JP2007158926A - メッセージ制御プログラム、メッセージ制御装置、及びメッセージ制御方法 - Google Patents

メッセージ制御プログラム、メッセージ制御装置、及びメッセージ制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】メッセージの送信順序に関わらず、受信者の都合に応じた順序でメッセージを処理することができるメッセージ制御装置を提供する。
【解決手段】受信者端末3は、予め、優先度算出式をメッセージ制御装置2の優先度算出式DB2aへ登録する(S1)。メッセージ制御装置2では、メタデータ抽出部2cが送信者端末1から送信されたメッセージよりメタデータを抽出し、メッセージをメッセージ蓄積DB2dに格納させる(S2)。優先度算出部2bは、優先度算出式DB2aに登録された優先度算出式を用い、メタデータに基づいてメッセージの優先度を算出する(S3)。メッセージ送出部2dは、優先度に従ってメッセージを受信者端末3へ送信する(S4)。これにより、受信者端末3は優先順序に従って送信者端末1からのメッセージを受信することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は,企業間電子商取引におけるメッセージ交換を適正に行うためのメッセージ制御プログラムなどに関し、特に、メッセージを受信する側が受信メッセージの順序を必要に応じて変更できるように制御するメッセージ制御プログラム、メッセージ制御装置、及びメッセージ制御方法に関するものである。
従来の企業間電子商取引の技術では、一般的には、最初に投入されたメッセージが最初に受信者に届くようなFIFO(First-In First-Out)のシステムになっている。このような企業間電子商取引に関する代表的な従来技術には、企業間電子商取引技術の国際標準である“ebXML Message Service (lSO/TS 15000-2)”や、当業界標準の“RosettaNet Implementation Framework (http://www.rosettanet.org/)”などがある。また、企業間電子商取引以外のメッセージング技術、例えば、インターネットの電子メールや“Java(登録商標) Message Service (http://java.sun.com/products/jms/)”なども前述の代表的な従来技術と同様にFIFOの特徴を持っている。このような特徴のため、受信したメッセージの中には優先的に処理すべきものがあるにも関わらず、受信順位が遅いために重要なメッセージの処理が遅れてしまうことがある。
そこで、このような問題を解決するために、送信者が重要メッセージである旨の情報を表示して受信者側へ送信する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。また、送信されたメッセージが受信者によって読み出された順番に優先順位を付与する技術も開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−167012号公報 (段落番号0027〜0036、及び図1〜図5参照) 特許第2763943号公報 (3〜4頁、及び図1参照)
しかしながら、従来の国際標準や業界標準におけるメッセージング技術は、上述したように、投入されたメッセージの順に受信者が受信するようなFIFOの特徴を持っているため、受信者にとっては重要であって早く処理すべきメッセージが、単に送信時刻の違いのためだけに後回しにされてしまうことがある。言い換えれば、受信者は、送信者が送った順番にしかメッセージを受信することができないので、受信者にとって重要なメッセージを先に受信したいと思ってもそれを行うことができない。
例えば、重要なメッセージが届いてから、受信者は、このメッセージを先に処理すべきであったと初めて気付くこともあるが、上記従来の技術では受信者の都合によって優先順位を決めることができない。このような問題は、受信したメッセージの処理に時間のかかる場合、例えば人間による処理が介在する場合には、受信者が開封したメッセージが期限を過ぎた情報であるなど、深刻な問題となることがある。
また、上記の特許文献1の技術は、送信者がメッセージの重要度を指定して表示するものであり、受信者側にとっては必ずしも優先順位の高いメッセージであるとは限らない場合がある。さらに、上記の特許文献2の技術は、受信者側のロジックによって優先順位を決めるものではないので、受信者に読み出された順番による優先順位が、受信者が優先的に処理すべき優先順位と一致しない場合がある。このように、上記の各特許文献の技術では、送信者が送ったメッセージの優先順位が受信者の優先順位と一致しなかったり、受信者が読み出したメッセージの優先順位が受信者の必要とする優先順位ではなかったりすることがあり、受信者側にとってはメッセージを受信するときの使い勝手がよくない。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、メッセージの送信順序に関わらず、受信者の都合に応じた順序でメッセージを受信者に送信することができるメッセージ制御プログラム、メッセージ制御装置、及びメッセージ制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、電子商取引のために送信元から送信先へ転送するメッセージの制御をコンピュータに実行させるメッセージ制御プログラムであって、送信元からメッセージを取得し、そのメッセージからメタデータを抽出するメタデータ抽出ステップと、メタデータ抽出ステップにより抽出されたメタデータから、そのメタデータを持つメッセージの優先度を算出する優先度算出ステップと、優先度算出ステップにより算出された優先度に基づいて、送信先へ送出するメッセージを選択するメッセージ選択ステップとをコンピュータに実行させるものである。
また、本発明は、上記発明のメッセージ制御プログラムにおいて、更に、メタデータ抽出ステップの前に、送信先の指示に従って、優先度算出ステップが優先度を算出するための計算式を登録する計算式登録ステップをコンピュータに実行させるものである。
また、本発明は、上記各発明のメッセージ制御プログラムにおいて、メタデータは送信元の情報を含み、優先度算出ステップはメタデータ内の送信元の情報に基づいて優先度を算出するものである。
また、本発明は、上記各発明のメッセージ制御プログラムにおいて、メタデータは送信先が処理を行うべきアイテム数を含み、優先度算出ステップは、メタデータ内のアイテム数に基づいて優先度を算出するものである。
また、本発明は、上記各発明のメッセージ制御プログラムにおいて、メタデータは送信先の回答期限を含み、優先度算出ステップは、メタデータ内の回答期限に基づいて優先度を算出するものである。
また、本発明は、上記各発明のメッセージ制御プログラムにおいて、優先度算出ステップは、送信元からメッセージを取得してからの時間に基づいて優先度を増加させるものである。
また、本発明は、上記各発明のメッセージ制御プログラムにおいて、メタデータは、関連する複数のメッセージの順序を表す順序情報を含み、メッセージ選択ステップは、関連する複数のメッセージがある場合、優先度算出ステップにより算出された優先度に関わらず、順序情報に示された順序に従ってメッセージを選択するものである。
また、本発明は、上記各発明のメッセージ制御プログラムにおいて、メッセージ選択ステップは、優先度算出ステップにより算出された優先度に基づいてメッセージを並べ、メッセージの一覧を作成し、その一覧を送信元に送信し、その一覧のうち送出するメッセージを送信先に選択させるものである。
上述した課題を解決するため、本発明は、電子商取引のために送信元から送信先へ転送するメッセージの制御を行うメッセージ制御装置であって、送信元からメッセージを取得し、そのメッセージからメタデータを抽出するメタデータ抽出部と、メタデータ抽出部により抽出されたメタデータから、そのメタデータを持つメッセージの優先度を算出する優先度算出部と、優先度算出部により算出された優先度に基づいて、送信先へ送出するメッセージを選択するメッセージ選択部とを備えたものである。
また、本発明は、上記発明のメッセージ制御装置において、更に、メタデータ抽出部の前に、送信先の指示に従って、優先度算出部が優先度を算出するための計算式を登録する計算式登録部を備えたものである。
また、本発明は、上記各発明のメッセージ制御装置において、メタデータは送信元の情報を含み、優先度算出部は、メタデータ内の送信元の情報に基づいて優先度を算出するものである。
また、本発明は、上記各発明のメッセージ制御装置において、メタデータは、送信先が処理を行うべきアイテム数を含み、優先度算出部は、メタデータ内のアイテム数に基づいて優先度を算出するものである。
また、本発明は、上記各発明のメッセージ制御装置において、メタデータは、送信先の回答期限を含み、優先度算出部は、メタデータ内の回答期限に基づいて優先度を算出するものである。
また、本発明は、上記各発明のメッセージ制御装置において、優先度算出部は、送信元からメッセージを取得してからの時間に基づいて優先度を増加させるものである。
また、本発明は、上記各発明のメッセージ制御装置において、メタデータは、関連する複数のメッセージの順序を表す順序情報を含み、メッセージ選択部は、関連する複数のメッセージがある場合、優先度算出部により算出された優先度に関わらず、順序情報に示された順序に従ってメッセージを選択するものである。
また、本発明は、上記各発明のメッセージ制御装置において、メッセージ選択部は、優先度算出部により算出された優先度に基づいてメッセージを並べ、メッセージの一覧を作成し、その一覧を送信元に送信し、その一覧のうち送出するメッセージを送信先に選択させるものである。
上述した課題を解決するため、本発明は、電子商取引のために送信元から送信先へ転送するメッセージの制御を行うメッセージ制御方法であって、送信元からメッセージを取得し、そのメッセージからメタデータを抽出するメタデータ抽出ステップと、メタデータ抽出ステップにより抽出されたメタデータから、そのメタデータを持つメッセージの優先度を算出する優先度算出ステップと、優先度算出ステップにより算出された優先度に基づいて、送信先へ送出するメッセージを選択するメッセージ選択ステップとを実行するものである。
また、本発明は、上記発明のメッセージ制御方法において、更に、メタデータ抽出ステップの前に、送信先の指示に従って、優先度算出ステップが優先度を算出するための計算式を登録する計算式登録ステップを実行するものである。
また、本発明は、上記各発明のメッセージ制御方法において、メタデータは送信元の情報を含み、優先度算出ステップは、メタデータ内の送信元の情報に基づいて優先度を算出するものである。
また、本発明は、上記各発明のメッセージ制御方法において、メタデータは、送信先が処理を行うべきアイテム数を含み、優先度算出ステップは、メタデータ内のアイテム数に基づいて優先度を算出するものである。
本発明によれば、受信者の都合に合わせてメッセージの受信順序を任意に変更することができる。例えば、受信者にとって重要なメッセージを優先的に受信することができる。
以下、本発明におけるメッセージ制御装置の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明するが、まず、本発明におけるメッセージ制御装置の概要について説明する。
本発明のメッセージ制御装置は、EDl(Electronic Data Interchange:企業間電子データ交換)等のメッセージングにおいて、受信者が指定した評価式に基づいてメッセージに付与されたメタデータ(メッセージの情報を記述したデータ)から優先度を算出して、受信者にとって最適となるようにメッセージ受信の優先順位を制御するものである。したがって、以下の説明では、受信者の指定する評価式を優先度算出式ということにする。
すなわち、本発明のメッセージ制御装置は、送信されたメッセージに付与されたメタデータを参照し、事前に定義された優先度算出式によって所定の計算を行う。この優先度算出式によって受信者側の優先度を自動で算出することにより、受信者が最優先して受信すべきメッセージを、人手を介すことなく決定することができる。さらに、キュー(つまり、送信されたメッセージを一時的に蓄積するメッセージ蓄積データベース(以下、DBと略す))内の滞留時間を考慮することによって、メッセージ蓄積DBにメッセージが滞留し続けて受信者に届かなくなることを防ぐことができる。また、順序の規定された一連のメッセージ交換(Conversation)内のメッセージの順序変更を制約することによって、本質的に変更してはならないメッセージの優先順位が変更されることを防ぐことができる。
以下、本発明におけるメッセージ制御装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。図1は、本実施の形態に適用されるメッセージ制御システムの構成を示すブロック図である。すなわち、この図は、本実施の形態に係るメッセージ制御装置の機能を、企業間電子商取引の中継を行うASP(アプリケーション・サービス・プロパイダ)に適用した場合のメッセージ制御システムの構成を示している。
図1に示すように、メッセージ制御システムは、メッセージを送信する送信者端末1と、送信者端末1から送信されたメッセージを中継して転送するときの優先順序を制御するメッセージ制御装置2と、メッセージの優先順序を決定する優先度算出式をメッセージ制御装置2に設定し、そのメッセージ制御装置2から優先順序に従ってメッセージを受信する受信者端末3とによって構成されている。送信者端末1とメッセージ制御装置2の間、メッセージ制御装置2と受信者端末3は、ネットワークを介して接続されている。なお、ネットワークを介して、多数の送信者端末1や多数の受信者端末3がメッセージ制御装置2に接続されていてもよい。
図1に示すメッセージ制御システムの具体的な構成例としては、例えば、受信者端末3は、注文書により多数の部品を発注して製品の組み立てを行う組立業者の端末であり、送信者端末1は、複数存在していてそれぞれ部品の見積り回答書を送信する部品納入業者の端末である。また、メッセージ制御装置2は、複数の部品納入業者の各送信者端末1からランダムに送信された見積り回答書を、例えば、組立業者である受信者端末3から指示された優先度算出式に従って回答期限順に並べ替え、その回答期限順に受信者端末3へ転送するASPである。
また、メッセージ制御装置2は、受信者端末3があらかじめ登録した優先度算出式を格納しておく優先度算出式データベース(以下、データベースをDBと略す)2aと、優先度算出式DB2aから抽出した優先度算出式に基づいて、送信者端末1からランダムに送信されたメッセージの優先度を算出する優先度算出部2bと、送信者端末1から送信されたメッセージよりメタデータ(つまり、メッセージの情報を記述したデータ)を抽出するメタデータ抽出部2cと、送信者端末1から送信されたメッセージ列を一時的に格納しておくメッセージ蓄積DB2dと、優先度算出部2bによって算出された優先度にしたがって受信者端末3へメッセージを送出するメッセージ送出部2eとによって構成されている。
なお、メッセージの優先度とは、メッセージの優先順位の上位概念であって必ずしもメッセージの優先順位に限るものではないが、必要に応じて、メッセージの優先度をメッセージの優先順位ということがある。
次に、図1に示すメッセージング制御システムの動作について説明する。受信者端末3は、あらかじめ、中継者(ASP)であるメッセージ制御装置2に対して優先度算出式を与えておく。すると、メッセージ制御装置2は、送信者端末1から送信された各メッセージの優先度を優先度算出式によって算出し、優先度の高いメッセージから順に受信者端末3へ送信する。
図1のステップにしたがってさらに詳しくメッセージング制御システムの動作を説明すると、受信者端末3は、あらかじめ、自己に適したようにメッセージの優先度を算出する優先度算出式を、メッセージ制御装置2の優先度算出式DB2aに登録しておく(ステップS1)。一方、メッセージ制御装置2では、メタデータ抽出部2cが、送信者端末1から送信されたメッセージよりメタデータを抽出して優先度算出部2bに与えると共に、メッセージ列をメッセージ蓄積DB2dに格納させる(ステップS2)。
すると、優先度算出部2bが、優先度算出式DB2aに登録された優先度算出式を用いて、送信者端末1から送信されたメッセージより抽出されたメタデータに基づいてメッセージの優先度を算出する(ステップS3)。そして、メッセージ送出部2eからメッセージを送出する際に、優先度算出部2bによって算出された優先度(優先順位)の序列に従ってメッセージを受信者端末3へ送信する(ステップS4)。これによって、受信者端末3は自己の都合に応じた優先順序で送信者端末1からのメッセージを受信することができる。
ここで、メッセージ制御装置2の優先度算出部2bが行う優先度の算出方法について詳細に説明する。優先度算出式DB2aに登録されている優先度算出式は単純な宣言的記述法である。このため、優先度算出部2bは、各メッセージに添付されたメタデータのXML(eXtersible Markup Language)に対するXPath式によって値を取り出すなどして、メッセージの優先度を計算することができる。
ここで、優先度算出式による優先度算出の利用方法と算出式について幾つかの具体例を挙げて説明する。
1.受信者端末が特定の送信者のメッセージを優先して取得したい場合は、メタデータの送信者IDを使用してメッセージの優先度を算出する。例えば、優先度算出式の例は、『一致(送信者ID,"111222333")』というようになる。
2.アイテム(項目)の多いメッセージから優先して取得したい場合は、メタデータのアイテム数を利用して優先度を算出する。例えば、優先度算出式の例は、『降順(アイテム数)』というようになる。
3.回答期限の早いメッセージを優先して取得したい場合は、メタデータの回答期限を利用して優先度を算出する。例えば、優先度算出式の例は、『最近(回答期限)』というようになる。
4.回答期限とアイテム数とから緊急性を計算して、緊急度の高いメッセージを優先して取得したい場合は、メタデータの回答期限とアイテム数を利用して優先度を算出する。例えば、優先度算出式の例は、『最近(回答期限)+降順(アイテム数)』というようになる。
まず、第1の具体例について説明する。ここで、優先度算出式を登録する場合の具体的な例について説明する。図2は、図1に示すメッセージ制御装置2の優先度算出部2bが用いる優先度算出式を構築するUI(User Interface)の一例を示す図である。図3は、受信者端末が行う優先度算出式の登録の流れを示すフローチャートである。ここでは、メタデータの送信者企業コードが所定の値に一致する場合に優先度を上げる優先度算出式を登録する場合について、図1の構成図及び図2の優先度算出式の登録画面を参照しながら図3のフローチャートを説明する。
まず、受信者端末3は、受信者の指示に従って優先度算出式を登録するためにメッセージ制御装置2の登録サービス(つまり、優先度算出式DB2a)へログインする(ステップS11)。次に、受信者端末3は、受信者の操作に従って関数を選択する(ステップS12)。この具体例では、『一致』が選択される。そして、受信者端末3は、受信者の操作に従って第1引数であるXML要素を表すXPath式を手動で入力するか否かを判断する(ステップS13)。
ここで、XPath式を手動で入力する場合(ステップS13でYES)、受信者端末3は、受信者の操作に従って所望のXPath式を入力する(ステップS14)。一方、XPath式を手動で入力しない場合(ステップS13でNO)、受信者端末3は、受信者の操作に従って、XMLスキーマのツリー構造から所望のXML要素を選択する(ステップS15)。この具体例では、XPath式『/Order/Sender/PartyId』が選択される。次に、受信者端末3は、受信者の操作に従って第2引数の値を入力する(S16)。この具体例では、特定の送信者企業コード"111222333"が入力される。次に、受信者端末3は、受信者が『登録』をクリックすることにより、所定の登録処理を完了する(ステップS17)。これによって、メッセージ制御装置2の優先度算出式DB2aに対して、受信者の所望する優先度算出式『一致(/Order/Sender/PartyId,"111222333")』が登録される。
次に、第1の具体例において、優先度算出式の登録が完了した後、メッセージ制御装置2が特定の送信者端末からのメッセージを優先して受信者端末3へ送信する場合の具体的な処理について説明する。この場合は、優先度算出部2bがメッセージに添付されたメタデータから送信者を識別して、送信者に応じた優先度の重みを与えることにより、特定の送信者からのメッセージを優先して受信者端末3へ送信する。
図4は、本実施の形態のメッセージ制御装置2が特定の送信者からのメッセージを優先して受信者端末3へ送信する処理を行うフロー図である。図4において、受信者端末3は、優先度算出式として『一致(送信元企業ID,"111222333")』をメッセージ制御装置2の優先度算出式DB2aに登録する(ステップS31)。また、メッセージ制御装置2では、メタデータ抽出部2cが、送信者端末1から送信されたメッセージよりメタデータを抽出して優先度算出部2bに与えると共に、メッセージ列をメッセージ蓄積DB2dに格納させる(ステップS32)。なお、メタデータ抽出部2cにより抽出されたメタデータは、メッセージと対応付けてメッセージ蓄積DB2dに蓄積しても良い。
これにより、優先度算出部2bによる優先度の算出結果において、指定した企業IDと一致する送信元企業からのメッセージの優先度が高く評価され(ステップS33)、受信者端末3が重要とみなす取引相手の企業からのメッセージが優先的に受信者端末3へ送信される(ステップS34)。
すなわち、図4に示すように、送信者端末1からメッセージ制御装置2のメッセージ蓄積DB2cへの到着順では、優先度の高い取引先(例えば、No.4の注文の送信元企業ID"111222333")が優先度の低い取引先(例えば、No.1の注文の送信元企業ID"999888777"、No.2の注文の送信元企業ID"888777666"、及び、No.3の注文の送信元企業IDが"999888777")の後に隠れている。ところが、優先度算出式DB2aに登録した優先度算出式にしたがって優先度をつけると、受信者端末3は指定した取引先(No.4の注文の送信元企業ID"111222333")のメッセージから先に受信者端末3へ送信することができる。これにより、受信者端末3は重要性の高い取引先企業のメッセージから優先して受信し、所望の処理を行うことができる。
ここで、特定の送信者からのメッセージを優先する場合の計算式について説明する。このときの計算式は、『一致(/Order/Sender/PartyId,"111222333")』であり、送信者企業コードのXPath式を第1引数に記し、優先させる送信者企業コードを第2引数に記す。また、関数「一致」は、第1引数のXML要素の値と第2引数に指定された送信者企業コードが一致する場合に得点10を返す。
具体的な計算例を示すと、PartyIdの値が"111222333"のメッセ−ジ(<PartyId>111222333</PartyId>)の場合は、特定の送信者に一致する(つまり、『真』)と見なして得点を10とする。また、PartyIdの値が"999888777"のメッセージ(<PartyId>999888777</PartyId>)の場合は、特定の送信者に一致しない(つまり、『偽』)と見なして得点を0とする。
従って、受信者は、特定の送信者からのメッセージを優先して受け取ることができる。また、受信者は、優先する送信者の指定を容易に設定することができる。
次に、第2の具体例として、メッセージ制御装置2が回答期限の近いメッセージを優先して受信者端末3へ送信する場合の具体的な処理について説明する。この場合は、メッセージ制御装置2の優先度算出部2bが、送信者端末1から送信されたメッセージに添付されたメタデータから回答期限を参照し、最も回答期限の近いメッセージを優先して受信者端末3へ送信する。
図5は、本実施の形態のメッセージ制御装置2が、送信者端末1より送信されてきた見積依頼のメッセージのうちから回答期限の近いものを優先して受信者端末3へ送信する処理を行うフロー図である。まず、受信者端末3がメッセージ制御装置2の優先度算出式DB2aに対して所望の優先度算出式を与える。ここでは、『最近(回答期限)』という優先度算出式を与える(ステップS21)。この優先度算出式は、関数『最近』がメッセージのXML伝票の中から抽出された『回答期限』を評価し、『回答期限』の日付が現在の日時に近いものほど高い優先度を与える。
また、メッセージ制御装置2では、メタデータ抽出部2cが、送信者端末1から送信されたメッセージよりメタデータを抽出して優先度算出部2bに与えると共に、メッセージ列をメッセージ蓄積DB2dに格納させる(ステップS22)。
次に、受信者端末3がメッセージの受信をメッセージ制御装置2に指示すると、メッセージ制御装置2の優先度算出部2bが、メッセージ蓄積DB2dに蓄積されたメッセージのそれぞれについて、先に優先度算出式DB2aに与えられた優先度算出式に基づいて優先度を算出する。(ステップS23)。そして、メッセージ送出部2eが、メッセージ蓄積DB2dに蓄積されたメッセージのうち算出された優先度(優先順位)の高いメッセージから順に選択し、受信者端末3へ送信する(ステップS24)。
すなわち、図5に示すように、送信者端末1からメッセージ制御装置2のメッセージ蓄積DB2cへの到着順では回答期限の早い見積依頼(例えば、No.4の見積依頼:回答期限2005/09/01)が回答期限の遅い依頼(例えば、No.1の見積依頼:回答期限2005/10/01、No.2の見積依頼:回答期限2005/10/05、及び、No.3の見積依頼:回答期限2005/09/30)より後に隠れている。
ところが、優先度算出式DB2aに登録した優先度算出式にしたがって優先度をつけると、受信者端末3は回答期限の最も早いメッセージ(No.4の見積依頼:回答期限2005/09/01)から順に受信することができる。これによって、受信者端末3は、それぞれの送信者端末1から送られてきた見積依頼に対して回答期限の早いものを優先して受信することができるので、受信者端末3は余裕を持って所定の処理を実行することが可能となる。
上述したメッセージ送出部2eが、優先度に従ってメッセージを選択し、自動的に受信者端末3へ送信するとしたが、メッセージ送出部2eが送信するメッセージを受信者が選択しても良い。受信者端末3が受信するメッセージをGUl(Graphical User Interface)によって提示する場合の具体的な処理について説明する。すなわち、受信者端末3において受信者がGUlによって受信すべきメッセージを選択できるようにする。このとき、優先度算出部2bによって算出された優先度の高い順にGUlを並ベ換えて表示し、最優先のメッセージを目視によるGUlによって容易に選択できる状態で提示する。すなわち、受信者端末3のメッセージ取得方法には、多数のメッセージを自動的に順次取得して行くのではなく、取得可能なメッセージの一覧表の中からユーザが目視で所望のメッセージを選択して受信する方法がある。
図6は、図5における優先度算出処理によって受信者端末3に表示された受信可能伝票一覧の画面を示す図である。すなわち、メッセージ制御装置2が、優先度算出式にしたがって優先度の算出処理を行うことにより、図6の受信者端末画面に示すように、優先度の高い順(つまり、見積依頼の回答期限の早い順)に整理されて表示される。つまり、最も優先度が高いメッセージ(見積依頼:回答期限2005/09/01)が最上位に選択され、以下、優先度の低いメッセージ(回答期限の遅い見積依頼)へと一覧表示されている。このように、優先度の順に整列してメッセージのー覧表を提示することにより、受信者端末3にとって重要なメッセージ(つまり、見積依頼の回答期限の早いメッセージ)を選択しやすいようなユーザインタフェースにすることができる。ここで、受信者が受信者端末3上でこの受信可能伝票一覧の中から受信したいメッセージを選択することにより、メッセージ送出部2eは選択されたメッセージを受信者端末3へ送信する。
ここで、最も回答期限の早いメッセージを優先する場合の具体的な計算式について説明する。このときの計算式は、『最近(/Order/ResponseLimitDate)』であり、第1引数のXPathが指すXML要素は回答期限を表す。関数「最近」は、回答期限の日付が早いほど高い得点を返す。また、基準日からの日数の差を得点として定義することができる。
次に、具体的な計算例を示す。基準日を2005年11月1日とすると、ResponseLimitDateが"2005-11-11"のメッセージ(メタデータ:<ResponseLimitDate>2005-11-11</ResponseLimitDate>)の場合は、回答期限が遅いので得点を−10として優先度を低くする。また、ResponseLimitDateが"2005-11-06"のメッセージ(メタデータ:<ResponseLimitDate>2005-11-06</ResponseLimitDate>)の場合は、回答期限が早いので得点を−5として優先度を高くする。つまり、回答期限のより早い11月6日のメッセージの方が、回答期限の遅い11月11日のメッセージより高い優先度となる。このようにして回答期限の迫っているメッセージほど優先度を高く(つまり、送信順序を早く)することができる。
次に、第3の具体例として、処理に時間のかかるメッセージを優先して受信者端末3へ送信する場合の具体的な処理について説明する。この場合は、送信者端末1から送信されたメッセージに添付されたメタデータから処理対象のアイテム数を参照し、受信者端末3が処理すベきアイテム数の多いメッセージを優先してその受信者端末3へ送信する。
すなわち、受信者端末3は、優先度算出式として『降順(明細行数)』という式をメッセージ制御装置2の優先度算出式DB2aに登録しておく。これによって、メッセージ制御装置2の優先度算出部2bはメッセージの中に含まれる処理対象の明細行数を参照することにより、受信者端末3が処理すべきアイテム数が多くて、処理に時間のかかるメッセージから優先して受信者端末3へ送信することができる。
ここで、処理すべきアイテム数の多いメッセージを優先する場合の優先度算出式について説明する。このときの優先度算出式は、『降順(/Order/LineNumber)』であり、関数「降順」は、第1引数のXPathが指すXML要素の値(数値)の高いほど高い得点を返す。単純には、XML要素の値そのものを返すように定義することができる。また、用途に応じてXML要素の値に係数を乗算したり、定数を足したりするというように関数を定義してもよい。
以下の具体的な計算例ではXML要素の値そのものを使う。計算例は、LineNumberが"8"のとき、すなわち、アイテム数が8のとき(メタデータ:<LineNumber>8</LineNumber>)は得点を8とする。このようにしてアイテム数が多いほど(つまり、得点が高いほど)優先度を高くする。
この具体例によれば、受信者はアイテム数が多いメッセージを優先して受信することにより、処理に時間のかかるメッセージから処理することができる。
次に、第4の具体例として、緊急性の高いメッセージを優先して受信者端末3へ送信する場合の具体的な処理について説明する。この場合は、送信者端末1から送信されたメッセージに添付されたメタデータから、回答期限と処理対象アイテム数とを参照することによって優先度算出部2bが緊急性を表す優先度を算出し、最も緊急性の高いメッセージを優先して受信者端末3へ送信する。
すなわち、受信者端末3は、上述した関数『最近』と『降順』を用い、優先度算出式として『最近(回答期限)+降順(明細行数)』という式を優先度算出DB2aに登録しておく。これによって、回答期限の近さと明細行数(すなわち処理対象となるアイテム数)の多さとを加算することにより、総合的に緊急度の高いメッセージを優先して受信者端末3へ送信することができる。
ここで、回答期限と処理対象となるアイテム数とを参照することによって緊急性を算出し、最も緊急性の高いメッセージを優先する場合の計算例について説明する。回答期限による得点と処理アイテム数による得点とを加算して優先度を算出する場合の計算式は、『最近(/Order/ResponseLimitDate)+降順(/Order/LineNumber)』である。
具体的な計算例を示す。基準日を2005年11月1日とすると、(1)回答期限が2005年11月11日で処理アイテム数が8のメッセージの場合は、得点が−10+8=−2となる。(2)回答期限が2005年11月5日で処理アイテム数が1のメッセージの場合は、得点が−5+1=−4となる。(3)回答期限が2005年11月5日で処理アイテム数が8のメッセージの場合は、得点が−5+8=3となる。以上の計算結果から、最も回答期限が早く、かつアイテム数の多い(即ち、緊急性の最も高い)メッセージである(3)の回答期限が2005年11月5日で処理アイテム数が8のメッセージが最も優先される。
なお、他の複数の関数を組み合わせて、優先度算出式を作成しても良い。また、各関数の返値に対して加算以外の演算を行う優先度算出式を作成しても良い。この具体例によれば、複数の関数を組み合わせて優先度を算出することにより、受信者端末への送信順序に、より複雑な条件を与えることができる。
次に、第5の具体例として、メッセージ制御装置2が期間制限を行うことにより、メッセージがメッセージ蓄積DB2dに無限に滞留するのを防止する場合の具体的な処理について説明する。すなわち、優先度算出部2bによる優先度算出式に依存されることなく、一定の期間以上に亘ってメッセージ蓄積DB2dにメッセージが存在する場合は、自動的にそのメッセージの優先度を高くして受信者端末3へ早めに送信する。これによって、メッセージ蓄積DB2dにメッセージが無限に滞留することを防ぐことができる。
図7は、本実施の形態において、メッセージ制御装置2がメッセージ蓄積DB2dに一定期間以上滞留しているメッセージの優先度を上げる処理の流れを示すフローチャートである。すなわち、メッセージ制御装置2の優先度算出部2bは、メッセージ蓄積DB2dからメッセージを取り出し(ステップS41)、優先度算出式DB2aに登録された優先度算出式を用いて優先度を算出する(ステップS42)。
このとき、優先度算出部2bは、メッセージのメッセージ蓄積DB2dへの滞留時間がn時間を越えているか否かを判断し(ステップS43)、滞留時間がn時間を越えている場合は(ステップS43でYES)、優先度に所定の値Xを追加して優先度を強制的に高くする(ステップS44)。一方、滞留時間がn時間を越えていない場合は(ステップS43でNO)、ステップS45へ移行する。以上の算出した値を最終的な優先度として決定する(ステップS45)。このようにしてメッセージ蓄積DB2dに一定期間以上滞留しているメッセージについては、優先度算出式によらずに強制的に優先度を上げることにより、メッセージがメッセージ蓄積DB2dに無限に滞留することを防ぐことができる。
ここで、期間制限を行うことによってメッセージが無限に滞留することを防止する場合の計算式について説明する。一例として、一定期間以上メッセージ蓄積DB2dに存在するメッセージの優先度を優先度算出式に関わらず高くする期間を例えば10日間と設定しておく。そして、この期間を越えたメッセージに対しては大きな定数、例えば100を加算する。
具体的な計算例として、処理アイテム数が1であって、優先度算出式による計算による得点が“1”のメッセージが10日間取得されないまま経過したものとする。10日が過ぎた時点で、そのメッセージの優先度に100を加算して、優先度を1+100=101とする。この値101は他の殆んどのメッセージの優先度より高いため、このメッセージが受信者端末によって優先的に取得される。このようにして、所定の期間を越えたメッセージに対しては大きな定数を加算することにより、一挙に優先度の値を高くして最優先で受信者端末3へ送信する。
次に、第6の具体例として、優先度算出部2bが、メッセージの滞留時間を優先度算出式に組み込むことによってメッセージがメッセージ蓄積DB2dに無限に滞留するのを防止する場合の具体的な処理について説明する。この場合は、優先度算出式に対してメッセージ蓄積DB2d内の滞留時間を加味することによって、メッセージ蓄積DB2dにおける滞留時間が長いメッセージほど優先度が上がるようにして、メッセージがメッセージ蓄積DB2dに無限に滞留することを防ぐ。
すなわち、優先度算出式として『一致(送信元企業ID,"111222333")+滞留時間』のような式を与える。このようにして、あらかじめ決められていた優先度にメッセージの滞留時間を加算することにより、メッセージ蓄積DB2dに長く滞留しているメッセージほど優先度が高くなるようにして、メッセージが無限にメッセージ蓄積DB2dに滞留することを防ぐ。
ここで、滞留時間の長いメッセージほど優先度が上がるようにする場合の具体的な計算式について説明する。前述の各具体例において算出された得点に対し、『経過日数×上昇係数』の式で計算された値を加算する。
なお、経過日数はメッセージが取り込まれてから経過した日数であり、上昇係数は0より大きな任意の係数である。上昇係数が大きいほど日数の経過による優先度の上昇が早くなる。
計算例の一例を示す。上昇係数を0.5としたとき、処理アイテム数が1であって優先度算出式の計算によって得られた得点が“1”のメッセージが存在すると仮定する。このメッセージは翌日には、1×0.5=0.5が加算されて優先度は1.5となる。また、2日後には優先度は2.0となる。このようにして、メッセージ蓄積DB2dへの滞留期間の長さに応じて徐々に優先度を上げて行くことができる。
次に、第7の具体例として、メッセージ制御装置2がメッセージ順序の不変性を保障する場合の具体的な処理について説明する。この場合は、あるメッセージに関連する一連のメッセージ交換を識別する識別子を用いて、変更してはならないメッセージの順序に制約を与える。
すなわち、メッセージ交換によっては、順序を変えてはいけないものも存在する。例えば、注文メッセージの後に続けてその注文の取消メッセージが送信された場合、最初の注文メッセージを追い越して取消メッセージが先に受信者端末3に受信されてはならない。このような問題を解決するために、一連のメッセージ交換の流れを示す会話IDを利用する。このときの会話IDは、“ebXML Message Service”では“ConversationId”が該当するが、ebXML以外の標準でも同様の識別子を会話IDとして利用することができる。
図8は、本実施の形態において、メッセージ制御装置2が優先度によるメッセージの追い越しを許可するか否かを判断する処理の流れを示すフローチャートである。まず、優先度算出部2bがメッセージの優先度を算出する(ステップS51)。次に、優先度算出部2bはメッセージの追い越しが発生するか否かを判断する(ステップS52)。
ここで、メッセージの追い越しが発生する場合は(ステップS52でYES)、優先度算出部2bは、追い越されるメッセージが同じ会話IDを持っているか否かを判断する(ステップS53)。追い越されるメッセージが同じ会話IDを持っていれば(ステップS53でYES)、優先度によらず送信者端末1から送信されてきた順序が早いメッセージから先に受信者端末3へ送信する(ステップS54)。
一方、ステップS52でメッセージの追い越しが発生しない場合や(ステップS52でNO)、ステップS53で追い越されるメッセージが同じ会話IDを持っていない場合は(ステップS53でNO)、優先度算出部2bが算出した優先度のみに基づいた順序でメッセージを受信者端末3へ送信する(ステップS55)。優先度算出部2bは、このようにして優先度によるメッセージの追い越しを許可してもよいか否かを判断する。
この具体例によれば、優先度に従って送信の順序を決定すると共に、一連のメッセージに対しては順序を保つことができ、メッセージの追い越しを防止することができる。
本発明によれば、受信者の都合に合わせてメッセージの受信順序を任意に変更することができる。例えば、受信者にとって重要なメッセージを優先的に受信することができる。また、受信者側の時間的な都合に合わせて重要なメッセージを先に受信するなど、メッセージ受信時の融通性を向上させることができる。さらには、従来技術では送信者が送信した順序でしかメッセージの処理ができなかったが、本発明では、メッセージの受信順序を変更することができるので、メッセージを分割して受信するなどして通信量を削減することが可能となる。また、メッセージの優先度の算出を中継者(ASP)が行うため、受信者はヘッダを一旦取り込むなどの処理を行う必要がなくなる。
また、本発明のメッセージ制御装置は、queue,Pub/sub,Push,Pullのいずれにも適用することができるので、メッセージング一般に利用することが可能となる。特に、メッセージの非同期処理や人間が介在する処理などメッセージ処理に時間のかかるメッセージングに利用することができる。このようなことから、本発明のメッセージ制御装置は、企業間電子商取引やSOA(サービス指向アーキテクチャ)などに有効に利用することができる。
以上の実施の形態では好適な一例としてメッセージ制御装置について説明したが、本発明はこの実施の形態のメッセージ制御装置に限定されるものではない。
更に、メッセージ制御装置を構成するコンピュータにおいて、上述した各ステップを実行させるプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータにより読取り可能な記録媒体に記憶させることによって、メッセージ制御装置を構成するコンピュータに実行させることが可能となる。ここで、上記コンピュータにより読取り可能な記録媒体としては、ROMやRAM等のコンピュータに内部実装される内部記憶装置、CD−ROMやフレキシブルディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の可搬型記憶媒体や、コンピュータプログラムを保持するデータベース、或いは、他のコンピュータ並びにそのデータベースや、更に回線上の伝送媒体をも含むものである。
次に各請求項における構成手段と実施の形態との対応関係について説明する。請求項におけるメタデータ抽出部は、図1におけるメッセージ制御装置2のメタデータ抽出部2cであり、請求項における優先度算出部は、図1におけるメッセージ制御装置2の優先度算出部2bである。また、請求項におけるメッセージ選択部は、図1におけるメッセージ制御装置2のメッセージ送出部2eであり、請求項における計算式登録部は、図1におけるメッセージ制御装置2の優先度算出式DB2aである。
(付記1) 電子商取引のために送信元から送信先へ転送するメッセージの制御をコンピュータに実行させるメッセージ制御プログラムであって、
前記送信元からメッセージを取得し、該メッセージからメタデータを抽出するメタデータ抽出ステップと、
前記メタデータ抽出ステップにより抽出されたメタデータから、該メタデータを持つメッセージの優先度を算出する優先度算出ステップと、
前記優先度算出ステップにより算出された優先度に基づいて、前記送信先へ送出するメッセージを選択するメッセージ選択ステップと
をコンピュータに実行させるメッセージ制御プログラム。
(付記2) 付記1に記載のメッセージ制御プログラムにおいて、
更に、前記メタデータ抽出ステップの前に、前記送信先の指示に従って、前記優先度算出ステップが優先度を算出するための計算式を登録する計算式登録ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするメッセージ制御プログラム。
(付記3) 付記1または付記2に記載のメッセージ制御プログラムにおいて、
前記メタデータは、前記送信元の情報を含み、
前記優先度算出ステップは、前記メタデータ内の送信元の情報に基づいて優先度を算出することを特徴とするメッセージ制御プログラム。
(付記4) 付記1乃至付記3のいずれかにメッセージ制御プログラムにおいて、
前記メタデータは、前記送信先が処理を行うべきアイテム数を含み、
前記優先度算出ステップは、前記メタデータ内の前記アイテム数に基づいて優先度を算出することを特徴とするメッセージ制御プログラム。
(付記5) 付記1乃至付記4のいずれかに記載のメッセージ制御プログラムにおいて、
前記メタデータは、前記送信先の回答期限を含み、
前記優先度算出ステップは、前記メタデータ内の回答期限に基づいて優先度を算出することを特徴とするメッセージ制御プログラム。
(付記6) 付記1乃至付記5のいずれかに記載のメッセージ制御プログラムにおいて、
前記優先度算出ステップは、前記送信元からメッセージを取得してからの時間に基づいて優先度を増加させることを特徴とするメッセージ制御プログラム。
(付記7) 付記1乃至付記6のいずれかに記載のメッセージ制御プログラムにおいて、
前記メタデータは、関連する複数のメッセージの順序を表す順序情報を含み、
前記メッセージ選択ステップは、前記関連する複数のメッセージがある場合、前記優先度算出ステップにより算出された優先度に関わらず、前記順序情報に示された順序に従ってメッセージを選択することを特徴とするメッセージ制御プログラム。
(付記8) 付記1乃至付記7のいずれかに記載のメッセージ制御プログラムにおいて、
前記メッセージ選択ステップは、前記優先度算出ステップにより算出された優先度に基づいてメッセージを並べ、メッセージの一覧を作成し、該一覧を前記送信元に送信し、該一覧のうち送出するメッセージを前記送信先に選択させることを特徴とするメッセージ制御プログラム。
(付記9) 電子商取引のために送信元から送信先へ転送するメッセージの制御を行うメッセージ制御装置であって、
前記送信元からメッセージを取得し、該メッセージからメタデータを抽出するメタデータ抽出部と、
前記メタデータ抽出部により抽出されたメタデータから、該メタデータを持つメッセージの優先度を算出する優先度算出部と、
前記優先度算出部により算出された優先度に基づいて、前記送信先へ送出するメッセージを選択するメッセージ選択部と
を備えるメッセージ制御装置。
(付記10) 付記1に記載のメッセージ制御装置において、
更に、前記メタデータ抽出部の前に、前記送信先の指示に従って、前記優先度算出部が優先度を算出するための計算式を登録する計算式登録部を備えることを特徴とするメッセージ制御装置。
(付記11) 付記1または付記2に記載のメッセージ制御装置において、
前記メタデータは、前記送信元の情報を含み、
前記優先度算出部は、前記メタデータ内の送信元の情報に基づいて優先度を算出することを特徴とするメッセージ制御装置。
(付記12) 付記1乃至付記3のいずれかにメッセージ制御装置において、
前記メタデータは、前記送信先が処理を行うべきアイテム数を含み、
前記優先度算出部は、前記メタデータ内の前記アイテム数に基づいて優先度を算出することを特徴とするメッセージ制御装置。
(付記13) 付記1乃至付記4のいずれかに記載のメッセージ制御装置において、
前記メタデータは、前記送信先の回答期限を含み、
前記優先度算出部は、前記メタデータ内の回答期限に基づいて優先度を算出することを特徴とするメッセージ制御装置。
(付記14) 付記1乃至付記5のいずれかに記載のメッセージ制御装置において、
前記優先度算出部は、前記送信元からメッセージを取得してからの時間に基づいて優先度を増加させることを特徴とするメッセージ制御装置。
(付記15) 付記1乃至付記6のいずれかに記載のメッセージ制御装置において、
前記メタデータは、関連する複数のメッセージの順序を表す順序情報を含み、
前記メッセージ選択部は、前記関連する複数のメッセージがある場合、前記優先度算出部により算出された優先度に関わらず、前記順序情報に示された順序に従ってメッセージを選択することを特徴とするメッセージ制御装置。
(付記16) 付記1乃至付記7のいずれかに記載のメッセージ制御装置において、
前記メッセージ選択部は、前記優先度算出部により算出された優先度に基づいてメッセージを並べ、メッセージの一覧を作成し、該一覧を前記送信元に送信し、該一覧のうち送出するメッセージを前記送信先に選択させることを特徴とするメッセージ制御装置。
(付記17) 電子商取引のために送信元から送信先へ転送するメッセージの制御を行うメッセージ制御方法であって、
前記送信元からメッセージを取得し、該メッセージからメタデータを抽出するメタデータ抽出ステップと、
前記メタデータ抽出ステップにより抽出されたメタデータから、該メタデータを持つメッセージの優先度を算出する優先度算出ステップと、
前記優先度算出ステップにより算出された優先度に基づいて、前記送信先へ送出するメッセージを選択するメッセージ選択ステップと
を実行するメッセージ制御方法。
(付記18) 付記17に記載のメッセージ制御方法において、
更に、前記メタデータ抽出ステップの前に、前記送信先の指示に従って、前記優先度算出ステップが優先度を算出するための計算式を登録する計算式登録ステップを実行することを特徴とするメッセージ制御方法。
(付記19) 付記17または付記18に記載のメッセージ制御方法において、
前記メタデータは、前記送信元の情報を含み、
前記優先度算出ステップは、前記メタデータ内の送信元の情報に基づいて優先度を算出することを特徴とするメッセージ制御方法。
(付記20) 付記17乃至付記19のいずれかにメッセージ制御方法において、
前記メタデータは、前記送信先が処理を行うべきアイテム数を含み、
前記優先度算出ステップは、前記メタデータ内の前記アイテム数に基づいて優先度を算出することを特徴とするメッセージ制御方法。
本実施の形態に適用されるメッセージ制御システムの構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係るメッセージ制御装置の優先度算出部が用いる優先度算出式を構築するUIの一例を示す図である。 本実施の形態に係る受信者端末が行う優先度算出式の登録の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施の形態に係るメッセージ制御装置が、送信者端末より送信されてきた見積依頼のうちから回答期限の近いものを優先して受信者端末へ送信する処理の一例を示すフロー図である。 本実施の形態に係る優先度算出処理によって受信者端末に表示された受信可能メッセージ一覧の画面の一例を示す図である。 本実施の形態に係るメッセージ制御装置が、特定の送信者端末からのメッセージを優先して受信者端末へ送信する処理の一例を示すフロー図である。 本実施の形態に係るメッセージ制御装置がメッセージ蓄積DBに一定期間以上滞留しているメッセージの優先度を上げる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施の形態に係るメッセージ制御装置が優先度によるメッセージの追い越しを許可するか否かを判断する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 送信者端末、2 メッセージ制御装置、2a 優先度算出式DB(データベース)、2b 優先度算出部、2c メタデータ抽出部、2d メッセージ蓄積DB、2e メッセージ送出部、3 受信者端末

Claims (10)

  1. 電子商取引のために送信元から送信先へ転送するメッセージの制御をコンピュータに実行させるメッセージ制御プログラムであって、
    前記送信元からメッセージを取得し、該メッセージからメタデータを抽出するメタデータ抽出ステップと、
    前記メタデータ抽出ステップにより抽出されたメタデータから、該メタデータを持つメッセージの優先度を算出する優先度算出ステップと、
    前記優先度算出ステップにより算出された優先度に基づいて、前記送信先へ送出するメッセージを選択するメッセージ選択ステップと
    をコンピュータに実行させるメッセージ制御プログラム。
  2. 請求項1に記載のメッセージ制御プログラムにおいて、
    更に、前記メタデータ抽出ステップの前に、前記送信先の指示に従って、前記優先度算出ステップが優先度を算出するための計算式を登録する計算式登録ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするメッセージ制御プログラム。
  3. 請求項1または請求項2に記載のメッセージ制御プログラムにおいて、
    前記メタデータは、前記送信元の情報を含み、
    前記優先度算出ステップは、前記メタデータ内の送信元の情報に基づいて優先度を算出することを特徴とするメッセージ制御プログラム。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のメッセージ制御プログラムにおいて、
    前記メタデータは、前記送信先が処理を行うべきアイテム数を含み、
    前記優先度算出ステップは、前記メタデータ内の前記アイテム数に基づいて優先度を算出することを特徴とするメッセージ制御プログラム。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のメッセージ制御プログラムにおいて、
    前記メタデータは、前記送信先の回答期限を含み、
    前記優先度算出ステップは、前記メタデータ内の回答期限に基づいて優先度を算出することを特徴とするメッセージ制御プログラム。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のメッセージ制御プログラムにおいて、
    前記優先度算出ステップは、前記送信元からメッセージを取得してからの時間に基づいて優先度を増加させることを特徴とするメッセージ制御プログラム。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のメッセージ制御プログラムにおいて、
    前記メタデータは、関連する複数のメッセージの順序を表す順序情報を含み、
    前記メッセージ選択ステップは、前記関連する複数のメッセージがある場合、前記優先度算出ステップにより算出された優先度に関わらず、前記順序情報に示された順序に従ってメッセージを選択することを特徴とするメッセージ制御プログラム。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のメッセージ制御プログラムにおいて、
    前記メッセージ選択ステップは、前記優先度算出ステップにより算出された優先度に基づいてメッセージを並べ、メッセージの一覧を作成し、該一覧を前記送信元に送信し、該一覧のうち送出するメッセージを前記送信先に選択させることを特徴とするメッセージ制御プログラム。
  9. 電子商取引のために送信元から送信先へ転送するメッセージの制御を行うメッセージ制御装置であって、
    前記送信元からメッセージを取得し、該メッセージからメタデータを抽出するメタデータ抽出部と、
    前記メタデータ抽出部により抽出されたメタデータから、該メタデータを持つメッセージの優先度を算出する優先度算出部と、
    前記優先度算出部により算出された優先度に基づいて、前記送信先へ送出するメッセージを選択するメッセージ選択部と
    を備えるメッセージ制御装置。
  10. 電子商取引のために送信元から送信先へ転送するメッセージの制御を行うメッセージ制御方法であって、
    前記送信元からメッセージを取得し、該メッセージからメタデータを抽出するメタデータ抽出ステップと、
    前記メタデータ抽出ステップにより抽出されたメタデータから、該メタデータを持つメッセージの優先度を算出する優先度算出ステップと、
    前記優先度算出ステップにより算出された優先度に基づいて、前記送信先へ送出するメッセージを選択するメッセージ選択ステップと
    を実行するメッセージ制御方法。
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