JP2007158991A - 動き検出回路及び輝度信号色信号分離回路 - Google Patents
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Abstract
動き検出を実現する。
【解決手段】複合カラーテレビジョン信号(VS0)ならびにその遅延信号(VS1)の差分(11)を演算し、該差分から低域成分及び色副搬送波周波数付近の周波数成分を抽出し(12、13)、これらを合成して動き検出信号を生成する(15)。複合カラーテレビジョン信号(VS0)及びその遅延信号(VS1,VS1)から、各画素の信号に動きが少ないほど又は検出された色副搬送波周波数付近の輝度信号で構成される斜め縞成分が大きいほど大きい高域輝度成分を抽出し(14)、抽出された高域輝度成分が大きいときに、動き検出信号を小さくする。
【選択図】図1
Description
一方、特許文献2に記載の技術では、メモリの容量は1フレーム分で良いが、クロマ相関により、動き検出を行っているため、検出性能が低いと言う問題があった。
複合カラーテレビジョン信号ならびに上記複合カラーテレビジョン信号を所定のフレーム期間だけ遅延した遅延信号を入力とし、上記複合カラーテレビジョン信号と上記遅延信号の差分を演算し、該差分を表す差分信号を出力する差分演算回路と、
上記差分演算回路から出力される差分信号から、色副搬送波周波数以下の低域成分を抽出する低域通過フィルタと、
上記差分演算回路から出力される差分信号から色副搬送波周波数付近の周波数成分を抽出する帯域通過フィルタと、
上記複合カラーテレビジョン信号と上記遅延信号とを入力とし、高域輝度成分を抽出する高域輝度成分抽出回路と、
上記低域通過フィルタの出力信号と上記帯域通過フィルタの出力信号を合成して動き検出信号を出力する動き検出信号生成回路とを備え、
上記動き検出信号生成回路は、上記高域輝度成分抽出回路で抽出された高域輝度成分に基づき、上記動き検出信号の大きさを変える
ことを特徴とする動き検出回路を提供する。
図1はこの発明の実施の形態1の動き検出回路10を示すブロック図である。図示の動き検出回路10は、NTSC複合カラーテレビジョン信号の動きを検出するものであり、差分演算回路11と、低域通過フィルタ(LPF)12と、帯域通過フィルタ(BPF)13と、高域輝度成分抽出回路14と、動き検出信号生成回路15とを有する。
高域輝度成分抽出回路14は、複合カラーテレビジョン信号VS0と遅延信号VS1を入力とし、高域輝度成分を抽出する。
動き検出信号生成回路15は、LPF12の出力信号とBPF13の出力信号を受け、かつ高域輝度成分抽出回路14の出力に基づいて、動き検出信号MFを生成し、出力する。
フレーム間静止判定回路40は、差分演算回路41と、絶対値回路42と、判定回路43と、孤立点除去回路44とを有する。
色副搬送波周波数成分検出回路50は、水平・垂直帯域通過フィルタ51と、絶対値回路52と、水平拡大回路53とを有する。
合成回路55は、フレーム静止判定回路40の出力信号と色副搬送波周波数成分検出回路50の出力信号を合成する。
高域輝度成分抽出回路14の出力信号HYが閾値HYt以下のときは、比較回路17から出力される係数kaは「1」であり、乗算器18の出力は、最大値回路16の出力に等しい。
高域輝度成分抽出回路14の出力信号HYが閾値HYtよりも大きいときは、比較回路17から出力される係数kaは「1」より小さい値krであり、乗算器18の出力は、最大値回路11の出力に係数krを掛けた値となる。係数krを「0」にすれば、乗算器18の出力が「0」になる。このように比較回路17と乗算器18とで、高域輝度成分抽出回路14の出力信号HYに応じて最大値回路16の出力を変更する手段が構成されている。
高域輝度成分抽出回路14の出力信号HYが1ビットの信号である場合には、該信号HYが「0」のときには、比較回路17から出力される係数kaを「1」とし、該信号HYが「1」のときには、比較回路17から出力される係数kaを1より小さい値krとする。krを「0」としても良い。
孤立点除去回路44の出力信号SFは、フレーム間静止判定回路40の出力信号として合成回路55に出力される。
絶対値回路52では、信号を絶対値化し、水平拡大回路53に出力する。
水平拡大回路53の出力信号CSは、色副搬送波周波数成分検出回路50の出力信号として合成回路55に出力される。
従って、色副搬送波周波数成分検出回路50は、色副搬送波周波数成分が検出されたときに、比較的大きなレベルの信号を出力する。
従って、フレーム間静止判定回路40と色副搬送波周波数成分検出回路50により、静止輝度信号が入力された場合或いは斜め縞となるような輝度信号が入力された場合に、高域輝度成分抽出回路14の出力は比較的大きいレベル(高域輝度成分抽出回路14の出力信号HYが取り得る値の範囲の中で大きい値、例えば所定の閾値よりも大きい値)の信号となる。
高域輝度信号成分抽出回路14の出力信号が1ビット(2値)の信号である場合、「大きいレベル」は“1”であり、「小さいレベル」は“0”である。
また、高域輝度成分抽出回路14の出力ビット数が複数ビットの場合は、静止輝度信号が入力されたと判定されたとき、又は斜め縞となるような輝度信号が入力されたと判定されたときに、高域輝度成分抽出回路14が、フレーム間静止判定回路40の出力信号及び/又は色副搬送波周波数成分検出回路50の出力信号SF、CSの大きさに応じた大きい値(信号SF、CSが大きいほど大きい値)の信号を出力し、その場合、動き検出信号生成回路15の出力である動き信号MFは、LPF12及びBPF13の出力が大きいレベルであっても、高域輝度成分抽出回路14の出力HYに応じて(高域輝度成分抽出回路14の出力信号HYが大きいほど)、段階的により小さいレベルの信号とされる。
フレーム間静止判定回路40の判定回路43は、上記のように、絶対値回路42の出力信号DZがある閾値DZtより小さいときに、比較的大きいレベルとなり、絶対値回路42の出力信号DZが上記の閾値DZt以上であれば、比較的小さいレベルとなる信号を出力する。
判定回路43が2値の信号、即ち1ビットの信号を出力するものである場合の各画素の入力信号の値と出力信号の値の関係は、例えば図5に示す通りであり、入力信号(絶対値回路42の出力)DZが所定の閾値DZt以上では、判定回路43の出力JGは、“0”であり、入力信号(絶対値回路42の出力)DZが上記の閾値DZtより小さいときは、判定回路43の出力信号JGは、“1”である。
判定回路43が2値の信号、即ち1ビットの信号を出力するものである場合の、孤立点除去回路44の入力信号JGの列と出力信号SFの列の関係は、例えば図7(a)及び(b)に示す通りであり、判定回路43から出力される各画素(注目画素)の信号DZが“1”で、その周囲の画素の信号(判定回路43の出力)DZがすべて“0”の場合には、注目画素の信号を“0”とする。
絶対値回路52の出力信号が2値の信号、即ち1ビットの信号を出力するものである場合の、水平拡大回路53の入力信号の列と出力信号の列の関係は、例えば図9(a)及び(b)に示す通りであり、絶対値回路52から出力される各画素(注目画素)の信号EZが“0”で、その周囲の画素の信号(絶対値回路52の出力)EZのいずれかが“1”の場合には、注目画素の信号を“1”とする。
このような動作により、高域輝度成分抽出回路14が色副搬送波周波数付近の輝度信号を検出した場合に動き検出信号MFを小さくすることで、色副搬送波周波数付近の輝度信号、つまり斜め縞の信号が入力信号に含まれる場合、動き信号として誤検出してしまうのを防止している。
また、最大値回路16の代わりに加算回路を用いても良い。この場合にも入力側に係数乗算器を設けても良い。
さらに、比較回路17を設けずに、乗算器18の代わりに減算回路を設け、最大値回路16(又は加算回路)の出力から、高域輝度成分抽出回路14の出力信号HYに応じた値を減算するようにしても良い。このような構成においても、高域輝度成分抽出回路14の出力信号HYが1ビットの信号である場合には、該信号HYが「0」のときには、減算回路における減算を行わず(「0」を減算し)、該信号HYが「1」のときには、減算回路において、所定の値を減算することとしても良い。このような構成の場合においては、上記減算回路が、高域輝度成分抽出回路14の出力信号HYに応じて最大値回路16(又は加算回路)の出力を変更する手段が構成されている。
また最大値回路の代わりに加算回路を設けても良い。この場合にも入力側に係数乗算器を挿入しても良い。
図10はこの発明の実施の形態2の輝度信号色信号分離回路を示すブロック図である。
図示の輝度信号色信号分離回路は、NTSC複合カラーテレビジョン信号VS0の輝度信号と色信号を分離するものであり、1フレーム遅延回路3と、2次元色信号抽出回路(2Dフィルタ)2と、動き検出回路10と、差分演算回路4と、選択手段5と、差分演算回路6とを有する。
1フレーム遅延回路3は、複合カラーテレビジョン信号VS0を1フレーム期間遅延させて出力するものであり、例えば1フレーム分の容量を持つメモリで構成される。1フレーム遅延回路3の出力信号は、差分演算回路4と動き検出回路10に入力される。
2Dフィルタ2の出力信号は、選択手段5に入力される。差分演算回路4は、複合カラーテレビジョン信号から1フレーム遅延信号を減算することにより、色信号を抽出するものであり、1フレーム遅延回路3と差分演算回路4とで3次元色信号抽出回路7が構成されている。差分演算回路4の出力信号は、選択手段5に入力される。差分演算回路6により、輝度信号抽出回路が構成されている。
動き検出回路10から出力される、動き検出結果を示す信号MFは選択手段5に送られる。選択手段5は、動き検出回路10から出力される動き検出結果を示す信号MFに基づいて2Dフィルタ2の出力又は差分演算回路4の出力のいずれかを選択して出力する。具体的には、動き検出結果を示す信号MFが所定の閾値よりも大きいとき(動きが大きいこと、即ち動画であることを示すとき)には、差分演算回路4の出力を選択し、動き検出結果を示す信号MFが小さいとき(動きが小さいこと、即ち静止画であることを示すとき)には、2Dフィルタ2の出力を選択する。
選択手段5の出力信号は、輝度信号色信号分離回路の色(C)信号出力として出力される一方、差分演算回路6に入力される。差分演算回路6において、複合カラーテレビジョン信号VS0から選択手段5の出力を減算することで得られる出力信号は、輝度信号色信号分離回路の輝度(Y)信号出力として出力される。
図11は、この発明の実施の形態3の動き検出回路を示す。図示の動き検出回路は、図1の動き検出回路と同様であるが、複合カラーテレビジョン信号VS0と、該複合カラーテレビジョン信号を2フレーム期間遅延させた信号(2フレーム遅延信号)VS2とを入力とする点で異なる。
図13はこの発明の実施の形態4の輝度信号色信号分離回路を示すブロック図である。
図示の度信号色信号分離回路は、PAL複合カラーテレビジョン信号の輝度信号と色信号とを分離するためのものであり、図10に示すものと概して同じであるが、2Dフィルタ2、1フレーム遅延回路3及び動き検出回路10の代わりに、2Dフィルタ2A、2フレーム遅延回路3A及び動き検出回路10aが設けられ、差分演算回路4及び動き検出回路10に、1フレーム遅延信号VS1の代わりに、2フレーム遅延信号VS2が供給される点で異なる。2フレーム遅延手段3Aと差分演算回路4とで実施の形態4の3次元色信号抽出回路7が構成されている。
動き検出回路10としては、図11に示される実施の形態3の動き検出回路が用いられており、2フレーム遅延回路3Aの出力が上記した2フレーム遅延信号VS2として動き検出回路10aに入力される。
図14は、この発明の実施の形態5の動き検出回路を示すブロック図である。
図示の動き検出回路は、図11に示す動き検出回路と概して同じであるが、図11の高域輝度成分抽出回路14の代わりに、高域輝度成分抽出回路14Aが設けられ、この高域輝度成分抽出回路14Aに、複合カラーテレビジョン信号VS0及び2フレーム遅延信号VS2のみならず、1フレーム遅延信号VS1も入力される。
図15は、図14の高域輝度成分抽出回路14Aの一例を示す図である。図示の高域輝度成分抽出回路14Aは、概して図12の高域輝度成分抽出回路14と同じであるが、差分演算回路41、絶対値回路42、判定回路43の代わりに、差分演算部61、絶対値化部62、判定回路63が設けられている点で異なる。
差分演算部61は、第1の差分演算回路61aと、第2の差分演算回路61bと、第3の差分演算回路61cとを有し、絶対値化部62は、第1の絶対値回路62aと、第2の絶対値回路62bと、第3の絶対値回路62cとを有し、判定回路63は、最大値回路64と比較回路65とを有する。
比較回路65は、最大値回路64の出力信号MXが所定の閾値MXtより小さいときに、比較的大きいレベル(比較回路65の出力信号JGが取り得る値の範囲の中で大きい値、例えば所定の閾値よりも大きい値)となり、最大値回路64の出力信号MXが上記の閾値以上であれば、比較的小さいレベル(比較回路65の出力信号JGが取り得る値の範囲の中で小さい値、例えば所定の閾値よりも小さい値)となる信号JGを出力する。
図17はこの発明の実施の形態6の輝度信号色信号分離回路を示すブロック図である。図示の度信号色信号分離回路は、PAL複合カラーテレビジョン信号の輝度信号と色信号とを分離するためのものであり、図13に示すものと概して同じであるが、2フレーム遅延回路3Aの代わりに、第1及び第2の1フレーム遅延回路31および32が設けられ、動き検出回路10として、図14に示される動き検出回路が設けられ、複合カラーテレビジョン信号VS0及び2フレーム遅延信号VS2のみならず1フレーム遅延信号VS1も動き検出回路10の高域輝度成分抽出回路14Aに供給されている。
図17に示される動き検出回路10内の高域輝度成分抽出回路14Aは、例えば図15及び図16を参照して説明されたものが用いられている。
図18は実施の形態7の輝度信号色信号分離回路の動き検出回路で用いられる高域輝度成分抽出回路14Bを示すブロック図である。図示の高域輝度成分抽出回路14Bは、概して図15の高域輝度成分抽出回路14Aと同じであるが、絶対値化部62と判定回路63の間に孤立点除去部47が挿入されている点で異なる。
図19は図18の高域輝度成分抽出回路14Bにおけるフレーム間静止判定回路40Bの一例を詳細に示すブロック図である。
図示のフレーム間静止判定回路40Bは、概して図16のフレーム間静止判定回路40Aと同じであるが、図18で述べた通り、絶対値化部62と判定回路63の間に孤立点除去部47が挿入されている点で異なり、孤立点除去部47が、孤立点除去回路47a〜47cを有する点で異なる。
孤立点除去回路47a〜47cはそれぞれ、絶対値回路62a〜62cの出力中の孤立点を除去する。
例えば、孤立点除去回路47aは、絶対値回路62aの出力信号(注目画素の信号)が大きなレベルの信号であっても、その水平方向における前及び後の画素の信号が小さいレベルの信号であるときは、当該出力信号(注目画素の信号)を、小さなレベルとするものである。
孤立点除去回路47b、及び孤立点除去回路47cは、それぞれ絶対値回路62b及び62cの出力DZb及びDZcに対し、閾値DZatと同様の閾値DZbt及びDZctを用いて孤立点除去回路47aと同様の処理を行う。
また、上記実施の形態においては、2次元色信号抽出回路からの出力信号(色信号)と3次元色信号抽出回路7からの出力信号(色信号)の一方を選択して、選択された色信号を複合カラーテレビジョン信号から差し引くことで輝度信号を抽出しているが、2次元色信号抽出回路3からの出力信号(色信号)と3次元色信号抽出回路7からの出力信号(色信号)のそれぞれを複合カラーテレビジョン信号から差し引くことで、それぞれの輝度信号を抽出し、色信号と輝度信号のそれぞれについて、動き検出回路10からの動き検出信号に基づき、2次元処理の結果得られる信号と3次元処理の結果得られる信号を混合して出力する構成としても良い。この考えにより図10の実施の形態を変形した場合の構成(実施の形態8)を図20に示す。
差分演算回路6aは、2Dフィルタ2から出力される色信号Caを、複合カラーテレビジョン信号VS0から減算して、輝度信号Yaを出力する。差分演算回路6bは、3次元色信号抽出回路7から出力される色信号Cbを、複合カラーテレビジョン信号VS0から減算して、輝度信号Ybを出力する。
混合手段5yは、動き検出回路10からの動き検出信号MFに基づいて、輝度信号Ya又はYbを混合して出力する。混合手段5cは、動き検出回路10からの動き検出信号MFに基づいて、色信号Ca又はCbを混合して出力する。
Claims (17)
- 複合カラーテレビジョン信号ならびに上記複合カラーテレビジョン信号を所定のフレーム期間だけ遅延した遅延信号を入力とし、上記複合カラーテレビジョン信号と上記遅延信号の差分を演算し、該差分を表す差分信号を出力する差分演算回路と、
上記差分演算回路から出力される差分信号から、色副搬送波周波数以下の低域成分を抽出する低域通過フィルタと、
上記差分演算回路から出力される差分信号から色副搬送波周波数付近の周波数成分を抽出する帯域通過フィルタと、
上記複合カラーテレビジョン信号と上記遅延信号とを入力とし、高域輝度成分を抽出する高域輝度成分抽出回路と、
上記低域通過フィルタの出力信号と上記帯域通過フィルタの出力信号を合成して動き検出信号を出力する動き検出信号生成回路とを備え、
上記動き検出信号生成回路は、上記高域輝度成分抽出回路で抽出された高域輝度成分に基づき、上記動き検出信号の大きさを変える
ことを特徴とする動き検出回路。 - 上記高域輝度成分抽出回路は、各画素の信号に動きが少ないほど又は検出された色副搬送波周波数付近の輝度信号で構成される斜め縞成分が大きいほど大きい信号を出力するものであることを特徴とする請求項1に記載の動き検出回路。
- 上記高域輝度成分抽出回路が、
フレーム間の輝度信号の静止を検出するフレーム静止判定回路と、
上記色副搬送波周波数付近の輝度信号で構成される斜め縞成分を検出する色副搬送波周波数成分検出回路と、
上記フレーム静止判定回路の出力信号と上記色副搬送波周波数成分検出回路の出力信号を合成する合成回路とを備え、
上記合成回路は、上記フレーム静止判定回路の出力信号と上記色副搬送波周波数成分検出回路の出力信号を合成して上記動き検出信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の動き検出回路。 - 上記合成回路は、上記フレーム静止判定回路の出力信号と上記色副搬送波周波数成分検出回路の出力信号のいずれかが比較的大きい値の信号であるときに、上記動き検出信号を比較的大きい値にすることを特徴とする請求項3に記載の動き検出回路。
- 上記合成回路は、上記フレーム間静止判定回路の出力と、上記色副搬送波周波数成分検出回路の出力のうちの最大値を選択して出力することを特徴とする請求項3に記載の動き検出回路。
- 上記合成回路は、上記フレーム間静止判定回路の出力と、上記色副搬送波周波数成分検出回路の出力を加算して出力することを特徴とする請求項3に記載の動き検出回路。
- 上記動き検出信号出力回路は、上記低域通過フィルタの出力と、上記帯域通過フィルタの出力とを入力とし、上記高域輝度成分抽出手段の出力信号が所定の閾値以下で、上記2つの入力信号の値どちらかが0より大きい場合、その出力信号が0より大きい値を持つよう合成し、上記高域輝度成分抽出手段の出力信号が上記の閾値より大きい値を持つ場合には、その出力信号の値を、上記の2つの入力信号を上記のようにして合成することで得られる値よりも小さい値、または0とすることを特徴とする請求項1に記載の動き検出回路。
- 上記動き検出信号生成回路は、
上記高域輝度成分抽出手段の出力信号が上記の閾値以下で、上記低域通過フィルタの出力信号の値及び上記帯域通過フィルタの出力信号の値のどちらかが0より大きい場合、上記値のうちの大きい方と同じ値を持つ信号を出力し、
上記高域輝度成分抽出手段の出力信号が上記の閾値より大きい値を持ち、上記低域通過フィルタの出力信号の値及び上記帯域通過フィルタの出力信号の値のどちらかが0より大きい場合、上記値のうちの大きい方と同じ値よりも小さい値を持ち、または値が0である信号を出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の動き検出回路。 - 上記動き検出信号出力回路は、上記低域通過フィルタの出力と、上記帯域通過フィルタの出力のうちの大きい方を選択して出力する最大値回路と、
上記最大値回路の出力を上記高域輝度成分抽出手段の出力信号に応じて変更する手段と
を有することを特徴とする請求項1に記載の動き検出回路。 - 上記動き検出信号出力回路は、上記低域通過フィルタの出力と、上記帯域通過フィルタの出力を加算する加算回路と、
上記加算回路の出力を、上記高域輝度成分抽出手段の出力信号に応じて変更する手段と
を有することを特徴とする請求項1に記載の動き検出回路。 - 上記フレーム静止判定回路が、
各画素について、複合カラーテレビジョン信号と上記遅延信号の差分値の絶対値を求める差分絶対値演算手段と、
各画素について、上記差分絶対値演算手段で求められる差分値の絶対値が比較的大きいときに比較的小さな値となる信号を出力する判定手段と、
上記判定手段の出力中の孤立点を除去する孤立点除去手段と
を備えることを特徴とする請求項3に記載の動き検出回路。 - 上記色副搬送波周波数成分検出回路が、
上記複合カラーテレビジョン信号に対して水平方向ならびに垂直方向にフィルタ処理を行なうことで色副搬送波周波数成分を抽出する水平・垂直帯域通過フィルタと、
上記水平・垂直帯域通過フィルタの出力の絶対値を求める絶対値化手段と、
上記絶対値化手段の出力を水平方向に拡大する水平拡大手段とを備えることを特徴とする請求項3に記載の動き検出回路。 - 上記遅延信号が2フレーム期間遅延した信号であり、
上記高域輝度成分抽出回路が、上記遅延信号として、上記2フレーム期間遅延した信号に加えて1フレーム期間遅延した信号をも入力として、上記複合カラーテレビジョン信号、上記1フレーム期間遅延した信号、及び上記2フレーム期間遅延した信号に基づいて上記高域輝度成分を抽出し、
上記差分絶対値演算手段が、
上記複合カラーテレビジョン信号と上記1フレーム期間遅延した信号の差分値の絶対値を求める第1の差分絶対値演算回路と、
上記複合カラーテレビジョン信号と上記2フレーム期間遅延した信号の差分値の絶対値を求める第2の差分絶対値演算回路と、
上記1フレーム期間遅延した信号と上記2フレーム期間遅延した信号の差分値の絶対値を求める第3の差分絶対値演算回路とを備え、
上記判定手段が、
上記第1の差分絶対値演算回路の出力と、上記第2の差分絶対値演算回路の出力と、上記第3の差分絶対値演算回路の出力のうちの最大値を求める最大値回路と、
各画素について、上記最大値回路の出力が比較的大きいときに比較的小さな値となる信号を出力する比較回路とを備える
ことを特徴とする請求項11に記載の動き検出回路。 - 上記遅延信号が2フレーム期間遅延した信号であり、
上記高域輝度成分抽出回路が、上記遅延信号として、上記2フレーム期間遅延した信号に加えて1フレーム期間遅延した信号をも入力として、上記複合カラーテレビジョン信号、上記1フレーム期間遅延した信号、及び上記2フレーム期間遅延した信号に基づいて上記高域輝度成分を抽出し、
上記差分絶対値演算手段が、
上記複合カラーテレビジョン信号と上記1フレーム期間遅延した信号の差分値の絶対値を求める第1の差分絶対値演算回路と、
上記複合カラーテレビジョン信号と上記2フレーム期間遅延した信号の差分値の絶対値を求める第2の差分絶対値演算回路と、
上記1フレーム期間遅延した信号と上記2フレーム期間遅延した信号の差分値の絶対値を求める第3の差分絶対値演算回路とを備え、
上記第1の差分絶対値演算回路の出力中の孤立点を除去する第1の孤立点除去回路と、
上記第2の差分絶対値演算回路の出力中の孤立点を除去する第2の孤立点除去回路と、
上記第3の差分絶対値演算回路の出力中の孤立点を除去する第3の孤立点除去回路と、
上記判定手段が、
上記第1の孤立点除去回路の出力と、上記第2の孤立点除去回路の出力と、上記第3の孤立点除去回路の出力のうちの最大値を求める最大値回路と、
各画素について、上記最大値回路の出力が比較的大きいときに比較的小さな値となる信号を出力する比較回路とを備える
ことを特徴とする請求項11に記載の動き検出回路。 - 上記判定回路は、上記差分絶対値演算手段の出力信号が所定の閾値より小さいときに、比較的大きい値となり、上記差分絶対値演算手段の出力信号が上記の閾値以上であれば、比較的小さい値となる信号を出力する
ことを特徴とする請求項11に記載の動き検出回路。 - 上記判定回路は、3値以上の信号を出力するものであり、
上記差分絶対値演算手段の出力が所定の閾値以上では、その出力が“0”であり、上記差分絶対値演算手段の出力が上記の閾値より小さい範囲では、その出力が、上記差分絶対値演算手段の出力と上記の閾値との差に応じた大きさを持つ
ことを特徴とする請求項15に記載の動き検出回路。 - 請求項1に記載の動き検出回路と、
上記複合カラーテレビジョン信号を入力し、上記複合カラーテレビジョン信号を上記所定のフレーム期間だけ遅延して出力する遅延回路と、
フィールド内の信号で第1の色信号を抽出する2次元色信号抽出回路と、
フレーム相関を利用して第2の色信号を抽出する3次元色信号抽出回路と、
上記動き検出回路から出力される動き検出信号に基づき、上記2次元色信号抽出回路から出力される色信号と上記3次元色信号抽出回路から出力される色信号とを混合して第3の色信号を出力する混合手段と、
上記複合カラーテレビジョン信号と、上記第1及び第2色信号又は上記第3の色信号とに基づいて輝度信号を抽出する輝度信号抽出回路とを備え、
上記動き検出回路が、上記遅延回路の出力を上記所定のフレーム期間だけ遅延した遅延信号として受けることを特徴とする
輝度信号色信号分離回路。
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JP2009055171A (ja) * | 2007-08-24 | 2009-03-12 | Mitsubishi Electric Corp | 動き検出回路 |
US7920211B2 (en) | 2009-02-27 | 2011-04-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Cross-color/dot interference reduction circuit, imaging apparatus having cross-color/dot interference function, and cross-color/dot interference reduction method |
US8199256B2 (en) | 2007-08-08 | 2012-06-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Three-dimensional Y/C separating circuit |
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