85)に対して枢動可能にジャーナルされており、ブレーキ位置において、ブレーキ接触面(87)が、車いすの車輪(44、45)のタイヤ部分に接触しており、
    ブレーキ位置において、前記ブレーキ接触面(87)が、前記本体プレート(85)の外周を超えて伸びており、非ブレーキ位置において、前記ブレーキ本体が、全体的に本体プレート(85)の外周に設けられていることを特徴とする、車いす(10)ブレーキ。
  13. 前記第1枢動ジョイント(90)及び第2枢動ジョイント(88)のそれぞれが、ロックピン、ボルト、又はねじを、構成している、請求項12記載の車いす(10)ブレーキ。
  14. 折り畳み可能なフレームと、
    1対の車輪(44、45)及び1対の補助車輪(40、41)と、
    車いす(10)を利用する個人がその中に位置付けられる、シート(20)及び背もたれ(30)と、を備えており、
    前記車輪が、車いす(10)を立たせ且つ動かすことができるように、フレームに取り付けられており、
    前記シート(20)及び背もたれ(30)が、前記フレームに固定されていることを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載の車いす(10)。
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