JP2007153562A - フォークリフトにおけるシリンダ装置の連結部構造 - Google Patents

フォークリフトにおけるシリンダ装置の連結部構造 Download PDF

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Abstract

【課題】ロッド部に力が作用した場合でも、連結板と昇降用シリンダ装置のロッド部との連結機能を損なわないようなフォークリフトにおけるシリンダ装置の連結部構造を提供する。
【解決手段】マスト部材に固定されて昇降部材を昇降させるための昇降用シリンダ装置のロッド部12と、昇降部材側に設けられた連結板21との連結部構造であって、ロッド部の先端部に、連結板に形成された貫通穴22内に挿脱自在な挿通用小径部12aを形成するとともに、その小径部の始端面である段部環状支持面12bから所定距離Lの位置に止め輪23を装着し得る環状溝12cを形成し、且つ段部環状支持面から環状溝までの所定距離Lが、ロッド部の挿通用小径部が連結板の貫通穴を挿通されてその環状溝に止め輪が係合された状態で、止め輪と連結板側との間に隙間δが形成されるような長さにしたもの。
【選択図】図3

Description

本発明は、フォークリフトにおけるシリンダ装置の連結部構造に関するものである。
一般に、フォークリフトには、その車両本体の前部に鉛直面内で傾動自在に支持されたマスト部材と、このマスト部材を傾動させる傾動用シリンダ装置と、上記マスト部材4に昇降可能に保持された昇降部材と、この昇降部材に昇降可能に配置されて荷物を保持し得るフォーク部材と、上記昇降部材を昇降させることによりチェーンおよびスプロケットを介してフォーク部材を昇降させる昇降用シリンダ装置とが具備されている。
そして、上記昇降用シリンダ装置と昇降部材との連結部構造については、板状の連結ブラケットすなわち連結板を介して行われており、図4および図5に示すように、昇降用シリンダ装置51のロッド部52の先端部が、連結板61の下面に形成された凹状部62に挿入された状態で、当該連結板61に形成された貫通穴62から挿入された連結用ボルト63をロッド部52の先端に形成されためねじ部52aに捩じ込むことにより、強固に連結されていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−319796
上記の構成によると、連結用ボルト63により、連結板61と昇降用シリンダ装置51のロッド部52とが強固に連結されるため、例えばロッド部52に外力が作用した場合、または昇降用シリンダ装置51におけるマスト部材に固定されるシリンダ本体の取り付け方向がずれているような場合には、ロッド部52に曲げモーメントなどが作用し、連結用ボルト63が破損する惧れがあった。
そこで、本発明は、連結板と昇降用シリンダ装置のロッド部との連結機能を損なわないようなフォークリフトにおけるシリンダ装置の連結部構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のフォークリフトにおけるシリンダ装置の連結部構造は、車両本体の前部に鉛直面内で傾動自在に設けられたマスト部材と、このマスト部材に昇降可能に保持された昇降部材と、この昇降部材に昇降可能に配置されて荷物を保持し得るフォーク部材と、このフォーク部材とマスト部材とに亘って設けられるとともに上記昇降部材の上部に設けられたスプロケットに巻回されて当該フォーク部材を支持するためのチェーンと、上記マスト部材に固定されて昇降部材をマスト部材に対して昇降させる際に、当該昇降部材に設けられたスプロケットに巻回されたチェーンを介してフォーク部材を昇降させる昇降用シリンダ装置とが具備されたフォークリフトにおける上記昇降部材に設けられた連結板と昇降用シリンダ装置のロッド部との連結部構造であって、
上記ロッド部の先端部に、連結板に形成された貫通穴内に挿脱自在な挿通用小径部を形成するとともに、その小径部の始端面である段部環状支持面から所定距離の位置に抜け止め部材を装着し得る環状溝を形成し、
且つ上記段部環状支持面から環状溝までの所定距離を、上記ロッド部の挿通用小径部が連結板の貫通穴を挿通されてその環状溝に抜け止め部材が係合された状態で、抜け止め部材と連結板側との間に隙間が形成されるような長さにしたものである。
また、上記抜け止め部材として、止め輪を用いたものである。
上記連結部構造によると、昇降用シリンダ装置を昇降部材側に連結した際に、連結板側とロッド部に係合された抜け止め部材との間には隙間が形成されるため、昇降用シリンダ装置のロッド部に外力が作用した場合、またはシリンダ装置の取付け精度が悪い場合には、曲げモーメントなどが働くが、両者間にはガタが存在することになり、したがってロッド部と連結板側との連結機能が損なわれるのが防止される。
[実施の形態]
以下、本発明の実施の形態に係るフォークリフトにおけるシリンダ装置の連結部構造を、図1〜図3に基づき説明する。
まず、簡単に、フォークリフトの構成を図1に基づき説明する。
このフォークリフトは、概略的には、下部に走行用車輪1が設けられるとともに上部に運転席2が設けられた車両本体3と、この車両本体3の前部に鉛直面内で傾動自在に支持されたマスト部材4と、このマスト部材4に昇降可能に保持された昇降部材5と、この昇降部材5に昇降可能に配置されて荷物を保持し得るフォーク部材6と、このフォーク部材6とマスト部材4とに亘って設けられるとともに上記昇降部材5の上部に設けられたスプロケット7に巻回されて当該フォーク部材6を支持するチェーン8と、上記マスト部材4に固定支持されて昇降部材5をマスト部材4に対して昇降させる際に、当該昇降部材5に設けられたスプロケット7に巻回されたチェーン8を介してフォーク部材6を昇降させる昇降用シリンダ装置9と、上記マスト部材4と車両本体3とに亘って設けられて当該マスト部材4を傾動させる傾動用シリンダ装置10とから構成されている。なお、チェーン8はマスト部材4の幅方向中央に配置され、また昇降用シリンダ装置9は、マスト部材4の左右に配置されており、またこの昇降用シリンダ装置9のシリンダ本体11の底部はマスト部材4側にボルトなどを介して固定されている。
次に、上記昇降部材5と昇降用シリンダ装置9との連結部構造を、図2および図3に基づき説明する。
この連結部構造は、昇降部材5側に取り付けられた連結用ブラケットである所定厚さの連結板21に形成された貫通穴22内に、昇降用シリンダ装置9の所定の外径d1を有するロッド部12の先端部を挿通させて連結するための構造である。
すなわち、昇降用シリンダ装置9のロッド部12の先端部には、連結板21の貫通穴22を挿脱自在にされたロッド部外径d1よりも小さい径d2を有する挿通用小径部12aが形成されるとともに、その小径部12aの始端面である段部環状支持面12bから所定距離Lの位置に抜け止め部材である平面視がC字形状の止め輪(スナップリングともいう)23を装着し得る環状溝12cが形成され、また上記段部環状支持面12bから環状溝12cまでの所定距離Lが、連結板21に形成された貫通穴22の長さ、正確には、下面に凹状部(座ぐり部)21aが形成されているため、この凹状部21aの深さを差し引いた長さtより、後述する座金の厚さsに所定の隙間δを加えた長さになるようにされている。なお、連結板21の貫通穴22の内径Dはロッド部12の挿通用小径部12aの外径d2よりも少し大きくされており、やはり、両者間には、僅かの隙間が形成されている。
上記構成において、昇降用シリンダ装置9を昇降部材5側に連結する場合、ロッド部12の挿通用小径部12aを連結板21の貫通穴22に挿通させて座金24を配置した後、その先端の環状溝12cに止め輪23を係合すればよい。
止め輪23を係合させた状態では、当該止め輪23と連結板21側との間、すなわち止め輪23と座金24との間には僅かな隙間δが形成されることになる。
したがって、昇降用シリンダ装置9のロッド部12に外力が作用した場合、または昇降用シリンダ装置9のシリンダ本体11をマスト部材4側にボルトなどで固定した際に、当該シリンダ本体11が僅かに傾いた状態で固定された場合(シリンダ装置の取付け精度が悪い場合)には、例えばロッド部12に曲げモーメントが働くが、連結板21と昇降用シリンダ装置9のロッド部12との間には隙間δが形成されているため、すなわちガタがある(逃げの機構が存在している)ことになり、従来のように、ロッド部の先端部がボルトで連結板に強固に固定されている場合に比べて、ロッド部12と連結板21との連結部分が破損するのを極力抑制することができる。言い換えれば、連結機能が損なわれるのを防止し得る。
ところで、上記実施の形態においては、連結板21における貫通穴22の下面に凹状部21aを形成したが、凹状部を形成しない場合には、上述した板厚tは、板厚そのものの値が用いられる。
本発明の実施の形態に係るシリンダ装置の連結部構造を具備するフォークリフトの概略側面図である。 本発明の実施の形態に係るシリンダ装置の連結部構造を示す分解斜視図である。 同連結部構造を示す要部断面図である。 従来例におけるシリンダ装置の連結部構造を示す分解斜視図である。 同従来例の連結部構造を示す要部断面図である。
符号の説明
3 車両本体
4 マスト部材
5 昇降部材
6 フォーク部材
7 スプロケット
8 チェーン
9 昇降用シリンダ装置
11 シリンダ本体
12 ロッド部
12a 挿入用小径部
12b 段部環状支持面
12c 環状溝
21 連結板
21a 凹状部
22 貫通穴
23 止め輪
24 座金

Claims (2)

  1. 車両本体の前部に鉛直面内で傾動自在に設けられたマスト部材と、このマスト部材に昇降可能に保持された昇降部材と、この昇降部材に昇降可能に配置されて荷物を保持し得るフォーク部材と、このフォーク部材とマスト部材とに亘って設けられるとともに上記昇降部材の上部に設けられたスプロケットに巻回されて当該フォーク部材を支持するためのチェーンと、上記マスト部材に固定されて昇降部材をマスト部材に対して昇降させる際に、当該昇降部材に設けられたスプロケットに巻回されたチェーンを介してフォーク部材を昇降させる昇降用シリンダ装置とが具備されたフォークリフトにおける上記昇降部材に設けられた連結板と昇降用シリンダ装置のロッド部との連結部構造であって、
    上記ロッド部の先端部に、連結板に形成された貫通穴内に挿脱自在な挿通用小径部を形成するとともに、その小径部の始端面である段部環状支持面から所定距離の位置に抜け止め部材を装着し得る環状溝を形成し、
    且つ上記段部環状支持面から環状溝までの所定距離を、上記ロッド部の挿通用小径部が連結板の貫通穴を挿通されてその環状溝に抜け止め部材が係合された状態で、抜け止め部材と連結板側との間に隙間が形成されるような長さにしたことを特徴とするフォークリフトにおけるシリンダ装置の連結部構造。
  2. 抜け止め部材として、止め輪を用いたことを特徴とする請求項1に記載のフォークリフトにおけるシリンダ装置の連結部構造。
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