JP2007158729A - パケット相乗り方法、プログラム及び装置 - Google Patents

パケット相乗り方法、プログラム及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 無線利用効率を高め、パケット遅延を低減したパケット相乗り方法、プログラム及び装置を提供する。
【解決手段】1ホップで到達可能な範囲でNeighbor Discoveryを行い、近距離無線で接続可能な近傍の音声端末を検出するとともに、検出した音声端末の通話中か否か、パケット化周期情報といった音声セッション情報と、無線伝送レートの情報の通話情報を取得するステップと、検出した接続可能な音声端末のリストから、前記通話情報に基づき無線占有時間が短くなり、相乗り時のパケット遅延が小さくなる基準で相乗り先の音声端末を選定するステップと、選定した相乗り先の音声端末にパケットの相乗りを要求するステップと、相乗り要求に対する相乗り先の音声端末からの肯定応答により相乗り元の音声端末は、音声通話を開始するステップとからなる。
【選択図】図1

Description

本発明はパケット相乗り方法に関し、特に、ホットスポット(登録商標)システム上でのVoIP(Voice over Internet Protocol)の利用を想定したパケット相乗り方法、プログラム及び装置に関する。
本発明のパケット相乗り方法は、アクセスポイントに接続するための無線LANインターフェースと、音声端末間を接続するための近距離無線インターフェースの2つのインターフェースを有する音声端末の使用を前提としたホットスポットシステムでのVoIPに適用される。
ホットスポットシステムは、駅や街など公共の場所に、無線LANやBluetoothなどのアクセスポイントを設置してインターネット接続サービスを不特定多数の利用者に無線(LAN)サービスエリアを提供するシステムである。ホットスポットシステム上のVoIPでは、音声品質を保つ目的で、無線帯域を管理するリソースマネージャが設置される。
リソースマネージャは、無線LANの無線帯域の使用状況を把握して、ユーザからの呼接続要求に対する接続可否を決定する。リソースマネージャは、無線帯域がひっ迫している状況などで新規の呼接続を許可すると、新規接続の呼及び既接続の呼の音声品質を劣化させると予測されるケースでは、新規の呼接続要求を拒否し呼損とする。しかし、呼損が多く発生すると、ユーザに対するトータルサービスの低下を招くため、その発生を低減する方法が求められる。
このような呼損の発生を低減する方法として、パケットを相乗りさせる方法がある。特に、無線LANでは、キャリアセンスやプリアンブルなどのオーバヘッド部分の無線占有時間がパケット部分に比べて約5倍(IEEE802.11b)長いため、パケットの相乗りによりオーバヘッド部分の無線占有時間を短縮することは、呼損の低減に有効である。
音声端末が、自音声端末の生成するパケットを複数まとめて送信するパケット相乗りの方法には以下に示すような例がある。
第1の方法は、音声端末が、自音声端末が生成した例えば20msでパケット化した音声パケットを複数まとめて送信する方法である。この方法は、パケット送信回数を減らすことが可能であり、結果として無線占有時間を短縮し、呼損の発生を低減する効果がある。
第2の方法は、下り方向のパケットに対する受信確認信号を、上り方向のパケットに相乗りさせて送信する特開2005−102340号公報に記されている方法である。この方法では、受信確認信号の無線占有時間を短縮することが可能であり、結果として呼損の発生を低減する効果がある。
次に、近距離無線を使用して近傍の音声端末へパケットを送信し、そのパケットを受信した音声端末が受信したパケットを自音声端末のパケットに相乗りさせて送信する方法がある。近傍に複数の音声端末が存在する場合、相乗り先の音声端末を選択する方法が必要になる。従来方法は、特表2004−531971号公報に記載されている。この方法は、消費されるエネルギーの量やホップ数を評価基準として接続先を選択する方法である。
しかし、従来方法では、相乗り候補の音声端末の通話状態が選択基準として存在しないため、音声通話を行っていない音声端末への接続を試行することにより、近距離無線に無駄なトラフィックが流れてしまう。
また、従来方法では、相乗り候補の音声端末の無線LANの無線伝送レートが選択基準として存在しないため、相乗りする端末が伝送レートの遅い音声端末に接続してしまうと、無線占有時間が長くなり、結果として呼損の増加を招くことになる。例えば、図17に示すような、アクセスポイント100、リソースマネージャ50、音声端末1、音声端末2、音声端末3で構成されるネットワークを考える。音声端末1の無線LANインターフェースの伝送レートは1Mbpsであり、音声端末2の無線LANインターフェースは11Mbpsで動作しているとする。ここで、音声端末3が相乗り先端末として音声端末1を選択すると、図18に示すように、相乗り先端末として音声端末2を選択した場合に比べて、無線占有時間が長くなるため、結果として呼損の増加を招くことにつながる。
また、従来方法では、相乗り候補の音声端末のパケット化周期が選定基準として存在しないため、パケットを相乗りする端末と、相乗りさせる端末との間でのパケット転送待ちによる遅延が増大する。例えば、図19に示すアクセスポイント200、リソースマネージャ50、音声端末101、音声端末102、音声端末103で構成されるネットワークを考える。音声端末101は、50msのパケット化周期を使用し、音声端末102、音声端末103は10msのパケット化周期を使用しているとする。ここで、音声端末103が音声端末101へ相乗りすると、音声端末103から音声端末101に10ms毎に送信されたパケットは、音声端末101でパケット化周期50msに合わせてアクセスポイント200にパケットが送信されるため、図20に示すようにパケット転送待ち遅延が生じる。
特開2005−102340号公報 特表2004−531971号公報
従来技術のパケット相乗り通信においては、相乗り先の選定において音声通話の状態を考慮していないため、音声通信を行っていない音声端末へ接続する場合があり、近距離無線に無駄なトラフィックが流れるという問題がある。
また、従来技術では、相乗り先の選定において無線伝送レートを考慮していないため、無線伝送レートの遅い音声端末に相乗りした場合、無線伝送レートの速い音声端末に相乗りした場合に比べて、相乗り時のパケット転送時間が長くなり無線帯域の利用効率が低下するから、無線LANの帯域利用効率が低下する可能性があるという問題がある。
更に、従来技術では、相乗り先の選定においてパケット化周期を考慮していないため、相乗り元が相乗り先よりも短いパケット化周期を使用している場合にパケットの相乗り待ち遅延が増大するから、パケットの相乗り待ち遅延が発生する可能性があるという問題がある。
本発明の目的は、以上のような課題を解決するものであり、無線帯域の利用効率の向上と音声遅延の低減を可能とするパケット相乗り方法、プログラム及び装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、相乗り先の音声端末が通話中か否か、パケット化周期といった音声セッション情報、無線伝送レートの情報を相乗り先の音声端末の選択基準とするパケット相乗り方法、プログラム及び装置を提供することである。
本発明の他の目的は、相乗り先の音声端末がパケット相乗りによる通信の終了時にも相乗り元の音声端末の通信の継続を可能とするパケット相乗り方法、プログラム及び装置を提供することである。
本発明のパケット相乗り手順を大きく分けると図1に示すように4つのステップに分けることができる。
第1のステップは、音声端末が近距離無線にて近隣探索(以下、Neighbor Discoveryという)を行い、近傍の音声端末を検出する近隣探索のステップである。これは、1ホップで到達可能な範囲でNeighbor Discoveryを行い、近距離無線で接続可能な近傍の音声端末を検出すると同時に、検出した音声端末の通信情報として、当該音声端末から通話中か否か、パケット化周期情報といった音声セッション情報と、無線伝送レートの情報を取得する手順である。
第2のステップは、第1のステップで検出した接続可能な音声端末のリストから、相乗り先の音声端末を選定する相乗り先選択のステップである。相乗り先の音声端末の選定基準は、相乗り先の音声端末が通話中、無線占有時間が短くなり、相乗り時のパケット遅延が小さくなるという基準である。
第3のステップは、選定した相乗り先の音声端末にパケットの相乗りを要求する相乗り要求のステップである。相乗り先の音声端末は、リソースマネージャに対して接続可否の判定を要求する。リソースマネージャの判定結果は、相乗り先の音声端末を介して相乗り元の音声端末へ送信される。なお、相乗り元の音声端末が相乗り先の音声端末に相乗り要求を行う時に送信する情報には、相乗り元が使用する音声セッションの属性情報(codec種別、パケット化周期)が入る。この音声セッションの属性情報は、相乗り元のパケット長をリソースマネージャが知るために用いられる。
第4のステップは、相乗り元の音声端末が相乗り要求(要求メッセージ)に対するACK(肯定応答)の受信により相乗り先の音声端末に相乗り用のパケットを送信して音声通話を開始する相乗り通信のステップである。ここで、相乗りによる通話中も、常に上記の第1のステップから第2のステップを行い、相乗り先の音声端末を乗り換える準備をしてもよい。
本発明によれば、パケットの相乗り元の音声端末から近隣探索(Neighbor Discovery)により近傍のパケット相乗り候補の音声端末を発見するとともに、それらの音声端末の通話状態か否かの通話情報を取得し、通話状態の音声端末を相乗り先の音声端末として選定し、該相乗り先の音声端末を介してパケット相乗り通信を行うので、近距離無線に無駄なトラフィックが流れることがなく、無線帯域の利用効率の向上が可能となる。
また、パケットの相乗り元の音声端末が近隣探索で発見した近傍の音声端末の通話情報として、通話状態の情報に加えて無線伝送レートの情報を取得し、発見した近傍の音声端末のリストから、相乗り先として音声通話状態で、無線伝送レートが大きいものを選定してパケット相乗り通信を行うので、音声パケット相乗り時の無線帯域の占有時間を短縮することが可能である。
更に、音声パケットの相乗りを希望する音声端末は、音声端末の通話情報として通話状態及び無線伝送レートの情報に加えパケット化周期の情報をも取得することにより、近傍の音声端末のリストから相乗り先の使用するパケット化周期が短いものへ相乗りを要求してパケット相乗り通信を行うので、相乗り時の待ち合わせ遅延時間を低減することが可能である。
また、本発明の音声端末は、相乗り先の音声端末の通話状態が終了した場合に新たな無線帯域が割り当てられるから、相乗り先の音声端末がパケット相乗りによる通信の終了時にも当該通信の継続が可能である。
次に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(構成の説明)
図2は、本実施の形態のネットワーク構成を示す図である。本ネットワーク構成は、駅や街など公共の場所に配置され、ホットスポットシステムのバックホール(以下、Backhaulという)に接続されたアクセスポイント300、Backhaulに接続されたリソースマネージャ350、アクセスポイント300に接続される音声端末301、音声端末302、音声端末303及び音声端末304で構成される。
図3は、本実施の形態の音声端末の構成を示すブロック図である。まず、図3を参照して音声端末400の構成、機能について説明する。
音声端末400は、無線インターフェース(無線LAN)401、無線インターフェース(近距離無線)402、Neighbor Discovery処理部(実行/応答部)403、相乗り先選定部404、接続要求部405、相乗り処理部406、パケット通信部407及び音声アプリケーション部408を有する。各部の機能、動作を説明すると以下のとおりである。
無線インターフェース(無線LAN)401は、アクセスポイントとの接続に使用される。無線インターフェース(近距離無線)402は、近距離無線による音声端末間の接続に使用される。
Neighbor Discovery処理部(実行/応答部)403は、無線インターフェース(近距離無線)402を介するNeighbor Discovery(近隣探索)により近傍に存在する音声端末の発見を行う機能、或いは他の音声端末からのNeighbor Discoveryに応答する機能を有する。Neighbor Discoveryの応答は、自音声端末の通話状態(通話中か否か)、パケット化周期、無線伝送レートの通信情報をNeighbor Discoveryを実行した音声端末へ送信することにより行う。
相乗り先選定部404は、Neighbor Discoveryの結果、複数の相乗り先の候補の音声端末が発見された場合、音声通話中の音声端末を選定し、更に、無線伝送レート、パケット化周期の情報に基づいて、無線占有時間を最小にする音声端末を選定し、更に、相乗り時の音声遅延を小さくする音声端末を選定する機能を有する。具体的には、発見された複数の音声端末が通話中の場合、無線伝送レートが最も速いもの、更に最も無線伝送レートが速い音声端末が複数あった場合、最もパケット化周期が短いものを相乗り先として選択する機能を有する。
接続要求部405は、選定した相乗り先へ相乗り要求を送信する機能、他の音声端末から相乗り要求を受信した場合、リソースマネージャ350に相乗りの可否の問合せを行う機能、相乗りの可否の問い合わせに対しリソースマネージャからOK(肯定応答)を受信した場合は、アクセスポイントに対して相乗り元と相乗り先の登録を依頼する機能、相乗りの可否の結果を要求元へ送信する機能を有する。
相乗り処理部406は、相乗り元の音声端末から受信したパケットと、自音声端末が送信するパケットとをマージして送信する機能と、アクセスポイントから受信したマージされたパケットを分離して、相乗り元へのパケットは相乗り元へ送信する機能を有する。ここでパケットが相乗りしているか否かの識別は、相乗り時の先頭パケットのヘッダフィールドに記述される。
パケット通信部407は、通常のパケット通信機能に加え、相乗り先との相乗り許可状態で自音声端末の相乗りによる通信情報のパケットを無線インターフェース(近距離無線)402により相乗り先に送信する機能と、相乗り先の通話状態が終了した場合、無線帯域の割り当てを受け、無線インターフェース(無線LAN)401を介するパケット通信により相乗りの通信を通常のパケット通信により継続する機能を有する。
音声アプリケーション部408は、インターネットやイントラネットなどのTCP/IPネットワークを使って音声データを送受信する機能であるVoIP(Voice over Internet Protocol)機能を有する。例えば、社内LANを使った内線電話やインターネットなどの機能を有する。
図4は、アクセスポイント500の構成を示す図である。図4を参照してアクセスポイントの構成、機能について説明する。
アクセスポイント500は、無線LANの無線インターフェース501、バックホール(Backhaul)側の無線インターフェース(Backhaulインターフェース)502、相乗り元・相乗り先登録部503及び相乗り処理部504を有する。各部の機能、動作を説明すると以下のとおりである。
無線インターフェース(無線LAN)501は、音声端末との接続に使用され、バックホールインターフェース(Backhaulインターフェース)は、Backhaulとの接続に使用される。
相乗り元・相乗り先登録部503は、相乗り元と相乗り先のペアの音声端末のMACアドレスをテーブルに登録する機能を有する。
相乗り処理部504は、音声端末から受信したマージされたパケットをそれぞれの音声端末のパケットに分離する機能を有する。また、Backhaulインターフェース502を介してBackhaul側から受信した、相乗り元宛のパケットを保持し、相乗り先宛のパケットにマージして無線インターフェース(無線LAN)501を介して送信する機能を有する。
リソースマネージャ350は、音声端末からの問い合わせに対し、特定の相乗り先の音声端末及び相乗り元の音声端末のペアのパケット長に基づいて無線帯域の上限内に収まるか否かを判断し、該ぺアのパケットの相乗りの可否の判断情報又は該情報に基づく相乗りの可否の情報を前記音声端末に提供する機能を有する。但し、本発明ではその判断方法は問わない。
(動作の説明)
次に、本実施の形態のパケットの相乗り動作の手順について説明する。
図5、図6、図7、図8、図9、図10、図11、図12は、パケット相乗り方法の手順のフローチャートを示す図である。
図5は、相乗り元の端末がNeighbor Discoveryによって、相乗り先の端末を選定する動作のフローチャートを示す図である。
相乗りを希望する音声端末(相乗り元の音声端末)は、近距離無線にてNeighbor Discoveryのアクセスを行い、近傍の音声端末の検出を行なう(図5A1)。Neighbor Discoveryにより近傍の音声端末を検出した相乗り元の音声端末は、Neighbor Discoveryによって得られた通話状態と無線伝送レートの情報により、通話状態であり、かつ、最も無線伝送レートが速いものを相乗り先の音声端末として選択する(図5A2)。ここで、無線伝送レートの最も速い相乗り先の候補が複数ある場合は(図5A3)、複数ある相乗り先の候補からパケット化周期が最も短い音声端末を選択する。そして、選択した相乗り先の候補に近距離無線を使って相乗り要求を行う(図5A5)。相乗り要求を行った結果、相乗りがOKであれば(図5A6)、音声通信を開始する(図5A7)。
図6は、Neighbor Discoveryのアクセスを受けた音声端末が応答する動作のフローチャートを示す図である。
近距離無線でNeighbor Discoveryのアクセスを受けた音声端末は(図6B1)、自音声端末の通話状態と無線LANの無線伝送レートとパケット化周期の情報を近距離無線の使用により、Neighbor Discoveryを行った音声端末へ送信することで返答する(図6B2)。
図7は、相乗り元の音声端末から近距離無線で受けた相乗り要求を処理する相乗り先の音声端末の動作のフローチャートを示す図である。
近距離無線で相乗り要求を受けた音声端末は(図7C1)、リソースマネージャに対して相乗り可否を問合せる(図7C2)。その結果、相乗りがOK(相乗りOK)であった場合(図7C3)、アクセスポイントに対して相乗り元と相乗り先の音声端末をペアとして登録を依頼する(図7C4)。そして、相乗り元の音声端末に対して、近距離無線により相乗りOKの返答を行う(図7C5)。一方、相乗りがNG(否定応答、相乗りNG)であった場合(図7C3)、相乗り元の音声端末に対して、近距離無線により相乗りNGの返答を行う。
図8は、相乗り先の音声端末から受けた相乗り元と相乗り先のMACアドレスのペアの登録要求を処理するアクセスポイントの動作のフローチャートを示す図である。
アクセスポイントは、無線LANにより相乗り先の音声端末から相乗り元と相乗り先のMACアドレスの登録依頼を受けると(図8D1)、相乗り元と相乗り先のMACアドレスをペアとして登録する(図8D2)。
図9、図10は、相乗り先の音声端末の相乗り処理の動作のフローチャートを示す図である。
相乗り先の音声端末は、近距離無線から相乗り元のパケットを受信すると(図9E1)、そのパケットを一時的に保持する(図9E2)。そして、自音声端末のパケット送信のタイミングで、そのパケットを自音声端末のパケットとマージして無線LANより送信する(図9E3)。
相乗り先の音声端末は、MACヘッダにより識別され、マージされたパケットを無線LANから受信すると(図10F1)、自音声端末と相乗り元の音声端末の各パケットに分離する(図10F2)。そして、自音声端末のパケットを受信すると同時に、相乗り元の音声端末へのパケットは近距離無線に送信する(図10F3)。
図11、図12は、アクセスポイントの相乗り処理の動作のフローチャートを示す図である。
アクセスポイントは、無線LANからマージされたパケットを受信すると(図11G1)、マージされたそれぞれのパケットを分離する(図11G2)。そして、分離したパケットをBackhaul側へ送信する(図11G3)。また、Backhaul側で相乗り元の音声端末のパケットを受信すると(図12H1)、そのパケットを保持する(図12H2)。そして、相乗り先のパケットを受信すると、相乗り先のパケットの送信タイミングで、相乗り元の音声端末のパケットと相乗り先の音声端末のパケットをマージして無線LANより送信する(図12H3)。
相乗り元の音声端末と相乗り先の音声端末のパケットの識別は、図7と図8のフローチャートにある相乗り元と相乗り先のMACアドレスのペアが登録されたアクセスポイントのテーブルによって行う。
本実施の形態の無線インターフェースと接続される近距離無線及び無線LANは無線通信手段の一例であり、それぞれ他の種類の無線通信が適用可能である。
図2を使用して本発明の実施例を説明する。ネットワーク構成は、前記実施の形態と同様のアクセスポイント300、リソースマネージャ350、音声端末301、音声端末302、音声端末303及び音声端末304で構成される。
アクセスポイント300に接続して音声通信を行っている音声端末は、音声端末301、音声端末302、音声端末303である。音声端末304は、無線LANでの音声通信をリソースマネージャ350に拒否され呼損となったとする。
音声端末304は、近距離無線を使用してNeighbor Discoveryを行う(図5A1)。Neighbor Discoveryのアクセスを受けた音声端末は(図6B1)、自音声端末の通話状態、無線伝送レート、パケット化周期の情報をNeighbor Discoveryを行った音声端末304へ近距離無線を使用して応答する(図6B2)。Neighbor Discoveryの結果、音声端末301、302、303が検出され、それぞれの通信情報が取得される。
図13、図14及び図15はそれぞれ音声端末301、302及び303の通信状態、伝送レート及びパケット化周期の通信情報である。
音声端末304は、Neighbor Discoveryの結果に基づき通話状態でかつ最も伝送レートの速いものを相乗り先音声端末として選択する(図5A2)。ここでは、どの音声端末も通話中であり、音声端末301の無線伝送レートが1Mbps、他の2つの音声端末の無線伝送レートが11Mbpsであるため、音声端末302と音声端末303を相乗り先として選択する。
ここで相乗り先の音声端末が複数あるため(図5A3)、パケット化周期が最も短い音声端末を選択する(図5A4)。結果として音声端末302が相乗り先として選択される。
音声端末304は、近距離無線を使用して選択した相乗り先の音声端末302に相乗り要求を行う(図5A5)。相乗り要求には、使用するコーデック(codec)種別とパケット化周期の情報が含まれる。
相乗り要求を受信した音声端末302は(図7C1)、リソースマネージャ350に対して相乗りの可否を問合せる(図7C2)。ここでは、リソースマネージャ350の判定結果は相乗りOKとする。リソースマネージャ350からの判定結果を受信した音声端末302は(図7C3)、アクセスポイント300に対して相乗り元、つまり音声端末304と、相乗り先、つまり音声端末302のMACアドレスの登録を依頼する(図7C4)。登録の依頼を受けたアクセスポイント400は(図8D1)、相乗り元と相乗り先のアドレスのペアを登録する(図8D2)。
アクセスポイント300へ相乗り元と相乗り先のアドレスのペアの登録を依頼した音声端末302は、相乗り元である音声端末304に対して、近距離無線で相乗りOKの返答を行う(図7C5)。
音声端末304は、相乗りOKの応答を音声端末302より受けると音声通信を開始する(図5A7)。
近距離無線で相乗り元である音声端末304から音声パケットを受信した音声端末302は(図9E1)、そのパケットを一時保持する(図9E2)。そして、自音声端末の生成した音声パケットを送信するタイミングで、相乗り元のパケットをマージして無線LANより送信する(図9E3)。マージされたパケットのMACヘッダには、相乗りしていることを示す識別子が付けられる。
アクセスポイント300は、無線LANよりマージされたパケットを受信すると(図11G1)、マージされたパケットを分離して(図11G2)、Backhaul側へ送信する(図11G3)。
また、Backhaul側から相乗り元へのパケット、つまり音声端末304宛ての音声パケットを受信したアクセスポイント300は(図12H1)、パケットを保持する(図12H2)。ここで、相乗り元へのパケットかどうかは、相乗り元と相乗り先のMACアドレスのペアの登録情報により判断する。そして、アクセスポイント300は相乗り先である音声端末302宛てのパケットを受信すると、音声端末302宛てのパケットと音声端末304宛てのパケットとをマージして無線LANに送信する(図12H3)。
音声端末302は、無線LANよりマージされたパケットを受信すると(図10F1)、マージされたパケットを分離して(図10F2)、音声端末304宛てのパケットを近距離無線により音声端末304へ送信する(図10F3)。
以上により、音声端末302は相乗り先の音声端末304によりアクセスポイント300を介する通信が確立される。ここで近距離無線には無駄なトラフィックが流れることがなく、音声パケット相乗り時の無線帯域の占有時間は短縮され、相乗り時の待ち合わせ遅延時間も低減される。
以上の実施例の動作において、音声端末304からのパケットを相乗りさせている音声端末302は、通話が終了した場合、アクセスポイント300へ相乗り元・相乗り先のアドレスの登録情報の削除を依頼し、同時にリソースマネージャ350へ帯域の解放を依頼することとなる。その際に、リソースマネージャ350は、相乗り元である音声端末304へ優先的に帯域の利用を許可することにより、相乗り元の音声端末304は音声端末302からの通話の終了を検出し、又はリソースマネージャ350からの帯域利用の許可情報に基づき、それまでの通話先との接続と無線LANを介する通常のパケット通信による通話機能を備えることにより、又は他のNeighbor Discovery処理によるパケット相乗りにより通話の継続を可能とするように構成できる。
本実施例によれば、相乗り先の音声端末302が通話を終了しても、相乗り元の音声端末304は無線LANにより音声通信を継続することが可能である。
次に、本発明のパケット相乗り処理をコンピュータプログラムにより実施する実施例について説明する。
図20は、本実施例の音声端末の構成を示す図である。無線インターフェース(無線LAN)601、無線インターフェース(近距離無線)602、操作部609、表示部610、音声入出力部611、記憶部612及び制御部(CPU)600から構成される。記憶部612には本発明のパケット相乗り通信等の処理プログラムが格納されており、記憶部612に格納された処理プログラムは、記憶部612から制御部(CPU)600に読み込まれ、制御部(CPU)600の動作を制御する。
本実施例ではユーザが操作部609及び表示部610により通話先の音声端末のアドレス、電話番号等を入力することにより、近隣探索から始まるパケット相乗り通信の手順を開始することができ、通話先との接続後に音声入出力部611により音声端末間の通話が可能となる。制御部(CPU)600はこのための動作を処理プログラムにより制御され、Neighbor Discovery処理機能603、相乗り先選定機能604、接続要求機能605、相乗り処理機能606、パケット通信機能607及び音声アプリケーション機能608を実現する。
これら処理プログラムによる機能は、それぞれ図3に示すNeighbor Discovery処理部(実行/応答部)403、相乗り先選定部404、接続要求部405、相乗り処理部406、パケット通信部407及び音声アプリケーション部408の機能と同様であり、相乗り元及び相乗り先の音声端末として、図5、6、7、9に示す動作フローチャートの手順を実行することが可能である。また、アクセスポイント等については従来手段で構成可能であり、図8、11、12に示す動作フローチャートの手順の実行が可能である。
本発明によれば、ホットスポットシステムなどのVoIPで呼損の低減といった用途に適用できる。
本発明のパケット相乗り手順のフローチャートの概要図である。 本発明の実施するための最良の形態を説明するための図(ネットワーク構成)である。 本発明を実施するための最良の形態を説明するための図(音声端末構成)である。 本発明を実施するための最良の形態を説明するための図(アクセスポイント構成)である。 本発明を実施するための最良の形態を説明するための図である。 本発明を実施するための最良の形態を説明するための図である。 本発明を実施するための最良の形態を説明するための図である。 本発明を実施するための最良の形態を説明するための図である。 本発明を実施するための最良の形態を説明するための図である。 本発明を実施するための最良の形態を説明するための図である。 本発明を実施するための最良の形態を説明するための図である。 本発明を実施するための最良の形態を説明するための図である。 本発明の実施例を説明するための図である。 本発明の実施例を説明するための図である。 本発明の実施例を説明するための図である。 本発明の他の実施例を説明するための図である。 本発明の背景技術を説明するためのネットワーク構成図である。 本発明の背景技術の問題点を説明するための図である。 本発明の背景技術を説明するためのネットワーク構成図である。 本発明の背景技術の問題点を説明するための図である。
符号の説明
1、2、3、101、102、103、301、302、303 音声端末
50、150、300、350 リソースマネージャ
100、200 アクセスポイント
400 音声端末
401、501、601 無線インターフェース(無線LAN)
402、502、602 無線インターフェース(近距離無線)
403 Neighbor Discovery処理部(実行/応答部)
404 相乗り先選定部
405 接続要求部
406 相乗り処理部
407 パケット通信部
408 音声アプリケーション
500 アクセスポイント
503 相乗り元・相乗り先登録部
504 相乗り処理部
600 制御部(CPU)
609 操作部
610 表示部
611 音声入出力部
612 記憶部

Claims (18)

  1. アクセスポイントを介する無線通信のインターネット接続サービスでのVoIPにおける音声端末のパケット相乗り方法であって、
    音声端末から近距離無線により近隣探索を行い、相乗り先の候補の音声端末の検出と当該音声端末の通信情報を取得する近隣探索のステップと、近隣探索のステップで検出された音声端末の通信情報により通話状態の音声端末を相乗り先として選択する第1の相乗り先選択のステップと、を含むことを特徴とするパケット相乗り方法。
  2. 前記第1の相乗り先選択のステップで、複数の音声端末が通話状態であった場合、最も無線伝送レートが速い音声端末を相乗り先として選択する第2の相乗り先選択のステップを含むことを特徴とする請求項1に記載のパケット相乗り方法。
  3. 前記第2の相乗り先選択のステップで、最も無線伝送レートが速い音声端末が複数あった場合、最もパケット化周期が短い音声端末を相乗り先として選択する第3の相乗り先選択のステップを含むことを特徴とする請求項2に記載のパケット相乗り方法。
  4. 相乗り先として選択した音声端末に対する相乗りを要求する相乗り要求のステップと、当該音声端末からの相乗り許可の情報を受信して相乗りパケットを当該音声端末に送信する相乗り通信のステップと、を含むことを特徴とする請求項1ないし3の何れかの請求項に記載のパケット相乗り方法。
  5. パケット相乗り通信を希望する音声端末からの近隣探索に対し、自音声端末の通信情報を送信する通信情報の送信のステップと、前記音声端末からの相乗り要求に対し、パケット相乗りの可否の判定をネットワークのリソースマネージャに問い合わせ、判定結果を相乗り要求した音声端末に送信する相乗り応答のステップと、相乗りを許可した音声端末からのパケットを受信して自音声端末のパケットにマージし、相乗りパケットとして送信する相乗り通信のステップと、相乗りパケットを受信し、該相乗りパケットを分離して自音声端末及び前記音声端末に出力する相乗り分離のステップと、を含むことを特徴とする請求項1ないし4の何れかの請求項に記載のパケット相乗り方法。
  6. 相乗り先の音声端末の前記通話状態が終了した場合、通信を継続する無線帯域の割り当てを受ける無線帯域割り当てのステップを含むことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかの請求項に記載のパケット相乗り方法。
  7. アクセスポイントを介する無線通信のインターネット接続サービスでのVoIPにおける音声端末のパケット相乗り用のプログラムであって、
    音声端末の制御部に、近距離無線により近隣探索を行い、相乗り先の候補の音声端末の検出と当該音声端末の通信情報を取得する近隣探索の処理と、前記近隣探索の処理で検出された音声端末の通信情報により通話状態の音声端末を相乗り先として選択する第1の相乗り先選択の処理と、を実行させることを特徴とするパケット相乗り用のプログラム。
  8. 前記第1の相乗り先選択の処理で、複数の音声端末が通話状態であった場合、最も無線伝送レートが速い音声端末を相乗り先として選択する第2の相乗り先選択の処理を実行させることを特徴とする請求項7に記載のパケット相乗り用のプログラム。
  9. 前記第2の相乗り先選択の処理で、最も無線伝送レートが速い音声端末が複数あった場合、最もパケット化周期が短い音声端末を相乗り先として選択する第3の相乗り先選択の処理を実行させることを特徴とする請求項8に記載のパケット相乗り用のプログラム。
  10. 相乗り先として選択した音声端末に対する相乗りを要求する相乗り要求の処理と、当該音声端末からの相乗り許可の情報を受信して相乗りパケットを当該音声端末に送信する相乗り通信の処理と、を実行させることを特徴とする請求項7ないし9の何れかの請求項に記載のパケット相乗り用のプログラム。
  11. パケット相乗り通信を希望する音声端末からの近隣探索に対し、自音声端末の通信情報を送信する通信情報の送信の処理と、前記音声端末からの相乗り要求に対し、パケット相乗りの可否の判定をネットワークのリソースマネージャに問い合わせ、判定結果を相乗り要求した音声端末に送信する相乗り応答の処理と、相乗りを許可した音声端末からのパケットを受信して自音声端末のパケットにマージし、相乗りパケットとして送信する相乗り通信の処理と、相乗りパケットを受信し、該相乗りパケットを分離して自音声端末及び前記音声端末に出力する相乗り分離の処理と、を実行させることを特徴とする請求項7ないし10の何れかの請求項に記載のパケット相乗り用のプログラム。
  12. 相乗り先の音声端末の前記通話状態が終了した場合、通信を継続する無線帯域の割り当てを受ける無線帯域割り当ての処理を含むことを特徴とする請求項7ないし11のいずれかの請求項に記載のパケット相乗り用のプログラム。
  13. アクセスポイントを介する無線通信のインターネット接続サービスでのVoIPにおけるパケット相乗り可能な音声端末であって、
    近距離無線による近隣探索により、近傍の相乗り先の候補の音声端末の検出と当該音声端末の通信情報を取得する近隣探索処理部と、前記近隣探索処理部で検出した音声端末の通信情報に基づいて、通話状態の音声端末を相乗り先として選択する相乗り先選定部と、を備えることを特徴とする音声端末。
  14. 前記相乗り先選定部は、前記近隣探索処理部で検出した複数の音声端末が通話状態であった場合、最も無線伝送レートが速い音声端末を相乗り先として選択することを特徴とする請求項13に記載の音声端末。
  15. 前記相乗り先選定部は、最も無線伝送レートが速い音声端末が複数あった場合、最もパケット化周期が短い音声端末を相乗り先として選択することを特徴とする請求項14に記載の音声端末。
  16. 相乗り先として選択した音声端末に対する相乗りを要求する相乗り要求部と、当該音声端末からの相乗り許可の情報を受信して相乗りパケットを当該音声端末に送信する相乗り処理部と、を備えることを特徴とする請求項13ないし15の何れかの請求項に記載のパケット相乗り音声端末。
  17. 前記近隣探索処理部は、パケット相乗り通信を希望する音声端末からの近隣探索に対し、自音声端末の通信情報を送信し、前記音声端末からの相乗り要求に対し、パケット相乗りの可否の判定をネットワークのリソースマネージャに問い合わせ、判定結果を相乗り要求した音声端末に送信する相乗り応答の機能を有し、
    前記相乗り処理部は、相乗りを許可した音声端末からのパケットを受信して自音声端末のパケットにマージし、相乗りパケットとして送信する相乗り通信の機能と、相乗りパケットを受信し、該相乗りパケットを分離して自音声端末及び前記音声端末に出力する相乗り分離の機能と、を有することを特徴とする請求項13ないし16の何れかの請求項に記載の音声端末。
  18. 相乗り先の音声端末の前記通話状態が終了した場合、通信を継続する無線帯域の割り当てを受けパケット相乗り通信に代えてパケット通信を継続するパケット通信部を有することを特徴とする請求項13ないし17のいずれかの請求項に記載の音声端末。
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